JPS63180779A - 冷凍サイクル用四方弁 - Google Patents
冷凍サイクル用四方弁Info
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- JPS63180779A JPS63180779A JP62011831A JP1183187A JPS63180779A JP S63180779 A JPS63180779 A JP S63180779A JP 62011831 A JP62011831 A JP 62011831A JP 1183187 A JP1183187 A JP 1183187A JP S63180779 A JPS63180779 A JP S63180779A
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- Multiple-Way Valves (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は冷凍サイクル、特にヒートポンプ型の空調機の
冷房・暖房の切換に用いる冷凍サイクル用四方弁に関す
るものである。
冷房・暖房の切換に用いる冷凍サイクル用四方弁に関す
るものである。
従来の技術
近年、冷凍サイクル用四方弁は、空調機のヒートポンプ
化が進むにつれ、その需要は急増しており、低コスト化
、信頼性向上、小型化等の要求が強くなっている。
化が進むにつれ、その需要は急増しており、低コスト化
、信頼性向上、小型化等の要求が強くなっている。
以下図面を参照しながら、上述した従来の冷凍サイクル
用四方弁の一例について説明する。
用四方弁の一例について説明する。
第5図は従来の冷凍サイクル用四方弁の断面図を示すも
のである。1は密閉された円筒状弁本体、2.3は前記
弁本体の周面の両側に反対方向に接続された吐出管と吸
入管である。4,5は、前記吸入管3を中央にして両側
に設けられた、第一。
のである。1は密閉された円筒状弁本体、2.3は前記
弁本体の周面の両側に反対方向に接続された吐出管と吸
入管である。4,5は、前記吸入管3を中央にして両側
に設けられた、第一。
第二の導管である。この第一の導管4は室内側熱交換器
(以下室内器)(図示せず)に接続され、3へ−7 第二の導管6は室外側熱交換器(以下室外器)(図示せ
ず)に接続されている。上記4本の接続管2,3,4.
5はそれぞれ弁本体1内に開口しており、並設したら接
続管2,4.6の開口端は弁本体1の軸方向に面一にシ
ート6で弁本体1に固定されている。7は、前記弁本体
1の内部にあって、前記シート6面を軸方向に摺動する
摺動弁であシ前記吸入管3と第一の導管4.又は吸入管
3と第二の導管5を択一的に連通せしめる凹面7aを有
している。8,9は前記摺動弁の両側に連結板1oで連
結されて配設され微小孔8a、9aを有するピストン体
である。11.12は前記弁本体1の端面を密封する蓋
である。13.14は前記蓋11.12の間の空間R1
,R2に開口し、電磁式パイロットパルプ15の通電操
作により前記吸入管3と択一的に切換連通して低圧ガス
導入する抽気管である。
(以下室内器)(図示せず)に接続され、3へ−7 第二の導管6は室外側熱交換器(以下室外器)(図示せ
ず)に接続されている。上記4本の接続管2,3,4.
5はそれぞれ弁本体1内に開口しており、並設したら接
続管2,4.6の開口端は弁本体1の軸方向に面一にシ
ート6で弁本体1に固定されている。7は、前記弁本体
1の内部にあって、前記シート6面を軸方向に摺動する
摺動弁であシ前記吸入管3と第一の導管4.又は吸入管
3と第二の導管5を択一的に連通せしめる凹面7aを有
している。8,9は前記摺動弁の両側に連結板1oで連
結されて配設され微小孔8a、9aを有するピストン体
である。11.12は前記弁本体1の端面を密封する蓋
である。13.14は前記蓋11.12の間の空間R1
,R2に開口し、電磁式パイロットパルプ15の通電操
作により前記吸入管3と択一的に切換連通して低圧ガス
導入する抽気管である。
以上のように構成された冷凍サイクル用四方弁について
その動作を説明する。
その動作を説明する。
電磁式パイロットパルプ150通電操作により抽気管1
3.14を介して空間R1あるいは空間R2と吸入管3
を択一的に連通して空間内圧力を低下させると共にピス
トン体8,9の微小孔8a。
3.14を介して空間R1あるいは空間R2と吸入管3
を択一的に連通して空間内圧力を低下させると共にピス
トン体8,9の微小孔8a。
9aを介して弁本体1内の吐出側圧力を反対側の空間に
導入して高圧とすることによシ、雨空間の高低圧力差で
ピストン体8,9に連結する摺動弁7を移動させ、吐出
管2より導入される高圧冷媒を第二の導管6と連通させ
しめて室内器を凝縮器として用いて室内を暖房し、又は
高圧冷媒を第一の導管4と連通せしめて室外器を凝縮器
に室内器を蒸発器として室内器を冷房するものである。
導入して高圧とすることによシ、雨空間の高低圧力差で
ピストン体8,9に連結する摺動弁7を移動させ、吐出
管2より導入される高圧冷媒を第二の導管6と連通させ
しめて室内器を凝縮器として用いて室内を暖房し、又は
高圧冷媒を第一の導管4と連通せしめて室外器を凝縮器
に室内器を蒸発器として室内器を冷房するものである。
発明が解決しようとする問題点
しかしながら、上記のような構成では電磁式パイロット
パルプ15の作動により高低圧の圧力変換を行い、その
圧力差によって弁を切換えているためパイロットパルプ
そのものの付帯が不可欠であり、コストが非常に高くは
り構造が複雑であった。また電磁式パイロットパルプ1
5と弁本体1が抽気管13.14で接続されているため
、接続箇所が多く、コスト高とガス洩れの恐れを招いて
5ベーノ いた。また弁の作動は圧力差によって切換わるものであ
るため圧力差のない状態では作動不可となシ、ある一定
の圧力差を必要とするため、圧縮機等が運転しなければ
切換えができず切換始めにおける運転ロスを生じるとい
う問題点を生じていた。
パルプ15の作動により高低圧の圧力変換を行い、その
圧力差によって弁を切換えているためパイロットパルプ
そのものの付帯が不可欠であり、コストが非常に高くは
り構造が複雑であった。また電磁式パイロットパルプ1
5と弁本体1が抽気管13.14で接続されているため
、接続箇所が多く、コスト高とガス洩れの恐れを招いて
5ベーノ いた。また弁の作動は圧力差によって切換わるものであ
るため圧力差のない状態では作動不可となシ、ある一定
の圧力差を必要とするため、圧縮機等が運転しなければ
切換えができず切換始めにおける運転ロスを生じるとい
う問題点を生じていた。
本発明は上記問題点に鑑み、構造を簡素化し、組立作業
性を向上させ、低コスト化を行うとともに切換作動の信
頼性及びスライドシートリングの耐久性を向上させた冷
凍サイクル用四方弁を提供するものである。
性を向上させ、低コスト化を行うとともに切換作動の信
頼性及びスライドシートリングの耐久性を向上させた冷
凍サイクル用四方弁を提供するものである。
問題点を解決するだめの手段
上記問題点を解決するために本発明の冷凍サイクル用四
方弁は、シリンダ内にそのシート面を平行に固定し、各
々導出口及び第一、第二の通口を有する一対のバルブシ
ートを有し、前記バルブシートに当接シールす、るフッ
素樹脂等よシなるスライドシートリングを端部に加締固
着しバネによって前記バルブシートに付勢された一対の
スライドパルプを両端に収納してトンネル状流路を構成
するスライダを前記バルブシート間に配設し、その6ベ
ージ スライダをソレノイドによシリンダ軸方向に移動するこ
とにより、導出口と連通される通口を選択し、冷媒通路
を切換える様構成すると共に、スライドシートリングは
、スライドバルブに形成した環状溝部にカシメ止めされ
ておシ、かつ前記環状溝部の底部に全周にわたり、凹陥
部を設け、前記スライドシートリングとの間に環状空間
を形成したものである。
方弁は、シリンダ内にそのシート面を平行に固定し、各
々導出口及び第一、第二の通口を有する一対のバルブシ
ートを有し、前記バルブシートに当接シールす、るフッ
素樹脂等よシなるスライドシートリングを端部に加締固
着しバネによって前記バルブシートに付勢された一対の
スライドパルプを両端に収納してトンネル状流路を構成
するスライダを前記バルブシート間に配設し、その6ベ
ージ スライダをソレノイドによシリンダ軸方向に移動するこ
とにより、導出口と連通される通口を選択し、冷媒通路
を切換える様構成すると共に、スライドシートリングは
、スライドバルブに形成した環状溝部にカシメ止めされ
ておシ、かつ前記環状溝部の底部に全周にわたり、凹陥
部を設け、前記スライドシートリングとの間に環状空間
を形成したものである。
作 用
本発明は上記した構成によシシステムの高低圧力差が一
対のスライドパルプ及びスライダよ構成るトンネル状流
路の内外に加わってもスライドパルプの圧力受圧面を微
小に構成可能なため、スライドシートリングの作動抗力
(摩擦係数×作用力)は小さく、シリンダ軸方向に移動
するために要する切換力が大幅に低減できる。また、ス
ライドシートリングとスライド、パルプの間に設けた環
状空間を有することによシ、カシメ止めされたフッ素樹
脂等より成り熱膨張係数の大きいスライドシートリング
が、冷凍システムの運転・停止及び四方7ページ 弁の切換動作の度に受けるヒートサイクル○〜120℃
で熱膨張・収縮をくシ返しても、体積変化を前記環状空
間に吸収できスライドパルプより抜は出すことを阻止で
き、スライドシートリングの不要な変形を防止できる。
対のスライドパルプ及びスライダよ構成るトンネル状流
路の内外に加わってもスライドパルプの圧力受圧面を微
小に構成可能なため、スライドシートリングの作動抗力
(摩擦係数×作用力)は小さく、シリンダ軸方向に移動
するために要する切換力が大幅に低減できる。また、ス
ライドシートリングとスライド、パルプの間に設けた環
状空間を有することによシ、カシメ止めされたフッ素樹
脂等より成り熱膨張係数の大きいスライドシートリング
が、冷凍システムの運転・停止及び四方7ページ 弁の切換動作の度に受けるヒートサイクル○〜120℃
で熱膨張・収縮をくシ返しても、体積変化を前記環状空
間に吸収できスライドパルプより抜は出すことを阻止で
き、スライドシートリングの不要な変形を防止できる。
実施例
以下本発明の一実施例の冷凍サイクル用四方弁について
図面を参照しながら説明する。第1図から第3図は、本
発明の一実施例における冷凍サイクル用四方弁の非通電
時の断面図を示すものである。16は弁本体を形成する
シリンダで側面に圧縮機の吐出側に接続される吐出パイ
プ17の導入口17aが開口している。18は前記シリ
ンダ16の一端に嵌合溶接された蓋である。19 、2
0は前記シリンダ16の内壁にシート面19a、20a
を互いに平行に対向させて固定した第一、第二のバルブ
シートであシ、第一のパルプシー)19aには圧縮機の
吸入側に接続される吸入パイプ21への導出口19bが
開口している。\又、第二のバルブシート2oには、各
々凝縮器又は蒸発器として可逆的に機能する室外コイル
、室内コイルに接続される第一、第二の接続パイプ22
.23が開口される第一、第二の通口20b 、20c
がシリンダ16の軸方向に並設開口されている。24゜
26は、前記パルプシー)19a、20aに当接してシ
ールする摺動性のすぐれた例えばPTFE(四フッ化エ
チレン樹脂)等のフッ素樹脂よりなるスライドシートリ
ング26.27を一端の環状溝部24a、26aに収納
し、その溝部両壁24b。
図面を参照しながら説明する。第1図から第3図は、本
発明の一実施例における冷凍サイクル用四方弁の非通電
時の断面図を示すものである。16は弁本体を形成する
シリンダで側面に圧縮機の吐出側に接続される吐出パイ
プ17の導入口17aが開口している。18は前記シリ
ンダ16の一端に嵌合溶接された蓋である。19 、2
0は前記シリンダ16の内壁にシート面19a、20a
を互いに平行に対向させて固定した第一、第二のバルブ
シートであシ、第一のパルプシー)19aには圧縮機の
吸入側に接続される吸入パイプ21への導出口19bが
開口している。\又、第二のバルブシート2oには、各
々凝縮器又は蒸発器として可逆的に機能する室外コイル
、室内コイルに接続される第一、第二の接続パイプ22
.23が開口される第一、第二の通口20b 、20c
がシリンダ16の軸方向に並設開口されている。24゜
26は、前記パルプシー)19a、20aに当接してシ
ールする摺動性のすぐれた例えばPTFE(四フッ化エ
チレン樹脂)等のフッ素樹脂よりなるスライドシートリ
ング26.27を一端の環状溝部24a、26aに収納
し、その溝部両壁24b。
24c 、25b 、26cを溝側へ変形させて前記ス
ライドシートリング26.27を加締固定した一対のス
ライドパルプである。24d 、 2sdは、環状溝部
24a、25aの底部に設けた環状の凹陥部であり、前
記スライドシートリング26 、27の底面との間の環
状空間24 d’ 、 25 d’を形成する。28は
、前記スライドパルプ24,25を両端に収納してトン
ネル状流路を構成するスライダである。29は前記スラ
イダ28内にあって前記スライドパルプ24.25の間
に介在して前記一対のスライドパルプ24.25を前記
パルプシー9ページ )19.20に付勢し、前記スライドシートリング26
.27を前記パルプシー)19.20に圧接して内外を
シールする板バネである。30.31は前記スライドパ
ルプ24.25の外周中央凹部に収納され前記スライダ
間をシールするV字形シールリングである。32は前記
シリンダ16の他端を閉塞する蓋である633は前記蓋
32の中央に固定的に取シ付けられた操作用ンレノイド
であり、固定鉄心34.電磁コイル36.復帰バネ36
、そして前記スライダ28と連結されたプランジャ37
より構成されており、電磁コイル35への通電制御によ
り前記スライダ2日が前記シリンダ16内を軸方向に摺
動する。そしてスライダ28の両端に収納されたスライ
ドパルプ24.25の端部に固定されたスライドシート
リング26゜27の位置は、第1図、第3図図示のスラ
イダ28第一の位置(電磁コイル35無通電)において
前記導出口19bと第一の通口20bを連通させ、電磁
コイル36の通電によシブランジャ37及びスライダ2
8を吸引した第2の位置(第3図)に10ベージ おいて前記導出口19bと第二の通口200を連通させ
る如く設計されている。
ライドシートリング26.27を加締固定した一対のス
ライドパルプである。24d 、 2sdは、環状溝部
24a、25aの底部に設けた環状の凹陥部であり、前
記スライドシートリング26 、27の底面との間の環
状空間24 d’ 、 25 d’を形成する。28は
、前記スライドパルプ24,25を両端に収納してトン
ネル状流路を構成するスライダである。29は前記スラ
イダ28内にあって前記スライドパルプ24.25の間
に介在して前記一対のスライドパルプ24.25を前記
パルプシー9ページ )19.20に付勢し、前記スライドシートリング26
.27を前記パルプシー)19.20に圧接して内外を
シールする板バネである。30.31は前記スライドパ
ルプ24.25の外周中央凹部に収納され前記スライダ
間をシールするV字形シールリングである。32は前記
シリンダ16の他端を閉塞する蓋である633は前記蓋
32の中央に固定的に取シ付けられた操作用ンレノイド
であり、固定鉄心34.電磁コイル36.復帰バネ36
、そして前記スライダ28と連結されたプランジャ37
より構成されており、電磁コイル35への通電制御によ
り前記スライダ2日が前記シリンダ16内を軸方向に摺
動する。そしてスライダ28の両端に収納されたスライ
ドパルプ24.25の端部に固定されたスライドシート
リング26゜27の位置は、第1図、第3図図示のスラ
イダ28第一の位置(電磁コイル35無通電)において
前記導出口19bと第一の通口20bを連通させ、電磁
コイル36の通電によシブランジャ37及びスライダ2
8を吸引した第2の位置(第3図)に10ベージ おいて前記導出口19bと第二の通口200を連通させ
る如く設計されている。
以上の様に構成された冷凍サイクル用四方弁について以
下第1図〜第4図を用いてその動作を説明する。第1図
、第3図は電磁コイル36に非通電時の態様を示したも
のでプランジャ37は復帰バネ36の作用によ9図の下
方に付勢されてスライダ28が蓋18に当接して止まる
。この結果、スライダ28及びその両端に収納されたス
ライドパルプ24.25によシ形成されるトンネル状流
路により導出口19bと第一の通口20bが連通される
とともに、導入口17aと第二の通口20cもシリンダ
16の内部を通して連通される。従って冷媒ガスは、圧
縮機→吐出パイプ17−第一の接続パイプ22−室外コ
イル−膨張弁−室内コイル−第二の接続パイプ23−吸
入パイプ21−圧縮機の冷房サイクル回路となる。
下第1図〜第4図を用いてその動作を説明する。第1図
、第3図は電磁コイル36に非通電時の態様を示したも
のでプランジャ37は復帰バネ36の作用によ9図の下
方に付勢されてスライダ28が蓋18に当接して止まる
。この結果、スライダ28及びその両端に収納されたス
ライドパルプ24.25によシ形成されるトンネル状流
路により導出口19bと第一の通口20bが連通される
とともに、導入口17aと第二の通口20cもシリンダ
16の内部を通して連通される。従って冷媒ガスは、圧
縮機→吐出パイプ17−第一の接続パイプ22−室外コ
イル−膨張弁−室内コイル−第二の接続パイプ23−吸
入パイプ21−圧縮機の冷房サイクル回路となる。
次に電磁コイル36を通電状態にすると(第4図)プラ
ンジャ37は固定鉄心34に吸着され、当接して当まる
。この結果、スライダ28及びそ11 ページ の両端に収納されたスライドバルブ24.25により形
成されるトンネル状流路により導出口19bと第二の通
口20゛Cが連通されると共に、導入口17aと第一の
通口20bもシリンダ16の内部を通して連通される。
ンジャ37は固定鉄心34に吸着され、当接して当まる
。この結果、スライダ28及びそ11 ページ の両端に収納されたスライドバルブ24.25により形
成されるトンネル状流路により導出口19bと第二の通
口20゛Cが連通されると共に、導入口17aと第一の
通口20bもシリンダ16の内部を通して連通される。
従って冷媒ガスは、圧縮機−吐出パイブ17−第二の接
続パイプ23−室内コイル−膨張弁−室外コイル−第1
の接続パイプ22−吸入バイブ21→圧縮機の暖房サイ
クル回路となる。
続パイプ23−室内コイル−膨張弁−室外コイル−第1
の接続パイプ22−吸入バイブ21→圧縮機の暖房サイ
クル回路となる。
以上のように本実施例によれば、シリンダ16内にその
シート面19a、20aを平行に固定し、各々導出口1
9b及び第一、第二の通口20b。
シート面19a、20aを平行に固定し、各々導出口1
9b及び第一、第二の通口20b。
20Cを有する一対のバルブシート19,2oを有し、
前記バルブシー)19,20に当接シールするフッ素樹
脂よシなるスライドシートリング26゜27を端部に加
締固着し、板バネ29によって前記バルブシー)19.
20に付勢された一対のスライドバルブ24.25を両
端に収納してトンネル状流路を構成するスライダ28を
前記バルブシー)19.20間に配設し、そのスライダ
28をシリンダ16の軸方向に移動することにより、導
出口19bと連通される通口を選択し、冷媒通路を切換
える様構成したことにより、システムの高低圧力差が一
対のスライドバルブ24.25及びスライダ28により
成るトンネル状流路の内外に加わってもスライダ28の
受圧面積が小さいことにより圧力差に起因する力は小さ
く、従ってスライドシートリング26,27が発生する
摩擦力は微小で、作動力を軽減できる、更にフッ素樹脂
等より成るスライドシートリング26.27は、スライ
ドバルブ24.25の環状溝部24a、26aに設けた
環状空間24d’、25d’ の存在により、冷凍シス
テムの運転・停止及び四方弁の切換動作のたびにヒート
サイクル(0〜120℃)を受けても熱膨張によるその
体積変化を吸収できる。従って、熱膨張係数が極めて大
きく可撓性の高い合成樹脂材料であって、かつ低摩擦係
数を有するフッ素樹脂を使用しても、カシメ部より前記
スライドシートリング26.27が脱出、変形する等の
問題がない。
前記バルブシー)19,20に当接シールするフッ素樹
脂よシなるスライドシートリング26゜27を端部に加
締固着し、板バネ29によって前記バルブシー)19.
20に付勢された一対のスライドバルブ24.25を両
端に収納してトンネル状流路を構成するスライダ28を
前記バルブシー)19.20間に配設し、そのスライダ
28をシリンダ16の軸方向に移動することにより、導
出口19bと連通される通口を選択し、冷媒通路を切換
える様構成したことにより、システムの高低圧力差が一
対のスライドバルブ24.25及びスライダ28により
成るトンネル状流路の内外に加わってもスライダ28の
受圧面積が小さいことにより圧力差に起因する力は小さ
く、従ってスライドシートリング26,27が発生する
摩擦力は微小で、作動力を軽減できる、更にフッ素樹脂
等より成るスライドシートリング26.27は、スライ
ドバルブ24.25の環状溝部24a、26aに設けた
環状空間24d’、25d’ の存在により、冷凍シス
テムの運転・停止及び四方弁の切換動作のたびにヒート
サイクル(0〜120℃)を受けても熱膨張によるその
体積変化を吸収できる。従って、熱膨張係数が極めて大
きく可撓性の高い合成樹脂材料であって、かつ低摩擦係
数を有するフッ素樹脂を使用しても、カシメ部より前記
スライドシートリング26.27が脱出、変形する等の
問題がない。
13ページ
発明の効果
以上のように本発明は、弁本体を形成し導入口を有する
シリンダと、前記シリンダ内壁にシート面を平行に対向
させて固定した導出口及び前記シリンダの軸方向に並設
した第一、第二の通口を有する一対のバルブシートと、
前記バルブシートに当接してシールするスライドシート
リングを一端の環状溝部に収納しその溝部両壁を変形さ
せて前記スライドシートリングを固着するとともに、前
記環状溝部の底部に全周にわたシ凹陥部を設け、前記ス
ライドシートリングとの間に環状空間を形成した一対の
スライドバルブと、前記一対のスライドバルブをバネを
間に介在させて両端に収納してトンネル状の流路を構成
し、前記シリンダ内を軸方向に移動して前記導出口と第
一あるいは第二通口を択一的に連通させる円筒状のスラ
イダと前記スラ、イダを往復動させるソレノイドを備え
た構成とすることにより、システムの高低圧力差が一対
のスライドバルブ及びスライダにより成るトンネル状流
路の内外に加わってもスライダの抗力は14ページ 小さく、かつカシメ止めされたシートリングの背面に形
成した環状空間によりヒートサイクルによる熱膨張での
体積変化分を吸収でき、スライドバルブより抜は出し変
形することが阻止できるので、スライドシー) IJン
グに熱膨張係数がきわめて大きく可撓性のあるものの摩
擦係数の低いフッ素樹脂等を用いることが可能となるた
め、シリンダ軸方向に移動するために要する切換力が大
幅に低減でき、弁切換を従来の如くパイロットバルブを
用いなくても可能となり、大巾な低コスト化、小型化1
作動信頼性向上が図れるものである。
シリンダと、前記シリンダ内壁にシート面を平行に対向
させて固定した導出口及び前記シリンダの軸方向に並設
した第一、第二の通口を有する一対のバルブシートと、
前記バルブシートに当接してシールするスライドシート
リングを一端の環状溝部に収納しその溝部両壁を変形さ
せて前記スライドシートリングを固着するとともに、前
記環状溝部の底部に全周にわたシ凹陥部を設け、前記ス
ライドシートリングとの間に環状空間を形成した一対の
スライドバルブと、前記一対のスライドバルブをバネを
間に介在させて両端に収納してトンネル状の流路を構成
し、前記シリンダ内を軸方向に移動して前記導出口と第
一あるいは第二通口を択一的に連通させる円筒状のスラ
イダと前記スラ、イダを往復動させるソレノイドを備え
た構成とすることにより、システムの高低圧力差が一対
のスライドバルブ及びスライダにより成るトンネル状流
路の内外に加わってもスライダの抗力は14ページ 小さく、かつカシメ止めされたシートリングの背面に形
成した環状空間によりヒートサイクルによる熱膨張での
体積変化分を吸収でき、スライドバルブより抜は出し変
形することが阻止できるので、スライドシー) IJン
グに熱膨張係数がきわめて大きく可撓性のあるものの摩
擦係数の低いフッ素樹脂等を用いることが可能となるた
め、シリンダ軸方向に移動するために要する切換力が大
幅に低減でき、弁切換を従来の如くパイロットバルブを
用いなくても可能となり、大巾な低コスト化、小型化1
作動信頼性向上が図れるものである。
第1図は本発明の一実施例における冷凍サイクル用四方
弁の冷房状態を示す断面図、第2図は第1図の要部拡大
断面図、第3図は第1図のx −x’力方向部分断面図
、第4図は第1図の暖房状態を示す断面図、第6図は従
来の冷凍サイクル用四方弁の断面図である。 16・・・・・・シリンダ、17a・・・・・・導入口
、19゜20・・・・・・バルブシート、19b・・・
・・・導出口、20b。 15 ベーン 20C・・・・・・第一、第二の通口、24.25・叩
・スライドパルプ、26.27・・・用スライドシート
リング、24 a 、 25 a−−・環状溝部、24
d。 25d・・・・・・凹陥部、24d’、25d’・川・
・環状空間、28・・・・・・スライダ、29・・川・
板バネ、33・・川・ソレノイド。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 はが1名l6
−−−シリンダ t(/b−韓已口 16−しリシダ 33−一一ソトノイド 3乙 24b 3
7おUあ。 北 仝′ 漉 1 (′ )1m′ 27 /’?鋺 I(?22θ 02q 、ん −1へ−″−1
弁の冷房状態を示す断面図、第2図は第1図の要部拡大
断面図、第3図は第1図のx −x’力方向部分断面図
、第4図は第1図の暖房状態を示す断面図、第6図は従
来の冷凍サイクル用四方弁の断面図である。 16・・・・・・シリンダ、17a・・・・・・導入口
、19゜20・・・・・・バルブシート、19b・・・
・・・導出口、20b。 15 ベーン 20C・・・・・・第一、第二の通口、24.25・叩
・スライドパルプ、26.27・・・用スライドシート
リング、24 a 、 25 a−−・環状溝部、24
d。 25d・・・・・・凹陥部、24d’、25d’・川・
・環状空間、28・・・・・・スライダ、29・・川・
板バネ、33・・川・ソレノイド。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 はが1名l6
−−−シリンダ t(/b−韓已口 16−しリシダ 33−一一ソトノイド 3乙 24b 3
7おUあ。 北 仝′ 漉 1 (′ )1m′ 27 /’?鋺 I(?22θ 02q 、ん −1へ−″−1
Claims (1)
- 弁本体を形成し導入口を有するシリンダと、前記シリ
ンダ内壁にシート面を平行に対向させて固定した導出口
及び前記シリンダの軸方向に並設した第一、第二の通口
を有する一対のバルブシートと、前記バルブシートに当
接してシールする熱膨張係数が大なるスライドシートリ
ングを一端の環状溝部に収納しその溝部両壁を変形させ
て前記スライドシートリングを固着した一対のスライド
バルブと、前記一対のスライドバルブをバネを間に介在
させて両端に収納してトンネル状の流路を構成し前記シ
リンダ内を軸方向に移動して前記導出口と第一あるいは
第二通口を択一的に連通させる円筒状のスライダと、前
記スライダを往復動させるソレノイドとを備え前記環状
溝部の底部に環状凹陥部を設け前記スライドシートリン
グとの間に環状空間を形成したことを特徴とする冷凍サ
イクル用四方弁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62011831A JPH0648062B2 (ja) | 1987-01-21 | 1987-01-21 | 冷凍サイクル用四方弁 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62011831A JPH0648062B2 (ja) | 1987-01-21 | 1987-01-21 | 冷凍サイクル用四方弁 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63180779A true JPS63180779A (ja) | 1988-07-25 |
JPH0648062B2 JPH0648062B2 (ja) | 1994-06-22 |
Family
ID=11788700
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62011831A Expired - Lifetime JPH0648062B2 (ja) | 1987-01-21 | 1987-01-21 | 冷凍サイクル用四方弁 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0648062B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1995024593A1 (fr) * | 1994-03-11 | 1995-09-14 | Daikin Industries, Ltd. | Vanne de permutation, appareil de combustion a recuperation et echangeur de chaleur de recuperation utilisant ce dispositif |
-
1987
- 1987-01-21 JP JP62011831A patent/JPH0648062B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1995024593A1 (fr) * | 1994-03-11 | 1995-09-14 | Daikin Industries, Ltd. | Vanne de permutation, appareil de combustion a recuperation et echangeur de chaleur de recuperation utilisant ce dispositif |
US6000929A (en) * | 1994-03-11 | 1999-12-14 | Daikin Industries, Ltd. | Rotary distribution valve, and regenerative combustion apparatus and regenerative heat exchanger using same |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0648062B2 (ja) | 1994-06-22 |
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