JPH0388880A - 気化性防錆剤 - Google Patents
気化性防錆剤Info
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は気化性防錆剤に関し、特に防錆対象を汚染する
ことなく優れた初期防錆効果と防錆持続性を発揮する気
化性防錆剤に関するものである。
ことなく優れた初期防錆効果と防錆持続性を発揮する気
化性防錆剤に関するものである。
[従来の技術]
本発明者らはかねてより気化性防錆剤に関する研究を進
めており、たとえばジイソプロピルアンモニウムナイト
ライト(以下、D I PANと略記する)やジシクロ
ヘキシルアンモニウムナイトライト(以下、D I C
HANと略記する)を主成分とする気化性防錆剤を市場
に提供している。殊は前者のD I PANは、初期防
錆効果および防錆持続性が良好であるところから広く用
いられているが、非常に高価であるという経済上の難点
がある。これに対し後者のD I CHANは比較的安
価に提供することができ、しかも防錆持続性が良好で且
つ防錆対象を汚染しないといった特徴を有しているとこ
ろから実用化に期待が持たれている。
めており、たとえばジイソプロピルアンモニウムナイト
ライト(以下、D I PANと略記する)やジシクロ
ヘキシルアンモニウムナイトライト(以下、D I C
HANと略記する)を主成分とする気化性防錆剤を市場
に提供している。殊は前者のD I PANは、初期防
錆効果および防錆持続性が良好であるところから広く用
いられているが、非常に高価であるという経済上の難点
がある。これに対し後者のD I CHANは比較的安
価に提供することができ、しかも防錆持続性が良好で且
つ防錆対象を汚染しないといった特徴を有しているとこ
ろから実用化に期待が持たれている。
また更に他の気化性防錆剤としてシクロヘキシルアンモ
ニウム−N−シクロヘキシルカルバメート(以下、CH
Cと略記する)も知られているが、この防錆剤は安価で
初期防錆効果が良好であるという特徴を有している反面
、防錆持続性において必ずしも満足し得るものとは言え
ず、また引火点が低いという安全面の問題も指摘されて
いる。
ニウム−N−シクロヘキシルカルバメート(以下、CH
Cと略記する)も知られているが、この防錆剤は安価で
初期防錆効果が良好であるという特徴を有している反面
、防錆持続性において必ずしも満足し得るものとは言え
ず、また引火点が低いという安全面の問題も指摘されて
いる。
[発明が解決しようとする課題]
本発明は上記の様な従来技術の諸問題に鑑みてなされた
ものであって、その目的は、初期防錆効果および防錆持
続性に優れ、且つ防錆対象を汚染することなく、また引
火等の危険のない安価な気化性防錆剤を提供しようとす
るものである。
ものであって、その目的は、初期防錆効果および防錆持
続性に優れ、且つ防錆対象を汚染することなく、また引
火等の危険のない安価な気化性防錆剤を提供しようとす
るものである。
[課題を解決するための手段]
上記課題を解決することのできた本発明に係る気化性防
錆剤の構成は、D I CHANとCHCを有効成分と
して含有せしめてなるところに要旨を有するものであり
、該気化性防錆剤中におけるCHCの好ましい含有率は
1〜95重量部、より好ましくは5〜60重量%である
。またこの気化性防錆剤は粉粒状や錠剤の形態で使用し
得るほか、中性紙等に付着された状態の防錆紙等として
用いられるが、特に粉粒状として使用する場合は、これ
らの混合物に0.01〜1.5 Ii量%程度の酸化ア
ルミニウム微粉末を配合しておくと、保存時の耐ブロッ
キング性および流動性が改善され、取扱い性やスプレー
ガン等による散布性が著しく向上する。
錆剤の構成は、D I CHANとCHCを有効成分と
して含有せしめてなるところに要旨を有するものであり
、該気化性防錆剤中におけるCHCの好ましい含有率は
1〜95重量部、より好ましくは5〜60重量%である
。またこの気化性防錆剤は粉粒状や錠剤の形態で使用し
得るほか、中性紙等に付着された状態の防錆紙等として
用いられるが、特に粉粒状として使用する場合は、これ
らの混合物に0.01〜1.5 Ii量%程度の酸化ア
ルミニウム微粉末を配合しておくと、保存時の耐ブロッ
キング性および流動性が改善され、取扱い性やスプレー
ガン等による散布性が著しく向上する。
[作用及び実施例]
本発明者らは特に防錆持続性が良好で且つ防錆対象を汚
染せず、しかも安価であるといった特徴を有しているD
I CHANに注目し、その欠点である初期防錆効果
の不足を改善すべく研究を行なった。そしてD I C
HANの初期防錆効果が不足する理由を追求したところ
、DICHANは他の気化性防錆剤に比べて気化速度が
非常に遅く、これが初期防錆効果を高めることのできな
い最大の原因になっていることをつきとめた。そこでD
I CIAHの気化速度を高めることによって初期防
錆効果を改善すべく様々の添加剤について検討した結果
、同じく気化性防錆剤としての作用効果が確かめられて
いるCHCを少量添加するとD I CHANの気化速
度が飛躍的に上昇し、それに伴なって初期防錆効果を大
幅に改善し得ることを知った。
染せず、しかも安価であるといった特徴を有しているD
I CHANに注目し、その欠点である初期防錆効果
の不足を改善すべく研究を行なった。そしてD I C
HANの初期防錆効果が不足する理由を追求したところ
、DICHANは他の気化性防錆剤に比べて気化速度が
非常に遅く、これが初期防錆効果を高めることのできな
い最大の原因になっていることをつきとめた。そこでD
I CIAHの気化速度を高めることによって初期防
錆効果を改善すべく様々の添加剤について検討した結果
、同じく気化性防錆剤としての作用効果が確かめられて
いるCHCを少量添加するとD I CHANの気化速
度が飛躍的に上昇し、それに伴なって初期防錆効果を大
幅に改善し得ることを知った。
たとえば第1図は、D I CHANに対するCHCの
配合量を種々変えた場合の気化速度と気化時間の関係を
調べた結果を示すグラフであり、比較のためDICHA
N、CHCおよびDIPANを夫々単独で用いた場合の
結果も併記した。
配合量を種々変えた場合の気化速度と気化時間の関係を
調べた結果を示すグラフであり、比較のためDICHA
N、CHCおよびDIPANを夫々単独で用いた場合の
結果も併記した。
(気化量の測定方法)
(1)数社二里見
20メツシユのふるいを通した試料粉末をそれぞれ任意
の割合で秤量し、滑剤を加えてポリ袋内でよく混合する
。
の割合で秤量し、滑剤を加えてポリ袋内でよく混合する
。
(2)盟ヱ
上記試料10gを60amφX401!I11’+7)
蓋付き秤量ビンに入れ、閉蓋して35℃の恒温槽に入れ
る。所定時間経過後秤量ビンを取り出して重量を測定し
、 気化量を計算する。
蓋付き秤量ビンに入れ、閉蓋して35℃の恒温槽に入れ
る。所定時間経過後秤量ビンを取り出して重量を測定し
、 気化量を計算する。
第1図からも明らかである様に、D I CHANの気
化速度は極端に遅いが、これに少量のCHCを配合する
と気化速度は著しく高まり、その添加効果は約IIl量
%以上の添加で顕著に表われてくる。そしてCHCを5
重量%以上添加すると、優れた初期防錆効果を有するも
のとして需要者間で評価されている前記DIPAN(単
独)を陵駕する気化速度を得ることができ、卓越した初
期防錆効果を発揮するものとなることが分かる。しかも
DI CHANと適量のCHCを含む本発明の気化性防
錆剤は、長時間経過後もDI CHAN単独に比べて高
い気化速度を維持しており、防錆持続性においても優れ
たものであることが分かる。
化速度は極端に遅いが、これに少量のCHCを配合する
と気化速度は著しく高まり、その添加効果は約IIl量
%以上の添加で顕著に表われてくる。そしてCHCを5
重量%以上添加すると、優れた初期防錆効果を有するも
のとして需要者間で評価されている前記DIPAN(単
独)を陵駕する気化速度を得ることができ、卓越した初
期防錆効果を発揮するものとなることが分かる。しかも
DI CHANと適量のCHCを含む本発明の気化性防
錆剤は、長時間経過後もDI CHAN単独に比べて高
い気化速度を維持しており、防錆持続性においても優れ
たものであることが分かる。
この様に本発明ではCHCを1重量%以上含有させるこ
とによって初期防錆効果を著しく高めることができる。
とによって初期防錆効果を著しく高めることができる。
しかしCHCの含有量が多くなりすぎると、D I C
HANの含有量が相対的に少なくなり過ぎるため防錆持
続性が不十分になるばかりでなく、CHCの難点である
引火の問題も現われてくるので、CHCの含有量は95
重量%程度を上限とし、より好ましくは60重量%程度
以下に抑えることが望ましい。
HANの含有量が相対的に少なくなり過ぎるため防錆持
続性が不十分になるばかりでなく、CHCの難点である
引火の問題も現われてくるので、CHCの含有量は95
重量%程度を上限とし、より好ましくは60重量%程度
以下に抑えることが望ましい。
本発明の気化性防錆剤を得る方法には格別の制限はなく
、たとえば■夫々別個に製造したD I CHAN粉末
にCHC粉末を加えて混合する方法、■D I CHA
NとCHCの混合水溶液を減圧濃縮してD I CHA
NとCHCを共析させる方法、■1つの反応系内でD
I CHANとCHCを生成させた後、これらを反応系
から共析させる方法、等を適宜採用することができる。
、たとえば■夫々別個に製造したD I CHAN粉末
にCHC粉末を加えて混合する方法、■D I CHA
NとCHCの混合水溶液を減圧濃縮してD I CHA
NとCHCを共析させる方法、■1つの反応系内でD
I CHANとCHCを生成させた後、これらを反応系
から共析させる方法、等を適宜採用することができる。
かくして得られる本発明の気化性防錆剤は、乾燥後粉末
状態でスプレーガン等により防錆対象であるタンク等の
内部に噴霧したり、あるいは粉末状のままもしくは顆粒
状や錠剤に成形してから通気性のある小袋等に充填して
防錆処理雰囲気中に吊したり、更には中性紙等に含浸さ
せて防錆紙とし防錆対象の包装に使用するなど、様々の
態様で使用できるが、何れ社しても本発明の気化性防錆
剤は初期防錆効果および防錆持続性が共に優れたもので
あり、防錆の目的を効果的に果たすことができる。
状態でスプレーガン等により防錆対象であるタンク等の
内部に噴霧したり、あるいは粉末状のままもしくは顆粒
状や錠剤に成形してから通気性のある小袋等に充填して
防錆処理雰囲気中に吊したり、更には中性紙等に含浸さ
せて防錆紙とし防錆対象の包装に使用するなど、様々の
態様で使用できるが、何れ社しても本発明の気化性防錆
剤は初期防錆効果および防錆持続性が共に優れたもので
あり、防錆の目的を効果的に果たすことができる。
ところでD I CHANとCHCの混合物からなる本
発明の気化性防錆剤は、元々流動性が悪いうえに、高蒸
気圧であるという特性を利用して防錆効果を発揮させる
ものであるから過度の乾燥条件は採用し難く、十分な乾
燥状態が得られにくいため流動性が悪く、且つ短時間の
保存でブロッキングを起こして塊状化し易い、そのため
スプレーガン等による散布に不便であるばかりでなく、
小袋等への充填作業や錠剤化するときの作業性も悪い、
ところがこの混合粉末に少量(0,01〜1.5重量%
程度)の酸化アルミニウム微粉末を配合すると、混合粉
末の流動性が著しく改善されるばかりでなく耐ブロッキ
ング性も良好となり、スプレーガン等による散布や小袋
等への充填作業等も極めて容易となる。尚気化性防錆剤
粉末の流動性や耐ブロッキング性を改善するのに、炭酸
マグネシウムや炭酸カルシウム等の微粉末を配合するこ
とは知られているが、これらの微粉末では気化性防錆剤
に対して10重量%程度以上添加しなければならず、防
錆効果が希釈されるばかりでなく、特に散布法を採用し
たときに防錆保存後タンク等の内部に多量の粉末が多量
に残るので、後処理が非常に面倒になる。しかし前述の
酸化アルくニウム微粉末を使用すると、気化性防錆剤上
対し1.5重量%程度以下の少量を配合するだけで流動
性および耐ブロッキング性を改善することができるので
、極めて好ましい。
発明の気化性防錆剤は、元々流動性が悪いうえに、高蒸
気圧であるという特性を利用して防錆効果を発揮させる
ものであるから過度の乾燥条件は採用し難く、十分な乾
燥状態が得られにくいため流動性が悪く、且つ短時間の
保存でブロッキングを起こして塊状化し易い、そのため
スプレーガン等による散布に不便であるばかりでなく、
小袋等への充填作業や錠剤化するときの作業性も悪い、
ところがこの混合粉末に少量(0,01〜1.5重量%
程度)の酸化アルミニウム微粉末を配合すると、混合粉
末の流動性が著しく改善されるばかりでなく耐ブロッキ
ング性も良好となり、スプレーガン等による散布や小袋
等への充填作業等も極めて容易となる。尚気化性防錆剤
粉末の流動性や耐ブロッキング性を改善するのに、炭酸
マグネシウムや炭酸カルシウム等の微粉末を配合するこ
とは知られているが、これらの微粉末では気化性防錆剤
に対して10重量%程度以上添加しなければならず、防
錆効果が希釈されるばかりでなく、特に散布法を採用し
たときに防錆保存後タンク等の内部に多量の粉末が多量
に残るので、後処理が非常に面倒になる。しかし前述の
酸化アルくニウム微粉末を使用すると、気化性防錆剤上
対し1.5重量%程度以下の少量を配合するだけで流動
性および耐ブロッキング性を改善することができるので
、極めて好ましい。
[発明の効果]
本発明は以上の様に構成されており、初期防錆効果およ
び防錆持続性が共に良好で且つ引火の危険がなく、また
防錆対象を汚染する恐れのない高性能の気化性防錆剤を
安価に提供し得ることになった。
び防錆持続性が共に良好で且つ引火の危険がなく、また
防錆対象を汚染する恐れのない高性能の気化性防錆剤を
安価に提供し得ることになった。
第1図はD I CHANとCHCの配合比を種々変え
た場合における気化時間と気化速度の関係を示すグラフ
である。
た場合における気化時間と気化速度の関係を示すグラフ
である。
Claims (3)
- (1) ジシクロヘキシルアンモニウムナイトライト[
C_5H_1_1)_2NH_2NO_2]とシクロヘ
キシルアンモニウム−N−シクロヘキシルカルバメート
[C_5H_1_1NH_3OCONHC_5H_1_
1]を有効成分として含有することを特徴とする気化性
防錆剤。 - (2) シクロヘキシルアンモニウム−N−シクロヘキ
シルカルバメートの含有量が1〜95重量%である請求
項(1)記載の気化性防錆剤。 - (3) ジシクロヘキシルアンモニウムナイトライトと
シクロヘキシルアンモニウム−N−シクロヘキシルカル
バメートの混合物に対し、酸化アルミニウム微粉末0.
01〜1.5重量%を添加し均一に混合したものである
粉粒状気化性防錆剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19729089A JPH0388880A (ja) | 1989-07-28 | 1989-07-28 | 気化性防錆剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19729089A JPH0388880A (ja) | 1989-07-28 | 1989-07-28 | 気化性防錆剤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0388880A true JPH0388880A (ja) | 1991-04-15 |
Family
ID=16372005
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19729089A Pending JPH0388880A (ja) | 1989-07-28 | 1989-07-28 | 気化性防錆剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0388880A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5409528A (en) * | 1993-12-28 | 1995-04-25 | General Chemical Corporation | Corrosion inhibitors for coatings |
JPH09245877A (ja) * | 1996-03-13 | 1997-09-19 | Japan Aviation Electron Ind Ltd | 電気・電子部品用成形体 |
JP2019077947A (ja) * | 2017-09-27 | 2019-05-23 | エクスコール・コロジオンスフォルシュング・ゲーエムベーハーExcor Korrosionsforschung GmbH | 気相腐食防止剤組成物並びにその使用及びその製造方法 |
JP2019143394A (ja) * | 2018-02-22 | 2019-08-29 | 川田建設株式会社 | 鋼材の腐食抑制方法 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4910131A (ja) * | 1972-05-30 | 1974-01-29 | ||
JPS5111821A (ja) * | 1974-07-19 | 1976-01-30 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | Sabidometoryo |
JPS6291232A (ja) * | 1985-08-30 | 1987-04-25 | Kyocera Corp | 流動性向上剤 |
-
1989
- 1989-07-28 JP JP19729089A patent/JPH0388880A/ja active Pending
Patent Citations (3)
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