JPS63178026A - 低温収縮性フイルムの製造方法 - Google Patents

低温収縮性フイルムの製造方法

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JPS63178026A
JPS63178026A JP951987A JP951987A JPS63178026A JP S63178026 A JPS63178026 A JP S63178026A JP 951987 A JP951987 A JP 951987A JP 951987 A JP951987 A JP 951987A JP S63178026 A JPS63178026 A JP S63178026A
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JP
Japan
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temperature
low
film
stretching
talc
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JP951987A
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Seiji Kagawa
清二 加川
Hideaki Toda
英明 戸田
Yoshinaga Murakami
欣永 村上
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Tonen Chemical Corp
Original Assignee
Tonen Sekiyu Kagaku KK
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29KINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES B29B, B29C OR B29D, RELATING TO MOULDING MATERIALS OR TO MATERIALS FOR MOULDS, REINFORCEMENTS, FILLERS OR PREFORMED PARTS, e.g. INSERTS
    • B29K2023/00Use of polyalkenes or derivatives thereof as moulding material
    • B29K2023/04Polymers of ethylene
    • B29K2023/08Copolymers of ethylene
    • B29K2023/083EVA, i.e. ethylene vinyl acetate copolymer

Landscapes

  • Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
  • Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の技術分野 本発明は、50’C以下の低)晶領賊で大きな熱収縮率
を有する低温収縮性フィルムの製造方法に関するもので
ある。
更に詳シクハ、EPDMまたはEPM、EVA、及びタ
ルクを原料とし、これを特定の割合で配合してjqられ
る重合体フィルムを、50’C以下の低温で少なくとも
一方向に1.5倍以上延伸成形すると共に、これを延伸
成形温度よりも低い湿度で熱固定(熱セット)すること
によって、熱固定温度から延伸成形温度に至る温度範囲
(領域)で50%近い熱収縮率を有する低温収縮性フィ
ルムの製造方法を提供しようとするものである。
発明の技術的背景ならびにそのI5J題点低温状態で熱
により大ぎな収縮性を示すフィルムは、次のような種々
の用途が期待される。
(1)医用、研究用等の対象物であって、取り扱いに低
温保存、冷凍保存等を必要とする物のシュリンクパッケ
ージまたはシール用に用いられる。
例えば、凍結ストックチューブのキレツブシール等。
(2)包装後高温に晒すことができない物に対し、低い
温度領域で熱を与え内容物の大きさあるいは形態に添う
密着包装を可能とする。
例えば、生鮮食品の包装等。
(3)使い捨て手袋等に応用すれば、装着後少し暖める
だけでピッタリと密着するものが得られ作業性を向上さ
せることができる。
(4)ギブス、包帯等の防護に使用すれば、簡単にピッ
タリと密着するので、これらの水濡れ、汚れ等を容易に
防ぐことができる。
さて、上記のような熱収縮性フィルムの従来公−知の製
造方法は、延伸(−軸または二軸)した後熱固定しない
で巻き取り製品とするものでめった。
従って、延伸温度領域が、はぼ熱収縮させることを可能
ならしめる温度領域となるが、50℃以下の温度で大き
な収縮率を示すフィルムは存在しなかった。
たとえばポリエチレンフィルムでは延伸温度は100〜
150’Cであり、熱収縮開始温度は120’C前後と
なる。またポリプロピレンフィルムでは延伸湿度は12
0’C前後であり、熱収縮開始温度は130’C前後と
なり、ポリ塩化ビニルフィルムでは延伸温度は100〜
120’Cであり、熱収縮開始温度は120℃前後とな
る。ざらにポリ塩化ビニリデンフィルムでは延伸温度は
20〜50’Cであり、熱収縮開始温度は50〜100
’Cであるが、50〜60℃での熱収縮率は小さい。
以上のように、50’C以下の温度で50%程度にも及
ぶような大ぎな熱収縮率を有するフィルムは未だ開発さ
れていないのが現状である。
発明の目的 本発明は、上記のような従来技術に伴なう問題点を解決
するためになされたもので、次のような性質を有する低
温収縮性フィルムの製造方法を提供しようとするもので
ある。
(1)50℃以下の低温領域で、50%程度にも及ぶよ
うな大きな熱収縮率を有すること。
(2)低温(凍結温度)でも十分な弾性を有すること。
(3)肌へのフィツト性が良く、ソフトな感覚を有する
こと。
(4)収縮時間が短く数秒で収縮すること。
発明の概要 本発明に係る低温収縮性フィルムの′IA造方法は、E
PDMまたはEPMXEVA、及びタルクを原料とし、
これ′を一定の割合で配合して得られる重合体フィルム
を、55℃以下の低温で少なくとも一方向に1.5倍以
上延伸成形すると共に、これを延伸成形温度よりも低い
温度で熱固定(熱セット)することを特徴としている。
本発明によれば熱固定温度から延伸成形温度に至る温度
範囲で50%程度にも及ぶ大きな熱収縮率を有する低温
収縮性フィルムが得られる。
発明の詳細な説明 本発明に係る低温収縮性フィルムの製造方法は、下記(
A)に記載する割合のEPDMまたはEPM、EVA、
及びタルクを原料として得られる小合体フィルムを、下
記(B)に記載する温度条件で少なくとも一方向に1.
5倍以上に延伸成形することを特徴としている。
(A)EPDMまたはEPM、EVA、タルクツ配合割
合 EPDMまたはEPM:   40〜70重量%EVA
 (VA含含量1東 30〜60車Φ% タルク:           5〜15車岱%(B)
′fji度条件 予備加熱温度       :40〜50’C加熱延伸
温度       :45〜55℃冷却温度(熱固定、
アニーリング) 加熱延伸温度よりも低く、具体的には20〜40℃程度
本発明に使用するEPDMとは、エチレン−プロピレン
−ジエンエラストマーターポリマー(Ethylene
−Propylene−Diene Rubber)で
ある。またEPMとはエチレン−プロピレンエラストマ
−コポリマーである。
なあEPDMを形成する際に用いられる非共役ジエンと
しては、ヘキサジエン、ジシクロペンタジェン、エチリ
デンノルボルネン、メチレンノルボルネン、プロピリデ
ンノルボルネン、メチルテトラヒドロインデンなどが用
いられる。
これらのEPDMまたはEPMとしては、従来公知のも
のが広く用いられる。
このようなEPDMまたはEPMの配合量は、前述のよ
うに、40〜70重量%であるが、この配合量が4O重
a%未満であると、得られるフィルムにへたつきが生じ
るため好ましくなく、一方70重量%を越えると、jq
られるフィルムの成形性か低下するため好ましくない。
本発明に使用するEVAとは、エチレンと酢酸ビニルと
の共重合体(Ethylene−Vinyl−Acet
ateCopo l ymer)であり、酢酸ビニル(
V△)含量が10重量%以上のものを使用することが好
ましい。
酢酸ビニル含量が10市量%未満では、得られるフィル
ムの低温延伸性に劣るため好ましくない。
このようなEVAの配合ωは、前)小のように、30〜
601ffi%であるが、この配合量が30重量%未満
では1ワられるフィルムの成形性が低下するため好まし
くなく、一方60重Φ%を越えると11られるフィルム
の伸縮性が低下覆るため好ましくない。
本発明に使用するタルクとは、3M(10・4Si○2
・H2Oの組成を有し、フィラー(通常菓片状または鱗
片状)の代表的な物質である。
このようなタルクの配合量は、前述のように、5〜15
重母%でおるが、この配合量が5重量%未満では得られ
るフィルムのブロッキングを充分に防上することができ
ないため好ましくなく、一方15重量%を越えると得ら
れるフィルムの延伸性が低下するため好ましくない。
なお本発明ではタルクの代わり、炭酸カルシウム、In
バリウムなどを用いることもてきる。
本発明においては、これらのFPDMまたはEPM、E
VA、及びタルクを原料とし、これを特定の割合で配合
して1qられる重合体フィルム(未延伸フィルム)を、
前記した(B)の温度条件により延伸加工することによ
り、低温収縮性フィルムが得られる。
具体的には、第1図に示すように、未延伸フィルム1を
一対の予備加熱ロール2a、2bに通過させた後、一対
の加熱延伸ロール3a、3bに通過させ、次いで一対の
冷却(熱固定)ロール4a、4bに通過させた後に、得
られる延伸フィルムを巻取りロール5に巻取ればよい。
フィルムの延伸率は、加熱延伸ロール3aおよび3bの
回転速度を変化させることによって調節づることかでき
る。すなわら、加熱延伸ロール3aを低速回転ロールと
し、加熱延伸ロール3bを高速回転ロールとし、両ロー
ルの回転速度を変化させればよい。
このようにして¥%J)E!される低湿収縮性フィルム
は、たとえばパッケージ、シール、使い捨て手袋、ギブ
ス、包帯などの保護カバーとして用いることができる。
以下本発明を実施例により説明するが、本発明はこれら
実施例に限定されるものではない。
実施例1 EPDM  55重量%、EVA(A含含量8車吊%以
上)35車Φ%、タルク 10重量%からなる重合体フ
ィルム(未延伸フィルム、膜厚150AITrL)を、
次の温度条件下で、2.0〜5.0の延伸倍率の範囲で
延伸加工して低温収縮性フィルムを10だ。
予備iJu熱温+a            40’C
加熱延伸温度           50’C冷却温度
(熱固定)        20°にのようにして得ら
れた低湿収縮性フィルムの収縮率を測定した。その結果
を表1に示す。
収縮率は、次の条イ!1により測定した。
(1)試験片サイズ 120(配向方向) X ’l 5 (7rL/7rL
>・・・MD延伸用 120(配向方向)Xl 5 (m/m)・・・TD延
伸用 なお、MDとはフィルム加工に平行な方向(縦方向)を
いい、TDとはこれに垂直な方向(横方向)をいう。
(2)浴場には、温水を使用し、浸漬時間は3秒間とし
た。
(3)収縮率は、次の式で算出した。
M Dの収縮率(%) TDの収縮率(%) IZ(J 本発明に係る低温収縮性フィルムの収縮率測定結果によ
れば、延伸倍率5.0で得られたフィルムは、50℃の
収縮温度で、はぼ50%に近い大きな収縮率を示すこと
がわかる。
発明の効果 以上のようにこの発明に係る低温収縮性フィルムの製造
方法によれば、50’C以下の低温で、大きい収縮率を
示すフィルムが得られるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る低温収縮性フィルムの製造工程
を示す説明図である。 1・・・未延伸フィルム 2a、2b・・・予備加熱ロール 3a、3b・・・加熱延伸ロール 4a、4b・・・冷却ロール 5・・・巻取りロール 代理人  弁理士  鈴 木 俊一部 第  1  図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)下記(A)に記載する割合のEPDMまたはEP
    M、EVA、及びタルクを原料として得られる重合体フ
    ィルムを、下記(B)に記載する温度条件で少なくとも
    一方向に1.5倍以上に延伸成形することを特徴とする
    低温収縮性フィルムの製造方法: (A)EPDMまたはEPM、EVA、タルクの配合割
    合 EPDMまたはEPM :40〜70重量% EVA(VA含量10重量%以上)            :30〜60重量% タルク        : 5〜15重量% (B)温度条件 予備加熱温度     :40〜50℃ 加熱延伸温度     :45〜55℃ 冷却温度(熱固定、アニーリング):加熱延伸温度より
    も低い温度
JP951987A 1987-01-19 1987-01-19 低温収縮性フイルムの製造方法 Granted JPS63178026A (ja)

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CA000556338A CA1312184C (en) 1987-01-19 1988-01-12 Shrinkable film and shrinkable articles prepared therefrom
EP88300422A EP0276128A3 (en) 1987-01-19 1988-01-19 Shrinkable film and shrinkable articles prepared therefrom
US07/630,810 US5218036A (en) 1987-01-19 1990-12-24 Shrinkable film from ethylene-vinyl acetate polymer talc and ethylene-propylene copolymers blend

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5472279A (en) * 1977-11-22 1979-06-09 Asahi Chem Ind Co Ltd Highly cold drawn film and its production
JPS54155271A (en) * 1978-05-30 1979-12-07 Asahi Chem Ind Co Ltd Highly oriented film by cold drawing and its production

Patent Citations (2)

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