JPS63173569A - ペーパー供給機構付ドラム型食品成型機 - Google Patents

ペーパー供給機構付ドラム型食品成型機

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JPS63173569A
JPS63173569A JP62004639A JP463987A JPS63173569A JP S63173569 A JPS63173569 A JP S63173569A JP 62004639 A JP62004639 A JP 62004639A JP 463987 A JP463987 A JP 463987A JP S63173569 A JPS63173569 A JP S63173569A
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food
paper
drum
forming drum
cam
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Takeshi Okamoto
武司 岡本
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NIPPON KIYARIA KOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、食品成型別、すなわち、挽肉、魚肉等の練り
物を用いてパティ、ハンバーグ、コロッケ、がんもどき
、はんぺん等の食品を成型する装置に関する。
より詳しくは、本発明は、フレームと、該フレームに回
転可能に支承され、円筒周面に食品成型凹部が形成され
たフォーミングドラムとがらなり、食品成型凹部が上方
に位置すると成型用食品材料が充填され、フォーミング
ドラムの回転につれて食品成形凹部が下方に位置すると
カム作動される押出板により成型した食品が押出される
ようにしたドラム型食品成型機であって、充填位置と押
出し位置との中間位置に成型凹部に充填された食品の表
面にパーチメントペーパーを供給する機構が設けられた
ドラム型食品成型機に関する。
〔従来の技術〕
公知のドラム型食品成型機においては、第8図に示すよ
うに、本体内部に内蔵した電動モータ(図示せず)から
Vベルト等の電動部材(図示せず)を介して動力が減速
濾2に伝達され、更に、フレーム1に伝達される。
フレーム1に伝達された動力は、例えば特開昭57−1
05171号公報に開示された伝31!機構を軽で、フ
レーム1から水平に突出した回転軸4およびフレーム1
の上部に設けられたホッパー3内の回転羽根(図示せず
)に伝達される。
回転軸4には蝶ナツト8によりフォーミングドラム5が
固定されている。フォーミングドラム5は円筒状に形成
されており、その円筒周面に成型する食品(パティ、ハ
ンバーグ、コロッケ、がんもどき、はんぺん等)の形状
に応じて適宜な形状をした食品成型凹部5aが形成され
ている。
食品成型凹部5aが上方に位8するとホッパー3から食
品成形凹部5aに成型用食品材料が充填され、フォーミ
ングドラム5の回転につれて食品成形凹部5aが下方に
位置すると、例えば実開昭58−21289号公報に開
示されているように、内蔵されたカム機構(図示せず)
によりカム作動される押出板(図示せず)により成型し
た食品が食品成形凹部5aから押出される。
フォーミングドラム5の下方にプーリ6が回転可能に設
けられ、ベルト7がプーリ6に張架されている。前述の
ようにフォーミングドラム5から押出された成形食品は
、ベルト7の上に直接載置され移送される。
なお、フォーミングドラム5から成型食品を切離すため
のワイア10がブラケット9により支承されている。
上述のようにして成型された晩肉や魚肉の練り物からな
るパティ、ハンバーグ、コロッケ、がんもどき、はんぺ
ん等は粘りがあるので、これらを収納容器に収納した際
に成形食品の底部が収納容器にくっついてしまうことが
ある。この問題はパティ、ハンバーグにおいて特に顕著
である。また、輸送時や冷凍処理時に成型食品を重ねて
輸送効率や冷凍効率を高めようとすると、成型食品(特
にパティ、ハンバーグ)の粘りにより互いにくっつき大
きな塊になってしまう。
上述のような収納容器に成型食品がくっついたり成型食
品同士がくっつくという問題は、例えば硫酸紙からなる
パーチメントペーパーを成型食品の下に敷くことにより
防止できることが知られている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、従来のドラム型食品成型機は、設置スペ
ースに余裕がなく、また本体の運動とのタイミングが取
り難いために、成型食品の底部にパーチメントペーパー
を敷く機構を具備していない。従って、従来のドラム型
食品成型機で成型された食品の処理に際しては、 ア、成型食品を重ねないままで各食品の表面が粘らなく
なる程度に焼き、その後に冷凍処理したり、イ、成型食
品をコンベアベルトから容器に収納する際に人手により
パーチメントペーパーーを敷き積み重ねたりすることが
行なわれている。
しかし、前者の方法では各成型食品を平面状に拡げた状
態で表面を炊くため、処理効率が良くなく、また、冷凍
する工程の前に焼く工程が必要なため煩瑣である。また
、接置の方法では、人手によりパーチメントペーパーを
敷くために効率がよくないという問題がある。
なお、上述のように円筒周面に食品成型凹部を具備し一
方向に回転するフォーミングドラムの代りに、食品成型
凹部を具備した平板状のモールディングプレートをホッ
パーの下部位置とコンベアの上部位置との間で水平方向
に往復動させ、ホッパーから食品成型凹部に充填された
食品をコンベアの上部において上下動する押出板により
コンベアに押出すようにしたプレート型食品成型目にあ
つでは、ドラム型成型機に比べてスペースに余裕がある
ので、パーチメントペーパーを供給するようにしたもの
がある。
すなわち、コンベアベルトの近傍に積み重ねたパーチメ
ントペーパーのスタッカを設け、真空吸引ヘッドにより
スタッカの上置からパーチメントペーパーを一枚ずつ真
空吸引し、次いで真空吸引ヘッドをコンベアベルトの上
方へ移動し、そこで真空を断つことにより、パーチメン
トペーパーをコンベアベルト上に落すものである。
しかし、この装置は、スタッカや真空吸引ヘッドを必要
とする上に、falねたパーチメントペーパーの上面が
常置定位置にあるようにスタッカに上昇および定し!f
 装着I till装置を内蔵させ、真空吸引ヘッドに
真空の吸引、断を制御する装置を内蔵さける必要があり
、装置の設置スペースが大きくなり、成型様本体とのタ
イミングの)!肋を取る必要がある。従って、本発明が
目的としているドラム型食品成型機に適用することは困
難である。
〔発明の目的〕
本発明は、スタッカや真空吸引ヘッドを必要とせず、フ
ォーミングドラムの回転により食品成型凹部に充填され
た食品の表面にパーティヨンペーパーを供給付着させる
ことができ、構造が簡単で調整が容易に行えるバーチメ
ン1−ペーパー供給虐構付ドラム型食品成型(;1を提
供することを目的とする。
(問題点を解決するための平日) 本発明においては、上記の目的を、フレームと、該フレ
ームに回転可能に支承され、円筒周面に食品成型凹部が
形成されたフォーミングドラムとからなり、食品成型凹
部が上方に位置する際に成型用食品材料が充填され、下
方に位置する際に成型した食品が押出されるようにした
ドラム型食品成型機において、舶記充項位置と押出し位
置との中間に位置するペーパー供給位置において成型凹
部に充填された食品の表面にパーチメントペーパーを供
給する機構が設けられ、該機構は、前記ペーパー供給位
置の上方にて前記フレームに設けられた支軸によ・り振
子状に回動自在に支承されたペーパーボックス、前記フ
ォーミングドラムに設けられ、前記食品成型凹部に対応
したカム面を具備したカム、前記ペーパーボックスに設
けられ前記カムに接触してペーパーボックスを振子運動
させるカムフォロアおよびパーチメントペーパーをフを
一ミングドラムに向けて押圧する押圧板からなり、該押
圧板の上部に形成されたガイド穴にガイド捧が貫挿され
、該ガイド棒はペーパーボックスの上部位置に取付けら
れ、ガイド棒に装着されたスプリングにより押圧板が前
記フォーミングドラムに向けて付勢されているパーチメ
ントペーパー供給礪構付ドラム型食品成型機により達成
する。
(実施例〕 以下、図面に基づき本発明の詳細な説明する。
本発明に係るドラム型食品成型機の本体は従来装置(例
えば第8図に図示したものでもよくその他の形式でも良
い)と同林であるので、その説明は省略する。なお、従
来のドラム型食品成型機本体を改造してもよく、新たに
成型機本体を製作してもよい。
本発明のパーチメントペーパー供給機構は、ホッパー3
の直下方の充填位置とコンベアベルト7の直上方の押出
し位置との中間(ペーパー供給位置)において成型凹部
に充填された食品の表面にパーチメントペーパーを供給
するものである。すなわち、本発明のパーチメントペー
パー供給機構は、フォーミングドラt、 5の回転に連
れてホッパー3の下方からコンベアベルト7の上方に移
動する食品成型凹部5aの外側に臨む位l!!(第8図
の食品成型凹部5aの右側位置)に設けられている。
平面形状がコの字状をしたブラケット11が、第1図に
示すように、ボルト24によりペーパー供給位置の上方
のフレーム1に取付けられている。
ブラケット11に支軸12が設けられ、支軸12により
ペーパーボックス13の上部が支承されており、ペーパ
ーボックス13は振子状に回動自在である。なお、第3
図に示すようにブラケット11の下部11aに衝接面を
形成し、必要に応じ更に調節ボルト14を螺合し、ペー
パーボックス13の左側上部に止着した支持板15を衝
接面または調部ボルト14に衝接することによりペーパ
ーボックス13の回肋伍を調整することが好ましい。
ペーパーボックス13はほぼ箱形状をしており、フォー
ミングドラム5に対向する面はフォーミングドラム5の
周面に合せて符号13bで示すように円弧状に削り込ま
れている。
フォーミングドラム5には平面カム35が取着されてい
る。カム35はフォーミングドラム5の外周面とほぼ等
しい円周部35bおよび食品成型凹部5aに対応して削
り込まれたカム而35aを具(1している。
ペーパーボックス13に設けられたレバー28の先端に
カムフォロア27が回転可能に支承されている。
ブラケット11に突設されたビン11bとペーパーボッ
クス13の上部に突設したビン13cとの間に引張りス
プリング23が張架されており、引張りスプリング23
のばね力によりペーパーボックス13が支軸12の回り
に時計方向に付勢されており、カムフォロア27がカム
35に接触されている。
なお、ペーパーボックス13に対するレバー28の角度
を調整しカムフォロア27とカム35との相対位置を調
整可能としているが、この調整1ffi横については第
7図を参照して後述する。
また、上記ビン11bに回動可能に支承されたフック状
レバー38は、パーチメントペーパーを供給しないとき
に、先郊゛;のフック部をビン130に係止して、本発
明のパーチメントペーパーの供給癲構をフォーミングド
ラム5から引離して不作動状態とするものである。
第3図に示すように、ペーパーボックス13の内部には
パーチメントペーパー36をフォーミングドラム5に向
けて付勢する押圧板20が設置)られている。
押圧板20は適度の弾性を有する金属板、樹脂板等から
なり、その上部に適度の厚みを有するボス20aが一体
にまたは溶接もしくは接着により止着されている。
押圧板20とボス20aにガイド穴20bが穿設され、
ガイド穴20bにガイド棒17がi貫挿されている。
ガイド棒17の後端(第3図の右端)には逆し字状断面
形状をしたペーパーボックス係止部材16が螺合または
♂綴付されている。係止部材16には固定用のポル1〜
25が上向きに植設されている。なお、係止部材16と
ボルト25とを一体に形成してもよい。
ボス20aとペーパーボックス係止部材16との間に圧
縮スプリング19が装着され、圧縮スプリング19によ
り押圧板20が矢印Eに示すようにガイド棒17に沿っ
て付勢されており、バーチメンミルペーパー36をフォ
ーミングドラムに向けて前進させるようにしている。
ペーパーボックス13の左側上部に支持板15が止着さ
れており、支持板15にガイド棒17の先端を挿入する
小孔15aが形成されている。
また、ペーパーボックス13の右端には、第6図に示す
ように、ボルト25挿入用のU字状の切欠13aと、ボ
ルト25に螺合するナツト26の座13Cが形成されて
いる。
多数のバーチメン1−ペーパー36を積重ね、その一端
部に小孔36a(第10図参照)を穿ち、その小孔36
aにガイド捧17を通し、ガイド捧17の先端を支持板
15の小孔15aに挿入しつつ、ボルト25をU字状切
欠13aに挿入してナツト26を締めることにより、押
圧板20がペーパーボックス13の上部位置に取付けら
れ、支持板15と押圧板20との間のパーチメントペー
パー36が押圧板20によりフォーミングドラム5に向
けて付勢される。
なお、押圧板20の上部に形成したボス20aにガイド
捧17を挿入しているので、フォーミングドラム5から
押圧板20の下方に、矢印Fで示すように、反力を受け
た場合には、ガイド穴20bとガイド棒17との間でこ
ねた状態となり、押圧板20はガイド捧17に対して固
定した状態となり(すなわち圧縮スプリング19が撓ま
ず)、前述のペーパーボックス13に取付けた引張りス
ブリング23のばね力が押圧板20を介してパーチメン
トペーパー36に作用し、バーチメンl−ペーパー36
をしっかりとフォーミングドラム5の周面に押圧させる
ことができる。
パーチメントペーパー36のフォーミングドラム5への
押圧力の調整は、押圧板20の弾性により調節してもよ
いし、前述した廚接面に螺合した調節ボルト14と支持
板15との接触状態を調「して行ってもよい。
ガイド!i17の先端17aは第4図および第5図に示
すようにほぼ三角形断面に形成してパーチメントペーパ
ー36の供給時にガイド棒17からの引き千切りが確実
に行なわれるようにしている。
従って、第3図に示すようにガイド棒17をペーパーボ
ックス13に装着した際に、三角形断面の後端部分が僅
かに支持板15の内側に臨むように長さJを選定するこ
とが好ましい。
ガイド棒17に平行する補助ガイド棒21がボス20a
に螺着または宕綴付され、その後端が支持部材16に形
成した小孔16aから外部に突出している。補助ガイド
捧21の後端には摘み22を螺着または接着している。
摘み22はパーチメントペーパーの残量を示す。また、
押圧板20をペーパーボックス13に脱着する際には、
補助ガイド棒21の後端を押えることにより、スプリン
グ19により押圧板20がパーチメントペーパーー36
を押出さないようにすることができる。
次に第7図を参照して、−ペーパーボックス13に対す
るレバー28の角度を調整しカムフォロア27とカム3
5との相対位置を調整するv3構につき説明する。
レバー28はL字状をしており、ビン29によりペーパ
ーボックス13に回動可能に設けられている。
前述のようにペーパーボックス13がら突出したレバー
28の先端にカムフォロア27が回転可能に支承されて
いる。レバー28の他端部に小孔28aが形成されてい
る。なお、小孔28aを穿つ代りに端部をU字状に形成
してもよい。
ペーパーボックス13の左側壁面に、例えば方形断面の
開口13dが形成され。開口13(Iに、同じく方形断
面をしており内部に右めねじを螺設したロッド33が、
軸線の回りに回転せず軸線方向に移動可能に、遊貫挿さ
れている。なお、開口13dおよびロッド33を共に円
形断面とし、回り止めのビンを設けても良い。ロッド3
3の右側先端は球面形状としている。
ペーパーボックス13の右側壁面に形成した小孔13e
からねじ部材30を挿入し、レバー28の小孔28aを
貫通させてロッド33のめねじに螺合させている。摘み
34はねじ部材30を回転させるものである。
ペーパーボックスの右側壁面の内側とレバー28との間
に圧縮スプリング31およびワッシャー32を装着して
、レバー28をビン29の回りに反a1計方向に付勢し
ている。
なお、カム35の回転によりカムフォロア27に作用す
る力は、カムフォロア27を押下ぼるように作用するの
で、この際にレバー28は剛体のロッド33の先端に押
付けられ、カム35の回転力によりスプリング31が填
んでレバー28が回動することはない。
カム35に対するカムフォロア27の微調整は次のよう
に行う。摘み34を時計方向に回転させるとロッド33
が右方向に移動し、レバー28が時計方向に回動してカ
ムフォロア27が上方に移動する。これによリーカム3
5とカムフォロア27とのタイミングを進めることがで
きろ。撓みを逆方向に回転させる。とタイミングを遅ら
せることができる。
〔作用] 以上の構成とした本発明の作用を第9図を参照して説明
する。なお、ム〕9図においてはカム35およびカムフ
ォロア27を省略している。
第9図(a)に示すJ7うに、従来のドラム型食品成型
機と同様に、フォーミングドラム5に形成した食品成型
凹部5aがホッパー3の直下方に位置している際に、挽
肉、魚肉の練り物等の食品材料37が矢印Bのように食
品成型凹部5aに充填される。この際に、カムフォロア
27はカム35の円周部35bに接触しており、ペーパ
ーボックス13はフォーミングドラム5の周面から離れ
て位置している。
フォーミングドラム5が回転し、食品成型凹部5aがパ
ーチメントペーパー供給位置に達すると、カムフォロア
27がカム35のカム而35a(第1図)に沿って移動
する。これにより、引張りスプリング23のばね力によ
り、第9図(b)に示すように、ペーパーボックス13
が支軸12の回りに振子状に揺動し、支軸12の下方に
あるパーチメントペーパー36がフォーミングドラム5
に向けて押圧され、食品成型凹部5aに充填された食品
37の表面にパーチメントペーパー36が紙面に直交す
る方向に線状に接触する。この際に、押圧板20を第3
図を参照して説明したように特別な構成としているので
、フォーミングドラム5からの反力(第3図の矢印F)
により押圧板20が後退しない。パーチメントペーパー
36は引張りスプリング23のばね力および押圧板20
の弾性により、食品成型凹部5a内の食品37にしっか
つと押付けられ、食品37の表面の粘着力によりパーチ
メントペーパー36は食品37の表面に粘着する。
フォーミングドラム5が更に回転すると、先端のパーチ
メントペーパー36は食品37の表面に粘着しているの
で、食品成型凹部5aの回転に連れて引っ張られ、ガイ
ド棒17が貫挿された小孔36a(第10図)の端部が
引き千切られ、第9図(C)に示すように、食品37と
ともに引き出される。
一番前、すなわちフォーミングドラム5の最も近くに位
置していたバーチメンi・ペーパー36が引き出される
と、圧縮スプリング23により押圧板20およびパーチ
メントペーパー36がガイド棒17に沿ってフォーミン
グドラム5に向かって前進される。
第9EI(d)に示すように、食品成形凹部5aがコン
ベアベルト7の上方に位置するまでに、例えば実開昭5
8−21289号公報に開示されているように、内蔵さ
れたカム機構(図示せず)によりカム作動される押出板
(図示せず)により成型した食品37が食品成形凹部5
aから押出され(矢印C)、フォーミングドラム5の周
面の近傍に設けられたワイア1oにより成型食品37は
押出し仮から切離される。
この結果、第9図(e)に示すように、フォーミングド
ラム5から押出された成形食品37は、プーリ6に張架
され矢印H方向に移動しているコンベアベル1〜7上に
、バーチメン]・ペーパー37が下に敷かれた状態で、
載置され移送される。
以下、同様にして、パーチメントペーパー36の上に成
型食品37が載置される。
成型食品37をパーチメントペーパー36の上に置く際
には、第10図に示すように、パーチメントペーパー3
6の中央部に成型食品37が位置するように調整するこ
とが好ましい。
成型食品37の位置が第10図で右または左にずれてい
る場合には、第7図を参照して説明したように摘み34
を回すことにより、カム35とカムフォロア27の相対
位置を調整してタイミングの調整を行う。
また、ペーパーボックス13がフォーミングドラム5に
向けて振子状に運動した際に、成型食品37の先端部と
中心部Oとのほぼ中間位置で、第10図に二点鎖線Iで
示すように、パーチメントペーパー36がフォーミング
ドラム5にの食品成型凹部5aの食品37に線状に接触
するように調整することが好ましい。接触位置がこの状
態より先端側に位置していると、接触長さが不充分とな
り食品との粘着力が足らずパーチメントペーパー36の
引出しが良好に行えないことがある。逆に接触位置がこ
の状態より中心0側にずれていると、食品に粘着してい
ない先端部分が長くなり、フォーミングドラム5の回転
時にその先端部が折れ曲る場合がある。
〔発明の効果〕
本発明においては、振子状に支承したペーパーボックス
に設けたカムフォロアを、フォーミングドラム5に設け
たカムに、引張りスプリングによって押圧するとともに
、ペーパーボックス内には、フォーミングドラムへ向け
てパーチメントペーパーを付勢し且つフォーミングドラ
ムからの反力に対してはほぼ固定状態となるように、押
圧板を設けている。従って、本発明により、フォーミン
グドラムの回転により食品成型凹部に充填された食品の
表面にパーチメントペーパーを確実に供給付着させるこ
とができ、スタッカや真空吸引ヘッドを必要とせず、構
造が簡単で調整が容易に行えるパーチメントペーパー供
給機構付ドラム型食品成型機が提供される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の正面図、第2図は第1図の右
側面図、第3図は第2図の■−■線に沿う断面図、第4
図は第3図に示したガイド棒の先端部の側面図、第5図
は第4図のV−v線に沿う断面図、第6図は第3図の矢
印■方向に見た断面図、第7図は第2図の■−■線に沿
う断面図、第8図は従来のドラム型食品成型機の斜視図
、第9図(a)〜(e)は本発明の実施例の作用を説明
する概略正面図、第10図は本発明により製造したパー
チメントペーパー上の成型食品の平面図である。 1・・・フレーム、     3・・・ホッパー、4・
・・回転軸、 5・・・フォーミングドラム、 5a・・・食品成型凹部、 6・・・プーリ、7・・・
ベルト、     11・・・ブラケット、12・・・
支軸、     13・・・ペーパーボックス、13a
・・・U字状の切欠、13C・・・座、15・・・支持
板、    15a・・・小孔、16・・・ペーパーボ
ックス係止部材、17・・・ガイド棒、    19・
・・圧縮スプリング、20・・・押圧板、    20
a・・・ボス、20b・・・ガイド穴、   23・・
・引張りスプリング、26・・・ナツト、     2
7・・・カムフォロア、28・・・レバー、    3
5・・・平面、35a・・・カム面、   35b・・
・円周部、36・・・パーチメントペーパー、 36a・・・小孔、    37・・・成型食品。 手続補正書 昭和62年特許願第004639 号 2、発明の名称 ペーパー供給機構付ドラム型食品成型機(新名称) 3、補正をする者 事件との関係          特許出願人任 所 
〒791    愛媛県松山市東垣生町980番地5名
称    株式会社日本キャリア工業4、代理人 氏名    弁理士(7765)山本菊枝5、補正の対
象 明細G全文 6、補正の内容 明m書全文を別紙の通り補正する。 7、添付Gmの目録 全文補正明細書       1 通 明    細    書 1、発明の名称 ペーパー供給機構付ドラム型食品成型は2、特許請求の
範囲 1、フレームと、該フレームに回転可能に支承され、円
筒局面に食品成型凹部が形成されたフォーミングドラム
とからなり、食品成型凹部が上方に位置する際に成型用
食品材料が充填され、下方に位置する際に成型した食品
が押出されるようにしたドラム型食品成型機において、
前記充填位置と押出し位置との中間に位置するペーパー
供給位置において成型凹部に充填された食品の表面にペ
ーパーを供給する機構が設けられ、該機構は、前記ペー
パー供給位置の上方にて前記フレームに設けられた支軸
により振子状に回動自在に支承されたペーパーボックス
、前記フォーミングドラムに設けられ、前記食品成型凹
部に対応したカム面を具備したカム、前記ペーパーボッ
クスに設けられ前記カムに接触してペーパーボックスを
振子運動させるカムフォロアおよびペーパーをフォーミ
ングドラムに向けて押圧する押圧板からなり、該押圧板
の上部に形成されたガイド穴にガイド棒が貫挿され、該
ガイド棒はペーパーボックスの上部位置、に取付けられ
、ガイド棒に装着されたスプリングにより押圧板が前記
フォーミングドラムに向けて付勢されていることを特徴
とするペーパー供給ぼ構付ドラム型食品成型機。 3、発明の詳細な説明 〔産業上の利用分野〕 本発明は、食品成型機、すなわち、挽肉、魚肉等の練り
物を用いてパティ、ハンバーグ、コロッケ、がんもどき
、はんぺん等の食品を成型する装置に関する。 より詳しくは、本発明は、フレームと、該フレームに回
転可能に支承され、円筒周面に食品成型凹部が形成され
たフォーミングドラムとからなり、食品成型凹部が上方
に位置すると成型用食品材料が充填され、フォーミング
ドラムの回転につれて食品成形凹部が下方に位置すると
カム作動される押出板により成型した食品が押出される
ようにしたドラム型食品成型機であって、充填位置と押
出し位置との中間位置に成型凹部に充填された食品の表
面にパーチメントペーパーのようなペーパーを供給する
機構が設けられたドラム型食品成型筬に関する。 (従来の技術) 公知のドラム型食品成型別においては、第8図に示すよ
うに、本体内部に内蔵した電動モータ(図示せず)から
Vベルト等の電動部材(図示せず)を介して動力が減速
R2に伝達され、更に、フレーム1に伝達される。 フレーム1に伝達された動力は゛、例えば特開昭57−
105171号公報に開示された伝達1構を経て、フレ
ーム1から水平に突出した回転軸4およびフレーム1の
上部に設けられたホッパー3内の回転羽根(図示せず)
に伝達される。 回転軸4には蝶ナツト8によりフォーミングドラム5が
固定されている。フォーミングドラム5は円筒状に形成
されており、その円筒周面に成型する食品(パティ、ハ
ンバーグ、コロッケ、がんもどき、はんぺん等)の形状
に応じて適宜な形状をした食品成型凹部5aが形成され
ている。 食品成型凹IWSaが上方に位がするとホッパー3から
食品成形凹部5aに成型用食品材料が充填され、フォー
ミングドラム5の回転につれて食品成形凹部5aが下方
に位置すると、例えば実開昭58−21289号公報に
開示されているように、内蔵されたカム機構〈図示せず
)によりカム作動される押出板(図示せず)により成型
した食品が食品成形凹部5aから押出される。 フォーミングドラム5の下方にプーリ6が回転可能に設
けられ、ベルト7がプーリ6に張架されている。前述の
ようにフォーミングドラム5から押出された成形食品は
、ベルト7の上に直接載置され移送される。 なお、フォーミングドラム5から成型食品を切離すため
のワイア10がブラケット9により支承されている。 上;ホのようにして成型された挽肉や魚肉の練り物から
なるパティ、ハンバーグ、コロッケ、がんもどき、はん
ぺん等は粘りがあるので、これらを収納容器に収納した
際に成形食品の底部が収納容器にくっついてしまうこと
がある。この問題はパティ、ハンバーグにおいて特に顕
著である。また、輸送時や冷凍処理時に成型食品を重ね
て輸送効率や冷凍効率を高めようとすると、成型食品(
特にパティ、ハンバーグ)の粘りにより互いにくっつき
大きな塊になってしまう。 上述のような収納容器に成型食品がくっついたり成型食
品同士がくっつくという問題は、例えば硫酸紙(所謂パ
ーチメントペーパー)のようなペーパーを成型食品の下
に敷くことにより防止できることが知られている。 〔発明が解決しようとする問題点〕 しかしながら、従来のドラム型食品成型機は、設置スペ
ースに余裕がなく、また本体の運動とのタイミングが取
り難いために、成型食品の底部にパーチメントペーパー
のようなペーパーを敷く■構を具備していない。従って
、従来のドラム型食品成型機で成型された食品の処理に
際しては、ア、成型食品を重ねないままで各食品の表面
が粘らなくなる程度に焼き、その後に冷凍処理したり、
イ、成型食品をコンベアベルトから容器に収納する際に
人手によりパーチメントペーパー等のペーパーを敷き積
み重ねたりすることが行なわれている。 しかし、前者の方法では各成型食品を平面状に拡げた状
態で表面を焼くため、処理効率が良くなく、また、冷凍
する工程の前に焼く工程が必要なため煩瑣である。また
、後者の方法では、人手によりパーチメントペーパーを
敷くために効率がよくないという問題がある。 なお、上述のように円筒周面に食品成型凹部を具備し一
方向に回転するフォーミングドラムの代りに、食品成型
凹部を具備した平板状のモールディングプレートをホッ
パーの下部位置とコンベアの上部位置との間で水平方向
に往復動させ、ホッパーから食品成型凹部に充填された
食品をコンベアの上部において上下動する押出板により
コンベア【:皿出すよ−11【、′″]またプ1ノーh
鱈台凪膚引1.−ムっては、ドラム型成型機に比べてス
ペースに余裕があるので、パーチメントペーパーを供給
するようにしたものがある。 すなわち、コンベアベルトの近傍に積み重ねたパーチメ
ントペーパーのスタッカを設け、真空吸引ヘッドにより
スタッカの上部からパーチメントペーパーを一枚ずつ真
空吸引し、次いで真空吸引ヘッドをコンベアベルトの上
方へ移動し、そこで真空を断つことにより、パーチメン
トペーパーをコンベアベルト上に落すものである。 しかし、この装置は、スタッカや真空吸引ヘッドを必要
とする上に、積重ねたパーチメントペーパーの上面が常
時定位置にあるようにスタッカに上昇および定位M M
#装置を内蔵さぜ、真空吸引ヘッドに真空の吸引、断を
制御する装置を内蔵させる必要があり、装置の設置スペ
ースが大きくなり、成型機本体とのタイミングの連動を
取る必要がある。従って、本発明が目的としているドラ
ム型食品成型機に適用することは困難である。 〔発明の目的〕 本発明は、スタッカや真空吸引ヘッドを必要とせず、フ
ォーミングドラムの回転により食品成型凹部に充填され
た食品の表面にパーチメントペーパーのようなペーパー
を供給付着させることができ、構造が簡単で調整が容易
に行えるパーチメントペーパー供給機構付ドラム型食品
成型機を提供することを目的とする。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明においては、上記の目的を、フレームと、該フレ
ームに回転可能に支承され、円筒周面に食品成型凹部が
形成されたフォーミングドラムとからなり、食品成型凹
部が上方に位置する際に成型用食品材料が充填され、下
方に位置する際に成型した食品が押出されるようにした
ドラム型食品成型機において、前記充填位置と押出し位
置との中間に位置するペーパー供給位置において成型凹
部に充填された食品の表面にパーチメントペーパーのよ
うなペーパーを供給する機構が設けられ、該機構は、前
記ペーパー供給位置の上方にて前記フレームに設けられ
た支軸により振子状に回動自在に支承されたペーパーボ
ックス、前記フォーミングドラムに設けられ、前記食品
成型凹部に対応したカム面を具備したカム、前記ペーパ
ーボックスに設けられ前記カムに接触してペーパーボッ
クスを振子運動させるカムフォロアおよびペーパーをフ
ォーミングドラムに向けて押圧する押圧板からなり、該
押圧板の上部に形成されたガイド穴にガイド棒が貫挿さ
れ、該ガイド捧はペーパーボックスの上部位置に取付け
られ、ガイド棒に装着されたスプリングにより抑圧板が
前記フォーミングドラムに向けて付勢されているペーパ
ー供給機構付ドラム型食品成型機により達成する。 〔実施例〕 以下、図面に基づき本発明の詳細な説明する。 本発明に係るドラム型食品成型はの本体は従来装M(例
えば第8図に図示したものでもよくその他の形式でも良
い)と同様であるので、その説明は省略する。なお、従
来のドラム型食品成型機本体を改造してもよく、新たに
成型機本体を製作してもよい。 本発明のペーパー供給機構は、ホッパー3の直下方の充
填位置とコンベアベルト7の直上方の押出し位置との中
間(ペーパー供給位置)において成型凹部に充填された
食品の表面にパーチメントペーパーのようなペーパーを
供給するものである。 すなわち、本発明のペーパー供給機構は、フォーミング
ドラム5の回転に連れてホッパー3の下方からコンベア
ベルト7の上方に移動する食品成型凹部5aの外側に臨
む位置(第8図の食品成型凹部5aの右側位[)に設け
られている。 平面形状がコの字状をしたブラケット11が、第1図に
示すように、ボルト24によりペーパー供給位置の上方
のフレーム1に取付けられている。 ブラケット11に支軸12が設けられ、支軸12により
ペーパーボックス13の上部が支承されており、ペーパ
ーボックス13は振子状に回動自在である。なお、第3
図に示すようにブラケット11の下部11aに衝接面を
形成し、必要に応じ更に調節ボルト14を螺合し、ペー
パーボックス13の左側上部に止着した支持板15を衝
接面または調節ボルト14に衝接することによりペーパ
ーボックス13の回動量を調整することが好ましい。 ペーパーボックス13はほぼ箱形状をしており、フォー
ミングドラム5に対向する面はフォーミングドラム5の
周面に合せて符号13bで示すように円弧状に削り込ま
れている。 フォーミングドラム5には平面カム35が取着されてい
る。カム35はフォーミングドラム5の外周面とほぼ等
しい円周部35bおよび食品成型凹部5aに対応して削
り込まれたカム面35aを具備している。 ペーパーボックス13に設けられたレバー28の先端に
カムフォロア27が回転可能に支承されている。 ブラケット11に突設されたビン11bとペーパーボッ
クス13の上部に突設したビン13Cとのrlに引張り
スプリング23が張架されており、引張りスプリング2
3のばね力によりペーパーボックス13が支軸12の回
りに時計方向に付勢ざれており、カムフォロア27がカ
ム35に接触されている。 なお、ペーパーボックス13に対するレバー28の角度
を調整しカムフォロア27とカム35との相対位置を調
整可能としているが、この調整機構については第7図を
参照して後述する。 また、上記ビン11bに回動可能に支承されたフック状
レバー38は、ペーパーを供給しないときに、先端のフ
ック部をビン13Gに係止して、本発明のペーパーの供
給機構をフォーミングドラム5から引離して不作動状態
とするものである。 第3図に示すように、ペーパーボックス13の内部には
本発明で供給するペーパーの一例としてのパーチメント
ペーパー36をフォーミングドラム5に向けて付勢する
押圧板20が設けられている。 押圧板20は適度の弾性を有する金属板、樹脂板等から
なり、その上部に適度の厚みを有するボス20aが一体
にまたは溶接もしくは接着により止着されている。 押圧板20とボス20aにガイド穴20bが穿設され、
ガイド穴20bにガイド捧17が遊貫挿されている。 ガイド棒17の後端(第3図の右端)には逆り字状断面
形状をしたペーパーボックス係止部材16が螺合または
溶接付されている。係止部材16には固定用のボルト2
5が上向きに植設されている。なお、係止部材16とボ
ルト25とを一体に形成してもよい。 ボス20aとペーパーボックス係止部材16との間に圧
縮スプリング1つが装着され、圧縮スプリング19によ
り押圧板20が矢印Eに示すようにガイド棒17に沿っ
て付勢されており、パーチメントペーパー36をフォー
ミングドラムに向けて前進させるようにしている。 ペーパーボックス13の左側上部に支持板15が止着さ
れており、支持板15にガイド捧17の先端を挿入する
小孔15aが形成されている。 また、ペーパーボックス13の右端には、第6区に示す
ように、ボルト25挿入用のU字状の切欠13aと、ボ
ルト25に螺合するナツト26の座13Cが形成されて
いる。 多数のパーチメントペーパー36を積重ね、その一端部
に小孔36a(第10図参照)を穿ち、その小孔36a
にガイド棒17を通し、ガイド棒17の先端を支持板1
5の小孔15aに挿入しつつ、ボルト25をU字状切欠
13aに挿入してナツト26を締めることにより、押圧
板20がペーパーボックス13の上部位置に取付けられ
、支持板15と押圧板20との間のパーチメントペーパ
ー36が押圧板20によりフォーミングドラム5に向け
て付勢される。 なお、押圧板20の上部に形成したボス20aにガイド
捧17を挿入しているので、フォーミングドラム5から
押圧板20の下方に、矢印Fで示すように、反力を受け
た場合には、ガイド穴2゜bとガイド捧17との間でこ
ねた状態となり、押圧板20はガイド棒17に対して固
定した状態となり(すなわち圧縮スプリング19が撓ま
ず)、前述のペーパーボックス13に取付けた引張りス
プリング23のばね力が押圧板20を介してパーチメン
トペーパー36に作用し、パーチメントペーパー36を
しっかりとフォーミングドラム5の周面に押圧させるこ
とができる。 パーチメントペーパー36のフォーミングドラム5への
押圧力の調整は、押圧#i20の弾性により調節しても
よいし、前述した衝接面に螺合した調節ボルト14と支
持板15との接触状態を調節して行ってもよい。 ガイド捧17の先端17aは第4図および第5図に示す
ようにほぼ三角形断面に形成してパーチメントペーパー
36の供給時にガイド棒17からの引き千切りが確実に
行なわれるようにしている。 従って、第3図に示すようにガイド棒17をペーパーボ
ックス13にiAMした際に、三角形断面の1!端部分
が僅かに支持板15の内側に臨むように長さJを選定す
ることが好ましい。 ガイド捧17に平行する補助ガイド棒21がボス20a
に螺着または溶接付され、その後端が支持部材16に形
成した小孔16aから外部に突出している。補助ガイド
棒21の後端には摘み22を螺着または接着している。 摘み22はパーチメントペーパーの残量を示す。また、
押圧板2oをペーパーボックス13に脱着する際には、
補助ガイド棒21の後端を押えることにより、スプリン
グ19により押圧板20がパーチメントペーパー36を
押出さないようにすることができる。 次に第7図を参照Lノで、ペーパーボックス13に対す
るレバー28の角度を調整しカムフォロア27とカム3
5との相対位置を調整する機構につき説明する。 レバー28はL字状をしており、ビン29によりペーパ
ーボックス13に回動可能に設けられている。 前述のようにペーパーボックス13から突出したレバー
28の先端にカムフォロア27が回転可能に支承されて
いる。レバー28の他端部に小孔28aが形成されてい
る。なお、小孔28aを穿つ代りに端部をU字状に形成
してもよい。 ペーパーボックス13の左側壁面に、例えば方形断面の
開口13dが形成され。開口13dに、同じく方形断面
をしており内部にもめねじを螺設したロッド33が、軸
線の回りに回転せず軸線方向に移動可能に、遊貴挿され
ている。なお、開口13dおよびロッド33を共に円形
断面とし、回り止めのビンを設けても良い。ロッド33
の右側先端は球面形状としている。 ペーパーボックス13の右側壁面に形成した小孔13e
からねじ部材30を挿入し、レバー28の小孔28aを
貫通させてOラド33のめねじに螺合させている。摘み
34はねじ部材30を回転させるものである。 ペーパーボックスの右till壁面の内側とレバー28
との間に圧縮スプリング31およびワッシャー32を装
着して、レバー28をビン29の回りに反時計方向に付
勢している。 なお、カム35の回転によりカムフォロア27に作用す
る力は、カムフォロア27を押下けるように作用するの
で、この際にレバー28は剛体のロッド33の先端に押
付けられ、カム35の回転力によりスプリング31が撓
んでレバー28が回動することはない。 カム35に対するカムフォロア27の微調整は次のよう
に行う。摘み34を時計方向に回転させるとロッド33
が右方向に移動し、レバー28が時計方向に回動してカ
ムフォロア27が上方に移動する。これによりカム35
とカムフォロア27とのタイミングを進めることができ
る。摘みを逆方向に回転させるとタイミングを遅らせる
ことができる。 (作用) 以上の構成とした本発明の作用を第9図を参照して説明
する。なお、第9図においてはカム35およびカムフォ
ロア27を省略している。 M9図(a)に示すように、従来のドラム型食品成型機
と同様に、フォーミングドラム5に形成した食品成型凹
部5aがホッパー3の直下方に位置している際に、挽肉
、魚肉の練り物等の食品材料37が矢印Bのように食品
成型凹部5aに充填される。この際に、カムフォロア2
7はカム35の円周部35bに接触しており、ペーパー
ボックス13はフォーミングドラム5の周面から離れて
位置している。 フォーミングドラム5が回転し、食品成型凹部5aがパ
ーチメントペーパー供給位置に;ヱすると、カムフォロ
ア27がカム35のカム面3″5a(第1図)に沿って
移動する。これにより、引張りスプリング23のばね力
により、第9図(b)に示すように、ペーパーボックス
13が支軸12の回りに振子状に揺動し、支軸12の下
方にあるパーチメントペーパー36がフォーミングドラ
ム5に向けて押圧され、食品成型凹部5aに充填された
食品37の表面にパーチメントペーパー36が紙面に直
交する方向に線状に接触する。この際に、押圧板20を
第3図を参照して説明したように特別な構成としている
ので、フォーミングドラム5からの反力(第3図の矢印
F)により抑圧板20が後退しない。パーチメントペー
パー36は引張りスプリング23のばね力および押圧板
20の弾性により、食品成型凹部5a内の食品37にし
っかつと押付けられ、食品37の表面の粘着力によりパ
ーチメントペーパー36は食品37の表面に粘着する。 フォーミングドラム5が更に回転すると、先端のパーチ
メントペーパー36は食品37の表面に粘着しているの
で、食品成型凹部5aの回転に連れて引っ張られ、ガイ
ド棒17が貫挿された小孔36a(第10図)の端部が
引き千切られ、第9図(C)に示すように、食品37と
ともに引き出される。 一番前、すなわちフォーミングドラム5の最も近くに位
置していたパーチメントペーパー36が引き出されると
、圧縮スプリング23により押圧板20およびパーチメ
ントペーパー36がガイド捧17に沿ってフォーミング
ドラム5に向かって前進される。 第9図(d)に示すように、食品成形凹部5aがコンベ
アベルト7の上方に位置するまでに、例えば実開昭58
−21289号公報に開示されているように、内蔵され
たカムl1l(図示せず)によりカム作動される押出板
(図示せず)により成型した食品37が食品成形凹部5
aから押出され(矢印C)、フォーミングドラム5の周
面の近傍に設けられたワイア10により成型食品37は
押出し板から切離される。 この結果、第9図(e)に示すように、フォーミングド
ラム5から押出された成形食品37は、プーリ6に張架
され矢印H方向に移動しているコンベアベルト7上に、
パーチメントペーパー36が下に敷かれた状態で、載置
され移送される。 以下、同様にして、パーチメントペーパー36の上に成
型食品37が載置される。 成型食品37をパーチメントペーパー36の上に置く際
には、第10図に示すように、パーチメントペーパー3
6の中央部に成型食品37が位置するように調整するこ
とが好ましい。 成型食品37の位置が第10図で右または左にずれてい
る場合には、第7図を参照して説明したように摘み34
を回すことにより、カム35とカムフォロア27の相対
位置を調整してタイミングの調整を行う。 また、ペーパーボックス13がフォーミングドラム5に
向けて振子状に運動した際に、成型食品37の先端部と
中心部0とのほぼ中間位置で、第10図に二点鎖線1で
示すように、パーチメントペーパー36がフォーミング
ドラム5にの食品成型凹部5aの食品37に線状に接触
するように調整することが好ましい。接触位置がこの状
態より先端側に位置していると、接触長さが不充分とな
り食品との粘着力が足らずパーチメントペーパー36の
引出しが良好に行えないことがある。逆に接触位置がこ
の状態より中心O側にずれていると、食品に粘着してい
ない先端部分が長くなり、フォーミングドラム5の回転
時にその先端部が折れ曲る場合がある。 〔発明の効果〕 本発明においては、振子状に支承したペーパーボックス
に設けたカムフォロアを、フォーミングドラム5に設け
たカムに、引張りスプリングによって押圧するとともに
、ペーパーボックス内には、フォーミングドラムへ向け
てペーパーを付勢し且つフォーミングドラムからの反力
に対してはほぼ固定状態となるように、押圧板を設けて
いる。従って、本発明により、フォーミングドラムの回
転により食品成型凹部に充填された食品の表面にペーパ
ーを確実に供給付着させることができ、スタッカや真空
吸引ヘッドを必要とせず、構造が簡単で調整が容易に行
えるペーパー供給機構付ドラム型食品成型nが提供され
る。 4、図面の簡単な説明 第1図は本発明の実施例の正面図、第2図は第1図の右
側面図、第3図は第2図のm −I[[線に沿う断面図
、第4図は第3図に示したガイド棒の先端部の側面図、
第5図は第4図のv−v線に沿う断面図、第6図は第3
図の矢印V1方向に見た断面図、第7図は第2図のVl
 −、Vl線に沿う断面図、第8図は従来のドラム型食
品成型機の斜視図、第9図(a)〜(e)は本発明の実
施例の作用を説明する概略正面図、第10図は本発明に
より製造したパーチメントペーパー上の成型食品の平面
図である。 1・・・フレーム、    3・・・ホッパー、4・・
・回転軸、 5・・・フォーミングドラム、 5a・・・食品成型凹部、 6・・・プーリ、7・・・
ベルト、     11・・・ブラケット、12・・・
支軸、      13・・・ペーパーボックス、13
a・・・U字状の切欠、13G・・・座、15・・・支
持板、    15a・・・小孔、16・・・ペーパー
ボックス係止部材、17・・・ガイド棒、   19・
・・圧縮スプリング、20・・・押圧板、    20
a・・・ボス、20b・・・ガイド穴、  23・・・
引張りスプリング、26・・・ナツト、    27・
・・カムフォロア、28・・・レバー、    35・
・・平面、35a・・・カム面、    35b・・・
円周部、36・・・パーチメントペーパー、 36a・・・小孔、    37・・・成型食品。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、フレームと、該フレームに回転可能に支承され、円
    筒周面に食品成型凹部が形成されたフォーミングドラム
    とからなり、食品成型凹部が上方に位置する際に成型用
    食品材料が充填され、下方に位置する際に成型した食品
    が押出されるようにしたドラム型食品成型機において、
    前記充填位置と押出し位置との中間に位置するペーパー
    供給位置において成型凹部に充填された食品の表面にパ
    ーチメントペーパーを供給する機構が設けられ、該機構
    は、前記ペーパー供給位置の上方にて前記フレームに設
    けられた支軸により振子状に回動自在に支承されたペー
    パーボックス、前記フォーミングドラムに設けられ、前
    記食品成型凹部に対応したカム面を具備したカム、前記
    ペーパーボックスに設けられ前記カムに接触してペーパ
    ーボックスを振子運動させるカムフォロアおよびパーチ
    メントペーパーをフォーミングドラムに向けて押圧する
    押圧板からなり、該押圧板の上部に形成されたガイド穴
    にガイド棒が貫挿され、該ガイド棒はペーパーボックス
    の上部位置に取付けられ、ガイド棒に装着されたスプリ
    ングにより押圧板が前記フォーミングドラムに向けて付
    勢されていることを特徴とするパーチメントペーパー供
    給機構付ドラム型食品成型機。
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