JPS63181786A

JPS63181786A - 往復式電気かみそりの外刃

Info

Publication number: JPS63181786A
Application number: JP1366787A
Authority: JP
Inventors: 中川　彦芳; 浜田　利一
Original assignee: Matsushita Electric Works Ltd
Current assignee: Panasonic Electric Works Co Ltd
Priority date: 1987-01-23
Filing date: 1987-01-23
Publication date: 1988-07-26

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（技術分野）本発明は往復式電気かみそりの外刃に関するものである
。

（背景技術）第８図及び第９図は従来の電気かみそシの一部切欠断面
図、また第１０図（ａ）　Ｉ　（ｂ）及び第１１図は外
刃を示した図である。図において、往復式電気かみそり
の刃は、外刃１と複数の内刃ブレード２ａを連接した内
刃体２とによって構成され、髭を切るために、外刃１と
内刃体２を摺接往復動させる。この摺接往復動させる際
、外刃１と内刃体２の間に隙間を出さないように、内刃
体２の半円形状の内刃ブレード２ａに外刃１を巻き付け
る。巻き付けの構造は、外刃１の端部にヒートシール等
で固定された取付板５の取付穴７を外刃フレーム３に突
出させた取付爪４に引掛けて係合される。また内刃体２
は継手１０によって駆動子８の先端に揺動自在に取付け
られ、継手１００下方よシ押上げバネ９によって外刃１
へ押付けるように摺接する。

次に第１０図ないし第１６図に沿って外刃の詳細につい
て述べる。第１０図（、）は外刃の平面図、同図（ｂ）
は同図（、）のＡ−Ａ断面図、第１１図は外刃の斜視図
で、取付板５は外刃ｌに対して固定部ａないしｇでヒー
トシール等によって固定され、取付穴７は弾性脚６によ
って外刃１に対して、弾性的に連結され、取付穴７は図
示されない外刃フレーム３の取付爪４に係合して内刃２
と摺接する。

このような取付構造は第１２図及び第１３図（ａ）９価
）　、　（Ｃ）に示す如く、内刃体２（図示せず）の押
上刃が外刃１から、取付板５の固定部ａ〜ｇｆ、介して
取付板５に作用し、そして弾性脚６、取付穴７に伝わシ
外刃と内刃の間に接触圧力が発生する。また、取付穴７
に加わる押上げ力Ｐは弾性脚６を下方へ引っ張る、その
時取付穴テの中心Ｑ、Ｏと取付板５の固定部＆ｓｇ間は
短かくなり、取付板５の固定部す、ｆを基点に矢印Ｍの
モーメントが働き、取付板５は相対的に破線のように変
形する。この変形は、外刃１の端部を矢印Ｒ方向に押し
やシ、外刃１に第１３図（ｂ）に示すような歪を与える
。この歪は第１３図（ｃ）に示す如く内刃と外刃との接
触圧が不均一となシ外刃１にたるみ（伸び）を与える方
向になシ、外刃１と内刃体２との間に隙間を生じ、切味
の低下になる。

また、第１４図に示す如く、外刃１にはくせ髭の導入を
考慮した立体スリット溝１２が配しである。この立体ス
リット溝１２は、ブレスによる曲げ加工を行なっている
ため、その付近１３には、加工応力による硬化現象が発
生する。この外刃１の硬さの偏シは曲げ剛性の差になっ
て表われる。第１５図及び第１６図に示すようにこの外
刃１を曲げると、立体スリット溝１２の周辺は曲げ剛性
が大きく、曲がシにくくフラット部１３′が生じる。こ
のフラット部１３′は内刃体２の押上げ力に対しても、
内刃体２の円形状に添わず、極部的隙間ｔが生じる。こ
の隙間ｔの発生する範囲りは髭剃シの使用頻度の最も多
い部分であシ、切味の低下となる。

（発明の目的）本発明は、上記の点に鑑み提案されたもので、その目的
とするところは外刃と内刃の摺接を全域に覆って均一に
する宅とによって、切味の良い往復式電気かみそりの外
刃を提供することにある。

（発明の開示）以下、図面に沿って本発明を説明する。

第１図ないし第４図は本発明の一実施例を示す図であっ
て、第１図（、）は外刃の平面図、同図（ｂ）は同図（
、）のＢ−Ｂ断面図、第２図は弾性脚部の拡大図、第３
図及び第４図は一部切欠断面図である。

第１図、第３図及び第４図において、外刃１４は、端部
に取付板１５を１対配してヒートシール等によって固定
部ａ−ｇで固定される。取付板１５には、取付穴７を２
対４ヶ設けて、外刃フレーム３よシ突出させた取付爪４
に係合させる。この取付穴７は、弾性脚１６　、１６’
で、取付板１５に弾性的に連結させである。この弾性脚
１６　、１６’は外刃１に対して弾性的に動作可能であ
る。弾性脚１６は、外刃１５０両端部側に傾斜させて配
した。

次いで、第５図（ａ）　、　（ｂ）　Ｉ　（ｅ）を参照
して力の作用について説明する。弾性脚１６の傾斜によ
りて、内刃体２（図示せず）よシの押上げ力は、取付穴
７の図示上下方にＰとして加わシ、弾性脚１６を通じて
Ｐの分力人を取付板１５に与える。

この分力Ａは取付板１５を経て外刃１４の４角に加わシ
、外刃１４の端部を矢印Ｂ方向に引張るように働く。こ
の様に外刃１４の端部を引張ると歪は第５図（ｂ）、接
触圧は同図（ｃ）のようになる。同図（ｂ）の破線は従
来の例を示した。この力は結果的に外刃１４の端部の歪
を相殺するかたちとなシ、端部の接触圧を増加させて隙
間の発生を防止する。

また、第６図及び第７図に示すように、外刃１７は、立
体スリット溝１２の刃厚Ｔ、を、周囲の刃厚Ｔ８よシ薄
く仕上げた外刃である。Ｔｏは素材厚を示し、刃孔の１
？ターン以外の厚みを示す。立体スリット溝１２の刃厚
を薄くすることによって、立体スリット溝１２０曲加工
で生じる硬化現象による曲げ剛性の上昇を刃厚Ｔ、を薄
くすることによって補ない、内刃体２への外刃１４の巻
き付けを均一にすることができる。

立体スリット溝１２付近は、内刃体２にも逃がし部１８
があシ、刃厚を薄くしても肌を切ることによる刺激の発
生は生じない。

（発明の効果）以上説明したように、本発明によれば、外刃フレームの
取付爪に係合させる外刃の取付端部に設けた外刃取付板
の取付穴を弾性脚を介して弾性保持してなる往復式電気
かみそシの外刃において、前記弾性脚を外刃の両端部側
に傾斜させたことによシ外刃と内刃の摺接が均一化され
、隙間の発生が防止でき、切味の良い電気かみそりの外
刃を提供できる。

【図面の簡単な説明】

第１図ないし第４図は本発明の一実施例を示す図であっ
て、第１図（、）は外刃の平面図１、同図（ｂ）は同図
（、）のＢ−Ｂ断面図、第２図は弾性脚部の拡大図、第
３図及び第４図は一部切欠断面図、第５図（ａ）　ｓ　
＜ｂ＞及び（ｃ）は弾性脚の力の作用を説明する図、第
６図及び第７図は刃厚及び立体スリット溝について説明
する図、第８図及び第９図は従来例の一部切欠断面図、
第１０図（、）は外刃の平面図、同図（ｂ）は同図（ａ
）のＡ−Ａ断面図、第１１図は外刃の斜視図、第１２図
及び第１３図（ａ）　、　（ｂ）　、　（ｅ）は外刃の
力の作用を説明する図、第１４図ないし第１６図は立体
スリット溝を説明する図である。１・・・外刃、２・・・内刃体、３・・・外刃フレーム
、４・・・取付爪、５・・・取付板、６・・・弾性脚、
７・・・取付穴、８・・・駆動子、９・・・押上バネ、
１０・・・継手、１１・・・外刃の端部、１２・・・立
体スリット溝、１４．１７・・・外刃、１５・・・取付
板、１６　、１６’・・・弾性脚。第３図第４図

Claims

【特許請求の範囲】

外刃フレームの取付爪に係合させる外刃の取付端部に設
けた外刃取付板の取付穴を弾性脚を介して弾性保持して
なる往復式電気かみそりの外刃において、前記弾性脚を
外刃の両端部側に傾斜させたことを特徴とする往復式電
気かみそりの外刃。