JPS63172242A - 自動焦点調節装置 - Google Patents

自動焦点調節装置

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JPS63172242A
JPS63172242A JP459887A JP459887A JPS63172242A JP S63172242 A JPS63172242 A JP S63172242A JP 459887 A JP459887 A JP 459887A JP 459887 A JP459887 A JP 459887A JP S63172242 A JPS63172242 A JP S63172242A
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JP
Japan
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focus
optical system
control unit
signal
focusing
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JP459887A
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Inventor
Akira Akashi
明石 彰
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Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業」二の利用分野〉 本発明は、光学系の焦点調節を自動的に行う自動焦点調
節装置に関し、特に、この種の装置に於ける焦点調節不
能時の改良に関するものである。
〈従来技術〉 従来、光学系の焦点調節を自動的に行う為の自動焦点調
節装置では、焦点検出不能となった場合、使用者は被写
体を焦点検出てきるようなものに変えたり、自動焦点調
節モードからマニュアルに切換えて、使用者が自分で焦
点調節するようにしていた。
しかし乍ら、自動焦点検出装置で焦点検出不能、  と
なった場合に、上記被写体を変えるということは煩しい
ばかりでなく、速写性を欠き、貴重なシャッターチャン
スを逃す結果にもつながるものであった。一方、焦点検
出不能となった場合に自動焦点調節モードからマニュア
ルに切換えることは、その切換えの為にオート(→マニ
ュアル切換スイッチの切換え操作等、別の操作を必要と
し、やはり操作性、速写性を欠(ものであった。
そこで、この問題を解決する為に自動焦点調節動作中、
焦点調整不能となった場合には、自動的にマニュアルフ
ォーカスへ移行するようにすることが考えられるが、こ
の場合マニュアルフォーカスへ移行した後、再び自動焦
点調節が可能となって自動焦点調節動作が行われてしま
うと、使用者はマニュアルフォーカスのつもりで操作し
ているにもかかわらず、急に自動焦点調整動作が開始さ
れ、非常に使いづらいことになる。
〈発明の目的〉 本発明は、以」二の事情に鑑み為されたもので、光学系
を合焦状態に自動的に焦点調節する為の自動焦点調節手
段と、該自動焦点調節手段が焦点調節不能となった後使
用者がマニュアルで上記光学系のピント状態を所定量変
化させる操作をした場合にこのことを検出する検出手段
と、該検出手段の上記検出に応答して上記自動焦点調節
手段による上記光学系の駆動を不作動にする禁止手段と
を設け、自動焦点調節中に焦点調節不能となってマニュ
アルフォーカスへ移行した後は、再び自動焦点調節が可
能となっても、自動焦点調節は行われないようにし、以
て、操作性の向上する自動焦点調節装置を提供しようと
するものである。
〈実施例〉 以下、本発明の一実施例を図面を基に説明する。
第1図は本発明に係わるカメラの構成を示すブロック図
で、第1図中、PH1はカメラのシーケンシャルな動作
を制御する制御部で、内部に演算回路、ROM、RAM
、A’/D変換機能等を有する公知の1チツプのマイク
ロ・コンピュータで構成されている。そして制御部PR
8は、通信用信号So、 Sl。
S CL Kを用いて、周辺回路およびレンズと交信し
、上記ROMに格納されたプログラムに従って、自動露
出制御、自動焦点調節、フィルムの巻き上げ・巻戻し等
の動作をシーケンシャルに制御する。尚、上記通信用信
号のうちSOは制御部PR3から出力されるデータ信号
、SIは制御部PR3に入力されるデータ信号、5CL
Kは信号So、 SIの同期信号である。
LCMはレンズ通信バッファ回路であり、カメラが動作
中のときはレンズ用電源VLをレンズに与え、制御部P
R3からの信号CLCMが高電位レベル(以下、“H”
と略し、低電位は“L”と略して記す)のときは、カメ
ラとレンズ間通信のバッファとなる。
制御部PR3が信号CLCMを“H”にして、所定のデ
ータを信号5CLKに同期して信号SOから送出すると
、レンズ通信バッファ回路LCMは伝達手段としてのカ
メラ・レンズ間接点CONを介して、信号S CL K
 、信号SOの各々のバッファ信号L CK 。
D CLをレンズ側(第1図一点鎖線のカッコ内)へ出
力する。それと同時にレンズ側からの信号DLCのバッ
ファ信号を信号Srに出力し、制御部PR8は信号S 
CL Kに同期して信号S■からレンズ側のデータを入
力する。
SDRは後述の焦点検出用のラインセンサ装置SNSの
駆動回路であり、制御部PR3からの信号C3DRが“
I(”のとき選択されて、上記信号S○、 SI、 5
CLKを用いて制御部PR3により制御される。ライン
センサ装置SNSはCCDラインセンサから構成され、
制御部PR3からのクロックCKによって生成される駆
動用のクロックφ1.φ2、光電変換部に蓄積された電
荷をアナログシフトレジスタ部に転送させる信号S H
、光電変換部の蓄積電荷のクリア信号CL Rが上記駆
動回路SDRより入力される。ラインセンサ装置SNS
の出力信号O8はクロックφl。
φ2に同期した時系列の像信号であり、駆動回路SDR
内の増幅回路で増幅された後、信号AO3として制御部
PR8に出力される。制御部PR3は信号AO3をアナ
ログ入力端子から入力し、クロックCKに同期して、内
部のA/D変換機能てA/D変換後RAMの所定のアド
レスに順次格納する。同じくラインセンサ装置SNSの
出力信号であるAGCは、ラインセンサ装置SNS内の
蓄積制御用センサの出力であり、光電変換部の電荷の蓄
積状態を駆動回路SDRに伝達し、駆動回路SDRはこ
れを受けて、光電変換部に一定の電荷が蓄積された状態
で信号SHにより、光電変換部の電荷をアナログシフト
レジスタ部に転送させる。
SPCは測光センサであり、その出力5spcは制御部
PR3のアナログ入力端子に入力され、A/D変換後、
自動露出制御(AE)に用いられる。
DDRはスイッチ・センスおよび表示用回路であり、制
御部PR3により信号CDDRが“H”のとき選択され
て、信号So、SI、5CLKにより制御される。即ち
、制御部PR3から送られて(るデータに基づいて表示
部DPSの駆動制御を行ったり、レリーズスイッチSW
I、SW2を特徴とする特許操作スイッチSWSのオン
・オフ状態を制御部PR3に伝達する。
MDRI、MDR2はフィルム給送、シャッターばね巻
き上げ用モータMTR]、MTR2の駆動回路で、信号
MIF、 Mllで、M2F、M2Rによってモーター
の正転・逆転を実行する。MG]、MG2は各々シャッ
ター先幕・後幕走行開始用マグネットて、信号SMGI
、5MG2、増幅トランジスタTRI。
TR2で通電され、制御部PR3によりシャッタ制御が
行われる。尚、」1記スイッチ・センスおよび表示用回
路DDR,モータ駆動回路MDRI、MDR2、シャッ
タ制御は、公知なので詳しい説明は省略する。
L P RSはレンズ内制御回路でレンズ通信バッファ
回路L CMからの信号D CLに従って制御部PR3
の命令を解析し、焦点調節や絞り制御の動作を行う一方
、信号DLCを出力しレンズの各種パラメータ(開放F
ナンバー、焦点距離、デフォーカス量対繰り出し量の係
数等)を制御部PR3へ送る。又、レンズ内制御回路L
 P RSは、レンズ側に設けられたオートフォーカス
とマニュアルフォーカスの切換を行う為のオート・−マ
ニュアル切換スイッチSWMの状態を判別し、オートフ
ォーカスモードとなっている場合には、信号LMF、L
MRにより焦点調節用モータL M T Rを、カメラ
本体側の制御部PR3から信号SO,バッファ回路LC
M、信号D CLを介して入力される自動焦点調節の為
の駆動方向及び駆動量に従って駆動し、全体繰出しの単
レンズで構成された撮影光学系LNSを合焦位置へ移動
させる。そして、レンズ内制御回路LPR3では撮影光
学系LNSの移動量をエンコーダ回路ENCの信号5E
NCをカウンタLCNTに入力し合焦位置への移動が完
了した時点で、信号LMF、LMRを” L ”にして
モータLMTRを制動する。一方、オート←マニュアル
切換スイッチSWMがマニュアルフォーカスモードにな
っている場合には、レンズ内制御回路LPR3は、制御
部PR3からの自動焦点調節用の信号によっては焦点調
節用モータLMTRを駆動しなくなる。この場合、撮影
光学系LNSは使用者が手動で動かすか、パワーフォー
カスを使って動かずことになる。パワーフォーカスはレ
ンズ側に設けられたパワーフォーカススイッチSWPを
端子MFI又はMFOに接続することにより、信号MF
I又はMFOがレンズ内制御回路LPR3に入力され、
オー]・・−マニュアル切換スイッチがマニュアルフォ
ーカスモートとなっている場合にレンズ内制御回路L 
P RSが信号SMFI、SMF○に応答した方向に焦
点調節用モータL M T Rを駆動することにより行
われる。
更に、レンズ内制御回路LPR3は信号SO,バッファ
回路LCM、信号DCLを介して制御部PR3から送ら
れてくる絞り段数に従って、絞り駆動用としては公知の
ステッピング・モータDMTRを駆動する。尚、ステッ
ピング・モータはオープン制御が可能なため、動作をモ
ニタするためのエンコーダは必要としない。
次に以上の第1図の構成の動作を第2図のフローチャー
トに従って説明する。第1図の装置は制御部PR8内の
ROMに格納されたプログラムに従って第2図のフロー
チャートに沿って動作するものであり、第2図(a)は
、そのフローチャートのメインルーチンを示し、第2図
(b)〜第2図(e)はフローチャートのサブルーチン
を示している。
第1図に於いて、まず不図示の電源スィッチが投入され
ると各回路は、動作可能なスタンバイ状態となる。そし
て、第2図(a)に示されるステップ1へ移行し、制御
部PR3はレリーズスイッチSWIの状態を判別する。
レリーズスイッチSWIが投入されるまで、すなわちレ
リーズ操作されるまではステップ2へ移行し制御回路P
R3は内部フラグ及び各回路を全てリセットして内部フ
ラグはリセットにより“0”となり、再びステップlに
戻り、この動作を繰返す。
一方、レリーズ操作が第1ストロークまで行われ、レリ
ーズスイッチSW1が投入されると、ステップ1からス
テップ3のAE制御に移行する。ステップ3に於けるA
E制御では、制御部PR3が測光センサSPCからの出
力5spcを入力して測光値を演算し、その演算終了後
ステップ4のAF制御に移行する。
尚、ステップ3に於いて、レリーズ操作が第2ストロー
クまで行われ、レリーズスイッチS W 1と共にレリ
ーズスイッチSW2が投入されている場合には、制御部
P RSから、信号SO,レンレン信バッファ回路L 
CM 、信号D CT−、を介してレンズ内制御回路L
 I) RSに絞り駆動命令が与えられ、レンズ内制御
回路L P RSはこれを受けて絞り駆動用モータD 
M T Rを駆動して絞りを制御した後、制御部PR3
は信号SMGI、5MG2によってシャッタ先幕・後幕
走行開始用マクネットを駆動してシャッタを制御し、露
光動作を行う。そして、露光動作終了後、制御部PR3
は、フィルム給送、シャッタばね巻上げ用モータMTR
I、MTR2を駆動回路MDRI。
MDR2によって制御し、フィルムの1駒送り、及びシ
ャッタチャーンを行う。尚、以上のAE副制御関する動
作は、公知のものであり、本発明とは直接関係がないの
で、これ以上詳細な説明は省略する。
ステップ4のAF制御では第2図(b)のサブルーチン
に移行する。第2図(b)のサブルーチンでは、まず、
ステップ11で制御部PR3は、後述するデフォーカス
量に応じた撮影光学系LNSの焦点調節駆動が焦点調節
用モータL M T Rによって行われているか否かを
後述するフラグPRMVの状態によって判定する。しか
しこの段階では、まだレリーススイッチSWI投入後第
1回目のループ動作であるので、フラグPRMVは“0
″でありステップI4へ移行する。
ステップI4ては、オート的マニュアル切換スイッチS
WM及びスイッチSWSの中のワンンヨット→サーボ切
換スイッチの状態によって、制御部PR3はワンショッ
トモードに設定されているか否かを判定する。ワンショ
ットモードとは、撮影光学系LNSが、後述するデフォ
ーカス量に応じて自動焦点調節され、合焦状態となった
後は、被写体が移動してピントがずれても再び焦点調節
されずに元のピント状態を維持するモードのことである
。ステップ14に於ける制御部PR3のワンショットモ
ードの判定は、まず、制御部PR3から信号S○、バッ
ファ回路L CM 、信号DCLを介し、レンズ内制御
回路L P RSにオート・→マニュアル切換スイッチ
SWMの状態を出力するように命令が与えられる。
レンス内制御回路L P RSはこれに応答してオート
・夏マニュアル切換スイッチSWMの状態を判定して信
号DCI7.バッファ回路L CM 、信号Slを介し
、オート・→マニュアル切換スイッチSWMの状態を制
御部P RSへ入力する。
又、制御部PR3は、信号SOによって、スイッチ・セ
ンスおよび表示用回路DDRへワンショット・→ザーホ
切換スイッチSWMの状態を出力するように命令が与え
られる。スイッチ・センスおよび表示用回路DDRはこ
れを受けてワンショットーサーボ切換スイッチSWMの
状態を信号S■によって制御部PR3へ入力する。
制御部PR8は、オート・−マニュアル切換スイッチS
WMがオートフォーカスモードとなっていて、目、つ、
ワンショット・→サーボ切換スイッチSWSがワンショ
ットフォーカスモードになっている場合に、ワンショッ
トモードであると判別する。尚、ワンショットモードで
ない場合として、オート的マニュアル切換スイッチSW
Mがオートフォーカスモードとなっていてワンショット
・→サーボ切換スイツヂSWSがサーボフォーカスモー
ドとなでいる場合はサーボモードであり、撮影光学系L
 N Sはデフォーカス量に応じて自動焦点調節され、
合焦状態となっても、被写体が移動した場合には、それ
に追従して撮影光学系LNSも移動するようになり、オ
ート的マニュアル切換スイッチSWMがマニュアルフォ
ーカスモードとなっている場合には、ワンショット的サ
ーボ切換スイッチSWSの状態に関係無く、撮影光学系
LNSは、デフォーカス量に応じた自動焦点調節を行わ
ずに手動によるマニュアルフォーカス、又はパワーフォ
ーカスによって焦点調節されることになる。
ステップ14に於いてワンショットモートでない場合は
ステップ21へ移行し焦点検出を行う。一方、ワンショ
ットモードの場合はステップ15へ移行し、制御部PR
3は後述する内部フラグJFの状態によって、後述する
判定動作で撮影光学系LNSが合焦状態にあることを判
定されたか否か判別する。しかし乍ら、この段階ではま
た前述したようにレリーススイッチSWI投入後第1回
目のループ動作であるので、合焦判定は行われておらず
、フラグJFはO“のままであり、ステップ16へ移行
する。ステップ16では制御部PR3は後述する内部フ
ラグAFNGの状態によって後述する判定動作て焦点検
出不能が判定されたか否かを判別する。ここでも、また
レリーススイッチS W ]投入後第1回目のループ動
作であることから焦点検出不能の判定は行われておらず
、AFNGは” o ”のままであり、ステップ21の
焦点検出動作へ移行する。
ステップ2]の焦点検出動作では第2図(c)のサブル
ーチンへ移行する。第2図(C)のサブルーチンでは、
まず、ステップ101に於いて制御部PR8への像信号
の入力が行われる。この動作について具体的に説明する
と、まず、制御部PR3は信号C3DRを“H”として
駆動回路SDRを選択した後、信号SOを駆動回路SD
Rに送る。この時の信号S。
は像信号の蓄積開始命令であり、この命令に応じて駆動
回路SDRは信号CLRをラインセンサ装置SNSに送
り、ラインセンサ装置SNSに残っている像信号をクリ
アし、新たな像信号の蓄積動作を開始させる。ラインセ
ンサ装置SNSの一対の光電変換部には撮影光学系L 
N Sの左右の瞳部分からそれぞれ入射する被写体像が
受光されており、これが電荷により像信号として蓄積さ
れる。この受光される被写体像はその相対位置関係が、
撮影光学系LNSのピント状態に応じて変化し、撮影光
学系LNSが合焦状態にある場合には、一対の光電変換
部に受光される像パターンの相対位置関係は一致し、ピ
ートンがずれるに従って、その像パターンの相対位置関
係もピントのずれ方向及びずれ量に相応してずれる。従
って、この像パターンの相対位置のずれ方向およびずれ
量を検出することによって撮影光学系LNSのピントの
ずれ方向及びずれ量が判る。
駆動回路SDRは信号AGCによって光電変換部に一定
の電荷が像信号として蓄積されたことを検出すると、信
号SHによって光電変換部からアナログシフトレジスタ
部に光電変換部の電荷を転送した後、クロックφ1.φ
2に同期して順次駆動回路S T’) Rに入力し、駆
動回路SDR内の増幅回路で増幅した後、信号AO3と
して制御部PR3のアナロク入力端子に入力する。制御
部PR3ではこの像信号を内部のA/D変換機能でA/
D変換後順次RAMの所定アドレスに格納する。
以」二の動作により、ステップ101に於ける制御部P
R3への像信号の入力が終了し、ステップ102へ移行
することになる。
ステップ]02では、制御部PR3は内部演算回路にて
、ステップ101にて入力した像信号のデフォーカス量
DEF(像信号の相対位置のずれ方向並びにずれ量)及
びコントラスト値CNTを演算する。デフォーカス量及
びコントラスト値の演算方法は公知であり、本発明とは
直接関係無いので詳述しないが、デフォーカス量を求め
ることにより上述した様に撮影光学系LNSのピントの
ずれ方向及びずれ量が求められ、コントラスト値を求め
ることにより、このデフォーカス量が信頼性のあるもの
かどうかを判定することができる。尚、デフォーカス量
が信頼性あるものかをコントラスト値によって判定する
理由は、コントラスト値が低い場合とはコントラストの
無い被写体であったり、撮影光学系のピントが太き(ず
れて被写体像が全くボケでいる状況であり、この様な状
況では、像パターンの状態を検知することはできず、従
って、これから求めたデフォーカス量は信頼性の無いも
のとなるからである。
次にステップ103に移行し、制御部PR3は、上記コ
ントラスト値CNTが低いかどうかを表わすための内部
フラグLCFLGを“0″にリセットする。
そしてステップ104に移行し、制御部PR3は、内部
の演算回路にて上記コントラスト値CNTが所定閾値レ
ベルLCLVLより大きいか否かを判定して、コントラ
スト値CNTが所定閾値レベルL CL V Lより大
きく、上記デフォーカス量DEFが信頼できるものであ
る場合には、ステップ106へ移行し、一方、コントラ
スト値CNTが上記所定閾値レベルLCLVL以下で上
記デフォーカス1DEFが信頼できない場合にはステッ
プ105に移行して、制御部PR3は」1記フラグL 
CF L Gを“1″にセットして、コントラスト 以下であることを表わした後、ステップ106へ移行す
る。
ステップ106では、制御部PRSは撮影光学系LNS
が合焦状態にあるか否かを表わす内部フラグJFFLG
を0゛′にリセットしてステップ107へ移行する。
ステップ107では、制御部PRSは、上記フラグL 
C F L Gによってステップ102て求めたコント
ラスト値CNTが上記所定闇値レベルLCLVLより高
かったか否かを調べる。フラグL C F L Gが“
1″でコントラスト値CNTが上記所定閾値レベルL 
C L V L以下の場合には、デフォーカスiDEF
は信頼できないので、このデフォーカス量DEFに対し
て何ら判定を行わず、第2図(b)のサブルーチンに戻
り、次のステップへ移行する。一方、フラグLCFLG
が0“でコントラスト値CNTが所定闇値レベルL C
 L V Lより高い場合には、デフォーカス量DEF
が信頼できるものであるので、ステップ108へ移行し
、制御部PRSはデフォーカス量DEFの絶対値が所定
値JFFLDより大きいか否かを判定する。
デフォーカスiDEFの絶対値が所定値J F F T
− D以下の場合には、前記像信号の相対位置のずれ量
が小さいか、または相対位置のずれ量か無く、撮影光学
系L N Sが合焦状態にみなせる範囲にあるものとし
てステップ109へ移行し、制御部PRSは、ステップ
106で′″0″にリセットしたフラグJFFLGを“
1′′にセラl− して合焦状態になったことを表わし
、第2図(b)のサブルーチンに戻り、次のステップへ
移行する。ステップ]08で、デフォーカス量DEFの
絶対値が所定値J F F J, Dより大きい場合に
は、前記像信号の相対位置のずれ量は太き(、撮影光学
系L N Sは非合焦状態にあるものとして、前記フラ
グJFFLGを“0″にリセットしたまま(非合焦状態
にあることを表わしたまま)第2図(b)のサブルーチ
ンに戻り、次のステップへ移行する。
以上のようにして第2図(b)に於けるステップ21の
焦点検出が終了するとステップ22に移行する。ステッ
プ22では、第2図(d)のサブルーチンに移行し、ス
テップ2】に於ける焦点検出の結果を判定する判定動作
を行う。
第2図(d)のサブルーチンでは、まず、ステップ20
1て、焦点検出の判定結果を示す内部フラグJF,AF
NG,LMVDIをそれぞれを“0°′にリセットする
。尚、後述するがフラグJFは′1″にセットされるこ
とで撮影光学系LNSが合焦状態にあることを表わし、
フラグAFNGは” 1 ”にセットされることで焦点
調節不可能な状態にあることを表わし、フラグL M 
V D Iは“1″にセットされることで、撮影光学系
L N Sのデフォーカス量DEFに応じた自動焦点調
節駆動の禁止を表わす。
次にステップ202へ移行し、制御部PRSは前記フラ
グJFFLGによって焦点検出の結果が合焦であったか
否かを判定する。フラグJFFLGが“1”となってお
り、撮影光学系LNSが合焦状態にあることが判別され
た場合には、ステップ203に移行し制御部PRSは、
フラグJFを“l”にセットして合焦状態にあることを
表わすと共に制御部PRS内のフラグNGONCEを′
O″にリセットしてステップ204に移行する。フラグ
NGONCEは後述するが、撮影光学系LNSの非合焦
が判定されると“′1″にセットされるもので、合焦状
態にあると判定されてこのステップ203に移行しない
限り“0′”に戻らないものである。ステップ204で
は、制御部PRSはフラグLMVDIを“1”にセット
し、デフォーカス量DEFに応じた撮影光学系L N 
Sの自動焦点調節駆動を禁止した後、第2図(b)のサ
ブルーチンに戻り、次のステップへ進む。
一方、ステップ202で前記フラグJFFGが“0”に
なっており、非合焦であることが判別されると、ステッ
プ205に移行し、制御部PRSは、前記コントラスト
値CNTの状態をフラグL C F L Gによって調
べる。フラグLCFLGが“0″であり、前記コントラ
スト値CNTが所定閾値レベルLCLVLより高(、検
出されたデフォーカス量DEFが信頼できるものである
場合には第2図(b)のサブルーチンに戻り、次のステ
ップへ進む。
一方、フラグLCFLGが“O″であり、前記コントラ
スト値CNTが所定閾値レベルLCLVL以下て検出さ
れたデフォーカス量DEFが信頼できない場合はステッ
プ206へ移行する。ステップ206では、制御部PR
3はマニュアルフォーカスモードか否かを判定する。制
御部PR8は、第2図(b)のステップ14の場合と同
様に、レンズ内制御回路LPR3を介してオート←マニ
ュアル切換スイッチSWMの状態を判定し、オート−マ
ニュアル切換スイッチがマニュアルフォーカスモートに
認定されている場合には、第2図(b)のサブルーチン
に戻り、次のステップに進む一方、オート→マニュアル
切換スイッチSWMがマニュアルフォーカスモードに設
定されていない場合は、ステップ207へ移行し、制御
部PR3は後述する内部フラグPFANGの状態を判定
してフラグPFANGが“1”にセットされている場合
には第2図(b)のサブルーチンに戻るが、この段階で
はまだ、レリーズスイッチSWI投入後第1回目のルー
プ動作であるので、上記フラグPFANGは′0″にセ
ットされたままであり、ステップ208へ移行する。
ステップ208ては、ステップ205でコントラスト値
CNTが所定闇値レベルLCLVL以下であると判別さ
れていることから、検出されたデフォーカス量DEFは
信頼性が無く、この様なデフォーカス量DEFでは焦点
検出てきないので、焦点検出不能であるとして制御部P
R3は内部フラグAFNGを“1′′にセットして、焦
点検出不能であることを表わした後、ステップ209へ
移行する。
ステップ209では、制御部PR3は、焦点検出不能を
示すフラグAFNGがステップ208を通過する前に既
に“1′′にセットされていたか、すなわち、前回のル
ープ動作で焦点検出不能であることが既に判定されてい
たか否かをフラグNGONCEの状態によって判定する
。フラグNGONCEが” 1 ”にセットされており
、フラグAFNGがステップ208を通過する前に既に
“1″にセットされていたような場合には、無駄な動作
を繰返さないようにする為、ステップ213に移行し、
焦点検出不能であることからフラグLMVDIを“1”
にセットして撮影光学系LNSのデフォーカス1DEF
に応じた自動焦点調節駆動を禁止した後、第2図(b)
のサブルーチンに戻り、次のステップへ進む。しかし乍
ら、この段階では、レリーズスイッチSWIを投入した
後第1回目のループ動作なので、前回のループ動作は無
く前記フラグNGONCEは“″0パにセットされたま
まであるので、ステップ210へ移行する。
ステップ2】0では、上記フラグNGONCEを“1′
”にセットし、焦点検出不能を判定したループ動作を既
に行ったことを表わし、ステップ211へ移行する。
ステップ211では制御部PR3は、信号So、バッフ
ァ回路LCM、信号DCLを介して、レンズ内制御回路
LPR3へ撮影光学系LNSの移動カウンタ値を出力す
るように命令が与えられ、レンズ内制御回路LPR3は
これを受けて、カウンタL CN Tから上記移動カウ
ンタ値を読み出し信号D L C、バッファ回路LCM
、信号S工を介して制御部PR3へ入力する。この移動
カウンタ値は、撮影光学系LNSの移動状態を表わすも
ので、電源投入時のクリア状態を基準として、その後の
撮影光学系LNSの移動状態をエンコーダENCからの
信号5ENCをカウンタLCNTが常時カウントするこ
とによって得られている。
制御部PR5では、撮影光学系LNSの移動カウンタ値
をLP01として内部のRAMに格納し、焦点検出不能
が判定された時点での撮影光学系LNSの移動カウンタ
値として記憶し、ステップ212へ移行する。尚、ステ
ップ211で撮影光学系LNSの移動カウンタ値LPO
3をRAMに格納するのは後述するが、次のステップ2
12てパワーフォーカスの使用が許可された後、このR
AMに格納された移動カウンタ値LPO3と、その後の
撮影光学系LNSの移動カウンタ値を比較し、その値が
一定以上変化していた場合には、手動によるマニュアル
フォーカス、又はパワーフォーカスが行われたものとし
てそれ以降は、手動によるマニュアルフォーカス、又は
、パワーフォーカスのみが許容され、デフォーカス量に
応じた撮影光学系LNSの自動焦点調節駆動を行わない
ようにするのである。
ステップ212では制御部PR3は、信号SO。
バフフッ回路LcM、信号DCLを介してレンス内制(
卸回路f、 P RSにパワーフォーカスを許可するよ
うに命令かp、えられる。これを受けてレンズ内制御回
路L P RSでは使用者がパワーフォーカススイッチ
SWPを端子MFIまたはMFOに接続するだけでオー
ト・→マニュアル切換スイッチSWMがマニュアルフォ
ーカスモートに切換えられていなくても焦点調節用モー
タL M T RをパワーフォーカススイッチSWPに
従って焦点調節用モータL M T Rを駆動し、パワ
ーフォーカスが行われるようにする。
次にステップ213へ移行し、フラグL M V D 
Iを” ] ”にセツトシてデフォーカス量に応じた撮
影レンズLNSの自動焦点調節駆動を禁止し、第2図(
b)のザブルーチンに戻り次のステップへ進む。
以上の様にして、第2図(b)のステップ22の判定動
作が終了すると、ステップ23に移行し、制御部PR3
は、信号SO,スイッチ・センスおよび表示用回路DD
Rを介し、表示部DSPに前記フラグJFに応じた合焦
表示、フラグAFNGに応じた焦点検出不能表示等の撮
影光学系LNSの焦点調節状態の表示を行わせる。
次にステップ24へ移行し、制御部PR3はステップ1
4の時と同様にレンズ内制御回路L P RSを介して
オート→マニュアル切換スイッチSWMの状態を判別す
る。オート・→マニュアル切換スイッチSWMがマニュ
アルフォーカスモードに設定されている場合にはステッ
プ29へ移行し、制御部PR3は信号SO,バッファ回
路L CM 、信号D CLを介してカメラ・レンズ間
接点CONへデフォーカスi DEFを出力する。これ
は自動焦点調節の動作状態の検査に使用される。これに
より、生産段階での自動焦点調節の動作状態の検査は勿
論のこと従来は不可能だったカメラが組み上がった後の
自動焦点調節の動作状態の検査も外部に露出するカメラ
・レンズ間接点COHにデフォーカス量DEFが出力さ
れることで、極めて高精度に、簡単に行えるようになる
。尚、この場合、レンズ側へは撮影光学系LNSの駆動
命令は出力されないので、このデフォーカス1tDEF
によって撮影光学系I−N Sが誤動作する様なことは
無い。その後第2図(a)のメインルーチンに戻り、再
びステップ】のレリーズスイッチSWIの状態が判別さ
れる。
一方、第2図(b)のステップ24で、マニュアルフォ
ーカスモードでないことが判別されると、ステップ25
に移行し、制御部PR3は後述するフラグPFANGの
状態を判定する。しかし乍ら、この段階ではまだレリー
ズスイッチSWIの投入後第1回目のループ動作である
ことから、フラグPFANGは” o ”にリセットさ
れたままとなっており、ステップ26へ移行する。
ステップ26では制御部PR3はフラグLMVDIによ
って撮影光学系L N Sがデフォーカス量DEFに応
じた自動焦点調節駆動を禁止されているか否かを判定す
る。フラグLMVDIが“1”にセットされており、自
動焦点調節駆動が禁止されている場合には、第2図(a
)のメインルーチンに戻り、ステップ1に移行して再び
レリーズスイッチSWIの状態を判別する。一方、ステ
ップ26でフラグLMVDIが′0″の場合には、デフ
ォーカス量DEFに応じた自動焦点調節駆動が禁止され
ていないので、ステップ27へ移行し、デフォーカスi
 D E Fに応じた撮影光学系L N Sの自動焦点
調節駆動が第2図(e)のサブルーチンに従って行われ
る。第2図(e)のサブルーチンでは、まず、ステップ
301にて、制御部PR3は、信号SO,バッファ回路
L CM 、信号DCLを介してレンズ内制御回路LP
R3へ「デフォーカス量対撮影光学系LNSの繰り出し
量の係数S」を出力するように命令を送り、レンズ内制
御回路LPR3はこれを受けて、上記係数Sを信号DL
C。
バッファ回路LCM、信号SIを介して制御部PR3へ
入力する。
次にステップ302へ移行し、制御部PR3は再び信号
SO,バッファ回路LCM、信号DCLを介してレンズ
内制御回路LPR8へ[エンコーダENCの1歯当りの
繰り出し量PTHJを出力するように命令を送り、レン
ズ内制御回路LPR3は、これを受けて、上記エンコー
ダENCの1歯当りの繰り出し量PTHを信号DLC,
バッファ回路LCM、信号SIを介して制御部PR8へ
入力する。
次に、ステップ303へ移行し、制御部PR8は上記ス
テップ301て求めたデフォーカス量対撮影しンスL 
N Sの繰り出し一乳の係数Sと、ステップ302で求
めたエンコーダENCI歯当りの繰り出し1PTH1及
び第2図(c)のステップ102て求めたデフォーカス
叩:DEFに基づいて、内部の演算回路により、撮影光
学系L N Sの駆動441” pを以下の式によって
求める。
FP=DEF*S/PTH 次にステップ304へ移行し、制御部PR8は信号SO
,バッファL CM 、信号DCLを介してレンズ内制
御回路L P RSへ」1記駆動量FPを出力し撮影光
学系L N Sを駆動するように指示する。レンズ内制
御回路L P RSは、これを受けて、信号L M F
及びI、 M Rによって上記駆動量FP分、焦点調節
用モータL M T Rを駆動し、撮影光学系L N 
Sを合焦位置へ移動させる。
そして、第2図(b)のサブルーチンに戻り、ステップ
28へ移行し、制御部PR3はフラグT)RMVを“1
″にセットして撮影光学系LNSの自動焦点調節駆動が
行われたことを示した後、第2図(a)のメインルーチ
ンに戻り、ステップ1へ移行し、制御部PR3はレリー
ズスイッチSW]の状態を判定する。
以上の様にして、第2図(a)のステップ1へ戻り、再
びレリーズスイッチSWIの状態が判定され、レリース
スイッチSWIの投入が解除されている場合には、ステ
ップ2へ移行して各回路及び全フラグを0”にリセット
した後、レリーズスイッチSW]が投入されるまでレリ
ーススイッチSWIの状態判別と各回路及び全フラグの
リセットを繰返す。そして、レリーズスイッチSWIが
投入された場合にはステップ1からステップ3へ移行し
、前述のAE副制御行った後、ステップ4にて前述のA
F制御を行うことになる。
一方、ステップ1にてレリーズスイッチSWIの投入が
継続して行われていることが判定された場合には、ステ
ップ3へ移行し、第1回目のループ動作と同様にAF制
御を行った後、ステップ4へ移行してレリーズスイッチ
SWI投入後第2回目のAF制御動作が行われる。
ステップ4のAF制御では、第1回目のループ動作と同
様に第2図(b)のサブルーチンに移行する。第2図(
)〕)のサブルーチンでは、まず、ステップ11にて、
制御部PR3はフラグPRMVの状態を判別し、撮影光
学系LNSが焦点調節用モータL M T Rによって
自動焦点調節駆動されたか否かを判定する。フラグP 
RM Vが′O″となっており自動焦点調節駆動かされ
ていない場合にはそのままステップ14へ移行し、ワン
ショットモートとなっているか否かを判定する。フラグ
PRMVが“1″で自動焦点調節駆動がされている場合
には、ステップ12へ移行し、制御部PR3は、撮影光
学系L N Sの自動焦点調節駆動が終了したか否かを
出力するように信号SO,バッファ回路LCM、信号D
 CLを介してレンス内制御回路L P RSに命令し
、レンズ内制御回路L P RSはこれを受けてカウン
タLCNTの状態により、自動焦点調節駆動が終了した
か否かを信号D CL 、バッファ回路T−CM 、信
号STを介して制御部PR3へ入力する。撮影光学系L
NSの自動焦点調節駆動が終了していない場合には、第
2図(a)のメインルーチンに戻り再びステップ1に移
行してレリーズスイッチSWIの状態を判別し、レリー
ズスイッチS W ]が投入されている限り、撮影光学
系LNSの自動焦点調節駆動が終了するまで、このルー
プ動作を繰返す。ステップ12にて撮影光学系L N 
Sの自動焦点調節駆動の終了が判定されると、ステップ
13に移行し、制御部PR8は上記フラグPRMVを″
“0°′にリセットし、ステップ]4へ移行する。
ステップ14では、制御部PR3はワンショットモート
であるか否かを第1回目のループ動作と同様にオート→
マニュアル切換スイッチSWM及びワンショット→サー
ボ切換スイッチSWSから判定し、ワンショットモード
となでいない場合にはそのままステップ21の焦点検出
動作へ移行する。ワンショットモードの場合には、ステ
ップ]5へ移行し、制御部PR3は、フラグJFによっ
て撮影光学系L N Sが合焦状態にあるか否かを判定
し、前回のループ動作に於ける第2図(d)のステップ
203てフラグJFに” 1 ”がセットされ、合焦状
態となっていると判定されている場合には、第2図(a
)のメインルーチンに戻り、レリーススイッチSW]が
投入され続け、旧つワンショットモートである限り、こ
こまでのループ動作を繰返す。つまり、ワンショットモ
ート 合イハ状態に調節された後は、被写体が動いて非合焦と
なった場合でも、撮影光学系LNSは、元の位置を維持
し、動くことは無い。
一方、ステップ15でフラグJFが′″0”であり、合
焦状態でない場合には、ステップ16へ移行し、制御部
PRSは、フラグAFNGによって焦点検出不能となっ
ているか否かを調べる。前回のループ動作に於けるステ
ップ208でフラグAFNGに′1″がセットされ、焦
点検出不能となっている場合には、ステップ17へ移行
する。一方、フラグAFNGが“0″のままで、焦点検
出不能となっていない場合には、ステップ21へ移行す
る。
焦点検出不能となっており、ステップ16からステップ
17へ移行した場合には、ステップ17に於いて、撮影
光学系LNSの移動状態を示す、その時点での移動カウ
ンタ値FCNTを出力する様に制御部PRSから信号S
O,バッファ回路L C M 、信号D C Lを介し
てレンズ内制御回路へ命令が送られる。レンズ内制御回
路L P R Sはこれを受けてカウンタI− C N
 Tからその時の移動カウンタ値を読み出し、この移動
カウンタ値を信号D L C 、バッファ回路L C 
M 。
信号SIを介して制御部PRSへ入力する。
次にステップ18へ移行し、制御部PRSは内部の演算
回路にて、上記その時点での撮影光学系LNSの移動カ
ウンタ値FONTと、前回のループ動作の第2図(d)
のステップ211で焦点検出不能を判定した時点でのカ
ウンタ値LPOSの差の絶対値CBB= IFCNT−
LPOS lを求める。
次にステップ19へ移行し、制御部PRSは内部の演算
回路にて上記絶対値CBBが所定値LPERより大きい
か否かを判定する。上記絶対値CBBが所定値LPER
より大きい場合には、前回のループ動作で焦点検出不能
が判定された後、撮影光学系LNSが所定量以上移動し
たことになり、これは、第2図(d)のステップ213
でデフォーカス量に応じた自動焦点調節駆動が禁止され
ているので、ステップ2+2でパワーフォーカスが許可
された後にパワーフォーカスが行われたか、又は手動で
のマニュアルフォーカスで撮影光学系LNSが移動した
ことになり、ステップ21へ移行して制御部PRSは内
部フラグPFANGを“′1“にセットして、パワーフ
ォーカス、又は、手動によるマニュアルフォーカスが行
われたことを示した後、次のステップ21へ移行する。
一方、ステップ19で上記絶対値CBBが所定値LPE
R以下の場合は前回のループ動作で焦点検出不能が判定
された後、撮影光学系LNSが所定量以」二移動してい
ないことになり、第2図(d)のステップ212てパワ
ーフォーカスが許可された後もパワーフォーカスや手動
によるマニュアルフォーカスは行われていないものとし
て上記フラグPFANGを“0”にしたまま、ステップ
21へ移行する。
ステップ2工では前回のループ動作と全く同様に焦点検
出が行われ、ステップ22の判定動作へ移行する。ステ
ップ22の判定動作でも第2図(d)のサブルーチンの
ステップ206までは前回のループ動作と全く同様に動
作し、ステップ207て制御部PRFはフラグPFAN
Gの状態を判定し、フラグPFANGが“0″のままで
あれば前回のループ動作と同様にステップ209まで移
行し、ステップ209で制御部PRSは、フラグNGO
NCEの状態を判定し、フラグNGONCEが“1”で
既に前回のループ動作で焦点検出不能となっている場合
には、再びフラグNGONCEを“1”にセットするな
どの無駄な動作を省く為、ステップ213へ移行する。
ステップ213では制御部PRSは、焦点検出不能を判
定していることから、フラグLMVDIを“1′”にセ
ットして、デフォーカス量に応じた撮影光学系LNSの
自動焦点調節駆動を禁止し、第2図(b)のサブルーチ
ンに戻り、次のステップ23へ移行し、その後は、前回
のループ動作と同様に動作する。一方、上記ステップ2
09でフラグNGONCEが“0”のままの場合は、前
回のループ動作では焦点検出不能となっておらず今回焦
点検出不能となったものであるから、ステツブ210へ
移行し、その後は第1回目のループ動作と同様に動作す
る。
一方、−に記ステップ207てフラグPFANGが“1
″にセットされており、焦点検出不能後パワーフォーカ
スが行われている場合には、第2図(b)のサブルーチ
ンに戻り、次のステップ23へ移行する。ステップ23
ては前回のループ動作と同様に撮影光学系L N Sの
焦点調節状態の表示が行われるが、焦点検出不能を表示
するフラグAFNGはステップ201て°″0″にリセ
ットされ、その状態のままとなるので、焦点検出不能が
判定された後パワーフォーカスが行われた場合には以後
焦点検出不能の表示は行われない。これにより、パワー
フォーカス中に必要の無い焦点検出不能の表示が行われ
、使用者に煩しさや、誤操作を起こさせるようなことは
ない。そして、次のステップ24へ移行し、制御部PR
3はマニュアルフォーカスモードか否かを判定するが、
上記フラグPFANGが“1″となっているということ
はマニュアルフォーカスモードではないのでステップ2
5へ移行し制御部PR3はフラグPFANGの状態を判
定し、フラグPR3は” 1 ”にセットされているこ
とからステップ29へ移行する。ステップ29では前回
のループ動作で説明した様にカメラ・レンズ間接点CO
Nへデフォーカス量DEFが出力された後第2図(a)
のメインルーチンに戻り、ステップ1に移行して再びス
テップ1からの動作を繰返す。すなわち、ワンショット
モードでは第2図(b)のステップ22の判定動作で焦
点検出不能が判定されパワーフォーカスが許可された後
、実際にパワーフォーカス又は、手動によるマニュアル
フォーカスが行われた場合にはフラグPFANGが“1
′°となりこのループ動作を繰返すこととなる。よって
レリーズスイッチSWIを投入している限りデフォーカ
ス量に応じた撮影光学系LNSの自動焦点調節駆動は行
われず、パワーフォーカス又は手動によるマニュアルフ
ォーカスのみが許可されることになる。
尚、上記実施例に於いて、ステップ29に於いて出力さ
れるデフォーカス量DEFは、実際の撮影光学系の駆動
量FP等き、他の焦点調節情報にしてもよい。
又、上記実施例に於いて、焦点検出不能時に手動による
マニュアルフォーカス又は、パワーフォーカスに移行す
るのは、ワンショットモードの時のみであるが、サーホ
モードの時にちこのようにしてもよい。
〈発明の効果〉 以」−説明した様に、本発明によれば、光学系を合焦状
態に自動的に焦点調節する為の自動焦点調節手段と、該
自動焦点調節手段が焦点調節不能となった後使用者がマ
ニュアルで上記光学系のピント状態を所定量変化させる
操作をした場合にこのことを検出する検出手段と、該検
出手段の上記検出に応答して上記自動焦点調節手段によ
る上記光学系の駆動を不作動にする禁止手段とを設け、
自動焦点調節中に焦点調節不能となってマニュアルフォ
ーカスへ移行した後は、再び自動焦点調節が可能となっ
ても、自動焦点調節は行わない様にした自動焦点調節装
置を提供するものであるから、操作性が向上し、その効
果は極めて高いものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係わるカメラの構成を示すブロック
図、第2図は、第1図の構成の動作を示すフローチャー
トで、第2図(a)はそのメインルーチン、第2図(b
)〜(e)はそのサブルーチンである。 PH1は制御部、LCMはレンズ通信バッファ回路、C
ONはカメラ・レンズ間接点、SDRは駆動回路、SN
Sはラインセンサ装置、SPCは測光センサ、DDRは
スイッチ・センスおよび表示回路、DPSは表示部、L
PR3はレンズ内制御回路、SWMはオート−マニュア
ル切換スイッチ、SWPはパワーフォーカススイッチ、
SWI、SW2はレリーズスイッチである。 特開口UG3−172242(13) Cb)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 光学系を合焦状態に自動的に焦点調節する為の自動焦点
    調節手段と、該自動焦点調節手段が焦点調節不能となっ
    た後使用者がマニュアルで上記光学系のピント状態を所
    定量変化させる操作をした場合にこのことを検出する検
    出手段と、該検出手段の上記検出に応答して上記自動焦
    点調節手段による上記光学系の駆動を不作動にする禁止
    手段とを有することを特徴とする自動焦点調節装置。
JP459887A 1987-01-12 1987-01-12 自動焦点調節装置 Pending JPS63172242A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP459887A JPS63172242A (ja) 1987-01-12 1987-01-12 自動焦点調節装置
US07/140,219 US4845521A (en) 1987-01-12 1987-12-31 Camera with automatic focusing apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP459887A JPS63172242A (ja) 1987-01-12 1987-01-12 自動焦点調節装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
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ID=11588483

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JP459887A Pending JPS63172242A (ja) 1987-01-12 1987-01-12 自動焦点調節装置

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JP (1) JPS63172242A (ja)

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