JPS63170220A - バリウムフエライト磁性粉およびその製造方法 - Google Patents

バリウムフエライト磁性粉およびその製造方法

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JPS63170220A
JPS63170220A JP177487A JP177487A JPS63170220A JP S63170220 A JPS63170220 A JP S63170220A JP 177487 A JP177487 A JP 177487A JP 177487 A JP177487 A JP 177487A JP S63170220 A JPS63170220 A JP S63170220A
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barium ferrite
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ferrite magnetic
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Kyoji Odan
恭二 大段
Takayuki Kimura
隆幸 木村
Kazuo Hashimoto
和生 橋本
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、六角板状のマグネトブランバイト型バリウム
フェライト磁性粉およびその製造方法に関するものであ
る。
さらに詳しくは、本発明は高密度記録用の磁気記録媒体
に用いるのに適した、比表面積が20〜70n?/9、
保磁力が300〜150oOeであり、飽和磁化が従来
の水熱合成法により得られるものと比較して8%以上向
上したマグネトブランバイト型バリウムフェライト磁性
粉およびその製造方法に関するものである。
近年、磁気記録の高密度化の要求に伴い、バリウムフェ
ライト磁性粉を磁気記録媒体として用いる垂直磁気記録
方式の開発が進められている。
垂直磁気記録方式に用いられるバリウムフェライト磁性
粉としては、保磁力が適当な値(300〜15000e
)で、飽和磁化ができるだけ高く、しかも各粒子の磁気
特性が均一で、また粒子が小さく均一で、粒子の8i集
、焼結などがなく、分散性のよいものが望まれている。
特に、他の記録媒体用磁性粉と比べてバリウムフェライ
ト磁性粉は飽和磁化が低いため、できるだけ高い飽和磁
化をもつ微細粒子が望まれている。
(従来の技術) 従来、バリウムフェライト磁性粉の製造方法としては、
例えば共沈法、ガラス結晶化法、水熱合成法等種々の方
法が知られており、ガラス結晶化法については特公昭6
G−15574号公報、水熱合成法については、例えば
特開昭59−175707号公報、特公昭6G−129
73号公報、特公昭6G−15576号公報、特開昭6
0−137002号公報等で提案されている。
前記従来の方法で製造されるバリウムフェライト磁性粉
はいずれも次式Ba O−n Fe2O3で示される3
価のFe原子の一部をCo、’ri、Ni、Mn。
Cu、Zn、 I n、Ge、Nb等の金属元素単独、
またはそれらの組合わせを用いて、かつ置換原子の価数
の合計が置換される3価のFe原子のそれと等しくなる
ように置換したものである。
(発明が解決しようとする問題点) 水熱合成法により得られるバリウムフェライト磁性粉は
、−mに粒子の凝集が少なく、比較的分散性は良く、微
粒子であるが、飽和磁化が55emu/g程度かそれよ
りも低いものしが得られながった。これは、バリウムフ
ェライト磁性粉の表面積が20d/Q以上、特に超微粒
子の磁性粉では50d/Q以上になると粒子表面の非磁
性層の部分が無視できなくなるため、および保磁力調整
のために添加する各種金属元素のためと考えられている
(発明の目的) 本発明の目的は、水熱合成法における前記難点を解決し
た高い飽和磁化を持つ微粒子のバリウムフェライト磁性
粉およびその製造方法を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、一般式 %式% (ただし、MlはNi、Co、CO,Mg、Mnおよび
znからなる群から選ばれた一種または二種以上の金属
を示し、MlはTa、S6.Nb、ZrおよびTiから
なる群から選ばれた一部または二種以上の金属を示し、
n=0.8〜1.o、x=0.5〜1.5、y=0、O
1〜1.5の数値で、かつX≧yである。)で表される
六角板状マグネトブランバイト型バリウムフェライト磁
性粉およびその製造方法に関する。
本発明においては、出発原料として、バリウム1グラム
原子に対して3価の鉄3〜11グラム原子、3価の鉄1
2−2xグラム原子に対して、MlがXグラム原子、M
lがx−Xグラム原子および2価の鉄がXグラム原子の
割合のそれぞれの元素の化合物を用い、該出発原料を水
に溶解し、これに混合後の溶液中の水酸化アルカリ濃度
が3モル/j以上となるように水酸化アルカリを加えて
沈澱物を生成させ、該沈澱物を含むスラリを130〜2
70℃で水熱処理した後、生成した沈澱物に融剤を混合
し、混合物を700〜950’Cで焼成し、得られた焼
成物を洗浄することにより、前記六角板状マグネトブラ
ンバイト型バリウムフェライト磁性粉が得られる。
本発明においては、まず出発原料であるバリウム、3価
の鉄、Ml 、Mlおよび2価の鉄のそれぞれの化合物
を水に溶解し、これに水酸化アルカリを加えて沈澱物を
生成させる。
バリウム化合物としては、鎖酸バリウム、塩化バリウム
、水酸化バリウム等が用いられる。バリラムの使用量は
、バリウム濃度が0.03〜0.23モル/1の範囲に
なるようにするのが六角板状の形状のよい粒子を得るう
えで望ましい。
3価の鉄化合物としては、硝酸第二鉄、塩化第二鉄等が
用いられる。3rfiの鉄の使用量はバリウム1グラム
原子に対して3〜11グラム原子である。3価の鉄の鉦
が少なすぎると、マグネトブランバイト型バリウムフェ
ライトの生成足が少なく。
形状も六角板状でなくなる。また3価の鉄の足が多すぎ
るとヘマタイトが副生したり、またバリウムフェライト
の粒子が大きくなり、磁気特性も劣ってくる。
Mlの化合物としては、N i、Co、Cu、Mg、M
nおよびZnからなる群から選ばれた金属の塩化物、硝
酸塩等が一種または二種以上用いられる。
M2の化合物としては、”I’a、Sb、Nb、Zrお
よびTiからなる群から這ばれた金属の塩化物、硝酸塩
等が一種または二種以上用いられる。
MlおよびM2の使用量は、3僅の鉄12−2Xグラム
原子に対して、MlがXグラム原子、M2がx−Xグラ
ム原子(x = 0.5〜1.5〉になるようにするの
が好適であり、Xの値によって磁気特性、主に保磁力を
制御できる。
2価の鉄化合物としては、塩化第一鉄、硝酸第−鉄等が
用いられる。2価の鉄の使用量は3価の鉄12−2xグ
ラム原子に対してXグラム原子(y=o、01〜1.5
、好ましくは0.1〜1.0)になるようにするのが好
適である。2価の鉄の添加により、マグネトブランバイ
ト型バリウムフェライトの結晶格子が次式 %式%] で表されるようにO原子が不足した状態となり、これに
より飽和磁化が向上するものと考えられる。
この場合FQ(II)イオンは4配位のFO(I[[)
イオンと還択的に置換しているものと推察される。
水酸化アルカリとしては、水酸化ナトリウム、水酸化カ
リウム等が用いられる。水酸化アルカリの使用量は水酸
化アルカリを混合した後の溶液中の水酸化アルカリ濃度
が3モル/p以上となる足が必要であり、4〜8モル/
1の範囲が好ましい。
水酸化アルカリの量が少なすぎると粒子が大きくなった
り、粒度分布が広くなったり、またへマタイトが生成す
る。また水酸化アルカリを過度に多くするのは経済的で
ない。
前記出発原料の水溶液に水酸化アルカリを混合する方法
については、特に制限はないが、例えば出発原料の水溶
液に、直接水酸化アルカリを添加するか、あるいは水酸
化アルカリの水溶液を添加する方法がある。あるいはバ
リウム化合物を水酸化アルカリの水溶液側に加えて、こ
れと3価の鉄を含む水溶液を混合する方法がある。
さらに、予め出発原料の水溶液あるいは水酸化アルカリ
の水溶液にSi 、Caなどの水に可溶性の化合物、例
えばゲイ酸、ケイ酸ナトリウム、硝酸カルシウム、塩化
カルシウム等を若干添加することができる。これらの添
加物は粒子形状を制御するうえで好ましい。
次に、沈澱物を含むスラリを水熱処理することにより、
バリウムフェライトの微細な結晶が生成、沈澱する。水
熱処理の温度は130〜270℃、好ましくは150〜
200℃である。温度が低すぎると結晶の生成が充分で
なく、また温度が高すぎると最終的に得られるバリウム
フェライト粉末の粒径が大きくなるので好ましくない、
水熱処理時間は普通、0.5〜20時間程度であり、水
熱処理には通常、オートクレーブが採用される。
次いで、水熱処理により生成した微細な結晶の沈澱物を
水洗して、遊離のアルカリ分を除去した後、得られた沈
澱物に融剤を混合する。融剤としては、塩化ナトリウム
、塩化カリウム、塩化バリウム、塩化ストロンチウムお
よびフッ化ナトリウムのうち少なくとも一種が用いられ
る。融剤の使用量は沈澱物(92燥物基準)に対して、
10〜180重足%、好ましくは30〜120重景%が
適置部ある。融剤の量が少なすぎると粒子の焼結が起り
、また多すぎても多くしたことによる利点はなく、経済
的でない、沈澱物と融剤の混合方法は特に制限はなく、
例えば沈澱物のスラリに融剤を加えて湿式混合した後、
スラリを乾燥してもよく、あるいは沈澱物を乾燥した後
、融剤を加えて乾式混合してもよい。
次いで、得られた混合物を焼成することにより。
バリウムフェライトの結晶化が完全に行われる。
焼成温度は700〜950℃、好ましくは800〜93
0℃である。温度が低すぎると結晶化が進まず、飽和磁
化が低くなる。また温度が高すぎると粒子が大きくなっ
たり、焼結が起こるので好ましくない、焼成時間はlO
分〜30時間程度が適当である。焼成雰囲気は特に制限
されないが、空気、窒素等が好適に使用される。
得られた焼成物を洗浄後、濾過、乾燥することにより、
バリウムフェライト磁性粉が得られる。
洗浄は焼成物中の融剤、過剰のバリウムなどの不純物を
十分に除去できればよとのような方法で行ってもよい、
洗浄液としては水や硝酸、塩酸などの無機酸、酢酸、プ
ロピオン酸などの有機酸などを用いることができる。
(実施例) 実施例1 脱イオン水1300mjに、硝酸第二鉄[Fe(No3
)3−9H20] 1263.1g、硝酸コバルト[C
0(No )  ・6H20] 64.7g、四基化チ
タン(T i CfJ 4) 30.9 gおよび塩化
第一鉄(Fe C4) 2−4H20)11.8gを溶
解し、別に脱イオン水1300mJに、水酸化バリウム
[Ba(OH)2−8H20] 140.2g、カセイ
ソーダ(NaOH)1480gをff−g L、両溶液
を混合して沈澱物を生成させた。
得られた沈澱物を含むスラリをオートクレーブに入れ、
190℃で6時間水熱処理を行った0次いで得られた沈
澱物を十分に水洗した後、濾過、乾燥し、これに融剤と
してNaCjとBaC第2・2H20の重量比が1=1
の混合物を沈澱物に対して100重足%加えて混合した
。°この混合物を空気雰囲気下で860℃で2時間焼成
した。得られた焼成物を水で十分水洗した後、濾過、乾
燥してバリウムフェライト磁性粉を得た。
得られたバリウムフェライト磁性粉は、X線粉末回折ス
ペクトルおよび組成分析の結果、Ba 0 ・0.98
 [Fe(II)1o、5Co、75Tio、55Fc
(If)、2oO17,81であり、マグネトブランバ
イト型であった。
またこのバリウムフェライト磁性粉について透過型電子
顕微鏡(TEM)で粒子形状(粒子径、粒子厚、分布)
を測定した結果(粒子100個の平均値)および振動試
料式磁力計で磁気特性を測定した結果を第1表に示す。
実施例2 脱イオン水1300mjに、硝酸第二鉄1245、Og
、硝酸コバルト69.0g、四塩化チタン16.9g、
塩化第一鉄29.5gを溶解し、別に脱イオン水130
0mjに、水酸化バリウム140.2gおよびカセイソ
ーダ1480gを溶解し、両溶液を混合して沈澱物を生
成させた。
得られた沈澱物を含むスラリをオートクレーブに入れ、
170℃で8時間水熱処理を行った0次いで得られた沈
澱物を十分に水洗した後、濾過、乾燥し、これに融剤と
してNaCjとBaC第2・2H20との重量比で1:
1の混合物を沈澱物に対して100重量%加えて混合し
た。この混合物を空気雰囲気下で890℃で2時間焼成
した。
得られた焼成物を水で十分水洗した後、濾過、乾燥して
バリウムフェライト磁性粉を得た。
得られたバリウムフェライト磁性粉は、X線粉末回折ス
ペクトルおよび組成分析の結果、Ba O−0,97[
Fe(II)1o、4Coo、8oTio、30Fe(
II)o、5oO17,5]であり、マグネトブランバ
イト型であった。
またこのバリウムフェライト磁性粉について透過型電子
顕微ji(TEM)で精子形状(粒子径、粒子厚、分布
)を測定した結果(粒子100個の平均値)および@動
試料式磁力計で磁気特性を測定した結果を第1表に示す
比較例1 脱イオン水1300mNに、硝酸第二鉄1263.1g
、硝酸コバルト64.7gおよび四塩化チタン422g
を溶解し、別に脱イオン水1300m1に、水酸化バリ
ウム140.2gおよびカセイソーダ1480gを溶解
し、両溶液を混合して沈澱物を生成させた。
得られた沈澱物を含むスラリをオートクレーブに入れ、
190℃で6時間水熱処理を行った0次いで得られた沈
澱物を十分に水洗した後、濾過、乾燥し、これに散剤と
してNa CJとBaCオ。
・2■(20との重量比で1=1の混合物を沈澱物に対
して100重景置部えて混合した。この混合を空気雰囲
気下で860℃で2時間焼成した。得られた焼成物を水
で十分水洗した後、濾過、乾燥してバリウムフェライト
磁性粉を得た。
得られたバリウムフェライト磁性粉は、xll粉末回折
スペクトルおよび組成分析の結果、Ba  0.0.9
8  [Fe(I[[)  1,5Co  o、7.、
Ti  、7501.oコであり、マグネトブランバイ
ト型であった。
またこのバリウムフェライト磁性粉について透過型電子
顕微鏡(TEM)で粒子形状(粒子径、粒子厚、分布)
を測定した結果(粒子100個の平均値)および振動試
料式磁力計で磁気特性を測定した結果を第1表に示す。
比較例2 脱イオン水1300mNに、61”i酸第二鉄1263
.1g、四塩化チタン422g、硝酸亜鉛[Zn(No
 :s )2 ・6H20] 70.0gを溶解し、別
に脱イオン水1300mj)に、水酸化バリウム140
゜2gおよびカセイソーダ1480gを溶解し、再溶液
を混合して沈澱物を生成させた。
得られた沈澱物を含むスラリをオートクレーブに入れ、
190℃で6時間水熱処理を行った0次いで得られた沈
澱物を十分に水洗した後、濾過、92燥し、これに融剤
としてNa CjとBaCl2・2H2oとの重量比で
1=1の混合物を沈澱物に対して100重址%加えて混
合した。この混合を空気雰囲気下で860℃で2時間焼
成した。得られた焼成物を水で十分水洗した後、濾過、
乾燥してバリウムフェライト磁性粉を得た。
得られたバリウムフェライト磁性粉は、X線粉末回折ス
ペクトルおよび組成分析の結果、Ba  0 ・0.9
8 [Fe(II)  、0.5Z口0.75Ti 0
.7bO18,O]であり、マグネトブランバイ1〜型
であった。
またこのバリウムフェライト磁性粉について透過型電子
顕微鏡(TEM)で粒子形状(粒子径、粒子厚、分布)
を測定した結果(粒子100個の平均値)および振動試
料式磁力計で磁気特性を測定した結果を第1表に示す。
(発明の効果) 本発明によれば、一般式 %式%] (ただし、MlはNi、Co、CO,Mg、Mnおよび
znからなる群から選ばれるー・種または二種以上の金
属を示し、M2はTa、Sb、Nb、ZrおよびTiか
らなる群から選ばれる一種または二種以上の金属を示し
、n=0.8〜1.0、x = 0.5〜1.5、y=
0.01〜1.5の数値で、かつX≧yである。)で表
される六角板状マグネトブランバイト型バリウムフェラ
イト磁性粉が得られる。このバリウムフェライト磁性粉
は前記一般式に示すように、従来の水熱合成法で製造さ
れた一般式 Ba o −n Fe2O3で示される3価のFe原子
の一部をCo、Ti、N i、Mn、Cu、Zn、 I
 n、Ge、Nb等の金属単独、またはそれらの組合わ
せを用いて、かつ:こ換原子の価数の合計が置換される
3価のFe原子のそれと等しくなるように3i?−換し
たバリウムフェライト磁性粉とは異なった組成である。
さらには、本発明で得られるマグネI・1ランバイト型
バリウムフェライト磁性粉は平均粒子径が1100n以
下、粒度分布がシャープで標準偏差30nm以下の粉末
であり、BET法による比表面積が3On?/(lのと
きに、飽和磁化は608mu/9以上、50rd/Qの
ときに、飽和磁化は56 emu/g以上と従来の水熱
合成法により得られたものと比較して8%以上の高い値
を示す、またこのバリウムフェライト磁性粉の板状比は
2〜15の範囲である。さらに保磁力についてはMl 
、M2の添加、ffiを変えることにより、自由に制御
することができる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式 BaO・n[Fe(III)_1_2_−_2_xM1_
    xM2_x_−_yFe(II)_yO_1_8_−_y
    ](ただし、M1はNi、Co、Cu、Mg、Mnおよ
    びZnからなる群から選ばれた一種または二種以上の金
    属を示し、M2はTa、Sb、Nb、ZrおよびTiか
    らなる群から選ばれた一種または二種以上の金属を示し
    、n=0.8〜1.0、x=0.5〜1.5、y=0.
    01〜1.5の数値で、かつx≧yである。)で表され
    る六角板状マグネトプランバイト型バリウムフェライト
    磁性粉。
  2. (2)出発原料として、バリウム1グラム原子に対して
    3価の鉄3〜11グラム原子、3価の鉄12−2xグラ
    ム原子に対して、M1がxグラム原子、M2がx−yグ
    ラム原子および2価の鉄がyグラム原子の割合のそれぞ
    れの元素の化合物を用い、該出発原料を水に溶解し、こ
    れに混合後の溶液中の水酸化アルカリ濃度が3モル/l
    以上となるように水酸化アルカリを加えて沈澱物を生成
    させ、該沈澱物を含むスラリを130〜270℃で水熱
    処理した後、生成した沈澱物に融剤を混合し、混合物を
    700〜950℃で焼成し、得られた焼成物を洗浄する
    ことを特徴とする一般式 BaO・n[Fe(III)_1_2_−_2_xM1_
    xM2_x_−_yFe(II)_yO_1_8_−_y
    ](ただし、M1はNi、Co、Cu、Mo、Mnおよ
    びZnからなる群から選ばれた一種または二種以上の金
    属を示し、M2はTa、Sb、Nb、ZrおよびTiか
    らなる群から選ばれた一種または二種以上の金属を示し
    、n=0.8〜1.0、x=0.5〜1.5、y=0.
    01〜1.5の数値で、かつx≧yである。)で表され
    る六角板状マグネトプランバイト型バリウムフェライト
    磁性粉の製造方法。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61136923A (ja) * 1984-12-07 1986-06-24 Fuji Photo Film Co Ltd 磁気記録用六方晶系フエライト磁性体とその製造法
JPS61141625A (ja) * 1984-12-14 1986-06-28 Ube Ind Ltd バリウムフエライト粉末の製造法
JPS61168532A (ja) * 1984-08-23 1986-07-30 Sakai Chem Ind Co Ltd 磁気記録用バリウムフェライト微結晶の製造方法

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