JPS63172604A - スプレ−用の木材保存剤 - Google Patents

スプレ−用の木材保存剤

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JPS63172604A
JPS63172604A JP375187A JP375187A JPS63172604A JP S63172604 A JPS63172604 A JP S63172604A JP 375187 A JP375187 A JP 375187A JP 375187 A JP375187 A JP 375187A JP S63172604 A JPS63172604 A JP S63172604A
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JP
Japan
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wood
preservative
wood preservative
spray
water
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Pending
Application number
JP375187A
Other languages
English (en)
Inventor
章 蒔田
近田 昇
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
DAINIHON WOOD PRESERVING
DAINIPPON MOKUZAI BOUFU KK
Original Assignee
DAINIHON WOOD PRESERVING
DAINIPPON MOKUZAI BOUFU KK
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Publication date
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  • Chemical And Physical Treatments For Wood And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、スプレー用の木材保存剤に関し、詳しくは
、泡状(いわゆるムース状)の木材保存成分に係わるも
のである。
(従来の技術) 従来、防腐用などの木材保存剤は油溶剤型あるいは乳剤
型のらのが一般であり、一部には木材保存剤を界面活性
剤で乳化し水と撹拌混合したペースト状の6のもある。
また、エアゾルタイプの木材保存剤も知られている。エ
アゾルタイプの木材保存剤は微粒子状にした保存剤成分
を木材面に均一的に付着させることができて便利ぐある
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、油溶剤型あるいは乳剤型の木材保存剤は
1回の塗布処理がせいぜい100〜150g/m程麿で
あり、通常の防jll 14準(社団法人日本しろあり
対策協会、社団払入日木木材保存協会の塗布基準)の3
00g/mを満足させるためには2回以上の塗布処理を
必要とする。1Hの塗布処理で防腐基準の保存剤を木材
面に付着させるには、処理液製電を高くすればよいと考
えられるが、これは木材面において保存剤が^温度に付
るづ′るのみであり、木材面から木材内部に均一に一定
の濃度で保存剤が分布せず解決策とはならない。
前記ペースト状の保存剤は木材面に塗布処理し易く、か
つ防腐慕準mの付着をさせ易いが、乳化がこわれ易くペ
ースト状態の安定性が悪く、商品として実用的でない問
題点がある。
前記エアゾールタイプの木材保存剤は木材面に塗イli
の際、保存剤成分が空気中に飛散するため、薬剤の無駄
があり、かつ付′fJbJの最内把握ができt【い問題
点があった。
そこで、この発明は長期間安定であり、エアゾールタイ
プのように使用し易く、かつ使用の際に空中飛散による
空気汚染がなく、かつ防11基準4の薬剤付着が充分に
なし得て塗布処理し易いスプレー用の木材保存剤を提供
づることにある。
(問題点を解決するための手段) 本発明の手段は、密閉状のスプレー容器に充填され押し
ボタンの抑圧により噴出孔より泡状にスプレーされる木
材保存剤であって、木材保存成分と界面活性成分と水が
混合された水溶性溶液が、難水溶性の充填ガスとともに
充填されχなるスプレー用の木材保存剤とされる。
前記木材保存成分は防腐剤、防蟻剤(殺蟻剤も含む)、
および防かσ剤などの木材保存用の薬剤の少なくとも一
種のものである。木材保存成分どしては、 (イ)例えば硫酸銅、フッ化ソーダ、ホウ酸。
アルキルアンモニウム化合物、ハロゲン化フェノールの
アルカリ金属塩もしくはハロゲン化フェノールのアンモ
ニウム塩などの水溶性保存剤、(ロ)例えばハ〔1ゲン
化フエノール、ナンテン閣金属塩、イi機スズ系化合物
、有機リン系化合物などの油溶性保存剤、 のいずれでもよい。
前記界面活性成分はカチオン系界面活性剤、アニオン系
界面活性剤、およびノニオン系界面活性剤のうちのいず
れかのものとされる。なお、界面活性剤は木材保存成分
と相溶性がよく、かつ効率的に木材保存成分を可溶化で
きるものを選択することが望ましい。水溶性溶液は、木
材保存成分と界面活性剤と水が適宜に混合され【なるも
のであり、水溶液あるいは乳化状態の場合もある。充填
ガスはりキッドプ【」パンガス(以下、L l) Gと
略記する。)などの難水溶性のガスとされる。充填ガス
ムlは水溶性溶液を泡状にしで噴出させるに必要な爵と
され、水溶性溶液の組成により適宜に定められる。
(作 用) スプレー容器内において木材保存剤は充填ガスが混合さ
れかつ加圧された状態にある。必要に応じ、木材保存剤
容器の噴出孔より容蟲外に泡状でスプレーされ所定の木
材面に塗布される。木材面に塗布された泡状の木材保存
剤は木材保存成分を含む水溶性溶液であり、木材内部に
浸透する。
(実施例) 次に、本発明の一実施例を説明する。
木材保存剤とするための、3つの処りを第1表に示t、
なJ3、第1表にJ3ける3級アミンはアルキル基のC
数が12〜14のアルキル側鎖を有する3級アミンであ
り、本例ぐはアルキルジメチルアミンが用いられている
。I F−1000はP−クロ〔1フェニール−3−ヨ
ードプロパギル フォルマール(油溶性の防腐剤)であ
る。
(次頁へ続く) 第 1 表               (数値単位
は重が部)第1表の3級アミンはカチオン系の界面活性
剤でプロピオン酸塩となったものは防腐、防蟻作用に優
れる。2・4・6−ドリプロムフIノールは防腐剤でメ
チルセロソルブはイの溶剤である。ポリオキシアルキレ
ンアリルフェニルエーテルはノニオン系の界面活性剤で
ある。4級アンモニウム塩はジデシルジメチルアンモニ
ラムク[」ライドを用い、防腐、防蟻及び防カビ作用を
なし、防錆剤はトリポリリン酸ソーダを使用した。前記
処7J1゜処方2.処方3の各水溶性溶液はいずれも防
腐。
防蟻、防かびの作用に優れる。
各処方にしたがって3種の水溶性溶液を調製した。水溶
性溶液は、例えば処方1においては、次の要領にしたが
った。3級アミンをプロピオン酸に溶かして3級アミン
のプロピオン酸塩とな1゜一方、2・4・6−ドリブロ
ムフエノールをメチルセロソルブに溶かした溶液をつく
り、この溶液にプロピオン酸塩の溶液を混合して混合油
を得る。
次いでこの混合液を所定む1の水に撹拌溶解し−(水溶
性溶液となす。各水溶性溶液は、スプレー容器に所定m
詰め、所定割合のLPGを充填し【、スプレー容器詰め
した製品となした。本例Cは220II11容罪のスプ
レー容器に水溶性溶液を178gとLPGを24g充填
し缶内初期圧を約7 Kg / cAとした。スプレー
容器内に充填されたLPGは水溶性溶液を加圧するとと
もにその一部は水溶性溶液中に溶は込む。スプレー容器
は、上部に押しボタンと噴出孔とを有し、金属あるいは
合成61111’f¥Jの密閉状の容器(なお、金属の
場合は内面に防錆処理されている。)であり1、充11
された水溶性溶液が充填ガスにより加圧されていて、押
しボタンを押圧した際には噴出孔よりスプレーされるI
11′f#Lのものである。スプレー容器は公知の構造
のものが使用される。
かくして、処7J1の成分をスプレー容器に詰めた製品
1、処方2の成分をスプレー容器に詰めた製品2、およ
び処方3の成分をスプレー容器に詰めた製品3を得た。
製品1,2.3はいずれもスプレー容器の押しボタンを
押した際には噴出孔より、泡状の木材保存剤が噴出され
るものである。
なお、各製品は木材保存剤の噴出をより良好にするため
、使用に先だってスプレー容器を適当に振ることが望ま
しい。これら製品1,2.3より噴出した泡状の木材保
存剤は大気中に飛散しないものであり、木材面に付着さ
せた場合は木材内部への浸透性良好であった。
この製品1〜3について木材保存剤の塗布ムi比較試験
をした。なお、試験方法は平滑にプレーナー仕上げし、
両木口を速乾性のエポキシ樹脂でシールした米つが試験
片(板目、気乾材W5XL10 X T 2 tx )
にそれぞれの形態の木材保存剤を塗布したのち垂直にた
てか番ノ、この状態を約30秒間保存し、液切れの終了
した時貞で汀−量測定し単位材面積当り(m)の塗布量
(り)を弾出した。
塗布量比較試験は各5点行い、その結果は第2表に示り
通りであった。
第2′に 対照工の木材保存剤は2・4・6−ドリクロルフエノー
ルの2%水溶液であり、対照■の木材保存剤はTBTP
(トリブチルスズフタレーθの1%乳剤である。対照I
および対照■はいずれも木材面にへヶ塗りした。
第2表より明らかなように、製品1〜製品3のもの【よ
対照工、■に較べ塗布1■が多い。
次に、前記製品1.2.3の木材保存剤について浸透性
試験を行なった。
なお、この試験方法は以下の要領で行なった。
生材状態の米つが材からW5XT5XL10zの寸法の
X験体を採取し、これを実FA室内に放置し、含水率が
約50%に−なる様に、調整し山水1」には速乾性のエ
ポキシ樹脂でシールして試験片どし7C0木材保存剤を
TrL2当り100±109の[1安で塗布し、これを
底に水のはいった密閏容器内に入れ、この密11j容器
を40℃の恒温器に入れ、木材保存剤を浸透させた。約
100聞この状態ぐ放置した後、材面より0.5. 1
.0. 1.5. 2.0. 2.5. 3.0. 5
.0amを順次削り取り、その時々の薬剤浸潤状態を指
示薬にて呈色し、塗111面積に対する薬剤浸潤面積の
比を秒)出した。浸透性試験の結果は第3表に示した。
第3表より明らかなように、製品1,2.3はいずれも
対照1 (TBTP1%の乳剤)に較べ、木材浸透性の
高いことがわかる。
本例の製品1.2.3はスプレー形式のものとなしたこ
とにより塗布処理時に塗布ら)コントロールが簡単とな
り、かつ木材面の全面、あるいは虫食い部分のみの部分
処理す簡単となり、塗布処理の際に、エアゾール剤のよ
うに空中飛散の烈駄がなくて都合がよい。
(発明の効果) 本発明の木材保存剤はスプレー容器内において、木材保
存成分と、界面活性成分と、水とよりなる水溶性組成物
となっていて、スプレー容器内の水溶性組成物t、L成
分分離づることなく長期間安定なものである。
また、本発明は、泡状にスプレーされる木材保存剤であ
るから、木材面に塗布する際、エアゾールタイプの木材
保存剤とは異なり、空中飛散することがなく、塗布処理
し易く使い易いものCあり、薬剤付@闇の調節も自在で
ある。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)密閉状のスプレー容器に充填され押しボタンの押
    圧により噴出孔より泡状にスプレーされる木材保存剤で
    あつて、木材保存成分と界面活性成分と水が混合された
    水溶性溶液が、難水溶性の充填ガスとともに充填されて
    なることを特徴としたスプレー用の木材保存剤。
  2. (2)木材保存成分が防腐剤、防蟻剤および防かび剤の
    少なくとも一種のものである特許請求の範囲第1項記載
    のスプレー用の木材保存剤。
  3. (3)界面活性成分が、カチオン系界面活性剤、アニオ
    ン系界面活性剤およびノニオン系界面活性剤のうちのい
    ずれかのものである特許請求の範囲第1項記載のスプレ
    ー用の木材保存剤。
  4. (4)難水溶性の充填ガスがリキッドプロパンガスであ
    る特許請求の範囲第1項記載のスプレー用の木材保存剤
JP375187A 1987-01-09 1987-01-09 スプレ−用の木材保存剤 Pending JPS63172604A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008207552A (ja) * 2007-01-31 2008-09-11 Sankyo Agro Kk 電子受容性物質を含有する木材保存剤組成物及び染料を指示薬として用いる該木材保存剤組成物の木質材料への浸潤度測定方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59162010A (ja) * 1983-03-07 1984-09-12 東洋木材防腐株式会社 木材保存処理器

Patent Citations (1)

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