JPS63182360A - ゴム変性スチレン系樹脂組成物 - Google Patents
ゴム変性スチレン系樹脂組成物Info
- Publication number
- JPS63182360A JPS63182360A JP1413387A JP1413387A JPS63182360A JP S63182360 A JPS63182360 A JP S63182360A JP 1413387 A JP1413387 A JP 1413387A JP 1413387 A JP1413387 A JP 1413387A JP S63182360 A JPS63182360 A JP S63182360A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rubber
- weight
- parts
- rubbery polymer
- average particle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 239000011342 resin composition Substances 0.000 title claims description 12
- 125000003011 styrenyl group Chemical class [H]\C(*)=C(/[H])C1=C([H])C([H])=C([H])C([H])=C1[H] 0.000 title abstract 3
- 229920001971 elastomer Polymers 0.000 claims abstract description 47
- 239000002245 particle Substances 0.000 claims abstract description 47
- 229920001890 Novodur Polymers 0.000 claims description 17
- 150000002222 fluorine compounds Chemical class 0.000 claims description 13
- 239000000203 mixture Substances 0.000 claims description 4
- 229920005989 resin Polymers 0.000 abstract description 19
- 239000011347 resin Substances 0.000 abstract description 19
- 229920001774 Perfluoroether Polymers 0.000 abstract 1
- NBVXSUQYWXRMNV-UHFFFAOYSA-N fluoromethane Chemical compound FC NBVXSUQYWXRMNV-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract 1
- UJMWVICAENGCRF-UHFFFAOYSA-N oxygen difluoride Chemical compound FOF UJMWVICAENGCRF-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract 1
- 239000005060 rubber Substances 0.000 description 29
- PPBRXRYQALVLMV-UHFFFAOYSA-N Styrene Chemical compound C=CC1=CC=CC=C1 PPBRXRYQALVLMV-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 18
- 239000008188 pellet Substances 0.000 description 16
- 238000000034 method Methods 0.000 description 11
- YNQLUTRBYVCPMQ-UHFFFAOYSA-N Ethylbenzene Chemical compound CCC1=CC=CC=C1 YNQLUTRBYVCPMQ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 10
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 10
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 9
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 8
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 7
- 239000010702 perfluoropolyether Substances 0.000 description 7
- 238000006116 polymerization reaction Methods 0.000 description 7
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 6
- 239000002994 raw material Substances 0.000 description 5
- 238000009835 boiling Methods 0.000 description 4
- 229920000642 polymer Polymers 0.000 description 4
- ZMXDDKWLCZADIW-UHFFFAOYSA-N N,N-Dimethylformamide Chemical compound CN(C)C=O ZMXDDKWLCZADIW-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 3
- 239000006185 dispersion Substances 0.000 description 3
- 239000010419 fine particle Substances 0.000 description 3
- 229920002857 polybutadiene Polymers 0.000 description 3
- 238000003756 stirring Methods 0.000 description 3
- 239000002253 acid Substances 0.000 description 2
- 150000001875 compounds Chemical class 0.000 description 2
- 150000003440 styrenes Chemical class 0.000 description 2
- YMRMDGSNYHCUCL-UHFFFAOYSA-N 1,2-dichloro-1,1,2-trifluoroethane Chemical compound FC(Cl)C(F)(F)Cl YMRMDGSNYHCUCL-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 241000894006 Bacteria Species 0.000 description 1
- 239000004793 Polystyrene Substances 0.000 description 1
- XUIMIQQOPSSXEZ-UHFFFAOYSA-N Silicon Chemical compound [Si] XUIMIQQOPSSXEZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000000740 bleeding effect Effects 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 239000003792 electrolyte Substances 0.000 description 1
- 230000002349 favourable effect Effects 0.000 description 1
- -1 fluorocarbon compound Chemical group 0.000 description 1
- 238000005469 granulation Methods 0.000 description 1
- 230000003179 granulation Effects 0.000 description 1
- 238000009863 impact test Methods 0.000 description 1
- 239000011159 matrix material Substances 0.000 description 1
- 239000003505 polymerization initiator Substances 0.000 description 1
- 229920002223 polystyrene Polymers 0.000 description 1
- 239000010703 silicon Substances 0.000 description 1
- 229910052710 silicon Inorganic materials 0.000 description 1
- 150000003377 silicon compounds Chemical class 0.000 description 1
- 239000002904 solvent Substances 0.000 description 1
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Graft Or Block Polymers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、表面光沢と耐衝撃性の両者において優れてい
るゴム変性スチレン系樹脂組成物に関するものである。
るゴム変性スチレン系樹脂組成物に関するものである。
[従来の技術]
スチレン系樹脂の耐衝撃性能を改善する方法としては一
般に樹脂中にゴム成分を含有せしめることが行われてお
り、ゴム変性スチレン系樹脂として製造されている。
般に樹脂中にゴム成分を含有せしめることが行われてお
り、ゴム変性スチレン系樹脂として製造されている。
しかしながら、製品の需要分野が拡大するのに伴い、単
に耐衝撃性が要求されるだけでなく、表面光沢の良いも
のも要求されるようになってきた。
に耐衝撃性が要求されるだけでなく、表面光沢の良いも
のも要求されるようになってきた。
このため、ゴム変性スチレン系樹脂の表面光沢を改善す
るのを目的として、例えば樹脂中のゴム含有量を減少さ
せたり、樹脂中で分散相をなすゴム成分の粒子径を小さ
くする等の方法が提案されているが、これらの方法によ
ると、樹脂の外観の向上、すなわち表面光沢の改善に伴
って、他の性能、特に耐衝撃性が低下する等の問題が生
じる。
るのを目的として、例えば樹脂中のゴム含有量を減少さ
せたり、樹脂中で分散相をなすゴム成分の粒子径を小さ
くする等の方法が提案されているが、これらの方法によ
ると、樹脂の外観の向上、すなわち表面光沢の改善に伴
って、他の性能、特に耐衝撃性が低下する等の問題が生
じる。
また、スチレン系樹脂の耐衝撃性を改善する方法として
、スチレン系樹脂に有機硅素化合物(シリコンオイル)
を添加したり、あるいは、ABSに対して特定のパーフ
ルオロアルカン酸化合物を添加し、耐衝撃性を改善する
方法も提案されている(特開昭49−109,438号
公報及び特開昭55−34,293号公報)が、これら
の方法による効果もいまだ不十分である。
、スチレン系樹脂に有機硅素化合物(シリコンオイル)
を添加したり、あるいは、ABSに対して特定のパーフ
ルオロアルカン酸化合物を添加し、耐衝撃性を改善する
方法も提案されている(特開昭49−109,438号
公報及び特開昭55−34,293号公報)が、これら
の方法による効果もいまだ不十分である。
[発明が解決しようとする問題点]
従って、本発明の目的は、単に耐衝撃性に優れているだ
けでなく、表面光沢においても優れているゴム変性スチ
レン系樹脂組成物を提供することにある。
けでなく、表面光沢においても優れているゴム変性スチ
レン系樹脂組成物を提供することにある。
[問題点を解決するための手段]
すなわち、本発明は、ゴム状重合体を分散粒子として含
有するゴム変性スチレン系樹脂組成物において、(a)
この組成物中にゴム状重合体を3〜12重量%含有し、
この分散粒子の平均粒径が0゜5〜1.5μmであり、
(b)25℃における表面張力が25 dyne/ c
m以下である弗素化合物部を0゜001〜0.3重量%
含有しているゴム変性スチレン系樹脂組成物である。
有するゴム変性スチレン系樹脂組成物において、(a)
この組成物中にゴム状重合体を3〜12重量%含有し、
この分散粒子の平均粒径が0゜5〜1.5μmであり、
(b)25℃における表面張力が25 dyne/ c
m以下である弗素化合物部を0゜001〜0.3重量%
含有しているゴム変性スチレン系樹脂組成物である。
ゴム変性スチレン系樹脂のゴム状重合体の分散粒子の平
均粒径は、通常0.2〜10μmの範囲であるが、本発
明のゴム変性スチレン系樹脂組成物においては0.5〜
1.5μm、好ましくは0゜8〜1.3μ而の範囲にす
る必要がある。この樹脂中のゴム状重合体の分散粒子の
平均粒径が0゜5μmより小さいと本発明による改善効
果が小さくなって充分な耐衝撃性を得ることができなく
なり、また、1.5μmを越えると樹脂の表面光沢が著
しく低下する。
均粒径は、通常0.2〜10μmの範囲であるが、本発
明のゴム変性スチレン系樹脂組成物においては0.5〜
1.5μm、好ましくは0゜8〜1.3μ而の範囲にす
る必要がある。この樹脂中のゴム状重合体の分散粒子の
平均粒径が0゜5μmより小さいと本発明による改善効
果が小さくなって充分な耐衝撃性を得ることができなく
なり、また、1.5μmを越えると樹脂の表面光沢が著
しく低下する。
ここにいうゴム状重合体の分散粒子とは、ゴム状重合体
、ゴムにグラフト結合しているスチレン系樹脂、及び/
又はグラフト結合していないスチレン系樹脂を内包して
いるものをいう。かかる分散粒子の平均粒径は、任意の
方法を用いて調整することができ、例えば、製造工程に
おける撹拌強度、生成した重合体の分子量、分子量調節
剤の伍、溶剤の量、用いるゴム状重合体の分子量あるい
はその構造、その溶液粘度、あるいは重合開始剤の間や
種類等を変更することにより調節可能である。
、ゴムにグラフト結合しているスチレン系樹脂、及び/
又はグラフト結合していないスチレン系樹脂を内包して
いるものをいう。かかる分散粒子の平均粒径は、任意の
方法を用いて調整することができ、例えば、製造工程に
おける撹拌強度、生成した重合体の分子量、分子量調節
剤の伍、溶剤の量、用いるゴム状重合体の分子量あるい
はその構造、その溶液粘度、あるいは重合開始剤の間や
種類等を変更することにより調節可能である。
さらにはゴム状重合体の分散粒子径の異なる複数の樹脂
を混合することにより調節することもできる。 本発明
において、ゴム変性スチレン系樹脂組成物中のゴム状重
合体の含有量は、3〜12重M%、好ましくは5〜11
重量%、より好ましくは6〜10重量%の範囲である。
を混合することにより調節することもできる。 本発明
において、ゴム変性スチレン系樹脂組成物中のゴム状重
合体の含有量は、3〜12重M%、好ましくは5〜11
重量%、より好ましくは6〜10重量%の範囲である。
ゴム状重合体の含有量が3重量%以下では本発明の効果
は不十分でおり、また、ゴム状重合体の含有量の増加に
伴って樹脂の耐衝撃性は向上するが、12重量%を越え
ると本発明の効果の発現が頭打ちになる。
は不十分でおり、また、ゴム状重合体の含有量の増加に
伴って樹脂の耐衝撃性は向上するが、12重量%を越え
ると本発明の効果の発現が頭打ちになる。
本発明で用いる弗素化合物部は、25℃における表面張
力が25 dine/ cm以下、好ましくは20dy
ne/cm以下、より好ましくは19 dyne/ c
m以下のでなければならない。表面張力が大きすぎると
樹脂に対する分散性が低下し、本発明の効果の発現が不
十分となる。弗素化合物部の沸点は特に限定するもので
はないが、大気圧下における沸点が180℃以上、好ま
しくは200℃以上、より好ましくは240℃以上であ
るものである。沸点が低くなると、製造工程中あるいは
成形時に散逸する量が増加し、経済的に不利である。こ
れらの弗素化合物部としては、フルオロカーボン化合動
部やパーフルオロポリエーテル油等が好ましい。
力が25 dine/ cm以下、好ましくは20dy
ne/cm以下、より好ましくは19 dyne/ c
m以下のでなければならない。表面張力が大きすぎると
樹脂に対する分散性が低下し、本発明の効果の発現が不
十分となる。弗素化合物部の沸点は特に限定するもので
はないが、大気圧下における沸点が180℃以上、好ま
しくは200℃以上、より好ましくは240℃以上であ
るものである。沸点が低くなると、製造工程中あるいは
成形時に散逸する量が増加し、経済的に不利である。こ
れらの弗素化合物部としては、フルオロカーボン化合動
部やパーフルオロポリエーテル油等が好ましい。
本発明において、上記弗素化合物部の添加量はゴム変性
スチレン系樹脂組成物の全量に対して、0.001〜0
.3重世%、好ましくは0.002〜0.2重量%、よ
り好ましくは0.005〜0.2重里%の範囲である。
スチレン系樹脂組成物の全量に対して、0.001〜0
.3重世%、好ましくは0.002〜0.2重量%、よ
り好ましくは0.005〜0.2重里%の範囲である。
弗素化合物部の添加量が0.001重量%より少ないと
耐衝撃性の改善効果が低くなり、また、0.3重量%よ
り多くなるとこの弗素化合物部を添加する効果が頭打ち
になるだけでなく、樹脂を成形物としたときに成形物表
面にブリードして外観不良をきたす等の問題を生じる場
合がある。
耐衝撃性の改善効果が低くなり、また、0.3重量%よ
り多くなるとこの弗素化合物部を添加する効果が頭打ち
になるだけでなく、樹脂を成形物としたときに成形物表
面にブリードして外観不良をきたす等の問題を生じる場
合がある。
本発明のゴム変性スチレン系樹脂組成物の製造において
、弗素化合物部はその製造工程の任意の段階で添加する
ことができる。例えば、重合を行う前の原料に対して添
加してもよく、重合途中の重合液に添加してもよく、ま
た、重合終了後の造粒工程で添加してもよく、さらに、
混練機を用いて添加したり、成形機において添加したり
することができ、これにより本発明の組成物が形成され
る。重合終了後における添加方法として、例えば高濃度
の弗素化合物部を含有するスチレン系樹脂又はゴム変性
スチレン系樹脂の少量と、ゴム変性スチレン系樹脂の多
層とを混合する方法を用いてもよい。
、弗素化合物部はその製造工程の任意の段階で添加する
ことができる。例えば、重合を行う前の原料に対して添
加してもよく、重合途中の重合液に添加してもよく、ま
た、重合終了後の造粒工程で添加してもよく、さらに、
混練機を用いて添加したり、成形機において添加したり
することができ、これにより本発明の組成物が形成され
る。重合終了後における添加方法として、例えば高濃度
の弗素化合物部を含有するスチレン系樹脂又はゴム変性
スチレン系樹脂の少量と、ゴム変性スチレン系樹脂の多
層とを混合する方法を用いてもよい。
[作 用]
本発明においてその効果が発現する理由は明らかではな
いが、弗素化合物論は一般にスチレン系重合体と相溶性
が悪い場合が多く、本発明のゴム変性スチレン系樹脂組
成物においては、弗素化合物論が樹脂中である大きざの
微粒子として分散した状態にあると推定され、かかる微
粒子の分散状態とゴム状重合体の分散粒子の分散状態と
のバランスが表面光沢と耐衝撃性に好ましい影響を及ぼ
していると考えられる。また、かかる微粒子の分散状態
は弗素化合物論の表面張力に左右されるものと思われる
。
いが、弗素化合物論は一般にスチレン系重合体と相溶性
が悪い場合が多く、本発明のゴム変性スチレン系樹脂組
成物においては、弗素化合物論が樹脂中である大きざの
微粒子として分散した状態にあると推定され、かかる微
粒子の分散状態とゴム状重合体の分散粒子の分散状態と
のバランスが表面光沢と耐衝撃性に好ましい影響を及ぼ
していると考えられる。また、かかる微粒子の分散状態
は弗素化合物論の表面張力に左右されるものと思われる
。
[実施例]
以下、実施例及び比較例に基いて、本発明を具体的に説
明する。
明する。
実施例1〜3
内容積10fflの完全混合槽と内容積2Mの基型反応
器と脱揮発分装置とを直列に接続して連続重合装置を構
成し、上記完全混合槽にスチレン92.5重母部とエチ
ルベンゼン10重量部に溶解したポリブタジェンゴム7
.5重ff1部とからなる原料溶液を供給してゴム変性
スチレン系樹脂の製造を行った。このときの完全混合槽
の反応温度を130℃とし、基型反応器の反応温度を流
れ方向に添って130℃から160℃までの温度勾配が
つくように調節し、この基型反応器から出た重合液につ
いては脱揮発分装置でエチルベンゼン及び未反応のスチ
レンを除去できるようにした。脱揮発分装置で脱揮発分
された樹脂はその後ペレット■にペレット化された。
器と脱揮発分装置とを直列に接続して連続重合装置を構
成し、上記完全混合槽にスチレン92.5重母部とエチ
ルベンゼン10重量部に溶解したポリブタジェンゴム7
.5重ff1部とからなる原料溶液を供給してゴム変性
スチレン系樹脂の製造を行った。このときの完全混合槽
の反応温度を130℃とし、基型反応器の反応温度を流
れ方向に添って130℃から160℃までの温度勾配が
つくように調節し、この基型反応器から出た重合液につ
いては脱揮発分装置でエチルベンゼン及び未反応のスチ
レンを除去できるようにした。脱揮発分装置で脱揮発分
された樹脂はその後ペレット■にペレット化された。
上記ペレット■の100重間部に対し、パーフルオロポ
リエーテル油(ダイキン工業■製商品名:デムナム5−
20,25℃表面張力18 、0dyne/菌)をそれ
ぞれ0.2重量部、0.005重量部、0.002重量
部混合して成形し、実施例1〜3の成形物を得た。
リエーテル油(ダイキン工業■製商品名:デムナム5−
20,25℃表面張力18 、0dyne/菌)をそれ
ぞれ0.2重量部、0.005重量部、0.002重量
部混合して成形し、実施例1〜3の成形物を得た。
得られた各実施例1〜3の成形物について、そのゴム含
有量、ゴム粒子の平均粒径、アイゾツト衝撃強度及び表
面光沢を調べた。結果を第1表に示す。
有量、ゴム粒子の平均粒径、アイゾツト衝撃強度及び表
面光沢を調べた。結果を第1表に示す。
なお、ゴム含有量は、脱揮発分装置において除去され回
収されたスチレン及びエチルベンゼン等の量と反応系に
供給した原料の量の対比により算出した。ゴム粒子径は
、コールタ−カウンター・エレクトニクス・インコーホ
レイテッド製商品名:コールターカウンターTAIIを
使用し、ジメチルホルムアミド電解液中に分散させたゴ
ム粒子の平均粒径を測定して求めた。アイ゛ゾット強度
はアイゾツト衝撃試験法JISに711Gに準じて測定
した。
収されたスチレン及びエチルベンゼン等の量と反応系に
供給した原料の量の対比により算出した。ゴム粒子径は
、コールタ−カウンター・エレクトニクス・インコーホ
レイテッド製商品名:コールターカウンターTAIIを
使用し、ジメチルホルムアミド電解液中に分散させたゴ
ム粒子の平均粒径を測定して求めた。アイ゛ゾット強度
はアイゾツト衝撃試験法JISに711Gに準じて測定
した。
表面光沢はJISに7105に定められた方法に準じて
求めた。さらに、パーフルオロポリエーテル油の25℃
表面張力は、デュヌイ表面張力計を使用し、JISに3
362に準じて測定した。
求めた。さらに、パーフルオロポリエーテル油の25℃
表面張力は、デュヌイ表面張力計を使用し、JISに3
362に準じて測定した。
実施例4
上記ペレット■の製造工程において、原料溶液をスチレ
ン92.51量部、エチルベンゼン10重量部、ポリブ
タジェンゴム7.5重量部及びパーフルオロポリエーテ
ル油0.04重量部とした以外は同様の操作を行い、ペ
レット化してペレットを得た。このペレットを成形して
実施例4の成形物を得た。得られた成形物について、上
記実施例1と同様にそのゴム含有量、ゴム粒子の平均粒
径、アイゾツト衝撃強度及び表面光沢を調べた。
ン92.51量部、エチルベンゼン10重量部、ポリブ
タジェンゴム7.5重量部及びパーフルオロポリエーテ
ル油0.04重量部とした以外は同様の操作を行い、ペ
レット化してペレットを得た。このペレットを成形して
実施例4の成形物を得た。得られた成形物について、上
記実施例1と同様にそのゴム含有量、ゴム粒子の平均粒
径、アイゾツト衝撃強度及び表面光沢を調べた。
結果を第1表に示す。
実施例5〜6
上記ベレット0100重量部に対し、ポリスチレン(新
日鐵化学■製商品名:エスチレンG−15>をそれぞれ
88重量部及び370重但部混合してペレット化し、そ
れぞれペレット■及びペレット■を得た。
日鐵化学■製商品名:エスチレンG−15>をそれぞれ
88重量部及び370重但部混合してペレット化し、そ
れぞれペレット■及びペレット■を得た。
上記ベレット0100重量部及びベレット0100重量
部に対し、それぞれパーフルオロポリエーテル油0.0
5重量部を混合して成形し、実施例5〜6の成形物を得
た。得られた成形物について、上記実施例1と同様にそ
のゴム含有量、ゴム粒子の平均粒径、アイゾツト衝撃強
度及び表面光沢を調べた。結果を第1表に示す。
部に対し、それぞれパーフルオロポリエーテル油0.0
5重量部を混合して成形し、実施例5〜6の成形物を得
た。得られた成形物について、上記実施例1と同様にそ
のゴム含有量、ゴム粒子の平均粒径、アイゾツト衝撃強
度及び表面光沢を調べた。結果を第1表に示す。
実施例7
上記ペレット■の製造工程で、原料溶液の組成をスチレ
ン94重量部とエチルベンゼン10重量部に溶解したポ
リブタジェンゴム6重量部とからなる溶液とし、完全混
合槽における攪拌回転数を大きくしてゴム成分の分散粒
子の平均粒径を小さくした以外は実施例1と同様の操作
を行い、ペレット■を得た。
ン94重量部とエチルベンゼン10重量部に溶解したポ
リブタジェンゴム6重量部とからなる溶液とし、完全混
合槽における攪拌回転数を大きくしてゴム成分の分散粒
子の平均粒径を小さくした以外は実施例1と同様の操作
を行い、ペレット■を得た。
上記ペレット0100重量部に対し、パーフルオロポリ
エーテル油0.05重量部を混合して成形し、実施例7
の成形物を得た。得られた成形物について、上記実施例
1と同様にそのゴム含有量、ゴム粒子の平均粒径、アイ
ゾツト衝撃強度及び表面光沢を調べた。結果を第1表に
示す。
エーテル油0.05重量部を混合して成形し、実施例7
の成形物を得た。得られた成形物について、上記実施例
1と同様にそのゴム含有量、ゴム粒子の平均粒径、アイ
ゾツト衝撃強度及び表面光沢を調べた。結果を第1表に
示す。
実施例8
上記ペレット0100重量部に対し、パーフルオロケロ
セン(東京化成工業■製商品名:PFKスーパーハイボ
イリング、25℃表面張力21.3dyne/cm)0
.05重量部を混合して成形することにより実施例8の
成形物を得た。得られた成形物について、上記実施例1
と同様にそのゴム含有量、ゴム粒子の平均粒径、アイゾ
ツト衝撃強度及び表面光沢を調べた。結果を第1表に示
す。
セン(東京化成工業■製商品名:PFKスーパーハイボ
イリング、25℃表面張力21.3dyne/cm)0
.05重量部を混合して成形することにより実施例8の
成形物を得た。得られた成形物について、上記実施例1
と同様にそのゴム含有量、ゴム粒子の平均粒径、アイゾ
ツト衝撃強度及び表面光沢を調べた。結果を第1表に示
す。
実施例9
上記ペレット0100重量部に対し、パーフルオロアル
カン酸化合物(大日本インキ(II′IA商品名:メガ
フッツクF−142D、25℃表面張力21.2dVn
e/cm)0.2重量部を混合して成形することにより
実施例9の成形物を1qた。得られた成形物について、
上記実施例1と同様にそのゴム含有量、ゴム粒子の平均
粒径、アイゾツト衝撃強度及び表面光沢を調べた。結果
を第1表に示す。
カン酸化合物(大日本インキ(II′IA商品名:メガ
フッツクF−142D、25℃表面張力21.2dVn
e/cm)0.2重量部を混合して成形することにより
実施例9の成形物を1qた。得られた成形物について、
上記実施例1と同様にそのゴム含有量、ゴム粒子の平均
粒径、アイゾツト衝撃強度及び表面光沢を調べた。結果
を第1表に示す。
比較例1
上記実施例1で製造されたペレット■をそのまま成形し
て得られた成形物を比較例1の成形物とした。得られた
成形物について、上記実施例1と同様にそのゴム含有量
、ゴム粒子の平均粒径、アイゾツト衝撃強度及び表面光
沢を調べた。結果を第1表に示す。
て得られた成形物を比較例1の成形物とした。得られた
成形物について、上記実施例1と同様にそのゴム含有量
、ゴム粒子の平均粒径、アイゾツト衝撃強度及び表面光
沢を調べた。結果を第1表に示す。
比較例2〜3
上記ペレット■及びペレット■をそのまま成形してそれ
ぞれ比較例2及び3の成形物を得た。得られた成形物に
ついて、上記実施例1と同様にそのゴム含有量、ゴム粒
子の平均粒径、アイゾツト衝撃強度及び表面光沢を調べ
た。結果を第1表に示す。
ぞれ比較例2及び3の成形物を得た。得られた成形物に
ついて、上記実施例1と同様にそのゴム含有量、ゴム粒
子の平均粒径、アイゾツト衝撃強度及び表面光沢を調べ
た。結果を第1表に示す。
比較例4
上記ペレット0100重量部に対し、トリフルオロ塩化
エチレンオリゴマー(ダイキン工業■製商品名:ダイフ
ロル# 1.25℃表面張力26.1dyne/cm)
o、 2重量部を混合して成形することにより比較例
4の成形物を得た。得られた成形物について、上記実施
例1と同様にそのゴム含有量、ゴム粒子の平均粒径、ア
イゾツト衝撃強度及び表面光沢を調べた。結果を第1表
に示す。
エチレンオリゴマー(ダイキン工業■製商品名:ダイフ
ロル# 1.25℃表面張力26.1dyne/cm)
o、 2重量部を混合して成形することにより比較例
4の成形物を得た。得られた成形物について、上記実施
例1と同様にそのゴム含有量、ゴム粒子の平均粒径、ア
イゾツト衝撃強度及び表面光沢を調べた。結果を第1表
に示す。
比較例5
上記ペレット■の製造工程で、完全混合槽における攪拌
回転数を小ざくして、ゴム成分の分散粒子の平均粒径を
大きくした以外は実施例1と同様の操作を行い、ペレッ
トを得た。
回転数を小ざくして、ゴム成分の分散粒子の平均粒径を
大きくした以外は実施例1と同様の操作を行い、ペレッ
トを得た。
かかるペレット100重量部に対し、パーフルオロポリ
エーテル油0.15重量部を混合して成形し、比較例5
の成形物を得た。得られた成形物について、上記実施例
1と同様にそのゴム含有量、ゴム粒子の平均粒径、アイ
ゾツト衝撃強度及び表面光沢を調べた。結果を第1表に
示す。
エーテル油0.15重量部を混合して成形し、比較例5
の成形物を得た。得られた成形物について、上記実施例
1と同様にそのゴム含有量、ゴム粒子の平均粒径、アイ
ゾツト衝撃強度及び表面光沢を調べた。結果を第1表に
示す。
第1表
[発明の効果]
本発明のゴム変性スヂレン系樹脂組成物は、単にその耐
衝撃性に優れているだけでなく、その表面光沢において
も優れているものである。
衝撃性に優れているだけでなく、その表面光沢において
も優れているものである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 ゴム状重合体を分散粒子として含有するゴム変性スチレ
ン系樹脂組成物において、 (a)この組成物中にゴム状重合体を3〜12重量%含
有し、この分散粒子の平均粒径が0.5〜1.5μmで
あり、 (b)25℃における表面張力が25dyne/cm以
下である弗素化合物油を0.001〜0.3重量%含有
していることを特徴とするゴム変性スチレン系樹脂組成
物
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1413387A JPH0714988B2 (ja) | 1987-01-26 | 1987-01-26 | ゴム変性スチレン系樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1413387A JPH0714988B2 (ja) | 1987-01-26 | 1987-01-26 | ゴム変性スチレン系樹脂組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63182360A true JPS63182360A (ja) | 1988-07-27 |
JPH0714988B2 JPH0714988B2 (ja) | 1995-02-22 |
Family
ID=11852635
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1413387A Expired - Lifetime JPH0714988B2 (ja) | 1987-01-26 | 1987-01-26 | ゴム変性スチレン系樹脂組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0714988B2 (ja) |
-
1987
- 1987-01-26 JP JP1413387A patent/JPH0714988B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0714988B2 (ja) | 1995-02-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4904730A (en) | Rubber-modified resin blends | |
JP2971351B2 (ja) | グラフト、転相および架橋を制御したabsグラフトコポリマー製造用多段塊状プロセス | |
EP3176193B1 (en) | Method for preparing modified acrylonitrile-butadiene-styrene-based resin, and modified acrylonitrile-butadiene-styrene-based resin prepared thereby | |
DE1495837C3 (de) | Verfahren zur Herstellung thermoplastisch-elastischer Formmassen | |
CA1221786A (en) | Continuous process for producing rubber modified high- impact resins | |
WO1998007783A1 (fr) | Caoutchouc de butadiene et compositions a base de resine vinylique aromatique resistantes aux chocs | |
JPS6351459B2 (ja) | ||
US4417030A (en) | Mass polymerization process for ABS polyblends | |
ITMI950280A1 (it) | Procedimento per la preparazione di copolimeri vinilaromatici rinforzati con gomma | |
JPS6330948B2 (ja) | ||
JPS6356895B2 (ja) | ||
JP4276819B2 (ja) | エラストマー変性モノビニル芳香族化合物の連続的製造のための方法および装置 | |
JPH04234414A (ja) | 耐衝撃性ポリスチレン−アクリロニトリルの連続的製造方法 | |
TWI812829B (zh) | 苯乙烯聚合物及減少其中揮發性有機化合物之量的方法與其製備方法、母料及其製備方法、及製成苯乙烯聚合物模製零件之方法 | |
EP2358773B1 (en) | Rubber-reinforced vinyl aromatic (co)polymer, having an optimum balance of physico-mechanical properties and a high gloss | |
US5990236A (en) | Preparation of impact-resistant polystyrene | |
JPS63182360A (ja) | ゴム変性スチレン系樹脂組成物 | |
EP1668059B1 (en) | High impact polystyrene and process for preparing same | |
JPS59217712A (ja) | 耐衝撃性スチレン系樹脂 | |
US6221969B1 (en) | Method for producing rubber-modified styrenic resin having high gloss and high impact strength | |
US4598124A (en) | Mass polymerization process for ABS polyblends | |
JP2003213059A (ja) | スチレン系樹脂材料 | |
JPH0480049B2 (ja) | ||
KR960703954A (ko) | 고무개질 스티렌 수지의 제조방법 | |
JPS60233116A (ja) | ゴム補強芳香族モノビニル樹脂組成物 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |