JPS63181103A

JPS63181103A - テ−プレコ−ダ

Info

Publication number: JPS63181103A
Application number: JP1221487A
Authority: JP
Inventors: Junji Hamana; 浜名　純二; Shinichi Hara; 慎一原; Makoto Miyagi; 誠宮城
Original assignee: Canon Electronics Inc
Current assignee: Canon Electronics Inc
Priority date: 1987-01-23
Filing date: 1987-01-23
Publication date: 1988-07-26
Anticipated expiration: 2010-12-18
Also published as: JPH07118051B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業−１−の利用分野］この発明は、テープ状記録媒体に対し情報信号の記録ま
たは再生を行うテープレコーダに係り、特に前記記録媒
体の走行系の構のに関するものである。

［従来の技術］従来、カセットテープレコーダにおけるテープ駆動機構
は、基本的にハブ、キャプスタン、ピンチローラ笠から
構成され、テープを適当な張力で固定式の磁気ヘッドに
摺動させながら規定の速さでむらなく走行させて情報信
号の記録、再生を行っ゛〔いた。

第９図は、−・般的なカセットテープレコーダにおける
テープ駆動機構の一例を示した斜視図であり、ｌは磁気
ヘッド摺動面、４ａ、４ｂはテープガイド、６はヘッド
ケース、７は磁気ヘッド取付脚、９は磁気テープ（以下
テープ）、１３はキャプスタン、１４はピンチローラ、
１６はモータ、１７はベルト、１８はフライホイール、
１９は軸受である。

モータ１６の駆動力をベルト１７を介してフライホイー
ル１８に伝え、このフライホイール１８と一体化しＣい
る軸受１９により、キャプスタン１３を回転させる。テ
ープ９は、軸受１９に支えられているこのキャプスタン
１３とピンチローラ１４とに挟さまれているので、この
キャプスタン１３とピンチローラ１４の回転により、テ
ープ９は磁気ヘッド摺動面ｌ上を摺曲するようになって
いる。

次に、第６図は、従来のカセットテープレコーダにおけ
る固定式の磁気ヘッドの構造例を示した斜視図であり、
第６図において、２はギャップ、３ａ、３ｂ、３ｃ、３
ｄはコア、８は固定材である。また、第９図と同一符号
は、同一または相当部分を示す。

磁気ヘッド摺動面ｌには、ギャップ２を有するコア３ａ
、３ｂ、３ｃ、３ｄが露出しており、テープガイド４ａ
、４ｂによってテープ９（第９図）は磁気へラド摺動面
１に対して接触方向が制限されている。また、ヘッドケ
ース６には、不図示のカセットテープレコーダ本体に固
定するための取付脚７が設けられている。

第７図は、第６図に示した従来の固定式の磁気ヘッドの
Ｂ−Ｂ’における断面図であり、第７図において、ＩＯ
はバッドスプリング、１１はバットである。また第９．
６ｒＡと同一符号は、同・−または相当部分を示す。

第７図は、磁気ヘッド摺動面ｌに接触するテープ９が、
バッドスプリングｌＯ及びバット１１によって、ｒａ気
へラド摺動面１に押付けられている状態を示したもので
ある。

また、第８図は、一般的なカセットテープレコーダにお
ける固定式の磁気ヘッド及びテープカセットの位置関係
の概略を示した平面図であり。

第８図において、１２はテープカセット本体。

１５は巻取リールである。また、第９．６．７図と同一
符号は、同一または相当部分を示す。

テープカセット本体１２には、バッドスプリングｌＯ及
びバッド１１が内装されてＳす、テープ９が磁気ヘッド
摺動面ｌを走行する際、磁気ヘッド摺動面ｌがテープ９
をテープカセット本体１２の内側に図示のＨ′ｒ−け押
込むように突出している。（ＨはＩＥＣ規格により１．
８ｍｍ±０．５ｗｍと定められている）そのため、テー
プカセット本体１２内に突出した磁気ヘッド膚動面ｌが
、バットスプリングｌＯ及びバッド１１を、テープカセ
ット本体１２の内側に押込むことになる。第８図は、こ
のときの状態を示したものである。これによっＣ、バッ
トスプリング１０及びバッド１１はテープカセット本体
１２の内側に押込まれた状態から、元の状態に戻ろうと
する弾性力により、磁気ヘッド摺動面ｌを走行するテー
プ９を、適度な押圧力で磁気ヘッド摺動面ｌに押圧する
ことになる。そして、バッド１１が磁気仝ラド摺動面ｌ
に対して平行に取付けられていることから、テープ９及
び第７図に示したコア３ａ、３ｂ、３ｃ。

３ｄに大略等しい押圧力がかかることになる。

しかし、実際には第９図に示したように、磁気テープ９
はキャプスタン１３とピンチローラ１４の回転により走
行しているのものであり、キャプスタン１３がその下部
に位置する軸受１９から駆動力を伝えられているので、
この軸受１９に近い側のテープ９を挟さむキャプスタン
１３の力が、遣い側の挟さむ力よりも強いことがわかる
。そして、テープ９を磁気ヘッドｔＷＩｈ面ｌにＷｅさ
せる際の張力も、テープ幅方向の軸受１９何で強く。

それよりも離れるに従い弱くなっていく、従って、テー
プ９が磁気ヘッド摺動面ｌを摺動する際の磁気ヘッドの
摩耗は、軸受１９側のコア３ａの位８で大きく、それよ
り離れるに従い３ｂ。

３ｃ、３ｄの順で小さくなっていく。

［発明が解決しようとする問題点］上記のような従来のテープレコーダでは、キャプスタン
とピンチローラの回転によりテープ状記録媒体を走行さ
せる際、テープ状記録媒体の幅方向にかかるキャプスタ
ンの回転力が均一でないために、テープ状記録媒体の幅
方向の位置によりヘッド摺動面にかかる力が一様でなく
、複数のコアによる磁気ヘッドによるマルチチャンネル
テープレコーダにおいては、テープ状記録媒体がこの磁
気ヘッドの各コアを圧着する力も異なる。従って、テー
プ状記録媒体の摺動による磁気ヘッド摺動面の摩耗か不
均一になり、各コア間の′！！磁変換特性のバラツキ及
び磁気ヘッドの不均一な摩耗による各コアの寿命にバラ
ツキを生じ、これに伴い各チャンネルの記録再生特性に
バラツキが生ずるという問題があった。

この発明はかかる問題を解決するためになされたもので
、テープ状記録媒体のＷ１動による磁気ヘッド摺動面の
摩耗を均算にするとともに、磁気ヘッド摺動面の摩耗量
を極端に少なくして長寿命化したテープレコーダを提供
することを目的とする。

［問題点を解決するための手段］と記の目的を達成するためにこの発明のテープレコーダ
は記録媒体の走行方向に対して上下に位置し、記録媒体
の背面から押圧するバッドに対向する一対の突条部を磁
気ヘッド側に設け、前記軸受を有するフライホイールに
近い部位に位置する突状部から、テープ状記録媒体端部
までの距離よりも、前記軸受を有するフライホイールか
ら遠い部位に位置する突条部からテープ状記録媒体端部
までの距離を長くしたものである。

［作用］ −Ｆ記の構成にすることにより、ヘッドに対してテープ
状記録媒体の摺動面に３ける押圧力か均一となった。

［実施例］第１図は、この発［ＪＪの一実施例としてのテープレコ
ーダにおける固定式の磁気ヘッドの一例を示した斜視図
であり、第１図において、５ａ、５ｂは突条部である。

また、ｖｇ５図と同一符号は、同一または相当部分を示
す。

第１図に示す固定式の磁気ヘッドは、磁気ヘッド摺動面
ｌのギャップ２を有するコア３ａ。

３ｂ、３ｃ、３ｄを露出しており、テープガイド４ａ、
４ｂによって、テープ９は磁気ヘッド摺動面ｌに対して
摺動方向が制限されていることは、第６図に示した磁気
ヘッドと同じである。また。

磁気ヘッド摺動面ｌには、テープ９の摺動方向にそって
、このテープ９には触れない位置に、一対の突条部５ａ
、５ｂが設けられており、へ・ントケース６にはカセッ
トテープレコーダ本体１２に固定するための取付脚があ
る。

第２図は、第１図に示した固定式の磁気ヘッドのＡ−Ａ
”における断面図であり、第１．７図と同一符号は、同
一または相九部分を示す。

第２図において、磁気ヘッド摺動面ｌに接触するテープ
９が、バッドスプリング１０及びパット１１によって、
磁気ヘッド摺動面ｌに押付けられていることかわかる。

また、磁気へラド摺動面ｌを摺動するテープ９と、磁気
ヘッド摺動面ｌに設けられた一対の突条部５ａ、５ｂと
の隙間はそれぞれ見０，９２で示した。

いま、磁気ヘッド摺動面１に設けた突条部５ａ、５ｂの
厚みを０．１■とじ、キャプスタン１３の軸受１９に近
い側の突条部５ａと、テープ９の摺動端との距離文、が
０．０５ｓ■で、遠い側の突条部５ｂまでの距ｆａｘｚ
が０．１０ｓ■となる様ヘッドの取付は位置が決定され
ている。そして、このように突条部５ａ、５ｂを有する
磁気Ｊ＼・ントか取付けられたカセットテープレコーダ
に、テープカセット本体１２（第８図）を装着し、温度
４０℃、７０〜７５％の相対湿度中で、５００時間まで
のテープ走行を行い、磁気ヘッド摺動面１の摩耗形状の
試験を行つた。

第３図、第４図、第５図は、上記の試験の結果１ｇ１気
ヘッド摺動面ｌの摩耗形状を示したものである。第３図
は、第１，２［￥ｌに示した本実施例のテープレコーダ
における固定式の磁気ヘッドの要部断面図で、第４図は
、第６．７図に示した従来のテープレコーダにおける固
定式の磁気ヘッドの要部断面図である。また、ｔ５５図
は、第６．７図に示した従来のテープレコーダにおける
固定式の磁気ヘッドを、テープカセット本体１２に内装
されているバッドスプリングｌＯ及びバッド１１を取り
外し、このバッドスプリングｌＯによるバッドＩＯの押
圧力の影響のない状態で、テープ９を摺動させた時の固
定式の磁気ヘッドの要部断面図である。第３．４．５図
において、２０はテープ走行前の磁気ヘッド摺動面ｌの
状態、２１は５００時間テープ走行後の磁気ヘッド摺動
面ｌの摩耗形状である。

第５図に示すように、バッドスプリングｌＯによるバッ
ド１１の押圧力がない場合にも５１４Ｘヘッド摺動面ｌ
の摩耗の進行する位置があることから、バッドスプリン
グｌＯによるバット１１の押圧力の他に、テープテンシ
ョンか磁気ヘッド摺動面ｌの摩耗に大きく寄手している
ことがわかる。

また、バッド１１のない場合、あるいは突条部５ａ、Ｓ
ｂを十分厚くすることで、バット１１を浮せ、バッドス
プリングｌＯによるバット１１の押圧力が磁気ヘッド摺
動面ｌをＷ勤するテープ９にかからなくすると、磁気ヘ
ッド摺動面１の摩耗量は軽減するものの、磁気ヘッド摺
動面ｌとテープ９との間にスペーシングが生じ、電磁変
換特性を極端に悪化させてしまうことになる。従って、
バッド１１の厚さは、バッドスプリング１０の弾性力で
バット１１が十分変形して、磁気ヘッド摺動面ｌにテー
プ９を圧接できる範囲でなければならず、大略０．６■
■以下が望ましい。

また、軸受１９に近い側に位置する突条部５ａからテー
プ９の摺動端までの距離文、は、突条部５ａの厚さのｌ
／４の距離以上離れていないと、バッドスプリングｌＯ
の弾性力によるバット１１の変形が十分でなく、突条部
５ａの近傍のコア３ａヘバツト１１が圧接できなくなり
、磁気ヘッドＭ９１而ｌとテープ９との間にスペーシン
グが生じ、電磁変換特性の低下を招いてしまう。

さらにまた、軸受１９から遠い側に位置する突条部５ｂ
からテープ９の摺動端までの距離見。

は、軸受１９に近い側に位置する突条部５ａからの距ｔ
ａｎ、よりも大きく、磁気ヘッド摺動画ｌの摩耗形状か
ら１．１〜５倍にするのが望ましい。

また、突条部５ａ、５ｂからテープ９の摺動端までの距
離ｉｔ　、１．は、テープガイド４ａ。

４ｂの輻：ｌ−８２ｍｍとの和が４，７■■以下とする
のが望ましく、それ以上ではバッド１１の幅がＩＥＣＪ
ＡＰＡＮ規格で５１會以上になっているので、バット１
１の破損を勘案すると突条部５ａ、５ｂに当らなくなる
。

尚、この発明の一実施例のテープレコーダにおいて固定
式の磁気ヘッドを、カセットチープレコーグ本体へ取付
ける際、磁気ヘッドの取付脚を磁気テープ駆動系のフラ
イホイール、あるいはキャプスタンの軸受に近い側に設
けた例を示した。しかし、磁気ヘッドの取付脚を反対側
にしてカセットテープレコーダ本体に取付けた場合は、
磁気ヘッド摺動面に設けられた一対の突条部からテープ
の摺動端までの距離は、軸受に近い側では狭く、遠い側
ではそれより広くするのは言うまてもない。

また、この発明の一実施例としてコア４（１１を有する
固定式の磁気ヘッドを用いたカセットテープレコーダに
ついて説明したが、ｌｉ！Ｊ定式の磁気ヘッドを用いる
カセットテープレコーダであれば、全幅磁気ヘッド、あ
るいは２チヤンネル磁気ヘツトを用いるカセットテープ
レコーダにも適用することはできる。

［発明の効果］以上説明したとおりこの発明によるチープレ°コーダは
、記録媒体の走行方向に対して上下に位置し、記録媒体
の背面から押圧するバッドに対向する一対の突条部を磁
気ヘッド側に設け、前記軸受を有するフライホイールに
近い部位に位置する突状部から、テープ状記録媒体端部
までの距離よりも、前記軸受を有するフライホイールか
ら遠い部位に位置する突条部からテープ状記録媒体端部
までの距離を長くした構成を有するので、テープ状記録
媒体の摺動時に生ずる磁気ヘッドの摩耗を各コア間で均
等とするとともに、その摩耗量を極端に少なくすること
により、ヘッドの長寿命化する効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例のカセットテープレコーダ
における固定式の磁気ヘッドの一例を示した側視図、第
２図はｔｉＳ１図のＡ−Ａ”における断面図、第３図、
第４図、第５図は、磁気ヘッドの摺動面の摩耗形状をそ
れぞれ示した断面図。第６図は従来のカセットテープレコーダにおける固定式
の磁気ヘッドの一例を示した斜視図、第７図は第６図の
Ｂ−Ｂ′における断面図、第８図は一般的なカセットテ
ープレコーダにおける固定式の磁気ヘッド及びテープカ
セットの位置関係の概略を示した平面図、第９図は一般
的なカセットテープレコーダにおける固定式の磁気ヘッ
ド及びテープ駆動機構の概略を示した斜視図である。図中。 ■、磁気ヘヘッ摺動而面　２：ギャップ３ａ、３ｂ、：
ｌｃ、コｄ：コア４ａ、４ｂ　：テープガイト５ａ、５ｂ　：突条部６：ヘッドケース　　　７：取付脚８：固定剤　　　　　　９：磁気テープ１０；バッドス
プリング　１１：パッド２０：磁気テープ走行前の磁気
ヘッド摺動面の状態２１　：　５００時間磁気テープ走行後の磁気ヘッド摺
動面の摩耗状態代理人　弁理士　１）北　嵩　晴第１図第２図第３図第４図第５図第６図第７図

Claims

【特許請求の範囲】

モータの回転力を、中心に軸受を有するフライホィール
に受け、前記軸受を貫通し軸受上部に設けられたキャプ
スタンとピンチローラにより挟み付けてテープ状記録媒
体を移動し、パッドで時期ヘッドに圧接された前記テー
プ状記録媒体に対し、該磁気ヘッドで情報信号の記録ま
たは再生を行うテープレコーダにおいて、前記記録媒体
の移動方向に対して上下に位置し、記録媒体の背面から
押圧するパッドに対向する一対の突条部を前記磁気ヘッ
ド側に設け、前記軸受を有するフライホィールに近い部
位に位置する突状部から、テープ状記録媒体端部までの
距離よりも、前記軸受を有するフライホィールから遠い
部位に位置する突条部からテープ状記録媒体端部までの
距離を長くしたことを特徴とするテープレコーダ。