JPS63180860A - 抗g−csfモノクロ−ナル抗体 - Google Patents

抗g−csfモノクロ−ナル抗体

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JPS63180860A
JPS63180860A JP62012721A JP1272187A JPS63180860A JP S63180860 A JPS63180860 A JP S63180860A JP 62012721 A JP62012721 A JP 62012721A JP 1272187 A JP1272187 A JP 1272187A JP S63180860 A JPS63180860 A JP S63180860A
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JP
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csf
monoclonal antibody
mouse
column
antibody
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JP62012721A
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English (en)
Inventor
Hajime Koda
好田 肇
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KH Neochem Co Ltd
Original Assignee
Kyowa Hakko Kogyo Co Ltd
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  • Peptides Or Proteins (AREA)
  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
  • Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、G−CS Fの精製や定量に有用な抗G−C
SFモノクローナル抗体に関する。
従来の技術 (、−CSFに対するモノクローナル抗体は知られてい
ない。
発明が解決しようとする問題点 組換えDNA技術の発達により、G−CS Fを微生物
たとえば大腸菌により製造し大量に供給することが可能
となった。
組換えDNA技術により製造したG−CSFの確実な評
価および薬剤としての開発のために、優れた精製手段お
よび簡便で高精度の定量法が求められている。
問題点を解決するための手段 本発明者は、G−CSFについて精製、定量などに使え
るモノクローナル抗体を得るべく研究した。その結果、
第1表で示されるG−CSFでマウスを免疫して得られ
る肺細胞とマウスの骨髄腫細胞とを通常の方法で融合さ
せて得られるハイブリドーマが、該G−CSFに対して
反応するモノクローナル抗体を生成し、該モノクローナ
ル抗体はその精製、定量に使用することができることを
見出し本発明を完成した。
ロコ   ロコ   LjL    <コ   くコ 
  ←−じ5  ご;   淀y   ご;   ご;
   包よ冒=   わ5    e5    翼; 
  1饗   3g以下、本発明の詳細な説明する。
本発明のモノクローナル抗体の製造は次のとおりに行う
(1)免疫化動物細胞の調製 マウス、ラットなどをG−CSFで免疫して、その動物
から肺細胞を調製する。
G−CSFは、ヒトの顆粒球から採取されたものまたは
組換えDNA技術で大腸菌で製造したもの(Natur
e 319.415(1986)、5cience 2
32 。
61(1986))を使用する。第1表のアミノ酸配列
第1〜174で示されるG−CSFが好適に利用できる
免疫の方法は、8〜10週令のマウスの皮下あるいは、
静脈内あるいは腹腔内に、適当なアジュバント〔例えば
、フロイントの完全アジュバント (Complete
 Freund’s Adjuvant) あるいは、
水酸化アルミニウムゲルと百日咳菌ワクチンなど〕とと
もに該G −CS F 10xr 〜10olLg/匹
を投与する。以後1〜2週問おきに、該G−CSFを2
〜10回投与する。
各免疫後1週間で、眼底静脈叢より採血し、血清中の抗
G−CSF抗体価を以下に示す固相法による酵素免疫測
定法で調べる。
抗体価の測定法は、固相酵素免疫測定法(酵素免疫測定
法;医学書腕利1978年)によった。
96大のEIA用プレート〔Flow 1aborat
ory社(米)製〕に、特異抗原〔G−CSFが10g
g/mlとなるようフォスフェートバッファー・セイラ
イン(PBS)  (リン酸2ナトリウム183g、リ
ン酸1カリウム0.21g、食塩7.65g、蒸留水1
jl’、pH7,2)で希釈した溶液、交差反応をみる
場合には、G−CSFのかわりに他の抗原あるいはBS
’A/PBS溶液を用いる〕を100JL(!/穴ずつ
分注し、4℃で一晩放置して抗原をプレート穴底面にコ
ートさせ、その後1%B S A/P B S溶液20
0μg/穴を分注し、4℃で一晩放置して、プレート底
面上の蛋白質結合性残基をBSAでコートする。
上記プレートをPBSでよく洗浄後、第1抗体として、
段階希釈した試料(マウス抗血清、ハイブリドーマ培養
上清、精製抗体)を50itll/穴分注し、4℃で一
晩または室温で3〜4時間放置する。PBSで6回洗浄
した後、第2抗体として、ウサギの抗マウスイムノグロ
ブリン−ペルオキシダーゼ結合物[:DAKO社製、販
売:協和メデックス〕の400倍希釈液を100ρ/穴
分注し、室温で2時間放置する。PBSで洗浄後、AB
TS基質液C2,2’−アジノビス(3−エチルベンゾ
チアゾリン−6−スルホン酸)ニアンモニウム550m
gを0.1 Mクエン酸緩衝液(pH4,2)IAに溶
かした溶液に、使用直前に過酸化水素1ρ/mlを加え
た溶液〕100mを加え、発色をOD4151mで吸光
度を測定する。G−CSFに対する抗体価が、正常マウ
ス血清の103倍以上(415nmでのOD値)になっ
たマウスを免疫化動物細胞の供給源として使う。
細胞融合に供するために、免疫マウスに融合処理の3〜
4日前にG−CSFを5×105〜10710/匹腹腔
内投与し、追加免疫後、肺臓を摘出し、肺細胞を調製す
る。
(2)骨髄腫細胞の調製 骨髄腫細胞としては、マウスから得られた株化細胞を使
用する。たとえば、8−アザグアニン耐性マウス(BA
LB/c由来)骨髄腫細胞株P3−X63  Ag8−
Ul (P3−Ul)[Current topics
 in Microbiology andImmun
ology  81 1−7 (1978)〕P 3−
NS I/1−Ag4.1  (NS−1)  [Eu
ropean J。
Immunology 、6 511−519(197
6) ) SP210−Ag 14 (SP−2)  
(Nature 276 .269−270(1978
)) 、  P 3−X63−Ag3.653(653
)  (J、Immunology 123.1548
−1550(1979)) 、 P 3−X 63−A
g 8 (X 63)〔Nature 256.495
−497(1975)Eなどが用いられる。これらの細
胞株は、8−アザグアニン培地CRPMI−1640培
地にグルタミン(1,5mM)、2−、Iルヵプ)エタ
/−ル(5X 10−5M) 、 ジエンタマイ”ン(
10x/ml)および牛胎児血清(FC3)(10%)
を加えた正常培地に、さらに8−アザグアニン(15t
tg /m l )を加えた培地〕で継代するが、細胞
融合の3〜4日前に正常培地に継代し、融合当日2X1
07以上の細胞数を確保する。
(3)細胞融合 (1)で免疫したマウスに5X105〜107I[1X
匹のG−CSFを腹腔内投与し、3〜4日後に肺臓を摘
出し、肺細胞を調製する。この肺細胞と(2)で得られ
る骨髄腫細胞をMEM培地(日永製薬社製)またはPB
Sでよく洗浄し、細胞数が、肺細胞:骨髄腫細胞=5〜
10:1になるように混合し、遠心分離にかける。上清
を捨て、沈澱した細胞群をよくほぐした後、撹拌しなが
らポリエチレングリコール(P E (、−1000〜
4000)1〜4gSMEM培地1〜4ml、ジメチル
スルホキシド(口imethylsulfoxide)
0.5〜1.Qmlの混液0.1〜1.0ml/ 10
8胛細胞を加え、0.5〜10分後にMEM培地0.5
〜3mlを加える。その後0.5〜2分毎にMEM培地
0.5〜3mlを数回加えた後、MEM培地を30〜6
0m1加える。遠心後、上清を捨て、ゆるやかに細胞を
ほぐした後、正常培地50〜20 Qmlを加え、メス
ピペットでゆるやかに細胞を懸濁する。この懸濁液を培
養用プレートに半容量/穴ずつ分注し、3〜7%CO2
インキユベーター中、35〜40℃で10〜30時間培
養する。培養プレートに半容量/穴のHAT培地〔正常
培地にヒポキサンチン(10−5〜10−3M) 、チ
ミジ7 (10−6〜10−’M) オよびアミノプテ
リン(10−8〜10−7M) ヲ加えた培地〕を加え
、さらに10〜30時間培養する。以後1〜3日間日間
10註30 培養上清半容量を捨て、新たに同量のHAT培地を加え
、CO2インキユベータ−中、35〜40℃で10〜1
4日間培養する。
コロニー状に生育してきた融合細胞の認められる穴につ
いて、上清半容量を捨て、HT培地(HAT培地からア
ミノプテリンを除いた培地)を同量加え、以後1〜3日
間日間10註30HT培地で3〜4日培養後、培養上清
の一部をとり上記の酵素免疫測定法により、抗G−CS
F抗体価を測定する。
抗体価の認められた穴について、限界希釈法によりクロ
ーニングを2〜4回繰り返し、安定して抗体価の認めら
れたものを、抗G−C8Fモノクローナル抗体産生ハイ
ブリドーマ株として選択する。
(4)モノクローナル抗体の調製 プリスタン処理した8〜10週令BALB/c雌マウス
に(3)で得られた抗G−CSFモノクローナル抗体産
生ハイブリドーマ細胞2〜4×106個/匹を腹腔内注
射する。10〜21日でハイブリドーマは腹水癌化する
。このマウスから腹水を採取し、遠心して固形分を除去
後、50%硫安塩析、40%硫安塩析をし、PBS (
pH7,2)で1〜2日間透析する。この透析画分を粗
精製モノクローナル抗体として分離し、定量用に供する
ことができる。
さらに精製が必要な場合には、DEAE−セァロースカ
ラム、プロティンA−セファロースカラムなどに通塔し
、IgG画分を集める。
抗体のイソタイプ、サブクラスの決定は、0uchte
rlony法(免疫学実験入門、生物化学実験法15.
学会出版センター刊、p74.1981年)によって行
う。
蛋白質の定量は、フォーリン法および280nmでの吸
光度〔1,4(○D2B[1)″−、イムノグロブリン
1mg/ml :]より算出する。
かくして、KM−342と命名したハイプリドーマ株か
ら得られるモノクローナル抗体KM−342は、IgG
+ に属することを同定した。
KM−342の抗原特異性、G−CS F活性の中和活
性は実施例に示すとふりである。
本発明のモノクローナル抗体を用いるG−CSFの精製
方法の一例を示せば次のとおりである。
本発明のモノクローナル抗体10mgをPB31〜10
m1にとかしCNBr活性化セファロース−4B (P
harmacia Fine Chemicals社製
)などの担体1mlと反応させ、固定化モノクローナル
抗体を得る。この固定化モノクローナル抗体をカラムに
充填後、これに組換えDNA技術により製造したG−C
SF (3mg以下)を含む溶液を通塔する。この操作
で95〜100%のG−CSFがカラムに吸着される。
溶媒、たとえば、7M尿素とIMNaCj2とを含む溶
液(pH7,0)で溶出すると、吸着量の約80%のG
−CSFが溶出する。−回の通塔により約5、000倍
の精製が可能である。これに対して、加熱などにより失
活させたG−CS Fは全く本抗体カラムに吸着されな
い。
本発明のモノクローナル抗体は同相サンドウィッチ法に
よる酵素免疫測定法などによりG−CSFを定量するた
めに使用できる。
実施例1 (1)免疫マウス脾細胞の調製 8週令のB A L B / c雌マウス(静岡系実験
動物農業協同組合)5匹にアジュバントとして水酸化ア
ルミニウムゲル2mg/匹および百日咳菌死菌ワクチン
(千葉系血清研究所)1×109細胞/匹と抗原として
第1表のG−CSF100■/匹を腹腔内投与し免疫し
た。
以後、2週問おきに、該G−CSF  100μg/匹
を腹腔内に投与し、2回目以降の免疫をかけた。3回目
の免疫以降、免疫の5〜7日後に眼底静脈叢より採血し
、血清中の抗G −CSF抗体価を前記の同相法による
酵素免疫測定法で調べた。
3回免疫以降5匹全例で抗体価が認められたが、■gG
クラスのモノクローナル抗体を効率よく得るために、総
計5回の免疫を行った。
5回目の免疫後、G−CSF  100μg/匹を腹腔
内投与して追加免疫し、3日後このマウスから肺細胞を
調製して細胞融合に用いた。
(2)マウス骨髄腫細胞の調製 8−アザグアニン耐性マウス骨髄腫細胞P3−UIを正
常培地(RPMI−1640にグルタミンl、5mM、
2−メルカプトエタノール5X 10−5M、ジェンク
マイシン10μg / m ]および牛脂児血清Q、 
l ml /+nlを加えた培地〕に培養し、4日後に
2X107以上の細胞を得た。
(3)ハイブリドーマの作製 MEM (田水製薬社製)でよく洗浄した免疫マウス肺
細胞lXl0’個とマウス骨髄腫細胞PI−UI  2
X107個を混合し、1.20Orpmで5分間遠心分
離にかけた。
沈澱として得られた肺細胞とP3−UIの混合した細胞
群をよくほぐした後、撹拌しながら37℃、ポリエチレ
ングリコール−1,000(PEG−1000)2g、
MEM2mlおよびDMS○ Q、7mlの混液0.5
mlを加え、1分後にMEMlmlを加えた。その後M
EM1mlを1分毎に5回加えた後、MEMを全容量が
50m1となるように加えた。900rpmで遠心分離
後、上清を捨て、ゆるやかに細胞をほぐした後、正常培
地103mlを加え、10m1メスピペツトでゆるやか
に細胞を懸濁した。
懸濁液を24穴培養用プレート(Flow Labor
atory社(米)製〕に1m1/穴ずつ分注し、5%
co2インキュベーター中、37℃で24時間培養した
。培養プレートに1m1/穴のHAT培地〔上記正常培
地にヒポキサンチン10−’M、チミジン1.5 Xl
0−5Mおよびアミノプテリン4 Xl0−7Mを加え
た培地〕を加え、さらに24時間培養した。培養上清1
mlを捨て、あらたにHAT培地培地1奢lえ、37℃
でさらに24時間培養した。培養上清1mlを捨て、H
AT培地培地1奢lえ、37℃でさらに10〜14日間
培養した。
コロニー状に生育してきた融合細胞のみられる穴につい
て、上清1mlを捨て、HT培地〔上記HAT培地より
アミノプテリンを除いた培地〕を1ml加えて37℃で
培養した。以後2日間同様にHT培地への交換を行い、
培養を続け4日後、培養上清の一部を採取し、抗G−C
SF抗体価を上記の同相酵素免疫測定法により測定した
抗体価の認められた穴については、限界希釈法によりク
ローニングを2回繰り返し、安定して抗体価の認められ
たクローンを抗G−CSFモノクローナル抗体産生ハイ
ブリドーマ株とじてKM−342を選択した。ハイプリ
ドーマ株KM−342は英国European Co1
1ection ofAnimal Ce1l Cu1
turesにECACCNo、87011601として
昭和62年1月16日付で寄託しである。
(4)モノクローナル抗体の部分精製 プリスタン処理C2,6,10,14−テトラメチルペ
ンタデカン(2,6,10,14−tetrameth
ylpentadecane)0.5ml/匹を腹腔内
投与し、2週間飼育する。〕した8週令BALB/c雌
マウスに上記で得られたハイプリドーマ株各4X106
細胞/匹を腹腔内注射した。10〜21日後にハイプリ
ドーマ株は腹水癌化する。10〜21日後に腹水のたま
ったマウスから腹水(4〜10m1)を採  玉取し、
遠心分離して固形分を除去した。上清を  G免□ 50%硫安塩析、40%硫安塩析し、PBSM− (pH7,2)で2日間透析した。これを粗精製 モノ
シモノクローナル抗体KM−342とした。
(5)粗精製モノクローナル抗体の抗原特異性固相酵素
免疫測定法により粗精製モノクローナル抗体の抗原特異
性を測定した。抗原とじては第1表のG−CSFのほか
、組換えDNA技術インターフェロン−γ (HIFN
−r)  C実験医学第2巻 44 (1984) )
 、組換えDNA技術インターフェロン−β (HIF
N−β)〔遺伝子組換実用化技術第4巻、165 (1
983)) 、ホスト大腸菌由来夾雑タンパクおよび牛
血清アルブミン(BSA)(生化学工業社製)を用いた
結果を第2表に示す。
第   2   表 尻 騎− −CSF   xlO−20,9800,0150,0
200,0050,340蔓マウス 血清 342粗精製 10xr/ml ’0.890 0.0
08 0.010 0.005 0.0250−ナル 
抗イ本 粗精製モノクローナル抗体をDEAEセファロースカラ
ムに通塔後溶出し、IgG画分を集め精製モノクローナ
ル抗体とした。
(6)抗G−CSFモノクローナル抗体によるG−CS
Fの中和活性 マウス骨髄細胞を用いる顆粒球コロニー形成法(ソフト
サイエンス社刊、 1985.最新組織培養応用研究法
−In vitro  アッセイと有用物質生産−、P
、205〜209)により、抗G−CSFモノクローナ
ル抗体のCSF活性中和活性を調べた。50.q/ml
のG−CSFと、1■〜1.000 /4g/mlのK
M−342とを混合し、室温30分静置後、骨髄細胞含
有寒天プレートに加え、37℃、7〜10日間C02イ
ンキユベーター中で培養し、出現した顆粒球のコロニー
数を測定した。その結果を第1図に示す。
第1図より明らかなように、KM−342は、(、CS
Fによる顆粒球コロニー形成を中和した。
(7)モノクローナル抗体の分類 0uchterlony法(免疫学実験入門、生物化学
実験法15.学会出版センター刊 p、75 1981
年)でKM−342の抗体のインタイブを調べたところ
、抗体がIgGクラスに属するモノクローナル抗体であ
り、さらにKM−342はIgG。
クラスの抗体であると同定された。
実施例2 実施例1で得られた抗G−C,S Fモノクローナル抗
体KM−342の10mg/PBSをCNB r活性化
セフ 7 o−ス−4B (Pharmacia Fi
ne Chemicals社製)1mlと反応させ、固
定化モノクローナル抗体を得た。この固定化モノクロー
ナル抗体をカラムに充填し、そのカラムに2.5mgの
G−CSFを含んだ培養抽出物5mlを通塔したところ
、2.4mg(96%)のG−CSFがカラムに吸着し
た。
次にPBSで洗浄後7M尿素とIM  NaCj7とを
含む溶液で溶出したところ、1.94mg(吸着量の8
1%)のG−CSFが溶出した。この−回の通塔により
、G−CSFが約5.000倍精製された。
一方加熱などにより失活させたG−CSFは、全く本抗
体カラムに吸着しなかった。
実施例3 第1表のG−CSFをウサギに免疫して得た、抗G−C
SFウサギ抗血清を第1抗体として、100■/m 1
の濃度で96穴EIA用プレート[:Flow Lab
oratory社(米)製〕に50ρ/穴ずつ分注した
。4℃で24時間放置し、プレートの穴の底面に第1抗
体をコートした。ついで、プレート穴の底面の蛋白結合
基の残りを覆うため、1%牛血清アルブミン/PBSを
200ρ/穴ずつ分注し、4℃で24時間放置した。レ
ジン水でよく洗浄後、100mg〜100 μg/ml
の(、−CSFを50〃/穴ずつ分注し、室温に2時間
放置した。
PBSでよく洗浄した後、第2抗体として、ビオチン化
KM−342(10μg/ml)を50鴻/穴加え、4
℃で1晩放置し、PBSでよく洗浄した後、アビジン−
ビオチン−ペルオキシダーゼ〔ベクトール(VECTO
R)社製〕(10μg/ml)  100ρ/穴加え、
室温で1時間放置した後、PBSで洗浄した。次にAB
TS基質液を100d/穴加え、室温で30分間反応さ
せ、5%SDS溶液100IIjl/穴を加え反応を停
止した。各穴の発色を吸光度計(OD415)で測定し
た。
その結果、第2図に示した様に、0.5〜50μg/m
lの範囲でG−CSFを定量することが可能であった。
この系に、G−CSFの代わりに、熱失活させたG−C
SFを加えても、全く反応しなかった。
発明の効果 本発明のモノクローナル抗体を用いて、第1表に示した
G−CSFを効率よく精製し、高感度。
簡便、迅速に定量することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はG−CSFによる顆粒球コロニー形成能の抗(
、−CSF抗体(KM−342)による中和活性を示す
。 第2図はG−CSFの含有量と415nmの吸光度の関
係を示す。 黒丸は(、−CSF50■添加、白丸はG−CSF無添
加を示す。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ヒト顆粒球コロニー刺激因子(以下G−CSFと
    略記する)に対する抗G−CSFモノクローナル抗体。
  2. (2)G−CSFが第1表のアミノ酸配列1〜174で
    示されるものであることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項のモノクローナル抗体。
  3. (3)G−CSF活性の中和活性を有することを特徴と
    する特許請求の範囲第1項のモノクローナル抗体。
  4. (4)G−CSFでマウスを免疫して得られる脾細胞と
    マウスの骨髄腫細胞とを通常の方法で融合させ、得られ
    るハイブリドーマを培地に培養するか、またはマウスの
    腹腔内に移植して腹水癌化することにより、培養液中ま
    たは腹水中に抗G−CSFモノクローナル抗体を生成蓄
    積させ、該培養液または腹水から該モノクローナル抗体
    を採取することを特徴とする抗G−CSFモノクローナ
    ル抗体の製造法。
  5. (5)抗G−CSFモノクローナル抗体を用いるアフィ
    ニティークロマトグラフィーにより、G−CSF含有物
    質からG−CSFを単離することからなるG−CSFの
    精製法。
  6. (6)抗G−CSFモノクローナル抗体を用い、固相サ
    ンドウィッチ法による酵素免疫測定法によりG−CSF
    を定量する方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0721958A2 (en) * 1994-12-15 1996-07-17 Kyowa Hakko Kogyo Co., Ltd. Immunological assay for quantifying PEG-modified human granulocyte colony stimulating factor
US7951913B2 (en) 2006-06-02 2011-05-31 Biotika A.S. Method of polymyxin B recovery from fermentation broth
US8119371B2 (en) 2006-06-15 2012-02-21 Biotika A.S. Process for the preparation of polymyxin B employing (PAENI) Bacillus polymyxa

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