JPS63171702A - 自動商品取引装置における商品格納方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概　要〕 返却された商品の収納口を備える自動商品取引装置にお
いて、取引すべき商品の格納をこの収納口から行うよう
にした。

〔産業上の利用分野〕

商品を販売、貸出しし、さらに返却を受ける機能を備え
た自動取引装置に関する。

〔従来の技術〕

第１図は本発明が適用される自動商品取引装置の例を断
面図により示すもので、本出願人が先に出願した特願昭
６０−２１２６２５号、特願昭６０−２２２６７９号な
どに記載した装置と同様なものである。

この装置の概略を図に基づいて説明すると、販売あるい
は貸出を行う例えばビデオテープのごとき商品１はこれ
ら商品を格納する多数の格納棚２にそれぞれ格納されて
おり、垂直方向のガイドレール３１および横方向の案内
軸３２により上記格納された商品１に対向する位置に移
動可能であって商品保合用の爪３４を備える搬送ヘッド
３３およびこの搬送ヘッドを１８０度回転させるための
モータ３５を含む自動移送機構３は、上記格納棚２に格
納されている商品１をこの搬送ヘッド３３の突出状態に
ある爪３４に係合させてからこの爪を引込むことによっ
て商品１をこの搬送へラド３３上に載置し、この搬送ヘ
ッドおよびモータ３５などを図に点線で示した位置に移
動してがらモータ３６によって１８０度回転した後に上
記風３４を再び突出させることにより商品を商品取引ロ
アから顧客に対して放出する。

顧客が先に借出した商品を返却するときは、この商品取
引ロアから挿入された商品を上記搬送ヘッド３３上に受
取り、この搬送ヘッドは貸出しの際とは逆に１８０度回
転して商品を載置したままこの商品を格納すべき棚の位
置まで移動した後、上記風３４により商品１を格納棚２
に押し込んで格納する。なお、この商品取引口を商品放
出口および商品返却口としてそれぞれ独立して設けるこ
とができる。

この装置は自動的な販売・貸出・返却の制御を行うため
に、顧客が挿入したクレジットカードのような顧客カー
ドから顧客情報を読取るカードリーダ８、顧客が希望す
る商品を指定するために商品コード、暗証番号さらには
ＶＨ３，βなどのビデオテープの規格などの商品情報を
入力するための操作パネル９、顧客に対する案内を表示
するディスプレイ１０およびこの装置の動作を制御する
ための制御装置６を備えていてもよい。

そして、上記商品取引ロアから放出あるいは受入れた商
品に付されたバーコードなどの機械的読取可能な商品コ
ードを読取るためのコード読取機構４をこの商品取引ロ
アの内側に備え、商品を取引する際にその商品のコード
をこの読取機構によって読取って商品の内容を検出し、
顧客により指定された商品と一致していることを確認し
て商品を放出し、あるいは顧客から返却された商品を確
認して受は入れるようにしている。

一方、その格納棚２と対応してこの棚に格納される商品
１の内容を記憶するだめの記憶装置５が上記制御装置６
に接続されており、格納棚とその格納棚に格納されてい
る商品との対応を記憶するのは例えば次のように行われ
る。

販売あるいは貸出すべき商品を格納する際に、自動商品
取引装置の設置場所に適合するように格納棚ごとに予め
格納すべき商品を指定した複数の商品格納パターンを用
意しておいてそれぞれの自動商品取引装置の記憶装置に
記憶させておき、この商品パターンにしたがって商品を
格納することができる。

また、この自動商品取引装置の制御装置６がオンライン
によりホストプロセッサに接続されている場合には、上
記の商品格納パターンをホストプロセッサからこの自動
商品取引装置の制御装置６に伝送してその記憶内容を上
記商品パターンにしたがって更新して、サービスマンは
この商品パターンによって商品を格納することができる
。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上記のような従来装置においては、新しい商品を顧客に
提供するための商品の入替え、あるいは格納されている
商品が販売あるいは貸出などによって欠品状態になった
ときに商品を補充する際などに商品を格納する必要があ
るが、サービスマンが自動商品取引装置の扉を開けて商
品を格納する場合には商品を誤って格納することがあり
、また、この自動商品取引装置の設置場所が狭隘な場合
に゛　は扉を充分開くことができなかったり、あるいは
高い位置の格納棚や低い位置の格納棚に格納するのが困
難であるなど、その作業性の点にも問題があった。

本発明は、商品を商品返却口から挿入することによって
格納し得るようにすることによって上記の問題点を解決
しようとするものである。

〔問題点を解決するための手段〕

第１図に図示したごとき、取引すべき多数の商品１をそ
れぞれ格納する商品格納棚２と、この棚に格納されてい
る商品を取出して商品放出ロアから放出しあるいは商品
返却ロアから返却された商品を格納棚に格納する自動移
送機構３と、格納棚に対応してこの棚に格納されている
商品の内容を記憶する記憶装置５と、これら機器の制御
を行うプロセッサを含む制御装置６とを備える自動商品
取引装置において、格納すべき商品を上記返却口に挿入
することによって空いている格納棚にこの商品を格納す
るように上記制御装置が自動移送機構を制御するように
した。なお、第１図には商品放出口および返却口とを兼
用した商品取引口を符号７によって示しであるが、この
商品放出口と返却口とをそれぞれ独立して設けてもよい
ことは前述のとおりである。

また、上記自動商品取引装置が商品返却口から挿入され
た商品に付されたコードを読取るコードリーダ４を備え
ている場合には、上記返却口に挿入された格納する商品
に付された商品コードをこのコードリーダによって読取
り、当該商品を格納した格納棚について記憶装置が記憶
している商品情報としてこの商品コードを記憶させるこ
とができる。

更に、このようにして商品を格納した結果に基づく更新
データをセンターに伝送して、センターにおける当該自
動商品取引装置の商品格納情報を更新することができる
。

〔作　用〕

本発明によってサービスマンなどが商品の格納を行う際
には、制御装置６を例えば操作パネル９の操作によって
商品格納状態にセットした後、返却口から格納すべき商
品を挿入することによって自動移送機構３が空いている
格納棚にこの商品を格納するようにした。

このとき、返却ロアの内側に設けたコードリーダ４によ
って商品に付されたその商品の内容を示す機械読取可能
な商品コードを読取らせ、この商品を格納した格納棚に
ついての記憶装置５が記憶している商品情報にこの商品
コードを記憶させることができる。

さらに、例えば操作パネル９からの操作によって格納す
べき商品の種類・個数などを表示装置１０に表示させる
ように制御装置６を構成しておくことによって、補充す
べき商品を当該自動商品取引装置において知ることがで
きるので、その効果はさらに増大する。

また、この自動商品取引装置がホストプロセッサに接続
されている場合には、格納棚に商品が格納されたときに
、その格納の際に得られたデータをセンターに伝送して
、このセンターが記憶している当該自動商品取引装置の
商品情報を更新することができるので、センターにおい
ても当該自動商品取引装置の商品格納状態を把握でき、
これによって商品の入替え、補充などの計画を行うのが
容易になる。

〔実施例〕

第２図は第１図に図示説明したような自動商品取引装置
をセンターのホストプロセッサに接続された端末として
使用するものとして本発明の商品格納方式を適用した実
施例の動作を示すフローチャートであり、第１図の自動
商品取引装置の構成を引用しながらその動作を説明する
。

商品の格納を行う例えばサービスマンが顧客が商品の取
引に使用するクレジットカードなどの顧客カードと同様
にカードリーダ８が読取可能なサービスカードをこのカ
ードリーダ８に挿入すると、制御装置６はこのサービス
カードの記憶内容からサービスマンによる処理が行われ
ることを識別する。なお、カードリーダに挿入されたカ
ードが顧客カードである場合には従来技術として先に説
明したように商品の販売あるいは貸出し・返却の顧客サ
ービス処理が行われるものであり、またサービスマンが
商品の入替え・補充以外の処理を指示した場合には装置
の保守などの指示に相当する処理が行われるものである
が本発明とは関係しないのでその説明は省略する。

サービスマンなどによって既に空いている格納棚に商品
を格納する場合には、上記カードの挿入に続いてサービ
スマンが顧客入力手段を兼ねる操作パネル９から予め定
めたコードを入力するなどによって商品の格納を行うこ
とを上記制御装置６に指示する。なお、既に格納されて
いる商品を取出して商品の交換を行う場合には、後述す
る商品の取出しを実行してから以下説明する格納と同様
の処理を行えばよいことはいうまでもない。

サービスマンは上述の指示に続いて格納する商品の内容
に対応する商品番号を操作パネル９から入力し、また当
該商品に貸出用および販売用の別が定められているとき
にはこれらの別も引続いて操作パネルから入力する。

続いてサービスマンが格納すべき商品を商品取引ロアに
挿入すると、制御装置６は記憶装置５にアクセスしてそ
の記憶内容から空いている格納棚を検索し、空いている
格納棚があれば制御装置は自動移送機構３を制御してこ
の商品をこの空き格納棚に格納し、もし、格納棚に空き
がなければこの取引口に挿入された商品を排出する。

上記のように商品の格納が終了すると、その格納情報を
センターに送出してこのセンターにおけるこの自動商品
取引装置についての商品在庫情報を更新させ、次いで記
憶装置５の記憶内容もこの商品の格納に伴った更新、例
えば格納棚を基準にしてこの格納棚に格納されている商
品番号、商品コード、さらには貸出用・販売用の別など
の更新を行う。

この第２図には商品を新しい種類の商品に入替えるなど
のために、既に格納されている商品を取出すための処理
についてもその動作フローが左側に示しである。

サービスマンが商品の格納に代えて商品の取出しを前記
操作パネルから指示し、引続いて取出すべき商品の商品
番号を人力すると、制御装置６は記憶装置５の記憶内容
を検索してこの商品を格納している格納棚の番号を読出
し、またその格納棚に格納されている商品が貸出中であ
るか否かを調べて貸出中でなければ自動移送機構３を制
御してこの格納棚から入替えるべき商品を取出し、コー
ドリーダ４でこの商品に付されている商品コードを読取
って上記商品番号によって記憶装置にアクセスすること
により読出された商品コードと比較して正しい商品であ
ることを確認してから商品取引ロアを経て放出する。

もし、商品コードをチェックした結果、格納棚から取出
された商品が商品番号で指定された商品と異なっている
場合には記憶装置の記憶内容と異なる状態で格納されて
いたことになるから、この誤って格納されていた商品を
予備の格納場所に移し、これによって空いた格納棚に正
規の商品を前述のように格納することが望ましく、第２
図のフローチャートではこのような処理を誤り処理とし
て示した。

これらの処理が終了した後、これらの処理の内容を示す
情報をセンターに伝送してこの自動商品取引装置につい
ての商品格納情報を更新し、また記憶装置５の記憶内容
も更新することによって以後の取引を正常に行わせるこ
とができる。

このようにして、入替えるべき商品の取出しが終了すれ
ば、先に説明した空いている格納棚への商品の格納にお
けると同様な操作を行って所要の商品入替えを行うこと
゛ができる。

以上のような処理を行うために、本発明による自動商品
取引装置の記憶装置は、格納棚番号に対応して商品番号
、貸出・販売用の別、在庫表示を記憶しており、さらに
この格納棚番号に対応して貸出年月日、商品名を記憶さ
せておくことができるし、クレジットカードなどを使用
する貸出・販売を行う場合には借出し・購入した顧客の
コードを記憶しておくことができる。また、貸出・販売
の統計をとるために当該格納棚についての貸出・販売回
数を計数・記憶するようにすることもできる。

また、自動商品取引装置の記憶装置にセンターから格納
すべき商品の種類を示す商品コードなどを例えば格納棚
ごとに伝送して記憶させておき、サービスマンなどがこ
の商品コードを自動商品取引装置を操作して読出すこと
によって、センターで指定した商品を格納することがで
きる。

〔発明の効果〕

本発明によれば、自動商品取引装置に取引すべき商品を
格納する作業が商品取引口にその商品を挿入するだけで
足りるので、顧客が商品を引き取るために空けである場
所で作業を行うことができるので余分の空間を必要とせ
ず、したがって自動商品取引装置の設置場所の制約が少
なく、また作業環境も改善される。

さらに、それぞれの格納棚に格納すべき商品の種類をセ
ンターから伝送して記憶装置に記憶させておくことによ
って予定した商品を誤りなく格納することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明が適用される自動商品取引装置を示す図
、第２図は本発明の実施例の動作を説明するためのフロ
ーチャートである。 １は取引すべき商品、２は商品格納棚、３は自動移送機
構、４はコードリーダ、５は記憶装置、６は制御装置、
７は商品放出口と商品返却口とを兼ねる商品取引口であ
る。 特許出願人　　シーケーディ株式会社 同　　　　　株式会社　クレディγクス／ｆ−矛闘伊遺
朋ざ起ろ ４ＪｆＦ珀しｌ妊工の修１１ｒ斤丁餌ｐ宙図第１図

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）取引すべき多数の商品（１）をそれぞれ格納する
   商品格納棚（２）と、この棚に格納されている商品を取
   出して商品放出口（７）から放出しあるいは返却口（７
   ）から返却された商品を格納棚に格納する自動移送機構
   （３）と、格納棚に対応してこの棚に格納されている商
   品の内容を記憶する記憶装置（５）と、これら機器の制
   御を行うプロセッサを含む制御装置（６）とを備える自
   動商品取引装置において、 格納する商品を上記返却口に挿入することによって空い
   ている格納棚にこの商品を格納するように上記制御装置
   が自動移送機構を制御するようにしたことを特徴とする
   自動商品取引装置における商品格納方式。
2. （２）上記自動商品取引装置は上記商品返却口から商品
   が挿入されると上記記憶装置にアクセスし、この記憶装
   置が記憶している商品格納情報によって空いている格納
   棚を検出して、この空き格納棚に当該商品を格納するよ
   うにしたことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の
   自動商品取引装置における商品格納方式。
3. （３）上記自動商品取引装置は、商品返却口から挿入さ
   れた商品に付されたコードを読取るコードリーダ（４）
   を更に備えており、商品返却口から挿入された商品に付
   された商品コードをこのコードリーダによって読取り、
   当該商品を格納した格納棚について上記記憶装置が記憶
   している商品情報をこの商品コードに基づいて更新する
   ことを特徴とする特許請求の範囲第１項ないし第２項記
   載の自動商品取引装置における商品格納方式。
4. （４）格納された商品に関する情報をセンターに伝送し
   て、このセンターにおける当該自動商品取引装置の商品
   格納情報を更新することを特徴とする特許請求の範囲第
   １項ないし第３項記載の自動商品取引装置における商品
   格納方式。