JPS63178880A - 耐チツピング塗装法 - Google Patents

耐チツピング塗装法

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Publication number
JPS63178880A
JPS63178880A JP923487A JP923487A JPS63178880A JP S63178880 A JPS63178880 A JP S63178880A JP 923487 A JP923487 A JP 923487A JP 923487 A JP923487 A JP 923487A JP S63178880 A JPS63178880 A JP S63178880A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chipping
paint
painting
layer
coating
Prior art date
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Pending
Application number
JP923487A
Other languages
English (en)
Inventor
Susumu Kaneda
金田 晋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP923487A priority Critical patent/JPS63178880A/ja
Publication of JPS63178880A publication Critical patent/JPS63178880A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は耐チッピング塗装法、即ちチッピングに対して
抵抗性を示す塗膜を形成させるだめの塗装法に関するも
のである。
〔従来の技術〕
自動車ボディ外板の塗装は一般的VCrI′i次のよう
に行なわれている。まず防錆を主目的として電着(ED
)下塗り塗装を行い、次いで素地塗面の粗肌の影響をた
ち切り上塗9品質を良くするために中塗り塗装を行ない
、次いで美観を与えるためのメタリックベース塗布とツ
ヤ(光滑)を出すためのクリア塗布とからなる上塗り塗
装を行い、最後に焼付は乾燥されて仕上げられている。
第3図はそのように塗装された塗膜の状態を示すもので
、鋼板1のすぐ上の下塗り層2は15〜20P1中塗り
層3は約30P1ベース層4は30〜40μ、クリア層
5は約3spの膜厚となっているのが通常である。
ところで自動車は走行中に路面にある砂利、落下物、岩
塩等を跳ねあげて、それらの車体への衝突によってボデ
ィが傷つけられることがある。いわゆるチッピングと呼
ばれるもので、そうなると第4図に示すように上塗シ層
(ベース層4、クリア層5)が削られて下地(中塗シ層
6、下塗9層2、鋼板1)が見えるようになシ塗装外観
が損なわれる。該図中、6はチッピング傷、即ち塗膜の
削られた部分を示す。
車が走向する限りチッピングを無くすることは困難であ
るが、チッピングによる傷のつき方を少なくすることと
傷がついた場合の錆の拡が9を抑制することは可能であ
る。そのため従来チッピングを受けやすい車体のクォー
タ部やロッカ部に、■テープを貼る、■上塗シ層と下塗
υ層の間にもう一層の防錆層等を設ける、■上塗り層の
上に更に耐チッピング塗料を塗布する、などの方法がと
られることもあった。また別な方法として、■自動車下
面にカチオン的硬化性ポリオキシド/多価アルコール又
は水/光開始剤からなる混合物を塗布してストーンチッ
プ抵抗性仕上げを付与する方法が提案されている(特開
昭59−169580号参照)。なおこのような紫外線
硬化型塗料を鋼板塗装に適用することは公知である(例
えば特開昭57−184474号)。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら上記のようなチッピング対策には以下のよ
うな問題があった。
即ち、上記■の方法ではテープを貼ること自体、不自然
感を与え見栄えが悪くなる。また上記■の方法では、防
錆効果は向上するものの、上塗シ層が削られることから
くる外観上の問題は全く解決されない。上記■の方法は
、2液型ウレタン樹脂塗料を使用するものであるがブラ
ック色相を与えるために■と同様見栄えが悪くなる。そ
して上記■の方法は、この種の塗料を用いたところで耐
チッピング効果を得るためには厚く塗布しなければなら
ず、塗料のタレという問題を起こす。
本発明は上記様々な問題点に鑑みなされたもので、その
目的とするところは見栄えの悪化を招くことなく、従来
と同様の塗装時間内に塗装でき、チッピングを受けても
容易に美観が損なわれない塗膜を形成しえる耐チッピン
グ塗装法を提供することである。
〔問題点を解決するだめの手段〕
上記目的を達成するだめの本発明の耐チッピング塗装法
は、上mh塗装終了後、耐チッピング性が要求される部
分に、透明の紫外線硬化型塗料を用いて複数回塗装し、
厚いクリア層を形成させることを特徴とする 特には紫外線硬化型塗料を用いる各回の塗装で膜厚50
声以下のクリア塗膜を形成させ、最終的にクリア層の厚
さを80p以上にするのが良い。
〔作 用〕
上記のような構成とすることによって、即ち必要な塗料
を複数回に分けて塗装することで、塗料のタレを起こす
ことなく最終的に厚い塗膜が形成される。
紫外線硬化型塗料は紫外線照射によって瞬時に硬化する
ため、この塗膜を複数層形成させるのに殆んど時間を要
さない。
すなわち極めて短時間に塗装ムラの無い厚いクリア塗膜
を形成でき、クリア層の厚さが増しだことでカラーペー
ス層の保護効果が高まる。
〔実施例〕
以下に本発明の耐チッピング塗装法の一実施例を掲げて
より具体的に説明する。
まず従来の自動車塗装ラインの最後の方に新たな耐チッ
ピング塗装工程を設ける。例えば紫外線硬化型塗料吹付
機と紫外線照射装置を交互に一定間隔に適当数配列する
か、或は従来の耐チッピング塗装(ロッカブラック塗装
)工程を改変する。即ち塗料吹付機には従来の熱硬化型
塗料に代えて紫外線硬化型塗料を供給するとともに、多
数の高圧水銀燈が付いた可動板を制御可能に備えてなる
紫外線照射装置を設けるようにしてもよい。
この新たな耐チッピング塗装工程においては、上塗り塗
装を終えて搬入されてきた自動車の下部、詳しくいえば
耐チッピング性が要求されるロッカ部とクォータ部に厚
いクリア塗装を行う。
即ち、例えば不飽和ポリエステル樹脂、アクリル樹脂等
の不飽和樹脂塗料にベンゾイン系などの光重合開始剤が
加えられ、顔料や色素は加えられていない透明の紫外線
硬化型塗料をso7〜40Fの厚さに吹付けた後紫外線
を1〜2分照射する。これによシ吹付は時に塗料のタレ
を発生させることなく迅速に硬いクリア塗膜が形成され
る。この塗料吹付け・紫外線照射を同じ部分に数回にわ
たって繰り返し、第1図に示すように100μ〜200
Pの膜厚のクリア塗膜5を形成させる。図中の破線は各
回ごとに形成された各クリア層の境界部を示している。
このような厚いクリア層は優れた耐チッピング性を示す
即ち第2図を見て判るように、従来塗膜の第4図に示し
たと同程度のチッピング傷6を受けたとしても、ベース
層4や中塗り層3は削られることがない。従ってチッピ
ングによって塗装外観品質が損なわれることが殆んど無
くなる。
〔発明の効果〕
本発明の耐チッピング塗装法によれば、非常に厚いクリ
ア膜を短時間に形成できるため、何ら生産性を悪化させ
ることな〈従来の塗装の上に耐チッピング塗装を施すこ
とができる。
そしてクリア層を厚膜化するため外観上異和感を与えず
、品質要求に応じて或は必要部位に応じて、塗装回数を
変更することによりクリア層の膜厚を選択することがで
きる。
本発明方法によって形成された厚いクリア層は、その底
部まで完全に削られにくいため長期間にわたって車両の
塗装面を美麗に保つ。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の耐チッピング塗装法によシ形成された
塗膜を模式的に示す断面図、第2図はチッピングを受け
た該塗膜の変化図、第5図は耐チッピング塗装が施され
ていない塗膜を示す断面図、 第4図はその問題点の説明図である。 図中、 1・・・鋼板   2・・・下塗り層 3・・・中塗り層 4・・・ベース層 5・・・クリア層 6・・・チッピング傷第1図 一73図 1・@板 2・・’T響1リノi 3 ・ ヤ1i り入i りT’  2 図 牙4図 6・・千1.ビ〉り°゛イ1

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)上塗り塗装終了後、耐チッピング性が要求される
    部分に、透明の紫外線硬化型塗料を用いて複数回塗装し
    、厚いクリア層を形成させることを特徴とする耐チッピ
    ング塗装法。
  2. (2)紫外線硬化型塗料を用いる各回の塗装で膜厚50
    μ以下のクリア塗膜を形成させ、最終的にクリア層の厚
    さを80μ以上にすることを特徴とする特許請求の範囲
    第1項記載の塗装法。
JP923487A 1987-01-19 1987-01-19 耐チツピング塗装法 Pending JPS63178880A (ja)

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JP923487A JPS63178880A (ja) 1987-01-19 1987-01-19 耐チツピング塗装法

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JPS63178880A true JPS63178880A (ja) 1988-07-22

Family

ID=11714713

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JP923487A Pending JPS63178880A (ja) 1987-01-19 1987-01-19 耐チツピング塗装法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100374654B1 (ko) * 2000-07-24 2003-03-04 이대헌 음성 메시지 송출 기능을 갖는 휴대폰용 이어마이크

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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