JPH0731340B2 - 焦点調節装置を有するカメラ - Google Patents

焦点調節装置を有するカメラ

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JPH0731340B2
JPH0731340B2 JP62004571A JP457187A JPH0731340B2 JP H0731340 B2 JPH0731340 B2 JP H0731340B2 JP 62004571 A JP62004571 A JP 62004571A JP 457187 A JP457187 A JP 457187A JP H0731340 B2 JPH0731340 B2 JP H0731340B2
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彰 明石
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は異なる位置に位置する2つの被写体ともにピン
トが合った状態で撮影を行わせる自動焦点調節装置を有
するカメラに関する。
〔従来技術〕 異なる位置に被写体A,Bが位置する場合、被写体Aに対
して合焦とするレンズ位置と、被写体Bに対して合焦と
するレンズ位置とを所定の比に内分する中間位置を求
め、この中間位置にレンズを移動させると共に被写体A,
Bに対するそれぞれのレンズ位置間のデフオーカス量を
最小錯乱円で割ることにて絞りを求め、この絞りにて上
記被写体A,Bを共にその深度内となし、異なる位置の被
写体A,B共にピントが合った状態を保証させた自動焦点
調節装置を有するカメラを本願出願人が特願昭61-23684
1号として提案している。
該形式のレンズ位置調節並びに絞り値算出方式では上記
の如く被写体A,Bに対するそれぞれのレンズ位置間のデ
フオーカス量に基づいて上記内分位置を求めている関係
上被写体Aに対して合焦状態とするレンズ位置及び被写
体Bに対して合焦状態とするレンズ位置が存在しない場
合にはレンズを上記内分位置へ移行させることが出来な
くなり両被写体をともにピントが合った状態とする撮影
目的を達成し得ない。
例えば被写体Aに対して合焦となるレンズ位置にて被写
体Bに対して焦点検知して得られたデフオーカス量だけ
レンズを駆動した際に上記デフオーカス量分の駆動が終
了する以前に無限側の限界位置にレンズが突き当った様
な場合においては、被写体Aに対して合焦とするレンズ
の位置と被写体Bを合焦とすべくレンズを移動した位置
(無限位置)との間のデフオーカス量と焦点検知した結
果のデフオーカス量とが異なることとなる。従って、か
様な場合レンズを本体の移行位置(焦点検知結果のデフ
オーカス量を所定の比で内分する位置)へ移行させるこ
とが出来ず、上記所望の撮影目的を達成し得ない。
上記の問題を解消する方法として被写体Aに対して合焦
とするレンズ状態で被写体Bに対するデフオーカス量の
検知を行った際にレンズが無限端や至近端に突き当たる
様なデフオーカス量が求められた状態では上記中間位置
算出や絞り値の算出動作を禁止して、制御不能状態とな
ったことを指示させることが考えられる。
しかしながら、上記デフオーカス量がレンズの停止位置
から移動しレンズが無限端に突き当った状態となっても
合焦とすることが出来ない様な被写体にあっては、その
レンズを使用する限り合焦状態とすることが不可能であ
り、この様な被写体を対象とする限り制御不能指示を行
ったとしても撮影者は撮影状況を改善することが出来な
い。一方、上記の様な被写体Bに対してはレンズを無限
端に移行させた状態が最良の合焦状態であり、か様な場
合には無限端位置を被写体Bの合焦位置と見做して処理
を行っても、ほぼ両被写体ともにピントが合った状態と
するレンズ位置及び絞り制御をすることが出来る。
〔目的〕
本発明は上述の事情に鑑みなされたもので、異なる被写
体間のデフオーカス量を内分するレンズの中間位置を求
めるにあたり、第1の被写体に対して合焦状態とする第
1のレンズ位置から第2の被写体に対して合焦状態とす
べく移動し移動が終了した時点での第2のレンズ位置間
の実際のレンズ移動量を検知し、このレンズ移動量を所
定の比で内分した位置を上記レンズの中間位置として求
め、上記の如くレンズが無限端に突き当った様な場合で
も常に第1と第2の被写体に対してカメラがレンズを合
焦とすべく移動した位置間を所定比で内分する中間位置
への移行を可能ならしめ上述の様な場合でも常に第1と
第2の被写体ともにピントが合った状態での撮影を可能
となすものである。
又、更にレンズの中間位置をレンズの移動量を基に求め
る様にしているので上記動作中にズーム比を変化させる
等の操作がなされても、何ら補正演算等を行うことなく
上記中間レンズ位置へのレンズ移行が可能となるもので
ある。
〔実施例〕
第1図は本発明に係るオートフオーカス装置を備えたカ
メラの実施例を示す回路図である。図においてPRSはカ
メラの制御装置で、例えば、内部にROM,RAM,A/D変換機
能を持つ1チツプのマイクロ・コンピユータであり、RO
Mに格納された後述のプログラムに従って、自動露出制
御機能,自動焦点検出機能,フイルムの巻き上げ・巻戻
し等のカメラの動作を行っている。
マイクロ・コンピユーターPRSは通信用信号SO,SI,SCLK
を用いて、周辺回路およびレンズと通信し、各々の回路
やレンズの動作を制御する。
SOはPRSから出力されるデータ信号、SIはPRSに入力され
るデータ信号、SCLKは信号SO,SIの同期信号である。
LCMはレンズ通信バツフア回路であり、カメラが動作中
のときはレンズ用電源VLをレンズに与え、マイクロ・コ
ンピユーターPRSからの信号CLCMが高電位レベル(以
下、‘H'と略し、低電位は‘L'と略して記す)のとき
は、カメラとレンズ間通信のバツフアとなる。
マイクロ・コンピユーターPRSが信号CLCMを‘H'にし
て、SCLK信号に同期して所定のデータをSO信号として送
出すると、回路LCMが指定されカメラ・レンズ間接点を
介して、SCLK信号,SO信号の各々のバツフア信号LCK,DCL
をレンズへ出力する。それと同時にレンズ(一点鎖線で
囲まれた部分)からの信号DLCのバツフア信号をSI信号
として出力し、コンピユーターPRSはSCLK信号に同期し
てSI信号としてのレンズのデータを入力する。
SDRは焦点検出用のラインセンサ装置SNSの駆動回路であ
り、コンピユーターPRSからの信号CSDRが、‘H'のとき
選択されて、SO,SI,SCLK信号によりコンピユーターPRS
にて制御される。
SNSは例えば一対のCCDラインセンサCCD1,CCD2を含むセ
ンサ装置である。φ1,φ2はコンピユーターPRSからの
クロツクCKを受け、駆動回路SDRにて生成されるCCD駆動
用のクロツク、SHはラインセンサCCD1,CCD2に蓄積され
た電荷を転送部に転送させる信号、CLRはラインセンサC
CD1,CCD2の蓄積電荷をクリアさせるクリア信号であり
これらの各信号はコンピユーターPRSにて制御される駆
動回路SDRにて形成される。
センサ装置SNSの出力信号OSはクロツクφ1,φ2に同期
して時系列で出力されるセンサCCD1,CCD2の各絵素に蓄
積された像信号であり、CCD1,CCD2に各ビットごとに出
力され回路SDR内の増幅回路で増幅された後、AOS信号と
してコンピユーターPRSに入力される。コンピューターP
RSはAOS信号をアナログ入力端子から入力し、CK信号に
同期して、内部のA/D変換機能でA/D変換後RAMの所定の
アドレスに順次格納する。
同じくSNSの出力信号であるAGC信号は、装置SNS内の蓄
積制御用センサの出力であり、回路SDRに入力されて、
センサCCD1,CCD2の蓄積時間制御に用いられる。
SPCは撮影レンズを介して光を受光する測光センサであ
り、その出力SSPCはコンピユーターPRSのアナログ入力
端子に入力され、A/D変換後、自動露出制御(AE)に用
いられる。
DDRはスイツチ・センスおよび表示用回路であり、コン
ピユーターPRSからの信号CDDRが‘H'のとき選択され
て、SO,SI,SCLKの各信号によりコンピユーターPRSとの
通信制御がなされる。即ち、コンピユーターPRSから送
られてくるデータに基づいてカメラの表示を切り替えた
り、レリーズボタンに連動するスイツチSW1,SW2をはじ
め各種操作部材に連動してオン・オフするスイツチ群SW
Sのスイツチ状態をコンピユーターPRSに連絡する。
MDR1,MDR2はフイルム給送及びシヤツターチヤージ用モ
ータMTR1,MTR2の駆動回路で、信号M1F,M1R,M2F,M2Rでモ
ーターの正転・逆転を実行する。
MG1,MG2は各々シヤツター先幕・後幕走行開始用マグネ
ツトで、信号SMG1,SMG2,増幅トランジスタTR1,TR2で通
電され、コンピユーターPRSによりシヤツター制御が行
われる。
尚、スイツチ・センスおよび表示用回路DDR,モーター駆
動回路MDR1,MDR2,シヤツター制御は、本発明と直接関わ
りがないので、詳しい説明は省略する。
同期信号LCKに同期してレンズ内制御回路LPRSに入力さ
れる信号DCLは、カメラからレンズに対する命令のデー
タであり、命令に対するレンズの動作が予め決められて
いる。
制御回路LPRSは、所定の手続きに従って入力命令を解析
し、焦点調節や絞り制御の動作や、出力DLCからのレン
ズの各種パラメータ(開放Fナンバー,焦点距離,デフ
オーカス量対繰り出し量の係数等)の出力を行う。
実施例では、全体繰り出しの単レンズの例を示してお
り、カメラから焦点調節の命令が送られた場合には、同
時に送られてくる駆動量・方向に従って、焦点調節用モ
ーターLMTRに対して信号LMF,LMRを送出し、モーターLMT
Rを駆動して、光学系を光軸方向移動させて焦点調節を
行う。光学系の移動量はエンコーダー回路ENCの信号SEN
Cでモニターして、所定の移動が完了した時点で、信号L
MF,LMRを‘L'にしてモーターLMTRを制動する。
カメラから絞り制御の命令が送られた場合には、同時に
送られてくる絞り段数に従って、絞り機構に連動する公
知のステツピング・モーターDMTRを駆動する。尚、ステ
ツピング・モーターはオープン制御が可能なため、動作
をモニターするためのエンコーダーを必要としない。
尚、上記回路LPRSにはレンズの焦点距離情報(ズームレ
ンズの場合にはズーム状態に応じた焦点距離情報)等の
上記パロメーターを所定のアドレスに格納しているメモ
リーが設けられている。又、該回路LPRSには上記モニタ
ー信号SENCとしてのパルスをカウントするカウンターが
設けられ、更に後述のレンズ駆動に際しデフオーカス量
に応じた値に対応するパルス数をカウント、そのカウン
ト値がレンズ駆動前のカウント値から上記デフオーカス
量に応じた値分だけ上記パルス数のカウントにて変化し
た時、即ちレンズ駆動により変化したカウント値がデフ
オーカス量に応じた値と一致した時に信号LMF,LMRをL
となしモーターLMTRを停止させる制御回路を有してい
る。又該回路は上記の如くモーター制御が上記カウント
値の一致にて停止した時にレンズ停止信号を形成し、又
レンズ駆動によるカウント値の変化分がデフオーカス量
に応じた値となる以前にレンズが駆動を停止した状態と
なったことを検知して、この際にレンズ駆動不能信号を
形成する信号形成回路が更に設けられている。上記レン
ズ駆動不能信号は例えば上記カウント値の変化分がデフ
オーカス量に応じた値となっていない状態でモニター信
号SENCが所定時間以上形成されていないか否かを判定
し、上記モニター信号が斯様な条件下で所定時間以上形
成されていない時にレンズ駆動不能信号を形成する。
又、上記表示器は合焦及び焦点検出不能表示用又はNG表
示用LDE、更には後述のDEP1,DEP2表示を行うクセグメ
ント等の表示素子を有しているものとする。
以上のような構成によるカメラの動作について第2図を
用いて説明する。
不図示の電源スイツチをオンとするとマイクロ・コンピ
ユーターPRSへの給電がなされ、コンピユーターPRSは格
納プログラムを実行する。
第2図(a)は上記プログラムの全体プローを示すフロ
ーチヤートである。格納プログラムの実行が開始される
とステツプ1から順次各ステツプが実行される。
ステツプ1:デイプスモードか否か判定される。
該判定はコンピユーターPRSから信号CDDRをHとなし、
回路DDRを指定し、入力スイツチ群SWSに設けられている
モード選択スイツチの設定状態をSI信号としてコンピユ
ーターPRSに入力し、モード選択スイツチの設定状態を
判別することにて行われる。
モードが通常モードに設定されている時にはステツプ2
へ移行する。
ステツプ2:シヤツターボタンの第1段階操作にてオンと
なるスイツチSW1の状態検知を行う。
該スイツチSW1の状態判別動作はスイツチ群SWSと同様に
して行われる。
スイツチSW1がオンの時にはステツプ3,4を実行後、再度
ステツプ1に戻り、又スイツチSW1がオフの時にはステ
ツプ5にて全フラツグを0となし、ステツプ6にてレン
ズ停止命令を出した後再度ステツプ1へ移行する。
従って、モードが通常モードに設定され、かつシヤツタ
ーボタンが操作されていない状態ではステツプ1→2→
5→6を繰り返すこととなる。
今、シヤツターボタンが操作されていない状態でモード
がデイプスモードに設定されたとする。
この場合には上記ステツプ1→2→5→6の繰り返し中
のステツプ1にてモードがデイプスへ移行したことが検
知されるのでステツプは7へ移行する。
ステツプ7:レリーズ動作を禁止する。
ステツプ8:フラツグDEP1を除く全フラツグを0にセツト
しフラツグDEP1を1にセツトする。
ステツプ9:スイツチSW1の状態を判定し、スイツチSW1
オフの時にはステツプ10以後へ、又スイツチSW1がオン
の時にはステツプ17へ移行する。
今スイツチSW1がオフであったとする。この場合にはス
テツプ10にてレンズ停止指令を出し、ステツプ12にてフ
ラツグDEPDNの設定状態を判定する。
ステツプ8にてフラツグDEP1以外のフラツグは0に設定
されているため、ステツプ13へ移行し、フラツグDEPJF,
DEPOKを0にセツトしステツプ14にて再度設定モードが
判定され、デイプスモードのまま保持されていればステ
ツプ15へ又デイプスモードが解除されていればステツプ
16へ移行する。ステツプ15では内部タイマーの経過時間
が所定値を越えたか否かの判定がなされる。尚このタイ
マーはデイプスモードの設定がなされてから計時動作を
開始するものとする。
タイマーの計時が所定時間を越えていない時には再度ス
テツプ9へ移行し、又所定時間を越えた時にはステツプ
16へ移行する。
上記ステツプ9〜16までにて一度デイプスモードが設定
されてから所定時間が経過しない限り、ステツプ9〜15
が繰り返えし行われることとなり、この所定時間内にス
イツチSW1がオンとなるとステツプは17へ移行する。
又、上記所定時間以内にスイツチSW1をオンとしない場
合又は、デイプスモードを解除した場合にはステツプ16
へ移行し全てフラツグを0にセツトした後再度ステツプ
は1へ戻る。
従って、一度デイプスモードを設定しても所定時間内に
シヤツターボタンを操作しない場合にはデイプスモード
が解除され通常モードへ復帰することとなる。
今、デイプスモードが設定されてから所定時間以内にシ
ヤツターボタンの第1段階操作がなされたものとする。
この場合には上述の如くステツプは17へ移行し測光サブ
ルーチンが実行される。該測光サブルーチンでは撮影レ
ンズを介して光を測光する測光センサSPCの出力SSPCを
コンピユーターPRSに入力し、内部のA/D変換機能にてデ
ジタル化し、該デジタル値をメモリーに記憶する。
該測光サブルーチンが行われた後ステツプは18以後へ移
行する。
ステツプ18:上記タイマーをリセツトし、初期状態から
計時動作を再開する。
ステツプ19:フラツグDEPJFのセツト状態を検知する。
今、ステツプ8にてフラツグDEP1以外は0にセツトされ
ているためステツプ20へ移行する。
該ステツプ20のAF制御サブルーチンは第2図(b)のス
テツプ100以後に記載されている。
以下該AF制御サブルーチンについてデイプスモード下の
初回の動作について説明する。
ステツプ200:フラツグPRMVのセツト状態を検知する。該
フラツグも0にセツトされているため、ステツプ201へ
移行する。
ステツプ201:フラツグDEPMVのセツト状態を検知する。
このフラツグも0にセツトされており、ステツプは204
へ移行し、デイプスモードか否かの判別がなされる。今
上記の如くデイプスモードであるため、ステツプは205
へ移行する。
ステツプ205:フラツグDEP1のセツト状態を検知する。該
フラツグDEP1はステツプ8にて1にセットされているた
め、ステツプは206へ移行する。
ステツプ206は焦点検出サブルーチンであり、該サブル
ーチンは第2図(c)に示したステツプ300以下に記載
されている。次に該サブルーチンにつき述べる。
ステツプ300:像信号入力サブルーチンを実行する。
該像信号入力サブルーチンではまずコンピユーターPRS
にてCSDRをHとなし駆動回路SDRを選択し、SO信号を該
駆動回路SDRに伝える。この時のSO信号は蓄積開始命令
であり、この命令に応じて駆動回路SDRはCLR信号をライ
ンセンサ装置SNSに伝えCCDラインセンサの像蓄積信号を
クリアし、その後像に対する蓄積動作を行わせる。ライ
ンセンサ装置SNSのCCDラインセンサCCD1,CCD2には撮影
レンズを介して入射する像光束がそれぞれ入射しており
各センサCCD1,CCD2上の像位置が焦点状態に応じて決定
される。詳述すると、被写体に対して合焦状態では各セ
ンサCCD1とCCD2上の同一位置に同一像パターンが投射さ
れ、前ピン又は後ピン状態ではCCD1とCCD2上の像パター
ンがそのピントずれ方向及びずれ量に応じて対称的にず
れた位置に投射される。従って、上記CCD1とCCD2上の像
パターン間の位置ずれ量及び方向を検知することにてピ
ントずれ方向及びずれ量が検知される。
上記の如くして焦点状態に応じた位置に投射された像パ
ターンを上記像信号クリア後各CCD1,CCD2にて所定時間
蓄積し、その後、駆動回路SDRから信号SH及びクロツク
φ1,φ2がセンサ装置SNSに供給される。尚、上記像パ
ターンの蓄積時間はSNS内の蓄積制御用センサの出力AGC
に基づいて決定されるものである。
上記の如くしてセンサ装置SNSへ信号SH及びクロツクφ
1,φ2が供給されると、センサ装置SNS,出力端から各セ
ンサCCD1,CCD2の各絵素に蓄積された像信号が出力OSと
して順次時系列にて送出され、駆動回路SDR内の増巾回
路で増巾され信号AOSとしてコンピユーターPRSに順次入
力する。コンピユーターPRSは上記信号AOSを内部のA/D
変換機能にて順次デジタル値に変換し所定のRAMに格納
する。
以上の動作にてセンサCCD1,CCD2上の像パターンに応じ
た各センサごとの像信号がデジタル値としてRAMに記憶
され像信号入力サブルーチンを終了しステツプ301へ移
行する。
ステツプ301:デフオーカス量計算サブルーチンを実行す
る。このサブルーチンでは上記像信号入力サブルーチン
にて求められたセンサCCD1とCCD2上の像パターンに応じ
たデジタル値を基に合焦までのずれ量並びにずれ方向を
デフオーカス量DEFとして算出する。該デフオーカス量
の具体的な算出方法は本願と直接関係がないので、その
詳細な説明は省略するが、上記の如くセンサCCD1とCCD2
の像パターンの一致度が焦点状態によって決定されるの
で、該パターンに対応した上記各センサのデジタル値を
比較処理し、そのデーターの一致度を求め合焦状態から
のずれ量及び方向、即ちデフオーカス量DEFを求めるも
のである。又、このサブルーチンではセンサCCD1,CCD2
の像パターンに応じたデジタル値からコントラストCNT
をも求めており、このコントラスト検知も公知である。
その詳細な説明は省略する。
ステツプ302:フラツグJF及びAFNGに0セツトする。
ステツプ303:コントラストCNTと一定値LCLVCを比較し、
CNT<LCLVCの時、即ち、低コントラストの時にはステツ
プ304にてフラツグAFNGに1をセツトし、焦点検出サブ
ルーチンを終了してステツプ207へ移行する。
又、CNT>LCLVCの時、即ちコントラストが十分にあった
時にはステツプ305へ移行し、算出デフオーカス量DEFが
合焦と見做せる一定デフオーカス量JFFLD以内か否かの
判定がなされ、DEF<JFFLDの時にはステツプ306にてフ
ラツグJFを1にセツトし焦点検出サブルーチンを終了し
てステツプ207へ移行する。又、上記の判定にてDEF>JF
FLDの時にはフラツグJFを1にセツトすることなしに焦
点検出サブルーチンを終了してステツプ207へ移行す
る。
以上の焦点検出サブルーチンではコントラストが低い時
にはフラツグAFNGを1にセツトし、又コントラストが十
分な時でデフオーカス量が合焦と見做せる時にはフラツ
グJFを1にセツトし、又デフオーカス量が合焦と見做せ
る範囲よりも大の時にはフラツグJFを1にセツトするこ
となしにリターンする。
上記焦点検出サブルーチンにて焦点状態の検出及び判定
がなされた後ステツプ207にて表示サブルーチンが実行
される。該表示サブルーチンではフラツグAFNGが1にセ
ツトされている時にはコンピユーターPRSにてCDDR信号
をHとなし、回路DDRを指定し、又SO信号としての表示
信号を回路DDRに伝え、表示器DSPに設けられた焦点検出
不能表示用LEDを点灯させる。又フラツグJFが1にセツ
トされている時には同様にして合焦表示用LEDを点灯さ
せる。
表示サブルーチンにて焦点状態の表示を行った後ステツ
プは208へ移行する。
ステツプ208:フラツグJFのセツト状態を判別する。
フラツグJFが1にセツトされている時にはステツプ209
にてフラツグDEP1のセツト状態が判定される。今DEP1
1にセツトされているため、ステツプ210を行いフラツ
グDEPJFを1にセツトした後にリターンし、再度ステツ
プ9へ移行する。
又、フラツグJFが0の時にはステツプ211にてフラツグA
FNGのセツト状態が判定されAFNGが1にセツトされてい
る時にはリターンし再度ステツプ9へ移行する。
又、フラツグJF及びAFNGが共に0の時にはステツプ212
以後のステツプが実行される。
ステツプ212:レンズ駆動量計算サブルーチンを(FP計算
サブルーチンと称す。)実行する。該サブルーチンは第
2図(d)に示されるステツプ400以後に記載される。
ステツプ400:レンズから「デフオーカス量対くり出し量
の係数S」を入力する。この入力動作はコンピユーター
PRSにて信号CLCMをHとなし回路LCMを指定し、該回路LC
Mを介してレンズ内の回路LPRSを指定する。又、信号SD
を上記回路LCMを介してDCLとして回路LPRSに伝える。こ
の際の信号SOは係数Sを読み出す命令であり、回路LPRS
は該信号SOにより内部のRAMに格納されていた上記係数
Sを信号DLCとして回路LCMに伝え、該回路LCMは上記信
号DLCをSI信号としてコンピユーターPRSに入力し、係数
Sがコンピユーターに入力される。
ステツプ401:レンズから「エンコーダー1パルス当たり
のくり出し量PTM」を入力する。該PTHの入力動作は上記
係数Sと同様にして行われる。
ステツプ402:上記各読み出し動作にて入力された係数S
及びPTHと算出デフオーカス量DEFとの演算DEF*S/FPHを
行う。
上記の如くFPHはエンコーダー1パルス当たりのくり出
し量であり、該エンコーダーENCはレンズLNSの移動量を
検知して、単位あたりの移動量ごとに1パルスを出力す
る、例えばパルス板にて構成されている。
又係数Sはデフオーカス量対くり出し量の係数であり、
DEF*Sはデフオーカス量に応じたくり出し量、即ちデ
フオーカスに応じたレンズの移動量を示す。従って、DE
F*S/FPHはデフオーカス量に応じた上記エンコーダーEN
Cからのパルス数を示すこととなり、このパルス数FP分
だけレンズが移動することにて算出デフオーカス分のレ
ンズが駆動されることとなる。
上記FP計算サブルーチンにてデフオーカス量に応じたパ
ルス数FPを求めた後ステツプは213へ移行する。
該ステツプ213にてレンズ駆動サブルーチンが実行され
る。該サブルーチンではコンピユーターPRSにてCLCM信
号をHとなし、上記の如くして回路LPRSを指定すると共
に上記パルス数FPを信号SOとして回路LPRSに伝える。回
路LPRSでは上記FPに応じて信号LMF又はLMRをHとなし、
モーターLMTRを駆動する。
尚、上記FPはデフオーカス量に応じて決定されており、
その合焦までのずれ方向、即ちレンズの駆動方向情報も
含んでおり、この駆動方向情報に応じて信号LMF又はLMR
がHにセツトされレンズが合焦方向へ駆動される。
該ステツプ213にてレンズの駆動を開始した後ステツプ
は214へ移行しフラツグPRMVを1にセツトした後AFサブ
ルーチンを終了しリターンしステツプ9へ戻る。
今、デイプスモード時の初回のスイツチSW1のオン動作
時における上記初回のAF制御サブルーチンにて上記合焦
判定がなされると、上記の如くして合焦表示がなされた
後にステツプ9へ戻ることとなる。この状態でスイツチ
SW1がオンに保持されていれば、再度ステツプ17に測光
サブルーチンが行われ、ステツプ18にてタイマーのリセ
ツトステツプ19にてフラツグDEPJFのセツト状態の判定
がなされる。この時フラツグDEPJFは1にセツトされて
いるため、ステツプは21へ移行しフラツグDEPOKのセツ
ト状態が判別される。該フラツグDEPOKは初期状態では
0にセツトされているためステツプは22以後へ進む。
従って、デイプスモードの初回のスイツチSW1のオン動
作におけるAF制御サブルーチンにて、いきなり合焦判定
がなされた時には合焦表示がなされた後ステツプ22へ移
行する。
又、デイプスモードの初回のスイツチSW1のオンにて焦
点検出不能と判定がなされた時にはステツプ9→17→18
→19→20がスイツチSW1のオンの限り繰り返し実行さ
れ、焦点検出動作が繰り返される。
又、デイプスモードの初回のスイツチSW1のオン時のAF
制御サブルーチンにて合焦までのデフオーカス量に基づ
くレンズ駆動指示がなされた場合にも初回のAF制御サブ
ルーチンが実行された後スイツチSW1がオンに保持され
ていれば再度ステツプ9→17→18→19→20が繰り返され
る。上記ステツプの繰り返し中でのステツプ20における
AF制御サブルーチンではステツプ200のフラツグPRMV検
知にて1が検知されるので、ステツプ202が実行されレ
ンズが停止したか否かの判定がなされる。
このレンズ停止の判定動作について述べる。本実施例で
はレンズ駆動に際し、上記の如くレンズの移動量を表わ
すパルス数FPが回路LPRSに入力され、かつレンズLMSの
移動に応じてエンコーダーENCからパルスが送出され、
このエンコーダーからのパルス数が回路LPRS内のカウン
ターにてカウントされ、上記入力パルス数FPと一致した
時に回路LPRSは信号LMF,LMRをLとなしモーターLHTRを
停止させる様制御している。
尚上記エンコーダーからのパルスのカウントはそのレン
ズの駆動方向に応じてアツプ又はダウンしカウントされ
るものとする。この様にしてレンズ駆動制御がなされる
ので上記入力パルス数FPとエンコーダーからのパルスが
一致してモーターLHTRに対して停止動作が行われたこと
が回路LPRS内で判定出来、この回路では上述のレンズ駆
動制御がなされない時にレンズ停止信号を形成してい
る。
よって、コンピユーターPRSは上記の如くして回路LPRS
を指定し、このレンズ停止信号を読み出すことにてステ
ツプ202にてレンズが停止したか否かの判定を行ってい
る。
尚、レンズ駆動中にレンズが例えば無限端位置に突き当
って停止した場合には上記カウンターにてカウントされ
たエンコーダーENCからのパルス数が上記パルス数FPと
一致することなく、レンズが停止状態となる。従って、
この様な場合にはカウンターとパルス数FPが一致してい
ない状態であってもエンコーダーENCからのパルスが発
生しなくなり、回路LPRSでは上記状態下でエンコーダー
ENCからパルスが所定時間以上発生していないことを検
知すると信号LMF,LMRをLとなしモーターを停止させる
と共にレンズ駆動不能信号を形成し回路内部のRAMに該
信号を格納する様構成されており、正常動作時と異常動
作時のレンズ停止を判別させているものである。
上記ステツプ202にてレンズ停止信号が検知出来ない
時、即ちレンズがまだ駆動中であると判定された時には
直ちにAF制御サブルーチンを終了し再度ステツプ9へ戻
る。
よって、デフオーカス量に応じてレンズが駆動されてい
る途中では、上記の繰り返しステツプとしてはステツプ
9→17→18→19→20(200→202)が繰り返されることと
なる。
上記の如くしてレンズ駆動がなされている過程にてレン
ズの駆動量、即ちエンコーダーENCからのパルス数が上
記FP計算サブルーチンにて求められたパルス数FPと一致
した時には、これらのパルス数の一致検知を行っている
回路LPRSにて出力LMF及びLMRがLにされ、モーターLMTR
が停止しレンズがデフオーカス量だけ駆動されることと
なる。従って上記ステツプの繰り返し中にレンズがデフ
オーカス量だけ駆動されるとステツプ202にてレンズが
停止したと判定されるため、ステツプ203にてフラツグP
RMVに0がセツトされ以後前述と同様にステツプ204→20
5→206が実行される。
この時、上述の如くレンズはデフオーカス量分駆動され
ているため、上記ステツプ206にて焦点検出動作がなさ
れると合焦と判定されることとなり、以後ステツプ208
→209→210へ移行する。
従って、デイプスモードで初回のスイツチSW1のオン動
作にてレンズ駆動がなされた時にはレンズが被写体に対
して合焦となるまで移行し、一度合焦となると、上記の
合焦判定がなされた時の動作と同様にしてステツプ22へ
移行する。
又、上記の焦点検出不能時も上記の如くAF制御サブルー
チンが繰り返されるので、焦点検出不能状態を脱した場
合にはレンズが合焦位置まで駆動され、その後ステツプ
は22へ進むこととなる。
以上、デイプスモードで初回のスイツチSW1のオン時の
デイプス処理動作をまとめると被写体に対して一度合焦
状態となし合焦後ステツプ22へ移行する。
以上の如くして被写体に対して合焦状態とした後ステツ
プ22へ移行すると、該ステツプにてフラツグDEP1のセツ
ト状態が判定される。フラツグDEP1は前述の如く1にセ
ツトされているにで、ステツプ23に移行する。
ステツプ23:DEP1表示を行う。
この表示はコンピユーターPRSにて信号CDDRをHとな
し、化路DDRを指定し、SO信号としてのDEP1表示信号を
回路DDRに伝え、該回路DDRにて表示器DSP内のクセグメ
ントにてDEP1表示を行わせる。これにて撮影者は1回目
のデイプス処理が終了したことを知らせしめることとな
る。
この後ステツプは24へ移行し、フラツグDEP1に0をセツ
トし、DEP2に1をセツトし、その後ステツプ25にてフラ
ツグDEPOKを1にセツトし、再度ステツプ9へ移行す
る。
この後スイツチSW1がオン状態に保持されていればステ
ツプは17→18→19→21へ移行する。この時フラツグDEPO
Kはステツプ25にて1にセツトされているので、ステツ
プ21の後再度ステツプ9へ移行する。従って1回目のデ
イプス処理終了後スイツチSW1がオンの限りステツプ9
→17→18→19→21が繰り返され、レンズは最初に合焦し
た位置に保持され続ける。この状態からシヤツタボタン
の操作を解除してスイツチSW1をオフとすると、上記ス
テツプ9→17→18→19→21の繰り返しに変えてステツプ
は12以後へ移行する。ステツプ12以後の処理は上述の如
くフラツグDEPJF,DEPOKに0をセツトすると共にモード
がデイプスに保持されているか、又は1回目のデイプス
処理終了後スイツチSW1がオフとなってから所定時間経
過したかの判別がなされ、モードが通常モードに戻され
た場合又は所定時間経過するまでスイツチSW1をオフの
ままにした場合にはステツプ16を介してステツプ1へ戻
り、デイプスモードがキヤンセルされる。
又、モードをデイプスに保持し、かつ上記時間以内に再
度レリーズボタンが操作されスイツチSW1がオンとなる
とステツプは再度17へ移行し2回目のデイプス処理が開
始される。
以下2回目のデイプス処理について説明する。
上記の如くしてステツプ17へ移行し、測光サブルーチン
が実行され、ステツプ18にてタイマーがリセツトされ時
間計時を再開し、ステツプ19へ移行する。この時点では
上記スイツチSW1のオフの間のステツプ13にてフラツグD
EPJFが0にセツトされているため、ステツプ19に次いで
ステツプ20のAF制御サブルーチンが実行される。
該AFサブルーチンでは上述の如くステツプ200が行われ
る。
この時点ではフラツグPRMVは0にセツトされており、ス
テツプは200から201へ移行する。この時フラツグDEPMV
も0にセツトされているので、ステツプは204へ移行
し、モードがデイプスか否かの判定がなされ、今モード
はデイプスに設定されているので、ステツプは205へ移
行する。2回目のデイプス処理開始以前にフラツグDEP1
は上述の如くステツプ24にて0にセツトされているた
め、ステツプは215へ移行する。
ステツプ215:フラツグDEP2のセツト状態を判別する。こ
の時フラツグDEP2は上記ステツプ24にて1にセツトされ
ているため、ステツプは第2図(e)のステツプ216へ
移行し、上述の焦点検出サブルーチンを実行しデイプス
モードにおける2回目のスイツチSW1のオン時点での被
写体に対する焦点状態を判定する。
この焦点状態の判定結果としてフラツグAFNGが1にセツ
トされている時、即ちコントラストが低く焦点検出不能
の時にはステツプ217にてこれが検知されステツプ218へ
移行する。
ステツプ218:NG表示サブルーチンを実行する。このサブ
ルーチンは上記表示ルーチンと同様にして焦点検出不能
表示用LEDを点灯させた後AF制御サブルーチンを終了す
る。
又、上記ステツプ216での焦点検出サブルーチンにてフ
ラツグAFNGが1にセツトされない場合、即ちコントラス
トが十分あると判定された時にはステツプ217に次いで
ステツプ219へ進む。
ステツプ219:上記焦点検出サブルーチンにて求められた
デフオーカス量DEFが一定値dcよりも大か否かの判定を
行う。この判定結果として|DEF|>dcの時には、上記ス
テツプ218へ移行し焦点検出不能表示がなされAF制御サ
ブルーチンを終了する。
従って、2回目のデイプス処理において、コントラスト
が低いことの検知又はデフオーカス量が大であることが
検知された時には直ちにAF制御サブルーチンを終了し再
度ステツプ9へ移行する。
この状態でスイツチSW1がオンのまま保持されていれ
ば、ステツプは再度9→17→18→19→20へ移行し以後上
記の焦点検出結果が異なる結果となるまで、このステツ
プを繰り返され、焦点検出サブルーチンにてコントラス
トが十分高いこと及びデフオーカス量が|DEF|<dcであ
ることの判別がなされるとステツプ220へ移行する。
尚、初回のステツプ216時における焦点検出結果がコン
トラストが十分であり、かつ|DEF|<dcであると判定さ
れた時には上記の焦点検出動作を繰り返すことなく直ち
にステツプ220へ移行させる。
尚、2回目のデイプス処理において、デフオーカス量が
所定値よりも大の時にデイプス処理を進ませない理由
は、第1回目のデイプス処理における被写体と2回目の
処理における被写体が極めて離れている場合、両被写体
共に合焦状態となる様なデイプス処理自体精度良く行わ
れず、実質上デイプスモードでの処理が不可能であるた
めである。
上記の如くしてステツプ220へ移行するとステツプ220に
てレンズの焦点距離情報がメモリーLSTFLに入力され
る。
この焦点距離情報の入力処理としてはコンピユーターPR
Sにて信号CLCMをHとなし、上述の如く回路LCMを介して
回路LPRSを指定し、該回路内に格納されている焦点距離
情報を読み出すことにて実行される。
尚、レンズがズームレンズの場合にはその設定ズーム状
態に応じた焦点距離情報が読み出されることとなる。
この様にしてステツプ220にて焦点距離情報を読み出し
た後ステツプ221へ移行する。
ステツプ221:算出されたデフオーカス量から1回目及び
2回目のデイプス処理が行われた時の両被写体を共にピ
ントが合った状態とする絞り値を求める。
即ち、第3図の如く、1回目のデイプス処理における被
写体Aに対してレンズをDEP1に位置させた時合焦状態と
することが出来たとすると、1回目のデイプス処理にて
レンズはDEP1の位置へ移行している。
この状態でレンズをDEP2の位置へ移行させた時に合焦状
態となる被写体Bに対して上記2回目のデイプス処理を
実行すると2回目のデイプス処理時の被写体Bに対する
レンズ位置DEP1からのデフオーカスDEFが上記焦点検出
動作にて検知され、このデフオーカス量がレンズ位置DE
P1とDEP2間のデフオーカス量となる。
本発明でのデイプス処理は上記の如く2つの異なる被写
体間のデフオーカス量を7/17に至近側に内分する位置DE
P3にレンズを移動させ、この位置で、DEP3とDEP2間のデ
フオーカス量、即ち を最小錯乱円0.035mmで割った値を制御絞りとして採用
している。詳述すると一般的に上記の様にレンズをDEP1
に位置させた時、合焦となる被写体AとレンズをDEP2
位置させた時合焦となる被写体Bが存在する場合、位置
DEP1とDEP2を内分する位置DEP3にレンズを移行させ、レ
ンズ移行後のレンズ位置DEP3と一方の被写体に対する本
来の合焦位置DEP1又はDEP2との間のデフオーカス量DF
F′を最小錯乱円で割ることにて、レンズをDEP3に位置
させたまま、本来位置DEP1及びDEP2で合焦となる2つの
被写体A,B共にピントを合った状態とする被写体深度を
満足する絞り値が得られる。
従って、本願では、この原理を利用して上記演算にて を行い、レンズを上記DEP3に移行した時至近側の被写体
DEP2を十分にピント合った状態とする絞りを求めてい
る。尚、この時の絞りは無限側の位置DEP1に対しては深
度内にカバーしていないが、通常レンズの特性を考慮す
ると、無限側の被写体に対しては上記深度が本来カバー
していなくとも十分にピントが合った状態となるため、
本願では内分点(DEP3)を至近側に7/17の位置として設
定している。
この様にして両被写体を共にピントが合った状態とする
絞り値 をステツプ221に求め、これをメモリーLSTFNOに記憶さ
せステツプ222へ移行する。
ステツプ222:上記ステツプ216での焦点検出サブルーチ
ン結果としてフラツグJFが1にセツトされているか否か
を判別する。
この結果フラツグJFが1にセツトされている場合にはス
テツプ223へ移行しフラツグDEPJF,DEP2JFに1をセツト
し、AF制御サブルーチンを終了する。
このステツプ222,223にて2回目のデイプス処理でフラ
ツグJFの1のセツトが検知される様な被写体はデイプス
の1回目の被写体とほぼ同一位置にある被写体を2回目
のデイプス処理の被写体とした場合であり、その以外の
場合はステツプ223へ移行する。
今、第1回目と2回目の被写体位置が異なっており、ス
テツプ223へ移行したものとする。
このステツプ223は上記EP計算サブルーチンを実行させ
るもので、これにより2回目のデイプス処理における被
写体までのデフオーカス量に応じたパルス数FPが求めら
れステツプは224以後へ移行する。
ステツプ224:フラツグDEPMVに1をセツトする。
ステツプ225:レンズの現在位置を表わすカウント値FCNT
を入力する。
上述の如く回路LPRSにはエンコーダーENCからのレンズ
駆動量を表わすパルスを入力しており、レンズの駆動制
御にあたっては、このパルスをカウントし、上記の如く
デフオーカス量に応じたパルス数FPと一致したか否かの
検知を行っている。よって、上記エンコーダーENCから
のパルスは回路LPRSにてカウントされ、所定の値を示し
ており、このカウント値がコンピユーターPRSに現在の
レンズ位置を表わすカウント値FCNTとして入力される。
又、この回路LPRSの上記カウント値はコンピユーターPR
Sにて信号CLCMをHとなすことにて上述した動作で回路L
PRSが指定され、この時のSD信号として上記カウント値
が要求され、該カウント値が信号SIとしてコンピユータ
ーに入力されるものである。
ステツプ226:上記デフオーカス量に基づいて上述のレン
ズ駆動サブルーチンと同様にしてレンズが合焦方向に駆
動される。即ち、1回目のデイプス処理でのレンズ位置
から、2回目のデイプス処理で求められたデフオーカス
分レンズ駆動される。
ステツプ227:上記ステツプ223にて求められた上記デフ
オーカス量に応じたパルス数FPをメモリーDEPFPに入力
する。
ステツプ228:レンズ駆動前に入力されたレンズの現在の
カウント値FCNTと上記メモリーに入力されたデフオーカ
ス量に応じたパルス数FPとを加算しメモリーSTLPOSに入
力する。
これにてメモリーSTLPOSにはレンズの移動すべき位置情
報が設定される。
即ち、第3図の如く、1回目のデイプス処理にてレンズ
がDEP1の位置にあり、この時のカウント値がN1であった
とする。そして、2回目のデイプス処理にてレンズを位
置DEP2に移行させることにて2回目のデイプス処理にお
ける被写体に対して合焦とすること出来る様な場合、DE
P1からDEP2までのレンズ駆動量FPが上記のステツプ223
にて求められ、このパルス数FPとしてN2が得られたとす
る。
この場合、上記メモリーSTLPOSにはN2+N1が記憶され
る。この値N1+N2はレンズがDEP1にある時の上記カウン
ター値N1に対してレンズがDEP1からDEP2へ移行した時の
カウント値を示し、レンズの移動すべき目的位置でのカ
ウント値となる。
以上のステツプ228を実行数AF制御サブルーチンを終了
しステツプ9へ戻る。
この状態でスイツチSW1がオンのまま保持されていれば
ステツプ9に次いで17,18,19が行われる。この時上記2
回目のデイプス処理時のAF制御サブルーチンでの合焦判
定がなされていないとするとステツプは20へ移行し、AF
制御サブルーチンが再度実行される。
この再度のAF制御サブルーチンにあたってはフラツグPR
MVが0にセツトされ、かつ前回のAF制御サブルーチンの
ステツプ224にてフラツグDEPMVが1にセツトされている
ため、ステツプは200→201→229へ移行し上述のステツ
プ202と同様にしてレンズが停止したか否かの判定がな
されレンズが停止していない時にはリターンする。
従って、レンズが停止していない限り、上記ステツプ9
→17→18→19→20(200→201→229)が繰り返されレン
ズの停止が確認されることにてステツプは230へ移行す
る。
ステツプ230:該ステツプは上記ステツプ225と同様であ
り、2回目のデイプス処理後レンズが停止した状態での
カウント値FCNTを入力する。
従って、今、2回目のデイプス処理でのステツプ223に
て求めたパルス数FPがN2であったとすると、本来、エン
コーダーENCからN2個のパルスが送られるまでレンズが
駆動されることとなるので、この状態でのカウント値は
レンズ駆動前の1回目のデイプス処理終了時のレンズ位
置DEP1(第3図)でのカウンターのカウント値をN1とす
るとN1+N2となる。このステツプ後ステツプは231へ移
行する。
ステツプ231:ステツプ228で求めたメモリーSTLPOSに格
納された値に対してステツプ230で得られた現在のレン
ズ位置を表わすカウント値を引く。上述の如くメモリー
STLPOSの値は1回目のデイプス処理終了後に2回目のデ
イプス処理にて求めたデフオーカス分レンズを駆動した
時の予定のレンズ位置を表わしており、上記の如く1回
のデイプス処理終了時のカウント値をN1とし、その位置
からのデフオーカス量に相応するパルスがN2であった時
にはN1+N2となっている。よって、上記減算結果として
は本来上記デフオーカス量分レンズ駆動がなされるとゼ
ロとなる。
ステツプ232:上記レンズ駆動不能信号の検知を行う。こ
の検知動作は上述のレンズ停止信号の検知動作と同様に
行われる。
今、ステツプ232にてレンズが駆動不能で停止したので
はないと判定されたとするとステツプは233へ移行す
る。
ステツプ233:上記ステツプ231にて求めた演算結果の絶
対値が4以上であるか否かの判定を行う。上述の如くレ
ンズが正確に2回目のデイプス処理で求められたデフオ
ーカス分駆動されていれば、ステツプ231での演算結果
はゼロとなるが、上記デフオーカス分駆動されていない
時、又はデフオーカス分駆動後モーターが停止してもイ
ナシヤー等にてレンズがオーバーランした時、その駆動
量が予定量よりも少なければ少ない程、又はオーバーラ
ン量が大きければ大きな程上記演算結果が大となる。
従って、このステツプでは上記演算結果が4以下の時に
はデフオーカス量駆動され、ステツプ228にて求めた予
定のレンズ位置までレンズが駆動されたものと見做し、
ステツプ234,235にてフラツグDEPMVに0を、又DEPJFに
1をセツトしAF制御サブルーチンを終了する。
又、上記ステツプ233にてステツプ231での演算結果が4
以上の時には上記レンズ駆動にて、いまだ予定のレンズ
位置まで移行していないと見做しステツプ236にて再度
レンズ駆動指示を行わせ、レンズを駆動した後リターン
しAF制御サブルーチンを終了する。
今上記ステツプ233にて、いまだに予定のレンズ位置ま
でレンズが駆動されていないと判定され、ステツプ236
にてレンズの再駆動がなされた後AF制御サブルーチンを
終了し、ステツプ9へ移行したものとする。
この時スイツチSW1がオン状態に保持されているとする
と再度ステツプ17→18→19→20(200→201→229)がレ
ンズが停止するまで実行され、レンズ停止が確認される
と上記ステツプ230→231→232→233が再度実行される。
従って、再駆動の結果ステツプ233にてステツプ231での
演算結果が4以下となり、ステツプ228にて求めた予定
位置までレンズが移行していると判定された時にはステ
ツプ234,235が実行され、それ以外の場合は上記の動作
がステツプ233にてレンズがステツプ228にて求めた予定
位置まで移動したとの判定がなされるまで繰り返し実行
される。従って、これらのステツプ200→201→229→230
→231→232→233→236にてレンズを確実に2回目のデイ
プス処理にて求めた予定のレンズ移行位置まで移行させ
ることが保証されることとなる。上記の動作はレンズが
ステツプ232にて駆動不能状態となっていないと判定さ
れた場合の動作であるが、ステツプ232にてレンズが例
えば無限位置等の限界位置に移行してレンズ駆動が不能
状態となっていると判定された場合にはステツプ232に
次いでステツプ237が実行される。
ステツプ237:このステツプではレンズが無限端位置に突
き当たってレンズ駆動不能となったか否かを判定するス
テツプである。
上記判定方法としては、上記の如くデフオーカス量DEF
はレンズの駆動方向情報をも含んでいるため、DEFに基
づいて算出される上記パルス数FPにもその駆動方向を表
わす情報として例えば正負の符号が付されており、この
符号を該ステツプで検知することにてレンズが無限側へ
駆動中であったか否かの判定を行っている。
このステツプにてレンズが無限方向に駆動中駆動不能状
態となった時、即無限端に突き当ってレンズが停止した
と判定された時にはステツプは234へ移行、以後上記レ
ンズ駆動が正しく行われた場合と同様に処理される。
又、ステツプ237にてレンズ駆動方向が至近側であった
と判定された時、即ちレンズが至近端で停止していると
判定された時にはステツプ238にてフラツグDEP1に1をD
EP2,DEP3,DEPDNに0をセツトし、ステツプ239にて表示
器DSPにてNG表示を行わせた後AFサブルーチンを終了す
る。
従って、2回目のデイプス処理中でのレンズ駆動でレン
ズが至近端に突き当たりレンズ駆動が不能となった時に
は、即ち、デイプス処理を行っても所望の撮影が行われ
ない時にはそれ以上のデイプス処理を行わせず上記NG表
示にて撮影者にデイプス処理が不能であることを知らせ
しめ撮影者にデイプス処理を初回からやり直すことを指
示する。
尚、無限端でレンズが停止した状態において、2回目の
デイプス処理でのレンズ駆動が正常に行われたと見做す
理由としては、レンズにとっては無限端以上の無限状態
は存在せず、デイプス処理を中止して、再度デイプス処
理をやり直させてもそれ以上の改善は望めないので、こ
の場合にはレンズの無限端での位置で合焦となる被写体
が2回目のデイプス処理時点での被写体と見做し、以後
のデイプス処理を続行させるためである。
又、以上の2回目のデイプス処理におけるレンズ駆動に
際して、レンズを予定位置までサーボ(クローズルー
プ)で制御する理由としては、本願のデイプスモードで
は、2回目のデイプス処理にて求められたレンズ位置へ
移行させた後この位置から2回目のデイプス処理にて求
められたデフオーカス量を10/17又7/17に内分する位置
を求め、レンズを上記内分位置へ移行させる処理を行っ
ているため2回目のデイプス処理でのレンズ位置を正確
に上記デフオーカス量だけ駆動しなければならないため
である。
又、この様に2回目のデイプス処理にてレンズをサーボ
制御しているので2回目のデイプス処理にてレンズを駆
動中にスイツチSW1がオフとなっても、常に正しいレン
ズ位置へレンズを移行させることが出来る。即ち、2回
目のデイプス処理におけるレンズ駆動中にスイツチSW1
がオフとなるとステツプが9から10へ移行し、その時点
でレンズが停止する。又、この後スイツチSW1がオフの
間ステツプは9〜15を繰り返し、再度スイツチSW1をオ
ンするとステツプは7→17→18→19→20へ移行する。こ
の時フラツグDEPMVは1にセツトされたまま保持される
ので、再度のスイツチSW1のオンにてステツプ20へ移行
し、AF制御サブルーチンが実行された時にはステツプ20
0→201→229→230へ移行し上述の処理が再開される。
尚、ステツプ10のレンズ停止命令によるレンズ停止がな
された時にもレンズ停止信号が形成されるものとする。
よって、スイツチSW1の再度のオン後のステツプ230に進
みこのステツプにてレンズの位置(SW1オフ時でのレン
ズ停止位置)を表わすカウント値がFCNTとして入力さ
れ、その位置とステツプ228にて求めた予定位置との差
分だけ上記の如くしてレンズ移動がなされる。よって、
2回目のデイプス処理でのレンズ移動中に誤ってスイツ
チSW1をオフとしても再度スイツチSW1をオンとなせば、
予定位置までのレンズ駆動処理が再開され、常に正しい
レンズ位置にレンズが移行することとなる。
以上の動作にてレンズが予定位置まで移行すると上記の
如くステツプ234,235を行った後AFサブルーチンを終了
し、ステツプ9へ移行する。
この状態でスイツチSW1がオンとなっているとステツプ
は9→17→18→19へ移行する。この時ステツプ235にて
フラツグDEPJFに1がセツトされているため、ステツプ
は19→21へ進み、又この時フラツグDEPOKは0にセツト
されているので、ステツプは21から22へ進む。又、この
時フラツグDEP1及びDEP2は2回目のデイプス処理移行時
に上述のステツプ24にてDEP1=0,DEP2=1にセツトされ
ているので、ステツプは22→26→27→28へ進み、表示器
DSPにて2回目のデイプス処理が終了したことを示すDEP
2表示を行い、フラツグDEP2に0を、又DEP3に1をセツ
トし、ステツプ25にてフラツグDEPOKに1をセツト、再
度ステツプ9へ移行する。この状態でスイツチSW1がオ
ンのまま保持されていれば以後ステツプ9→17→18→19
→21→9が繰り返されることとなり、レンズは2回目の
デイプス処理にて求められた位置に保持され、以上によ
り2回目のデイプス処理を終了する。
この後スイツチSW1をオフ後再度スイツチSW1をオンとす
るとステツプは9→17→18→19へ移行する。この時上記
の如くスイツチSW1のオフが行われているのでステツプ1
3での処理がなされており、フラツグDEDJF,DEDOKは0に
セツトされている。従って、ステツプは19→20へ移行
し、再度AF制御サブルーチンを実行する。
尚、この時点では上記ステツプ234にてフラツグDEPMVに
0がセツトされているのでAF制御サブルーチンではステ
ツプ200→201→204→205へ移行する、又上記ステツプ2
4,28にてフラツグDEP1=0,DEP2=0,DEP2=1に設定され
ているため、ステツプ205に次いでステツプ205→240へ
移行し、ステツプ240を実行する。
ステツプ240:フラツグDEP2JFの状態を判定する。このフ
ラツグは上記2回目のデイプス処理中にステツプ223が
実行された時、即ち1回目と2回目のデイプス処理時の
被写体がほぼ同一位置にある時のみ1にセツトされるも
のである。
従って異なる位置の被写体に対する1回目と2回目のデ
イプス処理がなされた場合にはステツプ241へ移行す
る。
今、ステツプは241へ移行したものとする。
ステツプ241:ステツプ227にてメモリーDEPFPに入力され
たパルス数FP、即ち、2回目のデイプス処理時に求めた
レンズ移行位置までのデフオース量に応じたパルス数
と、上記ステツプ233〜235にてレンズを予定位置まで駆
動した時のステツプ231で求められたパルス数との減算
を行う。即ち、例えば第3図の如く1回目のデイプス処
理時のレンズ位置DEP1を表わすカウント値をN1として2
回目のデイプス処理時のデフオーカス量に応じたパルス
数FPをN2とすると、上記ステツプ228にて求められた2
回目のデイプス処理で予定されるレンズ移行位置DEP2
表わすカウント値はN1+N2となる。
又、ステツプ230〜236では上記の如く該予定レンズ位置
とレンズの現在位置とが4パルス以内となるまで駆動さ
れるので、2回目のデイプス処理にて実際移行したレン
ズ位置DEP2を表わすカウント値は第4図の如くN1+N2±
α,4≧α≧−4となり、予定レンズ位置と±α内の誤差
を有する。
そして、上記ステツプ231では予定位置(N1+N2)−レ
ンズ移行位置(N1+N2±α)を行っており、この±αが
求められる。
よって、このステツプ241では1回目のデイプス処理に
て求めたデフオーカス量に応じたパルス数N2と上記±α
との引き算を行っているので、1回目のデイプス処理後
のレンズ位置DEP1から2回目のデイプス処理後の実際の
レンズ位置との間の実際のレンズ移動量N2±αが求めら
れ、これがメモリーDEP2FPに入力される。
この様に実際のレンズ位置DEP1とDEP2間の間隔を求めて
いるため、上記の如く無限端でレンズが停止されている
様な場合でも正確に実際のレンズ位置DEP1とDEP2間の移
動量検知が出来ることとなる。
該ステツプ241にてDEP1とDEP2のレンズ位置の移動量を
求めた後にステツプ242にて2回目のデイプス処理にお
いて求めたDEP1からDEP2までのデフオーカス量DEFの符
号判定を行う。上記の如くデフオーカス量DEFはその駆
動方向を表わす情報も含んでおり、上記DEFの符号を判
定することに位置DEP1から位置DEP2へ移行する方向の判
定がなされる。尚、本実施例では正を至近側への駆動方
向を示す符号とし負を無限側への駆動方向を示す符号と
する。
今レンズ位置が第4図に示した関係にあるとすると、レ
ンズはDEP1からDEP2への移動時至近方向に駆動されるの
で、デフオーカス量DEFが正を示しており、この時には
ステツプ243へ移行する。
ステツプ243:上記ステツプ241にて求めたDEP1とDEP2
の移動量を表わすパルス数を に内分するパルス数を求める。
これにて第4図の如くDEP2からDEP3まで移動量に相当す
るパルス数が求められる。
又、ステツプ242にて無限方向への駆動であったことが
検知された時はステツプ243に代わってステツプ244が実
行される。
斯様な状態ではDEP1とDEP2の関係は第5図の通りであ
る。
従ってステツプ244ではDEP1とDEP2の間を10/17に内分す
るパルス数を求め、このパルス数がDEP2からDEP3までの
レンズ移動量を表わすパルス数となる。
この様にすることにてレンズの2回目のデイプス処理に
て至近又は無限のいずれの方向に駆動された場合でも至
近側を7とし無限側を10に内分するレンズ位置DEP3への
DEP2から移動パルス数を求めることが出来、上述の本願
のレンズ位置DEP3への移行が可能となる。
この様にステツプ243,又は244にて位置DEP2からDEP3
移行させるまでに必要なエンコーダーからのパルス数を
求めた後ステツプは224以後へ進む。
従って、この後、上記2回目のデイプス処理時のレンズ
駆動と同様にしてレンズが上記ステツプ243,244にて求
められたパルス数だけDEP2の位置から移動し上記位置DE
P3へ移行するとステツプ234,235にてフラツグDEPMVに0
が又DEPJFに1がセツトされる。
即ち、該第3回目のデイプス処理において実行されるス
テツプ227ではメモリーDEPFPに上記ステツプ243,244に
て求められた位置DEP2からDEP3までの移動量パルス数で
あり、ステツプ228ではDEP3のレンズ位置を表わすカウ
ント値がメモリーSTLPOSに記憶されることとなる。
従って、上記ステツプ244又は243を行った後上記の各ス
テツプ224〜228を実行し、ステツプ9へ移行し、以後ス
イツチSW1がオンに保持されている限り、上記2回目の
デイプス処理のレンズ駆動と同様のステツプ9→17→18
→19→20(200→201→229)又は20(200→201→229→23
0→231→232→233→236)又は20(200→201→229→230
→231→232→237)が繰り返し実行されメモリーSTLPOS
に記憶されたカウント値(DEP3の位置)に対して±4以
内のカウント位置となるまでレンズが駆動され上記DEP3
に対して±4パルス範囲内の位置までレンズが移行する
と上記の如くステツプ234,235にてフラツグDEPMVが0に
又DEPJFが1にセツトされ3回目のデイプス処理でのレ
ンズ駆動を終了する。
尚、該3回目のデイプス処理時のレンズ駆動にあっても
予定レンズ位置までのサーボ(クローズ)制御であり、
レンズ駆動中にスイツチSW1を一度オフとしても、予定
位置までレンズは駆動されると共にレンズが至近側の限
界位置まで移行して駆動不能となった時には以後にデイ
プス処理を進ませずにNG表示を行わせ、又、レンズが無
限位置で停止した時にはレンズをその位置に保持させて
以後のデイプス処理を行わせるものである。
この様にして3回目のデイプス処理でのレンズ駆動を終
了した後ステツプは9→17→18→19と進み、19にて上記
フラツグDEPJFの1が検知されステツプは21以後に進
み、フラツグDEPOK,DEP1,DEP2,DEP3のセツト状態が検
知される。この時点ではフラツグDEPOK,DEP1,DEP2,は
0にセツトされDEP3が1にセツトされているため、ステ
ツプ21→22→26→29→30に進む。ステツプ30ではフラツ
グDEP3に0をセツトし、DEPDNに1をセツトし、その後
ステツプ31へ進み第2図(f)に示したDAV計算サブル
ーチンを実行する。
該DAV計算サブルーチンではまずステツプ500を実行す
る。
ステツプ500:レンズの焦点距離情報がメモリーNWFLに入
力される。この焦点距離情報の検出は上述のステツプ22
0と同様にして行われる。
ステツプ501:ステツプ221にて求めた1回目デイプス処
理時にレンズをDEP1へ移行することにより合焦状態とな
る被写体A及び2回目のデイプス処理時にレンズをDEP2
へ移行することにて合焦状態となる被写体B共にピント
が合った状態とするための深度を保証する絞り値、即
ち、ステツプ221にてメモリーLSTFNOに入力されている
絞り値(LSTFNOAVと称す。)と上記メモリーLSTFLに記
憶されている焦点距離情報(f1と称す。)とメモリーNW
FLに記憶されている焦点距離情報(fnと称す。)との演
を行い、これを制御絞りAVdepとする。
この演算は上記デイプス処理中にレンズのズーム比を可
変し焦点距離情報が変化しても両被写体共にピントが合
った状態とする深度の絞りを供給出来る様にするためで
ある。
上記絞り値LSTFNOAVは焦点距離がf1の時デフオーカス量
に基づいて求めた値である一方、デフオーカス量は焦点
距離との関係で焦点距離が2倍となると4倍変化する特
性を有する。
即ち焦点距離f1の状態でレンズ位置DEP1で焦点検出した
時のデフオーカス量がDEFだとすると、この同一被写体
を焦点距離2f1の状態で検出した時のデフオーカス量と
している4DEFとなり、上記絞り値LSTFNOAVも焦点距離が
2倍変化すると4倍変化する。
従って、上記絞り値LSTFNOAVを求めた時の焦点距離と撮
影時の焦点距離がズーム操作等によって変化した時に、
上記絞り値LSTFNOAVで絞り制御を行っても両被写体とも
にピントが合った状態での深度を保証出来なくなる。
従って本願では を制御絞り値AVdepとなし、焦点距離がLSTFNOAVを求め
た時に比して2倍変化した時にその絞りを4倍変化さ
せ、ズーム操作によらず常に両被写体共にピントが合っ
た状態を保証する絞り値を求めている。
このステツプ501に次いでステツプは502へ進む。
ステツプ502:このステツプではカメラに装着しているレ
ンズがズームレンズか固定焦点のレンズかの判別を行
う。
この判別動作は上述の焦点距離情報のレンズからカメラ
への伝達と同様にコンピユーターPRSにて回路LPRSを指
定し、該回路内のRAMに記憶されているズームレンズ情
報又は固定焦点レンズ情報を読み出しコンピユーターPR
Sに入力しこの入力情報に基づいて上記の判定がなされ
る。尚、上記ズームレンズ又は固定焦点レンズ情報はレ
ンズごとに決めるため、ズームレンズには上記ズームレ
ンズ情報が、又固定焦点レンズには固定焦点レンズ情報
がレンズのRAMに記憶されている。
このステツプにて装着レンズがズームレンズであると判
定された場合にはステツプ503が実行され上記絞り値ADd
epに対して一定値AVZMが加算され補正制御絞り値AVde
p′が求められる。この一定値AVZMを加算することにて
絞り値としては上記算出絞り値AVdepよりもすこし絞り
込み側の絞り値、即ちより深度の深い絞り値となる。
この加算処理は上記算出絞り値AVdepに対する誤差を吸
収させるためである。即ち、上記AVdepを求めるにあた
り、種々な誤差要因があったとしても実際の制御絞りを
より深度の深い絞り値とすることにて上記誤差分の補正
を行っている。
又、ステツプ502にて固定焦点レンズが装着されている
と判定された場合にはステツプ503に代わってステツプ5
04が実行される。
このステツプ504では上記絞り値AVdepに対して一定値AV
SNGを加算し補正制御絞り値AVdep′を求めている。この
加算処理も上記ズームレンズと同様な誤差補正が目的で
ある。
尚、一定値はAVSNG<AVZMの関係となっておる。この関
係にAVSNG及びAVZMを設定した理由はズームレンズの方
が固定焦点レンズよりも多く誤差要因を含むため、その
補正量を大とするためである。
上記のステツプにて補正制御絞りAVdep′を求めた後に
ステツプは505へ移行する。
ステツプ505: を満足する整数Jを求める。
Jはアペツクス値の2倍の値であり、このJを求めるこ
とにてアペツクス値の1/2段精度のアペツクス絞り値が
得られる。
即ち、上記(1)式は (21/4)J-1≦AVdep′<(21/4)J …(2) を変形した式であり、かつAVdep′に正確に対応したJ
を求めるためには (21/4)J=AVdep′ …(3) にてJを求めれば良い。この場合Jは整数のみでなく少
数までも含んだ値となり、上記(2)式に基づいて式
(1)にてJを求めれば上記(3)式で求めたJの少数
部は切り上げられる。
従って、式(1)にて求めた絞り値JはAVdep′のアペ
ツクス値の2倍の値で、かつ1/2段精度で切り上げられ
た値となり、より絞り込み側の絞り値を示し、このステ
ツプ処理で更に誤差吸収用の補正がなされる。この後ス
テツプは506へ移行しステツプ506で求めたJに対して2
J/4なる演算処理しアペツクス1/2段ごとの絞り値の実数
に変換される。
尚ステツプ505での処理は上記の誤差吸収の目的の他に
カメラの絞りの機械的な制御段数に合わせるためであ
り、アペツクスの1/2段の絞り値を求めているのでカメ
ラの該機械的な制御段数としては1/8,1/4,1/3,等の1/2
段精度のものが使用可能となる。
上述の如くしてDAV計算サブルーチンを終了するとステ
ツプは32へ移行しDAV表示サブルーチンを行なう。この
サブルーチンは表示器DSPにて上記DAV計算サブルーチン
にて求めた絞りの実数を表示するルーチンであり、その
表示動作は上述の如く表示動作を同様に行われる。
又、ステツプ32が行われるとステツプ33へ移行しレリー
ズ動作を許容し、ステツプ25へ移行しフラグDEPOKに1
をセツトしステツプ9へ戻る。従って、この状態でスイ
ツチSW1がオンのまま保持されていれば、以後ステツプ
は9→17→18→19→21を繰り返す。又、この状態でスイ
ツチSW1がオフとなってもステツプは9→10→12→14→1
5を繰り返えし、再度スイツチSW1がオンとなっても上記
ステツプ9→17→18→19→21が繰り返えされる。従って
全てのデイプス処理が終了した後にスイツチSW1が誤ま
ってオフとなってもデイプス処理結果はそのまま維持さ
れることとなる。
この状態でシヤツターボタンの第2段操作を行うと、割
込み処理にてステツプ3のAE制御サブルーチンにおける
レリーズ動作処理がなされ、絞りが上記演算にて求めた
絞り値Jに応じた信号がコンピユーターPRSのSO信号と
して回路LCMを介して回路LPRSに伝わり、ステツプモー
ターDMTRを駆動し、該モーターに連動する絞りが上記J
に応じて絞り込まれかつシヤツターレリーズ動作がなさ
れ、その際のシヤツター秒時がステツプ17での測光値と
上記Jで決定される絞り値に基づき決定されたシヤツタ
ー値にて制御されることとなる。
以上の動作にてデイプスモードでは異なる位置にある被
写体間を至近側に7,無限側に10に内分するピント位置に
レンズを合わせ、かつその絞りとして両被写体ともにピ
ントが合った状態を保証する深度の絞りにて撮影がなさ
れることとなる。
尚、上記2回目及び3回目のデイプス処理にあっては2
回目のデイプス処理で求めたデフオーカス量に応じて決
定されるパルス数に基づきレンズの実駆動量を求め、こ
の実駆動量のよってレンズを駆動しているので、デイプ
ス中にズーム比を変化させても、又レンズが無限端に突
き当った場合でも、上述の如く両被写体の7/17の内分点
にレンズを正確に移行させることが出来ることとなる。
又、デイプスモードでは3回目のデイプス処理が終了す
るまでスイツチSW2のオンによるレリーズ動作への移行
が禁止されており、これにてデイプスモード中に誤まっ
てレリーズボタンの第2段操作を行っても以後のデイプ
ス処理を実行することが出来、デイプスモードが終了す
るまでシヤツターボタンを誤操作しても、そのモードの
維持がなされるものである。
又、実施例ではエンコーダーENCからのパルスをカウン
トするカウンターは入力パルスをアツプ,ダウンカウン
トし常にレンズ駆動後のレンズ位置を表わす値を示し、
更にデフオーカス量のレンズ駆動に際しては、レンズ駆
動前のカウント値からのカウント値の変化分がデフオー
カス量に応じた値となったか否かの判定を行ってレンズ
駆動量をデフオーカス量となる様制御を行っているが、
その他の方法にてンズ駆動量制御を行っても良い。
又、レンズの無限端又は至近端位置への突き当りを検知
する方法として各限界端にリミツトスイツチを設けても
良い。
又、2回目のデフオーカス量に基づいてレンズを駆動し
た際にレンズの限界端に突き当るか否かの判定方法とし
ては算出デフオーカス量と現在のレンズ位置とレンズの
限界端までの距離との比較を行っても良い、この場合に
はレンズの現在位置情報として絶対値情報がレンズから
検知される様にする必要がある。
〔効果〕
上述の如く本発明ではレンズの中間位置を求めるにあた
り、1回目のデイプス処理時のレンズ位置DEP1と2回目
のデイプス処理時のレンズ位置DEP2との間の実際の移動
量を検知して、該移動量を内分する位置を求めているの
で、2回目のデイプス処理にてデフオーカス量分の駆動
が終了する以前にレンズが無限端に突き当った様な場合
でもレンズ位置DEP1とDEP2の中間位置へのレンズ移動が
可能となり上記の様な被写体状況下でも両被写体に対し
てともにピントが合った状態での撮影を可能になし、更
にデイプス処理中にズーム比等の変化がなされても補正
演算なしに上記中間位置へレンズを移動させることが出
来るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明のカメラの一実施例を示す回路図、第
2図(a)〜第2図(f)は第1図実施例のコンピユー
ターPRSに内蔵されるプログラムを示す説明図、 第3図,第4図,第5図は第1図実施例の動作を説明す
るための説明図である。 PRS……コンピユーター LRRS……制御回路 LCM……バツフアー回路 DMTR……絞り制御用モーター

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被写体に対する合焦までのデフォーカス量
    を検知する焦点検知装置と、レンズを駆動するレンズ駆
    動回路と、前記焦点検知装置にて検知されたデフォーカ
    ス量情報に基づいて前記レンズ駆動回路によりレンズを
    合焦位置まで移動させる焦点調節装置を有するカメラに
    おいて、 第1の被写体と第2の被写体をともに合焦とするための
    撮影モードを設け、該撮影モードにおいて第1の被写体
    に対して前記焦点検知装置にて検知されるデフォーカス
    量が合焦範囲となるまで前記レンズ駆動回路によりレン
    ズを駆動し、レンズを第1のレンズ位置へ移行させる第
    1の駆動制御手段と、レンズが第1のレンズ位置に停止
    している状態にて前記焦点検知装置にて求められた第2
    の被写体に対するデフォーカス量に応じた量レンズを前
    記第1のレンズ位置から移動させる第2の駆動制御手段
    と、該第2の駆動制御手段にてレンズの第1のレンズ位
    置からの移動が終了しレンズが停止状態にある第2のレ
    ンズ位置と第1のレンズ位置間の移動量を求める移動量
    算出手段と、該移動量算出手段にて求めた移動量を所定
    の比で内分した量だけレンズを第2のレンズ位置から第
    1のレンズ位置方向へ移動させる第3の駆動制御手段と
    を有することを特徴とする焦点調節装置を有するカメ
    ラ。
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