JPS63182008A - エマルジヨン型シリコ−ン消泡剤の製造方法 - Google Patents

エマルジヨン型シリコ−ン消泡剤の製造方法

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JPS63182008A
JPS63182008A JP1190887A JP1190887A JPS63182008A JP S63182008 A JPS63182008 A JP S63182008A JP 1190887 A JP1190887 A JP 1190887A JP 1190887 A JP1190887 A JP 1190887A JP S63182008 A JPS63182008 A JP S63182008A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はエマルジョン型シリコーン消泡剤の製造方法、
特には破泡性と消泡持続性が共にすぐれたエマルジョン
型シリコーン消泡剤の製造方法に関するものである。
(従来の技術) エマルジョン型のシリコーン消泡剤がシリコーンオイル
にシリカ、二酸化チタン、酸化アルミニウムなどの微粉
状無機質充填剤を分散させたシリコーンオイルコンパウ
ンドの乳化によって得られることは公知とされており、
このものの破泡性、消泡持続性および酸、アルカリに対
する耐性は主としてシリコーンオイルコンパウンドの特
性によって決定され、このエマルジョン化は単にこのシ
リコーンオイルコンパウンドを親水化し分散させるため
の手段と見なされている。
しかして、このエマルジョンは通常の攪拌装置あるいは
高速剪断をかけることのできる攪拌装置を用いて得られ
ているが、ホモミキサーと呼ばれている3、000〜1
8,000rp−程度の回転数を有する高速剪断攪拌翼
とステータスを備えた攪拌装置を用いる場合にはこの装
置のポンプ機能によってポンプ内に被乳化物が吸込まれ
ることが必須要件とされるために乳化できる粘度が上限
値が100.0OOcp程度に限定され、微少な粒子が
分散した良好なエマルジョンは得ることができないとい
う不利があり、通常の攪拌装置を用いるときにはこの粘
度の上限値を致方□Pまでは上昇させることができるけ
れども、この場合にはエマルジョンの粒子が数10.の
粗いものとなり、粒径分布を均一で目的の範囲内にコン
トロールすることができないという欠点がある。
また、液状オルガノポリシロキサンと微粉末シリカとか
らなるオルガノポリシロキサン組成物の乳化はオルガノ
ポリシロキサンのみにくらべて乳化コントロールがむづ
かしく、得られるエマルジョンの粒径分布を目的の範囲
にコントロールするためには乳化剤の種類、量および乳
化条件を特定しなければならない。
他方、このようにして得られたエマルジョン製品を実際
に消泡剤として使用する場合において、この消泡剤と消
泡特性とを極めてバランスよくするためにはこのエマル
ジョン組成物中における体積平均粒径が61以上、18
μ■以下である粒子の体積平均分布割合を40%以上と
することが必要とされるということが本発明者らによっ
て見出されており(特願昭61−101382号明細書
参照)、このようにエマルジョン粒子の粒径と体積平均
分布割合をコントロールするためにはオルガノポリシロ
キサン組成物に対する乳化剤の配合比を特定すると共に
このエマルジョンをWloから0/Wに転相するのに必
要とされる水の量(転相水量)を特定し、さらにはこの
転相時における分散を制御するために攪拌装置の種類、
攪拌条件を決めることが必要とされるのであるが、この
場合には転相時にエマルジョンが増粘されるためにこの
粒径、粒度分布を制御することが難しく、さらにはこの
オルガノポリシロキサン組成物の粘度に制限があるため
に高粘度のオルガノポリシロキサンを用いる組成物の乳
化は実際上は不可能であるという不利がある。
(発明の構成) 本発明はこのような不利を解決したエマルジョン型シリ
コーン消泡剤の製造方法に関するものであり、これは液
状オルガノポリシロキサン100重量部と微粉末シリカ
1〜40重量部とからなる組成物100重量部に対して
乳化剤10〜300重量部と水50〜s、ooo重量部
を添加し、これらをA)全体を攪拌する攪拌翼を有する
攪拌装!、B)高速で回転する円筒上に小さな歯状凸起
を有する円盤型攪拌装置t、 c>ステーターと高速回
転するタービン翼を有する攪拌装置のA)とB)および
/またはC)の2種または3種を同時に有する攪拌装置
を用いて攪拌、乳化し、体積平均粒子径が6μm以上、
18−以下の粒子を体積平均分布割合で40%以上有す
るエマルジョンを得ることを特徴とするものである。
すなわち、本発明者は上記したような不利を伴わないエ
マルジョン型すコーン消泡剤の製造方法について種々検
討した結果、目的とする粒径および粒度分布を有するシ
リコーンエマルジョンを得るためには2種あるいは3種
の異なる混合攪拌装置を用いてオルガノポリシロキサン
組成物を乳化することがよく、これによれば従来不可能
とされている粘度が10万Qpの高粘度のオルガノポリ
シロキサン組成物も乳化させることができるほが。
エマルジョン粒子の粒径分布を狭く、均一に制御   
□することができ、さらには乳化剤を特定しなくてもノ
ニオン系、アニオン系、カチオン系のいずれを用いても
高粘度のオルガノポリシロキサン組成物を乳化させるこ
とができることを見出し、二\に複合攪拌装置に必要と
される攪拌機構、その組合せ方法、オルガノシロキサン
組成物、乳化剤の種類、量などについての研究を進めて
本発明を完成させた。
本発明の方法で使用可能な液状オルガノポリシロキサン
は一般式 %式% で示され atはメチル基、エチル基、プロビル基、ブ
チル基などのアルキル基、ビニル基、アリル基などのア
ルケニル基、フェニル基、トリル基などの7リール基、
これらの基の炭素原子に結合した水素原子の1部または
全部がハロゲン原子、シアノ基などで置換されたクロロ
メチル基、3゜3.3−トリフルオロプロピル基、シア
ノプロピル基などのような同種または異種の炭素数1〜
20の非置換または置換の1価炭化水素基、aはその平
均値が1.9〜2.1であるものとされるが。
これにはジメチルポリシロキサン、ジエチルポリシロキ
サン、メチルフェニルポリシロキサン、ポリジメチル−
ポリジフェニルシロキサンコポリマー、ポリメチル−3
,3,3−トリフルオロプロピルシロキサン、ポリジメ
チル−クロロプロピルメチルシロキサンなどが例示され
る。
また、このジオルガノポリシロキサンに添加される微粉
末シリカは従来からシリカ系充填材として公知の乾式シ
リカ、湿式シリカのいずれであってもよく、これには沈
降シリカ、シリカキセロゲル、ヒユームドシリカおよび
これらの表面を有機シリル基で処理した処理シリカなど
が挙げられ。
具体的にはエロジル(日本アエロ社製商品名)、ニブシ
ル(日本シリカ社製商品名)、キャボシル(米国キャボ
ット社製商品名)、サントセル(米国モノサンドケミカ
ル社製商品名)などが例示される。なお、この微粉末シ
リカはBET法による比表面積が50rrr/g以上の
ものとすることがよく、これは前記したジオルガノポリ
シロキサン100重量部に対し、1重量部以下ではその
性能が十分発揮されず、40重量部以上とすると基油の
粘度が増大して作業性がわるくなり、取扱いが困難とな
るので1〜40重量部とすることが必要とされるが、こ
の好ましい範囲は3〜20重量部とされる。
つぎに上記した液状オルガノポリシロキサンと微粉末シ
リカとからなるオルガノポリシロキサン組成物を乳化す
るために、この組成物に添加される乳化剤としてはノニ
オン系、カチオン系、アニオン系のいずれも使用するこ
とができるけれども、これは消泡剤1分散効果の面から
はノニオン系とすることが好ましく、さらに好ましくは
親水性界面活性剤と親油性界面活性剤を併用することが
よいが、これにはHLBが3以下では分散安定剤として
の役目をなさず、HLBが19以上では消泡性が低下す
るのでHLBが8〜20の親水性界面活性剤とHLBが
2−7の親油性界面活性剤とをそのHLBが3〜19の
範囲となるように混合したものが好適とされる。このよ
うな界面活性剤としてはソルビタン脂肪酸エステル、グ
リセリン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル、ポリ
オキシエチレン化合物の高級脂肪酸エステル類、高級ア
ルコールエステル類、アルキルフェノール縮金物類、ア
ルキル第4級アンモニウム塩、高級アルキルスルフォン
酸塩などが例示されるが、好ましくは炭素数12〜18
の脂肪酸のソルビタンエステル、グリセリンエステル、
プロピレングリコールエステルまたはポリプロピレング
リコールなどのような親油性界面活性剤とすることがよ
く、このような活性剤としてはソルビタンモノステアレ
ート、ソルビタンセスキオレエート、モノグリセリンモ
ノオレエート、トリグリセリンジステアレート、プロピ
レングリコールモノラウレート、ステアリン酸、オレイ
ン酸などが例示される。また、この界面活性剤としては
炭素数12〜18の脂肪酸のポリオキシエチレンエステ
ル、ポリオキシエチレンソルビタンエステル、ポリオキ
シエチレン脂肪酸アルコールエーテル、ポリオキシエチ
レンアルキルフェニルエーテル、ポリオキシエチレン−
ポリオキシプロピレンブロック共重合体、ポリオキシエ
チレンQまし油エステルなどのような親水性界面活性剤
としてもよく、これにはポリオキシエチレンモノステア
レート、ポリオキシエチレンソルビタンモノラウレート
、ポリオキシエチレンソルビタンジステアレート、ポリ
オキシエチレングリセリンモノオレエート、ポリオキシ
エチレンセチルエーテル、シ1糖モノステアレート、ポ
リオキシエチレンノニルフェニルエーテル、ポリオキシ
エチレントリデシルエーテルなどが例示される。なお、
この乳化剤の添加量は前記したシリコーンオイルンコン
パウンドをエマルジョンとするのに充分な量とすること
が必要とされ、これは前記したオルガノポリシロキサン
組成物100重量部に対して10〜300重量部の範囲
とされるが、この好ましい範囲は50〜200重量部と
される。
また、本発明の消泡剤には必要に応じて増粘剤を添加し
てもよく、これにはカルボキシメチルセルロース、カル
ボキシエチルセルロースなどの繊維素エーテル、部分ケ
ン化ポリビニルアルコール。
結晶性セルロース、アルギン酸ナトリウムなどが例示さ
れるが、これらは上記した液状オルガノポリシロキサン
組成物100重量部に対し通常5重量%以下とされる。
なお、この消泡剤に防腐の目的で少量の殺菌剤を添加す
ることは任意とされ、この殺菌剤としては次亜塩素酸ナ
トリウム、ソルビン酸などが有効とされるが、この添加
量は液状オルガノポリシロキサン組成物100重量部に
対して0.01〜0゜5重量部の範囲とされる。
また、本発明方法においてはオルガノポリシロキサン組
成物と乳化剤とから成る系に転相に必要な水を添加する
必要があり、これはエマルジョンをWloから○/Wに
転相するのに必要な量とされるが、これはオルガノポリ
シロキサン100重量部に対して50〜s、o o o
重量部とすればよい、 つぎに本発明の方法は上記した
オルガノポリシロキサン組成物と乳化剤および水からな
る液状混合物を攪拌装置を用いて乳化するのであるが、
本発明の方法で使用される攪拌装置は以下に述べる複合
攪拌装置とする必要があり、この複合攪拌装置はA)全
体を攪拌する攪拌翼を有する攪拌装置、B)高速で回転
する円周上に小さな歯状凸起を有する円盤型攪拌装置、
C)ステーターと高速回転するタービン翼を有する攪拌
装置のA)とB)および/またはC)とからなるA)+
B)、A)+C)、A)+B)+C)とからなるものと
される、 この攪拌装置A)における全体を攪拌する攪
拌翼は容器内に仕込まれた液状オルガノポリシロキサン
と微粉末シリカとからなるオルガノポリシロキサン組成
物と乳化剤および水とを均一に混合するためのものであ
り、この攪拌羽根の形状は第1図中にA)で示されてい
るように、容器内全体を混合できればよいので、この攪
拌装置蛮は例えば容器1の形状に沿ったイカリ型3のも
のとすれよいが、この形状は特に限定されるものではな
く、これと組み合わせて使用される後述するB)。
C)の攪拌装置の存在およびその作動を妨げないもので
あればよい、また、この攪拌装置A)の回転は特に高速
とする必要はなく、例えば数rpmから100rp−程
度のものとすればよいが、乳化すべき液状混合物を均一
に混合するためには容器壁4との空隙をなるべく小さく
することがよいのでこの攪拌羽根には樹脂製のスクレー
バーなどを着装することがよい。
つぎにこの攪拌装置A)と組み合わせて使用される円盤
型攪拌装置B)はオルガノポリシロキサン組成物と乳化
剤および水とからなる混合物を高速で回転する円盤によ
って細かく破砕するために用いるものであるが、この円
盤型攪拌袋!互は例えば第2図に示したようにその剪断
破砕作用の効率を上げるために回転する円盤6の円周上
に小さな歯状突起7を設けたものとすることが必要とさ
れる。この攪拌装!B)における円盤の回転速度は攪拌
の効率、液状混合物の剪断分散の強さからl p OO
O〜3 * OOOrpm+程度とすることが必要とさ
れるが、この回転数は容器内の情況に応9て変化させる
ことがよいので、これには回転数可変機構を設けること
がよい。なお、この第2図では攪拌装置−塁−における
小さな歯状突起7を有する回転円盤6の設置は2枚とさ
れているが、この回転円盤6はこの容器1に仕込まれる
液状物の容量。
粘度に応じてこの液と効率よく接触させるためにこれを
より多く設けるようにしてもよい。
また、ここに使用される攪拌装置C)は液状混合物をポ
ンプ式に吸収し高速回転翼によって剪断し微分散させる
ために用いるものであるが、この攪拌装置18は第3図
に示したようにステータ9の内に高速で回転するタービ
ン翼10を有するもので、このものはそれ自身がポンプ
としての作動能力を有しているので吸込口11から吹込
まれた液状物はステーターとタービン翼との狭い空隙を
通過する際に強い剪断力をうけてすりつぶされて分散さ
れる。この攪拌装置旦は10,000〜20゜000r
p@での高速回転を行い得るものとされるが、液状混合
物が1万cps以上の高粘度のものであるときにはこの
ポンプ作用による吸引が難しいので、これは比較的低粘
度の液状混合物の0/Wへの転相に伴う増粘に特に有用
とされる。
本発明の方法は上記した攪拌装置A、B、Cを適宜組み
合わせた複合攪拌装置を用いて前記オルガノポリシロキ
サン組成物と乳化剤および水とからなる液状混合物を乳
化するのであるが、実際の乳化に当っては高粘度の液状
混合物の乳化にはA十B、またはA+B+Cを組み合わ
せた複合攪拌装置を使用し、液状混合物が比較的低粘度
のものについてはA+C1またはA+B+Cを組み合わ
せた複合攪拌装置を使用すればよく、これによればこの
A、B、Cの組合せによって低粘度から高粘度までの液
状混合物を体積平均粒径が6μm以上、18μs以下で
ある粒子が体積平均分布割合で40%以上となるエマル
ジョンを容易に得ることができるので、消泡剤の消泡持
続性のすぐれたエマルジョン型シリコーン消泡剤を容易
に得ることができるという工業的な有利性が与えられる
。 つぎに本発明の実施例をあげるが例中における粘度
は25℃での測定を示したものであり、アニオン性発泡
液によるテストはつぎの方法による結果を示したもので
ある。
〔アニオン性発泡液による消泡テスト〕内容積1,00
0−のメスシリンダーに0.2%のオレイン酸ソーダの
イオン交換水溶液100gを秤取し、これに所定量の消
泡剤を添加してからガラスポールフィルターを通してI
QZ分の割合で空気を連続的に導入したときの起泡量の
経時変化をしらべた。
実施例1、比較例1 容器全体を攪拌できるイカリ型攪拌翼を有する攪拌装置
A)と円周上に小さな歯状凸起を有する高速回転する円
盤を備えた円盤型攪拌装置B)およびステーターと高速
回転するタービン翼を有する攪拌装置1fc)を備えた
第1図に示したような内容積2.00012のステンレ
ス製乳化装置に、粘度が1,0OOcSのジメチルシリ
コーンオイル・KF96 (信越化学工業■製部品名)
18.4kg、微粉末シリカ・エロジル−300〔日本
アエロ(株)製部品名) 1.6kg、ソルビタン脂肪
酸エステル・レオドール5S−10C花王石鹸(株)製
部品名)5kgおよびポリオキシエチレンソルビタン脂
肪酸エステル・レオドールTo−120(花王石鹸(株
)製部品名)5kgを加え、80℃に加熱して攪拌装置
A)を3Qrpmで回転してこれらを均一化した。
つぎにこの系に水170kgを添加し、攪拌装置B)を
500rp+m、攪拌装置C)を3*600rpm。
で回転させて20分間攪拌してエマルジョンを作ったと
ころ、このエマルジョンはその体積平均粒径が9.50
uMで6〜18μ腸の粒子の体積分布割合が67.4%
のシャープなものであり、このものは水道水で10%に
希釈しても分離することのできない安定なエマルジョン
であった。
しかし、比較のために上記と同じ液状組成物を上記の攪
拌装!1tc)に相当する市販のホモミキサー〔特殊機
化f41eil)だけを用いて乳化したところ、得られ
たエマルジョンは体積平均粒径が21.4μ腸で1粒径
6〜18μ−の粒子の体積分布割合が22.7%のブロ
ードな分布をもつものであり、このものは水道水で10
%に希釈したところ、液面にオイル状物が浮き、約6時
間で完全に分離した。
実施例2、比較例2 シリコーンオイルとして粘度が1,0OOcSのジメチ
ルシリコーンオイル・KF96 [信越化学工業■製部
品名318.4kg、微粉末シリカとしてニブシルVN
3 (日本シリカ(株)製部品名]1゜6kgを用いた
ほかは実施例1と同様の配合。
同一の攪拌装置を用いて、実施例1の方法でこの組成物
を乳化してエマルジョンを作ったところ、このエマルジ
ョンは体積平均粒径が12.0μsで粒径が6〜18μ
腸の粒子の体積分布割合が76゜8%のシャープなもの
であり、このものは水道水で10%に希釈しても分離し
ない安定なものであった。
しかし、比較のために上記と同じ液状組成物を比較例1
で使用したホモミキサーだけを用いて乳化したところ、
この場合にはシリコーンオイルが高粘度のものであるた
めに攪拌できず、エマルジョンを得ることができなかっ
た。
実施例3、比較例3 粘度が5,000 c Sである分子鎖末端がトリメチ
ルシリル基で封鎖されたフェニルメチルシロキサン・K
F−54[信越化学工業■製部品名]18.4kg、微
粉末シリカ・ニブシルVN−3(前出) 1.6kg、
プロピレングリコール・ユニオールD−1,000(日
本油脂■製部品名〕6−1実施例1で使用したレオドー
ル5S−10(前出)5kgおよびレオドー/L/To
−120(前出)5kgと水164kgを添加し、これ
を実施例1と同じ装置を用いてこれを同じ方法で乳化し
たところ、体積平均粒径が10.4.で粒径が6〜18
pの粒子の体積分布割合が70.3%のシャープなエマ
ルジョンが得られ、このものは水道水で10%に希釈し
ても分離しない安定なものであった。
しかし、比較のために上記と同じ液状混合物を比較例1
で使用したホモミキサーだけを用いて乳化したところ、
得られたエマルジョンはその体積平均粒径が32.4.
で粒径が6〜18μ譚の粒子の体積分布割合は12.7
%のブロードな分布をもつものであり、このものを水道
水で10%に希釈したものは液面にオイル状物が浮き、
約6時間後には完全に分離した。
実施例4(消泡テスト) 上記した実施例1〜3、比較例1.3で得たエマルジョ
ンについてそのアニオン発泡液による消泡テストを行っ
たところ、第1表に示したとおりの結果が得られた。
第      1      表
【図面の簡単な説明】
図は本発明の方法に使用される攪拌装置を示したもので
、第1図は攪拌装置A)、B)、C)を組み合わせた複
合攪拌装置の縦断面図、第2図a)は円盤型攪拌装置B
)の縦断面図、b)はその円盤の拡大斜視図、第3図は
攪拌装置C)の縦断面図を示したものである。 ■・・・容器、        2−・・攪拌装置A)
。 3・・・イカリ型攪拌翼、   4・・器壁、5−・・
攪拌装置B)、    6・・・円盤。 7・・・歯状凸起、      8−・・攪拌装置C)
、9・・・ステーター、    10・・・タービン翼
。 11・・・吸い込み口。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、液状オルガノポリシロキサン100重量部と微粉末
    シリカ1〜40重量部とからなる組成物100重量部に
    対して乳化剤10〜300重量部と水50〜8,000
    重量部を添加し、これらをA)全体を攪拌する攪拌翼を
    有する攪拌装置、B)高速で回転する円周上に小さな歯
    状凸起を有する円盤型攪拌装置、C)ステーターと高速
    回転するタービン翼を有する攪拌装置のA)とB)およ
    び/またはC)の2種または3種を同時に有する攪拌装
    置を用いて攪拌、乳化し、体積平均粒子径が6μm以上
    、18μm以下の粒子を体積平均分布割合で40%以上
    有するエマルジョンを得ることを特徴とするエマルジョ
    ン型シリコーン消泡剤の製造方法。
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