JPS63178B2 - - Google Patents

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JPS63178B2
JPS63178B2 JP55119727A JP11972780A JPS63178B2 JP S63178 B2 JPS63178 B2 JP S63178B2 JP 55119727 A JP55119727 A JP 55119727A JP 11972780 A JP11972780 A JP 11972780A JP S63178 B2 JPS63178 B2 JP S63178B2
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JP
Japan
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origin
limit switch
tool
time
point
Prior art date
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Expired
Application number
JP55119727A
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English (en)
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JPS5748449A (en
Inventor
Takashi Masuda
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
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Publication of JPS5748449A publication Critical patent/JPS5748449A/ja
Publication of JPS63178B2 publication Critical patent/JPS63178B2/ja
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  • Control Of Position Or Direction (AREA)
  • Machine Tool Positioning Apparatuses (AREA)
  • Machine Tool Sensing Apparatuses (AREA)
  • Numerical Control (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、数値制御(以下「NC」と略称す
る)工作機械における原点検出用リミツトスイツ
チの作動位置検出方法に関するものである。
近年、機械加工分野では、高能率化、高精度
化、省力化を具現化したものとして、NC工作機
械やNC工作機械に工具自動交換機能を付加した
MC(マシニングセンタ)工作機械が脚光を浴び
広く浸透している。
第1図に、そのようなNC工作機械の一例を模
式的に示す。同図において、1は工具(刃物)
で、図示しないサーボ機構によつて位置及び速度
制御されて駆動するようになつている。
例えば、この工具1は、第1図の区間では
X,Z軸方向に、区間ではX軸方向に夫々移動
し、区間に至つて被加工物2を設定したプログ
ラムに従つてZ軸方向に移動しながら加工する。
そして、加工が紙了すると区間でX軸方向に
移動し、さらに区間で軸方向に移動して原点G
に復帰する。
そして、自動運転中、工具1はこの区間〜
の経路の順で連続的に移動し、次々に供給される
被加工物2を加工する。
ところで、第1図において、工具1を原点Gに
復帰させてそこで停止させるために区間で示す
経路を移動中の工具1の例えば基部1aによつて
先ず減速リミツトスイツチ3を叩いて、この減速
リミツトスイツチ3がオンした時点T1でハイレ
ベル“H”となる第2図イに示すような減速信号
SAを発生させ、この減速信号SAによつて図示し
ないサーボ機構を制御して、第2図ニに示すよう
に一旦移動速度をゼロにした後、所定の低速度で
工具1を移動させる。
そして、低速移動中の工具1の基部1aによつ
て、原点検出用リミツトスイツチ4を叩いて、こ
のスイツチ4がオンした時点T2でハイレベル
“H”となる第2図ロに示すような原点信号SB
発生させる。
サーボ機構は、この原点信号SBが発生した時点
T2以降において、サーボ機構の駆動モータの回
転に同期して作動するパルスコーダが出力する第
2図ハに示すようなモータの1回転毎にハイレベ
ル“H”となる1回転信号S1がハイレベル“H”
となる時点T3で、モータの回転を止めて、工具
1を原点Gに復帰させるようにしている。
ところで、自動運転中はプログラムによつて工
具1は常に一定の原点Gに戻る。そして、万一、
自動運転中に原点Gがズレるとアラームが点灯す
るようになつている。
ところが自動運転準備として手動操作による原
点復帰動作を行なわせる時には、原点Gがズレて
もアラームは点灯しないため、工具1を正確に原
点Gに停止させるためには、原点検出用リミツト
スイツチ4の取付位置が重要なポイントとなる。
従来、この原点検出用リミツトスイツチ4の取
付及びその位置調整は作業者の勘に頼つていた。
すなわち、第2図ハに示す1回転信号S1の最終
パルスとその1つの前のパルスとの期間t内でリ
ミツトスイツチ4が作動するように、作業者は勘
を頼りに調整し、その調整毎に数回工具1の原点
復帰動作を行なつて、工具1が原点Gに復帰して
いるか否かを確認している。
しかしながら、このような従来の方法では、調
整に際して多くの時間を要するばかりか、原点検
出用リミツトスイツチ4が実際に第2図ハの期間
tのどの時点で作動しているかが不明である。
そのため、例えばリミツトスイツチ4が1回転
信号S1の最終パルスが発生する時点T3の近くで
作動するように調整してしまつた場合、リミツト
スイツチ4の老朽化やリミツトスイツチ4を叩く
工具1の基部1aの摩耗等に伴い、リミツトスイ
ツチ4が基部1aで作動されてから実際にスイツ
チとして作動する作動時点が期間tより遅れてし
まうことがある。
そして、万一遅れてしまうと、工具1はモータ
の1回転分だけ余計に移動して原点Gをオーバラ
ンしてしまい、自動運転中に工具1が機械の一部
に接触して破損するばかりかライン停止の恐れが
ある。
この発明は、上記のような問題を防ぎ得るNC
工作機械における原点検出用リミツトスイツチの
作動位置検出方法を提供することを目的とするも
のであり、そのために原点検出用リミツトスイツ
チが作動する第1の時点(第2図の時点T2に相
当する)から、この第1の時点以降にモータの1
回転信号が発生する第2の時点(第2図の時点
T3に相当する)までの間、サーボ機構の位置制
御に使用される位置検出用パルス信号を計数し、
その計数値に応じた距離を例えばNC工作機械の
制御盤に従来より設けられている表示器に表示す
るようにして、原点検出用リミツトスイツチの作
動位置を確認出来るようにし、それによつて原点
検出用リミツトスイツチの位置調整を作業者の勘
を頼らずに正確になし得るようにしている。
以下、この発明の実施例を図面の第3図及び第
4図を参照して説明する。
第3図はこの発明の実施例を示すブロツク回路
図であり、デジタル表示器5としては、NC工作
機構の制御盤に設けてあるユニバーサル(汎用)
デイスプレイを利用する。
このデイジタル表示器5は、原点合せスイツチ
6をオンすると、他の表示機能から原点検出用リ
ミツトスイツチ4の作動位置を示す距離情報を表
示するように切換わる。すなわち、原点合せスイ
ツチ6をオンすると、デジタル表示器5には図示
のように、ラツチ回路7及びデコーダ・ドライバ
回路8を介してカウンタ9の計数値に応じた距離
情報が表示される。
そこで、第1図に示す原点検出用リミツトスイ
ツチ4の取付位置を確認する場合、先ず原点合せ
スイツチ6をオンすると共に、リセツトスイツチ
10をオンして、カウンタ9の計数値をゼロにリ
セツトする。
次に、フアンクシヨンスイツチ11をオンし
て、第4図ハ,ニに示すような1回転信号S1及び
位置検出用パルス信号S2を夫々図示のように
AND回路12,13の一方の入力端子に入力さ
せる。
なお、1回転信号S1及び位置検出用パルス信号
S2は共に、サーボ機構の駆動モータの回転に同期
して作動するパルスコーダから出力され、1回転
信号S1は第4図ハに示すようにモータ1回転毎に
出力され、位置検出用パルス信号S2は通常サーボ
機構の位置制御に使用され、例えば、1回転につ
き2000パルス又は2500パルスである。
ただし、その場合のモータ1回転当りの工具1
の移動量は4mm程度である。
このようにした後、NC工作機械を原点復帰モ
ードに切換えて原点復帰をかけると、工具1は第
1図に区間で示す経路において、前述したよう
に先ず減速リミツトスイツチ3を叩いて減速した
後、低速移動して原点検出用リミツトスイツチ4
を叩いて、このリミツトスイツチ4をオンする。
このリミツトスイツチ4がオンすると、第3図
に示すセツト・リセツト型フリツプフロツプ回路
(以下「FF」と略称する)14がセツトされて、
その出力端子Qがハイレベル“H”となり、第4
図ロに示すような原点信号SBが、リミツトスイツ
チ4が作動した第1の時点、すなわち第4図の時
点T2で発生する。
この原点信号SBが発生すると、AND回路13
が開いて位置検出用パルス信号S2がカウンタ9の
入力端子INに入力するようになり、カウンタ9
はこのパルス信号S2を計数し始める。
それに応じて、デジタル表示器5には例えば1
計数値当り0.002mmの割り合いで、距離が表示さ
れる。
一方、時点T2でFF14がセツトされてその出
力端子Qからハイレベル“H”の原点信号SBが出
力されると、AND回路12が開くので、時点T2
以後の1回転信号S1がハイレベル“H”となるの
で第2の時点、すなわち第4図の時点T3でFF1
4がリセツトされる。
FF14がリセツトされると、原点信号SBがロ
ーレベル“L”となつて、AND回路12,13
を閉じる。
そのため、位置検出用パルス信号S2はAND回
路13を通過できなくなり、カウンタ9はその時
点T3でパルス信号S2の計数を停止する。
したがつて、カウンタ9の計数値は、第4図の
時点T2〜T3間に入力した位置検出用パルス信号
S2のパルス数となり、例えばその数が1040個な
ら、デジタル表示器5には図示のように2.080mm
なる距離情報が表示される。
そして、上記のようにデジタル表示器5の表示
内容が2.080mmなら、原点検出用リミツトスイツ
チ4の作動位置は、原点Gより、2.080mm手前の
位置であることがわかる。
すなわち、モータ1回転当りの工具1の移動量
が4mmであるから、リミツトスイツチ4は第4図
ハの1回転信号S1のパルス間隔の略中間で作動し
ていることになる。
このように、この発明の方法によれば、簡単に
原点検出用リミツトスイツチ4の作動位置を検出
確認できるので、リミツトスイツチ4の位置調整
を作業者の勘を頼らずに行なうことが可能にな
り、リミツトスイツチ4の取付位置を例えばリミ
ツトスイツチの摩耗を見込んだ安定作動位置であ
る原点Gより2.000mm手前付近に迅速且つ正確に
調整できる。
また、このようなリミツトスイツチ4の作動位
置の確認を定期的に行なえば、リミツトスイツチ
4の老朽化等に伴つて作動位置がずれても、それ
を直ちに知ることができ、そのずれを補正するよ
うに再調整することが簡単にできる。
なお、上記実施例では、第1図に示すように原
点GのZ軸方向の原点検出用リミツトスイツチの
作動位置を検出する例について述べたが、X軸方
向の原点検出用リミツトスイツチの作動位置を検
出する場合も、上記実施例と同様に行なうことが
できる。
また、上記実施例では、原点検出用リミツトス
イツチを工具1の基部1aによつて叩くようにし
た例について述べたが、工具1の移動に同動する
他の部材で叩くようにしても良いし、あるいは、
リミツトスイツチを工具1の基部1aに設けて、
このスイツチを機械の固定部に位置調整可能に設
けた突起体によつて叩くようにしても良い。ま
た、突起体の形状を工夫して前記2つのリミツト
スイツチを1つにすることも可能である。そのよ
うにした場合にも、この発明による方法によつて
同様にその作動位置を検出できる。
以上説明したように、この発明によれば原点検
出用リミツトスイツチが作動する第1の時点か
ら、この第1の時点以降にモータ1回転信号が発
生する第2の時点までの間、サーボ機構の位置制
御に使用される位置検出用パルス信号を計数し、
その計数値に応じた距離を表示器に表示するよう
にしたので、原点検出用リミツトスイツチの作動
位置を明確に表示することができ、それによつて
リミツトスイツチの位置調整を作業者の勘を頼ら
ずに正確に且つ容易に行なうことができるばかり
か、スイツチ交換時においても正確に所要の位置
に設置できる。
また、工作機械メーカにおいても試験運転調整
工数の低減化を計ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、NC工作機械の一例を示す模式図で
ある。第2図イ〜ニは、第1図の動作説明に供す
るタイミングチヤートである。第3図は、この発
明の実施例を示すブロツク回路図である。第4図
イ〜ホは、第3図の動作説明に供するタイミング
チヤートである。 1……工具(刃物)、1a……基部、2……被
加工物、3……減速リミツトスイツチ、4……原
点検出用リミツトスイツチ、5……デジタル表示
器、6……原点合せスイツチ、9……カウンタ、
12,13……AND回路、14……セツト・リ
セツト型フリツプフロツプ回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 数値制御工作機械において、原点検出用リミ
    ツトスイツチが作動する第1の時点から、この第
    1の時点以後に工具を移動させるモータの1回転
    信号が発生する第2の時点までの間、工具の移動
    制御を行うサーボ機構の位置制御に使用される位
    置検出用パルス信号を計数し、その計数値に応じ
    た距離を表示器に表示することを特徴とする原点
    検出用リミツトスイツチの作動位置検出方法。
JP11972780A 1980-09-01 1980-09-01 Detecting method of operating position of limit switch detecting original point in numerically controlled machine tool Granted JPS5748449A (en)

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Publications (2)

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JPS5748449A JPS5748449A (en) 1982-03-19
JPS63178B2 true JPS63178B2 (ja) 1988-01-06

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JP11972780A Granted JPS5748449A (en) 1980-09-01 1980-09-01 Detecting method of operating position of limit switch detecting original point in numerically controlled machine tool

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Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5977520A (ja) * 1982-10-27 1984-05-04 Fanuc Ltd 原点位置表示装置
JPH0740209B2 (ja) * 1985-03-01 1995-05-01 富士通株式会社 ロボットアームの原点サーチ方法
JP2542184B2 (ja) * 1985-03-14 1996-10-09 富士通株式会社 原点位置決め方式
JPS6455603A (en) * 1987-08-27 1989-03-02 Hitachi Seiko Kk Origin detecting device

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS543777A (en) * 1977-06-09 1979-01-12 Itoki Kosakusho Transporting stand device with device of automatically delivering article in automatic magazine

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS543777A (en) * 1977-06-09 1979-01-12 Itoki Kosakusho Transporting stand device with device of automatically delivering article in automatic magazine

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JPS5748449A (en) 1982-03-19

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