JPS6317739A - 給紙機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、段ボール等の厚みのある板紙を次工程に連続
的に供給することができる給紙機に関し、特に、積み重
ねた板紙を、上面が運搬方向に向くように反転させたの
ちに、前倒れの将棋ｆｆ１Ｊ　Ｌ状に倒して連続的に１
枚づつ給紙ホッパに供給するようにした給紙機に関する
。

従来の技術 従来、この種類の給紙機は、債み重ねた１山の板紙を叙
せて反転させ、板紙の上面が運搬方向に向いて立った姿
勢にする反転装置と、運搬方向に向いて立った姿勢の板
紙を順次前倒れの将棋倒し状に倒して繰り出す繰出装置
と、前（至）１れの将棋倒し状に倒れた板紙を運搬して
、板紙を連続的に１枚づつ給紙ホッパに供給する運搬装
置とを備える。

この場合、積み重ねた板紙を給紙機へ搬送する搬送面と
給紙ホッパとの高さ関係の都合上、運搬装置に上り勾配
を持たせることが必要になるので、運搬装置は、普通、
繰出装置の運搬面に続けて設けられる上り勾配の運搬面
を持った第１コンベヤと、第１コンベヤの運搬面に続け
て設けられる水平な運搬面を持った第２コンベヤとから
構成される。

しかしながら、前倒れの将棋倒し状の板紙を、繰出装置
から給紙ホッパまで、上り勾配を持つた第１コンベヤと
水平な第２コンベヤとからなる運搬装置によって運搬す
るようにした給紙機においては、前倒れの将棋倒し状の
板紙が第１コンベヤの上り勾配の運搬面から第２コンベ
ヤの水平な運搬面に移るさいに、将棋倒しの状態がくず
れて、後続の板紙の前端の下側にあるべき先行の板紙の
後端が、後続の板紙の前端の上側にはねあがって、後続
の板紙の前端が先行の板紙の後端の下側て食い込むこと
が、しばしば起きて、運転の中断を余儀なくされる欠点
があった。また、このような給紙機においては、各自の
板紙を次から次へと連続の山の最前部の板紙との間で、
上記欠点が顕著に生じる。この欠点を解決しようとして
第１コンベヤの勾配を小さくすると、運搬装置の長さが
長くなり、給紙機の全長が長くなるという欠点が生じた
。

発明が解決しようとする問題点 本発明の目的は、従来の給紙機を改良して、板紙を前倒
れの将棋倒し状にして上り勾配を最短の距離で確実に運
搬し、連続的に１枚づつ給紙ホッパに供給できるように
した給紙機を提供することである。

問題点を解決するための手段 上記目的に従い、本発明は、積み重ねた板紙を栽せて反
転させ、板紙の上面が運搬方向に向いて立った姿勢にす
る反転装置と、運搬方向に向いて立った姿勢の板紙を前
倒れの将棋倒し状にして繰り出す繰出装置と、前倒れの
将棋倒し状の板紙を上り勾配に運搬して給紙ホッパに供
給する運搬装置とを備えた給紙機において、運搬装置が
、排出端に近づくに従って次第に勾配が小さくなるよう
に湾曲し、排出端においてほぼ水平になった運搬面を持
つコンベヤを備えたことを特徴とする給紙機を提供する
。

以下、本発明を実施例に基づいて図面により詳細説明す
る。

実　　施　　　例 図面に示した給紙機は、機台１、反転装置２、繰出装置
３及び運搬装置４を備える。

機台１は、両側枠１１の間に、支持軸１２及び支持軸１
３を備え、また下部に車＠１４を備える。

反転装置２は、テーブル２１と搬送面２２とが鈍角を形
成した反転アーム２３、ロッド２４を有する圧力シリン
ダ装置２５、及びそれぞれ圧力シリンダ装置２６を有す
る２本のサポート２７を備える。反転アーム２３は、支
持軸１２によって回動自由に機台１に取り付けられ、テ
ーブル２１の表面には、多数のキャスタ２１１が設けら
れている。反転アーム２３の搬送面２２ば、供給端２２
１及び排出端２２２を有し、ここに繰出装置３が設けら
れている。圧力シリンダ装置２５は、その基部２５１を
機台１に回動自由に連結し、ロッド２４の先端部２４１
を反転アーム２３に回動自由に連結している。２本のサ
ポート２７は、これを連結する連結軸２７１が、搬送面
２２の供給端２２１の近所で回転自由に取り付けられて
、テーブル２１に直立すると共に搬送面２２の縦方向に
没入できるようになっている。圧力シリンダ装置２６は
、それぞれ、その支点２６１をｙ転アーム２３に回動自
由に連結し、ロッド先端２６２をそれぞれのサポート２
７に回動自由に連結している。

繰出装置３は、反転アーム２３の上に設けられている繰
出コンベヤ３１、駆動装置３２、キツカ３３及びエヤー
チャンバ３４、並びに、機台１の上に直接取り付けられ
ているボトムコンベヤ３５、駆動装置３６、ストッパ３
７及び圧力シリンダ装置３８を備える。繰出コンベヤ３
１は、搬送面２２の供給端２２１に設けた共通の駆動軸
ａｌｌと搬別 送画２２の排出端２２２に設けた個所の従動軸３１２と
の間に巻回された３本のキャタピラコンベヤ３１３を備
え、駆動軸３１１の鎖車３１４と駆動装置３２の鎖車３
２１との間にチェノ３２２が巻回されている。３個のキ
ッカ３３は、各自のキャタピラコンベヤ３１３に連結さ
れた各自のキツカヘース３３１をそれぞれ備え、キツカ
ベース３３１を通り抜ける回転自由な連結軸３３２に固
定されている。キッカベース３３１は、搬送面２２に沿
って走行するためのローラ３３３を有する。

エヤーチャンバ３４は、キッカ３３とキッヵベース３３
１との間に設けられている。

ボトムコンベヤ３５は、繰出コンベヤ３１の切れ切れに
なった３本の従動軸３１２の間に設けた供給端３５１及
び支持軸１３の上に設けた排出端３５２を備え、排出端
３５２に設けた鎖車（図示しない）＋と駆動装置３６と
の間にチェノ３６１が巻回されている。ストッパ３７は
、支持軸１３の回りに回動可能に支持している。圧力シ
リンダ装置３８は、その支点３８１を回動可能に機台１
に、そのロッド先端３８２を回動可能にストッパ３７に
連結している。

運搬装置４は、昇降フレーム４１、圧力シリンダ装置４
２、湾曲板４３を有する第１コンベヤ４４、案内板４５
を有する第２コンベヤ４６及び駆動装置４７を備える。

昇降フレーム４１は、第１コンベヤ４４を上り勾配に第
２コンベヤ４６をほぼ水平に支持し、支持軸１３の回り
に回動可能に取り付けられている。圧力シリンダ装置４
２は、その基部４２１を回動可能に機台１に、ロッド先
端４２２を回動可能に昇降フレーム４１にそれぞれ連結
している。第１コンベヤ４４ば、支持軸１３の回りに設
けられている供給端４４１と排出端４４２との間に巻回
されたコンベヤベルト４４３を備え、供給端４４１に設
けた鎖車（図示しない）と駆動袋＠３６との間にチェノ
３６１を巻回して、ボトムコンベヤ３５と同時に、ボト
ムコンベヤ３５よりも速い速度で運転できるようになっ
ている。

湾曲板４３は、昇降フレーム４１に取付けて、コンベヤ
ベルト４４３の下面を案内するようにしたもので、第１
コンベヤ４４のＪ搬面が、排出端４４２に近づくに従っ
て次第に勾配が小さくなるように湾曲し、排出端４４２
においてほぼ水平てなるように形成したものである。第
２コンベヤ４６は、供給端プーリ４６１と排出端プーリ
４６２との間に巻回されたコンベヤベルト４６３を備え
、供給端プーリ４６１と駆動装置４７との間にチェノ４
７１を巻回して、第１コンベヤ４４より速い速度で運転
できるようになっている。

実施例の給紙機は、上記のほかに自動運転のための制御
装置５を備える。制御装置５は、板紙６がテーブル２１
の上に載ったことを検知するためにテーブル２１の搬送
面２２の近傍に取り付けたリミットスイッチ装置５１、
キッヵ３３の復帰速度を高速度から低速度に変更するた
めに搬送面２２の供給端２２１の近傍に取り付けた光電
管装置５２、板紙６が搬送面２２の排出端２２２に到着
したことを検知するために搬送面２２の排出端２２２の
近傍に取り付けた光電管装置５３、板紙６がボトムコン
ベヤ３５の排出端３５２に到着したことを検知するため
にボトムコンベヤ３５の排出端３５２に取り付けた光電
管袋＠５４、板紙６が回動後のストッパ３７の上を通過
したことを検知するために第１コンベヤの途中に取り付
けた光電管装置５５、及び、板紙６が第２コンベヤ４６
に到着したことを検知して、給紙機の運転速度を運転開
始時の高速度から正常運転時の低速度に切り換えるため
に、第２コンベヤ４６の排出端４６２の近傍に取り付け
た光電管装置５６からなる。

作　　　　用 給紙機の運転は、つぎのように実施される。

まず、反転アーム２３を、第１図に実線で示されるとお
りに、テーブル２１を水平にした姿勢にして、さらに、
サポート２７を垂直に立った姿勢に、キツカ３３をテー
ブル２１の中に沈んだ姿勢にする。つぎに、板紙６の搬
入を開始し、請み重ねた板紙６をフィードコンベヤ（図
示しない）などによってテーブル２１の上に搬入する。

第３図（１）はこの状態を示す。

板紙６の前縁６２がリミットスイッチ装置５１を作動さ
せると、圧力シリンダ装置２５が作動しみ重ねた板紙６
は、上面６１をＪ子方向に向けながら、次第に、前縁６
２を２本のサポート２７に接して後倒れになった姿勢に
変わる。第３図（２）はこの状態を示す。

反転アーム２３の反転中に、圧力シリンダ装置２６が作
動されて、ロッド先端２６２を引っ込める。これによっ
て、連結軸２７１によって連結された２木のサポート２
７は、−緒に搬送面２２の中に沈む。かくして、板紙６
は、反転アーム２３の上で、前縁６２を搬送面２２に接
して後倒れ状になりながら立った姿勢に変わる。サポー
ト２７が搬送面２２の中に沈んだ後に、駆動装置３２が
運転開始時の高速度で運転されて、繰出コンベヤ３１の
走行が開始する。繰出コンベヤ３１の走行によってキツ
カ３３が進行、すなわち上昇し、板紙６の先頭のものが
光電管装置５３を作動させると、駆動装置３２が停止さ
れて、繰出コンベヤ３１及びキツカ３３の進行が止まる
。第３図（３）はこの状態を示す。

反転が完了して、反転アーム２３が、第１図に鎖線で示
されたとおりに、搬送面２２を水平にした姿勢になると
、駆動装置３２及び駆動装置３６が高速度で運転されて
、繰出コンベヤ３１、キッカ３３及びボトムコンベヤ３
５が走行を開始する。

ボトムコンベヤ３５は、繰出コンベヤ３１及びキツカ３
３よりも速い走行速度で走行するので、板紙６は、ボト
ムコンベヤ３５の上に載ったときに、繰出コンベヤ３１
の上にあったときよりも前縁６２間の間隔を拡げられる
。

板紙６の先頭のものがボトムコンベヤ３５の排出端３５
２に到着すると、光電管装置５４が作動される。これに
よって、駆動装置３２及び駆動装置３６の運転が停止さ
れ、繰出コンベヤ３１、キッカ３３、ボトムコンベヤ３
５及び第１コンベヤ４４の進行が止まる。第３図（４）
はこの状態を示す。

繰出コンベヤ３１、キツカ３３、ボトムコンベヤ３５及
び第１コンベヤ４４の進行が止まると、エアーチャンバ
３４に圧縮空気が注入される。これによって、キツカ３
３は、連結軸３３２の回りに回動され、後倒れ状の姿勢
から前倒れ状の姿勢に変えられる。かくして、繰出コン
ベヤ３１及びボトムコンベヤ３５の上に運搬方向に向い
て後倒れ状に立った姿勢の板紙６は、直立の姿勢で保持
されたストッパ３７に向けて倒されて前倒れ状の姿勢に
変えられる。第３図（５）はこの状態を示す。

続いて、圧力シリンダ装置３８が作動され、これによっ
て、ストッパ３７は、前倒れ状の姿勢の板紙６を支えな
がら、第１コンベヤ４４の輸送面の中にかくれる姿勢ま
で下降され、板紙６は前倒れの将棋倒し状の姿勢になる
。

ストッパ３７の下降が完了すると、駆動装置３２、駆動
装＠３６及び駆動装置４７が運転されて、繰出コンベヤ
３１、キツカ３３、ボトムコンベヤ３５、第１コンベヤ
４４及び第２コンベヤ４６が、それぞれの高速度で進行
する。これによって、第１コンベヤ４４の上に先頭があ
る将棋倒し状の板紙６ハ、順次第１コンベヤ４４から第
２コンベヤ４６に移って行く。この場合、第１コンベヤ
４４においては、コンベヤベルト４４３が湾曲板４３に
沿って進行するので、第１コンベヤ４４の運搬面は、排
出端４４２に近ずくに従って次第に勾配が小さくなり、
排出端４４２ではほぼ水平になる。従って、第１コンベ
ヤ４４によって運搬される前倒れの将棋倒し状の板紙６
は、次第に水平方向に向きを変えながら、排出端４４２
に到達した後、第２コンベヤ４６に移って行き、先行の
板紙の後端が、後続の板紙の前端の上側にはねあがるよ
うなことは、決して起きない。また、このとき、第１コ
ンベヤ４４の速度がボトムコンベヤ３５の速度よりも速
く、また第２コンベヤ４６の速度が第１コンベヤ４４の
速度よりも速いので、将棋倒し状になった板紙６の各−
枚間の距離は、板紙６の各−枚が、ボトムコンベヤ３５
から第１コンベヤ４４に、また第１コンベヤ４４から第
２コンベヤ４６に移って行くに従って、次第に拡げられ
て行く。

板紙６の先頭のものが光電前装＠５６を通過すると、光
電管装置５６の作動によって、駆動装置３２、駆動装置
３６及び駆動装置４７の運転が、いずれも、そのときま
での運転開始時の高速度から正常運転時の低速度に切り
換えられる。これによって、その後、繰出コンベヤ３１
、キツカ３３、ボトムコンベヤ３５、第１コンベヤ４４
及び第２コンベヤ４６は、それぞれの正常運転時の低速
度で運転される。かくして、板紙６は、第２コンベヤ４
６の排出端４６２から一枚づつ給紙ホッパに投入される
。第３図（６）はこの状態を示す。

板紙６の最後のものが光電管装置５４を通過すると、光
電管装置５４の作動によって、駆動装置３２が停止され
て、繰出コンベヤ３１及びキッカ３３の進行が止まる。

駆動装置３２ば、停止の後すぐに、運転開始時の高速度
で逆回転するように再び運転を開始され、これによって
、繰出コンベヤ３１及びキッカ３３は、搬送面２２の供
給端２２１に向けて高速度で後退し始める。また、光電
管装置５４の作動によって、圧力シリンダ装面２５が作
動されて、ロッド２４を引き込め始め、これによって、
反転アーム２３は最初の姿勢に戻るための回動を開始す
る。第３図（７）はこの状態を示す。

繰出コンベヤ３１及びキッカ３３が供給端２２１に向け
て後退するさいに、キッカ３３が光電管装置５２を通過
すると、光電管装置５２の作動によって、駆動装置３２
が低速度の運転に切り換えられ、続いて、キッカ３３が
供給端２２１に達すると、駆動装置３２が停止されて、
繰出コンベヤ３１及びキツカ３３が停止する。また、キ
ッカ３３が供給端に達すると、エアーチャンバ３４に注
入されていた圧縮空気が放出されて、キッヵ３３は、自
重によってテーブル２１の中に沈んだ姿勢に戻される。

反転アーム２３の回動が完了して、テーブル２１が水平
な姿勢に戻ると、圧力シリンダ装置２６が作動されて、
ロッド先端２６２を延長し、これによって、サポート２
７が直立した姿勢に戻される。

第１コンベヤ４４の上にある板紙６の最後のものが光電
管装置５５を通過すると、光電管装置５５の作動によっ
て、圧力シリンダ装置３８が作動されて、ロンド先端３
８２を延長し、これによってストッパ３７が直立した姿
勢に復帰する。第３図（８）はこの状態を示す。かくし
て、っぎの運転のための準備が全部完了する。

発明の効果 以上のように、本発明の給紙機は、運搬装置として、排
出端に近づくに従って次第に勾配が小さくなるように湾
曲し、排出端においてほぼ水平になった運搬面を持つコ
ンベヤを備え、これによって、前倒れの将棋倒し状の板
紙を上り勾配に運候するさいに、前倒れの将棋倒しの状
態を崩すことなく、高速度で整然と運搬することができ
る。また、上り勾配を確実に運搬することができるので
、運搬装置の長さを短かくして給紙機の全長を短かくす
ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の給紙機の実施例を示す側面図である
。 第２図は、第１図において反転装置を反転させたときの
平面図である。 第３図（１）ないしく８）は、それぞれ本発明の給紙機
の運転を説明するための略図である。 ２　・・・・・・反転装置 ３　・・・・・・繰出装置 ４　・・・・・・運搬装置 ４４・・・・・・第１コンベヤ ４４１・・・供給端 ４４２・・・排出端 ４４８・・−運搬面（６ンベヤベルト）４６・・・・・
・第２コンベヤ ６　・・・・・・板紙 ６１・・・・・・板紙の上面

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、積み重ねた板紙を載せて反転させ、板紙の上面が運
   搬方向に向いて立つた姿勢にする反転装置と、運搬方向
   に向いて立つた姿勢の板紙を前倒れの将棋倒し状にして
   繰り出す繰出装置と、前倒れの将棋倒し状の板紙を上り
   勾配に運搬して給紙ホッパに供給する運搬装置とを備え
   た給紙機において、運搬装置が、排出端に近づくに従つ
   て次第に勾配が小さくなるように湾曲し、排出端におい
   てほぼ水平になつた運搬面を持つコンベヤを備えたこと
   を特徴とする給紙機。