JPS63181646A - 圧縮機の電動機保護装置の取付構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、冷蔵庫、エアーコンディショナ等の冷凍装置
に使用する圧縮機の電動機保護装置の取付構造に関する
ものである。

従来の技術 近年、電動機保護装置の取付構造は、電動機保護装置を
密閉形圧縮機の密閉容器内で電動機の巻２ページ 線端部に取シ付けて密閉容器外部には始動装置のみを装
備して、密閉形圧縮機を冷凍装置に取シ付ける際に電気
配線が容易に、且確実に行えるような構造となりつつあ
る。

以下図面を参照しながら、上述した従来の電動機保護装
置の取付構造の一例について説明する。

第４図は従来の電動機保護装置の取付構造の概略図を示
すものである。第４図において、１は電動機２を駆動源
として密閉容器３の中に収納された電動圧縮機である。

電動機保護装置４は前記電動機２の巻線端部５に密着し
て一体となって、取り付けられている。密封端子６は前
記密閉容器３に固着され一方は端子（図示せず）を内蔵
した枠体７よシロ出線８を通じて更に前記電動機保護装
置４を介して前記電動機２に接続され他方は始動装置を
装備した電装品９が直接取り付けられている。

以上のように構成された電動機保護装置の取付構造につ
いて、以下その説明をする。密閉形圧縮機に備えられた
電動機保護装置４け電動機２を過３１・−７ 熱から保護するため電流と温度の併動検出式で電動機２
の巻線端部５に密着して一体となって取シ付けられてい
る。冷凍装置に適用された密閉形圧縮機が過負荷、異常
電圧、高外気温等の条件で使用された場合に電動圧縮機
１は過熱され同時に電動機２も過熱される。この時巻線
端部５に密着して一体となって取シ付けられた電動機保
護装置４が電動機２への流入電流と巻線端部５の雰囲気
温度を検出して電動機２を過熱から保護する構成となっ
ていた。

発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記のような構成では、電動機保護装置を
電動機の巻線端部に密着して一体となって取シ付けられ
るので、電動機への取シ付は費を必要とすることや電動
機保護装置の不良が電動機の不良となるという問題点を
有していた。

本発明は上記問題点に鑑み、電動機保護装置を電動機よ
り外して単独部品とし圧縮機組立時に容易に着脱可能な
電動機保護装置の取付構造を提供するものである。

問題点を解決するだめの手段 上記問題点を解決するため本発明の電動機保護装置の取
付構造は、密閉容器内部の密封端子のピン端子に設けら
れた接続端子に電動機保護装置に固着された差し込み端
子を電動機保護装置の長袖が密封端子のピン端子にほぼ
直角になるように嵌合するという構成を備えたものであ
る。

作　　用 本発明は上記した構成によって、金属ケースで構成され
た電動機保護装置に固着された差し込み端子を密封端子
のピン端子に直接嵌合することによシ、圧縮機の組込時
に電動機保護装置を容易に着脱可能に保持することとな
る。

実施例 以下本発明の一実施例の電動機保護装置の取付構造につ
いて、図面を参照し々から説明するが、従来と同一構成
については同一番号を符してその詳細な説明を省略する
。

第１図において、電動機保護装置４は密閉容器３に固着
された密封端子６に取り付けられ電動機５べ一７ ２の巻線端部６よシ引き出された日出線８と前記密封端
子６との間に位置している。第２図において、前記密閉
容器３に固着された前記密封端子６のピン端子１ｏは絶
縁ガラス１１によって本体基板１２、前記密閉容器３か
ら電気的に絶縁されている。前記ピン端子１ｏの前記密
閉容器３内の１本に設けられた接続端子１３にはこれと
嵌合する差し込み端子１４を金属ケースで構成された前
記電動機保護装置４に固着して前記電動機保護装置４の
長軸が前記ピン端子１ｏに対してほぼ直角に位置するよ
うに構成保持されている。前記電動機２よシの日出線８
は前記電動機保護装置４と他のピン端子１２ヘピン差し
込み端子１５にてそれぞれ接続されている。第３図は前
記密封端子６を示したもので３本の前記ピン端子１０が
前記本体基板１２に前記絶縁ガラス１１を介して等ピッ
チ円に配置されその内の１本に前記接続端子１３が設け
られている。

以上のように構成された電動機保護装置の取付構造につ
いて説明する。

６ベーノ 電動機保護装置４の動作原理については従来と同一であ
り説明を省略する。密閉形圧縮機の組込時、密閉容器３
に電動圧縮機１をセットし、そして密封端子６のピン端
子１０に設けられた接続端子１３に電動機保護装置４に
固着された差し込み端子１３を嵌合させその後電動機２
よシの日出線８を電動機保護装置４とピン端子１ｏにピ
ン差し込み端子１５を通じてそれぞれ接続し完成させる
。

以上のように本実施例によれば、電動機保護装置４の長
軸方向を密封端子６のピン端子１０に対してほぼ直角に
取シ付けることによシ、密閉形圧縮機の組込時に電動機
保護装置４の着脱が容易となるとともに電動機保護装置
４の収納スペースを小さくすることができる。また差し
込み端子１４を用いることにより特別な固定具を必要と
せず保護装置４の取付けができるものである。

発明の効果 以上のように本発明は密閉容器内部の密封端子のピン端
子に設けられた接続端子に電動機保護装置に固着された
差し込み端子を電動機保護装置の７ヘー７ 長軸が密封端子のピン端子にほぼ直角になるように嵌合
することにより電動機保護装置の着脱が容易にでき収納
スペースを、Ｊ−さくすることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における電動機保護装置の取
付構造を備えだ圧縮機の断面図、第２図は第１図の要部
拡大断面図、第３図は同じく要部の平面図、第４図は従
来例を示す圧縮機の断面図である。 ３・・・・・・密閉容器、４・・・・・・電動機保護装
置、６・・・・・・密封端子、１０・・・・・・ピン端
子、１３・・・・・・接続端子、１４・・・・・・差し
込み端子。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 密閉容器に固着した密封端子を備え、この密封端子を構
   成する３本のピン端子の前記密閉容器内部の一本に設け
   られた接続端子に金属ケースで構成された電動機保護装
   置に固着された差し込み端子を前記電動機保護装置の長
   軸が前記密封端子のピン端子にほぼ直角に位置するよう
   に嵌合したことを特徴とする圧縮機の電動機保護装置の
   取付構造。