JPS63173765A - 電動式パワ−ステアリングのモ−タ駆動装置 - Google Patents

電動式パワ−ステアリングのモ−タ駆動装置

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JPS63173765A
JPS63173765A JP62006926A JP692687A JPS63173765A JP S63173765 A JPS63173765 A JP S63173765A JP 62006926 A JP62006926 A JP 62006926A JP 692687 A JP692687 A JP 692687A JP S63173765 A JPS63173765 A JP S63173765A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈発明の分野〉 本発明は、車両のステアリングハンドルを操舵したとき
にその操舵力を補助するためのパワーステアリングの動
力源として電動機を使用する電動式パワーステアリング
のモータ駆動装置に関する。
〈従来技術とその問題点〉 従来のこの種の電動式パワーステアリングのモータ駆動
v装置は、右操舵時に導通する第1および第2のトラン
ジスタと、左操舵時に導通ずる第3および第4のトラン
ジスタとをステアリングモータに対してフルブリッジを
構成する状態に接続しである。
右操舵時の操舵トルクの検出に基づいて対応する第1お
よび第2のトランジスタを同時に導通してバッテリーか
らモータに正方向の駆動電流を流し、左操舵時の操舵ト
ルクの検出に基づいて対応する第3および第4のトラン
ジスタを同時に導通してモータに逆方向の駆動電流を流
し、いずれの方向の操舵時にもドライバの操舵力をモー
タによって補助している。
第1ないし第4のトランジスタのそれぞれにはフライホ
イール・ダイオードが並列接続されている。一対のトラ
ンジスタが同時にOFFしてモータ駆動電流がカットオ
フされたときに生じる銹専電圧のためにトランジスタが
破壊されるおそれがあるが、誘導電流をフライホイール
・ダイオードを介してバッテリーに還流することによっ
てトランジスタの破壊を防止している。
一対のトランジスタの導通期間は、操舵]−ルクの大き
さに対応してパルス幅変調された信号に基づいて行われ
るため、ステアリングハンドルを強く操・舵した場合に
は両トランジスタの導通期間が長く、弱く操舵した場合
には両トランジスタの導通期間が短い。
しかしながら、パルス幅変調の周波数が可聴周波領域に
あるため、次のような問題を有している。
即ち、トランジスタのON、OFFに伴うモータの駆動
、停止の周波数も可聴周波数となるため、振動音が発生
し、ドライバや同乗者に不快感を与える。
さらに、操舵トルクの大きさの変化に対するモータの出
力トルクのリニアリティが悪く、操舵感覚がぎこちない
ものとなっている。
なお、フライホイール・ダイオードを流れる誘導電流が
モータに流れるが、パルス幅変調信号の周波数が可聴周
波領域に存在する低周波であるため、この誘導電流は何
らリニアリティの改善には役立たない。
〈発明の目的〉 本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであっ
て、モータ駆動電流の通電、遮断の繰り返しに伴う振動
音の発生を防止するとともに、操舵トルクに対するモー
タの出力トルクのリニアリティを向上することを目的と
する。
〈発明の構成と効果〉 〔構成〕 本発明は、このような目的を達成するために、次のよう
な構成をとる。
即ち、本発明の電動式パワーステアリングのモータ駆動
装置は、 右操舵時導通保持用の第1のスイッチング素子と右操舵
時高速スイッチング用の第2のスイッチング素子と左操
舵時導通保持用の第3のスイッチング素子と左操舵時高
速スイッチング用の第4のスイッチング素子とをステア
リングモータに対してフルプリフジを構成する状態に接
続してなるブリッジ回路と、 右操舵トルクの検出に基づいて前記第1のスイッチング
素子を導通しかつこの導通状態を保持するよう制御し、
左操舵トルクの検出に基づいて前記第3のスイッチング
素子を導通しかつこの導通状態を保持するように制御す
る導通保持制御部と、可聴周波領域よりも高い周波数で
発振する発振回路と、 この発振回路の発振周波数に基づいて右操舵トルクの大
きさに応じたデユーティのパルス幅変調信号をつくりか
つこのパルス幅変調信号に基づいて前記第2のスイッチ
ング素子を高速スイッチングし、前記発振回路の発振周
波数に基づいて左操舵トルクの大きさに応じたデユーテ
ィのパルス幅変調信号をつくりかつこのパルス幅変調信
号に基づいて前記第4のスイッチング素子を高速スイッ
チングするように制御する高速スイッチング制御部と、 前記第1ないし第4のスイッチング素子のおのおのに並
列接続されたフライホイール・ダイオード とを備えたものである。
〔作用〕
この構成による作用は、次の通りである。
ステアリングハンドルが右方向に操舵された場合、導通
保持制御部は、右操舵トルクの検出によって、まず右操
舵時導通保持用の第1のスイッチング素子を導通させ、
その導通状態を保持する。
引き続いて、高速スイッチング制御部が右操舵トルクの
大きさ応じたデユーティのパルス幅変調信号をつくり、
これを右操舵時高速スイッチング用の第2のスイッチン
グ素子に出力してこの第2のスイッチング素子を高速ス
イッチングさせる。
また、ステアリングハンドルが左方向に操舵された場合
、導通保持制御部は、左操舵トルクの検出によって、ま
ず左操舵時導通保持用の第3のスイッチング素子を導通
させ、その導通状態を保持する。引き続いて、高速スイ
ッチング制御部が左操舵トルクの大きさ応じたデユーテ
ィのパルス幅変調信号をつくり、これを左操舵時高速ス
イッチング用の第4のスイッチング素子に出力してこの
第4のスイッチング素子を高速スイッチングさせる。
高速スイッチングにおいてパルス幅変調信号の” L 
” レベルの期間では、モータのコイルにff1A’l
電流が生じるが、この誘導電流は、現在OFF状態にあ
る導通保持用の第3 (または第1)のスイッチング素
子におけるフライホイール・ダイオードと、現在導通状
態に保持されている第1 (または第3)のスイッチン
グ素子とを介してモータに循環する。つまり、バッテリ
ー電圧とは無関係に誘導電流が流れる。パルス幅変調信
号の周波数が可聴周波領域よりも高いため、誘導電流が
ゼロになる前に次の“II”レベルのパルス幅変調信号
が第2 (または第4)のスイッチング素子に出方され
る。従って、モータ駆動電流の立ち上がりの応答性が良
い。換言すれば、パルス幅変調信号の周波数を可聴周波
領域よりも高くしであるため、フライホイール・ダイオ
ードによる電流m続効果を有効に利用できるのである。
もし、従来例のように可聴周波領域の周波数を使用する
と、フライホイール・ダイオードは単にスイッチング素
子の破壊防止だけのものにすぎない。
また、従来例のようにパルス幅変調信号の“L“、  
レベルの期間で第1.第2のスイッチング素子を同時に
OFFするならば、誘導電流はバッテリー電圧に抗する
かたちでしか流れず、その電流値は小さく、モータ駆動
電流の立ち上がりの応答性の改善には役立たないが、パ
ンテリー電圧と無関係に循環すると、その電流値が大き
いため、モータ駆動電流の立ら上がりの応答性に役立ち
、この点からもフライホイール・ダイオードによる電流
継続効果を有効に利用できる。
〔効果〕
以上のことから、本発明によれば、次のような効果が発
揮される。
2対あるスイッチング素子のうち、各対の一方のスイッ
チング素子を導通保持用とし、他方のスイッチング素子
を高速スイッチング用にしであるとともに、高速スイッ
チングのためのパルス幅変調信号の周波数を可聴周波領
域よりも高くしであるため、フライホイール・ダイオー
ドによる電流継続効果を有効に活用して操舵トルクに対
するモータの出力トルクのりニアリティを向上すること
ができるとともに、パルス幅変調信号によるスイッチン
グにもかかわらず、振動音の発生を防止することができ
る。
即ち、操舵感覚の向上とともに、操作性の改善を達成す
ることができるという効果が発揮される。
〈実施例の説明〉 以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
第1図は電動式パワーステアリング機構の概略構成図で
ある。
100はステア、リングハンドル、101は操舵輪、1
02はステアリングハンドル100から操舵輪101に
操舵力を与える伝動機構、Mはステアリングハンドル1
00に与えるべき操舵力を軽減して運転手を補助するた
めに伝動機構102に連動連結されたモータである。ス
テアリングハンドル100に加えられた操舵トルクはト
ルクセンサTSによって検出される。このトルクセンサ
TSは、ステアリングハンドル100を右方向(時計方
向)に操舵しているときにその操舵トルクに応じた電圧
値の正電圧Vt+を出力し、ステアリングハンドル10
0を左方向(反時計方向)に操舵しているときにその・
[操舵トルクに応じた電圧値の負電圧Vt−を出力する
ものである。MDはトルクセンサTSからの信号を入力
してモータMを駆動制御するモータ駆動回路であり、こ
のモータ駆動回路MDは、トルクセンサTSの出力が正
電圧Vt+のときにモータMを正転させ、負電圧Vt−
のときにモータMを逆転させるとともに、正電圧vt”
、負電圧Vt−いずれの場合もその電圧値に対応したモ
ータ駆動電流をモータMに流すように構成されている。
以下、モータ駆動回路MDの構成を第2図に示すブロッ
ク回路図に基づいて説明する。
1〜4は、モータ駆動回路MDの出力端子5a。
5bに対してフルブリッジを構成する状態に接続された
nチャンネル型のパワーMOS・FETである。このう
ち、lは右操舵時導通保持用のアッパFET、2は右操
舵時高速スイッチング用のロアFET、3は左操舵時導
通保持用のアッパFET、4は左操舵時高速スイッチン
グ用のロアFETである。ここで、「アッパ」とはモー
タ駆動回路MDの電源入力端子6aに対して近いという
意味であり、「ロア」とは電源入力端子6aから遠いと
いう意味である。
即ち、右操舵時導通保持用のア・ツバFETIは、ステ
アリングハンドル100を右方向に操舵したときにトル
クセンサTSから出力される正電圧VL+がkavtさ
れる限りONするものであり、右操舵時高速スイッチン
グ用のロアFET2は、その正電圧Vt十のPWM変調
信号(パルス幅変調信号)によってON、OFFを繰り
返す高速スイッチングを行うものである。
左操舵時導通保持用のアッパFE73は、ステアリング
ハンドル100を左方向に操舵したときにトルクセンサ
TSから出力される負電圧Vt−が継続される限りON
するものであり、左操舵時高速スイッチング用のロアF
ET4は、その負電圧Vt−のPWM変調信号によって
ON・OFFを繰り返す高速スイッチングを行うもので
ある。
モータ駆動回路MDの電源入力端子6aが車両に搭載の
バッテリーBattに接続され、電源入力端子6がリレ
ー接点Xaを介して右操舵時導通保持用のアッパFET
Iのドレインと、左操舵時導通保持用のアッパFET3
のドレインとに接続されている。
右操舵時導通保持用のアッパFET1のソースは出力端
子5aに接続され、出力端子5bは右操舵時高速スイッ
チング用のロアFET2のドレインに接続され、そのソ
ースはモータ駆動回路MDのアース端子6bに接続され
ている。
一方、左操舵時導通保持用のアッパFET3のソースは
出力端子5bに接続され、出力端子5aが左操舵時高速
スイッチング用のロアFET4のドレインに接続され、
そのソースはモータ駆動回路MDのアース端子6bに接
続されている。
即ら、ステアリングハンドル100を右方向に操舵した
場合には、まずアッパFETIがONしてそのON状態
が保持され、続いてロアFE72のスイッチングに基づ
いて、バッテリーBatt −電源入力端子6a−アッ
パFETl−出力端子5a−・モータM→出力端子5b
→ロアFET2−アース端子6b→バツテリーBatt
の経路でモータ正転駆動電流1.が流れるように構成し
である。
また、ステアリングハンドル100を左方向に操舵した
場合には、まずアッパFET3がONしてそのON状態
が保持され、続いてロアF E ′r’ 4のスイッチ
ングに基づいて、バッテリーBatt−+Ti。
源入力端子6a−アッパFET3−出力端子5b−モー
タM→出力端子5a−ロアF[?、T4−アー入端子6
b→バッテリーB atLの経路でモータ逆転駆動電流
I2が流れるように構成しである。
FETI〜4を上記のように制御するための回路構成は
次の通りである。
モータ駆動回路MDにおけるトルク入力端子7に、トル
クセンサTSからの入力電圧の極性を判定する極性判定
回路21が接続されている。極性判定回路21は、正電
圧vt”の入力を検出したときに出力する端子と負電圧
Vt−の入力を検出したときに出力する端子とをもち、
正電圧検出出力端子には第1のフォトカプラPCIが、
負電圧検出出力端子には第2のフォトカプラPCffi
が接続されている。
第1のフォトカプラPC,は右操舵時導通保持用のアッ
パFETIを制御するプラス側アッパFETドライバ1
1に接続され、第2のフォトカプラpc、は左操舵時導
通保持用のアッパFET3を制御するマイナス側アッパ
FETドライバ13に接続されている。ここで、「プラ
ス」、「マイナス」というのは極性判定回路21による
正電圧vt”。
i′を電圧V(−に対応している。
第1のフォトカプラPC1が動作するとプラス側アッパ
FETドライバ11が右操舵時導通保持用のアッパFE
TIをONI、、第2のフォトカプラPC2が動作する
とマイナス側アッパFETドライバ13が左操舵時導通
保持用のアッパFET3をONする。
後述するようにFETの動作原理から、アッパFETド
ライバ11.13の電源をバッテリーBattから直接
とることができないので、それらのTL源としてDC−
DCコンバータ23を設けである。そして、このDC−
DCコンバータ23をドライブするのに、ロアFET2
.4にPWM変調信号を与える源となる方形波発振回路
22を兼用的に利用している。この方形波発振回路22
は、可聴周波数よりも高い発振周波数Fc(例えば、2
0Ktlz)の方形波のパルス信号S0を出力するもの
である。
方形波発振回路22の次段には、この発振回路22から
入力した方形波のパルス信号S0を三角波S1に変換す
るロウパスフィルタ32が設けられており、このロウパ
スフィルタ32が出力する周波数Fc=20 K Hz
の三角波S1は、電圧比較回路33の基準電圧となって
いる。一方、極性判定回路21が接続されたトルク入力
端子7は全波整流回路31にも接続され、この全波整流
回路31から出力される整流電圧Vi、、Vi、が電圧
比較回路33において基準電圧(三角波S1)と比較さ
れるように構成されている。電圧比較回路33は三角波
S1を基準電圧とするものであるから、入力電圧vt”
、vt−(トルクセンサTSの出力電圧)のレベル変化
がデユーティの変化として出力される。即ち、入力電圧
vt”、vt−が三角波SIを横切る期間での三角波S
、の谷の幅は、入力電圧vt”、vt−が高いほど大き
い。
従って、入力電圧vt”、vt−が高いほどデユーティ
比が大きくなる。電圧比較回路33の出力の周波数は三
角波S1の周波数と等しく、可聴周波数よりも高い(2
0KHz) 、入力電圧Vt”。
Vt−が三角波S1の振幅よりも高い期間ではデユーテ
ィ比が100%となって出力電圧は直流とな電圧比較回
路33の次段にはドライブロジック回路34が設けられ
ている。このドライブロジック回路34は、2つの出力
端子をもち、それぞれが次段のプラス側ロアFETドラ
イバ12.マイナス側ロアFETドライバ14に接続さ
れている。ドライブロジック回路34は、極性判定回路
21からの正電圧検出信号あるいは負電圧検出信号に基
づいて出力すべき端子を選択する。即ち、極性判定回路
21から正電圧検出信号を入力したときはPWM変調信
号をプラス側ロアFETドライバ12に出力し、負電圧
検出信号を入力したときはPWM変調信号をマイナス側
ロアFETドライバ14に出力する。プラス側ロアFE
Tドライバ12は、右操舵時高速スイッチング用のロア
FET2をドライブするものであり、マイナス側ロアF
ETドライバ14は、左操舵時高速スイッチング用のロ
アFET4をドライブするものである。
次に、モータ駆動回路MDを構成する各要素の具体的な
回路を第3図に示して説明する。
トルク入力端子7に接続された極性判定回路21は、オ
ペアンプOPI 、OPi 、ダイオードD、。
Dよおよび抵抗から構成されている。オペアンプor’
、、op、はシュミット回路を構成している。
即ち、トルク入力端子7に正電圧Vt+が入力された瞬
間にオペアンプOP、の出力端子が’ H”レベルとな
るのに対し、トルク入力端子7の電圧がゼロボルトに降
下してもオペアンプoP1の出力は“H”レベルを維持
し、負電圧Vt−の入力があって初めてオペアンプOP
、の出力が“L”レベルに反転する。また、トルク入力
端子7に負電圧Vt−が入力された瞬間にオペアンプo
P2の出力端子が“Hルベルとなるのに対し、トルク入
力端子7の電圧がゼロボルトに上昇してもオペアンプO
P、の出力は” H”レベルを維持し、正電圧Vt+の
人力があって初めてオペアンプOP2の出力が“L”レ
ベルに反転する。従って、オペアンプOP、、op*の
いずれか一方が必ず導通していることになる。
第1のフォトカプラPC1における発光ダイオードLE
D、は、極性判定回路21におけるダイオードD+のカ
ソードに抵抗を介して接続され、第2のフォトカプラP
C2における発光ダイオードLEDzは極性判定回路2
1におけるダイオードD2のカソードに抵抗を介して接
続されている。
プラス側アッパFETドライバ11は、N P N型の
トランジスタTr、 、PNP型のトランジスタTr、
、ツェナーダイオードZD、、ZD、 、ダイオードD
、および抵抗から構成され、トランジスタTr、、Tr
tのベース接続点が第1のフォトカプラPC5における
フォトトランジスタP T +のエミッタに接続され、
フォトトランジスタP T +とトランジスタTr、の
コレクタ接続点Hと、トランジスタTrzのコレクタ1
は、それぞれDC−DCコンバータ23における出力端
子11.lに接続されている。ツェナーダイオードZD
、はFET1のゲート耐圧補償用、ダイオードD3.ツ
ェナーダイオードZD2はFETIのドレイン−ゲート
間のサージ吸収用である。FD、はFETIの内部に構
成されているPN接合を利用したフライホイール・ダイ
オードである。
・ フォトトランジスタPT、が導通ずるとトランジス
タTr1がONL、トランジスタTr2がOFFするた
め、FF、TIのゲートがバイアスされてFETIが導
通する。
マイナス側アッパFETドライバ13は、NPN型のト
ランジスタTr、、、PNP型のトランジスタTra、
ツェナーダイオードZD)、ZDa、ダイオードD4お
よび抵抗から構成され、トランジスタTr3,7r4の
ベース接続点が第2のフォトカプラPCtにおけるフォ
トトランジスタPTtのエミッタに接続され、フォトト
ランジスタPT2とトランジスタTr、のコレクタ接続
点Jと、トランジスタT r aのコレクタには、それ
ぞれDC−DCコンバータ23における出力端子J。
Kに接続されている。ツェナーダイオードZDThはF
ET3のゲート耐圧補償用、ダイオードDa。
ツェナーダイオードZD、はFET3のドレイン−ゲー
ト間のサージ吸収用である。FDsはFET3の内部に
構成されているPN接合を利用した一フライホイール・
ダイオードである。
フォトトランジスタPTzが導通するとトランジスタT
r3がONL、、トランジスタTr4がOFFするため
、FET3のゲートがバイアスされてFET3が導通す
る。
方形波発振回路22は、ワイヤドNAND回路N+ 、
Nz 、N3 、ダイオードD、、D、 、コンデンサ
C3から構成されている。この方形波発振回路22は、
可聴周波領域よりも高い発振周波数F c ”20KI
Iz (周期50μs)でデユーティ比50%のパルス
信号S、を出力するものである。
DC−DCコンバータ23は、ワイヤドNAND回路N
4、結合コンデンサC,、PNP型のトランジスタTr
s、NPN型のトランジスタTrb、発振トランスOT
の1次コイルL、、2つの2次コイルし!、しコ、ダイ
オードD? 、Da 、平滑コンデンサC,,C,およ
び抵抗から構成されている。ワイヤドNへND回路N4
の入力端子には方形波発振回路22から出力された可聴
周波領域よりも高い発振周波数Fcのパルス信号S0が
人力される、従って、Vcc=15Vに接続されたトラ
ンジスタTr、もその発振周波数FcでON・OFFを
繰り返すので1次コイルL1に周波数Fcの交流が流れ
ることになる。その結果、2次コイルL、、L2に降圧
された交流電圧が現れ、これがダイオードD?、DIで
整流され平滑コンデンサCa、Csで平滑されて、出力
端子H,1問および出力端子J、に間にそれぞれDCI
OV電源が作られる。これらのDCIOV電源がプラス
側アッパFETドライバ11. マイナス側アッパFE
Tドライバ13の電源となっている。
ロアFETドライバ12.14の電源がバッテリーBa
tLであるのに対し、アッパFETドライバ11゜13
の電源をバッテリーBattとはせず別のDCIOV電
源としであるのは、次のような理由による。
即ち、アッパFETドライバ11自体のアースラインは
アッパFETIのソースと同電位である。アッパFET
IがONしている状態でロアFET2がONするとモー
タMに駆動電流が流れるが、このときのアッパFETI
のソースの電位はバフチリ−Battの出力電圧とほぼ
同じである。もし、アッパFETドライバ11の電源を
バッテリーBatLからとると、アッパFETドライバ
11の電源ラインの電位がアースラインの電位と等しく
なるため、アッパFETドライバ11は全く動作しなく
なってしまう、つまり、アッパFETドライバ11の電
源には、ロアFETドライバ12の電源に対していわゆ
る「ゲタをはかせる」必要がある。このような理由で、
アッパFETドライバ11.13のTLgをバッテリー
Battとは別電源としているのである。
トルク入力端子7に接続された全波整流回路31は、オ
ペアンプOP+ 、OP、 、ダイオードDq。
Dl。および抵抗から構成されている。ステアリングハ
ンドル100の右操舵時にトルク入力端子7に正電圧V
t+が入力されたときも、左操舵時にトルク入力端子7
に負電圧VL−が入力されたときも、全波整流回路31
の出力端子へには整流電圧V i 1 * V i z
 カ現’n 4110ウパスフイルタ32は、オペアン
プOPS、コンデンサC7および抵抗から構成されてい
る。オペアンプOP sの反転入力端子(−)は方形波
発振回路22の出力端子■に結合コンデンサChを介し
て接続されている。このロウパスフィルタ32は、方形
波のパルス信号S0を入力してその出力端子■に三角波
S、を出力する。
電圧比較回路33は、オペアンプOP1、可変抵抗vR
I、ダイオードD、および抵抗から構成されている。オ
ペアンプoPhの反転入力端子(−)は結合コンデンサ
CIを介してロウパスフィルタ32の出力端子■に接続
され、非反転入力端子(+)は全波整流回路31の出力
端子■に接続されている。
可変抵抗VR,はオペアンプOP、の反転入力端子(=
)に現れる三角波S1のレベルを調整するものである。
全波整流回路31の出力端子■に現れる整流電圧vi、
、vi、は非反転入力端子(+)に基!y雷電圧して入
力されている三角波S1のレベルと比較され、三角波S
1のレベルよりも高くなったときに出力端子■を“H”
レベルに、三角波S1のレベル以下のときに出力端子■
を1L″レベルにする。従って、出力端子■にはPWM
変調信号が出力される。
ドライブロジック回路34は、NAND回路Ns。
Nb、ワイヤドNAND回路Nツ、N、および抵抗から
構成されている。NAND回路N、の1入力端子Aは極
性判定回路21におけるダイオードD。
のカソードに接続され、NAND回路N6の1入力端子
Bは極性判定回路21におけるダイオードD2のカソー
ドに接続され、NΔND回路Ns、N&の他の1入力端
子はそれぞれ電圧比較回路33の出力端子■に接続され
ている。
右操舵時には極性判定回路21のダイオードD1が導通
しNAND回路N、のl入力端子が“11”レベルとな
るが、ダイオードDtは非導通であるためNAND回路
N、の1入力端子は“L”レベルとなる。従って、電圧
比較回路33の出力端子■に右操舵時の高速スイッチン
グ用のPWM変調信号が現れるとワイヤドNAND回路
N、の出力端子Cには右操舵時のPWM変調信号がその
まま出力されるのに対し、ワイヤドNAND回路Nsか
らの出力はない。
左操舵時には極性判定回路21のダイオードDtが導通
しNAND回路Nhの1入力端子が“H”レベルとなる
が、ダイオードD1は非導通であるためNAND回路N
、のl入力端子は“L”レベルとなる。従って、電圧比
較回路33の出力端子■に左操舵時の高速スイッチング
用のPWM変調信号が現れるとワイヤドNAND回路N
、の出力端子りには左操舵時のPWM変調信号がそのま
ま出力されるのに対し、ワイヤドNAND回路N、から
の出力はない。
プラス側ロアFETドライバ12は、NPN型のトラン
ジスタTry、PNP型のトランジスタTr1、ツェナ
ーダイオードZDS 、ZD、 、ダイオードI)+z
および抵抗から構成され、トランジスタTr?、Tr−
のベース接続点がドライブロジック回路34の出力端子
Cに接続され、トランジスタTr、のコレクタがリレー
接点Xa、電源入力端子6aを介してバッテリーB a
ttに接続されている。ツェナーダイオードZD%はF
ET2のゲート耐圧補償用、ダイオードD10.ツェナ
ーダイオードZD、はFET2のドレイン−ゲート間の
サージ吸収用である。FD、はFET2の内部のPN接
合を利用したフライホイール・ダイオードである。
出力端子Cが“H゛レヘルときはトランジスタT「、が
ONL、トランジスタT「、がOFFするため、FET
2のゲートがバイアスされてFET2が導通し、出力端
子Cが“L”レベルのときはトランジスタTryが0F
FL、トランジスタTr、がONするためFET2がカ
ントオフされる。従って、右操舵時高速スイッチング用
のロアFET2は、出力端子Cに現れる右操舵時のPW
M変調信号に基づいてドライブされる。
マイナス側ロアFETドライバ14は、NPN型のトラ
ンジスタTr、、 、PNP型のトランジスタTr1o
、ツェナーダイオードZD’+ 、ZDs 、ダイオー
ドDI3および抵抗から構成され、トランジスタ’l”
rg、Tr+。のベース接続点がドライブロジック回路
34の出力端子りに接続され、トランジスタTr、のコ
レクタがリレー接点Xa、電源入力端子6aを介してバ
ッテリーBattに接続されている。ツェナーダイオー
ドZD?はFET4のゲート耐圧補償用、ダイオードD
11.ツェナーダイオードZD、はFIET4のドレイ
ン−ゲート間のサージ吸収用である。FD、はFET4
の内部のPN接合を利用したフライホイール・ダイオー
ドである。
出力端子りが“HルベルのときはトランジスタTr、が
ONL、、トランジスタT r loがOFFするため
、FET4のゲートがバイアスされてFET4が導通し
、出力端子りが“L”レベルのときはトランジスタTr
、が0FFL、)ランジスタT「1.がONするためF
ET4がカントオフされる。従って、左操舵時高速スイ
ッチング用のロアFE74は、出力端子りに現れる左操
舵時のPWM変調信号に基づいてドライブされる。
リレー接点Xaと電源入力端子6aとの接続点とアース
との間に、メインスイッチPsと電源逆接続対策用のダ
イオードI)+aとリレーコイルXとが直列接続され、
リレーコイルXに逆起電流循環用のダイオード[)+s
が並列接続されている。C9は電源サージ吸収用のコン
デンサである。
軌−作 次に、上記構成の電動式パワーステアリングのモータ駆
動装置の動作を説明する。
メインスイッチPsをONにすると、リレーコイルXが
励磁されるのでリレー接点XaがONする。これによっ
て、モーフ駆動回路MDが能動状態となる。即ち、プラ
ス側ロアFETドライバ12とマイナス側ロアFETド
ライバ14に対してバッテリーB attから電源が供
給される。また、方形波発振回路22が駆動され、その
出力端子■に可聴周波領域よりも高い発振周波数FC=
20KHzの方形波のパルス信号S0が出力される。D
C−DCコンバータ23は、この発振出力を入力してV
cc=15VをDCIOVに変換する。その結果、プラ
ス側アッパFETドライバ11の入ノJ端子11.1間
にDCIOV電源が供給されるとともに、マイナス側ア
ッパFETドライバ13の入力端子J、に間にDC10
V電源が供給される。
第4図の波形図に示すように、ステアリングハンドル1
00を右方向(時計方向)に操舵し始めたとすると、伝
動機構102を介して操舵輪101が右方向に旋回され
る。このとき、トルクセンサTSが操舵トルクを検出し
、その操舵トルクに応じたレベルの正電圧Vt+を極性
判定回路21および全波整流回路31に出力する。極性
判定回路21は、正電圧Vt+の入力によってオペアン
プOPIの出力を“トI”レベル、オペアンプOPtの
出力を“L″レベルする。即ち、出力端子Aが“I(”
レベルとなって第1のフォトカプラPC1の発光ダイオ
ードLED、が発光し、フォトトランジスタPT、が導
通ずるため、プラス側アッパFETドライバ11の出力
端子が1H”レベルとなり、右操舵時導通保持用のアッ
パFETIを導通させる。
このFETIの導通は、トルクセンサTSから正電圧V
t″″が出力されている限り継続する。第2のフォトカ
プラPC2の発光ダイオードLEDzは消灯しているの
で左操舵時導通保持用のアッパFET3はOFFになっ
そいる。
一方、方形波発振回路22の出力端子■に現れた方形波
のパルス信号S0は、ロウパスフィルタ32によって三
角波S、に変換され、この三角波SIが電圧比較回路3
3におけるオペアンプOP、の反転入力端子(−)に基
準電圧として印加される。
トルク入力端子7に入力された正電圧Vt+は全波整流
回路31によって全波整流され、その出力端子■から整
流電圧Vilを出力する。この整流電圧Vi、が電圧比
較回路33において比較され、電圧比較回路33の出力
端子■に右操舵時のPWM変調信号として出力される。
このPWM変調信号は、ドライブロジック回路34によ
ってその出力端子Cのみから出力される。即ち、正電圧
Vt+の入力時には極性判定回路21の出力端子Aが“
H”レベルであるのに対し出力端子Bは“L”レベルと
なるためである。
以上のようにして、ステアリングハンドル100を右方
向に操舵している期間においては、右操舵時導通保持用
のアッパFETIが導通しかつこの導通状態を保持する
とともに、PWM変鋼変分信号ラス側ロアFETドライ
バ12に出力される。その出力端子が正電圧v【1のレ
ベルに対応するデユーティをもつPWM変調信号に応じ
て“H”。
“L′を繰り返すから、その“H”、“L”の周期で右
操舵時高速スイッチング用のロアFET2がON、OF
Fされる。
PWM変調信号は、その周波数が方形波発振回路22の
発振周波数F c =20KIIzと等しいが、そのデ
ユーティは、操舵トルクに比例する正電圧■L1のレベ
ル変動に伴って時々刻々と変化する。即ち、操舵トルク
が大きく正電圧Vt+のレベルが高いほどデユーティが
大きくなり、正電圧V(+のレベルが所定値を超えると
デユーティは100%となる。
いずれにしても、ステアリングハンドルlOOを右方向
に操舵して正電圧Vt+が入力されている期間では右操
舵時導通保持用のアッパFETIを常時的に導通させる
とともに、PWM変調信号が“■(”レベルのときに右
操舵時高速スイッチング用のロアFET2をONしてモ
ータMにモータ正転駆動電流!1を流し、PWM変調信
号が“L”レベルのときにロアFET2をOFFして駆
動電流1.をカットオフする。
このカットオフ中の動作を説明するために、モータ駆動
回路MDの要部のみを第5図に示す。第5図はフルブリ
ッジを構成する4つのFETI〜4とそれぞれの内部に
形成されているフライホイール・ダイオードFD、〜F
D、とモータMとバッテリーB attを示す。
モータ正転駆動電流r1がバッテリーBatt −=ア
ンパFETI→モータM→ロアFET2→バッテリーB
 attの経路を流れている状態で、PWM変調信号の
″Hルベルから“Lルベルのi化によってロアFE72
がOFFすると、モータ正転駆動電流■1はゼロとなる
。しかし、モータMに流れる電流は一気゛にゼロとなる
のではない。
即ち、モータ正転駆動電流■、をカットオフしたことに
伴ってモータMのコイルに誘起される誘導起電力によっ
てモータMには誘導電流II+が流れる。この誘導電流
!、は、モータM→OFF状態にあるアッパFET3の
フライホイール・ダイオードFD3→ON状態にあるア
ッパFETI→モータMの循環経路を流れる。即ち、誘
導電流I11がモータMを流れる方向は、その直前まで
モータMに流れていたモータ正転駆動電流■1の方向と
同じである。
即ち、第6図に示すように、全波整流回路31から出力
された整流電圧Vi、と三角波S1との比較において、
整流電圧vi1が三角波SIよりも高いときにPWM変
調信号が出力される。PWM変調信号の“H”レベルの
期間ではモータ駆動電流I、が流れる。“L”レベルの
期間ではモータ駆動電流■1に代えて誘導電流I11が
流れる。
この誘導電流Illは次第に減少するが、PWM変調信
号の周波数Fcが高いため、誘導電流■。
がゼロになるまでにPWM変調信号の次の“Hルベルの
信号がFE72に印加されて再びモータ正転駆動電流1
1が流される。つまり、フライホイール・ダイオードに
よる電流継続効果を有効に利用して応答性を高めている
可聴周波領域の周波数でロアFETをON、OFF制御
する場合には、V、導電流がゼロまたはほぼゼロになっ
た後にモータ駆動電流が流れるため、フライホイール・
ダイオードによる電2Ii81!続効果を有効利用する
ことができず、トルクセンサTSからの入力信号のレベ
ルに対するモータの出力トルクのリニアリティが悪いも
のとなる。可聴周波領域よりも低い周波数でON、OF
F制御する場合は、リニアリティが一層悪くなる。
これに対し、本実施例の場合は、可聴周波領域よりも高
い周波数Fc=20KIIzでロアFET2をON、0
FFff+ll?卸するから、フライホ・イール・り′
イオードFD!による電流継続効果を有効利用すること
ができ、前記のリニアリティが優れたものとなる。
トルクセンサTSからの人力信号のレベルに対するモー
タMの出力トルクのりニアリティの程度を見てみると、
第7図に示すように、アッパFETとロアFETとを同
時的にON、OFF制御する場合には、40 fizで
はりニアリティが非常に優れているが、400Hz、 
10KHz、 20Kl(zと周波数が高くなるにつれ
てリニアリティが次第に悪くなる。
トルクセンサからの入力信号のレベルは、ドライバがス
テアリングハンドルに与えた操舵力に比例するから、結
局、操舵力に対するモータMの出力トルクのリニアリテ
ィが悪いことになり、ドライバの手が受ける操舵感覚が
ぎこちないものとなる。つまり、ロアFETをON、O
FF制御する周期が長いために、ドライバがステアリン
グハンドルに与えた操舵力に対するモータMの出力トル
クの応答性が悪い。
リニアリティを良好にするには、例えば20 K Il
zの場合、その特性と丁度逆の特性をもつ補償回路を付
加しなければならないが、そのような特性の補償回路は
非常に複雑なものとなる。
ところが、本実施例の場合は、アッパFETを常時的に
ONに保った状態でロアFETをON。
OFF制御するから、20 K Ilzにおいてもリニ
アリティが優れたものとなっている。トルクセンサTS
からの入力信号のレベルは、ドライバがステアリングハ
ンドル100に与えた操舵力に比例するから、操舵力に
対するモータMの出力トルクのりニアりティが優れてい
ることになり、ドライバの手が受ける操舵感覚が良好な
ものとなる。つまり、ステアリングの操作性が良い。換
言すれば、ロアFETをON、OFF制御しているにも
かかわらず、あたかもアナログ的に制御しているかのよ
うな操舵感覚をドライバに与えることができる。
加えて、20 K fizは可聴周波領域よりも高い周
波数であるため、ON、OFF制御に伴う振動音の発生
もない。
以上の動作説明は右操舵時についてのものであるが、左
操舵時も同様の動作が行われる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第7図は本発明の実施例に係り、第1図は
電動式パワーステアリング機構の概略構成図、第2図は
モータ駆動装置のブロック回路図、第3図はモータ駆動
装置の具体的な回路図、第4図は動作説明に供する波形
図、第5図はフルブリフジ部分を抜粋した概略の回路図
、第6図はフライホイール・ダイオードによる電流継続
効果を示す波形図、第7図は入力トルクに対する出力ト
ルクのりニアリティを説明する特性図である。 1・・・右操舵時導通保持用の 第1のスイッチング素子 2・・・右操舵時高速スイッチング用の第2のスイッチ
ング素子 3・・・左操舵時導通保持用の 第3のスイッチング素子 4・・・左操舵時高速スイッチング用の第4のスイッチ
ング素子 M・・・ステアリングモータ 22・・・発振回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)右操舵時導通保持用の第1のスイッチング素子と
    右操舵時高速スイッチング用の第2のスイッチング素子
    と左操舵時導通保持用の第3のスイッチング素子と左操
    舵時高速スイッチング用の第4のスイッチング素子とを
    ステアリングモータに対してフルブリッジを構成する状
    態に接続してなるブリッジ回路と、 右操舵トルクの検出に基づいて前記第1のスイッチング
    素子を導通しかつこの導通状態を保持するよう制御し、
    左操舵トルクの検出に基づいて前記第3のスイッチング
    素子を導通しかつこの導通状態を保持するように制御す
    る導通保持制御部と、可聴周波領域よりも高い周波数で
    発振する発振回路と、 この発振回路の発振周波数に基づいて右操舵トルクの大
    きさに応じたデューティのパルス幅変調信号をつくりか
    つこのパルス幅変調信号に基づいて前記第2のスイッチ
    ング素子を高速スイッチングし、前記発振回路の発振周
    波数に基づいて左操舵トルクの大きさに応じたデューテ
    ィのパルス幅変調信号をつくりかつこのパルス幅変調信
    号に基づいて前記第4のスイッチング素子を高速スイッ
    チングするように制御する高速スイッチング制御部と、 前記第1ないし第4のスイッチング素子のおのおのに並
    列接続されたフライホイール・ダイオード とを備えた電動式パワーステアリングのモータ駆動装置
  2. (2)前記4つのスイッチング素子のそれぞれがパワー
    MOS・FETであり、前記フライホイール・ダイオー
    ドが前記各パワーMOS・FETの内部に構成されてい
    るPN接合で兼用されている特許請求の範囲第(1)項
    記載の電動式パワーステアリングのモータ駆動装置。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5963264A (ja) * 1982-10-05 1984-04-10 Aisin Seiki Co Ltd 電動パワ−ステアリング装置
JPS61271168A (ja) * 1985-05-27 1986-12-01 Honda Motor Co Ltd 電動式パワ−ステアリング装置の電動機駆動回路

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