JPS63174978A - 新規なアミノアルカイノイルージベンゾ−d,g−1,3,6−ジオキサゾシン及びその製法 - Google Patents

新規なアミノアルカイノイルージベンゾ−d,g−1,3,6−ジオキサゾシン及びその製法

Info

Publication number
JPS63174978A
JPS63174978A JP63000045A JP4588A JPS63174978A JP S63174978 A JPS63174978 A JP S63174978A JP 63000045 A JP63000045 A JP 63000045A JP 4588 A JP4588 A JP 4588A JP S63174978 A JPS63174978 A JP S63174978A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
formula
dioxazosine
compound
dibenzo
structural formula
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP63000045A
Other languages
English (en)
Inventor
ラースロー ローザ
ルイザ ペトエーツ
フェケテ マールトン
エニコエー シルト ネーエ キセイ
マーリア ヘゲデュシュ
イシュトヴァーン ガチャーイ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Egyt Gyogyszervegyeszeti Gyar
Original Assignee
Egyt Gyogyszervegyeszeti Gyar
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Egyt Gyogyszervegyeszeti Gyar filed Critical Egyt Gyogyszervegyeszeti Gyar
Publication of JPS63174978A publication Critical patent/JPS63174978A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D273/00Heterocyclic compounds containing rings having nitrogen and oxygen atoms as the only ring hetero atoms, not provided for by groups C07D261/00 - C07D271/00
    • C07D273/01Heterocyclic compounds containing rings having nitrogen and oxygen atoms as the only ring hetero atoms, not provided for by groups C07D261/00 - C07D271/00 having one nitrogen atom
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D273/00Heterocyclic compounds containing rings having nitrogen and oxygen atoms as the only ring hetero atoms, not provided for by groups C07D261/00 - C07D271/00
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P23/00Anaesthetics
    • A61P23/02Local anaesthetics
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P25/00Drugs for disorders of the nervous system
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P25/00Drugs for disorders of the nervous system
    • A61P25/02Drugs for disorders of the nervous system for peripheral neuropathies
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P25/00Drugs for disorders of the nervous system
    • A61P25/14Drugs for disorders of the nervous system for treating abnormal movements, e.g. chorea, dyskinesia
    • A61P25/16Anti-Parkinson drugs
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P25/00Drugs for disorders of the nervous system
    • A61P25/20Hypnotics; Sedatives
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P25/00Drugs for disorders of the nervous system
    • A61P25/22Anxiolytics
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P25/00Drugs for disorders of the nervous system
    • A61P25/24Antidepressants
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P9/00Drugs for disorders of the cardiovascular system
    • A61P9/06Antiarrhythmics

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
  • Pharmacology & Pharmacy (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Neurosurgery (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Neurology (AREA)
  • Anesthesiology (AREA)
  • Psychiatry (AREA)
  • Pain & Pain Management (AREA)
  • Cardiology (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Psychology (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Nitrogen And Oxygen As The Only Ring Hetero Atoms (AREA)
  • Plural Heterocyclic Compounds (AREA)
  • Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、新規なアミノアルカノイル−ジベンゾ−d、
g−1,3,6−ジオキサゾシン、その製造方法及びこ
れを有効成分とする薬剤組成物に関する。
(従来の技術) この種の新規化合物は、貴重な薬理作用、例えば局部麻
酔、精神安定又は抗うつ、抗パーキンソン症、抗不整脈
及び抗アンギナ作用を有する。
なお、米国特許第4,208,410号明細書には、局
部麻酔及び抗パーキンソン症作用を有するものとして、
12−アミノアルキル−128−ジベンゾ−d、g−1
,3,6−ジオキサゾシンが開示されている。
(発明が解決しようとする問題点) しかし、この公知化合物の薬理作用は、その環状窒素に
対し、アミノアルキル基で置換する代りに、アミノアル
カノイル基で置換することにより、更に好ましく改良さ
れることが見い出された。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、下記構造式(I)、 (但し、式中Xは、水素原子又はハロゲン、Aは、原子
価結合、又は炭素原子数1乃至10の直鎖もしくは分枝
鎖アルキレン、 R1及びR2は、それぞれ個別に、水素原子、炭素〃x
子数1乃至4のアルキル基、又は炭素原子数3乃至6の
シクロアルキル基、又は。
R4及びR2は、それらと結合する窒素原子と一緒にな
って、又は1個もしくはそれ以上の窒素原子。
酸素又は硫黄〃に子と一緒になって、炭素原子数1乃至
4のアルキル基で適宜置換された5乃至6員複素環基を
形成するもの) からなる新規な化合物、及びその製薬上許容し得る酸付
加塩を提供するものである。
なお、本明細書中、ハロゲンとはフッ素、塩素。
臭素又はヨウ素を意味する。
炭素原子数1乃至10の直鎖又は分枝鎖アルキレンの例
としては、メチレン、エチレン、イソプロピレン、n−
プロピレン、n−ブチレン、イソブチレン、ベンチレン
、ヘキシレン、ヘプチレン、オクチレン、ノニレン又は
デシレン基等である。
炭素原子1乃至4のアルキルの例としては、メチル、エ
チル、n−プロピル、イソプロピル、n−プロピル、イ
ソプロピル、n−ブチル、イソブチル、5ec−ブチル
(第2ブチル)、tert−ブチル(第3ブチル)など
がある。
炭素原子数3乃至6のシクロアルキルの例としては、シ
クロプロピル、シクロビチル、シクロペンチル又はシク
ロヘキシル等がある。
5乃至6員複素環基の好ましい例としては、ピペラジン
、ピペリジン、ピロリジン又はモルホリンが挙げられる
。この複素環基は炭素原子数1乃至4のアルキル基、好
ましくはメチル基で置換したものでもよい。
上記構造式(1)において、Aが原子価結合の場合は、
下記構造式の基、 が、環状窒素に直接結合することになる。
上記構造式(1)の化合物は、製薬上許容し得る酸付加
塩の形態であってもよい。
この塩を形成するために用いられる適当な有機酸又は無
機酸の例としては、塩化水素、臭化水素。
硫酸、酢酸、フマル酸、乳酸、マレイン酸、メタンスル
ホン酸、エタンスルホン酸、クエン酸等を挙げることが
できる。
上記構造式(1)の化合物は、選択されるAの種類によ
っては、■又はそれ以上のキラル構造(掌性又は不斉性
)の炭素原子を含むものであってもよい。その場合は、
光学異性体が存在することになる。したがって5本発明
は、光学的対掌体及びそれを含む混合物にも関連する。
本発明の好ましい化合物は、上記構造式<r>の化合物
において、 Xが、水素原子又はハロゲン; Aが、原子価結合、又は炭素原子数1乃至3のアルキレ
ン; Ro及びR2が、それぞれ個別に、水素原子、炭素原子
数1乃至3のアルキル基、又は炭素原子数3乃至6のシ
クロアルキル基、又は、 Rユ及びR2、がそれらと結合する窒素原子と一緒にな
って、又は酸素原子と一緒になって4−メチル−ピペラ
ジニル基、2−メチル−ピペリジニル基、ピロリジニル
基、又はモルホリニル基を形成するもの、 及びその製薬上許容し得る酸付加塩である。
上記構造式(1)の化合物で特に好ましい例としては、
 12H−12−〔(4−メチルピペラジニル)−アセ
チル〕−ジベンゾ−d、g−1,3,6−ジオキサゾシ
ン; 12H−2−クロロ−12−[(4−メチルピペ
ラジニル)−アセチル]−ジベンゾ−d、g−1,3,
6−ジオキサゾシン;(±)−12H−2−クロロ−1
2−[(2−メチルピペリジニル)−アセチル〕−ジベ
ンゾ−d、g−1,3,6−ジオキサゾシン; 12H
−12−ジエチルカルバモイル−2−クロロ−ジベンゾ
−d。
g−1,3,6−ジオキサゾシン;12H−2−クロロ
−12−[3−(ジエチルアミノ)プロピオニルゴージ
ベンゾ−’2g−1゜3.6−ジオキサゾシン、及び製
薬上許容し得るこれらの酸付加塩である。
上記構造式(1)の化合物は、次の(a)〜(C)のい
ずれかの方法によって製造し得る。
(a)下記構造式(I[)のジベンゾ−d、g−1,3
,6−ジオキサゾシン、 (式中、Xは前記同様) を、下記構造式(m)の化合物。
(式中、Aは前記同様、 Hat及びHal’は、それ
ぞれ個別にハロゲンを表わす) を用いてアシル化し、得られた下記構造式(IV)のア
ルカノイル−ジベンゾ−d、g−1,3,6−ジオキサ
ゾシン。
■ (式中、X、 A及びHal’は、前記同様)を、下記
構造式(m)のアミン、 K。
(式中、R1及びR2は、前記同様)と反応させる方法
(b)上記構造式(II)のジベンゾ−d、に−1,3
,6−ジオキサゾシンを、下記構造式(V)の化合物。
(式中、 A、 R,及びR8は、前記同様、)Ial
は、ハロゲンを表わす) でアシル化する方法。
(c)前記一般式(II)のジベンゾ−d、g−1,3
,6−ジオキサゾシンを、下記構造式(VI)の化合物
Hal C−A’ CH=CHz      (VI)
酩 (式中、 Halは、ハロゲン、A′は、原子価結合又
は炭1AJjK子数1乃至8の直鎖又は分枝鎖アルキレ
ンを表わす) でアシル化し、その結果得られた下記構造式(■)、A
−CH=CH。
(式中、X及びA′は前記同様) の化合物を、前記構造式(■)のアミンと反応させる方
法。
なお、所望により、一般式(1)の化合物は、11薬上
許容し得る有機酸又は無機酸を用いては付加塩に変換し
てもよく、また塩基を用いて、その酸付加塩を、構造式
(1)の化合物に変換してもよい。
上記構造式(III)、(IV)、(V)、(VI)の
化合物において、ハロゲンとして、塩素又は臭素を選ぶ
ことが好ましい。
本発明の化合物の製造において出発物質として用いられ
る構造式(II)のジベンゾ−dog−1,3,6−ジ
オキサゾシンは、米国特許第4,208,410号明細
書に記載された方法により製造し得る。
構造式(m)、(V)、(VI)及び(■)の化合物は
公知であり、市販されており、また公知の方法によって
容易に製造し得る。
本発明の上記(a)の方法において、構造式(II)の
化合物は、無極性又は双極性非プロトン性溶媒。
好ましくはベンゼン、トルエン、キシレン、又はジメチ
ルホルムアミド中にて、かつ酸結合剤の存在又は不存在
下でアシル化される。
構造式(III)のアシル化剤は構造式(II)のジベ
ンゾ−d、g−1,3,6−ジオキサゾシンの量に対し
、当量もしくは過剰量用いられる。
この構造式(II)の化合物のアシル化は、構造式(I
II)の化合物を、200乃至300%の過剰量で用い
トルエン中にて、温度60℃乃至110℃で行うことが
好ましい。
上記アシル化反応で形成されたω−ハローアルカノイル
−ジベンゾ−d、g−1,3,6−ジオキサゾシン(構
造式(■))は、極性、無極性、双極性溶媒中で構造式
(■)のアミンと反応させる。この場合の好ましい溶媒
は、ベンゼン、トルエン、キシレン、イソプロパツール
又はジメチルホルムアミドである。
又、構造式(■)のアミンは等モル量又は過剰量、用い
られる。a造式(■)のアミンの過剰が1反応で生成し
たハロゲン化水素を結びつける。
この目的のために、他の通常の酸結合剤を用いてもよい
このアシル化とアミン化の双方に用いられる酸結合剤と
しては、炭酸ナトリウム、炭酸カリウムのような適当な
無機塩基、第三アミン、例えばトリエチルアミン、 N
、 N−ジイソプロピル−N−エチルアミン、ピリジン
のような適当な有機塩基などがある。
構造式(IV)の化合物は、ベンゼン中で構造式(■)
のアミンの過剰量と反応させることが好ましい。
本発明の方法(a)は、構造式(If)の化合物の金属
塩を出発物質として用いて行うことができる。
この場合、構造式(II)の化合物は、双極性非プロト
ン性溶媒、好ましくはジメチルホルムアミド中で、例え
ば水素化ナトリウム又はナトリウムアミドと反応させ、
対応するナトリウム塩を得、これを一般にO乃至40℃
でアシル化する。勿論、このアシル化反応において、更
に酸結合剤を用いる必要はない。
本発明の方法(b)において、構造式(II)の化合物
は、構造式(V)の化合物で同様に通常、0乃至140
℃の温度でアシル化される。
好ましくは、最初に構造式(If)の化合物のアル1カ
リ金属塩をつくり、ついで、構造式(V)の化合物の過
剰量と温度0乃至50℃で反応させる。
本発明の方法(e)において、構造式(II)の化合物
と構造式(VI)の化合物との反応は、無極性有機溶媒
、例えばベンゼン、トルエン、又はキシレン中にて、通
常50乃至140℃の温度でおこなわれる。
その結果得られた構造式(■)の化合物は、大気圧中又
はそれ以上の高い圧力下で、構造式(■)のアミンと反
応させる。この反応において、溶媒は無極性有機溶媒が
用いられ、又、過剰の構造式(■)のアミンが用いられ
る。
1又はそれ以上の不斉性炭素原子を含む構造式(1)の
化合物の場合、そのラセミ化合物を溶解することにより
、エナンチオマーを分離することができる。これを行う
ため、塩基性窒素を含むラセミ化合物を光学活性カルボ
ン酸と反応させ、対のジアステレオマー塩を生じさせ、
ついでこれを分離し、エナンチオマーを放出させる。
光学活性有機酸としては1分割(ラセミ体の)のために
用いられるいかなるカルボン酸をも実際上使用し得る1
例えば、光学活性の酒石酸、ジベンゾイル酒石酸、乳酸
、アトロ乳酸、マンデル酸などであり、その他、光学活
性のスルホン酸、例えば10−カンファースルホン酸等
を使用し得る。
不斉性炭素原子を有する新規なアミノアルカノイル−ジ
ベンゾ−d、g−1,3,6−ジオキサゾシンのエナン
チオマーは構造式(n)の化合物を、構造式(■)。
(V)、(VI)の光学活性物質を用いてアシル化する
ことによっても得ることができる。
構造式(1)の化合物は、下記判別テストに示すような
貴重な薬理効果を奏する。
亘負マウスでの急性毒性 体重18乃至22gの10匹からなる各群のCFLP種
のオス、メスの白色マウスについて、各化合物の急性毒
性をテストした。テストされるべき化合物を。
20tQ/kgの割合で経口投与した。投与後、各マウ
スをプラスチックマウスボックスに入れ、小片の寝わら
の上で室温下で7日r[ff1ltl察した。これら動
物は、水道水および標準的マウス飼料を随意に飲食でき
るようにした。
LD、。値は、リッチフィールド及びウイルコクソン(
Litchfield and Wilcoxon)の
方法〔ジャーナル・オブ・ファーマコロジカル・イクス
ペリメンタル・セラピー(J、 Pharmacol、
 Exp、 Ther、)、 96゜99(1949)
)に従って判定した。
その結果を表Iに示す。
表  ! このテストは、トルアント・シアマド(Truantd
’Amato)の方法〔アクタ・カイア・スカンド(^
etaChir、 5cand、)、 116.351
(1958))によっておこなった、テスト化合物の0
.25%、又は0.50%溶液。
0.2s+nを、座骨神経の周りの大腿部の中心に注射
した1脚部筋肉の運動制御の消失を麻酔の基準と見做し
た。テスト動物としてマウスを用いた。効果時間を記録
し、投与量対作用プロットから作用が50%(EC,。
)に達したときの濃度を判定した。なお、このテストに
おいて、比較のため、リドカイン〔2−ジエチルアミノ
−2’、 6’−アセトキシ−キシリジド〕も用いた。
得られた結果を表■に示す。
表■ 4  0.21  55.8  97,78  0.2
5  51.1  9g、812  0.15  54
.1  10?、313  0.14 122.1  
217.314  0.19  83.2  160.
015  0.16  52.4  113.816 
 0.25  80.0  114.618  0.1
0  85.7  146.419  0.22  4
3.7  73.820  0.11  53.5  
67.821  0.08  93,1  93.1リ
ドカイン   0.17    23.9     4
0.1この表■から、テスト化合物のほとんどのものは
、リドカインよりも低い濃度で効果があることが理解し
得ると思う。
また1本発明のすべての化合物の有効時間は。
いずれの濃度においても、リドカインと比較して、非常
に長いことが確認された。
それぞれ6匹のマウスからなる群に対し、テスト化合物
を経口投与した。1時間後、ヘキソバルビタール[5−
(1−シクロへキセニル)−1,5−ジメチルバルビッ
ル酸]を投与量40mg/kgで静脈注射した。
なお、対照となる群について、睡眠を生じさせるために
、ヘキソバルビタールのみを投与した。
睡眠時間を記録し、その時間が対照群の平均値を係数2
.5で掛けたものより大きい場合を、陽性反応とした。
この陽性反応を示す動物について。
のデータからHD、。値を計算した。
さらに、LD、。及びEDs、の値から、各テスト化合
物についての治療指数を判定した。このテストにおいて
、メプロバメート〔2−メチル−2−プロピルプロパン
ジオール−1,3−ジカルバメート〕及びクロロジアゼ
ポキシド〔7−クロロ−2−メチルアミノ−5−フェニ
ル−3H−1,4−ベンゾジアゼピン−4−オキシド〕
を比較のため用いたゆ これらのテスト結果を、表■に要約する。
表■ 1   21.0  95.2 3   25.0  31.2 4   8.5  235.0 6   15.0  16.7 12   30.0   8.7 15   9.8  25.5 19   15.0  24.7 この表■のデータから、最も有効な新規化合物(即ち、
実施例4で得られた化合物)の治療指数は、クロロジア
ゼポキシドのものより1桁高いことが理解されると思う
。同時に、本発明の化合物は、比較のため用いられたメ
プロバメートより可成り有効であることが判明した。
このテストは、ホラツマイスター(lIoff++ei
ster)他の方法〔アルツナイムーフオルシユング(
Arzneim。
−Forshung)、 19.846−858(19
69)、マウスにツいて用いられたもの〕に従って行わ
れた。それぞれ10匹のマウスからなる群に、テスト化
合物を投与量を変えて経口投与した。なお、対照の群に
対しては、対応する担体のみを与えた。
30分後に、テトラベナジン〔3−イソブチル−9,1
0−ジメトキシ−1,2,3,4,6,・7−へキサヒ
ドロベンゾ−a−キノリジン−2−オン〕を投与1に5
0rag/kg″C腹腔内投与した。閉塞した眼瞼裂を
有する動物数は、各群について、投与30分、60分、
90分及び120分後に判定した0次に、眼瞼下垂症の
平均値を各群について計算し、対照の群からの偏差(即
ち、抑制度)を百分率で表わした。
この得られたデータから、テストされた各新規化合物、
ならびに比較のために用いられたアミトリブチリン(5
−(3−ジメチルアミノプロピリジン)−10,11−
ジヒドロ−5H−ジベンゾ−a、d−シクロヘプテン塩
酸塩〕についてHD、。値及び治療部数を判定した。
得られた結果を、表■に示す。
表■ 2  13.0  53.9 11  23.0  86.9 20  13.5  13.6 本発明の化合物の治療指数は、一般に比較のために用い
られたアミトリブチリンより高いことが確dされた。
マウスについてのニコチン 命性に対する抑制度 このテストは、ストーン(Stone)の方法(Arc
h。
Int、 Pharwzacodyn、、 177、4
19(1958))を用い、白色マウスに対して行った
。これらの動物は、テスト化合物を経口投与し、ついで
1時間後、ニコチンをL4mg/kgの投与量で静脈注
射した。その後1時間以内でのけいれん及び致命性を観
察、記録し、EDsI、値及び治療指数を、各テスト新
規化合物ならびに比較のために用いられたトリへキシフ
ェニジル〔α−シクロヘキシル−α−フェニルーピペリ
ジンプロバノール塩酸塩〕について計算した。
得られた結果を、下記表■に示す。
表■ 1  72   27.8 3   7  111.0 4  35   57.0 5  13  154.0 6   5   50.0 7  15   66.7 8  15   30.0 9  17   52.9 10  21   42.9 トリへキシフIニジル        20     
         18.25このテストは、エバレッ
ト(Everett)の方法〔サイエンス(Scien
ce)、 124.79(1956))に従って行われ
た。まず、震えを、トレモリン[1,1’−(2−ブチ
ニレン)−ジピロリジン]を投与量20閣g/kgで腹
腔内投与することにより誘起させた。テスト化合物は、
このトレモリン投与の1時間前に動物に経口投与により
与えられた。fMえは、トレモリン投与の45分後に評
価された。
得られた結果を表■に示す。
表■ 1   16.0  125.0 3   15.0  52.0 4   42.0  47.6 7   37.5  26.7 13   4.0  75.0 14   8.1  19.8 トリへキシフエニジル        15.Q   
         24.3ニコチン致命性及び震えの
抑制は、ある物質の抗パーキンソン症作用を特徴づける
ものであるから、上記表■及び■から1本発明の化合物
が、比較のために用いられた公知化合物と比較して、抗
パーキンソン性作用において勝っていることが、その絶
対投与量又は治療指数を見ても明らかであすると判断し
得る。
ラットにおける疲不整脈作用 マルモ(Marmo)他の改良方法〔アルツナイムーフ
ォルシ(Arzneim、−Forsch)、 20.
12(1970))に従って、体重160乃至200 
gのラットに対し、アコニチンを投与することにより誘
起された不整脈に対する影響を調べて、本発明の新規化
合物の抗不整脈作用の判定をおこなった。
まず、動物に、エチルウレタン1.2g/kgを腹腔内
投与することにより麻酔させ、アコニチンは投与ji7
5μg/kgで静脈投与した。テスト化合物は、アコニ
チン投与の30分前に経口投与した。観察された抑制度
を、下記表■に百分率で示す、このテストにおいて、リ
ドカイン及びキニジンを比較のために用いた。
表■ 3   4   45.5 15   4   54.2 21   4   62.9 リドカイン    4      23.4キニジン 
   4      27.3この表■から、本発明の
化合物の抗不整脈作用は、比較のために用いられた公知
化合物よりも勝っていることが理解されると思う。
ラットにおける抗アンギナ作用 テスト化合物の抗アンギナ作用を判定するため、ニシュ
ルツ(Nischultz)の方法〔アルツナイムーフ
ォルシ(Arzneim、−Forseh、)、 5.
680(1955))に従って、体重180乃至220
gの麻酔した(この目的のためフロラロースウレタンを
用いた)雄ラットを用いた。実験のための冠動脈不全は
、グランシュイトリン(下垂体の複葉の抽出物)を4I
U/kg静脈投与することにより誘起させた。
ECGにおける波形Tの高さは、対照ならびに治療処置
の双方の群について、グランシュイトリンの投与前後に
おいて測定し、テスト化合物によって得られた抑制度を
計算した。このテストにおいて、プレニルアミン〔3,
3−ジフェニルプロピル−1−メチルフェネチルアミン
・ラクテート〕を比較のため用いた。
表■ 15255.4 21   3   83.6 プレニルアミン   2       41.3上記の
薬理学的テストの結果から、上記構造式(1)の新規化
合物、又はその薬理学的に許容し得る酸付加塩は薬剤組
成物中に有効成分として使用し得るものと断定すること
ができよう、即ち、本発明の薬剤組成物は、上記構造式
(1)の化合物又は製薬上許容し得るその酸付加塩の治
療有効量と、1又はそれ以上の有用な添加物からなる。
局部麻酔、精神鎮静、抗パーキンソン症において特にす
ぐれた作用を有する本発明の薬剤組成物は、上記構造式
(1)の化合物又は製薬上許容し得その酸付加塩を、1
又はそれ以上の製薬上許容し得る添加物、例えば担体と
混合し、この混合物を。
公知の方法で薬剤組成物に変換することにより製造する
ことができる。
この場合の添加物および製造方法については、例えばレ
ミントン(Remington)の「ファーマシューチ
カル・サイエンスJ(Phara+aceutical
 5cience)第16版、マック社発行、イースト
ン、米国、(1980)を参照されたい。
本発明の薬剤組成物は、一般に経口又は非経口投与に適
しているとともに、局部処置においても適しており、固
体又は液体として供することができる。
固体状の薬剤組成物としては、粉末、カプセル、錠剤、
糖衣錠等、任意の形態のものとすることができる。また
、結合剤、例えばゼラチン、ツルトール、ポリビニルピ
ロリドン等;充填剤1例えばラクトース、グルコース、
でん粉、りん酸カルシウム等;錠剤化のための補助物質
5例えばステアリン酸マグネシウム、タルク、ポリエチ
レングリコール、シリカ等;湿潤剤1例えばラウリル硫
酸ナトリウム等を、添加物として含有させることができ
る。
経口投与のために用いられる液状薬剤組成物における添
加物としては、懸濁剤1例えばソルビトール、糖溶液、
ゼラチン、カルボキシメチルセルロース等;乳化剤、例
えばソルビタンモノオレート;溶剤、例えばオイル、オ
イルエステルグリセロール、プロピレングリコール、エ
タノール等;保存剤、例えばメチル−p−ヒドロキシベ
ンゾエート等を、好適に用いることができる。
非経口投与に適する薬剤組成物としては、一般に滅菌溶
液が用いられる。
本発明の薬剤組成物は、一般に、活性物質を0.1乃至
95.0%含み得る。成人患者に対する1日当りの一般
的な投与量として、上記構造式(1)の化合物又は製薬
上許容し得るその酸付加塩をO,L乃至20■g用いる
ことができる。実際の投与量は、病状、個人差、治療法
等、多くの要因に基づいて判断される。
(実施例) 以下、本発明を、実施例に基づいて説明する。
(^) 12H−12−ジベンゾ−d、g−1,3,6
−シオキサゾシ〔融点(以下、層、p、と略記する):
189〜191’C)30、Og(0,141モル)、
無水トルエン15o−及び塩化クロロアセチル19.5
g(0,173モル)からなる混合物を加熱、沸騰させ
、ついで2時間還流させた。
次に、塩化クロロアセチル19.5g(0,173モル
)をこの反応混合物に加え、・さらに4時間還流させた
この混合物を、25℃に冷却し、砕氷中に撹拌下にて注
入させた。これを、1時間撹拌後、固形分を濾過し、水
洗し、イソプロパツールを用いて再結晶させた。
これにより、1211−12−(2−クロロアセチル)
−ジベンゾ−d、g−1,3,6−ジオキサゾシン35
.6 g (収率:87.3%、醜、ρ、 : 151
〜153℃)を得た。
元素分析: C1,H12CINO3(分子量289.
7)として:計算値: C62,19%、 H4,18
%、 C112,24%。
N 4.83%す 実験値: C62,57%、 84.12%、 C11
2,23%。
N 4.77%。
(B) 12H−12−(2−クロロアセチル)−ジベ
ンゾ−d+g−1,3,6−ジオキサゾシン12.0 
g (0,041モル)、無水ベンゼン130d及び4
−メチルピペラジン27.6g(0,276モル)から
なる混合物を6時間還流させ、ついで25℃に冷却し、
析出した塩を濾過した。
有機質濾液を水で洗い、無水硫酸マグネシウムを用いて
乾燥させ、溶媒を蒸発させ、残渣をイソプロパツールを
用いて結晶化させた。この生成物を、さらにイソプロパ
ツールから再結晶させた。
その結果、12H−12−[(4−メチルピペラジニル
)−アセチルツージベンゾ−d、g−1,3,6−ジオ
キサゾシン9.7g(収率: 66.4%1m、p、 
: 160〜162℃)を得た。
元素分析二02゜H,、N、0.(分子fij353.
425)として:計算値: C67,97%、 I(6
,56%、 N 11.89%;実験値: C68,1
4%、 H7,02%、 N 11.78%。
(C)イソプロパツール100dに128−12− 〔
(4−メチルピペラジニル)アセチルツージベンゾ−d
+g−1,3,6−ジオキサゾシン8.4g(0,02
4モル)を溶解させた溶液に、撹拌下、20℃で、マレ
イン醜5.6g(0,048モル)をイソプロパツール
30a7に溶かした溶液を添加した。この反応混合物を
2時間撹拌したのち、0℃に冷却し、さらに1時間撹拌
した。得られた生成物を濾過し、イソプロパツールで洗
い、メタノールを用いて再結晶させた。
その結果、目的化合物10.5g(収率: 74.7%
、園、P、 : 179〜183℃)を得た。
元素分析: Cz @ N3 x N30x x (分
子量585.572)として1計算値: C57,43
%、 85.34%、 N 7.18%;実験値: C
57,38%、 85.31%、 N 7.06%。
アセチル−ジベンゾ−d −136−ジオキサJ9>−
ヱ」:1旦11LK (A) 12)1−12−クロロアセチル−ジベンゾ−
dog−LL6−ジオキサゾシン13.0g(0,04
5モル)、無水ベンゼン150d及びN−シクロへキシ
ル−N−メチルアミン32.2g(0,28モル)から
なる混合物を、8時間、還流下で加熱した。
生成物を、実施例1の(B)と同様にして分離し。
イソプロパツールを用いて再結晶させ、  12H−1
2−〔(N−シクロへキシル−N−メチルアミノ)−ア
セチルツージベンゾ−d、g−1,3,6−ジオキサゾ
シン13.9g(収率:84.2%、m、p、 : 1
03〜105℃)を得た。
元素分析:02□)lzaNzoi(分子量366.4
63)として:計算値: C72,11%、 l(7,
15%、 N 7.64%;実験値: C72,17%
、 )l 7.18%、 N 7.60%。
(B) 12H−12−〔(N−シクロヘキシル−N−
メチルアミノ)−アセチルツージベンゾ−d2g−1,
3,s−ジオキサゾシン12.8g(0,035モル)
を、実施例1の(C)と同様にしてマレイン酸4.2g
(0,036モル)と反応させた。
生成物を、イソプロパツールを用いて再結晶させた結果
、目的化合物14.9g(収率: 88.2%、II 
e P * l1148〜150℃)を得た。
元素分析: CzsH3aNzOv (分子*482.
536)として:計算値: C64,72%、 H6,
27%、 N 5.81%;実験値: C64,58%
、 86.34%、 N 5.67%。
実施例3 (A) 1211−2−クロロ−ジベンゾ−d+g−1
,3,6−ジオキサゾシン(園、ρ、 : 182〜1
84℃) 24.8g(0,10モル)、無水トルエン
300d及び2−クロロアセチルクロリド23.0g(
0,20モル)からなる混合物を、還流下で4時間加熱
した。この混合物を25℃に冷却したのち、溶媒を減圧
下で除去し、残渣をベンゼンと接触させ、結晶化させた
。生成物を、イソプロパツールを用いて再結晶させた結
果、12H−12−クロロアセチル−2−クロロ−ジベ
ンゾ−d、に−1,3,6−ジオキサゾシン23.1g
(収率: 71.3%、讃、ρ、 : 149〜151
℃)を得た。
元素分析: C1,11,1CI、 No、 (分子1
324.2)として:計算値: C55,57%、 H
3,42%、 C121,87%。
N  4.32%; 実験値: C55,48%、 83.63%、 CI 
21.95%。
N  4.28%。
(B)実施例3の(A)で得たクロロアセチル誘導体1
5.0g(0,046モル)、無水ベンゼン180ff
l及びイソプロピルアミン17.7K(0,30モル)
からなる混合物を4時間、還流下で加熱した。有機溶媒
は、減圧下で除去し、残渣をジエチルエーテル100d
及び水80cjと30分間に亘り混合させた。有機質相
を分離し、無水硫酸マグネシウムを用いて乾燥させ、つ
いで0℃に冷却し、さらに塩化水素で飽和させたジエチ
ルエーテルで撹拌下にて処理し、これを、pH=4にな
るまで続けた。
生成した結晶を濾過し、ジエチルエーテル中に懸濁させ
たのち、再び濾過した。この操作を2回繰り返し、生成
物をエタノールを用いて再結晶させた結果、白色結晶の
目的化合物13.0g(収率ニア4.0%、m、p、:
 235〜240℃)を得た。
元素分析: C,、H,。C1,N、Oバ分子量383
.282)として:計算値: C56,41%、 85
.26%、 C118,50%。
N  7.31%、C1−9,25%;実験値: C5
6,15%、 85.60%、 CI 17.96%。
N 7.16%、 CI−9,08%。
ス】11乞 (A) 12H−12−クロロアセチル−2−クロロ−
ジベンゾ−d、g−L3J−ジオキサゾシン49.0g
(129モル)、4−メチルピペラジン80.0g(0
,8,0モル)、及び無水ベンゼン410dからなる混
合物を、還流下で4時間、加熱した1次に、有機質溶媒
及び過剰の4−メチルピペラジンを減圧下で除去した。
得られた残渣に対し、ベンゼン150d及び水10ci
を加え、この混合物を30分間撹拌した。
有機質相を分離し、80ajの水を用いて3回水洗した
。酒石酸45.0g(0,30モル)を水150ciに
溶かした溶液を、上記有機質溶液に加え、混合物を1時
間撹拌し、各相を分離した。水性相に対してはベンゼン
150cjを加え、この混合物を撹拌したのら、アンモ
ニアの25%水溶液を用い、pHが9〜10となるまで
処理した。さらに撹拌を1時間続け、ついで、有機質相
を分離し、無水硫酸マグネシウムを用いて乾燥させたの
ち、溶媒を減圧下で除去した。
残渣をベンゼンとともに撹拌し、結晶化させ、得られた
結晶を濾別し、さらにベンゼン中に懸濁させたのち、再
び濾過した。生成物を、イソプロパツールを用いて再結
晶させた。
その結果、 12)1−12− 〔(4−メチルピペラ
ジノ)−アセチル〕−2−グロロージベンゾーd、g−
t、:3,6−ジオキサゾシン38.0 g (収率:
 76.0%、 m、p、 : 124〜127℃)を
得た。
元素分析:C2゜11□、CIN、Oっ(分子j138
7.870)として:計算値: C61,93%、 8
5.72%、 C19,14%。
N 10.83%; 実験値: C62,18%、 H5,93%、 C19
,18%。
N 10.61%。
(B) 12H−12−〔(4−メチルピペラジニル)
−アセチル〕−ジベンゾ−d、g−1,3,6−ジオキ
サゾシン34.1g(0,088モル)を、実施例1の
(C)と同じ要領で、マレイン酸20.4g(0,17
6モル)と反応させ、酸付加塩を得た。メタノールを用
いて再結晶させた結果、目的化合物44 、2g (収
率:81%、 lLp、 : 188〜190℃)を得
た。
元素分析: cz、u3oc]N、o、 (分子[62
0,014)として:計算値: C54,24%、 H
4,88%、 C15,72%。
N 6.78%; 実験値: C54,18%、 l(5,12%、 C1
5,70%。
N 6.62%。
実施例5 (A) 12H−12−クロロアセチル−2−グロロー
ジベンゾーd、g−1,3,6−ジオキサゾシン35.
0K(0,108モル)、無水ベンゼン350d及びN
−シクロへキシル−N−メチルアミン2 x 76.9
g(2x O,678モル)からなる混合物を、還流下
で合計12時間加熱した。得られた生成物を、実施例4
の(A)と同じ要領で分離した。この粗生成物を結晶化
させ、さらに1石油エーテルを用いて再結晶させ、12
H−12−〔(N−シクロヘキシル−N−メチルアミン
)−アセチルゴー2−クロロ−ジベンゾ−d、g−1,
3,6−ジオキサゾシン32.1g(収率: 79.8
%、n+、p、 : 93〜95℃)を得た。
元素分析: C22H2,CINtOバ分子量400.
909)として:計算値: C65,91%、 H6,
29%、 C18,84%。
N 6.99%; 実験値: C65,60%、 87.00%、 C18
,89%。
N 6.61%。
(B) 12H−12−〔(N−シクロへキシル−N−
メチルアミノ)−アセチルゴー2−クロロ−ジベンゾ−
d、g−1,3,6−ジオキサゾシン30.0g(0,
075モル)を、実施例1の(C)と同じ要領で、マレ
イン酸8.7 g (0,075モル)と反応させた。
その生成物を、メタノールを用いて再結晶させた結果、
目的化合物34.8g(収率: 89.7%、藁、ρ、
:191〜193℃)を得た。
元素分析: CzsHisCIN20□(分子量516
.980)として1計算値: C60,41%、 85
.65%、 C16,86%。
N  5.42%; 実施値: C61,23%、 H5,92%、 CI 
6.79%。
N  5.30%。
大」(桝」− (A) 12H−12−クロロアセチル−2−クロロ−
ジベンゾ−d、g−1,3,6−ジオキサゾシン32.
4g(0,10モル)、ジエチルアミン2X36゜5 
g(2X O,50モル)、及び無水ベンゼン250 
aIlからなる混合物を、還流下で6時間加熱した。そ
の生成物を、実施例4の(A)と同じ要領で分離し、粗
生成物として黄褐色の粘稠な液    □体を得た0次
に、これを結晶化させ、n−ヘキサンを用いて再結晶さ
せた。
その結果、121(−12−(ジエチルアミノ−アセチ
ル)−2−クロロ−ジベンゾ−d、g−1,3,6−ジ
オキサゾシン28.5g(収率: 78.9%、1.ρ
、=75〜80℃)を得た。
元素分析: Czst(zxclN、0. (分子量3
60.844)として1計算値: C’63.24%、
 H5,87%、 C19,83%。
N  7.76%; 実験値: C63,96%、 H5,32%、 C19
,85%。
N  7.50%。
(B)実施例6の(A)で得たジオキサゾシン19.0
g(0,053モル)を、20%の塩化水素を含むイソ
プロパツールで処理し、対応する酸付加塩を得た。これ
をインプロパツールを用いて再結晶させた結果。
目的化合物17.5g(収率: 82.9%、踵、p、
 : 198〜201℃)を得た。
元素分析:C1,H,□Cl2N20. (分子量39
7.302)として:計算値: C57,44%、 H
5,58%、 CI 17.85%。
N 7.05%、 C1−8,92%;実験値: C5
7,56%、 H5,84%、 C117,50%。
N 7.06%、 C1−8,88%。
去遼例7 (A) 12)1−12−クロロアセチル−2−クロロ
−ジベンゾ−d、g−1,3,6−ジオキサゾシン32
.4g(0,10モル)、2−メチルピペリジン39.
7g(0,40モル)及び無水ベンゼン250dからな
る混合物を、還流下で4時間加熱した。この反応生成物
を実施例4の(A)と同じ要領で分離し、その粗生成物
を結晶化させたのち、イソプロパツールを用いて再結晶
させ、(±)−1214−12−〔(2−メチルピペリ
ジニル)−アセチルゴー2−クロロ−ジベンゾ−d、g
−1,3,6−ジオキサゾシン30.8g(収率: 7
9.6%、m、p、 : 90〜92℃)を得た。
元素分析: CzzHixCINz03(分子:t38
6.882)として1計算値: C65,20%、 1
15.99%、 C19,16%。
N 7.24%; 実験値: C65,01%、 86.33%、 C19
,15%。
87.08%。
(B)上記(A)で得られた塩基9.6g(0,024
8モル)を、実施例3の(B)と同じ要領で塩化水素を
飽和されたジエチルニーアルで処理し、目的化合物lO
10O3収率: 98.1%、履、p、 : 146〜
154℃(分解))を得た。
元素分析: C,1H,、C1□Nz0a(分子1L4
23.342)として1計算値: C59,58%、 
85.71%、 C116,75%。
N  6.62%、CI−8,38%:実験値: C5
8,45%、 H6,11%、 CI 16.92%。
N 6.65%、C1−8,47%。
ス】1」望 (A) 12H−12−クロロアセチル−2−クロロ−
ジベンゾ−d、g−1,3,6−ジオキサゾシン22.
0g(0,068モル)、ピロリジン24.2g及びベ
ンゼン250aJからなる混合物を、還流下で3時間加
熱した。この反応生成物を、実施例4の(A)と同じ要
領で分離し、その粗生成物を結晶化させたのち、石油エ
ーテルを用いて再結晶させた。その結果、12H−12
−ピロリジニルアセチル−2−クロロ−ジベンゾ−d、
g−1,3,6−ジオキサゾシン19.8g(収率: 
81.1%)、閣、P、 : ao〜83℃)を得た。
元素分析: Czs)1ttclJoバ分子[3511
1,827)として1計算値: C63,60%、 8
5.34%、 C19,88%。
N 7.81%; 実験[: C63,11%、 H4,82%、 C19
,80%。
N  7.71%。
(B) 128−12−ピロリジニルアセチル−2−ク
ロロ−ジベンゾ−d、g−1,3,6−ジオキサゾシン
14.0g(0,039モル)を、実施例1の(C)と
同様にしてマレイン酸4.6g(0,04モル)と反応
させた。得られた酸付加塩を、エタノールを用いて再結
晶させ、目的化合物15.8g(収率: 85.5%、
m、p、 : 187〜192℃)を得た。
元素分析: CziHz、1cINzot (分子量4
74.899)として1計算値: C58,17%、 
H4,88%、 C17,47%。
N 5.90%; 実験値: 058.48%、 H4,50%、 C17
,47%。
N 5.93%。
(A) 12H−12−クロロアセチル−2−クロロ−
ジベンゾ−(Lg−L3e6−ジオキサゾシン25.0
g(0,077モル)、モルホリン30.4g(0,3
5モル)、及び無水ベンゼン250dからなる混合物を
、還流下で3時間加熱した。
この反応生成物を、実施例4の(A)と同じ要領で分離
し、その粗生成物をヘキサンを用いて結晶化させ、さら
にインプロパツールを用いて再結晶させた。その結果、
 12H−12−モルホリニルアセチル−2−クロロ−
ジベンゾ−dog−LL6−ジオキサゾシン24゜9g
(収率: 86.2%、鵬、P、 : 123〜125
℃)を得た。
元素分析: C1,Hl、CIN、04(分子量374
.827)として:計算値: C60,88%、 H5
,11%、 C19,46%。
N 7.47%; 実験値: C59,70%、 85.70%、 C19
,52%。
N 7.21%。
(B) 12H−12−モルホリニルアセチル−2−ク
ロロ−ジベンゾ−d、g−1,3,6−ジオキサゾシン
20.0g(0,053モル)を、実施例1の(C)と
同様に、マレイン酸6.2g(0,053モル)で処理
し、対応するマレイン酸塩を得た。これをエタノールを
用いて再結晶させ、目的化合物zo、2g(収率: 7
7.7%、閣、ρ、 : 197〜199℃)を得た。
元素分析: C2) Hl 3 CIN、 O8(分子
量490.898)として:計算値: C56,28%
、 84.72%、 C17,22%。
N 5.71%; 実験値: C56,71%、 )14.88%、 C1
7,23%。
N  5.72%。
(A) 12H−12−クロロアセチル−2−クロロ−
ジベンゾ−d、g−1,3,6−ジオキサゾシン25.
Og (0,077モル)、シクロプロピルアミン2 
X 8.6g(2X O,15モル)、及び無水ベンゼ
ン200aJからなる混合物を、還流下で11時間加熱
した。この反応生成物を、実施例4の(A)と同じ要領
で分離した。
得られた粗生成物を結晶化し、さらに石油エーテルを用
いて再結晶させ、128−12−(2−(シクロプロピ
ルアミノ)−アセチル〕−2−クロロ−ジベンゾ−d。
g−1,3,6−ジオキサゾシン1g、3g(収率: 
69.1%、田。
p、 : 80〜85℃)を得た。
元素分析: Cx s Hz t ClNz O□(分
子f344.800)として1計算値: C62,70
%、 l(4,97%、 C110,28%。
N 8.12%; 実験値: C63,02%、 )I 4.60%、 C
110,35%。
N  8.01%。
(B)上記(A)で得られた塩基11.4 g (0,
033モル)を、実施例1の(C)と同様に、マレイン
酸3.9g(0,034モル)で処理し、対応するマレ
イン酸塩を得た。これを、エタノールから再結晶させ、
目的化合物11.9g(収率: 78.3%、 m、ρ
、 : 176〜181”C)を得た。
元素分析:C2□H,1CIN、 O□(分子量460
.872)として:計算値: C57,34%、 84
.59%、 C17,69%。
N 6.08%; 実験値: C57,70%、 85.00%、 C17
,91%。
N 6.15%。
水素化ナトリウム4.8g(0,10モル)を鉱油に分
散させた50%分散液を、ジメチルホルムアミド100
dに撹拌下、25℃で加えた。ついで、この混合物に、
12H−2−クロロ−ジベンゾ−d、g−t、:3.+
3−ジオキサゾシン24.8g(0,10モル)を25
℃の一定温度下で加えた。
この反応混合物を40℃に加熱し、この温度にて1時間
撹拌し、ついで20℃に冷却し、N、N−ジエチルカル
バモイルクロリド20゜3g(0,15モル)をこの混
合物中に加えた。ついで、この反応混合物を、40℃で
16時間撹拌した0次に、0℃に冷却したこの混合物に
水L20Ciを加え、生成した粘稠オイルを分離し、ベ
ンゼン150dに溶解し、80cdの水でそれぞれ3回
洗った。この有機質溶液を無水硫酸マグネシウムを用い
て乾燥させ、溶媒を減圧下で除去し、残渣を石油エーテ
ルで処理して結晶化させた。
この粗生成物をインプロパツールを用いて再結晶させた
結果、目的化合物を22.9g(収率: 66.0%、
m、p、 : 93〜95℃)得た。
元素分析: C,、Ill、GIN、Oi (分子t3
46.823)として1計算値: C62,34%、 
H5,52%、 C110,22%。
N 8.08%; 実験値: C62,83%、 85.45%、 C11
0,48%。
N  8.00%。
(A) 12H−2−クロロ−ジベンゾ−dpg−L3
,6−ジオキサゾシン24.8g(0,10モル)、無
水ベンゼン150aJ。
及び3−クロロプロピオニルクロリド25.4g(0,
20モル)からなる混合物を、還流下で5時間加熱した
溶媒を減圧下で除去し、残渣をベンゼン150aJ中に
溶かし、得られた溶液を砕氷中に注入した。
この混合物を1時間撹拌し、有機貧相を分離し。
重炭酸ナトリウムの5%水溶液100dで4回洗い、さ
らに100dの水で洗った。
有機質相を無水硫酸マグネシウムを用いて乾燥させ、溶
媒を減圧下で除去し、残渣をインプロパツールで結晶化
させ、得られた粗生成物をインプロパツールで再結晶さ
せて、 12■−12−(3−クロロプロピオニル)−
2−クロロ−ジベンゾ−d、g−1,3,6−ジオキサ
ゾシン26.7g(収率79.0%、!1.2.=76
〜81℃)を得た。
元素分析: C,Hl、C1,No、 (分子t338
.193)として1計算値: C56,82%、 )I
 3.87%、 C120,97%。
N 4.14%; 実験値: C56,41%、 83.30%、 C12
1,35%。
N 4.04%。
(B) 121(−12−(3−クロロプロピオニル)
−2−クロロージヘンゾーdtg−1,3,6−ジオキ
サゾシン33.8g(0,10モル)、4−メチルビペ
ラジン60.0g(0,60モル)、及び無水ベンゼン
250dからなる混合物を、還流下で5時間加熱した。
この反応生成物を、実施例4の(A)と同様にして分離
した。
その結果、褐色の粘稠な液状の1211−12−[3−
(4−ルチルピペラジノ)−プロピオニル]−2−クロ
ロ−ジベンゾ−d、g−1,3,6−ジオキサゾシンの
粗製品を30g得た。
(C)上記(B)で得た粗塩基30gを、実施例Iの(
C)と同様にマレイン酸18.6g(0,16モル)と
反応させ、対応するマレイン酸塩を得た。これを、メタ
ノールから再結晶させて目的化合物24.6g(収率:
 67.0%、n+、p、 : 185〜187℃)を
得た。
元素分析: C,、H,2CIN、011(分子163
4.041)として1計算値: C54,94%、 H
5,09%、 C15,59%。
N 6.63%; 実験値: C54,74%、 H5,46%、 CI 
5.56%。
N  6.52%。
(A) 1211−12−(3−クロロプロピオニル)
−2−クロロ−ジベンゾ−d、g−1,3,6−ジオキ
サゾシン33.8g(0,10モル)、ジエチルアミン
2X29.2g (2xO,40モル)。
及び無水ベンゼン250dからなる混合物を、還流下で
6時間加熱した。ついで、実施例4の(A)と同様にし
て反応を行い、反応生成物を分離した。この粗生成物を
結晶化させ、ついで、n−ヘキサンから再結晶させて、
 12H−12−(3−(ジエチルアミノ)−プロピオ
ニル〕−2−クロロ−ジベンゾ−d、g−1,3,6−
ジオキサゾシン30.9g(収率: 82.5%、腸、
p、 : 68〜72℃)を得た。
元素分析: C2,I2.ClN201(分子M374
.870)として1計算値: C64,08%、 H6
,18%、 C19,46%。
N 7.47%; 実験値: C63,52%、 116.61%、 C1
9,59%。
N 7.25%。
(B) 12H−12−(3−(ジエチルアミノ)−プ
ロピオニル〕−2−クロロ−ジベンゾ−d、g−1,3
,6−ジオキサゾシン18.7g(0,05モル)をイ
ソプロパツール7Oaj中に溶解させた。
この溶液を、0℃に冷却したのち、塩化水素ガスを20
%溶解させたイソプロパツールをpH値が3になるまで
加えた。この混合物を、1時間撹拌し。
生成した納品を濾過し、インプロパツールから再結晶さ
せた。その結果、目的化合物17.9g(収率:81.
0%、履、p、 : 176〜182℃)を得た。
元素分析: Cm o Hz 4 CI2 NZ Oa
 (分子f441.329)として:計算[: C5g
、40%、 115.88%、 C117,24%。
N 6.81%、 CI−8,62%;実験値: C5
8,12%、 H6,07%、 C117,12%。
N 6.68%、C1−8,66%。
12H−12−(3−クロロプロピオニル)−2−クロ
ロ−ジベンゾ−d、g−1,3,6−ジオキサゾシン3
0.9g(0,089%ル)、イソプロピ/I/7ミン
2X 21.Og(2X0.356(−ル)、及び無水
ベンゼン250ajからなる混合物を。
還流下で6時間加熱した。ついで、実施例4の(A)と
同様にして反応を行い1反応生成物を分離し。
粘稠な液状の128−12− (3−(イソプロピルア
ミノ)〜プロピオニルゴー2−クロロ−ジベンゾ−d、
g−1,3,6−ジオキサゾシン28.5gを得た。
このジオキサゾシン塩基を、実施例3の(B)と同様に
して塩酸塩に変換した。これを、エタノールを用いて再
結晶させ、目的化合物25.8g(収率ニア3.0%、
m、ρ、 : 240〜243℃)を得た。
元素分析:C,、H□、C1□N、Oバ分子量397.
301)として1計算値: C57,44%、 H5,
58%、 C117,86%。
N 7.05%、C1′″ 8.93%;実験値: C
57,66%、 H5,45%、 CI 17.86%
N 6.98%、 C1−8,92%。
ス111j −トの1 (A) 12H−12−(3−クロロプロピオニル)−
2−クロロ−ジベンゾ−d、g−1,3,6−ジオキサ
ゾシン25.0g(0,074モル)、ピロリジン21
.3g(0,30モル)及び無水ベンゼン250−から
なる混合物を、還流下で3時間加熱した。
この反応生成物を、実施例4の(A)と同様に分離し、
粗生成物を石油エーテルから結晶化し、ついで同じ溶媒
から再結晶させた。その結果115〜118℃の12H
−12−(3−ピロリジニル−プロピオニル)−2−ク
ロロ−ジベンゾ−d、g−1,3,6−ジオキサゾシン
21.8g(収率: 79.0%)を得た。
元素分析:C2゜11□IClNz03(分子量372
.854)として1計算値: C64,43%、 H5
,68%、 C19,51%。
N  7.51% ; 実験値: C64,00%、 85.12%、 C19
,61%。
N  7.40%。
(n)上記(A)で得た塩基20.0g(0,054モ
ル)を、実施例1の(C)と同様にしてマレイン酸6.
4g(0,055モル)と反応させ、対応する塩を得た
。これを、エタノールを用いて再結晶させた結果、目的
化合物22.7g(収率: 85.9%、m、p、 :
 161〜164℃)を得た。
元素分析: Cz*HzsCINaOt (分子[48
8,926)として1計算値: C5g、96%、 H
5,15%、 C17,25%。
N 5.73%; 実験値: C59,52%、 H5,28%、 C17
,35%。
N 5.79%。
実施例16 12)1−12−(3−クロロプロピオニル)−2−ク
ロロ−ジベンゾ−d、g−1,3,6−ジオキサゾシン
25.0g(0,074モル)、シクロプロピルアミン
2 x 8.7g(2x O,16モル)、及び無水ベ
ンゼン250dからなる混合物を。
還流下で15時間加熱した。反応及び反応生成物の分離
は実施例4の(A)と同様にして行った。
その結果、粘稠液状の12H−12−(3−(シクロプ
ロピルアミノ)−プロピオニル〕−2−グロロージベン
ゾーd、g−1,3,6−ジオキサゾシン21.7gを
得た。
この得られたジオキサゾシン塩基を、実施例3の(ロ)
と同様にして塩酸塩に変換した。、:れを、エタノール
を用いて再結晶させた結果、融点196〜204℃の目
的化合物18.7g(収率: 64.0%)を得た。
元素分析:C1,H□C1□NZ03(分子−1395
,28g)として:計算値: C57,73%、 H5
,10%、 C117,94%。
N 7.09%、01′″8.97%;実験値: C5
8,34%、 85.38%、 C118,18%。
N 7.10%、 C1−8,89%。
四4 紅 (A) 12H−12−(3−クロロプロピオニル)−
2−クロロ−ジベンゾ−d、g−1,3,6−ジオキサ
ゾシン25.0g(0,074モル)、モルホリン30
.4g(0,35モル)、及び無水ベンゼン250dか
らなる混合物を、還流下で5時間加熱した。この反応生
成物を、実施例4の(A)と同様に分離し、n−ヘキサ
ン中にて結晶化した。
これを、イソプロパツールから再結晶させた結果、融点
122〜125℃の12H−12−(3−モルホリニル
プロピオニル)−2−クロロ−ジベンゾ−d、g−1,
3,6−ジオキサゾシン23.9g(収率: 83.0
%)を得た。
元素分析: C,o+(、□CIN、O,(分子量38
8.854)として1計算値: C61,78%、 8
5.44%、 C19,12%。
N 7.20%; 実験値: C60,98%、 85.93%、 C19
,21%。
N 7.03%。
(B) 128−12−(3−モルホリニルプロピオニ
ル)−2−クロロ−ジベンゾ−d、g−1,3,6−ジ
オキサゾシン15.0g(0,0386モル)を、実施
例3の(B)と同様にして塩酸塩に変換した。これを、
エタノールを用いて再結晶させた結果、融点225〜2
29℃の目的化合物13.5g(収率: 82.3%)
を得た。
元素分析:C2゜H22C12N204 (分子量42
5.315)として1計算値: C56,48%、 H
5,21%、 C116,67%。
N 6.59%、 C1−8,34%;実験値:C56
,92%、 H5,35%、 C116,77%。
N 6.55%、 C1−8,36%。
叉胤叢り (A) 12H−12−グロロージベンゾーd9g−1
,3,6−ジオキサゾシン123.9g(0,50モル
)、無水トルエン750d、及び2−クロロプロピオニ
ルクロリド127.0g(1,00モル)からなる混合
物を、還流下で3時間加熱した。その反応生成物を、実
施例3の(A)と同様に分離し、イソプロパツールを用
いて再結晶させた結果、融点152〜155℃の(±)
−12H−12−(2−クロロプロピオニル)−2−ク
ロロ−ジベンゾ−d 、 g−1、3、6−ジオキサゾ
シン131.1g(収率: 77.5%)を得た。
元素分析:c11io1□Cl2No3(分子:133
8.201)として1計算値: C56,82%、 8
3.87%、 CI 20.97%。
N  4.14%; 実験値: C56,32%、83.99%、 CI 2
1.20%。
N  4.10%。
(B)」1記(A)で得たクロロプロピオニルージオキ
サゾシン20.0g(0,059モル)、4−メチルピ
ペラジン2X25.1g(2x0.25モル)、及び無
水ベンゼン200dからなる混合物を、還流下で11時
間加熱した。反応及び反応生成物の分離を、実施例4の
(A)と同様に行い、得られた粗生成物を5石油エーテ
ルで処理し結晶化させた。これを、イソプロパツールを
用いて再結晶させた結果、融点133〜136℃の(±
)−1211−12−[2−(4−メチルピペラジニル
)−プロピオニル]−2−グロロージベンゾーd、g−
1,3,6−ジオキサゾシン18.8g(収率: 79
.2%)を得た。
元素分析:C,11(□ClN303(分子量401.
896)として:計算慎重〇 62.76%、 86.
02%、 CI 8.82%。
N 10.46%; 実験値: C61,98%、 H6,60%、 C1g
、93%。
N  10.20%。
(C)上記(B)で得たジオキサゾシン塩基13 、0
 g(0,032モル)を、実施例1の(C)と同様に
、マレイン酸7.6g(0,066モル)と反応させ対
応する酸付加塩を得た。これを、エタノールを用いて再
結晶させた結果、融点177〜182℃の目的化合物1
7.1g(収率84.2%)を得た。
元素分析: C,9H,zCIN、011 (分子16
34.041)として1計算値: C54,94%、 
I+ 5.09%、 C15,59%。
N 6.63%; 実験値: C55,27%、 84.89%、 C15
,63%。
N 6.61%。
夫旌琥槽 1を列!遣 (A)(±)−1214−12−(2−クロロプロピオ
ニル)−2−クロロ−ジベンゾ−d、g−1,3,6−
ジオキサゾシン28.0g (0,083モル)、ピロ
リジン21.3g(0,30モル)、及び無水ベンゼン
250dからなる混合物を、還流下で10時間加熱した
。この反応生成物を、実施例4の(A)と同様にして分
離し、粗生成物を石油エーテルで処理して結晶化させ、
得られた結晶を同じ溶媒を用いて再結晶させた。
その結果、融点98〜102℃の(±)−1211−1
2−(2−ピロリジニルプロピオニル)−2−クロロ−
ジベンゾ−d。
g−1,3,6−ジオキサゾシン24.9 g (収率
: 80.3%)を得た。
元素分析: c2. o、 、ClN201(分子13
72.854)として:計算値: C64,43%、 
H5,68%、 CI 9.51%。
N 7.51%; 実験値: C63,89%、 86.03%、 C1,
9,60%。
N 7.43%。
(B)上記(A)で得たジオキサゾシン塩基16.0g
(0,043モル)を実施例3の(B)と同様にして塩
酸塩に変換した。これをインプロパツールから再結晶さ
せた結果、融点223〜225℃の目的化合物14.2
g(収率: 80.7%)を得た。
元素分析: C−oHzzc12Nzoi (分子量4
09.315)として1計算値: C58,69%、 
85.42%、 C117,32%。
N 6.84%、Cド8.66%; 実験値: C59,03%、 H5,88%、 CI 
16.93%。
N  6.91%、C1−8,47%。
(A)(±)−128−12−(2−クロロプロピオニ
ル)−2−クロロ−ジベンゾ−d、g−1,3,6−ジ
オキサゾシン23.7g(0,070モル)、イソプロ
ピルアミン17.7g(0,21モル)、及び無水ベン
ゼン250dからなる混合物を。
還流下で6時間加熱した。この反応生成物を、実施例4
の(A)と同様にして分離し、この粗生成物を石油エー
テルを用いて処理し結晶化させ、さらに同じ溶媒を用い
て再結晶させた。
その結果、融点102〜105℃の(±)−121(−
12−(2−イソプロピルアミノプロピオニル)−2−
グロロージベンゾーd、g−1,3,6−ジオキサゾシ
ンts、zg(収率ニア2.1%)を得た。
元素分析: C1,H,1CIN、LO,(分子量36
0.843)として:計算値: C63,24%、 1
45.87%、 C19,83%。
N  7.76%; 実験値: C62,85%、 86.13%、 C1,
9,98%。
N  7.61%。
(B)上記(A)で得たジオキサゾシン塩基10.0g
(0,0277モル)を、実施例3の(B)と同様にし
て塩酸塩に変換した。これを、イソプロパツールを用い
て再結晶させた結果、融点224〜227℃の目的化合
物9.6g(収率: 87.3%)を得た。
元素分析:C1gH2□C1□Nz0i(分子!397
.304)として1計算値: C57,44%、 H5
,58%、 CI 17.85%。
N 7.05%、 CI−8,92%;実験値: C5
7,44%、 H5,70%、 C117,63%。
N 6.94%、 C1−8,90%。
夫靴乞旦 (A) 12H−2−クロロ−ジベンゾ−d、g−C3
,6−ジオキサゾシン26.1g(0,11モル)、無
水トルエン300−1及び3−ブロモ−2−メチルプロ
ピオニルクロリド39.0 g (0,21モル)から
なる混合物を、還流下で8時間加熱したのち、25℃に
冷却し、ついで撹拌下にて砕氷300g中に注入した。
この混合物を、2時間撹拌し、その有機質相を分離し、
重炭酸ナトリウムの5%水溶液100−で3回洗い、さ
らに水100−で洗ったのち、無水硫酸マグネシウムで
乾燥させた。さらに溶媒を減圧下で除去し、残渣をイソ
プロパツールで処理して結晶化させ、この結晶を、同じ
溶媒を用いて再結晶させた。
その結果、(±)−128−12−(3−ブロモ−2−
メチルプロピオニル)−2−グロロージベンゾーd、g
−1,3,6−ジオキサゾシン33.2g(収率: 7
6.1%+ m、p、 : 115〜119℃)を得た
元素分析: C1,II□、BrClN0:l(分子t
aq6.6o)として1計算値: C51,47%、 
H3,81%、 Br 20.15%。
CI 8.94%、 N 3.53%;実験値:’C5
1,35%、 83.98%、 Br 20.20%、
C18,90%、 N 3.52%。
(B)上記(A)で得たプロモメチルプロピオニルージ
オキサゾシン28.6g(0,072モル)、4−メチ
ルピペラジン2X30.Og(2X0.295モル)及
び無水ベンゼン250dからなる混合物を還流下で7時
間加熱した。
反応及び反応生成物の分離を、実施例4の(A)と同様
にしておこない、得られた粗生成物を1石油エーテルで
処理して結晶化させた。これを、更にn−ヘキサン中に
て再結晶させ、融点128〜131℃の(±)−128
−12−(2−メチル−3−(4−メチルピペラジニル
)−プロピオニル〕−2−夕ロロージベンゾ−d、g−
1,3゜6−ジオキサゾシン25.3g(収率: 84
.6%)を得た。
元素分析二02□+(26ClN3011 (分子量4
15.921)として1計算値: C63,53%、 
116.30%、 C18,52%。
N 10.10%; 実験値: C62,80%、 I+ 6.75%、 C
18,63%。
N 9.87%。
(C)上記(B)で得たジオキサゾシン塩基9.0g(
0,022モル)を、実施例1の(C)と同様にしてマ
レイン酸5.2g(0,045モル)と反応させ、対応
する酸付加塩を得た。これを、アセトニトリルを用いて
再結晶させた結果、融点152〜157℃の目的化合物
11.8g(収率: 82.5%)を得た。
元素分析二C1゜+434CIN、0.、 (分子t6
ag、o6g)として1計算値: C55,60%、 
H5,29%、 C15,47%。
N  6.48%; 実験値: C55,78%、 85.52%、 C15
,42%。
N  6.42%。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)下記構造式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (但し、式中Xは、水素原子又はハロゲン、Aは、原子
    価結合、又は炭素原子数1乃至10の直鎖もしくは分枝
    鎖アルキレン、 R_1及びR_2は、それぞれ個別に、水素原子、炭素
    原子数1乃至4のアルキル基、又は炭素原子数3乃至6
    のシクロアルキル基、又は、 R_1及びR_2は、それらと結合する窒素原子と一緒
    になって、又は1個もしくはそれ以上の窒素原子、酸素
    又は硫黄原子と一緒になって、炭素原子数1乃至4のア
    ルキル基で適宜置換された5乃至6員複素環基を形成す
    るもの) からなる新規なアミノアルカノイル−ジベンゾ−d,g
    −1,3,6−ジオキサゾシン、及び製薬上許容し得る
    その酸付加塩。
  2. (2)一般式( I )において、Xが、水素原子又はハ
    ロゲン、 Aが、原子価結合、又は炭素原子数1乃至3のアルキレ
    ン、 R_1及びR_2が、それぞれ個別に、水素原子、炭素
    原子数1乃至3のアルキル基、又は炭素原子数3乃至6
    のシクロアルキル基、又は、R_1及びR_2がそれら
    と結合する窒素原子と一緒になって、又は酸素原子と一
    緒になって4−メチル−ピペラジニル基、2−メチル−
    ピペリジニル基、ピロリジニル基、又はモルホリニル基
    を形成するもの である特許請求の範囲第(1)項記載の新規化合物、及
    び製薬上許容し得るその酸付加塩。
  3. (3)一般式( I )の化合物が、12H−12−〔(
    4−メチルピペラジニル)−アセチル〕−ジベンゾ−d
    ,g−1,3,6−ジオキサゾシンである特許請求の範
    囲第(1)項記載の新規化合物、及び製薬上許容し得る
    その酸付加塩。
  4. (4)一般式( I )の化合物が、12H−2−クロロ
    −12−〔(4−メチルピペラジニル)−アセチル〕−
    ジベンゾ−d,g−1,3,6−ジオキサゾシンである
    特許請求の範囲第(1)項記載の新規化合物、及び製薬
    上許容し得る酸付加塩。
  5. (5)一般式( I )の化合物が、(±)−12H−2
    −クロロ−12−〔(2−メチルピペリジニル)−アセ
    チル〕−ジベンゾ−d,g−1,3,6−ジオキサゾシ
    ンである特許請求の範囲第(1)項記載の新規化合物、
    及び製薬上許容し得るその酸付加塩。
  6. (6)一般式( I )の化合物が、12H−12−ジエ
    チルカルバモイル−2−クロロ−ジベンゾ−d,g−1
    ,3,6−ジオキサゾシンである特許請求の範囲第(1
    )項記載の新規化合物、及び製薬上許容し得るその酸付
    加塩。
  7. (7)一般式( I )の化合物が、12H−2−クロロ
    −12−〔3−(ジエチルアミノ)プロピオニル〕−ジ
    ベンゾ−d,g−1,3,6−ジオキサゾシンである特
    許請求の範囲第(1)項記載の新規化合物、及び製薬上
    許容し得るその酸付加塩。
  8. (8)下記構造式(II)のジベンゾ−d,g−1,3,
    6−ジオキサゾシン、 ▲数式、化学式、表等があります▼(II) (式中、Xは、水素原子又はハロゲン) を、下記構造式(III)の化合物、 ▲数式、化学式、表等があります▼(III) (式中、Aは原子価結合、又は炭素原子数1乃至10の
    直鎖もしくは分枝鎖アルキレン、Hal及びHal′は
    、それぞれ個別にハロゲンを表わす) でアシル化し、得られた、下記構造式(IV)のアルカノ
    イル−ジベンゾ−d,g−1,3,6−ジオキサゾシン
    、▲数式、化学式、表等があります▼(IV) (式中、X、A及びHal′は、前記同様)を下記構造
    式(VIII)のアミン、 ▲数式、化学式、表等があります▼(VIII) (式中、R_1及びR_2は、それぞれ個別に、水素原
    子、炭素原子数1乃至4のアルキル基、又は炭素原子数
    3乃至6のシクロアルキル基、又は R_1及びR_2は、それらと結合する窒素原子と一緒
    になって、又は1個もしくはそれ以上の窒素原子、酸素
    又は硫黄原子と一緒になって、炭素原子数1乃至4のア
    ルキル基で適宜置換された5乃至6員複素環基を形成す
    るもの) と反応させ、得られた下記構造式( I )の化合物を、
    さらに所望により、製薬上許容し得る有機又は無機の酸
    を用いて酸付加塩に変換するか、又は塩基を用いて、こ
    の酸付加塩を下記構造式( I )の化合物を変換させる
    ことを特徴とする下記構造式( I )、▲数式、化学式
    、表等があります▼( I ) (式中、X、A、R_1およびR_2は、前記同様)の
    新規なアミノアルカノイル−ジベンゾ−d,g−1,3
    ,6−ジオキサゾシン、及び製薬上許容し得るその酸付
    加塩の製造方法。
  9. (9)下記構造式(II)のジベンゾ−d,g−1,3,
    6−ジオキサゾシン、 ▲数式、化学式、表等があります▼(II) (式中、Xは、水素原子又はハロゲン) を、下記構造式(V)の化合物。 ▲数式、化学式、表等があります▼(V) (式中、Aは、原子価結合、又は炭素原子数1乃至10
    の直鎖もしくは分枝鎖アルキレン、 R_1及びR_2は、それぞれ個別に、水素原子、炭素
    原子数1乃至4のアルキル基、又は炭素原子数3乃至6
    のシクロアルキル基、又は、 R_1及びR_2は、それらと結合する窒素原子と一緒
    になって、又は1個もしくはそれ以上の窒素原子、酸素
    又は硫黄原子と一緒になって、炭素原子数1乃至4のア
    ルキル基で適宜置換された5乃至6員複素環基を形成す
    るもの。 Halはハロゲン でアシル化し、得られた下記構造式( I )の化合物を
    、さらに所望により製薬上許容し得る有機又は無機の酸
    を用いて酸付加塩に変換するか、又は塩基を用いて、こ
    の酸付加塩を下記構造式( I )の化合物に変換させる
    ことを特徴とする下記構造式( I )、 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、X、A、R_1およびR_2は前記同様の新規
    なアミノアルカノイル−ジベンゾ−d,g−1,3,6
    −ジオキサゾシン及び製薬上許容し得るその酸付加塩の
    製造方法。
  10. (10)下記構造式(II)のジベンゾ−d,g−1,3
    ,6−ジオキサゾシン、 ▲数式、化学式、表等があります▼(II) (式中、Xは、水素原子又はハロゲン) を、下機構造式(VI)の化合物、 ▲数式、化学式、表等があります▼(VI) (式中、Halは、ハロゲン、 A′は、原子価結合、又は炭素原子数1乃至8の直鎖又
    は分枝鎖アルキレン) でアシル化し、得られた下記構造式(VII)の化合物、
    ▲数式、化学式、表等があります▼(VII) (式中、X及びA′は、前記同様) を、下記一般式(VIII)のアミン、 ▲数式、化学式、表等があります▼(VIII) (式中、R_1及びR_2は、それぞれ個別に、水素原
    子、炭素原子数1乃至4のアルキル基、又は炭素原子数
    3乃至6のシクロアルキル基、又は、 R_1及びR_2は、それらと結合する窒素原子と一緒
    になって、又は1個もしくはそれ以上の窒素原子、酸素
    又は硫黄原子と一緒になって、炭素原子数、1乃至4の
    アルキル基で適宜置換された5乃至6員複素環基を形成
    するもの) と反応させ、得られた下記構造式( I )の化合物を、
    さらに所望により製薬上許容し得る有機又は無機の酸を
    用いて、酸付加塩に変換するか、又は塩基を用いて、こ
    の酸付加塩を下記構造式( I )の化合物に変換させる
    ことを特徴とする下記構造式( I )、▲数式、化学式
    、表等があります▼( I ) (式中、X、A、R_1およびR_2は、前記同様)の
    新規なアミノアルカノイル−ジベンゾ−d,g−1,3
    ,6−ジオキサゾシン、及び製薬上許容し得るその酸付
    加塩の製造方法。
  11. (11)特許請求の範囲第(1)項記載の化合物の薬効
    量と、製薬上許容し得る1以上の担体との混合物からな
    り、局部麻酔、精神鎮静又は杭パーキンソン症作用を有
    する薬剤組成物。
JP63000045A 1986-12-30 1988-01-04 新規なアミノアルカイノイルージベンゾ−d,g−1,3,6−ジオキサゾシン及びその製法 Pending JPS63174978A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
HU2251-5513/86 1986-12-30
HU865513A HU198194B (en) 1986-12-30 1986-12-30 Process for production of new derivatives of dioxazocin and medical compositions containing them

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS63174978A true JPS63174978A (ja) 1988-07-19

Family

ID=10970381

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63000045A Pending JPS63174978A (ja) 1986-12-30 1988-01-04 新規なアミノアルカイノイルージベンゾ−d,g−1,3,6−ジオキサゾシン及びその製法

Country Status (26)

Country Link
JP (1) JPS63174978A (ja)
KR (1) KR880007502A (ja)
CN (1) CN87108190A (ja)
AT (1) AT389304B (ja)
AU (1) AU596258B2 (ja)
BE (1) BE1001240A3 (ja)
CH (1) CH675877A5 (ja)
CS (1) CS270579B2 (ja)
DD (1) DD267038A5 (ja)
DE (1) DE3744549A1 (ja)
DK (1) DK691087A (ja)
ES (1) ES2006539A6 (ja)
FI (1) FI875767A (ja)
FR (1) FR2609030B1 (ja)
GB (1) GB2199827B (ja)
GR (1) GR872083B (ja)
HU (1) HU198194B (ja)
IL (1) IL84976A (ja)
IT (1) IT1233443B (ja)
NL (1) NL8703150A (ja)
NO (1) NO169230B (ja)
PL (1) PL151402B1 (ja)
SE (1) SE465429B (ja)
SU (1) SU1575938A3 (ja)
YU (1) YU235287A (ja)
ZA (1) ZA879733B (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
HU201318B (en) * 1987-12-31 1990-10-28 Egyt Gyogyszervegyeszeti Gyar Process for producing dioxazoline derivatives and pharmaceutical compositions comprising same
ES2058761T3 (es) * 1989-10-20 1994-11-01 Akzo Nv Proceso para la preparacion de derivados de dibenzodioxazecina y dibenzodioxaazacicloundecina.

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2659M (fr) * 1963-04-25 1964-08-14 Millot Lab Médicament a base de dérivé de la phénothiazine.
HU174126B (hu) * 1977-08-02 1979-11-28 Egyt Gyogyszervegyeszeti Gyar Sposob poluchenija novykh proizvodnykh dibenzo-kvadratnaja skobka-d,g-kvadratnaja skobka zakryta-kvadratnaja skobka-1,3,6-kvadratnaja skobka zakryta-dioksazocina
HU195491B (en) * 1985-12-20 1988-05-30 Egyt Gyogyszervegyeszeti Gyar Process for production of optically active 2-chlor-12-/3-/dimethil-amin/-2-methil-prophil/-12h-dibenzol /d,g/ /1,3,6/-diaxazocine and medical compositions containing such compounds
HU201318B (en) * 1987-12-31 1990-10-28 Egyt Gyogyszervegyeszeti Gyar Process for producing dioxazoline derivatives and pharmaceutical compositions comprising same

Also Published As

Publication number Publication date
KR880007502A (ko) 1988-08-27
GB2199827A (en) 1988-07-20
AU8314087A (en) 1988-06-30
ES2006539A6 (es) 1989-05-01
FI875767A (fi) 1988-07-01
CN87108190A (zh) 1988-07-13
IL84976A (en) 1991-09-16
GB2199827B (en) 1990-10-03
CH675877A5 (ja) 1990-11-15
DK691087D0 (da) 1987-12-29
FR2609030B1 (fr) 1991-05-31
FI875767A0 (fi) 1987-12-30
PL269812A1 (en) 1988-09-15
SE465429B (sv) 1991-09-09
ZA879733B (en) 1988-06-24
AU596258B2 (en) 1990-04-26
CS1009187A2 (en) 1989-11-14
CS270579B2 (en) 1990-07-12
SE8705187L (sv) 1988-07-01
FR2609030A1 (fr) 1988-07-01
DD267038A5 (de) 1989-04-19
DK691087A (da) 1988-07-01
HU198194B (en) 1989-08-28
HUT47260A (en) 1989-02-28
ATA345087A (de) 1989-04-15
IT8723271A0 (it) 1987-12-30
DE3744549A1 (de) 1988-07-14
PL151402B1 (en) 1990-08-31
SU1575938A3 (ru) 1990-06-30
NO875465L (no) 1988-07-01
GR872083B (en) 1988-04-27
AT389304B (de) 1989-11-27
SE8705187D0 (sv) 1987-12-29
NO169230B (no) 1992-02-17
NL8703150A (nl) 1988-07-18
BE1001240A3 (fr) 1989-08-29
IT1233443B (it) 1992-04-01
GB8730298D0 (en) 1988-02-03
YU235287A (en) 1988-10-31
NO875465D0 (no) 1987-12-29
IL84976A0 (en) 1988-06-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4593042A (en) Bicyclo-substituted phenylacetonitrile derivatives
JP3262333B2 (ja) 5−ht1a拮抗物質としてのピペラジン誘導体
WO1997028130A1 (fr) Derives de l'isoquinoline et medicaments associes
JPS6049192B2 (ja) 新規置換ベンズアミド、その製造方法及びこれを有効成分とする向精神薬
JP3068458B2 (ja) クロモン誘導体
US4021552A (en) 10-[ω-(BENZOYLPIPERIDINYL)ALKYL]PHENOTHIAZINES
US4650874A (en) N-(aralkoxybenzyl)-4(benzhydryl) piperidines
KR100281867B1 (ko) 3-(비스-치환페닐메틸렌)옥신돌유도체
CA2584398A1 (en) Ester derivative and pharmaceutical use thereof
US4537975A (en) 1-Phenylindazol-3-one compounds
JPH03218356A (ja) トランス―4―アミノ(アルキル)―1―ピリジルカルバモイルシクロヘキサン化合物およびその医薬用途
JPS63174978A (ja) 新規なアミノアルカイノイルージベンゾ−d,g−1,3,6−ジオキサゾシン及びその製法
US4528299A (en) 1-(2,3-Dimethyl-4-methoxyphenyl)-2-methyl-3-(1-pyrrolidinyl)-1-propanone and anti-spastic use thereof
JPH062744B2 (ja) 3−アミノカルボニルメトキシ−5−フエニルピラゾ−ル化合物、その製法、およびこれを含有する抗不整脈作用を有する薬剤
JPH05271208A (ja) 1,4‐ベンゾチアゼピン誘導体
JPH03169841A (ja) アミノプロパノール誘導体およびそれを含有する薬剤組成物、ならびにそれらの製造方法
JP3499569B2 (ja) 新規複素環式化合物
JPH0684361B2 (ja) 1,5―ベンゾチアゼピン誘導体、その製法及びその合成中間体
JP2800830B2 (ja) 1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン抗不整脈薬
AU771745B2 (en) New aminopyrroline compounds, a process for their preparation and pharmaceutical compositions containing them
US4742068A (en) Dihydropyridine compounds having 1,4,4-trisubstitution useful as antihypertensive agents
JPH01151561A (ja) フタラジン化合物、その製造方法、ならびにこの化合物を含有する心血管疾患および腫瘍の治療剤
CA2166470C (en) Pharmacologically active enantiomers
JPH02258749A (ja) ポリヒドロキシベンジルオキシプロパノールアミン
EP0219813B1 (en) Bicyclo-substituted phenylacetonitrile derivatives