JPS6318531Y2 - - Google Patents

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JPS6318531Y2
JPS6318531Y2 JP1981121801U JP12180181U JPS6318531Y2 JP S6318531 Y2 JPS6318531 Y2 JP S6318531Y2 JP 1981121801 U JP1981121801 U JP 1981121801U JP 12180181 U JP12180181 U JP 12180181U JP S6318531 Y2 JPS6318531 Y2 JP S6318531Y2
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JP
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parking brake
signal
vehicle
output signal
sensor
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JP1981121801U
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  • Valves And Accessory Devices For Braking Systems (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
本考案は、パーキングブレーキを作動させた場
合にパーキングブレーキを作動させたまま車両を
発進させるいわゆるブレーキの引きずりや、停車
時におけるパーキングブレーキの作動忘れ、或い
はパーキングブレーキの操作量不足による効きの
甘さから坂道で車両が滑り動くブレーキ操作不良
およびパーキングブレーキ自体の作動不良等を防
止するため、警報によつてパーキングブレーキの
不良、或いは作動忘れを指示することができる車
両用パーキングブレーキの警報装置に関する。 従来からパーキングブレーキを作動させるとそ
の操作によつてパーキングブレーキスイツチをオ
ンさせ、これによりパーキングランプを点灯させ
て、パーキングブレーキを戻し忘れて自動車を発
進させる不具合を回避するためにパーキングブレ
ーキが効きの状態であることを表示するパーキン
グブレーキ警報灯が用いられている。この従来の
パーキングブレーキスイツチはハンドブレーキレ
バーに連動して動作するものであり、パーキング
ブレーキの効きのいかんに拘わらずオン,オフ
し、パーキングブレーキレバーを操作したことに
よつて点灯するので、パーキングブレーキを戻し
忘れて自動車を発進させる不具合は回避すること
ができるが、しかし、パーキングブレーキを効き
の状態にするときに考えられる不具合はこれに限
るものではなく、パーキングブレーキを効きの状
態にすることを忘れた場合を含めて、パーキング
ブレーキの効きが悪い場合にはパーキングブレー
キランプが点灯しているにも拘わらず、車両は坂
道を滑り動く恐れもあり、確実な警報を指示する
ことができないものであつた。 本考案は上述の欠点に鑑み、パーキングブレー
キスイツチと車輪の回転を検出するセンサの信号
を組み合せて判別し、パーキングブレーキを戻し
忘れて効きの状態で発進させた場合に、警報を発
生させるのはいうまでもなく、パーキングブレー
キを効きの状態にすることを忘れた場合を含めて
パーキングブレーキの効きが悪くて車両が動く場
合にも警報を発生することができ、もつて、確実
なパーキングブレーキの警報を行うことができる
車両用パーキングブレーキの警報装置を提供する
ものである。 以下、本考案の一実施例を図面により説明す
る。 第1図は本実施例の制御系を示すもので、車輪
の回転を検出するセンサ1は信号処理部2に接続
してあり、信号処理部2の出力は論理判別回路3
に供給されている。また、4はパーキングレバー
によつて作動されるパーキングブレーキスイツチ
であり、このパーキングブレーキスイツチ4の一
端は接地してあり、他端には充電抵抗5が接続し
てある。前記論理判別回路3は4個のナンドゲー
ト6〜9を用いていわゆる排他的論理和回路から
構成されており、信号処理部2の出力はナンドゲ
ート6および7の各入力端に供給され、パーキン
グブレーキスイツチ4および抵抗5の接続点には
ナンドゲート6および8の各入力端が接続してあ
る。そして、ナンドゲート6の出力端はナンドゲ
ート7および8の各入力端に接続され、各ナンド
ゲート7および8の出力端はナンドゲート9の入
力端に接続してあり、このナンドゲート9の出力
が論理判別回路3の出力信号となつている。この
ナンドゲート9の出力端は抵抗10を介してドラ
イブ部11のトランジスタ12のベースに接続し
てある。トランジスタ12のエミツタは接地して
あり、コレクタには警報表示部としてのランプ1
3を介して電源VBが接続されている。 第2図は前記信号処理部2の構成を詳しく説明
するもので、センサ1は波形整形回路14に接続
され、波形整形回路14は微分回路15を介して
タイマ回路16に接続されている。このタイマ回
路16の出力が信号処理部2の出力信号となつて
いる。 第3図は前記センサ1の構成を示すものであ
る。スピードメータケーブルに従い車輪と同じ回
転数で回転するシヤフト17には薄肉円盤形をし
た検出盤18が固着してあり、この検出盤18の
外周には複数のスリツト19が等間隔で切込まれ
ている。この検出盤18の両側面に接近した位置
には発光ダイオード20とフオトトランジスタ2
1が位置させてあり、発光ダイオード20からの
光はスリツト19を通過してフオトトランジスタ
21に受光されるように対向して配置してある。 次に、本実施例の作用を第4図とともに説明す
る。 パーキングレバーを引かずパーキングブレーキ
スイツチ4がオフの状態では抵抗5を介して電源
が印加されていることからナンドゲート6,8の
各入力端にはハイレベルの信号が入力されてお
り、パーキングブレーキスイツチ4がオンの状態
ではナンドゲート6,8の各入力端にはローレベ
ルの信号が供給されることになる。また、車両が
移動するとスピードメータケーブルを介してシヤ
フト17及び検出盤18は回転し、スリツト19
は発光ダイオード20からの光を周期的に遮断す
ることからフオトトランジスタ21からは光の変
化に応じた量の出力が得られ、その変化は第4図
Aに示す波形となる。このフオトトランジスタ2
1の出力波形はセンサ1の出力として波形整形回
路14に伝えられ、波形整形回路14により第4
図Bに示す矩形波に整形されこの矩形波が微分回
路15に伝達する。微分回路15では第4図Bの
矩形波の立ち上りで微分し、第4図Cで示す微分
波形を発生させこの微分波をタイマ回路16に供
給する。タイマ回路16ではこのCの微分波信号
毎にそのタイマ時間tだけハイレベルの信号を出
力し、微分波信号が周期的に入力すればタイマ回
路16は第4図Dに示す様に連続したハイレベル
の信号を出力し、微分波信号の供給が無くなると
ローレベルの信号を出力することになる。この制
御部2からのハイレベル又はローレベルの信号お
よびパーキングブレーキスイツチ4からのハイレ
ベル又はローレベルの信号は論理判別回路3に入
力され、この論理判別回路3で入力信号の組合せ
を判別してトランジスタ12のベースに信号を供
給する。この判別部3の入力X,Yと出力Zの真
理値表は次の第1表に示される。
【表】 この出力Zがローレベルの時にはトランジスタ
12はオフし、ランプ13は消灯しており、出力
Zがハイレベルの時にはトランジスタ12はオン
し、ランプ13は点灯して異常であることを警報
することになる。前述の第1表における車両の状
況は、(イ)においてはパーキングブレーキを作動さ
せていて車両が停止している状態であり、(ロ)にお
いてはパーキングブレーキを解除して車両が停止
している状態であり、(ハ)においてはパーキングブ
レーキを作動させていて車両が走行している状態
であり、(ニ)ではパーキングブレーキを解除して車
両が走行している状態である。(イ)は正常な状態で
あり、(ロ)は車両が停車してパーキングブレーキを
作動した方が良い場合であり、(ハ)ではブレーキの
効きが甘い場合であり、(ニ)では走行中の状態であ
る。すなわち、入力Y=0(ローレベル)はパー
キングブレーキスイツチ4に基づく出力信号で、
パーキングブレーキが効きの状態にあることを意
味する信号に対応し、入力X=1(ハイレベル)
はセンサ1に基づく出力信号で、車両が移動状態
にあることを意味する信号に対応し、入力Y=1
(ハイレベル)はパーキングブレーキスイツチ4
に基づく出力信号で、パーキングブレーキが効き
の状態にないことを意味する信号に対応し、入力
X=0(ローレベル)はセンサ1に基づく出力信
号で、車両が停止状態にあることを意味する信号
に対応している。なお入力Y=1(ハイレベル)
をパーキングブレーキが効きの状態にあることを
意味する信号に対応させると共に入力Y=0(ロ
ーレベル)をパーキングブレーキが効きの状態に
ないことを意味する信号に対応させる一方におい
て、入力X=0(ローレベル)を車両が移動状態
にあることを意味する信号に対応させると共に入
力X=1(ハイレベル)を車両が移動状態にない
ことを意味する信号に対応させる構成とすること
もできる。この車両の状態とランブ13の動作を
次の第2表によつて示す。
【表】 このように、ランプ13が消灯していれば正常
であり、ランプ13が点灯していれば異常である
ことを警報し、視覚により異常を確認させること
ができる。 本考案は以上説明したように、車両が移動し始
めた状態とパーキングブレーキスイツチとの関係
を考慮した構成としたから、以下に記載する効果
を奏する。 パーキングブレーキが効きの状態にあるとき
に、その解除を忘れて車両を発進させた場合の
引きずり等を警告するための警報を発生するこ
とに加えて、パーキングブレーキを効きの状態
にすることを忘れた場合を含めてそのパーキン
グブレーキの効きが悪いときにも警報すること
ができる。 パーキングブレーキの効きを解除して車両走
行中である場合と、車両停止中でパーキングブ
レーキの効きが正常で車両が移動し始めないよ
うな場合とのいわゆるパーキングブレーキの状
態が正常である場合には、警報しない構成であ
るから、従来と異なりパーキングブレーキの効
きが悪いのにその効きが正常であるとの誤解を
生じない等、異常と正常が容易に判別できて分
りやすい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例である制御系を示す
電気回路図、第2図は同上の信号処理部の構成を
示すブロツク図、第3図はセンサの構成を示す斜
視図、第4図は第2図の各部の波形を示すタイミ
ングチヤートである。 1……センサ、3……論理判別回路、4……パ
ーキングブレーキスイツチ、13……ランプ(警
報表示部)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. パーキングブレーキレバーにより作動されてパ
    ーキングブレーキが効きの状態にあることを意味
    する信号とパーキングブレーキが効きの状態にな
    いことを意味する信号とのいずれか一方にハイレ
    ベルが対応されかつ他方にローレベルが対応され
    た出力信号を発生するパーキングブレーキスイツ
    チが設けられ、車両の移動を検出して車両が停止
    状態にあることを意味する信号と車両が走行状態
    にあることを意味する信号のいずれか一方にハイ
    レベルが対応されかついずれか他方にローレベル
    が対応された出力信号を発生するセンサが設けら
    れ、前記パーキングブレーキスイツチからの出力
    信号と前記センサからの出力信号とが入力され、
    前記パーキングブレーキスイツチからの出力信号
    がパーキングブレーキが効きの状態にあることを
    意味する信号で前記センサからの出力信号が前記
    車両が走行状態にあることを意味する信号である
    ときと、前記パーキングブレーキスイツチからの
    出力信号が前記パーキングブレーキが効きの状態
    にないことを意味する信号で前記センサからの出
    力信号が前記車両が停止状態にあることを意味す
    る信号であるときとのいずれか一方のときに警報
    信号を警報表示部に出力し、かつ、前記パーキン
    グブレーキスイツチからの出力信号が前記パーキ
    ングブレーキが効きの状態にあることを意味する
    信号で前記センサからの出力信号が前記車両が停
    止状態にあることを意味する信号であるときと、
    前記パーキングブレーキスイツチからの出力信号
    が前記パーキングブレーキが効きの状態にないこ
    とを意味する信号で前記センサからの出力信号が
    前記車両が走行状態にあることを意味する信号で
    あるときとのいずれか一方のときに前記警報信号
    の出力を停止するための論理判別を行なう論理判
    別回路が設けられていることを特徴とする車両用
    パーキングブレーキの警報装置。
JP12180181U 1981-08-19 1981-08-19 車両用パ−キングブレ−キの警報装置 Granted JPS5828053U (ja)

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JP12180181U JPS5828053U (ja) 1981-08-19 1981-08-19 車両用パ−キングブレ−キの警報装置

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JPS5828053U JPS5828053U (ja) 1983-02-23
JPS6318531Y2 true JPS6318531Y2 (ja) 1988-05-25

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Families Citing this family (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5024839B2 (ja) * 2010-05-11 2012-09-12 日本輸送機株式会社 電磁ブレーキの制御装置および同装置を搭載した荷役車両

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JPS52115022A (en) * 1976-03-22 1977-09-27 Toyota Motor Corp Device for warning brake command in automobile
JPS55119553A (en) * 1979-03-05 1980-09-13 Aisin Seiki Co Ltd Alarm for missing of parking brake release

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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