JPS63180331A - 深絞り成形用アルミニウムおよびアルミニウム合金板 - Google Patents

深絞り成形用アルミニウムおよびアルミニウム合金板

Info

Publication number
JPS63180331A
JPS63180331A JP62011532A JP1153287A JPS63180331A JP S63180331 A JPS63180331 A JP S63180331A JP 62011532 A JP62011532 A JP 62011532A JP 1153287 A JP1153287 A JP 1153287A JP S63180331 A JPS63180331 A JP S63180331A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
deep drawing
roughness
aluminum
aluminum alloy
center line
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP62011532A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsumi Koyama
克己 小山
Miki Kanbayashi
神林 幹
Yoichiro Totsugi
洋一郎 戸次
Takahiro Oguro
小黒 孝弘
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furukawa Aluminum Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Aluminum Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Furukawa Aluminum Co Ltd filed Critical Furukawa Aluminum Co Ltd
Priority to JP62011532A priority Critical patent/JPS63180331A/ja
Publication of JPS63180331A publication Critical patent/JPS63180331A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Shaping Metal By Deep-Drawing, Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、深絞り成形に供されるアルミニウムおよびア
ルミニウム合金板の改良に関するものである。
〔従来の技術とその問題点〕
深絞り成形アルミニウムおよびアルミニウム合金板は圧
延ロールの表面形状を転写することにより種々の表面粗
さに仕上げて器物、容器のキャップ、食缶あるいは飲料
缶などの深絞り成形を施される製品に使用されている。
この深絞り成形用アルミニウムおよびアルミニウム合金
板は深絞り成形時にA2の摩耗粉が生じ易く、成形金型
や成形用潤滑油を汚して生産性を害すると共に発生した
All摩耗粉により成形品表面を損傷するために外観不
良を生じる問題がある。
一般に材料表面の仕上状態は、圧延方向に直角方向の表
面粗さにより整理されており、工業的にはブライト、ミ
ルダルなどの仕上面の種類がある。
深絞り成形用アルミニウムおよびアルミニウム合金にお
いてその表面粗さは材料製造における圧延速度や深絞り
成形性に関係する。また表面粗さは深絞り成形時に使用
される潤滑油の保持性に影響するともいわれている。上
記AR,摩耗粉の発生問題を解決するため粗面化した材
料を使用することで付着する潤滑油を増加させる検討が
なされた。
しかし単に粗面化するだけでは問題を解決することがで
きなかった。
〔発明が解決しようとする問題点〕
そこで本発明者等は種々の方法により表面凹凸形状を変
化させたアルミニウムおよびアルミニウム合金板につい
て検討した結果、同一表面粗さのアルミニウム合金板に
おいても深絞り成形時に発生するAl摩耗粉量に差が生
じると云う知見を得た。そこでさらに検討の結果、材料
表面の評価基準として中心線平均粗さRaと表面凹凸形
状を表わす指数1 / Raが成る数値に調整したとき
A2摩耗粉の発生が極めて少ないことを見出し本発明に
至ったものである。
〔問題点を解決するための手段お作用〕本発明は上記に
鑑みなされたもので板表面における最も大きな値を示す
方向の中心線平均粗さRaが0.1〜1.2μmであり
、かつ上記Ra以上の山と山との平均間隔2とRaとの
比として定義する山の形状指数j2 / Raが30〜
1000となるように表面粗さおよび表面凹凸形状を調
整したことを特徴とする深絞り用アルミニウムおよびア
ルミニウム合金板である。
本発明において板表面の中心線平均粗さRaはJISB
O601に基きカットオフ値0.8m、測定長さ4−の
条件において測定した。すなわち第1図のように中心線
平均粗さRaは、粗さ曲線からその中心線の方向に測定
長さlの部分を抜き取り、この抜き取り部分の中心線X
軸、縦倍率の方向をY軸とし、粗さ曲線をY −f (
X)で表したとき次式によって求められる値を−で表し
たものである。
また形状指数1 / Raは第2図に示すように(a)
の元の粗さ曲線をΦ)のようにRa以上の山のみを残す
スムージングを行ない、残った山と山の間隔(山を矢印
で示した)から平均間隔をlとし、そのlと中心線平均
粗さとの比として定義したものである。ここでスムージ
ング方法として、元の粗さ曲線の拡大図(C)で示すよ
うにh+>Raかつh * > Raのときは山とみな
し、h、≦Raまたはh2≦Raのときは山とみなさな
いと定義した。
次に本発明における上記Raとj! / Raの数値限
定について説明する。
深絞り成形性に塗布される潤滑油は、板粗面の主に谷の
部分に保持され成形時に潤滑作用を生じさせる。このた
め中心線平均粗さRaが0.1n未溝では谷の部分の深
さが浅くなり、潤滑油が十分に保持されず成形品に傷が
生じるおそれがある。
また表面粗さが著しく粗くなると谷の部分のノツチ効果
により強度低下を招き深絞り成形時に割れを生じると共
に成形品の外観をを損うためRaは1.2μ以下とする
必要がある。さらに表面凹凸形状を示す山の形状指数j
! / Raが30未満では、Affi摩耗粉が生じ易
くなり、1000を越えると潤滑油の保持性が低下し成
形品に傷が生じるからである。そして特にRaが0.2
〜0.5#Ilかつj! / Raが60〜650の範
囲にある表面凹凸形状を有するアルミニウムおよびアル
ミニウム合金板の場合、さらに本効果は大となる。
本発明における成形用アルミニウムおよびアルミニウム
合金板は、通常深絞り成形に使用される純Affi系(
JIS100O系)、Affi−Mn系(JIS300
G系)、A/!−Mg系(JI35000系)などが適
用できる。またアルミニウムおよびアルミニウム合金板
に上記の表面粗さおよび表面凹凸とする方法としては、
(i)、圧延ロール表面を適当な条件により研磨、ある
いはショツトブラスト、放電加工、レーザー加工等の手
段により処理し、ロール表面の凹凸形状を転写する方法
、(i i)、圧延時に使用する潤滑油の粘度により主
に表面凹凸形状を調節する方法、(iff)圧延後に化
学的あるいは電気化学処理などのエツチング処理を施す
方法などがある。
〔実施例〕
以下に本発明の一実施例について説明する。
板厚さ0.3閣のJIS3004のアルミニウム合金板
を、圧延ロール表面を転写する方法、試料(NO,1〜
N0.3)高粘度油を使用する方法(試料N004〜N
0.6)および化学的処理による方法(試料N087〜
N0.9)により種々のRaと1 / Raを有する板
を作成した。また比較例として従来の方法により作成し
た試料NO,10〜No、 15板について、深絞り成
形した場合に生じるAn摩耗粉量および側壁部の表面状
態を評価した、結果を第1表に示す、なお深絞り成形時
に生じるAl摩耗粉量は成形前後の試料の重量変化によ
り求めた。また表面状態は成形した試料を脱脂洗浄後に
目視により評価した。
第   1   表 第1表から明らかなように本発明の試料NO31〜9は
いずれもAl摩耗粉の発生量が0.05〜0.11■と
極めて少ない。また表面状態も良好であることが判る。
これに対して比較例においてはいずれもA2摩耗粉の発
生は非常に多く、表面状態も悪い。
特にRaが極端に小さいNO,10や!!、/Raが極
端に大きいNO,14は成形品側面に傷が生じた。また
、Raが極端に大きいNO,15は成形時に割れが発生
した。
〔効果] 以上に説明したように本発明は、深絞り成形に供せられ
るアルミニウムおよびアルミニウム合金板の表面粗さと
表面凹凸形状を適切に調整することによって、成形時に
発生するAI!、摩耗粉を著しく減少せしめることが可
能となり、このため成形金型や潤滑油の汚れに起因する
保守、管理が簡略化され、かつ成形された製品の表面品
質の改善、外観不良の減少、および成形時の割れの減少
など成形品の歩留りの向上に寄与するなど多くの効果を
有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明における中心線平均粗さRaを説明する
図、第2図は本発明における粗さ曲線を示す図で(a)
は元の粗さ曲線図、(b)はスムージング後の粗さ曲線
図、(C)は(a)の曲線の拡大図である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)板表面における最も大きな値を示す方向の中心線
    平均粗さRaが0.1〜1.2μmであり、かつ上記R
    a以上の山と山との平均間隔@l@とRaとの比として
    定義する山の形状指数@l@/Raが30〜1000と
    なるように表面粗さおよび表面凹凸形状を調整したこと
    を特徴とする深絞り用アルミニウム合金板。
  2. (2)Raが0.2〜0.5μmかつ@l@/Raが6
    0〜650であることを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載の深絞り用アルミニウムおよびアルミニウム合金
    板。
JP62011532A 1987-01-21 1987-01-21 深絞り成形用アルミニウムおよびアルミニウム合金板 Pending JPS63180331A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62011532A JPS63180331A (ja) 1987-01-21 1987-01-21 深絞り成形用アルミニウムおよびアルミニウム合金板

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62011532A JPS63180331A (ja) 1987-01-21 1987-01-21 深絞り成形用アルミニウムおよびアルミニウム合金板

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS63180331A true JPS63180331A (ja) 1988-07-25

Family

ID=11780578

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62011532A Pending JPS63180331A (ja) 1987-01-21 1987-01-21 深絞り成形用アルミニウムおよびアルミニウム合金板

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS63180331A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02310036A (ja) * 1989-05-26 1990-12-25 Kobe Steel Ltd Al―Mg系合金連続塗装板とその処理方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02310036A (ja) * 1989-05-26 1990-12-25 Kobe Steel Ltd Al―Mg系合金連続塗装板とその処理方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4071657A (en) Metal sheet for drawing
US4111032A (en) Process for producing a metal sheet to be deep drawn or extra-deep drawn for the fabrication of shaped metal parts
JPS63180331A (ja) 深絞り成形用アルミニウムおよびアルミニウム合金板
RU2705831C1 (ru) Текстурированный рабочий валок для металлической основы
JPH02108421A (ja) 深絞り成形用アルミニウムおよびアルミニウム合金板
JP3476495B2 (ja) プレス加工用薄鋼板
JP2616181B2 (ja) 成形性に優れた高光沢チタン箔の製造方法
WO2021013938A1 (en) Metal substrate provided with surface texture and method for applying such textures on metal substrates
JPH02112802A (ja) 張出し成形用アルミニウムおよびアルミニウム合金板
JP4599855B2 (ja) 冷延鋼板の製造方法及び圧延用ロール表面の調整方法
JPH02185959A (ja) 鮮映性に優れた溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法
JPS61186110A (ja) 深絞り加工用アルミニウム及びアルミニウム合金板
JP2855392B2 (ja) 冷間圧延板
JP2002143904A (ja) 高光沢アルミニウム板及びその製造方法
JPS5944398B2 (ja) プレス加工時に星目を発生しにくい亜鉛系電気めつき鋼板
JP3903835B2 (ja) めっき鋼板の製造方法
JPS61115605A (ja) 深絞り成形加工用銅および銅合金板
JP2004130352A (ja) 星目を発生しにくいプレス加工用薄板鋼板
JPS63188428A (ja) 深絞り成形用アルミニウム合金板およびその製造方法
JPS63255320A (ja) 高鮮映性鋼板
JPH08257601A (ja) 表面性状の優れたステンレス冷延鋼帯の製造方法
JP2517689B2 (ja) 塗装用鋼板およびその評価方法
JPS63238903A (ja) 深絞り加工用アルミニウム板およびアルミニウム合金板
JPH06297004A (ja) 鮮映性及び耐押疵性に優れた塗装用鋼板
RU2055654C1 (ru) Способ прокатки слитков