JPS63181455A - Icパツケ−ジの封止方法 - Google Patents
Icパツケ−ジの封止方法Info
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- JPS63181455A JPS63181455A JP1362787A JP1362787A JPS63181455A JP S63181455 A JPS63181455 A JP S63181455A JP 1362787 A JP1362787 A JP 1362787A JP 1362787 A JP1362787 A JP 1362787A JP S63181455 A JPS63181455 A JP S63181455A
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Landscapes
- Encapsulation Of And Coatings For Semiconductor Or Solid State Devices (AREA)
- Lead Frames For Integrated Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明はIcパッケージの封止方法に関し、特にICパ
ッケージの封止性(気密性)を向上させる封止方法に関
する。
ッケージの封止性(気密性)を向上させる封止方法に関
する。
〈従来の技術〉
42アロイや銅合金等の金属薄板のリードフレームは、
ICチップを搭載した後ワイヤボンディングを行って、
ガラスやプラスチックの封止材料で封止される。
ICチップを搭載した後ワイヤボンディングを行って、
ガラスやプラスチックの封止材料で封止される。
従来封止材料とリードフレームとの接着性はあまり強く
なく、気密性が完全でないため封止部からの水分の侵入
によりIC内部が腐蝕し、故障の原因となるなどして、
ICの製品寿命を短くする原因となっていた。
なく、気密性が完全でないため封止部からの水分の侵入
によりIC内部が腐蝕し、故障の原因となるなどして、
ICの製品寿命を短くする原因となっていた。
更に、ICの容量が大きくなると、Siチップの大きさ
が大き−くなるが、ICとしての外形の大きさは小型の
方がよいため、最近の高容量ICは、封止材の面積を小
さくして大きなSiチップを収納する傾向があり封止性
の問題が一層大きくなってきている。
が大き−くなるが、ICとしての外形の大きさは小型の
方がよいため、最近の高容量ICは、封止材の面積を小
さくして大きなSiチップを収納する傾向があり封止性
の問題が一層大きくなってきている。
そもそも封止材料であるガラスやプラスチックと金属と
の接合性はあまりよくなく、そのためリードフレームの
表面処理には非常に神経を使うし、それでも気密性の点
での歩留りは低い。
の接合性はあまりよくなく、そのためリードフレームの
表面処理には非常に神経を使うし、それでも気密性の点
での歩留りは低い。
従って、封止性(気密性)を向上させることができれば
、ICの寿命を向」ニさせるのみならず、初期の製品歩
留り向上のためにも、リードフレームのコストダウンの
ためにも有効である。
、ICの寿命を向」ニさせるのみならず、初期の製品歩
留り向上のためにも、リードフレームのコストダウンの
ためにも有効である。
〈発明が解決しようとする問題点〉
本発明の目的は、従来のICの気密性を向上させる新規
な封止方法を提供しようとするものである。
な封止方法を提供しようとするものである。
く問題点を解決するための手段〉
本発明は、リードフレーム上にAlまたは1合金層を設
け該AIlまたは^2合金層の少なくとも一部を急速に
溶融、凝固させ、針状または樹枝状の結晶体とし、封止
材料との接着性を向上させることを特徴とするICパッ
ケージの封止方法を提供する。
け該AIlまたは^2合金層の少なくとも一部を急速に
溶融、凝固させ、針状または樹枝状の結晶体とし、封止
材料との接着性を向上させることを特徴とするICパッ
ケージの封止方法を提供する。
〈発明の構成〉
以下に本発明を図面に示す好適実施例について説明する
。
。
本発明はパッケージ材とリードフレームとの密着性を向
上させる封止方法であり、リードフレーム上にパッケー
ジ材との密着性向上のために設けられる^立またはAl
合金層の密着性をさらに向上させる。その特徴は、
lまたはAfi合金層の少なくとも一部を急速に溶融凝
固させ針状または樹枝状の結晶体として、この樹枝状結
晶体のアンカー効果を密着性に利用する。
上させる封止方法であり、リードフレーム上にパッケー
ジ材との密着性向上のために設けられる^立またはAl
合金層の密着性をさらに向上させる。その特徴は、
lまたはAfi合金層の少なくとも一部を急速に溶融凝
固させ針状または樹枝状の結晶体として、この樹枝状結
晶体のアンカー効果を密着性に利用する。
リードフレーム用の材料は通常Cu 、 Cu合金また
はFe−42%:Niが主なものである。
はFe−42%:Niが主なものである。
これらのリードフレーム用材料と金属間化合物をつくる
組み合せはAIl、であり、Al/ Cu、Cu合金、
AIl Fe−4296Ni (これらの場合、Alに
5%までの他元素が入っていてもよい)の積層体とした
場合、 Affiと (:u 、 (:u合金の間には
、CuAj!、CuAj22の金属間化合物が考えられ
、AlとFe。
組み合せはAIl、であり、Al/ Cu、Cu合金、
AIl Fe−4296Ni (これらの場合、Alに
5%までの他元素が入っていてもよい)の積層体とした
場合、 Affiと (:u 、 (:u合金の間には
、CuAj!、CuAj22の金属間化合物が考えられ
、AlとFe。
Niの間にはFe AJ23、Fe2Al6. Ni
/13、Ni2Al3などの金属間化合物ができる。
/13、Ni2Al3などの金属間化合物ができる。
+lあるいはAl合金をリードフレームであるCu、C
u合金やFe−42!kNiに接合させ(クラッド、蒸
着等の方法で)たものを加熱すると、A4とリードフレ
ーム材の間に金属間化合物ができる。
u合金やFe−42!kNiに接合させ(クラッド、蒸
着等の方法で)たものを加熱すると、A4とリードフレ
ーム材の間に金属間化合物ができる。
この金属間化合物は2つの形態をとる。
1つは、八2が溶解しない範囲の温度(660℃以下)
で加熱した場合は、リードフレーム材との固相拡散によ
り層状に成長する。もう1つは50℃/sec以上の急
速でAlの溶ける温度以上(660℃以上)に加熱する
と先にlが溶け、溶融Alとリードフレーム材との拡散
になる。
で加熱した場合は、リードフレーム材との固相拡散によ
り層状に成長する。もう1つは50℃/sec以上の急
速でAlの溶ける温度以上(660℃以上)に加熱する
と先にlが溶け、溶融Alとリードフレーム材との拡散
になる。
この場合、Alの中にGuあるいはFe、Ni原子がと
け込んでいきCu AfL、 Cu AIl2、Fe
AIl、、、Fe2 AJZ、 、 Ni Aj!3
. Ni2 Al5等の合金濃度に達したときに、こ
れらの化合物は凝固点が高いので一時に固まる。固まる
ときには独自の針状結晶ないし樹枝状晶となって固まる
。
け込んでいきCu AfL、 Cu AIl2、Fe
AIl、、、Fe2 AJZ、 、 Ni Aj!3
. Ni2 Al5等の合金濃度に達したときに、こ
れらの化合物は凝固点が高いので一時に固まる。固まる
ときには独自の針状結晶ないし樹枝状晶となって固まる
。
このように、針状ないし樹枝状の結晶が入り組んだ形と
なって固まるため、この表面状態がアンカーとなり、I
C組みたて工程でプラスチックあるいはガラス封止する
ときに、流動状態のプラスチックあるいはガラスとよく
結合し、封止をより完全なものにする。
なって固まるため、この表面状態がアンカーとなり、I
C組みたて工程でプラスチックあるいはガラス封止する
ときに、流動状態のプラスチックあるいはガラスとよく
結合し、封止をより完全なものにする。
1部を急速に加熱するためには、いかなる方法でもよい
が、あまり広くない面積をレーザ光、電子ビーム、プラ
ズマジェット等で加熱するのがよい。熱電導により周囲
にあまり熱が伝わらないようにする必要からである。
が、あまり広くない面積をレーザ光、電子ビーム、プラ
ズマジェット等で加熱するのがよい。熱電導により周囲
にあまり熱が伝わらないようにする必要からである。
合金化する部分の面積は、急速加熱するため1mmmm
下が最も望ましいが、特に限定されるものではなく、S
iチップとへlワイヤボンディングするリードの先端の
みを残して他は全て合金化してもよい。
下が最も望ましいが、特に限定されるものではなく、S
iチップとへlワイヤボンディングするリードの先端の
みを残して他は全て合金化してもよい。
AlまたはAl1合金層はいかなる方法で設けてもよく
、クラッド、蒸着、イオンブレーティング等を用いる。
、クラッド、蒸着、イオンブレーティング等を用いる。
第2図にICパッケージの斜視図を示し、第3図に第2
図A−A’線の断面図を示す。
図A−A’線の断面図を示す。
第3図は、従来のセラミック封止材1により封止された
ICパッケージを示す。リードフレーム2のセラミック
封止材1と接する面にはAMまたはAl合金層3が設け
られ、その上に低融点ガラス層4が設けられて、セラミ
ック封止材lで封止される。リードフレーム2のAft
合金層3上のリード先端部9は、ワイヤ10でICチッ
プ5と接続される。
ICパッケージを示す。リードフレーム2のセラミック
封止材1と接する面にはAMまたはAl合金層3が設け
られ、その上に低融点ガラス層4が設けられて、セラミ
ック封止材lで封止される。リードフレーム2のAft
合金層3上のリード先端部9は、ワイヤ10でICチッ
プ5と接続される。
本発明方法では、第1図に示すようにリードフレーム2
の八2またはAl合金層3の少なくとも一部を急速に溶
融凝固させて、針状または樹枝状の結晶体6を形成する
。その後低融点ガラス層4を設け、ガラス封止材1で封
止する。
の八2またはAl合金層3の少なくとも一部を急速に溶
融凝固させて、針状または樹枝状の結晶体6を形成する
。その後低融点ガラス層4を設け、ガラス封止材1で封
止する。
また本発明方法は第5図に示すように、リードフレーム
2上にAil、またはへ1合金層3を設け、このAlま
たはAil、合金層の少なくとも一部を急速に溶融凝固
させ樹枝状の結晶体6として、この十にプラスチック封
止材7を設けて封止してもよい。
2上にAil、またはへ1合金層3を設け、このAlま
たはAil、合金層の少なくとも一部を急速に溶融凝固
させ樹枝状の結晶体6として、この十にプラスチック封
止材7を設けて封止してもよい。
第1図および第5図に示すように、構造的に、リードフ
レームの−L面に設けられたAlまたはAj2合金層3
の一部のみ、あるいは第4図および第6図に示すように
リードフレーム2の上、下面をこの方法により処理する
。更に効果をあげるためには、第7図で示すように、リ
ードビン8の側面にもlまたは/1合金層3をつけ(こ
の場合は蒸着で設ける。)このAil、または1合金層
3の一部をリードビン8の全周囲に渡って急速溶融凝固
方法で処理し、樹枝状の結晶体6とし、全周にわたって
プラスチック封止材あるいはガラス封止材との密着性を
よくすることもできる。
レームの−L面に設けられたAlまたはAj2合金層3
の一部のみ、あるいは第4図および第6図に示すように
リードフレーム2の上、下面をこの方法により処理する
。更に効果をあげるためには、第7図で示すように、リ
ードビン8の側面にもlまたは/1合金層3をつけ(こ
の場合は蒸着で設ける。)このAil、または1合金層
3の一部をリードビン8の全周囲に渡って急速溶融凝固
方法で処理し、樹枝状の結晶体6とし、全周にわたって
プラスチック封止材あるいはガラス封止材との密着性を
よくすることもできる。
〈実施例〉
第3図に示す構成で、第1図に示すようにFe −42
% Ni合金製のフラットパッケージ型リードフレーム
2上の封止材と接する面にAil層をイオンブレーティ
ング法により設け、このAl層をレーザー光により、約
400℃/secの条件で急速加熱(2秒)し、後空冷
して樹枝状結晶をl m+++Illで設けた。このA
U層上に低融点ガラス層4を設けて、セラミック封止材
で封止を行いICパッケージとした。
% Ni合金製のフラットパッケージ型リードフレーム
2上の封止材と接する面にAil層をイオンブレーティ
ング法により設け、このAl層をレーザー光により、約
400℃/secの条件で急速加熱(2秒)し、後空冷
して樹枝状結晶をl m+++Illで設けた。このA
U層上に低融点ガラス層4を設けて、セラミック封止材
で封止を行いICパッケージとした。
各種の気密性テストにより製品評価を行ったところ封止
材料とリードフレームとの密着性が良く不良率が60%
減少した。
材料とリードフレームとの密着性が良く不良率が60%
減少した。
〈発明の効果〉
1、密封性の向上
ICパッケージでは封止材であるプラスチックあるいは
ガラスとリードフレームの金属表面とは濡れにくい。そ
のため気密性が保たれず外部からの水分等の侵入による
故障がおこりがちであるが、本発明方法によればAlま
たはAiL合金層の少なくとも一部を樹枝状の結晶体と
するので、封止材と樹枝状結晶体のアンカー効果(an
chor)によりよく密着し、故障率が減少する。
ガラスとリードフレームの金属表面とは濡れにくい。そ
のため気密性が保たれず外部からの水分等の侵入による
故障がおこりがちであるが、本発明方法によればAlま
たはAiL合金層の少なくとも一部を樹枝状の結晶体と
するので、封止材と樹枝状結晶体のアンカー効果(an
chor)によりよく密着し、故障率が減少する。
第1図は、本発明方法を説明するICパッケージの部分
断面図である。 第2図は、セラミック封止材ICパッケージを示す斜視
図である。 第3図は、第2図のA−A’線における断面図であり、
従来例を示す。 第4図は、本発明方法の他の実施例を説明するセラミッ
ク封止材ICパッケージの部分断面図である。 第5図および第6図は、本発明方法の他の実施例を説明
するプラスチック封止材ICパッケージの部分断面図で
ある。 第7図は、本発明方法を説明するリードビンの一部斜視
図である。 符号の説明 1・・・セラミック封止材、 2・・・リードフレーム、 3−1nまたは1合金層、 4・・・低融点ガラス層、 5・・・ICチップ、 6・・・樹枝状の結晶体、 7・・・プラスチック封止材、 8・・・リードビン、 9・・・リード先端部、 io−・・ワイヤ 特許出願人 日立電線株式会社 ′・ 二゛パ
断面図である。 第2図は、セラミック封止材ICパッケージを示す斜視
図である。 第3図は、第2図のA−A’線における断面図であり、
従来例を示す。 第4図は、本発明方法の他の実施例を説明するセラミッ
ク封止材ICパッケージの部分断面図である。 第5図および第6図は、本発明方法の他の実施例を説明
するプラスチック封止材ICパッケージの部分断面図で
ある。 第7図は、本発明方法を説明するリードビンの一部斜視
図である。 符号の説明 1・・・セラミック封止材、 2・・・リードフレーム、 3−1nまたは1合金層、 4・・・低融点ガラス層、 5・・・ICチップ、 6・・・樹枝状の結晶体、 7・・・プラスチック封止材、 8・・・リードビン、 9・・・リード先端部、 io−・・ワイヤ 特許出願人 日立電線株式会社 ′・ 二゛パ
Claims (1)
- (1)リードフレーム上にAlまたはAl合金層を設け
該AlまたはAl合金層の少なくとも一部を急速に溶融
、凝固させ、針状または樹枝状の結晶体とし、封止材料
との接着性を向上させることを特徴とするICパッケー
ジの封止方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1362787A JPS63181455A (ja) | 1987-01-23 | 1987-01-23 | Icパツケ−ジの封止方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1362787A JPS63181455A (ja) | 1987-01-23 | 1987-01-23 | Icパツケ−ジの封止方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63181455A true JPS63181455A (ja) | 1988-07-26 |
Family
ID=11838475
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1362787A Pending JPS63181455A (ja) | 1987-01-23 | 1987-01-23 | Icパツケ−ジの封止方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63181455A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04202670A (ja) * | 1990-11-30 | 1992-07-23 | Hitachi Ltd | 金属部材の表面改質法及び各種製品の製造方法 |
JPH0529530A (ja) * | 1991-07-18 | 1993-02-05 | Sumitomo Special Metals Co Ltd | 半導体パツケージ用Cu系材料 |
JP2012023042A (ja) * | 2008-11-28 | 2012-02-02 | Nissan Motor Co Ltd | シール構造および該シール構造を備えた燃料電池 |
US8512455B2 (en) | 2009-05-12 | 2013-08-20 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Electric precipitator |
-
1987
- 1987-01-23 JP JP1362787A patent/JPS63181455A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04202670A (ja) * | 1990-11-30 | 1992-07-23 | Hitachi Ltd | 金属部材の表面改質法及び各種製品の製造方法 |
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JP2012023042A (ja) * | 2008-11-28 | 2012-02-02 | Nissan Motor Co Ltd | シール構造および該シール構造を備えた燃料電池 |
JP5003823B2 (ja) * | 2008-11-28 | 2012-08-15 | 日産自動車株式会社 | シール構造および該シール構造を備えた燃料電池 |
US9350027B2 (en) | 2008-11-28 | 2016-05-24 | Nissan Motor Co., Ltd. | Sealing structure and fuel cell having the sealing structure |
US8512455B2 (en) | 2009-05-12 | 2013-08-20 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Electric precipitator |
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