JPS63172212A - 合焦状態判定装置 - Google Patents

合焦状態判定装置

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JPS63172212A
JPS63172212A JP458687A JP458687A JPS63172212A JP S63172212 A JPS63172212 A JP S63172212A JP 458687 A JP458687 A JP 458687A JP 458687 A JP458687 A JP 458687A JP S63172212 A JPS63172212 A JP S63172212A
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JP
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focus
lens
determination
reliability
output
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JP458687A
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Akira Akashi
明石 彰
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はオートフォーカス装置に用いる焦点状態判定装
置に関する。
〔従来技術〕
従来、オートフォーカス装置においては焦点検出動作及
び該焦点検出動作結果に基づくレンズ駆動動作を交互に
繰り返すことによって被写体の動きに追従して合焦状態
を維持させている。
上記焦点調節方式によれば被写体の微細な動きに追従出
来るものの、一方一度合焦判定かなされた後でも上記微
細な被写体の動作によって非合焦と判定されレンズが微
動を繰り返し、なかなかレンズが安定状態とならない欠
点がある。
この問題を解消する方法として一度合焦判定がなされた
後には合焦中(レンズ位置が真の合焦点に対して所定範
囲内の位置にあれば合焦と見做せる範囲)を拡大し、合
焦判定後のレンズの安定を計ってものが知られている。
該従来方式に従えば確かに合焦後、被写体の微動による
レンズの微動を防止し得合焦後レンズが停止状態安定す
るものの、精度の点から考えた場合、合焦精度が悪くな
るものである。
(目的〕 本発明は上記の事項に鑑みなされたもので、合焦後の安
定性を充分確保して上、更にその合焦精度を高めんとす
るものであり、その構成として焦点検出動作時における
焦点判定結果に対する信頼度がさほど高くない場合(コ
ントラストがさほど高くない状態で焦点検出動作がなさ
れた場合)には前回の焦点検出動作による判定結果を考
慮して前回合焦判定がなされている時に合焦と見做し、
焦点判定結果に対する信頼度が高い時には前回合焦と判
定されていても合焦と見做すことなく、今回の焦点検出
時の判定結果に応じて合焦判別を行わせたものである。
〔実施例〕
第1図は本発明に信号オートフォーカス装置を備えたカ
メラの一実施例を示す回路図である。
図においてPH1はカメラの制御装置で、例えば内部に
ROM、RAM、A/D変換機能を持っ1チツプのマイ
クロ・コンピューターであり、ROMに格納された後述
のプログラムに従って、自動露出制御機能、自動焦点検
出機能、フィルムの巻き上げ・巻戻し等のカメラの動作
を行っている。
マイクロ・コンピューターPR3は通信用信号So、S
1.5CLKを用いて、周辺回路およびレンズと通信し
、各々の回路やレンズの動作を制御する。
SOはPH1から出力されるデータ信号。
SrはPH1に人力されるデータ信号、5CLKは信号
So、SIの同期信号である。
LCMはレンズ通信バッファ回路であり、カメラが動作
中のときはレンズ用電源VLをレンズに与え、マイクロ
・コンピューターPR3からの信号CLCMか高電位レ
ベル(以下、” H” と略し、低電位は′L′°と略
して記す)のときは、カメラとレンズ間通信のバッファ
となる。
マイクロ・コンピューターPR3が信号CLCMを“°
H′°にして、5CLK信号に同期して所定のデータを
sO倍信号して送出すると、回路LCMが指定されカメ
ラ・レンズ間接点を介して、5CLK信号、SO信号の
各々のバッファ信号LCK、DCLをレンズへ出力する
それと同時にレンズ(一点鎖線で囲まれた部分)からの
信号DLCのバッファ信号をs工信号として出力し、コ
ンピューターPR3は5CLK信号に同期してSI倍信
号してのレンズのデータを入力する。
SDRは焦点検出用のラインセンサー装置SNSの駆動
回路であり、コンピューターPR3からの信号C3DR
が“H”のとき選択されて、So、SI、5CLK信号
によりコンピューターPR3にて制御される。
SNSは例えば一対のCCDラインセンサーCCD、、
CCD2を含むセンサー装置である。
φ1.φ2はコンピューターPR3からのクロツりCK
を受け、駆動回路SDRにて生成されるCCD駆動用の
クロック、SHはラインセンサーCCD、、CCD2に
蓄積された電荷を転送部に転送させる信号、CLRはラ
インセンサーCCDI、CCD2の蓄積電荷をクリアー
させるクリア信号でありこれらの各信号はコンピュータ
ーPR3にて制御される駆動回路SDRにて形成される
センサー装置SNSの出力信号O8はクロックφ1.φ
2に同期して時系列で出力されるセンサーCCD、、C
CD2の各絵素に蓄積された像信号てあり、CCD1.
CCD2の各ビットごとに出力され回路SDR内の増幅
回路で増幅された後、AO3信号としてコンピューター
PR5に入力される。コンピューターPR3はAOS信
号をアナログ入力端子から人力し、CK信号に同期して
、内部のA/D変換機能でA/D変換後RAMの所定の
アドレスに順次格納する。
同しくSNSの出力信号であるAGC信号は、装置SN
S内の蓄積制御用センサーの出力であり、回路SDRに
人力されて、センサーCCD l+CCD2の蓄積時間
制御に用いられる。
SPCは撮影レンズを介して光を受光する測光センサー
であり、その出力5spcはコンピューターPR3のア
ナログ入力端子に入力され、A/D変換後、自動露出制
御(AE)に用いられる。
DDRはスイッチ・センスおよび表示用回路てあり、コ
ンピューターPR3からの信号CDDRが”H”(7)
とき遷択されて、So、Sr、5CLKの各信号により
コンピューターPR3との通信制御がなされる、即ち、
コンピューターPRSから送られてくるデータに基づい
てカメラの表示を切り替えたり、レリーズボタンに連動
するスイッチSW1.SW2をはしめ各種操作部材に連
動してオン・オフするスイッチ群SWSのスイッチ状態
をコンピューターPR3に連絡する。
MDRI、MDR2はフィルム給送、及びシャッターチ
ャージ用モーターMTRI、MTR2の駆動回路で、信
号MI F、MI R,M2F。
M2Rでモーターの正転・逆転を実行する。
MGI、MG2は各々シャッター先幕・後幕走行開始用
マグネットで、信号5MG1.SMCT2、増幅トラン
ジスタTRI、TR2で通電され、コンピューターPR
3によりシャッター制御が行われる。
尚、スイッチ・センスおよび表示用回路DI)R,モー
ター駆動回路MDR1,MDR2゜シャッター制御は、
本発明と直接間わりがないので詳しい説明は省略する。
同期信号LCKに同期してレンズ内制御回路LPRSに
入力される信号DCLは、カメラからレンズに対する命
令のデータであり、命令に対するレンズの動作が予め決
められている。
制御回路LPR3は、所定の手続きに従って入力命令を
解析し、焦点調節や絞り制御の動作や、出力DLCから
のレンズの各種パラメータ(開放Fナンバー、焦点距離
、デフォーカス量対繰り出し量の係数等)の出力を行う
実施例ては、全体繰り出しの単レンズの例を示しており
、カメラから焦点調節の命令が送られた場合には、同時
に送られてくる駆動量・方向に従って、焦点調節用モー
ターLMTRに対して信号LMF、LMRを送出しモー
ターLMTRを駆動して、光学系を光軸方向移動させて
焦点調節を行う。光学系の移動量はエンコーダー回路E
NCの信号5ENCでモニターして、所定の移動が完了
した時点で、信号LMF、LMRを0″゛L″にしてモ
ーターLMTRを制動する。
カメラから絞り制御の命令が送られた場合には、同時に
送られてくる絞り段数に従って、絞り機構に連動する公
知のステッピング・モーターDMTRを駆動する。尚、
ステッピング・モーターはオーブン制御が可能なため、
動作をモニターするためのエンコーダーを必要としない
又、上記回路LPR5にはレンズの焦点距離情報f(ズ
ームレンズの場合はズーム状態に応した焦点距離情報)
等のバロメーターをそれぞれ所定のアドレス部に記憶し
ているメモリーが設けられると共にモニター信号5EN
Cの在合を検知してレンズの停止状態の判定を行ったり
、又モニター信号5ENCを受け、該5ENC信号によ
り表わされるレンズの駆動量と後述するデフォーカス量
との比較を行い一致した時の信号LMF、LMRをLと
なしモーターLMT Rを停止させる制御回路が設けら
れている。
又、表示器DSPは合焦や焦点検出不能表示用のLED
等の表示素子を有している。
又、エンコーダーENCとしては例えばレンズの移動に
連動して回転し、パルスを上記モニター信号として発生
するパルス板等が用いられている。
上記構成によるカメラの動作について第2図を用いて説
明する。
不図示の電源スィッチが操作されるとマイクロ・コンピ
ューターPR3への給電がなされ、コンピューターPR
Sは格納プログラムを実行する。
第2図(a)は上記プログラムの全体のフローを示すフ
ローチャートである。上記動作にて格納プログラムの実
行が開始されるとステップ1にてまずシャッターボタン
の第1段階操作にてオンとなるスイッチSW、の状態検
知がなされ、スイッチSW、がオフの時にはステップ2
にてコンピューターPR3の内部フラグが全てクリアー
され各フラグに0がセットされる。上記ステップ1.2
はスイッチSW、がオンとなるまで繰り返し実行され、
スイッチSW1がオンとなることにてステップ3へ移行
する。尚スイッチSW1の検知動作はコンピューターP
R3から信号CDDRをHとなし回路DDRを指定し、
SO信号としてスイッチSW1の検知命令を回路DDR
に伝え、スイッチS W +のオン・オフ状態を回路D
DRにて検知させ、その検知結果を5I(8号としてコ
ンピューターPR3に伝えることにて実行する。ステッ
プ3はAF制御のサブルーチンであり、このAEサブル
ーチンにて測光演算処理、露光制御並びに露光後のシャ
ツターチャージ、フィルム巻上げ等の一連の動作制御が
行われる。尚、該AFサブルーチンは本発明とは直接関
係かないのでその詳細な説明は省略するが、該AF制御
サブルーチンの概要は次の通りである。
スイッチSWlがオンの限り、このAF制御サブルーチ
ンが実行されるごとに測光及び露光制御演算が行われる
。又、シャッターボタンの第2段階操作がなされスイッ
チS W 2がオンとなると、割込み処理にてレリーズ
動作がなされ上記露光制御演算にて求められた露光量に
応じて絞り又はシャッター秒時の制御を行い、露光終了
後にシャッターチャージ及びフィルム給送動作を行う。
今、シャッターボタンの中1段階操作がなされているも
のとなるとステップ3にて測光・演算処理が行われた後
にステップ4に進む。
ステップ4はAF制御サブルーチンであり、第2図(b
)に示したAF制御サブルーチンが実行される。
該AF制御サブルーチンにあってはまずステップ100
にてフラッグPRMVのセット状態が検知される。該A
Fサブルーチンが初回に行われる時にはステップ2にて
全フラッグがクリアーされ0がセットされているため、
ステップ117以下のステップに進む。
ステップ117:オートフォーカスのモードを判別しサ
ーボモードの時にはステップ101へ進み、ワンショッ
トモードの時にはステップ118に進む。
今、モードとしてサーボモードが設定されているものと
するとステップは101に進む。
ステップは101:直前に行われたAE制御サブルーチ
ンにてフィルム給送が行われたか否かを判定する。
該ステップが行われる直前に行われたステップ3による
AE制御サブルーチンにてフィルム給送が行われた事、
即ち、該ステップ101が撮影終了後、初めて行われた
ものであると判定された時にはステップ109にてフラ
ッグTMA0丁を1にセットし、ステップ110にてレ
ンズ駆動規制タイマーの時計を開始させて後ステップ1
02へ移行する。又、該ステップか行われる直前に行わ
れたステップ3てのAE制御サブルーチンにてフィルム
給送が行われなかった事が判定された時には、ステップ
109,110を実行することなく、ステップ102へ
移行する。
今、シャッターボタンの第1段階操作のみが行われてい
るので、上記AE制御サブルーチンではフィルム給送動
作は行われていないため、ステップ109,110を実
行することなく、ステップ102へ進む。
ステップ102 焦点検出サブルーチンを実行する。
該焦点検出サブルーチンは第2図(e)に示すステップ
200以後にて実行される。
該焦点検出サブルーチンについて説明する。
ステップ200.像信号入力サブルーチンを実行する。
該像信号入力サブルーチンではまずコンピューターPR
SにてC3DRをHとなし駆動回路SDRを選択し、S
O信号を該駆動回路SDRに伝える。この時のSO信号
は蓄積開始命令であり、この命令に応じて駆動回路SD
RはCLR信号をラインセンサー装置SNSに伝えCC
Dラインセンサーの像蓄積信号をクリアーし、その復信
に対する蓄積動作を行わせる。ラインセンサー装置SN
SのCCDラインセンサーCCD 1.  CCD 2
には撮影レンズを介して入射する像光束がそれぞれ入射
しており、各センサーCCDI 、CCD2上の像位置
が焦点状態に応じて決定される。詳述すると、被写体に
対して合焦状態では各センサーCCD、、CCD2上の
同一位置に同一像パターンが投射され、前ピン又は後ピ
ン状態ではCC−D + とCCD2上の像パターンが
そのピントずれ方向及びずれ量に応じて対称的にずれた
位置に投射される。従って、上記CCI)+ 、CCD
2上の像パターン間の位置ずれ量及び方向を検知するこ
とにてピントすれ方向及びずれ量が検知される。
上記の如くして焦点状態に応じた位置に投射された像パ
ターンを上記像信号のクリアー後各CCD + 、 C
CD 2にて所定時間蓄積し、その後駆動回路SDRか
ら信号S)I及びクロックφ1.φ2がセンサー装置S
NSに供給される。
尚、上記像パターンの蓄積時間はSNS内の蓄積制御用
センサーの出力AGCに基づいて決定されるものである
上記の如くしてセンサー装置SNSへ信号SH及びクロ
ックφ1.φ2が供給されると、センサー装置SNSの
出力端から各センサーCCD 、。
CCD2の各絵素に蓄積された像信号が出力O3として
順次時系列にて送出され、駆動回路SDR内の増巾回路
で増巾され信号AO3としてコンピューターPR5に順
次入力する。コンピューターPR3は上記信号AO3を
内部のA/D変換機能にて順次デジタル値に変換し所定
のRAMに格納する。
以上の動作にてセンサーCCD、、CCD2上の像パタ
ーンに応じた各センサーごとの像信号がデジタル値とし
てRAMに記憶され像信号入力サブルーチンを終了しス
テップ201へ移行する。
ステップ201:デフォーカス量計算サブルーチンを実
行する。このサブルーチンでは上記像信号人力サブルー
チンにて求められたセンサーCOD、、CCD2上の像
パターンに応したデジタル値を基に合焦までのずれ量並
びにずれ方向をデフォーカス量DEFとして算出する。
該デフォーカス量の具体的な算出方法は本願と直接関係
がないので、その詳細な説明は省略するが、上記の如く
センサーCCD、、CCD2の像パターンの一致度が焦
点状態によって決定されるので該パターンに対応した上
記各センサーのデジタル値を比較処理しそのデーターの
一致度を求め、合焦状態からのずれ量及び方向、即ちデ
フォーカス量DEFを求めるものである。
又、このサブルーチンではセンサーCCD+ 。
CCD2の像パターンに応じたデジタル値からコントラ
ストCRTをも求めており、このコントラスト検知も公
知である。その詳細な説明は省略する。
ステップ202:フラッグFNCI、FNC2に0をセ
ットする。これらのフラッグは焦点検出の信頼度を示す
フラッグであり、本実施例では信頼度が最も高い状態で
両フラッグにOをセットし、次いて信頼度が高い時にフ
ラッグFNC1に1を又FNC2に0をセットし、信頼
度か最も悪い時にFNC2に1をセットする様にしてい
る。
ステップ203:上記ステップ201にて求めたコント
ラストCNTと一定値C1と比較する。
コントラストCNTがCN T > C+の時にはステ
ップ207へ移行し、CNT<CIの時にはステップ2
04へ8行する。
ステップ204・フラッグFNCIに1をセットし、ス
テップ205に進む。
ステップ205.コントラストCNTと一定値C7とを
比較する。但しC+ > C2の関係にある。CN T
 > C2の時にはステップ207へ移行し、CN T
 < C2の時にはステップ206へ移行する。
ステップ206:フラッグFNC2に1をセットする。
上記のステップ203〜207にてコントラストCNT
が最も高い時にはフラッグFNC1゜FNC2が共に0
0状態に、又コントラストCNTがCr > CN T
 > C2の時にはフラッグFNCIが1、FNC2が
0の状態に又コントラストCNTがc2>CNTの時に
はフラッグFNCI、FNC2が共に1に設定されるこ
ととなる。
上記のステップにて各フラッグFNCI。
FNC2のセット状態を決定した後ステップ207が実
行される。
ステップ207:フラツグJFFLG、5DFLG、C
日5FLGにOをセットする。このステップは上記3つ
のフラッグの初期化のステップである。
ステップ208・フラッグFNC2の状態を判別する。
フラッグFNC2が1にセットされている時には焦点検
出サブルーチンを終了しAF制御サブルーチンへ戻り、
ステップ103の判定サブルーチンに移行する。フラッ
グFNC2が0にセットされている時にはステップ20
9へ移行する。
ステップ209:上記ステップ201にて求めたデフォ
ーカス量DEFと一定値5DFLDとの比較を行い、D
EF>CHSFLDの時には該焦点検出サブルーチンを
終了し、AF制御サブルーチンに戻りステップ103の
判定サブルーチンに移行する。尚、一定値CH3FLD
はデフォーカス量が合焦の近傍を表わす値よりも少し大
きな値に設定されており、DEF>CHSFLDは合焦
まてのデフォーカス量が犬であることを示している。
又上記の比較にてCH3FLD≧DEFの時にはステッ
プ210へ移行する。
ステップ210:上記フラッグCH3FLGを1にセッ
トする。
これにて、デフォーカス量DEFが一定値5DFLD以
内の時、即ちデフォーカス量がそれほど大でない時にフ
ラッグCH3FLGが1にセットされる。
ステップ211:上記デフォーカス量DEFと一定値5
DFLDとの比較を行イD E F > S D FL
Dの時にはステップ103の判定サブルーチンに移行す
る。上記一定値5DFLDは上記CH3FLDとの関係
でCHSFLD>5DFLDに設定されており、この一
定値5DFLDは合焦近傍を表わすデフォーカス量に設
定されている。
又、上記の比較にて5DFLD≧DEFと判定された時
にはステップ212にて上記フラッグ5DFLI)に1
がセットされる。これにてデフォーカス量DEFが合焦
近傍の時にはフラッグ5DFLGが1にセットされるこ
ととなる。
ステップ213:デフォーカス量DEFと一定値5FL
Dとの比較がなされDEF>JFFLDの時には焦点検
出サブルーチンを終了し、AF制御サブルーチンに戻っ
てステップ103の判定サブルーチンに移行する。上記
JFFLDの値は5DFLD>JFPLDの関係にあり
、かつデフォーカス量か合焦と見做すことの出来る値に
設定されている。
又、上記の比較にてJFFLD≧DEFと判定された時
にはステップ214にてフラッグJFFLGに1をセッ
トしステップ103の判定サブルーチンに移行する。
以上の焦点検出サブルーチンにて焦点検出の信頼度に応
じてフラッグFNCI、FNC2のセット状態が決定さ
れると共にフラッグFNC2が1の時、即ち低コントラ
スト下で信頼度が極めて低い場合以外の時にはデフォー
カス量DEFに応じて合焦時にフラッグJFFLGが1
に、又合焦近傍時にフラッグ5DFLGに1が、又合焦
近傍よりもやや離れた焦点状態の時CH3FLGが1に
セットされることになる。
上記焦点検出サブルーチンが実行された後焦点検出サブ
ルーチンを終了しAF制御サブルーチンへ戻り、上記の
如くステップ103の判定サブルーチンが実行される。
該判定サブルーチンは第2図(d)のステップ300以
後に示されている。
ステップ300:フラッグJF、AFNG。
LMVD Iに0をセットし、これらの各フラッグを初
期化する。
ステップ301:前記フラッグJFFLGのセット状態
を検知し、JFFLGが1の時、即ち合焦時にはステッ
プ302へ移行し、JFFLGが0の時にはステップ3
07へ移行する。
今、フラッグJFFLGが1にセットされているものと
すると、ステップ302にてフラッグFNCIの状態が
判定され、FNCIが0の時ステップ303へ移行しF
NCIが1の時ステップ307へ移行する。
これにて焦点検出動作結果が合焦を示すと共に高コント
ラスト状態下での焦点検出動作が行われ高信頼度の検出
結果である時のみステップ303以後のステップが実行
される。
上記の如くしてステップ303のステップが進んた場合
にはステップ303にて合焦フラグJFに1をセットし
、フラグPREJFに1をセットし次のステップ304
以下のステップに進む。
ステップ304:フラッグL’MVDIに1をセットす
る。
ステップ305:フラッグTMNCTに1をセットする
ステップ306.レンズ駆動規制タイマーをスタートさ
せ時計動作を開始させ、合焦時におりる判定サブルーチ
ンを終了しAF制御サブルーチンへ戻ってステップ10
4の表示すブルーチンに移行する。
上記に動作は高信頼度下で、かつ合焦判定がなされた場
合の動作であるが、それ以外の時にはフラッグJFFL
Gが0に設定されているか、又はフラッグFNC1が1
にセットされているので、ステップ301又はステップ
302にて上記のセット状態が検知されステップ307
以後のステップが実行される。
ステップ307:フラッグ5DFLGの状態が判定され
、5DFLGが0の時にはステップ311へ移行し、5
DFLGが1の時にはステップ308へ移行する。フラ
ッグ5DFLGは上記の如く焦点検出にて合焦近傍と判
定された時に1にセットされているので合焦近傍時にス
テップ308へ移行する。
ステップ308:フラッグFNCIのセット状態を検知
しFNCIが0の時にはステップ314へ又1の時には
ステップ309へ進む。
今FNCIが1にセットされているものとしステップ3
09へ進んだ場合について述べる。
ステップ309ニフラツグPREJFの状態を判別する
。このフラッグはステップ303か実行された時、即ち
前回の焦点検出動作にて合焦と判定された時に1がセッ
トされるものであり、初回の焦点検出動作以前には上記
ステップ2のフラッグクリアー動作でOとなっており、
初回の判定サブルーチン実行時には0となっている。今
、初回の判定サブルーチンの実行であるためステップは
310へ移行する。
ステップは310・フラッグNGONCEの状態を検知
するこのフラッグNGONCEは前回の焦点検知にて焦
点検知不能と判定された時に1がセットされるフラッグ
であり、初回の判定サブルーチン実行時には0となって
おり、ステップは311へ移行する。
ステップは311:フラッグFNC2のセット状態を判
定する。該フラッグFNC2は上記の如く極めて低コン
トラスト下で1にセットされているものであるため、極
めて低コントラスト下での焦点検知がなされた時にステ
ップ312以後に進む。
初回の焦点検出動作時に上記のステップにてステップ3
12へ移行する条件は極めて低コントラスト下であった
場合であり、それ以外はステップ314又はステップ3
03へ移行する。
又ステップ312では焦点検知不能用フラッグAFNG
及びフラッグNGONCEを1にセットし、ステップ3
13ではフラッグLMVD Iを1にセットして判定サ
ブルーチンを終了するものであるため、初回の焦点検知
動作では極めて低コントラスト下での焦点検知がなされ
た時のみステップ312,313が実行され焦点検知不
能フラッグAFNGが1にセットされることとなる。
以上の説明から明らかな如く初回の焦点検知動作が行わ
れた時には焦点検知の信頼度が最も高く、かつ合焦と判
定された時のみ合焦用フラッグJFが1にセットされ、
又信頼度が最も低い時にのみ焦点検知不能用フラッグA
FNGが1にセットされ、それ以外の場合にステップ3
14以後にステップが実行されることとなるか、以前に
焦点検知動作が行われている場合には前回の焦点検出結
果を考慮して下記の如く動作する。
判定サブルーチンにて上記の一連のステップか実行され
ている過程にてステップ309ではフラッグPREJF
のセット状態の判定が行われ、該フラッグPREJFが
1にセットされている時にはステップは303へ移行す
る。該フラッグPREJFは前述の如く、ステップは3
03が前回行われている時、即ち前回の焦点検出動作に
て合焦と判定された時に1がセットされるものであるた
め、現在(今回)の焦点検出動作にて合焦近傍であると
判定され、かつ、信頼度が高信頼度でない時でも前回合
焦と判定されていれはステップ303以後のステップへ
移行し合焦フラッグJFが1にセットされる。
又、前回の焦点検出動作にて焦点検出不能と判定された
時には現在(今回)の焦点検出動作にて合焦近傍である
と判定され、かつ信頼度が高信頼度でない時でもステッ
プ310にてフラッグNGONCEの1が検知されるの
で上記ステップ312へ進み焦点検出不能フラッグAF
NGを1にセットすることとなる。
上記にステップ300〜312の動作にてフラッグJF
及びAFNGが1にセットされ判定サブルーチンを終了
する条件をまとめると下記表1の如くなる。
表  1 上記の如<JF−1又はAFNGを前回の焦点検出動作
の結果によって今回合焦近傍と判定された場合でも、高
信頼度が得られていない時に1にセットする理由は、今
回の焦点検出動作の結果としての合焦近傍判定の信頼度
がさほど高くないので、その判定結果によりレンズを駆
動しても正確にレンズを合焦位置へレンズ移動させるこ
とが出来るか否かの疑問があり、この場合前回の判定結
果て合焦又は焦点検出不能と判定されていれば、その(
前回)の判定結果を信頼して今回の判定結果として採用
してもほぼ正確な判定がなされるだろうことを考慮した
ものである。
又、更に上記の場合判定結果によってレンズを駆動する
と一度合焦判定又は焦点検出不能判定がなされても、上
記のさほど信頼度の高くない情報で前回の判定結果がキ
ャンセルされるので一度合焦判定又は焦点検出不能判定
がなされた後でも直ちに非合焦判定状態又は焦点検出可
能判定状態へ戻り、上記合焦判定又は焦点検出不能判定
が焦点検出動作が行われるごとに変化してしまい合焦判
定又は焦点検出不能判定に対する安定性が失われること
となり、後述する如く合焦表示又は焦点検出不能表示を
行う際に又はレンズ駆動を行う際にその表示が常に変化
し撮影者を混乱させたり、レンズがいつまでも停止しな
かったりすることを防止するためである。よって本願で
は一度合焦又は焦点検出不能判定が行われた以後は、そ
の判定結果が合焦又は焦点検出不能判定と異なってもそ
の判定結果が高信頼度でない時にはそれを無視し、前回
の判定結果が優先され上記の目的が達成される。
次いで上記ステップ300〜313まで行われた時にス
テップ314への移行が許容された場合について説明す
る。
尚このステップ314は上記表1以外の条件を満たす場
合に即ち合焦又は焦点検出状態時以外に実行される。
ステップ314:フラッグLCRNのセット状態を検知
する。
該フラッグLCRNは後述゛の如くレンズが無限位置又
は至近位置の機械的な限界位置まで移行し、それ以上の
レンズ駆動が不能な場合に1にセットされるフラッグで
あり、0の時にはステップ320へ移行し1の時にはス
テップ315へ移行する。今レンズが限界位置にあると
する。
この場合にはステップ315が実行される。
ステップ315:メモリーLDIRの内容と焦点検出動
作にて求められたデフォーカス量DEFとの符号判定が
なされる。尚メモリーLDIRには前回の焦点検出動作
にて求められたデフォーカス量が格納されていると共に
デフォーカス量DEFは上記の如くずれ量及びその方向
を表しているのてDEFの符号は前ピン又は後ピン方向
、即ちレンズを駆動する方向にて決定されている。
メモリーLDIRの前回のデフォーカス量と今回のデフ
ォーカス量の符号が一致していない時にはレンズを駆動
することが可能であるため、ステップは320へ移行し
、一致ならばそれ以上のレンズ駆動は不能であるためス
テップは316へ進む。今ステップは316へ進んだと
する。
ステップ316:デフォーカス量DEFの符号が無限側
へ駆動すべきであるとの方向を表しているかの検知を行
い、無限側方向駆動を示している時にはステップ317
へ、又至近側へ駆動すべきであるとの方向を表している
時にはステップ312へ進む。
従ってレンズが至近側の限界位置にあり、更に至近方向
への駆動が指示された時にはステップ312へ移行し、
上記のステップ312゜313にてフラッグAFNG等
に1がセットされ判定サブルーチンを終了する。即ち上
記の様な状況では合焦状態を得ることが不可能であるた
め、焦点検出不能状態とみなし、焦点検出状態時の処理
を行う。
又レンズが無限側の限界位置にあり、更に無限方向への
駆動指示がなされた時にはステップ317にてフラッグ
PREJFのセット状態と判定し、PREJFが1即ち
前回合焦と判定されている時にはステップ319へ進み
、PREJFが0、即ち前回合焦と判定されていない時
にはステップ318へ進む。
今ステップ318へ移行したとする。
ステップ318;デフォーカス量I)EFと一定値A、
との比較がなされ、D E F < A +の時にはス
テップ303へ、又Al <DEFの時にはステップ3
12へ移行する。
この比較結果にてデフォーカス量が一定値A1よりも小
の時には上記のステップ303にて合焦判定と同様の処
理がなされ、デフォーカス量か一定値A、よりも大の時
には上記ステップ312にて焦点検出不能判定と同様の
処理がなされる。
即ち無限側位置にあって本来の合焦状態となっていない
時でもそのデフォーカス量が一定値以内、即ち小デフォ
ーカス量の時にはレンズの特性を考慮した場合合焦と判
定しても問題がなく、この場合には合焦と見做されステ
ップ303以後の合焦処理が行われ、又そのデフォーカ
ス量が上記一定値以上の時には合焦状態とすることが不
可能であると共に合焦と見做すことも出来ないので、こ
の様な状況下てはステップ312へ移行し焦点検出不能
処理を行わせている。
又ステップ317でPREJFが1、即ち前回の焦点検
出動作にて合焦と判定されている場合にはステップ31
9が行われる。このステップ319.ステップ318と
同様にデフォーカス量DEFと一定値A2との比較でD
 E F<A2の時には上記と同様の理由でステップ3
03以後へ進ませ合焦判定処理を又D E F > A
 2の時にはステップ312へ進ませ焦点検出不能処理
を行わせている。
尚一定値A1とA2との関係はA2>A、となっている
。この様にA1とA2との値に差を持たせる理由は前回
の焦点検出結果合焦と判定された時の方が合焦状態にあ
る確率が高く、この場合合焦と見做すデフォーカス量D
EFを前回非合焦と判定されている場合のデフォーカス
量DEFに比して犬としても問題かないと共に、前述の
如く一度合焦判定がなされた以後の合焦状態を安定化さ
せるためである。
又、一定値A1と本来の合焦判定用のデフォーカス量J
FFLDとの関係は、AI >JFFLDとなっている
A1をA 1> J F F L Dに設定し、合焦と
見做すデフォーカス量を無限端位置で大となし、合焦判
定を甘くした理由は上記の如く無限端位置ではレンズの
特性を考えた場合、多少デフォーカス量が大きくても実
際上は合焦と見做しても問題がないためであり、これに
て合焦となる確率を高め短時間で合焦検知が出来る様な
している。
以上のステップ315〜318はフラッグLCRNが1
にセットされ、かつ前回の焦点検出結果と今回の焦点検
出結果によるレンズ駆動方向が同一方向を示している時
、即ちレンズを焦点検出結果に従って駆動出来ない場合
であるが、それ以外の場合、即ちレンズを焦点検出結果
に基づいて合焦方向へ駆動可能な場合、並びにレンズが
限界位置にあり、かつ焦点検出結果にてレンズを更にそ
の限界位置方向へ駆動する判定かなされていても、初回
の焦点検出の場合にはステップは320以後へ進むこと
となる。
ステップ320:フラッグPREJF及びNGONCE
に0をセットする。
ステップ321:フラッグCHSFLGの状態を判定す
る。
フラッグCH3FLGが1にセットされている時、即ち
ステップ209,210にて焦点検出動作にて得られた
デフォーカス量が上記一定値CH5FLDよりも小であ
り、合焦までのデフォーカス量が大となフていない時に
は後判定サブルーチンを終了する。
又CH3FLGが0即ちデフォーカス量か大となフてい
る時にはステップ322が実行される。
ステップ322:フラッグTMACTのセット状態が検
出されTMACTが0にセットされている時には判定サ
ブルーチンを終了し、TMACTが1にセットされてい
る時ステップ323へ穆行する。
該フラッグTMACTは後述のステップ109及び前記
ステップ305にて1にセットされるものであるため、
撮影動作が行われた後の焦点検出動作中か、又は合焦判
定がなされステップ305.306の処理が行われた時
のみTMACTが1にセットされそれ以外は0にセット
されている。
従って撮影動作が行われていない時又は以前に焦点検出
動作で合焦判定かなされていない時には直ちに判定サブ
ルーチンを終了し、又撮影動作後の焦点検出動作時又は
焦点検出動作にて一度合焦判定がなされている時にはス
テップ323へ移行する。
今、以前に合焦判定がなされたものとし、その後の焦点
検出動作にてデフォーカス量が上記CH5FLG以上の
大デフォーカスであるとの判定がなされた場合について
説明する。
この場合はステップ322にてフラッグTMACTの1
セツトが検知されステップ323へ移行し、ステップ3
23にてレンズの焦点距離情報fと一定値Cアとの積f
XC,が求められ、このfxCTをタイマ一時間TAM
LNGとして設定しステップ324へ進む。
ステップ324.このステップではタイマ一時間TML
NGと以前合焦となりステップ306にてレンズ駆動規
制タイマーの計時が開始された時点からの経過時間の比
較が行われる。この時、経過タイマ一時間>TMLNG
の時、即ち一度合焦となった後上記タイマ一時間TML
NGが経過している時にはステップ325にてフラッグ
TMACTを0にセットし、一方TMLNG>経過タイ
マ一時間の時、一度合焦となった後またTMLNGの時
間が経過していない時にはステップ326にてLMVD
Iを1にセットして判定サブルーチンを終了する。
以上のステップ320〜326の動作にて焦点検出結果
に基づいたデフォーカス量のレンズ駆動がなされる状態
では、上記デフォーカス量がCH5FLD以内の小デフ
ォーカスの時には判定サブルーチン終了後、直ちに後述
のステップ106にて該デフォーカス量に基づくレンズ
駆動がなされ、又、以前に合焦判定がなされていない状
態もしくは撮影動作が行われていない状態ての焦点検出
動作にて求められたデフォーカス量がCH3FLD以上
の大デフォーカスの時には判定サブルーチン終了後、直
ちに後述のステップ106にて該デフォーカス量に基づ
くレンズ駆動がなされる。
従って、以前に撮影動作がなされていない時の焦点検出
動作及び焦点検出動作にて合焦判定がなされていない時
の焦点検出動作で大デフォーカスの検知かされた場合と
、焦点検出動作で小デフォーカスの検知がなされた場合
には、常に算出デフォーカス量に基づくレンズ駆動かな
される。又、以前に撮影動作がなされた後又は焦点検出
動作にて一度合焦判定がなされた時には、上記撮影動作
又は合焦判定がなされてから後、上記時間TMLNGの
時間か経過するまではレンズ駆動か禁止され、該時間経
過後に算出デフォーカス量に基づくレンズ駆動が開始さ
れる。上記の如く、一度合無料定かなされた後の焦点検
知動作で大デフォーカス量の検知がなされた時に上記時
間の経過を待ってからレンズ駆動を行う理由は以下の通
りである。
合焦判定後の焦点検知動作で大デフォーカスか検知され
る状況としては、合焦判定時の被写体と全く異なる位置
の被写体に対してレンズを向けた状態が考えられる。こ
の様な状況は例えば手振れにて本来ピントを合わすべき
被写体からカメラの測距視野がずれた場合に発生する。
この場合レンズを焦点検出結果にて得られたデフォーカ
ス量に基づき直ちに駆動すると本来ピントを合わせるべ
き被写体と異なる被写体に対して合焦とすべくレンズ駆
動がなされ、その後本来ピントを合わすべき被写体に対
して測距視野を合わせて焦点検知を行わせ、レンズを本
来の被写体に対して合焦状態としなければならず、無駄
な動作が行われる。
本発明では上記の様な不都合を防止するために合焦後の
大デフォーカス検知では所定時間の間レンズ駆動を禁止
して、撮影者が手振れにて被写体から測距視野をはずし
ても上記の時間内に測距視野を本来の被写体に戻せる様
なし、上記の場合でも合焦となっている被写体から手振
れの影響にてレンズが移動することを防止している。
又、上記の手振れの問題はレンズの焦点距離が長い程起
きやすく、このため本願では上記時間TMLNGをレン
ズの焦点距離情報fに基づき焦点距離か長い稈長時間に
設定している。尚、レンズの焦点距離情報fは上記焦点
検出サブルーチンのステップ201にてデフォーカス量
が算出される際にコンピューターPR5から信号CLC
MをHとなし、通信バッファー回路LCMに信号Soを
伝え、該信号Soのバッファー信号DCLを制御回路L
PRSに伝えレンズの焦点距離を含む各種パラメーター
を読み出し、該パラメーターを信号DLC及びSIとし
てコンピューターに入力することにて予めコンピュータ
ーPR3内に格納しているものである。
又、小さいデフォーカスの時に上記時間TMLNGにか
かわらず直ちにレンズを駆動を行う理由は小デフォーカ
ス時は本来の被写体な測距視野にとらえた状態での被写
体の動きによるデフォーカス量を表わしていることが多
く、この場合には被写体の動きに対して追従させる様に
するためである。
又、更に撮影動作が行われた後に大デフォーカス検知が
なされた場合にも上記タイマ一時間TMLNGの経過を
待ってレンズ駆動を開始する理由も上記の場合と同様で
ある。
判定サブルーチンブの動作は上記の通りてあり、上記判
定サブルーチンの動作についてまとめると以下の如くな
る。
(1)合焦判定 表1の通り、 (2)焦点検出不能判定 表1の通り、(3)レンズが
駆動不能の場合、 (a)レンズ位置が至近限界で駆動方向が至近の場合、
焦点検出不能と判定する。
(b)レンズ位置が無限限界で駆動方向が無限の場合、
前回の合焦判定がなされている場合にはデフォーカス量
がA2以内の 時には合焦と判定し、それ以外の時には焦点検出不能と
判定する。
前回合焦判定がなされていなければ デフォーカス量がAI(A2>AI >JFFLD)以内の時には合焦と 判定しそれ以外の時には焦点検出不能と判定する。
(4)(1)、(2)、(3)以外の場合、(a)デフ
ォーカス量が小、即ちCH3FLD以内の場合直ちにレ
ンズをデフォーカス量に基づいて駆動する。
(b)デフォーカス量が大、即ちCHSFLD以上の場
合、 (b)−1 一度合焦判定がなされてから、もしくは露光動作(撮影
動作)が終了してから、所定時間(TMLNG)経過し
ていない時には上記時間の経過を待ってデフォ−カス量
に基づくレンズ駆動を行う。
(b) −2 上記(b)−1以外の場合デフォーカス量に基づくレン
ズ駆動を直ちに行う。
上記の判定サブルーチンが終了するとAF制御ルーチン
に戻ってステップは104へ移行し、表示すブルーチン
を行う。該サブルーチンては判定サブルーチン結果フラ
ッグJFFLGが1にセットされた時、即ち合焦の時に
はコンピューターPR3にて信号CDDRをHとなし、
表示用回路DDRを指定、上記フラッグJFFLGセッ
ト情報1を信号soとして上記回路DDRに伝える。該
回路DDRは上記信号SOに応答し表示器DSP内の合
焦表示用LEDを点灯させ合焦表示を行う。
又、ブラックAFNGが1にセットされた時、即ち焦点
検出不能の時には同様にしてフラッグAFNGのセット
情報1を上記回路DDRに伝え焦点検出不能表示用LE
Dを点灯させ焦点検出が不能である時を撮影者に知らせ
しめる。
上記に表示すブルーチンか行われた後ステップ105が
実行される。
ステップ105°フラツグLMVDIのセット状態を検
知する。
該フラッグは判定サブルーチンの上記ステップ304.
313.326でのみ1にセットされる。よって、合焦
判定、焦点検出不能判定。
上記タイマ一時間TMLNGの経過待ちの時のみ1がセ
ットされている。
従フて、上記各状態の時には後述のレンズ駆動サブルー
チンを実行することなく即ち、レンズ駆動を行うことな
くAF制御サブルーチンを終了しステップ1へ移行し、
又、上記状態以外の時にはステップ106へ移行し、レ
ンズ駆動サブルーチンを実行する。
該レンズ駆動サブルーチンではコンピューターPR5に
て信号CLCMをHとなし、回路LCMを指定する。
又、デフォーカス量をSO傷信号して回路LCMに伝え
、SO傷信号DCL信号とじて制御回路LPR3に伝え
る。該回路LPR3は上記デフォーカス量に応じて信号
LMF又はLMRをHとなし、モーターLMTRをデフ
ォーカス量に応じて決定さあれる方向に回動し、撮影レ
ンズLNSを光軸方向に移動させる。
このレンズの移動量はエンコーダENCにてモニターさ
れ移動量に応じた信号5ENCを出力し、該信号5EN
Cと回路LPR3に伝送された上記デフォーカス量を表
わす信号と比較され、両信号が一致した時に信号LMF
、LMRをLとなし、モーターLMTRの回動を停止し
レンズ駆動を終了する。
以上の動作にてレンズはデフォーカス量に応じた量だけ
移動しレンズ駆動サブルーチンを終了しステップ106
′に移行し、レンズが駆動されたことを指示するフラッ
グPRMVを1にセットしステップ107へ移行する。
ステップ107:デフォーカス量と一定値NJFとの比
較を行ないDEF>NJFO時にはAF制御サブルーチ
ンを終了し、D E F<N J Fの時にはステップ
108にてフラッグNEXTJFを1にセットし、AF
制御サブルーチンを終了する。
該一定値NJFは合焦近傍と見做せるデフォーカス値に
設定されている。
従ってデフォーカス量が合焦近傍の時にはステップNE
XJFに1がセットされAF制御サブルーチンを終了す
る。
以上の各ステップにて一連のAEとAF制御動作を終了
することとなる。
以上の如く動作制御がなされるのであるが、上記説明を
明瞭化するために上記の動作を以下にまとめる。
初回の撮影に際して電源スィッチをオンとし、この状態
でシャッターボタンの第1段操作を行うと、AE制御が
なされ測光・演算処理が行われる。この後AF制御に8
行する。
初回の撮影にあたっては直ちに焦点検出及び判定サブル
ーチンが行われ、焦点状態が検知・判定される。初回の
焦点検知にて合焦と判定された時には合焦表示かなされ
、以後第1段操作を保持しスイッチS W 、がオンの
限り、上記AE制御とAF制御がなされ続ける。
又、初回の焦点検知にて焦点検知不能と判定された時に
は焦点検出不能表示がなされ、以後スイッチSW、がオ
ンの限り、上記AE制御とAF制御が繰り返えし実行さ
れる。
又、初回の焦点検知・判定にて合焦又は焦点検出不能と
判定されなっかった場合には検知されたデフォーカス量
だけレンズが駆動される。
以上の動作が初回の焦点検知結果に基づく動作である。
次いで上記初回の焦点検知結果に基づく上記動作が行わ
れた後の各動作について説明する。
まず、初回合焦と判定された場合について説明するこの
場合は2回目以後の焦点検知・判定にて合焦判定かなさ
れ続けている限りは合焦表示のまま保持され続ける。尚
、2回目以後の焦点検知・判定にて高信頼度がない状態
で合焦近傍と判定された時にも合焦表示のまま保持され
る。
即ち、2回目以後の焦点検出・判定にて合焦判定又は高
信頼度が得られない状態で合焦近傍と判定かされ続ける
限り合焦表示がなされ続ける。
上記合焦表示がなされている状態での焦点検出・判定に
て合焦判定及び高信頼度が得られない焦点検出状態下で
の合焦近傍判定並びに焦点検知不能判定以外の判定がな
され、その際のデフォーカス量がCH3FLD以内時、
即ち小デフォーカスの時には直ちにデフォーカス量に応
じてレンズ駆動がなされている。又デフォーカス量かC
H3FLD以上の時にはレンズの焦点距離に応じた時間
の経過を待って上記デフォーカス量に応じたレンズ駆動
がなされる。
次に初回の焦点検出・判定動作にて焦点検出不能判定が
なされた場合の以後の動作について説明する2回目以後
の焦点検出動作にて、焦点検出不能判定がなされる続け
る場合及び高信頼度が得られない状態で合焦近傍判定が
なされ続ける場合には焦点検知不能表示かなされ続ける
又、この状態から焦点検出・判定の繰り返し動作中に合
焦判定及び焦点検出不能並びに高信頼度が得られない状
態で合焦近傍判定以外の判定がなされると、直ちに検出
デフォーカス量に応じたレンズ駆動がなされる。
次に初回の焦点検出・判定動作結果に基づいたレンズ駆
動がなされた場合について以後の動作を説明する。
この場合には上記のステップ106にてレンズが検知さ
れたデフォーカス量駆動された後AEサブルーチンに移
行し、測光・演算処理が行われ、さの後再度AF制御サ
ブルーチンが実行される。この際前回の焦点検出・判定
動作結果に基づくレンズ駆動がなされているため、レン
ズ駆動後にはステップ106′にてフラッグPRMVが
1にセットされており、このため再度のAF制御サブル
ーチン実行時におけるステップ100にて、このPRM
Vの1のセットが必ず検知されステップは111以後に
進む。
即ち、ステップ111以後のステップは前回デフォーカ
ス量に基づくレンズ駆動がなされた時に初めて実行され
る。
ステップ11トレンズが停止状態にあるか否かの判定を
行う。この判定はコンピューターPR8の信号CLCM
をHとなし、回路LCMを指定しSO傷信号回路LCM
に送り、回路LCMにて該SO傷信号DCL信号として
制御回路LPR3に伝える。
この際のSO傷信号レンズ停止検知命令であり、この命
令が回路LPR3に伝わることにより、回路LPR3は
エンコーダーEMCからのモニター信号5ENCの検知
を行う。該モニター信号5ENCはレンズが駆動中発生
しており、回路LPR3は該モニター信号の存否を検知
してモニター信号の存否判定結果を信号DLCとして回
路LCMに伝え、後回路LCMは該信号DLCをSr信
号としてコンピューターPR3Il:al)返す。
この様にして検知されたモーター信号の存否判定結果に
てモニター信号が発生しているか否かをステップ111
にて判定し、モニター信号が発生している時、即ちレン
ズ駆動状態にある時にはAF制御サブルーチンを終了す
る。従ってレンズが駆動状態にある限り、AF制御サブ
ルーチンではステップ111にてレンズが停止したか否
かの判定がなされ続ける。
この様にレンズ停止判定が繰り返しなされている際にレ
ンズが停止するとステップは初めて、112に進みフラ
ッグPRMVをOにセットしステップ113にてレンズ
駆動が上記デフォーカス量の駆動が行われて停止したの
か、又はレンズが例えば無限又は至近側の限界位置に移
行し、その結果レンズが駆動不能状態となって停止した
のかの判別がなされる。
この判別は上記レンズ停止判定と同様に信号5ENCを
基に行なう。即ち、ステップ106でのレンズ駆動に際
しデフォーカス量分だけレンズ駆動がなされ、この時の
レンズ移動量を信号5ENCが上記レンズ駆動サブルー
チンにて求められており、このステップ113では上記
レンズ駆動時に得られた上記移動量を表わす5ENC信
号とその時のデフォーカス量との大小を判定し、5EN
C<デフォーカス量の時に駆動不能でレンズか停止した
ものと見做している。
上記ステップ113にてレンズかデフォーカス量に基づ
き正しく駆動されたことか判定せれた時にはステップ1
14にてフラッグLCRNを0にセットした上でステッ
プ117へ移行し、又レンズが駆動不能状態となってい
ることが判定さた時にはステップ115にてフラッグL
CRNを1にセットし、ステップ116にてメモリーL
DIRに前回検出したデフォーカス量DEFを格納した
後ステップ117へ移行する。
ステップ117・オートフォーカスのモード判定を行う
。この判定はコンピューターPR3から信号CDDRを
Hとなし回路DDRを指定、人力スイッチ群SWSに設
けられるモード選択スイッチの設定状態をSI信号とし
てコンピューターPR3に入力し、モード選択スイッチ
の設定状態を判別することにて行われる。
今、モード選択スイッチにてサーボモートか設定されて
いるとする。この場合にはステップ101以後のステッ
プが再度実行される。
以上の如(して、サーボモードにおいて初回の焦点検出
・判定動作に基づいてレンズ駆動がなされた場合にはレ
ンズ駆動の停止の確認並びにレンズが駆動不能状態とな
ったか否かの判定が行われた後ステップ101以後の動
作が再度実行される。従って、レンズ駆動後、再度焦点
・検出判定動作が行われ、その結果上記レンズ駆動にて
合焦状態に移行していれば合焦状態表示がなされ、又焦
点検出不能状態判定がなされれば焦点検出不能状態表示
がなされ、又、合焦並びに焦点検出不能判定がなされな
い場合には算出されたデフォーカス量に基づくレンズ駆
動がなされる。
従って合焦状態となるまで上記動作が繰り返し実行され
ることとなる。
又、一度合焦状態となっても上記のAF制御が繰り返え
されるので被写体が移動した時には、これが検知されレ
ンズが合焦位置へ駆動される。
尚、この時一度合無援の駆動であるので、レンズ駆動は
合焦してから上記時間TMLNGの経過を待って行われ
ることとなる。
以上の動作はサーボモートにおいて初回の焦点検出結果
によりレンズが駆動された場合の説明であるが、初回の
焦点検出結果にて合焦又は焦点検知不能と判定された後
被写体が移動し、移動被写体に対してピントを合わせる
べく上記レンズ駆動がなされた後も同様に作動し被写体
を常に合焦状態にすべくレンズ駆動がなされることとな
る。
又、上記のレンズ駆動に際して前回レンズが限界位置に
移行しており、ステップ115にてフラッグLCRNに
1がセットされている時にはその後の判定サブルーチン
にて上記ステップ315〜319がなされるので、前回
のレンズ駆動にてレンズが至近位置にあり、かつ今回の
焦点検知にて駆動方向が至近指示の場合又は前回のレン
ズ駆動にてレンズが無限位置にあり、かつ今回の焦点検
知にて駆動方向が無限方向であり、更にこの時のデフォ
ーカス量が一定値A1又はA2以上の時には上記焦点検
知不能判定処理がなされ、この場合今回の焦点検知結果
に基づくレンズ駆動は禁止される。
又、同様に前回のレンズ駆動にてレンズが無限位置にあ
り、かつ今回の焦点検知にて無限方向が示され、更にそ
の時のデフォーカス量が一定値A1又はA2以内の時に
は上記合焦判定処理がなされ、この場合にも今回の焦点
検知結果に基づくレンズ駆動が禁止されることとなる。
以上の動作はサーボモード時の動作であるが、次いでス
テップ117にてワンショットモードと判定された場合
の動作につき説明する。
ワンショットモードはステップ117で判定されており
、電源はスイッチオンから一度レンズが算出デフォーカ
ス量に基づいて駆動されるまでの動作はサーボモードと
同一である。
即ち、ワンショットモードも焦点検知・判定動作にてデ
フォーカス量検知がなされ、該デフォーカス量のレンズ
駆動がなされる。
この様にしてレンズ駆動がなされた後のAF制御サブル
ーチンの実行にあたってステップ111〜116まて実
行された後、ステップ117.118が行われる、この
場合レンズ駆動がなされているのてフラッグJPは1に
セットされていることはなく、ステップは119へ移行
する。該ステップ119てはフラッグNEXTJFの状
態を検知するものであり、前回のレンズ駆動に際するデ
フォーカス量が一定値NJFよりも大の時にはOに又小
の時には1にセットされている。
従って前回の焦点検出・判定動作にて大デフォーカス量
であると判定されている時にはステップ101以後の動
作が行われレンズ駆動後に再度焦点検出・判定がなされ
、上記レンズ駆動の結果が合焦位置に9行したか否かの
判定がなされる。
尚、この再度の焦点検出・判定にて合焦と判定された時
にはフラッグJFが1にセットされるため、上記再度の
焦点検出・判定動作後のAF制御サブルーチンが実行さ
れる時にステップ118にてJFの1のセットが検出さ
れ、ステップ121へ移行し合焦表示すブルーチンが実
行され合焦表示がなされる。ワンショットモードではこ
の様にして一度合焦判定がなされると、ステップ118
後、直ちにステップ121へ移行するため、以後の焦点
検出・判定動作及びレンズ駆動が禁止されることとなる
又、上記初回のレンズ駆動後の再度の焦点検出判定動作
で合焦判定がなされない時は再度再出されたデフォーカ
ス量に基づいてレンズ動作を行い、以後合焦判定がなさ
れるまで上記動作が繰り返され合焦状態への移行後には
焦点検知・判定及びレンズ駆動が禁止されることとなる
以上の動作は初回レンズ駆動に際し大デフォーカス量検
知がなされた場合であるが、小デフォーカス量の検知が
なされた時にはステップ119にてフラッグNEXTJ
Fの1のセットが検知されるため、ステップは120’
 、120,121へ移行する。
従って、ワンショットモードでレンズ駆動がなされた時
のデフォーカス量が小、即ち合焦近傍から合焦位置方向
へレンズが駆動された時にはレンズが駆動不能状態でな
い限り、再度の焦点検出・判定動作を行うことなく、ス
テップ121へ移行し合焦表示がなされ、以後の焦点検
出・判定レンズ駆動が禁止される。尚ステップ121て
はフラッグJFを1にセットすると共に合焦表示を行う
ものとする。
この様にワンショットモートにおいて、前回のデフォー
カス量が一定値以下で合焦近傍位置から合焦方向にレン
ズが駆動された時には合焦位置へレンズが移動したもの
と見做しレンズ駆動後に再度の焦点検出・判定動作を行
い合焦状態となったか否かを確認することなしに直ちに
合焦表示を行わせており、これにてワンショットモード
時の合焦への移行時間を短縮化している。
又、ワンショットモード時に小デフォーカス量検知かな
され、ステップ119,120’。
120が実行された場合にあってもフラッグLCRNが
1にセットされている時、即ちワンショットモード時の
レンズ駆動の結果レンズが限界位置で停止している時に
はステップ121へ進まず、ステップ101へ移行し、
再度の焦点検出・判定動作が行われる。これにてレンズ
が合焦位置まで移行せずに限界位置で停止したか否かの
確認がなされ、合焦位置で停止していることが確認され
た時には合焦表示が行われ、それ以外の時には上記焦点
検知・判定動作が繰り返され最終的に合焦状態へろ行さ
せられる。
以上の如くワンショットモードでは小デフォーカス量の
レンズ駆動が行われた時には合焦位置へ移行したものと
見做しレンズ駆動後の再焦点検出・判定動作を行うこと
なく。オートフォーカスシーケンスを終了しており、又
、この際レンズが限界位置で停止している場合に限り、
上記再焦点検出判定を行わせているので、上記の如く小
デフォーカス時に上記合焦位置への移行と見做す処理を
行ってもレンズが合焦状態から大きくはずれることなく
常に合焦位置へ移行することを保証している。
(効果) 以上の如く、本発明にあっては焦点検出動作時の信頼度
がさほど高くない場合に限り前回の焦点検出動作による
焦点判定動作結果を考慮して今回合焦判定かなされてい
れば合焦と見做し、それ以外の時には今回の焦点判定動
作結果により合焦判定をなしたものであるので、従来装
置の如く合焦後、レンズを安定化することが出来ると共
に今回の焦点検出結果に対する信頼度が高い時には前回
合焦と判定されていても、直ちに合焦と見做すことなく
現在の判定結果によって合焦判別を行うものであるので
、合焦精度をも向上させることが出来るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係るオートフォーカス装置を有する
カメラの一実施例を示す回路図、第2図(a)〜第2図
(d)は第1図のコンピューターPR5に内蔵されるプ
ログラムを示す説明図である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)撮影レンズを通過した被写体光像を受光する受光
    部と、該受光部から出力される前記被写体光像に応じた
    出力信号に基づいて前記撮影レンズの合焦判定及び非合
    焦判定を行う合焦判定手段と、該合焦判定手段にて非合
    焦判定がなされた時に判定結果に応じた移動量レンズを
    駆動するレンズ駆動回路とを備え、前記合焦判定手段に
    よる判定動作を繰り返し行いレンズを合焦状態に維持さ
    せるオートフォーカス装置のための合焦状態判定装置に
    おいて、前記合焦判定手段の判定結果の信頼度を検出す
    る検出手段と、検出手段による信頼度が第1のレベルよ
    り高い時に第1の出力を発生し、信頼度が第1のレベル
    よりも低い第2のレベルと上記第1のレベルとの間にあ
    る時第2の出力を発生する信頼度判定手段と、前回の合
    焦判定手段による判定結果を記憶する記憶手段と、前記
    信頼度判定手段の出力と前記記憶手段に記憶されている
    前回の判定結果とを検知し、前記記憶手段に合焦判定状
    態が記憶されており、かつ前記信頼度判定手段からの出
    力が第2の出力である場合、第2の出力に応答して前記
    合焦判定手段にて合焦判定処理を行わせると共に、前記
    記憶手段に合焦判定状態が記憶されておらず、かつ前記
    信頼度判定手段からの出力が第2の出力である場合には
    該第2の出力に応答して、又前記信頼度判定手段から第
    1の出力が発生した場合には前記記憶手段の記憶状態と
    は関係なく、該第1の出力に応答して前記合焦判定手段
    による判定結果にて合焦・非合焦判定を行わせる合焦判
    定制御手段とを設けたことを特徴とする合焦状態判定装
    置。
  2. (2)前記信頼度は被写体像のコントラストである特許
    請求の範囲第1項に記載の合焦状態判定装置。
JP458687A 1987-01-12 1987-01-12 合焦状態判定装置 Pending JPS63172212A (ja)

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JP458687A JPS63172212A (ja) 1987-01-12 1987-01-12 合焦状態判定装置

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ID=11588142

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JP458687A Pending JPS63172212A (ja) 1987-01-12 1987-01-12 合焦状態判定装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03249714A (ja) * 1990-02-28 1991-11-07 Canon Inc 自動焦点調節装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03249714A (ja) * 1990-02-28 1991-11-07 Canon Inc 自動焦点調節装置

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