JPS63174736A - 金属板の接合構造 - Google Patents

金属板の接合構造

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JPS63174736A
JPS63174736A JP527887A JP527887A JPS63174736A JP S63174736 A JPS63174736 A JP S63174736A JP 527887 A JP527887 A JP 527887A JP 527887 A JP527887 A JP 527887A JP S63174736 A JPS63174736 A JP S63174736A
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JP
Japan
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metal plate
opening
cut
press
raised piece
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Toshiaki Enami
俊明 江波
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Enami Seiki Mfg Co Ltd
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Enami Seiki Mfg Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、プレス成形により、金属板を接合してなる
金属板の接合構造に関する。
[従来の技術および発明が解決しようとする問題点1 金属板同士の接合に関しては、従来より、溶接によるも
の、リベットを用いるもの、かしめ加工あるいはカーリ
ングによるものなど種々の接合構造が提案されている。
しかしながら、商品の外側に露出することになる部分に
あっては、塗装済の鋼板を用いることにより塗装作業を
省略することが望ましい。その場合、溶接による接合構
造を採用することは能率的ではない。溶接後に、接合部
分を再度塗装しなければならないからである。
他方、リベットを用いる接合構造では、接合すべき金属
板以外にリベットを必要とし、また接合作業に際しリベ
ットを挿入するための孔を形成したり、リベットの挿入
ならびにかしめ等の煩雑な作業を実施しなければならず
、しかも特別の装置を必要とする。
また、かしめあるいはカーリング加工等の塑性変形を利
用した接合構造では、塗装鋼板を用いることにより煩雑
な塗装作業を省略することができる。しかしながら、接
合に際し特殊な金型および装置等を必要とする。
よって、この発明の目的は、特殊な装置を必要とするこ
となく、接合すべき金属板を簡単にかつ確実に接合し得
る、金属板の接合構造を提供することにある。
[問題点を解決するための手段] この発明の金属板の接合構造では、第1の金属板に、第
1の開口を有するように、(の一方端縁に向かって延び
る第1の切り起こし片が形成されており、同様に第2の
金属板にも、第2の開口を有するようにその一方端縁に
向かって延びる第2の切り起こし片が形成されている。
第1および第2の金属板は、重ねられた第1および第2
の金属板の外側主面のさらに外側に第1および第2の切
り起こし片が位置するように重ねられ、第1の金属板に
重ねられた第2の金属板の上記一方端縁の一部が、第1
の金属板の第1の開口と第1の切り起こし片とに挾まれ
た状態で、該第1の開口内に圧入されるように第1の切
り起こし片とともにプレス成形されている。同様に、第
1の金属板の一方端縁の一部が、第2の金属板の第2の
開口と第2の切り起こし片とに挾まれた状態で、該第2
の開口内に圧入されるように、第2の切り起こし片とと
もにプレス成形されている。したがって、第1および第
2の開口内に圧入された第1および第2の金属板部分は
、第1および第2の開口の内周壁によってそれぞれ係止
されている。
[作用〕 この発明では、第1および第2の金属板に、それぞれ第
1および第2の開口を有するように第1および第2の切
り起こし片を形成しておくだけでよく、接合に際し単純
な汎用プレス−装置により各金属板の一部を相手方の金
属板の開口内に圧入するように成形するだけで、強固な
接合構造を得ることができる。
[実施例の説明] 第1図は、この発明の一実施例の接合構造を示す。この
実施例では、同じ厚みの第1の金属板1と、第2の金属
板2との間に複数の接合箇所3a。
3b、3c、4a、4bが形成されている。接合箇所3
a 、3b 、3cは、後述するように、第2の金属板
2の一方端縁5と第1の金属板1に形成された第1の切
り起こし片7とを利用して構成されており、他方の接合
箇所4a、4bでは第1の金属板1の一方端縁6と第2
の金属板に形成された第2の切り起こし片とを利用して
接合されている。
なお、第1図から明らかなように、接合箇所3a〜3C
においては、第1の金属板1に形成されている第1の切
り起こし片7が第2の金属板2の上面側に延びており、
かつ第2の金属板2は該第1の切り起こし片7の下面に
接する部分が下方に押し下げられているので、第2の金
属板2が第1の金属板1によってあたかも縫い込まれた
ような構造とされている。第1図では明らかではないが
、接合された金属板の下面においては、同様に第1の金
属板1が第2の金属板2によって、あたかも縫い込まれ
たように接合されている。以下、この実施例の接合構造
を、第2図〜第10図を参照して説明する。
第1図に示した接合構造を構成するに際しては、まず第
2図に示すように、第1の金属板1と第2の金属板2と
を用意する。第1の金属板1には、第1の開口8を有す
るように第1の切り起こし片7が一方端縁6に向かって
延びるように形成されている。第1の切り起こし片7が
起こされる前の状態を、第3図に部分平面図で示す。第
3図から明らかなように、第1の切り起こし片7となる
部分7aは、第1の開口8よりも相対的に小さく形成さ
れている。すなわち、第1の切り起こし片7および第1
の開口8の形成に際しては、第3図のスリット9に相当
する部分の金属板が除去されている。
第3図に示した第1の切り起こし片7となるべき部分7
aは、切り起こされて第4図に示すように第1の開口8
の上方に第1の切り起こし片7として起こされる。
他方、第2の金属板2側にも、同様にして第2の切り起
こし片17が第2の開口18を有するように、かつ一方
端縁5に向かって延びるように形成されている。
次に、第2図の矢印の方向に沿って第2の金属板2が第
1の金属板1に重ねられる。この場合、第5図に示すよ
うに、第2の金属板2の一方端縁5近傍の部分は第1の
金属板1の第1の切り起こし片7と第1の開口8との間
に挾持される。同様に、第6図に示すように、第1の金
属板1の一方端縁5近傍の部分も第2の金属板2の第2
の切り起こし片17と第2の間口18との間に挟持され
る。
次に、第1および第2の金属板の重なり合っている部分
をプレス成形することにより、第1の切り起こし片7を
下方に押圧し、第1の開口8に臨んでいる第2の金属板
部分を該第1の開口8に圧入する。同時に、第2の切り
起こし片17が押圧され、第2の開口18に臨んでいる
第1の金属板部分を該第2の間口18に圧入する。この
ようにして、第1図に示した接合構造を得ることができ
る。
次に、完成された接合箇所3a〜3Cおよび4a、4b
の構造を第7図〜第10図を参照してより詳細に説明す
る。すなわち、第7図の■−■線に沿う断面図である第
8図から明らかなように、第1の金属板1と第2の金属
板2とが同一厚みの金属板からなるため、第1の切り起
こし片7の上面は第2の金属板2の上面と略同一平面内
に位置されている。そして、第1の切り起こし片7によ
り下方に押し込まれた第2の金属板部分2aの下面は、
第1の金属板1の下面とほぼ同一平面内にあるように位
置されている。
上記接合状態において、第1の開口8に圧入された第2
の金属板部分2aの後端21は、第1の開口8の周壁に
より係止されている。よって、第8図に示した状態にお
いて、第1の金属板1と第2の金属板2とを相互に遠ざ
かる方向に外力を加えたとしても、圧入された部分2a
の後端21と第1の開口内周壁との係止により両金属板
1.2は強固に接合されているので、加えられた外力に
より接合を解きにくくされている。
なお、上記圧入された第2の金属板部分2aの「後端」
なる表現における前接については、第2の金属板2の相
手方の金属板に近い側を前、相手側の金属板から遠い側
を債として表現したものであることを指摘しておく。
次に、第7図のIX−IX線に沿う断面で上記接合構造
を見ると、第9図に示すように、第1の開口8に圧入さ
れた第2の金属板部分2aの幅方向両側端部は、第1の
開口8の周壁の一部すなわち側壁25.26により係止
されている。したがって、第1の金属板1と第2の金属
板2とは、上述した前後方向に略直交する方向に、すな
わち第9図の横方向に外力が加えられたとしてもずれる
ことはない。よって、強固な接合構造の実現されている
ことがわかる。
なお、好ましくは、第9図における距l1llIRを知
くすれば、第1の金属板1と第2の金属板2の第9図に
おける横方向のずれをより確実に防止することができる
。したがって、好ましくは、第3図において、予め第1
の切り起こし片となるべき部分7aの形成に際し、該第
1の切り起こし片となるべき部分7aの延びる方向に延
びるスリットの幅Yを第2の金属板の厚みと同等にして
おけばよいことがわかる。
次に、接合箇所4aおよび4bの接合構造の詳細を説明
する。第5図と第6図との対比から明らかなように、接
合箇所4a 、4bは、接合箇所38〜3Cと上下逆に
形成されているものである。
すなわち、第6図に示した状態においてプレス成形を行
なうと、第2の金属板2に形成された第2の切り起こし
片17は上方に移動され第2の開口18に臨む第1の金
属板1の部分1aを押圧し、第10図に示す接合構造が
得られる。ここでは、第1の金属板1の一方端縁6近傍
の部分1aが第2の開口18内に圧入され、第2の開口
18の内周壁により係止されている。したがって、接合
箇所4a、4bにおいても、上述した接合箇所3a〜3
Cと同一の接合構造の形成されていることがわかる。
よって、この実施例では、第7図に示すように、第1の
金属板1および第2の金属板2の双方の一方端縁5,6
に沿って同様の接合構造が複数個形成されているので、
両金属板1.2が強固に接合されていることがわかる。
なお、第1および第2の切り起こし片は、第11図に示
すように、先端が開口31から遠ざかるように切り起こ
された切り起こし片30であってもよい。この場合、第
12図から明らかなように、矢印Z方向に相手側の金属
板35が重ねられるとき、相手側の金属板35の先端3
6が切り起こし片30の基部にできるだけ近接して配置
されることが好ましい。よって、切り起こし片30を、
第11図に示したように形成する場合には、該切り起こ
し片30の金属板主面から起こされる角度はプレス成形
が可能である限りできるだけ大きい方が好ましい。
[発明の効果] 上述したように、この発明では、第1および第2の金属
板に、それぞれ第1および第2の切り起こし片が形成さ
れており、各金属板の一方端縁の一部が、相手方の金属
板の開口と切り起こし片との間に挾まれた状態で開口内
に圧入されるように相手方の切り起こし片とともにプレ
ス成形されている。したがって、第1および第2の開口
内に圧入された相手方の金属板部分が各開口の内周壁に
よって係止されているので、接合すべき金属板同志を特
別な加工装置を要することなく簡単にかつ強固に接合す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の一実施例の接合構造を示す外観斜
視図、第2図は、第1図に示した実施例の接合構造を得
るのに用いられる第1および第2の金属板を示す斜視図
、第3図は切り起こし片を形成するためのスリットを説
明するための部分切欠平面図、第4図は切り起こし片の
形状の一例を説明するための斜視図、第5図は第1の切
り起こし片部分におけるプレス成形前の状態を示す断面
図、第6図は第2の切り起こし片部分におけるプレス成
形前の状態を示す断面図、第7図は第1図実施例の平面
図、第8図は第7図の■−■線に沿う断面図、第9図は
第7図のrX−rX線に沿う断面図、第10図は第2の
切り起こし片部分における接合構造の断面図であり第8
図に相当する図、第11図は切り起こし片の形状の他の
例を説明するための斜視図、第12図は第11図の切り
起こし片を用いた場合における両金属板を重ね合わせる
■程を説明するための断面図である。 図において、1は第1の金属板、1aは第1の金属板の
第2の開口に圧入される部分、2は第2の金属板、2a
は第2の金属板の第1の開口に圧入される部分、5は第
2の金属板の一方端縁、6は第1の金属板の一方端縁、
7は第1の切り起こし片、8は第1の開口、17は第2
の切り起こし片、18は第2の開口を示す。 第4図 萬5図 第q図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 第1および第2の金属板を部分的に重ね合わせ塑性加工
    により接合してなる金属板の接合構造であって、 第1の金属板には第1の開口を有するように該第1の金
    属板の一方端縁に向かって延びる第1の切り起こし片が
    形成されており、 第2の金属板には、第2の開口を有するように該第2の
    金属板の一方端縁に向かって第2の切り起こし片が形成
    されており、 第1および第2の切り起こし片が重ねられた第1および
    第2の金属板の外側主面から外方に位置するように第1
    の金属板に重ねられた第2の金属板の前記一方端縁の一
    部が、第1の開口と第1の切り起こし片とに挾まれた状
    態で、該第1の開口内に圧入されるように前記第1の切
    り起こし片とともにプレス成形されており、 第1の金属板の一方端縁の一部が、第2の金属板の第2
    の開口と第2の切り起こし片とに挾まれた状態で、該第
    2の開口内に圧入されるように前記第2の切り起こし片
    とともにプレス成形されており、 第1および第2の開口内に圧入された第1および第2の
    金属板部分が該第1および第2の開口の内周壁によって
    係止されていることを特徴とする、金属板の接合構造。
JP527887A 1987-01-12 1987-01-12 金属板の接合構造 Granted JPS63174736A (ja)

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JPH0230770B2 JPH0230770B2 (ja) 1990-07-09

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5533809A (en) * 1978-08-28 1980-03-10 Kinjiro Oota Mechanical joining method of sheet metal

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5533809A (en) * 1978-08-28 1980-03-10 Kinjiro Oota Mechanical joining method of sheet metal

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