JPS6317912Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6317912Y2
JPS6317912Y2 JP1981139936U JP13993681U JPS6317912Y2 JP S6317912 Y2 JPS6317912 Y2 JP S6317912Y2 JP 1981139936 U JP1981139936 U JP 1981139936U JP 13993681 U JP13993681 U JP 13993681U JP S6317912 Y2 JPS6317912 Y2 JP S6317912Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ring gasket
outer annular
annular plates
annular plate
flange
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1981139936U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5845465U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP13993681U priority Critical patent/JPS5845465U/ja
Publication of JPS5845465U publication Critical patent/JPS5845465U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6317912Y2 publication Critical patent/JPS6317912Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Flanged Joints, Insulating Joints, And Other Joints (AREA)
  • Gasket Seals (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、相対するフランジ面間に介装されて
フランジ接合面をシールする金属製のリングガス
ケツトに関する。
従来金属製のリングガスケツトは第1図に示す
ようにリングガスケツト単独でフランジに装着す
るのが通例である。この場合相対するフランジの
周面に3〜10mm程度の〓間ができ、この〓間部分
はリングガスケツトの内周側では流体の滞留を促
し、そのため重合し易い流体は熱などによりポリ
マーを生じこれが〓間部分に固着にとどまらず管
の閉塞にいたる場合もある。さらに〓間部分が物
理的に流体の移動をさまたげるため〓間腐食が発
生し易い。
またリングガスケツトの内外周に〓間があると
不適当な締付けが行われた場合片締めの原因とも
なりシール機能を低下させる。
リングガスケツトの内外周部側面に内外の環状
板を用いた例もあるがリングガスケツトと内外の
環状板とが一体化していないから、それぞれ単独
でフランジに装着せねばならぬため装着に時間を
要しかつ外側環状板はフランジ面への位置きめの
機能を有しない。そのためフランジ面が地面に垂
直であるような場合ではリングガスケツトおよび
内外の環状板の装着にかなりの熟練と時間とを必
要としている。
本考案の目的は、リングガスケツト本体の内外
周部に溝を設け、この溝内に少なくとも一成分が
弾性部材で形成した内外環状板を一体に嵌着し、
相対するフランジを締付けたときフランジ〓間部
をこの内外環状板でシールすることにより、〓間
腐食、流体のフランジ間〓部での重合およびリン
グガスケツト本体の片締めの防止をはかることを
目的としている。
また、本考案の他の目的は、フランジ面への装
着を至便ならしめ、さらに外側環状板をして、フ
ランジ面への装着の際の位置きめの機能を賦与さ
せることを目的としている。
このような目的を達成するため本考案のリング
ガスケツトは金属製のリングガスケツト本体の内
外周部側面にリングガスケツト本体の高さの中心
を中央とする連続した溝を設けると共に、その溝
には前記相対するフランジを締付けたとき圧縮変
形し得るに十分な厚さを有する、少なくとも一成
分が弾性部材で形成した内側環状板および外側環
状板を一体に嵌着したことを特徴としている。
このように、本考案のリングガスケツトは、リ
ングガスケツト本体の内外周部に設けた溝内に少
なくとも一成分が弾性部材で形成した内外環状板
を一体に嵌着し、相対するフランジを締付けたと
き、前記内外環状板が圧縮変形し得るに十分な厚
さを有しているので、リングガスケツト本体の内
外周部のフランジ間の〓間は内外環状板により充
填閉塞され、そのため流体貯留部がなく、〓間腐
食および重合等による固着物の生成、管の閉塞を
防止することができる。また、リングガスケツト
本体がフランジとなじむに先立ち内外環状板の圧
縮がおこる為片締めの心配がない。一方、前記内
外環状板はリングガスケツトと一体に嵌合されて
いるので、リングガスケツト本体と内外環状板と
は一体構造をなすものとして取扱うことが可能で
あるから装着にあたつてもばらけることなく、し
たがつて適正かつ簡便にリングガスケツトを取り
付けることができる。
以下本考案の実施例を図面にて説明すれば1は
金属製のリングガスケツト本体でその本体1の内
外周部側面には上記本体1の高さの中心を中央と
した連続した溝2を設けその溝2に内外の環状板
を嵌着してある。
内外の環状板すなわち内外環状板3および外側
環状板4はエラストマー、プラスチツクまたはそ
れらを一成分とする複合材などの少なくとも一成
分が弾性部材で形成それ、その厚さはリングガス
ケツト本体だけを単独でフランジ間に装着した場
合の予想されるフランジ間〓間高さ(第1図の
h)より大きめとすることを原則とする。即ち相
対するフランジを締付けたとき、上記弾性部材が
圧縮変形し得るに十分な厚さを有することが必要
である。
内側環状板3の外径寸法はリングガスケツト本
体1の内径寸法より大きめとし、外側環状板4の
内径寸法はリングガスケツト本体1の外径寸法よ
り小さ目とし、リングガスケツト本体1の溝2の
装着はリングガスケツト本体1の内外周部側面に
そつてリングガスケツト本体中心軸方向の力を内
外の環状板3,4に加えることによつて行なう。
そのため内側環状板3の外径および外側環状板4
の内径は溝2への装着途中ではいく分変形する
が、溝2に装着された段階では復元することによ
りリングガスケツト本体1と一体化する。また内
外の環状板3,4はエラストマー、プラスチツク
またはそれらを一成分とする複合材などの少なく
とも一成分が弾性部材で形成されているから金属
製のリングガスケツト本体の溝2に緊密に嵌着し
てリングガスケツト本体と一体化することがで
き、エラストマーなど変形容易な材質からなる内
外環状板では内外環状板全体を変形させながらの
溝2への装着も可能である。
なお内外環状板3,4の厚さは相対するフラン
ジ間〓間高さよりやゝ大きめに調整されているた
め、フランジに本考案による内外環状板付きリン
グガスケツトを装着した場合フランジ面は内外環
状板とのみ接触し、次いでボルト荷重を加えるこ
とにより内外環状板は圧縮変形し最終的にはリン
グガスケツト全体がフランジ面に十分なじんだ状
態となり密封が構成される。
この時リングガスケツト本体1の内外周部の〓
間は内外環状板により充填閉塞され、さらにリン
グガスケツト本体1の内外周部の側面に形成した
溝2に内外環状板3,4が密嵌されているためリ
ングガスケツト本体1と内外環状板3,4とは一
体構造となすものとして取扱うことが可能であ
る。
本考案の内外環状板付のリングガスケツトをフ
ランジに装着することにより、リングガスケツト
本体1の内周側〓間は内側環状板3の圧縮成形に
より完全に閉塞され、そのため流体貯留部がなく
なり流体の滞留による〓間腐食および重合等によ
る固着物の生成、管の閉塞を防止することが可能
となる。さらにリングガスケツト本体がフランジ
となじむに先立ち内外環状板の圧縮がおこるため
片締めがおこりにくい。
従来高圧用フランジに密封性良好な軟質非金属
平形ガスケツトを用いることは、ボルト荷重およ
び管軸に直交する半径方向の内圧力が大きいこと
からガスケツトの破壊およびフランジ面間のすべ
りを誘発するため行われなかつた。
しかし本考案による内外環状板付きのリングガ
スケツトでは、本体でボルト荷重および半径方向
の力を受けるため、内側環状板を軟質非金属平板
ガスケツトとみなした場合、内側環状板には密封
に必要な最低限の荷重だけが負荷される構造とな
すことが可能で、それ故に内側環状板とリングガ
スケツト本体との二つの密封構造をもちその気密
性はきわめて高い。
さらに本考案はリングガスケツト本体1と内外
の環状板3,4とが一体化しているため装着にあ
たつてもばらけることなく外側環状板に、フラン
ジに取着ける位置ぎめの機能を賦与することが可
能となる。この時外側環状板4はボルト孔をあけ
たものと、ボルト孔をあけないで外側環状板をボ
ルトに内接させるものとが用いられる。
なお内外の環状板の表裏両面にゴム等の弾性を
有するシール材を貼り合わせることもできる。
尚、第6図は本考案の他の実施例で、断面がオ
ーバル形の金属製リングガスケツト本体1の内外
周部側面に該本体の高さの中心を中央とする連続
した溝2を設けたものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来のリングガスケツトをフランジ
に装着した状態の説明図、第2図は本考案のリン
グガスケツト本体の一部を示す断面図、第3図は
本考案のリングガスケツトの断面図、第4図は同
上平面図、第5図は本考案のリングガスケツトを
フランジに装着した状態の説明図、第6図はリン
グガスケツトの他の実施例の断面図である。 1……リングガスケツト本体、2……溝、3…
…内側環状板、4……外側環状板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 相対するフランジ面間に介装されてフランジ接
    合面をシールする金属製のリングガスケツトにお
    いて該リングガスケツト本体1の内外周部側面に
    リングガスケツト本体1の高さの中心を中央とす
    る連続した溝2を設けると共に、その溝2には前
    記相対するフランジを締付けたとき圧縮変形し得
    るに十分な厚さを有する少なくとも一成分が弾性
    部材で形成した内側環状板3および外側環状板4
    を一体に嵌着したことを特徴とするリングガスケ
    ツト。
JP13993681U 1981-09-22 1981-09-22 リングガスケツト Granted JPS5845465U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13993681U JPS5845465U (ja) 1981-09-22 1981-09-22 リングガスケツト

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13993681U JPS5845465U (ja) 1981-09-22 1981-09-22 リングガスケツト

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5845465U JPS5845465U (ja) 1983-03-26
JPS6317912Y2 true JPS6317912Y2 (ja) 1988-05-20

Family

ID=29933114

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13993681U Granted JPS5845465U (ja) 1981-09-22 1981-09-22 リングガスケツト

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5845465U (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60175799U (ja) * 1984-05-02 1985-11-21 三菱電機株式会社 膨張式救命いかだ収納用強化プラスチツク製コンテナ
KR100968841B1 (ko) 2008-03-27 2010-07-09 주식회사 두원공조 차량용 에어컨 시스템의 배관 플랜지 연결구조
JP2016089970A (ja) * 2014-11-06 2016-05-23 ノーラエンジニアリング株式会社 ルーズフランジ式管継手
US11566708B2 (en) 2017-06-15 2023-01-31 Micro Motion, Inc. Apparatus and method for decreasing flow noise in ring-type joints

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5026977U (ja) * 1973-07-03 1975-03-28

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55127189U (ja) * 1979-03-02 1980-09-08

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5026977U (ja) * 1973-07-03 1975-03-28

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5845465U (ja) 1983-03-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6553664B1 (en) Method of making a segmented gasket having a continuous seal member
JPH0371594B2 (ja)
JP2597071Y2 (ja) ガスケット
US4394025A (en) Pipe compression seal for bell and spigot joint
US3771817A (en) Joint of two mutually braces metal parts covered with plastic material
US4568091A (en) Leak repair clamp with flexible lip seals
US20040135322A1 (en) Flat sealing ring
US5765876A (en) Pipe coupling requiring low closing force
JPS6317912Y2 (ja)
JP2603175Y2 (ja) 二重シール構造
JP6962729B2 (ja) 漏洩防止装置
JPH024302Y2 (ja)
US20090127804A1 (en) General purpose fluid-tight gasket
JPH0716151Y2 (ja) 管継手構造
JPH10332061A (ja) 離脱防止形管継手
JP2541271Y2 (ja) 装脱自在な配管継手部の漏洩補修装置
JPS5813259A (ja) フランジ構造
JPH029177Y2 (ja)
JPH0438150Y2 (ja)
JP2729246B2 (ja) 管継手構造
JPS5917300B2 (ja) ガスケット及びそれを使用した密封継手組立体
JPH11173476A (ja) フランジ接続用パッキング
JPH09189361A (ja) フランジ継手の密封機構
JP2829373B2 (ja) 管内面漏水防止具
JPS5832069Y2 (ja) 管継手