JPS63170326A - 薬剤の徐放化方法 - Google Patents

薬剤の徐放化方法

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JPS63170326A
JPS63170326A JP104087A JP104087A JPS63170326A JP S63170326 A JPS63170326 A JP S63170326A JP 104087 A JP104087 A JP 104087A JP 104087 A JP104087 A JP 104087A JP S63170326 A JPS63170326 A JP S63170326A
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JP
Japan
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drug
paper
esters
butyl
months
Prior art date
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Pending
Application number
JP104087A
Other languages
English (en)
Inventor
Ryuzo Fujita
龍三 藤田
Tadaaki Miyamoto
宮本 匡章
Masafumi Tsuruoka
理文 鶴岡
Nobuyuki Imazeki
今関 信行
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daiwa Chemical Industries Ltd
Original Assignee
Daiwa Chemical Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は薬剤f /<ラオキシ安息香酸エステルと配合
することにより薬剤の放出を抑制することに関する。
殺虫剤、防虫剤、効力増強剤および害虫忌避剤等はぼ庭
において多量に使用されているC 家庭における害虫は
戦後ノミ、シラミ、南京虫等が多かったが最近はダニ、
ゴキブリ等の繁殖でこれらの駆除のために殺虫剤の使用
も多い〇オだ殺虫剤、忌避剤を応用した製品も多くなっ
た。 例えば畳下、カーペット下敷、押入れに使用する
防虫紙の他、布団綿にまで防虫剤全処理してダニ等の害
虫を防除する方法まで行われている0  このほかヒメ
カツオンシムシ、ヒメマルカツオプシムシなどの衣類害
虫に対する防除方法も考案されている。
しかしながら、これらの薬剤の持続性に問題が生じてい
る。 農薬と異なり家庭内で使用するものは3ケ月、6
ケ月あるいは、それ以上の持続性がなくては実用化は困
難である。 しかるに大半の薬剤は9気、光等による分
解あるいは大気中火の揮散による効力の減退が著しいこ
とから樹脂に配合した後、硬化嘔せて薬剤の徐放仕方法
は公知であるが、この方法では薬剤の放出が極端に抑え
られるため目的に応じた効力が得られない。 また、他
の物質例えば、紙、織物・木製品などえの処理が困難と
思われる。
また他の薬剤との併用にも問題がある。
本発明者は、以上の欠点を改良する目的で種々の化合°
吻による徐放効果について実験を行ったr8果、一般式 で示されるパラオキシ安息香酸エステルの7種またはλ
種以上混、合したものに薬剤を配合することにより薬剤
の放出を抑制することができることを発見した。
本発明で使用するバラオキシ安息香酸エステルはメチル
エステルを除き食品添加の防カビ剤として使用されてい
るが、この他、医薬品、化粧品などに応用妬れており安
全面でも優れた化合物である。  エステルとしてはメ
チル、エチル、n−プロピル、1−プロピル、n−ブチ
ル、1−ブチルエステルである〇これらのパラオキシ安
息蒼酸ニスデルは単品では何れも結晶性化合物であるた
めVc反用はやJP困難であるが一〜3種混合すると融
点降下により油状になり使用し易(なる。
本発明は以上のパラオキシ安息香酸エステルに薬剤を配
合して薬剤の徐放什をはかるのであるが使用できる薬剤
は次のような化合物が応用できる。
(1)殺虫剤 有機りん系 ダイアジノン、マラソン、スミテオン。
パイテックス、DDVP 、アペイト。
サイノック、ブロモボス、フレカルビン。
デイズテレックス、ナンコール、ジブロム。
ピレスロイド系 ピレトリン、アレスリン、フタルスリ
ン。
ペルメトリン、レスメトリン、フェノトリン、サイパー
メスリン、フェンバレレートサイフェノトリン、/−エ
チルーーーコーメチルーコーペンテニルユー−ジメチル
−,7−(コ1−メチルーρ−プニベニル)−シクロプ
ロパン−/−カルボキシレート。
カーバメート系 ピリダフェンチオン、プロポキサール
セビン。
(2)  効力19強剤 ビベロニルプトキサイド、ナ
イネビリン222.サイネピリンsoo、ピベロナール
ジメチルアセタール、S−弘コ/(:5 忌避剤   
N、N−ジエチル−m−トルアミド、ブチリルアセトア
ニリド、エチルヘキサンジオール、プチルヒドロキシア
ニゾール。
p−t−ブチル−m−クレゾール0 以上の薬剤は目的に応じて1種または2Wi以上を配合
して使用することができる。
本発明は、これらの薬剤とパラオキシ安息香酸エステル
に混合することにより徐放効果を得ることができるが、
その配合比率はエステルに対し薬剤を70〜100%(
以下すべてXt%で示す)であるが好ましくはコ0〜j
O%の配合である。
配合されたものは使用するに当って溶剤により稀釈また
は配合物に界面活性剤の添加あるいは溶剤と界面活性剤
を併用して水中に乳化分散させた液を用いて紙、織物、
家具基材等の被処理物を浸漬、塗布、スプレーなどの方
法で処理するO 本発明方法により応用できる例としては紙に処理して畳
下、カーペット下に使用する殺ダニ効果、相ダンス、洋
ダンスあるいは押入れ等に敷き格納衣類を衣類害虫によ
る喰害を防止する。
またクリーニング後ハンガーに吊すときに使用するハン
ガーカバーにも応用できる。 また電気掃除機用紙袋に
吸込んだ害虫の殺虫、織物えの応用としてはシーツ、布
団カバー、カーペットあるいは畳糸、布団綿などに応用
することもできる。
家具基材えの処理により収納した衣類を長期間衣類害虫
より保護することができるなど吾々が生活する上におけ
る衛生害虫、衣類害虫などの防除が効果的に、しかも長
期間効果的にわたって目的が達せられる。
以下実施例により詳述する。
実施例 / バラオキシ安息香酸n−ブチルエステル30%、バラオ
キシ安息香酸−1−ブチルエステル30%、バラオキシ
安息香酸j−プロピルエステルUO%を加熱溶融した徐
放化基剤10077に表に示した殺虫剤SO2および溶
剤としてプロピレングリコール/りOg。
乳化剤としてノニボールD−/bo(三洋化成工業株式
会社裂品)k101加え均一に溶解する。
この混合薬剤/部を01部の水に乳化分散させた後、上
頁紙にλ011/dになるよう塗布し室温で乾燥する。
 この防虫紙を室内にlケ月、3ケ月、6ケ月間保存し
、それぞれのケナガコナダニに対する殺ダニ性と徐放効
果を試験した。 同時に対照として徐放化基剤の代りに
10ピレングリコールを使用した薬剤と比較試験した。
殺ダニ試験方法 底面の平らな容器に試験用の上質紙を敷きケナガコナダ
ニがよく繁殖している飼料の一定tr紙の表面に檜付け
る。 この容器を温度コs℃湿度90%の条件で飼育し
7日後および/弘日後に飼料の上に黒紙を置き黒紙の表
面で活動する生存ダニ数を実体顕微鏡を使用して測定し
、対照紙と比較し殺ダニ率を求めた。
(無処理区生存ダニ数)−(薬剤処理区生存ダニ数)x
   io。
実施例 よ 実施例α)と同様で薬剤はN、N−ジエチル−m−トル
アミドを用い上質紙に10fi/lr?になるようコー
トした後lケ月、3ケ月、6ケ月保存した。
それらの保存処理紙によりチャバネゴキブリに対する忌
避効果を試験した0 同時に徐放化剤を用いない薬剤を
対照として比較した、その結果を表二に示す。
実験方法 30xλj X / Omの機付スチロール製樹脂容器
を使用し薬剤処理紙と無処理紙を床面積号宛敷きつめた
。 その中にチャバネゴキブリ成虫を70匹入れ%飼料
、水および重量を秤量した角砂糖をそれぞれの紙の中央
に置き10日間飼育した後、角砂糖を秤量し、減量を測
定した。
表     二 実施例 ユ 実施例(1)に示す処方で薬剤はフェニトロチオンを使
用した薬剤t−電気掃除磯(訟下電器産業株式会社製品
キャニスタ−)用集塵紙袋の内側袋にユop/−になる
よう含浸せしめた紙袋を装着した後、電気4除機′t−
1時間、3時間、!時間、 10時間/j時間、二/時
間それぞれ連続運転した後、それらの紙袋のケナガコナ
ダニ、$−−−−蔓に対する効果を試験した。 同時に
徐放化剤を用いない薬剤についても試験し、その効果を
比較した。
殺ダニ効果の試験は実施例(1)に準じて行った〇七の
結果を表、ZK示す。
(註)連続27時間運転は一般家庭における電気掃除機
使用約3ケ月間に相当する。
表     よ 実施例 侶 実施例(1)に示す処方で薬剤はアレスリンとビペロニ
ルプトキサイド同量混合物を使用しクラフト紙C7!i
/l)にjI/−になるようコートし乾燥した。 この
処理紙4AII判の大きさに切り洋ダンス内に吊し、直
後、/ケ月後後。ケ月後。
6ケ月後、/コケ月後のヒメマルカツオブシムシに対す
る殺虫効力試験を行った。 同時に徐放イヒ斉jを用い
ない薬剤を処理したクラフト紙を対照とした。 結果金
表久に示す。
殺虫試験方法 内径9esのガラスシャーレの蓋の内側に薬剤処理紙を
嵌り付はシャーレ内にヒメマルカツオンシムシ幼虫10
匹入れた後、上記の蓋をして、2ケ℃で7日間飼育観察
した。
表     弱 一□暑 (註)数字:分母は供試曳航、分子は死曳航笑絶倒 よ 実施例(3)で使用した薬剤をカーペット裏のラテック
ス面に薬剤としてj fi/d、 1011/W?にな
るよう適宜水で稀釈した薬液をスプレー処理し、室内で
乾燥した。 その後、このカーペットを3ケ月6ケ月、
/ケ年、コケ年間保存した後のケナガコナダニによる殺
虫効力試験を行ったO 同時に徐放化剤を使用しない薬
剤を処理したカーペットを対照として試験した。 実験
方法は実施例(1)に準じて行ったが実験成績はλ週間
後のみの結果で表よに示す0

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)薬剤を一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ R=CnH_2n+1 nは1〜4の整数 で示されるパラオキシ安息香酸エステルの1種または2
    種以上混合されたものに配合することにより薬剤の放出
    を抑制することを特徴とする薬剤の徐放化方法。
JP104087A 1987-01-08 1987-01-08 薬剤の徐放化方法 Pending JPS63170326A (ja)

Priority Applications (1)

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JP104087A JPS63170326A (ja) 1987-01-08 1987-01-08 薬剤の徐放化方法

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Publication Number Publication Date
JPS63170326A true JPS63170326A (ja) 1988-07-14

Family

ID=11490448

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JP104087A Pending JPS63170326A (ja) 1987-01-08 1987-01-08 薬剤の徐放化方法

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JP (1) JPS63170326A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0968652A4 (en) * 1997-11-25 2001-05-11 Takeda Chemical Industries Ltd WOOD PRESERVATION PRODUCT, ROT AND INSECT PROTECTION SYSTEM, AND BAIT KIT

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0968652A4 (en) * 1997-11-25 2001-05-11 Takeda Chemical Industries Ltd WOOD PRESERVATION PRODUCT, ROT AND INSECT PROTECTION SYSTEM, AND BAIT KIT

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