JPS596864A - 笹蒲鉾製造機に於ける串押込調整装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発面は笹蒲鉾製造機に於て魚肉を主体とする素材を成
形機の金型にて定量ずつ所定形状に成形し、この成形機
の成形ドラム回転と同期せしめて供給される串を成形素
材に応じて可調整的に挿入せしめる装置に関するもので
ある。

従来笹蒲鉾の如り薄い練製品を製造するに際しては、魚
肉を主体とした素材を回転する成形ドラムの外周面に形
成された型内にて定量ずつ成形した後、多数重積された
細長帯状の串を一本づつ供給ドラムにて成形素材のピッ
チに合りせて供給と同時にこの串を対向する成形素、材
円へ差し込むようにし、この後車をチェノに具備した串
ホルダーへ挿通し、自動的に各製造工程順に従って搬送
され製造するようになしている。

しかし成形素材に串を一本づつ供給挿入する時製造する
笹蒲鉾の大きさは必ずしも同サイズではなく成形ドラム
外周面にその軸長手方向（ドラム幅）に大きなものでは
一つ、小さいものでは二つ直列に配列するようにして型
を形成しているが、大きな型−っ（こ対し小さい型の直
列に二つの方がその長さが長くなる。従って串の差込量
も型に応じて調整する必要がある。手作業で串の挿入を
行う場合は作業者が型の大きさを目視にて検知して、そ
の差込量を調整することができるが、自動機に於てはそ
の調整が複雑な装置と操作を必要とするものであった。

本発明はこれに艦みて簡易迅速に串差込鳳を型に応じて
調整せんとしたものである７、以下本発明を図示の実施
例に基づいて説明する。

図に於て１は外周に定ピツチでドラム軸長手方向に乎行
にして金型を多数具備せしめた成形ドラムで、この成形
ドラム１の上方に魚肉を主体とした素材（原料）を投入
されるホッパーＨを設け、このホッパーＩ（より回転す
る成形ドラム１の各金型内に定量ずつ素材を供給するも
のである。そしてこの金型内へ素材が隙間なく供給され
るよう成形ドラムの上部に且成形ドラム外周面と接する
ように整形押えロール２が設けられる。成形ドラム１に
はその外周面金型内に充填された素材がドラム回転時予
め定められた位置では金型より押し出されるよう金型の
底部となる押片をカム３にて成形ドラムの放射方向に摺
動自在にして設けられると共に該成形ドラム１は駆動軸
４に固定される。この駆動軸４は該軸端に設けたスプロ
ケットホイール又はギヤにより駆動装置にて駆動される
。

またこの駆動軸４には予め定めた間隔をおいて同数の歯
数を有する二つのスプロケットホイール５．５を対向し
て設けられるが、このスプロケットホイール５と成形ド
ラム１とは互いに対向される。そしてこのスプロケット
ホイール５には成形ドラムと反対側面に於て対向するよ
うに串押込装置ｉ６が設けられる。この串押込装置６は
上記駆動軸４上に固定され、該軸とともに回動するよう
になしたフレーム６ａを設け、このフレーム６ａに成形
ドラム外周面に形成される金型と一致対向するようにし
た多数の串押込ロッド６ｂを設け、この各串押込ロッド
６ｂをフレームが回動し、定位置に達した位置での串押
込ロンドの後端に設けたコロ６Ｃを成形ドラムの金型へ
押し出すようにして可変カム機構ｌＯが具備されるもの
である。

串押込用爪６ｄを突設したロッド６ｂの押し出し用可変
カム機構１０は第４．５図に示す如く本体フレームＦに
、しかも串押込用ロンドの回転軌跡上を囲動するコロ６
Ｃと接するようにして固定される固定カムｌＯａとこの
固定カム１０ａの一部に設けたガイド１０ｂにてカムフ
オロー当接面督ζ対して出没するよう摺動自在に支持し
た補助カム１０ｃと、この補助カム１０Ｃの出没操作を
行う操作レバー１０ｄとより成り、固定カムｌＯ鼻の最
突出部は笹蒲鉾型が大型のとき、串先端が所定長め押し
出され、型Ｈに所定長挿入されるようにして定め、また
補助カム１０ｃが突出した状態で小さな型二つを直列的
になした場合、所定位置まで串が挿入されるようにして
、その突出量が定められるものである。また上記二つの
スプロケットホイール５゜５には夫々エンドレス状のチ
ェノ７が噛脅され、このスプロケットホイール５と対向
し小藩下位置下方に設けられたスプロケットホイール８
との間に張架されると共にこの各チェノ７Ｉこは成形ド
ラムの金型間ピッチと合致するピッチにて串送り込み用
の爪７ａが多数突設されチェノ７の成形ドラムと同調せ
しめた駆動によりシェードより返送され落下してくる一
本づつの串を該チェシフ上にて支持し、且爪７ａにて定
ピツチで成形ドラム側へ搬送せしめる。

次に動作について説明すると串Ｋが一本づつチェノ７の
爪７ａ上に供給されると、このチェノと成形ドラムの回
転とは完全に同調されているためテエンの駆動にて成形
ドラムの測量へ串が移動される。この時この串と成形ド
ラム外周の金型とは合致し互いに対向状態となる。更修
ここの成形ドラム及びチェノにより串が同調して回動し
定位置に達した時之等成形ドラムと同調して回動するか
又は停止している串押込用ロツドロｂがカム機構ｌＯに
よりローラ６ｄを介して成形ドラム側へ作動し、これに
より串が押し出される。この時金型内の設定された位置
まで串はカムにより挿入されるものであるが、これ内 は金型ポにＪ１ｇ材充填後串後車の内に挿入するように
する。そしてさらにドラムが回動し串刺状態となった素
材は成形ドラムの金型内より押し出され成形ドラム下方
ｌこ配設されたベルトコンベヤ上へ落下し、次の整形、
焼きその他の工程へφ搬送されるものである。

而して本発明による時は成形ドラムの側方にしかも成形
ドラムの回動と串を搬送するチェノの回動とを同期して
行なわしめ、成形ドラム外周面に形成され、且魚肉を主
体とした素材を充填された型内にその型の大きさに応じ
てドラム回動にて自動的に串を押し込むようになすと共
に、この串押込量を型の大きさにて補助カムを可変調整
するようになしているため串押込量が簡易にしかも型に
合った挿入が確実に行え、しかも操作並びに構成が簡易
で動作が確実である等の利点を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は乎面図、第２図は側面図、第３図は断面図、第
４図はカム機構の正面図、第５図は第４図の裏面より見
たる外観図である。 ｌ・・・成形ドラム ２健・−押えロール ３・・・カ　ム ４・・・駆動軸 ５・・・スプロケットホイール又はギヤ６・・・串押込
装置 ６ａや１フレーム ６ｂ・・・串押込用ロンド ロＣ１１＠　＠コ　ｐ ６ｄ・・・ヰ押込用爪 ７＠・１チエン ７ａ１伊爪 ８・・−スプロケットホイール １０・・・可変カム機構 １ＯａＩ＋９固定カム １０ｂ・・ガイド １０ｃ嗜瞥補助カム １０ｄ・・操作レバー 特許出願人　　　山崎工機株式会社

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 外周面に定ピツチで多数の素材整形用の金型を具備した
   成形ドラムと一本づつの串を成形ドラムと同調し搬送す
   るチェノとを設け、このチェノの一端側スプロケットホ
   イールを上記成形ドラムと対向せしめてチェノにて搬送
   される串と成形ドラムの外周面に形成された金型とを一
   致対向するようにしてその径を定め、このチェノの側方
   ＋Ｃは金型と合致対向した串を金型側へ押し出すように
   なした笹蒲鉾製造機に於て串の押込みを、各型と対向し
   、金型とともに回動するスライド自在に支持した串押込
   用ロフトの後端に突出したコロを固定カムにて押圧する
   ようになすと共にこの固定カムに補助カムを型の長さに
   応じて突出調整せしめて串押込量を可変調整するように
   なす串押込装置にて行うようになしたことを特徴とする
   笹蒲鉾製造機に於ける串押込調整装買。