JPS63184274A - モジユラ−プラグ用アダプタ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［技術分野］ 本発明は、モジュラージャックのプラグ挿入口に着脱自
在に挿入される既製のモノニラ−プラグに結合されるモ
ジュラ−プラグ用アダプタに関するものである。

［背景技術］ 一般にモジュラージャックのプラグ挿入口に着脱自在に
挿入されるモジュラ−プラグは、挿入方向においてプラ
グ本体のモジュラージャック側の一端部から他ｒａ部に
向かってプラグ本体との距離を広げるように突出する操
作レバーを備えている。

操作レバーには係合部が形成されており、モジュラ−ジ
ャックに挿入されたときに、こり係合部がプラグ挿入口
の開口周縁に係合することにより、モノニラ−ジャック
に保持されるのであり、また、操作レバーの先端部をプ
ラグ本体側に近付けるように外力を加えることで、係合
状態が解除されるようになっている。

ところで、このようなモジュラ−プラグをモジュラージ
ャックに装着した状態では、一般に操作レバーのモジュ
ラージャックからの突出量が小さく、操作レバーの操作
がやりにくいという問題があり、また、正面からモノニ
ラ−プラグが挿入される形式のモジュラ−ジャックにお
いては、操作レバーが下側となるように装着されるから
、一層操作がやりにくくなっている。さらに、操作レバ
ーが下側に位置しており、位置がわがりにくいから、む
りに抜こうとして係合部を破損してしまうこともある。

［発明の目的］ 本発明は上述の点に鑑みて為されたものであって、その
目的とするところは、既製のモジュラ−プラグに装着し
て操作レバーの操作を容易にするモジュラ−プラグ用ア
ダプタを提供することにある。

［発明の開示１ （梢戒） 本発明に係るモジュラープラグ用アダプタは、モジュラ
ージャックのプラグ挿入口に係合するとともに、プラグ
本体より突出する操作レバーを押圧することにより係合
状態が解除される既製のモノニラ−プラグに装着される
アダプタであって、モノニラ−プラグのケーブル引出部
に接合されケーブルが挿通されるアダプタ本体を備え、
アダプタ本体の外側面には操作レバーの先！＠部に当接
するとともに外力を作用させることにより操作レバーを
押圧してモジュラ−プラグとモジュラージャックとの係
合状態を解除する解除レバーが設けられて成るものであ
り、モジュラ−ジャックからの突出量の小さい操作レバ
ーを押圧する解除レバーを有したアダプタ本体をモノニ
ラ−プラグに装着することにより、操作レバーの操作を
容易にしたものである。

（実施例１） Ｗ４２図およ（／１ｊＳ３図に示すように、モジュラ−
プラグ１０は、モジュラージャックのプラグ挿入口への
挿入方向におけるプラグ本体１１の一端部からｆｌ１ｍ
部に向かってプラグ本体１１との距離を広げるように突
出する操作レバー１２を備えている。操作レバー１２は
基部が先端部よりも広幅となっており、中間部の両側に
係合段部１３が形成される。この係合段部１３はプラグ
挿入口の開口周縁に係合してモジュラ−プラグ１０をモ
ノニラ−ジャックに保持するのであり、操作レバー１２
の先端部をプラグ本体１１側に近付けることにより、そ
の係合状態を解除できるようになっている。

プラグ本体１１には複数の接続＠１４が形成されており
、各接続溝１４内にはモジュラ−ジャックの接触ピンに
接続される接触子がそれぞれ臨んでいる。接触子にはケ
ーブル１５が接続されるのであって、ケーブル１５は操
作レバー１２の先端部側に対応するプラグ本体１１の一
面から引き出される。

ところで、このモジュラ−プラグ１ｏのケーブル１５の
引出部には操作レバー１２の操作を容易にするアダプタ
１が装着される。アダプタ１は、第１図に示すように、
合成樹脂等の可視性材料で形成されたボディ２とカバー
３とを薄肉のヒンジ部４で連結したアダプタ本体５を備
え、ヒンジ部４とは反対側の側縁でボディ２とカバー３
とに形成された固定孔２１．２２に固定ねじ２３を螺入
することにより、ボディ２とカバー３とが結合されてい
る。ボディ２の内周面にはアダプタ本体５にケーブル１
５を挿通するためのケーブル挿通溝２４が形成されてお
り、ケーブル挿通溝２４の中間部には張力止め凹所２５
が形成されている。一方、カバー３の内周面には張力止
め凹所２５に対応する位置に張力止め凸部２６が形成さ
れている。

したがって、ボディ２とカバー３とを結合した状態で、
第１図に示すように、ケーブル１５が張力止め凸部２６
に押圧されて張力止め凹所２５内で屈曲し、ケーブル１
５の張力止めがなされるようになっている。ボディ２の
下面にはモジュラ−プラグ１０の挿入方向においてモジ
ュラージャックとは反対側の一端部から他端邪に向がっ
てアゲブタ本体５との距離を広げるように突出する解除
レバー６が形成されている。解除レバー６は弾性を有し
ており、解除レバー６の先端部をアダプタ本体５に近付
けると復帰力が作用するようになっている。この解除レ
バー６はアダプタ本体５をモノニラ−プラグ１０に装着
した状態で、操作レバー１２の先端部の下側に位置する
ようになっており、解除レバー６の先端部をアダプタ本
体５に近付けるように（つまり上方に）押圧すると、同
時に操作レバー１２の先端部がプラグ本体１１に近付き
、モノニラ−ジャックへの係合状態が解除されるように
なっている。アダプタ本体５におけるモノニラ−プラグ
１０側の端面には全周に亘る段部２７が形成されており
、この段部２７内にモノニラ−プラグ１０の端部が装着
されるようになっている。

アゲブタ本体５内ではケーブル１５の張力止めがなされ
ているから実質的にモジュラ−プラグ１０にアダプタ本
体５が結合されているのと同等であるが、アダプタ本体
５をモジュラ−ジャックに対して引張るとケーブル１５
に張力が作用するから、必要に応じてモジュラ−プラグ
１０とアダプタ本体５とを接着剤を用いたり熱着により
固着してもよい。

以上の構成により、モジュラ−プラグ１０をモノニラ−
ジャックに装着するときには、従来と同様にモノエラー
プラグ１０をモジエラージャックのプラグ挿入口に挿入
すればよいのであり、一方、モジュラ−プラグ１０を抜
くときには、アダプタ１に設けた解除レバー６を押圧す
れば、モジュラ−プラグ１０とモジュラ−ジャックとの
係合状態が解除されるのである。ここで、解除レバー６
はモジエラージャックの外側に設けられており、十分な
大きさを有しているから、操作が容易であり、しかも既
製のモノニラ−プラグ１０に装着して使用できるから、
特別仕様のモジエラープラグ１０を構成する必要がない
のである。

（実施例２） 本実施例では実施例１の構成に加えて、第４図および第
５図に示すように、アダプタ本体５を囲む操作カバー７
を設けたものであり、操作カバー７に側面から外力を作
用させることにより、解除レバー６を上方に移動させる
ようにしたものである。

操作カバー７は、合成樹脂のような可撓性材料により形
成されており、アゲブタ本体５の上面と両側面とを包む
とともに、アダプタ本体５の下面において解除レバー６
の両側部下面に当接する押圧片８を備えた形状に形成さ
れている。また、アゲブタ本体５の両側面に対応する部
分は下方はどアダプタ本体５との間隙を広げるように若
干傾斜している。したがって、操作カバー７の両側面か
ら押圧力を作用させると、操作カバー７の下部がアダプ
タ本体Ｓ側に移動するようになっている。

このように、操作カバー７の下部をアダプタ本体５に近
付ければ、抑圧片８の先端部は上方に移動することにな
るから、押圧片８に押圧されて解除レバー６が上方に移
動し、その結果、モノニラ−プラグ１０の操作レバー１
２が上方に移動してモノニラ−ジャックとの係合状態が
解除されるのである。ここに、解除レバー６のストロー
クを大きくとる必要があるときには、押圧片８において
解除レバー６に当接する部位を、抑圧片８の先端部はど
下方に傾斜する傾斜面とすればよい。

本実施例においては、アダプタ本体５を構成するボディ
２とカバー３とが別体となっているが、両者は接着剤や
熱着によって固着されているのであり、また、クープル
１５に対する張力止めをなす構成を設けていないが、モ
ジュラ−プラグ１０にアダプタ本体５を固着することに
より、張力止めを不要としているのである。さらに、実
施例１と同様の構成であっても本実施例の操作カバー７
が適用できるのはもちろんのことである。

［発明の効果］ 本発明は上述のように、モノニラ−ジャックのプラグ挿
入口に係合するとともに、プラグ本体より突出する操作
レバーを押圧することにより係合状態が解除される既製
のモジュラ−プラグに装着されるアダプタであって、モ
ジュラ−プラグのケーブル引出部に接合されケーブルが
挿通されるアダプタ本体を備え、アダプタ本体の外側面
には操作レバーの先端部に当接するとともに外力を作用
させることにより操作レバーを押圧してモジュラ−プラ
グとモジエラージャックとの係合状態を解除する解除レ
バーが設けられて成るものであり、モジエラージャック
からの突出量の小さい操作レバーを押圧する解除レバー
を有したアゲブタ本体をモジュラ−プラグに装着してい
るから、解除レバーを操作することにより、操作レバー
の操作ができるのであり、解除レバーがモノエラーノヤ
ックから十分に露出していることにより、操作が容易に
なる利点がある。しかも、既製のモノニラ−プラグに装
着して使用するから、特別なモノニラ−プラグを必要と
しないという利点を有するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例１を示す斜視図、第２図は同上
の使用状態を示す斜視図、第３図は同上の使用状態を示
す断面図、第４図は本発明の実施例２を示す分解斜視図
、第５図は同上の使用状態を示す斜視図である。 １はアダプタ、５はアダプタ本体、６は解除レバー、１
０はモンエラープラグ、１１はプラグ本体、１２は操作
レバーである。 代理人　弁理士　石　１）艮　七 第１図 １．１１ｚ５　２５

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）モジュラージャックのプラグ挿入口に係合すると
   ともに、プラグ本体より突出する操作レバーを押圧する
   ことにより係合状態が解除される既製のモジュラープラ
   グに装着されるアダプタであって、モジュラープラグの
   ケーブル引出部に接合されケーブルが挿通されるアダプ
   タ本体を備え、アダプタ本体の外側面には操作レバーの
   先端部に当接するとともに外力を作用させることにより
   操作レバーを押圧してモジュラープラグとモジュラージ
   ャックとの係合状態を解除する解除レバーが設けられて
   成ることを特徴とするモジュラープラグ用アダプタ。