JPS63182956A - フアクシミリ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 原稿の読取りと操作処理（オペレーション処理）とを平
行して処理するファクシミリ装置であって、 原稿がセットされると読取りを即時開始し、読取った画
像データを一旦蓄積用メモリに蓄積する。

オペレーション処理が終了し処理内容が決定すると、蓄
積された画像データを処理して指定の原稿処理を行う。

〔産業上の利用分野〕

本発明はファクシミリ装置の改良に関する。

近年、ファクシミリ装置の多機能化が推進され、キー操
作（オペレーション）が複雑化しつつある。

このため、キー操作後に原稿を読取るファクシミリ装置
では使用効率が悪くなるという問題点があり、これを解
決したファクシミリ装置が求められている。

〔従来の技術〕

第５図にファクシミリ装置概略ブロック図、第６図に動
作フローチャート図を示す。

第５図に示すファクシミリ装置は、原稿を読取るととも
に送信する送信機能と、読取ったデータを蓄積用メモリ
６に蓄積した後所定時間後に送信するファイル送信機能
と、原稿を複写（コピー）する機能とを備えたものであ
り、 原稿を１ラインごと走査読取る読取部１、圧縮復元回路
２、モデム、網制御回路等を備える送受信部３、記録部
４、読取った画像データを一旦退避（セーブ）する画像
データメモリ５、圧縮した画像データ（以下圧縮データ
）を蓄積する蓄積用メモリ６、表示部７、キー人力部９
および上記各部を制御する制御部８等より構成されてい
る。

このファクシミリ装置を使用する場合、まずキー人力部
９より、処理内容（送信、コピー、ファイル送信）、処
理条件（相手先電話番号、識別番号、コピ一枚数等）を
入力するが、このキー人力に対するオペレーション処理
が終了した後、セントされている原稿３０が読取られ所
定の処理が開始される。

第６図はオペレーション処理および送信、コピー、ファ
イル送信の各実行処理を示したもので、第５図に■〜■
で対応を示している。

〔オペレーション処理〕

（１）キー人力が有ると、その内容を表示部７に表示し
、前述した処理内容、処理条件の入力を処理した後、原
稿３０のセントを確認し、原稿の読取り、実行処理を開
始する。■ 〔原稿読取り処理１実行処理〕 （送信処理） （２）相手先装置を呼出し回線を接続する。

（３）原稿を読取り、画像データメモリ５にセーブする
。■ （４）画像データメモリ５のデータを圧縮復元回路２で
圧縮する。■ （５）圧縮したデータを送受信部３を介して送信する。

■ （コピー処理） （６）原稿を読取り、画像データメモリ５にセーブする
。■ （７）　　画像データメモリ５のデータを記録部４に出
力し記録する。

（ファイル入力処理） （８）原稿を読取り、画像データメモリ５にセーブで圧
縮する。■ αの　圧縮したデータを蓄積用メモリ６に蓄積する。

■ 以上のごとく、オペレーション処理後に、原稿の読取り
を開始し、指定の処理を実行している。

〔発明が解決しようとする問題点〕

以上説明したように、従来のファクシミリ装置は処理内
容、処理条件等のオペレーション処理後に、原稿の読取
りが開始され、所定の処理が実行されていた。

このため、機能の多様化とともにキー人力操作に時間が
かかると、ファクシミリ装置が効率的に使用できないと
いう問題点がある。

本発明は、上記問題点に鑑み、オペレーション処理と原
稿読取り処理とを平行して行うファクシミリ装置を提供
することを目的とするものである。

〔問題点を解決するための手段〕

上記目的のため、本発明のファクシミリ装置は、第１図
本発明の原理説明図に示すように、原稿（３０）のセン
トを確認したとき該原稿（３０）の読取り開始を指示す
るとともに、処理情報（５１）が入力されたとき前記読
取り動作と平行して操作処理手段（３２）を動作せしめ
る平行処理手段（３３）と、 読取った該原稿の画像データ（６０）を蓄積用メモリ　
（６）に転送する転送制御手段（３５）と、該原稿に対
する操作処理が終了したとき、該処理情報（５１）に基
づき蓄積された該画像データ（６０）を処理する原稿処
理手段（３４）とを設けたものである。

〔作用〕

原稿がセットされると読取りを開始し、読取った画像デ
ータを圧縮した後蓄積用メモリ６に蓄積する。

上記原稿読取り処理中に処理情報５１が入力されると原
稿読取り処理と平行して処理され、操作入力が終了し処
理内容が決定したとき、蓄積用メモリ６に蓄積された画
像データ（圧縮データ）を続出して所定の処理を行う。

以上のごとく、同程度の処理時間を必要とするオペレー
ション処理と原稿読取り処理とを平行して行うため、フ
ァクシミリ装置の使用時間が短縮され、使用効率が改善
される。

Ｃ実施例〕 本発明の実施例を第２図〜第４図を参照しつつ説明する
。

本実施例は、送信機能、コピー機能、ファイル送信機能
を持つファクシミリ装置を例としたもので、第２図に本
発明の効果を表す図、第３図に実施例のファクシミリ装
置ブロック図、第４図に動作フローチャート図を示す。

第３図において、 １１はプロセッサユニットＭＰＵｌ０が実行する処理プ
ログラムを格納したリードオンリメモリＲＯＭ。

１２は処理プログラムワーク用メモリＲＡＭ。

１８はローカルバス制御回路で、プロセッサユニットＭ
ＰＵｌ０よりコマンドを送ることにより、ローカルバス
１０１内のデータ転送を制御する。

２０は原稿台に原稿３０がセットされたか否かを検出す
る原稿センサ、 ２１は読取り終了を検出する読取り終了センサ、１３は
原稿セットフラグ、 １４は読取り終了フラグ、 １０は主制御部を構成するプロセッサユニットＭＰＵ。

であり、その他企図を通じて同一符号は同一対象物を表
す。

上記構成において、ＲＯＭＩＩに格納されている処理プ
ログラムは、第３図に示す各部を制御するとともに、平
行処理手段（３３）　、転送制御手段（３５）および原
稿処理手段（送信処理手段、コピー処理手段、ファイル
送信処理手段）を備えるもので、ＭＰＵｌ０によって実
行される。

以下、動作を第４図（ａｌ、　（ｂｌに従って説明する
。

〔平行処理動作〕第４図（ａ）参照 （原稿をセットしてキー人力する場合）（１１原稿セン
サ２０をサーチし、原稿セットを確認して原稿セットフ
ラグ１３をオンとし、読取り開始を指示する。（イ） （２）原稿３０の読取りが開始され、読取った画像デー
タ６０は１ラインごと画像データメモリ５にセーブされ
、圧縮復元回路２で圧縮された後蓄積用メモリ６に蓄積
される。

この読取り動作は原稿３０の読取り終了まで継続され、
読取り終了後読取り終了フラグ１４がセットされる。　
（ロ）〜（ホ） 但し、後述するように、コピー処理の場合は転送径路が
変更される。

（３）　　この間キー人力があればこれを表示するとと
もに処理内容を判別し、処理内容が決定したとき、原稿
セットフラグ１３がオンであるから、読取り状態の如何
にかかわらず、後述する所定の処理を実行する。（へ）
（ト）（ヌ） （４）読取り終了後もキー人力がなければキー人力待ち
となる。（へ）〜（オ） （キー人力後に原稿セットの場合） （１）キー人力があればこれを表示するとともに、原稿
セントか否かをサーチする。（イ）〜（ト）〜（ル） （２）キー人力中に原稿３０がセットされると、読取り
を開始し、処理内容決定後に所定の処理を開始する。　
（ロ）〜（ヌ） （３）処理内容決定後も原稿セットがなければ、原稿セ
ント待ちとなる。（イ）〜（ハ）〜（ト）〜（ル） 以上のごとく、原稿３０がセントされると読取りが開始
され、その間キー人力があればこれを処理し、処理内容
決定次第所定の処理を開始する。

〔実行処理〕第４図（ｂｌ参照 （送信処理） （１）相手先ファクシミリ装置と回線を接続する。

（２）蓄積用メモリ６に蓄積された圧縮データ６１を送
受信部３を介して送信する。

（３）読取り終了フラグ１４がオンで且つ蓄積用メモリ
６に圧縮データ６１がなければ処理を終了する。

（４）上記送信処理中、原稿３０の読取り終了まで、１
ラインごと読取り圧縮した後、蓄積用メモリ６に格納す
る。

（コピー処理） ｆｉｌ　　蓄積用メモリ６の圧縮データ６１を圧縮復元
回路２で復元し画像データメモリ５にセーブする。

（２）復元した画像データを記録部４に出力し、記録せ
しめる。

（３）蓄積用メモリ６の圧縮データ６１の記録を終了し
たとき読取り未終了ならば、■ラインごと画像データメ
モリ５にセーブした後記録部４に出力して記録する。

この場合は蓄積用メモリ６は経由しない。

（ファイル入力処理） 読取り未終了ならばそのまま読取りを継続し、読取り終
了後ファイル入力処理を終了する。

なお、蓄積後の圧縮データ６１は、所定時間後または相
手先の要求によって送信を開始する。

以上のごとく、原稿３０をセットすると読取りを開始し
て蓄積用メモリ６に蓄積し、処理内容決定後に蓄積され
たデータに所定の処理を施すため、原稿読取りと入力処
理とを平行処理することが可能となり、ファクシミリ装
置の占有時間を短縮することができる。

なお、第２図は本発明の効果を示したもので、原稿読取
り時間〉オペレーション処理時間のときは読取り時間が
短縮され、 読取り時間〈オペレーション処理時間の場合はオペレー
ション処理後ただちに所定の処理が実行されるごとを示
している。

〔発明の効果〕

上記詳細に説明したように、本発明は、原稿の読取り処
理とオペレーション処理とを平行処理するファクシミリ
装置を提供するものであるから、全動作時間を短縮する
ことができ、ファクシミリ装置の使用効率が改善される
効果は極めて多大である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の原理説明図、 第２図は本発明の効果を表す図、 第３図は実施例のファクシミリ装置ブロック図、第４図
（ａｌは平行処理動作フローチャート図、第４図（ｂ）
は実行処理動作フローチャート図、第５図はファクシミ
リ装置概略ブロック図、第６図は従来の動作フローチャ
ート図、３は送受信部、　　　　４は記録部、 ５は画像データメモリ、６は蓄積用メモリ、７は表示部
、　　　　　８は制御部、 ９はキー人力部、 １０はプロセッサユニットＭＰＵ。 １１はリードオンリメモリＲＯＭ、 １２は処理プログラムワーク用メモリＲＡＭ、１３は原
稿セットフラグ、 １４は読取り終了フラグ、 １８はローカルバス制御回路、 ２０は原稿センサ、 ２１は読取り終了センサ、 ３０は原稿、　　　　　３１は読取り手段、３２は操作
処理手段、　３３は平行処理手段、３４は原稿処理手段
、　３５は転送制御手段、５１は処理情報、　　　　６
０は画像データ、６１は圧縮データ、　　　１０（ｌは
システムバス、１０１はローカルバス、 である。 第１図 （１）オペレーション処理時間〈原稿読取り時間の場合
を表す図（＋１）オペレーション処理時間〉原稿読取り
時間の場合を表す図本発明の効果を表す図 実施例のファクシミリ装置ブｏ、、り図第３図 八 平行処月）屓乍フローチャート図 第４図（ａｌ ９キ一人力部 ファクシミリ装置概略ブロック図 第５図 従来の動作フローチャート図　　　ト←５　　　　　　
　　　　　　　　　　−第６図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 原稿（３０）を読取る読取り手段（３１）と、該原稿（
   ３０）の処理方法を指定する処理情報（５１）の入力操
   作を処理する操作処理手段（３２）と、画像データを蓄
   積する蓄積用メモリ（６）とを備えたファクシミリ装置
   において、 原稿（３０）のセットを確認したとき該原稿（３０）の
   読取り開始を指示するとともに、該処理情報（５１）が
   入力されたとき前記読取り動作と平行して該操作処理手
   段（３２）を動作せしめる平行処理手段（３３）と、 読取った該原稿の画像データ（６０）を該蓄積用メモリ
   （６）に転送する転送制御手段（３５）と、該原稿に対
   する操作処理が終了したとき、該処理情報（５１）に基
   づき蓄積された該画像データ（６０）を処理する原稿処
   理手段（３４）と を設けたことを特徴とするファクシミリ装置。