JPS63179970A - 反応性染料の液状組成物 - Google Patents

反応性染料の液状組成物

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JPS63179970A
JPS63179970A JP997087A JP997087A JPS63179970A JP S63179970 A JPS63179970 A JP S63179970A JP 997087 A JP997087 A JP 997087A JP 997087 A JP997087 A JP 997087A JP S63179970 A JPS63179970 A JP S63179970A
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JP
Japan
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reactive dye
liquid composition
composition
alcohol
formula
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Application number
JP997087A
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English (en)
Inventor
Nobuyuki Yamanaka
山中 信行
Kazuo Hanawa
塙 和雄
Hidetoshi Kitazawa
北沢 英俊
Eiichi Ogawa
栄一 小川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Kayaku Co Ltd
Original Assignee
Nippon Kayaku Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は反応性染料の液状組成物中に詳しくは難乾性で
貯蔵安定性の良好な反応性染料の液状組成物に関する。
従来の技術 染料工業にあってはその粉体品に比べ粉塵が立たない、
自動計量に適する等の理由で染料の液状化が進められて
おり、反応染料についてもこの染料が他の種類の染料に
比べ一般的に水によって分解をうけやすいという困難性
があるというものの緩衝剤等を用いてその液状化の研究
がなされその一部は実用化されている。
発明が解決しようとする問題点 染料の液状組成物を放置(殊に開封放置)た し惠場合溶媒である水あるいは添加助剤等の蒸発によっ
て表面乾燥を起こし、このような表面乾燥は染料の結晶
を析出せしめ液の均一性を損うだけでなくljl維の染
色結果に悪い影響を及ぼすことがある。そしてこのよう
な傾向は液状組成物中の染料含有量が多い程生じやすい
現象である。
水の蒸発を押えるためには、例えば流動パラフィンや脂
肪酸エステルなどの油性物質を添加することが考えられ
るが、これらの物質は水溶液との混ざりが著しく悪く、
目的を達しないばかりか油浮き現象が発生し、商品価値
を低下させる。
問題点を解決するための手段 本発明者らは保管中に乾燥を生じないような反応性染料
液状組成物を見出すべく鋭意努力した結果本発明に到っ
たものである。即ち本発明は式(11 %式%() (式(I)においてR1,R2はそれぞれ独立に炭素数
5〜9の飽和炭化水素残基を示す〕で表される側鎖型高
級アルコールを含有することを特徴とする反応性染料の
液状組成物を提供する。
本発明の液状組成物につき詳細に説明する。
本発明で対象とする反応性染料とは少なくとも1つのビ
ニルスルホン基又は活性塩素を有する水溶性の反応性染
料である。その具体例としてはカラーインデックスに記
載されたものが挙げられるが、本発明はそれらのみに限
定されるものではなく、前記したような条件を具備した
水溶性反応性染料に適用が可能である。次に具体例のい
くつかをあげる。
l CuPc:銅フタロシアニン核 t+m :平均2.6 n :平均1.4 C上 又、用いられる側鎖高級アルコール 一般式(■)に示されるものであり、その具体例を次に
示す。
− へ − H3 本発明の液状組成物においては式(■)で示される側鎖
型高級アルコールを通常0001〜2重量パーセントよ
り好ましくは001〜0。
5重量パーセント含有するものであり、反応性染料を含
む反応液そのもの、あるいは塩析によって取り出された
染料のプレスケーキに式(IIの側鎖型高級アルコール
及び水、また必要に応じて他の添加剤を加えることによ
って調製される。不乾性と共に液状組成物の安定性を更
に向上させるために、反応性染料を含む反応溶液又は塩
析によって取り出された染料のプレスケーキを公知の逆
浸透法によって6一 脱塩及び濃縮を行ったのちに液状組成物を調製すること
も出来る。
前記した様な方法によって調製された本発明の液状組成
物に、N−メチルピロリドン、ε−カグロラクタム、ポ
リアクリル酸ナトリウム等の添加剤を加えたり、組成物
のpHを6.0〜9.0に調整したり、更には適量の防
腐剤を添加したりすることが不転適性や経時安定性を一
層向上させるために必要に応じて行われる。
本発明の反応性染料液状組成物は液状組成物としての通
常の性質を損うことがない上に液の乾燥を起さないので
長期間保管しても染料結晶の析出を生じない。
実施例 本発明を実施例により更に詳細に説明する。
実施例中%は重量%を表わす。
実施例1゜ 下記式卸で表される反応性染料の合成反応液2000g
(染料の乾燥固型物8%、食塩3%を含有)を金入エン
ジニアリング社製、PBIL膜MTL−230(膜面積
200 cm2)にかけ脱塩、濃縮を行った。(このと
きの温度25℃、圧力20〜30kg/Cm2、溶液p
Hは6.8であった。)脱塩処理時に3 kgのイオン
交換水を加え、全量4.5 kgの透過液を得た。
I この様にして乾燥固型公約32%、NaCl0.5%、
Na2SO40,4%を含有する反応性染料脱塩濃縮液
(A)500 gを得た。得られた(A) 75 gに
水24g、数平均重合度25のポリアクリル酸ナトリウ
ム1g、イソパルミチルアルコール(下記式(川))0
.05gを加えよく攪拌して本発明の反応性染料液状組
成物を得た。
この反応性染料の液状組成物を200m1ビーカーに移
し、温度0〜30℃、湿度50〜90%の条件下で7日
間開放放置しても表層部の乾燥は認められなかった。
なお、前記反応性染料液状組成物の調製直後の組成は下
記の通りであった。
式■の反応性染料(固型分)      25  %イ
ソパルミチルアルコール        005%ポリ
アクリル酸ナトリウム         1  %Na
C1O,4% Naz S 04                 
0.3  %水                約 
68  %比較例1 実施例1においてイソパルミチルアルコールを加えない
他は実施例1と同様にして反応性染料の液状組成物を調
製した。この反応性染料の液状組成物を200 mlビ
ーカーに移し温度O〜30℃、湿度50〜90%の条件
下で開放放置したところ2日後に表層部から乾燥が始ま
り染料結晶の析出がみられその一部はビーカーの底部に
沈殿していた。
比較例2゜ 実施例1におけるイソバルミチルアルコールの代りに流
動パラフィン、ドデシルベンゼン、アルキル脂肪酸エス
テル(商品名:ビニサイザー、花王製)をそれぞれ単独
で005%添加し、各々の反応性染料の液状組成物を2
00 mlビーカーに移し、実施例10条件で乾燥テス
トを実施したところ、比較例1と同様に2日後に表層部
から乾燥が始まり染料結晶の析出がみられその一部がビ
ーカーの底部に沈殿していた。また、本比較例の油状物
質はいずれも表層部で油滴状を呈し、水分の蒸発阻止に
対しては例の効果も認められなかった。
実施例2、 実施例1におけるイソバルミチルアルコールの代りに下
記式(IV)のイソミリスチルアルコールを0.1%加
えた反応性染料の液状組成物を調製し、実施例1と同様
の条件で乾燥テストを行ったところ7日間の開放放置後
にお9Hs とH3 いても表層部の乾燥は認みられなかった。
実施例3゜ 実施例1におけるイソパルミチルアルコールの代りに下
記式Mのインステアリルアルコールを0.025%加え
た反応性染料の液状組替・ H3 放物を調製し、実施例1と同じ条件で乾燥テストを実施
したところ、7日間の開放放置テスト後においても表層
部の乾燥は認められなかった。
実施例4゜ 下記式(VDで表される反応性染料の合成反応液2,0
00gを実施例1の方法に準じて脱I 塩、濃縮を行い、乾燥固型公約15%、NaCl0.1
%、Na2SO40,3%を含有する反応性染料脱塩濃
縮液CB) 1000 gを得た。得られた(B)から
下記組成の反応性染料液状組成物を調製した。このとき
の組成は以下の通りであり、実施例10条件で乾燥テス
トを実施したところ、7日間開放放置しても表層部の乾
燥は認められなかった。
弐Mの反応性染料(固型分)      10   %
イソパルミチルアルコール         0.05
%ポリアクリル酸ナトリウム        1  %
NaC1O,3% Na2S O<                  
0.2  %ε−カグロラクタム          
10  %水                約 7
8  %同時に上記組成のうちイソパルミチルアルコー
ルのみを添加しない反応染料の液状組成物を調製し、同
一条件で乾燥テストを実施したところ、3日後に表層部
の乾燥が認められた。
実施例5.゛ 下記式(VIDで示される構造の反応性染料の合成反応
液を実施例1の方法に準じて 下記組成の反応性染料の液状組成物を調製した。
式(至)の反応性染料(固型分)   約 28  %
インバルミチルアルコール        0.05%
NaC1O,3% Na2S 04                0.
9  %水                約 71
  %上記組成の反応性染料の液状組成物を実施例1の
条件で乾燥テストしたところ、7日間放置しても表層部
の乾燥は認められなかった。
同時に上記組成のうち、イソバルミチルアルコールを添
加しない反応性染料の液状組成物について乾燥テストを
実施したところ、3日後に表層部の乾燥が認められた。
実施例6 I を水にて再溶解させ実施例1の方法に準じて脱塩・濃縮
を行い、下記組成の反応性染料の液状組成物を調製した
式ωIDの反応性染料(固型分)   約 20  %
イソパルミチルアルコール        0.05%
NaC10,5% Na2SO40,4% 水                約 79  %上
記組成の反応性染料の液状組成物を実施例10条件で乾
燥テストしたところ、7日間放置しても表層部の乾燥は
認められなかった。
同時に上記組成のうち、イソパルミチルアルコールを添
加しない反応性染料の液状組成物について乾燥テストを
実施したところ、2日後に表層部の乾燥が認められた。
応用例 実施例1によって得られた液状組成物を用いて下記組成
の色糊を調製し、木綿布に印捺し、102℃、10分間
スチーミングを行い黄金色の捺染染色物を得た。
実施例1の液状組成物         10 部5%
アルギン酸ナトリウム水溶液    50 部重曹  
      2部 尿素        5部 水                    33 部
発明の効果 反応性染料の液状組成物を調製するにあたって、液状組
成物に分岐型高級脂肪族アルコールを添加することによ
って表面乾燥等の乾燥を起すことのない反応性染料の安
定な液状組成物が得られた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼ (式( I )においてR_1、R_2はそれぞれ独立に
    炭素数5〜9の飽和炭化水素残基を示す) で表される側鎖型高級アルコールを含有することを特徴
    とする反応性染料の液状組成物
JP997087A 1987-01-21 1987-01-21 反応性染料の液状組成物 Pending JPS63179970A (ja)

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Cited By (5)

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