JPS6317618B2 - - Google Patents

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JPS6317618B2
JPS6317618B2 JP55020058A JP2005880A JPS6317618B2 JP S6317618 B2 JPS6317618 B2 JP S6317618B2 JP 55020058 A JP55020058 A JP 55020058A JP 2005880 A JP2005880 A JP 2005880A JP S6317618 B2 JPS6317618 B2 JP S6317618B2
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JP
Japan
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register correction
register
circuit
output
plate cylinders
Prior art date
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Application number
JP55020058A
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English (en)
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JPS56117663A (en
Inventor
Rikio Fujishima
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Shibaura Machine Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Machine Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toshiba Machine Co Ltd filed Critical Toshiba Machine Co Ltd
Priority to JP2005880A priority Critical patent/JPS56117663A/ja
Publication of JPS56117663A publication Critical patent/JPS56117663A/ja
Publication of JPS6317618B2 publication Critical patent/JPS6317618B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、多色輪転機の版胴見当修正制御装置
に関する。
一般に多色輪転機は、印刷されるウエブが巻取
られたロールから折機にウエブを供給し、ロール
と折機との間に複数個の印刷部を設けて、走行す
るウエブに各々の印刷部で1色づつ順次重なるよ
うにして多色印刷を行つている。
このような多色輪転機には各々の印刷部でウエ
ブの縦方向及び横方向に対して夫々の色が正しく
重なるように版胴の位置を修正して色合わせを行
う版胴見当修正装置が設けられている。その理由
は、各印刷部に設けられた版胴相互の位置は、多
色輪転機を組立てる際にウエブの搬送方向及び搬
送方向と直交方向に対して所定の精度で基準値に
設定されているが、印刷の仕様に応じて版胴の表
面の版を取り換える際に版の相互で位置にずれが
生じて正しく色合わせされた印刷ができないから
である。
従つて、版を交換する際には版胴見当修正装置
によつて各々の印刷部の版胴を予め設定された基
準位置に戻す作業を行つている。
従来の版胴見当修正装置では、作業者が見当修
正スイツチを操作して各々の版胴を独立して基準
位置に戻すことにより色合わせが行われている。
このように版胴の位置を1づつ修正するため極め
て作業性が悪いとともに、修正誤差が大きい欠点
があつた。
而して、特願昭52−142371号(特開昭54−
76305号)にて、テスト刷紙に印刷された図柄又
は見当マークに基づいて各色間のズレを測定し、
当該測定値に基づいて版胴のシヤフトの一側に設
けられている見当修正モータを駆動させ、同時に
上記版胴のシヤフトの他側に設けられている変位
計による変位量を検出し、当該変位量と上記ズレ
とを照合しつつ上記見当修正モータを駆動させる
見当修正方法において、上記測定値は数値として
電子計算機に入力した後上記見当修正モータに出
力して当該モータを駆動し、次いで上記変位量も
デジタル化した後上記電子計算機に入力し、当該
変位量が上記測定値に合致するまで当該電子計算
機にて比較検討し、その都度上記モータを駆動す
るようにした多色輪転印刷機における見当修正方
法なる発明が開示されている。
しかしながら、かかる発明は、アクチユエータ
としてサーボモータを使用していること、最小桁
の調整の際にはこれを減速させる必要があるこ
と、更には従来の操作スイツチ機能を生して減算
電磁カウンターで前進・後退のスイツチ操作を見
当修正にて行うこと等からも明らかなように、ワ
ンタツチ操作で速やかに、かつ、高い精度で所望
の位置設定をできない。また、ポテンシヨメータ
等の位置検出機の信号をA/D変換する機構を必
須とすると共に、入力部の後に計算部及び記憶部
と電子計算機を必要とし、複雑な構造になるる欠
点を有する。かかる欠点は、ギヤのバツクラツシ
に起因する測定値と初回の変位量の差を修正する
際に当然発生する。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたもので、
位相修正スイツチのワンタツチ操作によつて各々
の版胴を速やかに設定位置に到達させることがで
き、しかも、見当修正モータから直接修正した見
当修正量の信号を得ると共に、メータリレーの設
定指針を一旦オーバーさせてその後に逆回転して
設定指針に合せる技術手段によつて、ポテンシヨ
メータや機械的構成によつて発生する避け難いバ
ツクラツシユの問題を解消して高い精度で版胴を
設定位置に到達させることができ、更に、A/D
変換処理や変位計の出力と見当修正モータの信号
とを比較する処理及びこれらの比較処理に必要な
計算処理や記憶処理を不要にして極めて簡単な構
造を有する多色輪転機の版胴見当修正制御装置を
提供するものである。
以下、本発明の実施例を図面を参照して説明す
る。
第1図は、本発明の多色輪転機の版胴見当修正
制御装置を適用した多色輪転機の概略構成を示す
説明図である。図中1は、多色印刷が施されるウ
エブ2が巻き取られた巻取ロールである。巻取ロ
ール1の前方には、フイード3、第1印刷部4、
第2印刷部5、乾燥機構6、冷却機構7、及び折
機8が順次設置されている。巻取ロール1に巻取
られたウエブ2は、フイード3から前記第1印刷
部4等を順次経て折機8に導かれるようになつて
いる。
第1印刷部4には、版を装着した版胴9,10
がウエブ2の両面に対向するようにして1対設け
られている。この1対の版胴9,10間には、
各々の版胴9,10の印刷模様が転写されるブラ
ン胴11,12がウエブ2を挾持するようにして
1対設けられている。第2印刷部5には、第1印
刷部4と同様に1対の版胴13,14とこの版胴
13,14の印刷模様が転写されるブラン胴1
5,16がウエブ2を挾持するようにして1対設
けられている。第1印刷部4及び第2印刷部5に
は、版胴9,10,13,14の位置にウエブ2
の搬送方向に沿つて前後に変化させる見当修正量
伝達機構17a,17bと搬送方向に対して直交
方向に沿つて変化させる見当修正量伝達機構17
c,17dが設けられている。
これらの見当修正量伝達機構17a,17b,
17c,17dは、実質上全く同様の構成、作用
を有しているので、このうちの第1印刷部4に設
けられた見当修正量伝達機構17aを、第2図を
参照しながら説明し、他の見当修正量伝達機構1
7b,17c,17dの説明を省略する。
図中18は、1対の版胴9,10を駆動せしめ
る動力を伝達する伝達軸である。伝達軸18は、
フイード3、第2印刷部5、冷却機構7、及び折
機8に接続されており、図示しない主駆動モータ
で駆動されるようになつている。
1対の版胴9,10は、図示しない伝達機構に
よつて伝達軸18に連結されており、相互に連動
するようになつている。各々の版胴9,10の外
周面の一端部には、歯車19,20を介してスイ
ングアーム21,22の一端部が連結されてい
る。スイングアーム21,22の他端部は偏心軸
23,24に取着されているウオーム23B,2
4B、ウオーム車23A,24Aを介して見当修
正モータ25,26に連結されている。
前記スイングアーム21,22は、枢支点A1
A2を有するアーム21A,22Aと、揺動支点
21C,22Cを有し一端に歯車19,20を回
転自在に支持し、他端を前記枢支点A1,A2に連
結したブラケツト21B,22Bによつて構成さ
れている。すなわち、見当修正モータ25,26
の駆動によつてウオーム歯車23A,24Aが回
転すると、偏心軸23,24を介してアーム21
A,22Aが自在に折曲しながら往復動し、アー
ム21A,22Aの他端部に連結したブラケツト
21B,22Bがその支点21C,22Cを中心
に揺動するようになつている。このため、ブラケ
ツト21B,22Bの他端部に取付けられた歯車
19,20が、ブラケツト21B,22Bの揺動
に応じて第2図で時計方向或いは反時計方向に回
転力を受ける。この回転力が歯車19,20から
版胴歯車9A,10Aを介して版胴9,10に伝
達され、版胴9,10の位置がウエブ2の搬送方
向に沿つて前後に変化するようになつている。見
当修正モータ25,26には、その駆動を制御す
る駆動制御回路50(後述する)が接続されてい
る。駆動制御回路50と見当修正モータ25,2
6との間には、第3図に示す如く、見当修正モー
タ25,26の修正可能な見当量の限界値を決定
するリミツトスイツチ27,28が設けられてい
る。
ウオーム歯車23A,24Aには、同図に示す
如くポテンシヨメータ29,30が設けられてお
り、ウオーム歯車23A,24Aの回転角から版
胴9,10の見当修正量を検出するようになつて
いる。ポテンシヨメータ29,30は、版胴9,
10の見当修正量をポテンシヨメータ29,30
の出力に基づいて表示するメータリレー31,3
2に接続されている。メータリレー31,32
は、前記駆動制御回路50に接続されている。メ
ータリレー31,32には、第5図Aに示す如く
設定指針31aが設けられている。而して、設定
指針31aが同図に示す如く零位置に設定されて
いる場合には、版胴9,10は現在の位置を表示
する可動指針(図示せず)がプラスの領域にある
場合に、つまりポテンシヨメータ29,30の出
力Bがプラスの領域にある場合にメータリレー3
1,32は出力信号を後述する駆動制御回路50
に供給するようになつている。換言するならば、
設定指針31aよりプラス側に可動指針がある間
は、ポテンシヨメータ29,30が所定の出力信
号をメータリレー31,32に供給し、この出力
信号に応じて所定の信号がメータリレー31,3
2から制御回路50に供給される。その結果、駆
動制御回路50では、後述するように見当修正モ
ータ25,26の駆動信号を解除するための減算
処理を行なうようになつている。従つて、同図B
に示す如く設定指針31aが例えば+0.04の位置
にある場合には、ポテンシヨメータ29,30の
出力Bが+0.04の位置よりもプラスの領域にある
場合にメータリレー31,32は出力信号を駆動
制御回路50に供給するようになつている。
尚、第3図中33,34は第2印刷部5の見当
修正量伝達機構17bに設けられた版胴13,1
4の位置をウエブ2の搬送方向に沿つて前後に修
正せしめる見当修正モータ、35,36は、これ
らの見当修正モータ33,34と、前記駆動制御
回路50との間に設けられたリミツトスイツチ、
37,38は、これらの見当修正モータ33,3
4によつて修正される版胴13,14の見当修正
量を検出するポテンシヨメータ、39,40は、
これらのポテンシヨメータ37,38の出力によ
つて版胴13,14の位置を表示するとともに、
その出力を前記駆動制御回路50に供給するメー
タリレーである。
次に前記駆動制御回路50を第4図を参照して
説明する。駆動制御回路50は、第1印刷部4に
設けられた版胴9,10の位置をウエブ2の搬送
方法に沿つて前後に変化せしめる見当修正量伝達
機構17aと、第2印刷部5に設けられた版胴1
3,14の位置をウエブ2の搬送方向に沿つて前
後に変化せしめる見当修正量伝達機構17bに電
気的に接続されており閉ループ回路を構成してい
る。
駆動制御回路50には、駆動制御回路50を作
動させるメインスイツチ51が設けられている。
メインスイツチ51の出力は、第1メモリ52に
供給されるようになつている。第1メモリ52
は、メインスイツチ51の出力を受けるとそのこ
とを記憶し、第1アンド回路53及び第2アンド
回路54に所定の信号を出すようになつている。
なお、第1メモリ52のメインスイツチ51から
の入力記憶は、オア回路62からの入力信号を受
けると消去されるようになつている。第1アンド
回路53には、第2アンド回路54の出力が第2
メモリ55、第1タイマー56、及び第1ノツト
回路57を順次介して供給されるようになつてい
る。第1タイマー56に制御されてノツト回路5
7の出力が第1アンド回路53に供給されると該
第1アンド回路53は出力を停止するようになつ
ている。これらの第1アンド回路53、第2アン
ド回路54、第2メモリ55、第1タイマー56
及び第1ノツト回路57によつて第1回路手段が
構成されている。
第1アンド回路53の出力は、リミツトスイツ
チ27,28,35,36を介して見当修正モー
タ25,26,33,34を正回転入力として供
給されるようになつている。
見当修正モータ25,26,33,34は、こ
の第1アンド回路53の出力によつて作動(正回
転)するとともに、各々の見当修正モータ25,
26,33,34に接続された前進スイツチF1
1,F12,F21,F22及び後退スイツチR
11,R12,R21,R22の出力によつても
作動(正・逆回転)するようになつている。
第2アンド回路54には、見当修正モータ2
5,26,33,34の出力がポテンシヨメータ
29,30,37,38及びメータリレー31,
32,39,40を介して供給されるようになつ
ている。第2アンド回路54は、このメータリレ
ー31,32,39,40からの出力と第1メモ
リ52からの出力が供給された際に第2メモリ5
5に出力を供給するようになつている。
また、メータリレー31,32,39,40の
出力は、第3アンド回路58a,58b,58
c,58dに供給されるようになつている。第3
アンド回路58a,58b,58c,58dには
第1タイマー56の出力が供給されるようになつ
ている。第3アンド回路58a,58b,58
c,58dは、第1タイマー56の出力とメータ
リレー31,32,39,40の出力が供給され
た際に、各々の見当修正モータ25,26,3
3,34に逆回転入力を供給するようになつてい
る。
更に、メータリレー31,32,39,40の
出力は、第2ノツト回路59a,59b,59
c,59dに供給されるようになつている。第2
ノツト回路59a,59b,59c,59dの出
力は、第4アンド回路60に供給されるようにな
つている。第4アンド回路60には第1タイマー
56の出力が供給されるようになつている。第4
アンド回路60は、第2ノツト回路59a,59
b,59c,59dからの出力の供給が停止した
際に第1タイマー56の出力によつて作動し、第
2タイマー61に所定の出力を供給するようにな
つている。第2タイマー61の出力は、オア回路
62に供給されるようになつている。これらの第
3アンド回路58a〜58d、第2ノツト回路5
9a〜59d、第4アンド回路60及び第2タイ
マー61によつて第2回路手段が構成されてい
る。
オア回路62には、制御回路50の作動を停止
させるリセツトスイツチ63の出力が供給される
ようになつている。オア回路62は第2タイマー
61からの出力か或はリセツトスイツチ63から
出力が供給された際に第1メモリ52及び第2メ
モリ55に所定の出力を供給し、第1メモリ52
及び第2メモリ55の記憶内容を消去するように
なつている。
尚、この多色輪転機は、図面及び説明を省略し
たが前述の駆動制御回路50と実質的に同一の構
成からなる駆動制御回路を備えており、第1印刷
部4の見当修正量伝達機構17c及び第2印刷部
5の見当修正量伝達機構17dを制御して各々の
版胴9,10,13,14の位相を、ウエブ2の
搬送方向と直交する方向に沿つて前後に修正せし
める機能を有している。すなわち、第1印刷部5
の見当修正量伝達機構は、例えば第7図に示すよ
うな要部の構造を有している。第7図において版
胴9の両軸受部は第2印刷部5のフレーム9B,
9Cに取着された軸長方向に移動するスベリ軸受
9C1,9C2によつて回転自在に軸支されており、
版胴9の軸受端部に固着した版胴歯車9Aには、
ブラン胴11の軸受端部に固着した歯車19が噛
合つている。一方、版胴9の他方のスベリ軸受9
C2のネジ部には歯車9Dが螺合しており、該歯
車9Dはフレーム9Cに固着したブラケツト9E
を介して回転自在に軸支されている軸付歯車9F
が噛み合つている。ウオーム歯車9Gは軸付歯車
9Fに固着されており、同歯車9Gは第2図に示
す見当修正モータ25,26と同様のものを使用
して駆動される。
しかして見当修正モータの駆動によつてウオー
ム歯車9Gを回転させると、軸付歯車9Fを介し
て歯車9Dが回転して歯車9Dとスベリ軸受9
C1および9C2が版胴9の軸長方向に移動するた
め、版胴9の位置がウエブ2の搬送方向と直交す
る方向に変化するようになつている。
このように構成された多色輪転機によれば、次
のようにして版胴9,10,13,14の位置を
自動修正することができる。尚、説明を簡単にす
るために、第1印刷部4及び第2印刷部5におけ
る各々の版胴9,10,13,14のウエブ2の
搬送方向に沿う位置の修正について、第2図およ
び第6図A乃至Dを参照して説明する。
今、第1印刷部4及び第2印刷部5の版胴9,
10,13,14の位置が第6図A乃至Dに示す
如く、メータリレー31,32,39,40の表
示部でX1,X2,X3,X4に設定されているとす
る。
まず、各々の版胴9,10,13,14の新し
い設定位置X1′,X2′,X3′,X4′にメータリレー3
1,32,39,40の設定指針31a,32
a,39a,40aを移す。
次いで、第4図に示す駆動制御回路50のメイ
ンスイツチ51を押して駆動制御回路50を作動
させる。メインスイツチ51が入力されると、メ
インスイツチ51から第1メモリ52に作動信号
が供給され、第1メモリ52は、第1アンド回路
53及び第2アンド回路54に所定の信号を供給
する。このとき第2アンド回路54にはメータリ
レー31,32,39,40からの信号が供給さ
れていない。従つて、まだ、駆動制御回路50か
ら見当修正モータ25,26,33,34にスタ
ート信号が供給されていない、よつて、ポテンシ
ヨメータ29,30,37,38を介してメータ
リレー31,32,39,40に信号が入力され
ず、メータリレー31,32,39,40は、第
2アンド回路54に出力しない。このため、第2
アンド回路54は出力を出さない。従つて、第1
アンド回路53には、第1ノツト回路57からの
信号が供給されないので、第1アンド回路53
は、第1メモリ52からの入力信号に従つて作動
し、各々の見当修正モータ25,26,33,3
4に見当修正モータ25,26,33,34を正
回転させる信号を供給する。この信号によつて例
えば第1印刷部4の見当修正モータ25,26は
正回転し第2図に示す如く偏心軸23,24を回
転させ、スイングアーム21,22を押し出して
歯車19,20を介して版胴9,10の位置をウ
エブ2の搬送方向に沿つて前方第1図で右方に前
進させる。
版胴9,10の位置が進むと見当修正モータ2
7,28,35,36は、その出力をポテンシヨ
メータ29,30,37,38、メータリレー3
1,32,39,40を介して第2アンド回路5
4に供給する。
第2アンド回路54は、このポテンシヨメータ
29,30,37,38の出力と第1メモリ52
からの入力によつて作動し、所定の出力を第2メ
モリ55に供給する。第2メモリ55は所定の出
力を第1タイマー56供給する。第1ノツト回路
57は、第1タイマー56で予め設定された時間
の経過後に第1タイマー56から入力を受け、こ
の入力に従つて所定の出力を第1アンド回路53
に供給し、該第1アンド回路53は第1ノツト回
路57からの入力によつて出力を停止する。その
結果、各々の見当修正モータ25,26,33,
34は正回転を止め、版胴9,10,13,14
の位相は、第6図A乃至Dに示す如くプラス領域
の所定位置X1″,X2″,X3″,X4″に変化する。
ここで、各々の版胴9,10,13,14の位
置をプラス方向に一旦移動させたのは、見当修正
機構17a,17bの作動に伴う機械的なバツク
ラツシユによる誤差を除去してこれら版胴9,1
0,13,14の見当修正を始める初期位置を全
て揃えておくためである。また、各々の版胴9,
10,13,14のこの見当修正量は、第6図A
乃至Dに示す如く新たに設定する設定指針31
a,32a,39a,40aの位相X1′,X2′,
X3′,X4′よりもプラス領域にくるように第1タイ
マー56によつて設定する。
次いで、第1タイマー56の出力によつて第1
アンド回路53の出力が停止するとともに、第1
タイマー56の出力は、第3アンド回路58a,
58b,58c,58d及び第4アンド回路60
に供給される。
第3アンド回路58a,58b,58c,58
d及び第2ノツト回路59a,59b,59c,
59dには、メータリレー31,32,39,4
0の可動指針31b,32b,39b,40bが
新たに設定された設定指針31a,32a,39
a,40aより第6図A乃至Dに示す如くプラス
領域にあるので、所定の出力が供給される。
このメータリレー31,32,39,40の出
力と第1タイマー56からの出力によつて第3ア
ンド回路58a,58b,58c,58dは、見
当修正モータ25,26,33,34に見当修正
モータ25,26,33,34を逆回転させる信
号を出力する。つまり、見当修正モータ25,2
6,33,34は、第6図A乃至Dに示す可動指
針31b,32b,39b,40bが新たに設定
された設定指針31a,62に供給する。オア回
路62は、第2タイマー61の出力を受けると所
定の出力を第1メモリ52及び第2メモリ55に
供給し、その記憶内容を消去する。
尚、オア回路62は、外部からリセツトスイツ
チ63を直接押すことによつても所定の出力を第
1メモリ52及び第2メモリ55に供給し、記憶
内容を消去する。第1メモリ52及び第2メモリ
55の記憶内容が消去されると、駆動制御回路5
0は作動を停止する。
このようにこの多色輪転機の版胴見当修正制御
装置によれば、メインスイツチ51を1回押すだ
けで全ての版胴9,10,13,14の位置を所
望の設定位置に速やかに且つ高い精度で自動修正
することができる。
また、版胴9,10,13,14の見当修正を
極めて高い精度で行うことができるので、印刷の
ヤレ(損紙)を防止することができる。
尚、実施例では、見当修正モータ25,26,
33,34の正回転動作によつてバツクラツシユ
32a,39a,40aの位置まで戻るまで逆回
転をつづける。その結果、第2図に示すスインク
セアーム21,22が作動し版胴9,10は新た
に設定された位置に戻る。
一方、第2ノツト回路59a,59b,59
c,59dは、見当修正モータ25,26,3
3,34が逆回転している間、所定の出力を第4
アンド回路60に供給している。そして、第6図
A乃至Dに示す可動指針31b,32b,39
b,40bの位置が新たに設定された設定指針3
1a,32a,39a,40aの位置に一致した
ところでメータリレー31,32,39,40か
らの出力が第2ノツト回路59a,59b,59
c,59dに供給されなくなり、第4アンド回路
60には第2ノツト回路59a,59b,59
c,59dからの出力が供給されなくなる。その
結果、第4アンド回路60は、第1タイマー56
からの出力によつて作動し、所定の出力を第2タ
イマー61に供給する。
第2タイマー61は、所定の出力をオア回路に
よる見当修正誤差を除去し、逆回転動作によつて
版胴9,10,13,14の位置を設定位置に戻
すようにした駆動制御回路50について説明した
が、見当修正モータ25,26,33,34の回
転動作を逆にした駆動制御回路を用いても良い。
また、本発明に係る多色輪転機の見当修正装置
によれば、各々の見当修正モータ25,26,3
3,34に設けられた前進スイツチF11,F1
2,F21,F22或は後退スイツチR11,R
12,R21,R22を作動させることによつて
各々の見当修正モータ25,26,33,34を
独立して作動せしめて、各々の版胴9,10,1
3,14の位置を手動修正することも可能であ
る。
また、実施例では、第1印刷部4と第2印刷部
5を有する多色輪転機に本発明を適用したものに
ついて説明したが、本発明は、2個以上の印刷部
を有する多色輪転機にも適用できることとは勿論
である。
また、本発明によれば印刷中でこの実施例を利
用して版胴の修正量を設定してやればワンタツチ
操作で色合せの修正ができるものである。
以上説明した如く、本発明に係る多色輪転機の
見当修正制御装置によれば、駆動制御回路によつ
て各々の印刷部の版胴の位置を自動修正するよう
にしたので、ワンタツチ操作で各々の版胴の位置
を速やかに設定位置に到達させることができる。
また、見当修正モータから直接修正した見当修正
位置の信号を得ると共に、メーターリレーの設定
指針を一旦オーバーさせてその後に逆回転して設
定指針に合わせる技術手段によつてポテンシヨメ
ータや機械的構成によつて発生する避け難いバツ
クラツシユの問題を解消し、高い精度で版胴を設
定位置に到達させることができる。また、見当修
正モータを駆動させる信号とその駆動を停止させ
る信号を駆動制御回路によつて理論的に同時に処
理させていく構成により、A/D変換処理や変位
計の出力と見当修正モータの信号とを比較する処
理及びこれらの比較処理に必要な計算処理や記憶
処理を不要にして極めて簡単な構造にできる。こ
れらの結果、版胴の見当修正の作業を高めしかも
印刷のヤレ(損紙)を防止できる等顕著な効果を
有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の多色輪転機の見当修正制御
装置を適用した多色輪転機の一実施例の構成を示
す図、第2図は、同実施例の見当修正量伝達機構
を示す説明図、第3図は、第2図に示す見当修正
量伝達機構と駆動制御回路との関係を示す説明
図、第4図は、第3図に示す駆動制御回路の構成
を示す回路図、第5図は、第2図に示す見当修正
量伝達機構に設けられたメータリレーを示す説明
図、第6図A乃至Dは、同メータリレーの動作を
示す説明図、第7図は、ウエブの搬送方向と直交
する方向の見当修正量伝達機構の要部の説明図で
ある。 4……第1印刷部、5……第2印刷部、9,1
0,13,14……版胴、21,22……スイン
グアーム、25,26,33,34……見当修正
モータ、29,30,37,38……ポテンシヨ
メータ、31,32,39,40……メータリレ
ー、50……駆動制御回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 複数の版胴の位置をそれぞれの見当修正量伝
    達機構を介してそれぞれ所定位置に修正せしめる
    各見当修正モータと、該各見当修正モータの出力
    によつて見当修正される前記各版胴の見当修正量
    を直接検出する前記各ポテンシヨメータと、各可
    動指針が該各ポテンシヨメータの出力により可動
    されて前記各版胴の位置を表示するとともに、そ
    れぞれが前記各版胴の所定位置を設定する設定指
    針の位置よりプラス領域にある間は出力信号を発
    するメータリレーと、前記各見当修正モータの駆
    動制御回路とからなり、該駆動制御回路は、スタ
    ート信号に基づいて前記各見当修正モータを正回
    転させて、前記各版胴を正方向に移動させ、ま
    た、前記各メータリレーの出力信号のすべてを受
    けた後、所定時間経過後に前記各見当修正モータ
    の正回転を停止させると共に、第2回路手段への
    信号を出力する第1回路手段と、該第1回路手段
    の出力信号を受けて、前記各見当修正モータを逆
    回転させて、前記各版胴を負方向に移動させ、前
    記メータリレーの可動指針が設定指針と一致した
    ときに前記各見当修正モータの回転をそれぞれ停
    止させて各版胴を所望位置に修正する前記第2回
    路手段とを具備するることを特徴とする多色輪転
    機の版胴見当修正制御装置。
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5476305A (en) * 1977-11-28 1979-06-18 Dainippon Printing Co Ltd Method of correcting reference part at polychromic rotary press correcting reference part

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