JP4786681B2 - 食品成形装置及び方法 - Google Patents

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Description

本発明は、棒状成形された食材を複数の成形体に分割成形する食品成形装置及び方法に関する。
従来より餡等の内材を外皮材で包み込んで成形された包被食品が製造されている。こうした包被食品を成形する場合、例えば、特許文献1では、二重ノズルの内ノズルから吐出される内材の周囲を被覆するように外ノズルから外皮材を吐出して棒状に連続成形し、連続成形された棒状成形体を複数のシャッタ片の開閉動作により分割して包被食品を成形する方法が提案されている。
また、特許文献2では、串刺し団子の成形装置として、連続回転する仕上げロール及びこの仕上げロールの円弧に沿うように配設された仕上げ台の双方に形成された仕上げ溝の間に団子生地を挟み付けながら転がして団子状に仕上げる自動成形装置が提案されている。
特開平6−7069号公報 実用新案登録第2581259号公報
上述した特許文献1に記載の成形装置では、複数のシャッタ片により棒状成形体を絞り切るように分割するので、分割面においても外皮材が寄せ集められて内材を被覆するようになり、包被食品をきれいに仕上げることができる。こうした成形装置では、シャッタ片の単位時間当りの駆動回数により生産効率が決まってくるが、シャッタ片の開閉速度を速くすると分割面において外皮材で内材をうまく被覆できなくなる。そのため、生産性の向上といった点で課題がある。
そこで、本発明は、食材を分割成形する生産効率を向上させることができるとともにこれまでにない新規な包被食品及び串刺し食品を成形することが可能な食品成形装置及び方法を提供することを目的とする。
本発明に係る食品成形装置は、食材を供給する供給部と、供給された前記食材を棒状に連続成形し所定長さ毎に分割して棒状体に成形する棒状成形部と、対向する一対の分割溝の間に前記棒状体を挟持しながら転動させることで複数の成形体に分割して成形する分割成形部とを備える食品成形装置であって、前記棒状体を前記分割溝に対応して凹凸形状に予備成形する予備成形部と、予備成形された前記棒状体の長手方向に沿って串材を挿入する串挿入部とを備えていることを特徴とする。
本発明に係る別の食品成形装置は、外皮材及び内材を供給する供給部と、供給された前記内材の周囲を前記外皮材で被覆しながら棒状に連続成形し所定長さ毎に分割して前記内材を前記外皮材で包み込んだ棒状体に成形する棒状成形部と、対向する一対の分割溝の間に前記棒状体を挟持しながら転動させることで前記内材を分割して前記外皮材で包み込むように成形する分割成形部とを備える食品成形装置であって、前記棒状体を前記分割溝に対応して凹凸形状に予備成形する予備成形部と、予備成形された前記棒状体の長手方向に沿って串材を挿入する串挿入部とを備えていることを特徴とする。
さらに、上記食品成形装置において、前記分割成形部は、外周に周方向に沿って複数の第一分割溝が形成された回転体及び当該回転体の周方向に沿って配置されるとともに当該第一分割溝に対向して第二分割溝が形成されたガイド部材を備えていることを特徴とする。
本発明に係る食品成形方法は、供給された食材を棒状に連続成形し所定長さ毎に分割して棒状体に成形し、対向する一対の分割溝の間に前記棒状体を挟持しながら転動させることで複数の成形体に分割して成形する食品成形方法であって、前記棒状体を前記分割溝に対応して凹凸状に予備成形し、予備成形された前記棒状体に長手方向に沿って串材を挿入することを特徴とする。
本発明に係る別の食品成形方法は、供給された内材の周囲を外皮材で被覆しながら棒状に連続成形し所定長さ毎に分割して前記内材を前記外皮材で包み込んだ棒状体に成形し、対向する一対の分割溝の間に前記棒状体を挟持しながら転動させることで前記内材を分割して前記外皮材で包み込むように成形する食品成形方法であって、前記棒状体を前記分割溝に対応して凹凸状に予備成形し、予備成形された前記棒状体に長手方向に沿って串材を挿入することを特徴とする。
上記のような構成を有することで、棒状に連続成形された食材を所定長さ毎に分割して棒状体に成形し、分割溝の間で棒状体を挟持しながら転動して複数の成形体に分割成形するので、棒状体を小分けして一度に複数の成形食品を成形することができる。
すなわち、従来のようにシャッタにより分割成形した棒状体から一度に複数の食品を成形するので、シャッタによる成形に比べて生産効率を格段に向上させることができる。そして、米飯、おこわといった食材についても棒状成形すれば、一度に複数の成形体に分割成形することができるため、例えば、従来の団子に代えておにぎり風のこれまでにない新規な串刺し食品を形成することが可能となる。
また、内材を外皮材で包み込んだ棒状体を成形し、成形した棒状体を分割溝の間で挟持しながら転動して内材を分割して外皮材で包み込むように分割成形すれば、棒状体から一度に複数の包被食品を分割成形することができる。
すなわち、これまでシャッタにより包被食品を成形することは可能であったが、シャッタでいったん分割成形した棒状体を小分けして一度に複数の包被食品を成形するので、シャッタによる成形に比べて生産効率を格段に向上させることができる。また、内材を外皮材で包み込んだ棒状体をさらに小分けして分割成形することから、サイズの小さい包被食品についても容易に成形することができる。
そして、棒状体に予め串材を挿入して分割成形すれば、包被食品が団子状に串刺しされたこれまでにない新規な食品を成形することができる。上述の特許文献2に記載された成形装置では、シート状に連続成形した団子生地を切断して分割成形しているため、団子生地以外の食品を取り扱うのは難しいが、本発明では、内材を外皮材で包み込んだ棒状体に成形して分割成形するため、様々な食材を用いて包被食品を成形することができる。
例えば、内材として餡、梅肉、岩海苔といった食材を用い、外皮材として、米粉、小麦粉、餅粉等を主とする生地、米飯、もち米、おこわといった食材を用いることで和風の包被食品を串刺しにして成形することができる。また、内材としてクリーム、チーズ、チョコレート、挽肉、オニオンスライスといった食材を用い、外皮材としてイモ類を主とする生地を用いて洋風の包被食品を串刺しにして成形することができる。
また、こうした食材を二重又はそれ以上の多重に重ね合わせて棒状体に成形すれば、多層の包被食品についても容易に成形することができる。
このように、おにぎり風の主食、惣菜及び菓子類に至るまで幅広い食材を組み合せてこれまでにない新規な串刺し食品を容易に成形することができる。そして、包被食品を串刺しすることで、串を持って手を汚さずに包被食品を食べることができ、衛生上も好ましい食品を得ることができる。
また、棒状体を分割溝に対応して凹凸状に予備成形すれば、予備成形により棒状体を確実に分割溝に位置決めすることができる。そして、予備成形の際に串材を挿入するようにすれば、棒状体がずれて変形することなく串材の挿入動作を行なうことができる。また、棒状体が内材を外皮材で被覆した構造である場合、予備成形で内材に圧力が加わった状態で串材が挿入されるので、挿入動作の際の内材のずれ防止を図ることができる。
以下、本発明に係る実施形態について詳しく説明する。なお、以下に説明する実施形態は、本発明を実施するにあたって好ましい具体例であるから、技術的に種々の限定がなされているが、本発明は、以下の説明において特に発明を限定する旨明記されていない限り、これらの形態に限定されるものではない。
図1は、本発明に係る実施形態に関する正面図である。食品成形装置Aは、内材及び外皮材となる2種類の食材を供給する供給部1、内材を外皮材で包み込んだ棒状体を成形する棒状成形部2及び成形された棒状体を小分けして分割成形する分割成形部3を備えている。
供給部1は、2種類の食材をそれぞれホッパ10及び12に投入してホッパ内の図示されないスクリューによって送入される。ホッパ10から送入された内材である食材Gはベーンポンプ11により棒状成形部2に圧送される。また、ホッパ12から送入された外皮材である食材Fはベーンポンプ13により棒状成形部2に圧送される。
なお、供給部1に同じ食材(例えば、米飯、おこわ等)をそれぞれ供給して分割成形するようにしてもよい。また、3種類以上の食材を供給する場合には、ホッパ及びベーンポンプを増設して供給すればよい。その場合には、内材が2種類供給されることになる。
棒状成形部2は、食材F及びGを連続して吐出するノズル20、連続吐出された食材F及びGを所定の長さで棒状体に分割成形するシャッタ21、分割成形された棒状体を支持する支持体22、棒状体を分割成形部3に搬送するベルトコンベヤ23を備えている。
ノズル20は二重ノズルに構成されており、内ノズルから食材Gを連続吐出し外ノズルから食材Fを連続吐出して、内材である食材Gの周囲を外皮材である食材Fが被覆するように棒状に連続成形される。内材が2種類以上供給される場合にはノズル20を多重化して内材を多層にして連続吐出するようにしてもよい。
シャッタ21は、図2に示すように、複数のシャッタ片21aがそれぞれ回動軸21bに取り付けられており、図示せぬ駆動機構により回動軸21bを中心に往復動するようになっている。シャッタ片21aを同期して往復動することで、各シャッタ片21aにより囲まれるシャッタ領域Sが開閉するようになる。
図3は、棒状体に分割成形する工程に関する説明図である。ノズル20の内ノズル20aから内材Gが連続吐出され外ノズル20bから外皮材Fが内材Gの周囲を被覆するように連続吐出されて下方に向かって棒状に連続成形されていく。ノズル20の下方に配置されたシャッタ21のシャッタ片21aは回動してシャッタ領域Sを開いた状態にセットされており、ノズル20から棒状に連続成形された食材がシャッタ領域Sに導入されていく(図3(a))。シャッタ21の下方に設けられた支持部材22は、ベルトコンベヤ23の搬送ベルトの下面に接するように配設されており、図示せぬ調整機構により高さが調整可能となっている。そして、分割成形する棒状体の長さに応じて支持部材22の高さを予め調整しておき、図3(a)に示すように、棒状に連続成形された食材がシャッタ領域Sを通過して、支持部材22により押し上げられた搬送ベルト上に載置されるようになる。
棒状に連続成形された食材が所定の長さまで導入されると、シャッタ片21aを閉じる方向に回動させていき、食材を絞るように動作することで外皮材Fを中心に向かって集めるように作用する(図3(b))。その際に、支持部材22に押し上げられた搬送ベルト上に載置された食材は、ベルトコンベヤ23の搬送動作により食材が搬送ベルト上に横たわるようして搬送されていく。
シャッタ片21aをさらに閉じる方向に回動させてシャッタ領域Sを完全に閉じると、連続成形された食材は分割されて棒状体Hが成形される。分割面では外皮材Fが中心に向かって寄せ集められて内材Gを被覆するようになり、棒状体Hは軸方向に沿って内蔵された内材G全体を外皮材Fで包み込むように成形される(図3(c))。棒状体Hは搬送ベルト上に横たわるように載置され、ベルトコンベヤ23が早送りされて分割成形部3に搬送される。
以上のような棒状体Hの分割成形動作が繰り返され、成形された棒状体Hは所定間隔を空けてベルトコンベヤ23により順次分割成形部3のシャトルコンベヤ30に移送される。
分割成形部3は、棒状体Hを搬送するシャトルコンベヤ30、棒状体Hを予備成形する型打ち部31、棒状体Hに串材を挿入する串挿入部32、外周に周方向に沿って複数の第一分割溝が形成された回転体33及び回転体33の周方向に沿って配置されるとともに第一分割溝に対向して第二分割溝が形成されたガイド部材34を備えている。
図4は、分割成形部3に関する拡大斜視図である。シャトルコンベヤ30は、型打ち部31の上方に向かって進退動作を行ない、搬送された棒状体を型打ち部31に搬入する。
型打ち部31は、受け型部材310及び押え型部材311を備えており、搬入された棒状体は受け型部材310内に配置される。図5は、受け型部材310に関する斜視図及びA−A断面図である。図6は、押え型部材311に関する斜視図及びB−B断面図である。
受け型部材310は、搬入される棒状体よりも長い直方体状で、上部の半分を切欠いて厚肉部310a及び薄肉部310bが形成されている。そして、搬入される棒状体の形状に合せて厚肉部310a及び薄肉部310bが切り欠かれて収容空間部310cが形成されている。収容空間部310cは底面が凹状に湾曲して、搬入された棒状体のほぼ下半分が収容されるようになっているため、棒状体は収容空間部310cに安定した状態で保持されるようになる。
受け型部材310の串挿入部32側の端部には、厚肉部310a及び薄肉部310bの境界部分の角部に串材を挿通するための溝部310dが収容空間部310cに連通するように形成されている。
受け型部材310の底面には支持板310eが取り付けられており、支持板310eの底面には一対の軸支部310fが突設されている。そして、軸支部310fには回動軸が挿通され、図示せぬ駆動装置により回動軸を中心に受け型部材310が回動するように設定されている。
押え型部材311は、受け型部材310と同じ長さを有し、受け型部材310の厚肉部310a及び薄肉部310bと噛み合うように厚肉部311a及び薄肉部311bが形成されて、断面逆L字状に形成されている。そして、厚肉部311aには、凹状に湾曲形成された複数の膨出部311cが形成されており、膨出部311cの間には筋状に突出した複数の押え突起部311dが等間隔で形成されている。膨出部311cの間隔は、後述する回転体33の第一分割溝とほぼ同じ間隔になるように設定されている。
押え型部材311の串挿入部32側の端部には、厚肉部311a及び薄肉部311bの境界部分の角部に串材を挿通するための溝部311eが膨出部311cに連通するように形成されている。
押さえ型部材311の側面には支持板311fが取り付けられており、支持板311fには一対の駆動ロッド311gが固定されている。そして、図示せぬ駆動装置により駆動ロッド311gを進退動作させることで、押え型部材311を受け型部材310に組み合せた押え位置及び受け型部材310から離間した退避位置に移動させるように設定されている。
串挿入部32は、図4の点線で示すように、型打ち部31に隣接して配置されている。図7は、串挿入部32に関する概略斜視図である。串挿入部32は、挿入する串材40をセットする串ガイド部材320、串ガイド部材320にセットされた串材を挿入方向に移動させる押圧板321、串ガイド部材320に串材を1本ずつ搬入する串搬送体322及び串材を供給するホッパ323を備えている。串材としては、全体が棒状に形成された丸串や後端部に把持部が形成された鉄砲串等公知の串材を用いることができる。
ホッパ323の下方に円柱状の串搬送体322が配置されており、串搬送体322の外周には軸方向に複数の凹溝が等間隔で形成されている。そして、串搬送体322が矢印方向に回動しながらホッパ323から串搬送体322の凹溝に串材40が1本ずつ供給されていく。供給された串材40は、型打ち部31に向いた方が先端部となるように供給されて凹溝から外れないように図示せぬ保持部材により保持される。
串搬送体322の下方に串ガイド部材320が配置されており、串ガイド部材320には、串搬送体322の軸方向に平行に直線状のガイド溝320aが形成されている。ガイド溝320aの上方開口は、串搬送体322の凹溝に対向するように形成されている。串搬送体322の回動により串ガイド部材320に向かって搬送される串材40は、ガイド溝320aの上方で凹溝の保持部材が解除されてガイド溝320a内に落下してセットされる。
セットされた串材40の先端部が受け型部材310の溝部310dにほぼ一致するように、ガイド溝320aを位置合せして串ガイド部材320が設置されている。
ガイド溝320a内には、平板状の押圧板321が摺動可能に設けられている。押圧板321は、ガイド溝320a内を摺動する部分の上方が折り曲げられて外方に突出しており、外方に突出した部分が図示せぬ駆動装置に連結されている。そして、駆動装置の駆動力によりガイド溝320a内を型打ち部31に向かって進退動作するように設定されている。
ガイド溝320aに串材40がセットされる場合には、押圧板321が型打ち部31から離間した位置に退避し、串材40がセットされると押圧板321が駆動されて型打ち部31に向かって移動する。そして、串材40の後端部を押圧板321が押圧することで串材40を型打ち部31に向かって移動させる。型打ち部31に向かって押圧移動した串材40は、受け型部材310の溝部310dを通過して棒状体に突き刺さって内部に挿通される。
図8から図11は、分割成形部3における型打ち工程及び串挿入工程に関する説明図である。図8(a)から図11(a)は、型打ち部31の上方から見た断面図を示しており、図8(b)から図11(b)は、型打ち部31の側方から見た断面図を示している。
図8では、受け型部材310に対して押え型部材311が離間した退避位置に設定されており、串挿入部31の串ガイド部材320には串材40がセットされている。図9では、シャトルコンベヤ30により棒状体Hが搬送されて受け型部材310の収容空間部310c内に棒状体Hが搬入される。
次に、図10では、押え型部材311が受け型部材310に向かって移動して受け型部材310に噛み合うように組み合せる。その際、押え型部材311の膨出部311c及び押え突起部311dが棒状体Hの側面から型押しするように作用する。そして、押え突起部311dに押圧された部分は圧縮されて小径化し、膨出部311cに対応する部分は丸く膨らむように型押しされる。棒状体H内の内材についても凹凸状に型押しされる。こうして形成された凹凸形状は、後述する回転体33の第一分割溝に嵌合するように形成される。
また、受け型部材310に押え型部材311を組み合せることで、溝部310dと溝部311eが対向配置されて串材40を挿通させるガイド孔が形成されるようになる。
図11では、型押しされた状態の棒状体Hに対して串ガイド部材320から串材40がガイド孔に挿入されて棒状体Hのほぼ中心部に長手方向に沿って突き刺されて挿通される。棒状体Hの外皮材F及び内材Gは、受け型部材310及び押え型部材311に挟持されているので、串材40の挿通により型崩れを生じることはない。
以上の工程により棒状体Hの片面が凹凸状に型打ちされて予備成形されるとともにその中心部に串材40が挿通された串刺し体Kが成形される。
回転体33は、図4に示すように、型打ち部31の下方に設置され、周縁部が所定幅の円環状に形成されており、中心部が回動軸330に取り付けられている。周縁部は、周方向に沿って複数の第一分割溝331が形成されており、第一分割溝331の断面形状は半円弧状に湾曲形成されている。第一分割溝331の間には筋状に突出した突起部332が形成されており、周縁部の両側端には、周方向に沿って細幅の当接部333及び334が形成されている。
ガイド部材34は、図4に示すように、回転体33の周方向に沿うように半円弧状に形成されており、その内周面には第一分割溝331に対向して複数の第二分割溝340が周方向に沿って形成されている。第二分割溝340の断面形状は第一分割溝331と同様に半円弧状に湾曲形成されており、第二分割溝340の間には筋状に突出した突起部341が形成されている。また、内周面の両側端には、周方向に沿って細幅の当接部342及び343が形成されている。
回転体33に対してガイド部材34を取り付けた場合、第一分割溝331及び第二分割溝340の間に断面がほぼ円形状の成形空間が形成される。また、突起部332に対向して突起部341が配置され、両者の間の間隔は串材の太さに等しいかわずかに大きくなるように設定される。当接部333には当接部342が対向配置され、両者の間の間隔は串材の太さに等しいかわずかに大きくなるように設定される。当接部334には当接部343が対向配置され、両者の間の間隔はほぼ隙間のない状態に設定される。
ガイド部材34の上端部は、型打ち部31の受け型部材310に対向した位置に設定されて回転体33の外周との間の間隔が拡がるように上方に延設されている。ガイド部材34の下端部は、回転体33の最下端位置から水平方向に延設されて回転体33の外周との間の間隔が拡がるように設定されている。
図12及び図13は、型打ち部31で予備成形された串刺し体Kが回転体33及びガイド部材34の間に投入されて成形される状態を示す説明図である。図12は、回転体33の側方から見た図であり、図13は回転体33の正面から見た図である。
型打ち部31において受け型部材310及び押え型部材311の間で予備成形されて串材40が挿通された串刺し体Kは、受け型部材310の回動動作により下方に落下する。串刺し体Kは、凹凸形状を第一分割溝331に嵌合した状態で回転体33の周縁部に載置される。したがって、串刺し体Kが位置ずれすることなく正確に第一分割溝331内にセットされる。また、串刺し体Kは、第一分割溝331内に嵌合した状態で載置されるので、ガイド部材341との間で転動する際にも軸方向にぶれることなく安定した状態で転動するようになる。
回転体33が所定の回転速度で回転した状態で串刺し体Kが載置されるため、串刺し体Kは第一分割溝331に嵌合した状態でガイド部材34の上端部に向かって移送される。そして、串刺し体Kは、回転体33とガイド部材34との間に導入される。串刺し体Kは、予備成形されて第一分割溝331に嵌合しているため、スムーズに導入されるようになる。回転体33とガイド部材34との間に導入後、串刺し体Kは回転体33の回転に伴って第一分割溝331と第二分割溝340との間の成形空間を転動していくようになる。
串刺し体Kは、回転体33とガイド部材34との間を転動していく際に、突起部332及び341の間並びに当接部333及び342の間に串材40が挟持されるようになり、串材40を中心に転動していくようになる。そして、第一分割溝331及び第二分割溝340がそれぞれ同じ半円弧状に形成されているため、串材40を中心に外皮材が球状に分割成形されていくようになる。また、突起部332及び341の間では、外皮材が絞り込まれながら転動していくため、内材が露出することなく外皮材で包み込まれるようになり、内材が外皮材で被覆された複数の団子状に分割成形される。その際、外皮材が予備成形により予め分割溝に対応して凹凸形状に形成されているため、突起部の間で転動動作中に外皮材が薄くなって内材が露出することがなくなる。
回転体33とガイド部材34との間で転動することで串刺し団子状に成形された成形体Lは、ガイド部材34の下端部から外方に放出される。
以上説明した例では、棒状体Hに串材40を挿通して分割成形するようにしているが、串材40を挿通せずに分割成形することもできる。その場合には、棒状体Hを小分けして一度に複数の球状成形体を得ることが可能となる。得られた球状成形体は、すべて内材を外皮材で被覆した状態で成形されるため、球状の包被食品を成形する場合に生産効率を格段に向上させることができる。
図14は、成形体Lに関する斜視図(図14(a))及び軸方向の断面図(図14(b))である。成形体Lは、内材G1〜G4がそれぞれ外皮材に包み込まれた4つの団子L1〜L4を配列して串材40により挿通して一体支持されている。従来の串刺し団子は1つの食材のみで製造されていたが、成形体Lの各団子は2種類の食材を用いて内材が外皮材で被覆されるように成形され、これまでにない新規な包被食品が得られる。
また、棒状成形する場合に様々な食材を用いて棒状体を成形することができ、棒状体に成形することができれば分割成形も確実に行うことが可能となるため、これまで串刺し団子に用いられなかった様々な食材を使用して串刺し団子風の包被食品を成形することができる。
例えば、図15に示すように、米飯やおこわを外皮材として用い、内材として餡や梅肉といった食材を用いれば、おにぎり風の串刺し団子を成形することができる(図15(a))。この場合、内材と外皮材を同じ米飯やおこわにすれば、内材のない「おにぎり串だんご」を成形することが可能となる。
また、イモ類を主とする生地を外皮材として用い、内材としてチーズ、ミンチ肉等の食材を用いて成形し、成形体を揚げ物にすることで、コロッケ風の串刺し団子を得ることができる(図15(b))。このように、従来の串刺し団子にはない様々な食材を組み合せた包被食品を成形することが可能となる。
また、串材を使用せずに分割成形する場合には、図15(c)に示すように、棒状体を小分けして一度に複数の球状成形体Pを成形することができる。
図16は、回転体33及びガイド部材34に形成された分割溝に関する変形例を示す断面図である。図16(a)では、分割溝の間の突起部332及び341を形成する傾斜面をなだらかに形成しており、分割溝の間で転動する食材を内材が露出しないように丸く成形することができる。また、図16(b)では、突起部332及び341の幅を広く設定して断面形状が丸くなるように形成しており、分割成形される団子が分離しやすくしている。図16(c)では、第一分割溝331の内面をローレット加工して摩擦力を高めている。そのため、回転体33の回転による食材の転動回数をさらに増加させて転動による成形を良好に行うことができる。
分割溝の数、サイズ及び形状についても成形する形状に応じて適宜変更することができる。例えば、串刺し食品における串刺しの個数が2個又は3個に変更する場合には分割溝の数をそれに合せて変更した回転体に交換すればよい。こうした分割溝の変更は、食材の特性に応じて適宜行えばよく、図16に示す例に限定されるものではない。また、回転体33の回転速度についても食材の特性に応じて適宜設定し、内材を外皮材で包み込むように最適の回転速度で分割成形動作を行なうようにすればよい。
図17は、棒状成形部2の変形例に関する正面図である。この例では、図1と同様に、供給部1から圧送された2種類の食材が二重ノズル20から吐出されて棒状に連続成形される。二重ノズル20の下方にはシャトルコンベヤ24が配置されており、棒状に連続成形された食材はシャトルコンベヤ24の搬送面に載置されて搬送される。シャトルコンベヤ24の搬送方向にはシャッタ21’が設置されている。シャッタ21’は、シャッタ21と同様の構成を備えており、そのシャッタ領域は垂直面に沿うように設定されている。シャッタ21’のシャトルコンベヤ24とは反対側にシャトルコンベヤ30が配置されており、シャッタ21’で所定の長さに分割された棒状体Hがシャトルコンベヤ30の搬送面に載置されて分割成形部3搬入される。
シャトルコンベヤ24に載置された棒状成形された食材は、水平方向に搬送されていき、シャッタ21’の開いたシャッタ領域を通過するようにシャトルコンベヤ24の搬送ベルトを伸長してシャトルコンベヤ30に移送する。そして、シャトルコンベヤ30に所定長さだけ食材が移送された時にシャッタ21’を開閉動作させて分割し棒状体Hを成形する。
図18は、棒状成形部2の別の変形例に関する正面図である。この例では、図1と同様に、供給部1から圧送された2種類の食材が二重ノズル20から吐出されて棒状に連続成形される。二重ノズル20の下方には搬送コンベヤ25が配置されており、棒状に連続成形された食材は搬送コンベヤ27の搬送面に載置されて搬送される。搬送コンベヤ25の搬送方向にはカッタ26が設置されており、カッタ26の搬送コンベヤ25とは反対側にシャトルコンベヤ30が配置されている。搬送コンベヤ25により搬送される棒状成形された食材はカッタ26を通過してシャトルコンベヤ30に移送され、カッタ26で所定の長さに分割されて形成された棒状体Hがシャトルコンベヤ30に搬送されて分割成形部3搬入される。
図19は、米飯やおこわを供給して飯粒を潰すことなく棒状成形する場合の変形例に関する正面図である。米飯を供給機構100に投入すると、米飯は搬送コンベヤで搬送されながらほぐし部材によりほぐされていく。そして、ほぐされた米飯はシート成形機構101に供給され、一対の繰出ローラにより繰り出し量が調節されて連続的に繰り出され、展延ローラにより所定の厚さに展延された連続したシート状の米飯シートに成形される。成形された米飯シートは、搬送コンベヤで搬送されながらその上面に内材供給機構102から内材が中心に沿って連続供給される。
内材が上面に載置された米飯シートは、封着機構103において複数の封着部材により内材を内包するように米飯シートの両側部が封着されて連続した略棒状の連続成形体に形成されながら搬送される。
棒状の連続成形体は、搬送コンベヤで搬送されて分割機構104に導入され、シャッタにより分割されて内部に内材を包み込んだ米飯棒状体に形成され、シャトルコンベヤ30に移送されて分割成形部3に搬入される。
こうして、米飯を外皮材に用いた場合にも棒状体を形成して分割成形部3において串刺し団子状に成形された成形体を得ることができる。飯粒を潰すことなく団子状に分割成形することができるので、従来のおにぎりと同様の食感で串団子のように食べることが可能となり、新たな米飯食品の食べ方を提供するものとなる。
以上説明したように、様々な食材を組み合せて棒状に成形し分割成形することで、これまでにない新規な包被食品を成形することができる。また、以上の例では、1つの内材を用いているが、複数の内材を用いて棒状成形すれば、さらに多様な食材の組み合わせを実現することができる。複数の内材は並列して外皮材で包み込むようにしてもよいし、内材の周囲を別の内材で被覆して多層構造にしてもよい。
本発明に係る実施形態に関する正面図である。 シャッタに関する平面図である。 棒状体に分割成形する工程に関する説明図である。 分割成形部に関する拡大斜視図である。 受け型部材に関する斜視図及びA−A断面図である。 押え型部材に関する斜視図及びB−B断面図である。 串挿入部に関する概略斜視図である。 分割成形部における型打ち工程及び串挿入工程に関する説明図である。 分割成形部における型打ち工程及び串挿入工程に関する説明図である。 分割成形部における型打ち工程及び串挿入工程に関する説明図である。 分割成形部における型打ち工程及び串挿入工程に関する説明図である。 串刺し体が回転体及びガイド部材の間に投入されて成形される状態を示す説明図である。 串刺し体が回転体及びガイド部材の間に投入されて成形される状態を示す説明図である。 成形体Lに関する斜視図及び軸方向の断面図である。 串刺し団子風の包被食品の例を示す斜視図である。 回転体及びガイド部材に形成された分割溝に関する変形例を示す断面図である。 棒状成形部の変形例に関する正面図である。 棒状成形部の別の変形例に関する正面図である。 米飯を供給して棒状成形する場合の変形例に関する正面図である。
符号の説明
F 外皮材
G 内材
H 棒状体
K 串刺し体
L 成形体
1 供給部
2 棒状成形部
20 ノズル
21 シャッタ
3 分割成形部
31 型打ち部
32 串挿入部
33 回転体
331 第一分割溝
34 ガイド部材
340 第二分割溝

Claims (5)

  1. 食材を供給する供給部と、供給された前記食材を棒状に連続成形し所定長さ毎に分割して棒状体に成形する棒状成形部と、対向する一対の分割溝の間に前記棒状体を挟持しながら転動させることで複数の成形体に分割して成形する分割成形部とを備える食品成形装置であって、前記棒状体を前記分割溝に対応して凹凸形状に予備成形する予備成形部と、予備成形された前記棒状体の長手方向に沿って串材を挿入する串挿入部とを備えていることを特徴とする食品成形装置。
  2. 外皮材及び内材を供給する供給部と、供給された前記内材の周囲を前記外皮材で被覆しながら棒状に連続成形し所定長さ毎に分割して前記内材を前記外皮材で包み込んだ棒状体に成形する棒状成形部と、対向する一対の分割溝の間に前記棒状体を挟持しながら転動させることで前記内材を分割して前記外皮材で包み込むように成形する分割成形部とを備える食品成形装置であって、前記棒状体を前記分割溝に対応して凹凸形状に予備成形する予備成形部と、予備成形された前記棒状体の長手方向に沿って串材を挿入する串挿入部とを備えていることを特徴とする食品成形装置。
  3. 前記分割成形部は、外周に周方向に沿って複数の第一分割溝が形成された回転体及び当該回転体の周方向に沿って配置されるとともに当該第一分割溝に対向して第二分割溝が形成されたガイド部材を備えていることを特徴とする請求項1又は2に記載の食品成形装置。
  4. 供給された食材を棒状に連続成形し所定長さ毎に分割して棒状体に成形し、対向する一対の分割溝の間に前記棒状体を挟持しながら転動させることで複数の成形体に分割して成形する食品成形方法であって、前記棒状体を前記分割溝に対応して凹凸状に予備成形し、予備成形された前記棒状体に長手方向に沿って串材を挿入することを特徴とする食品成形方法。
  5. 供給された内材の周囲を外皮材で被覆しながら棒状に連続成形し所定長さ毎に分割して前記内材を前記外皮材で包み込んだ棒状体に成形し、対向する一対の分割溝の間に前記棒状体を挟持しながら転動させることで前記内材を分割して前記外皮材で包み込むように成形する食品成形方法であって、前記棒状体を前記分割溝に対応して凹凸状に予備成形し、予備成形された前記棒状体に長手方向に沿って串材を挿入することを特徴とする食品成形方法。
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