JPS63169898A - 遠隔操作装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えば給湯器を遠隔操作する場合等に用いら
れる装置で、詳しくは、送受信用の直流電、源を備えた
第１のコントローラと、第２のコントローラとを２線式
の送受信ケーブルで接続し、前記２つのコントローラの
うちの一方のコントローラに送受信ケーブルの極性を切
替える極性切替手段を設けるとともに、他方のコントロ
ーラに前記送受信ケーブルの極性を制御信号として作動
する作動装置を設けてある遠隔操作装置に関する。

〔従来の技術〕

従来のこの種の遠隔操作装置、例えば給湯器の遠隔操作
装置においては、送受信用の電源として１つの直流電源
が設けられていた。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかし、前記従来の遠隔操作装置によるときは、極性の
切替えといった簡単、かつ、安価な手段で送受できる制
御信号の数が２つであるため、例えば、給湯器の遠隔操
作装置におけるすモートコントローラに、燃焼表示器や
異常発生表示器、異常箇所表示器を設けて、燃焼の有無
や異常の有無、異常箇所を知ることができるようにする
場合、表示器のうちの１つのものの制御信号として極性
を用いることができるだけである。従って、他の表示器
については、重畳回路等の高価なものを用いて送受しな
ければならず、コストが高くついていた。

本発明の目的は、コストダウンを図る点に″あ′る。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明による遠隔操作装置の特徴構成は、前記第１のコ
ントローラに、交流成分を重畳させた直流または全波整
流を発生する送受信用の第２電源を設け、この第２電源
と前記直流電源とを前記送受信ケーブルに択一的に接続
させる電源切替手段を設けてある点にある。そして、そ
れによる作用・効果は次の通りである。

〔作　用〕

交流成分を含んだ信号は、コンデンサ等を利用した安価
な回路をもって直流と判別でき、極性の切替えができる
電流であり、この電流を第２電源によって発生させるこ
とができ、電源切替手段によって、直流電源と第２電源
とを択一的に送受信ケーブルに接続させることができる
ため、極性の切替えと電源の切替えとによって、２線式
の送受信ケーブルを用いて合計４つの制御信号をコント
ローラ間で送受できる。

〔発明の効果〕

従って、本発明によれば、安価な手段で送受できる制御
信号の数が従来装置よりも２つ増えて、複数の制御信号
をコントローラ間で送受する場合、重畳回路等の高価な
ものが少なくて、安価に実施できるようになった。

〔実施例〕

次に本発明の実施例を図面に基づいて説明する。

給湯器の遠隔操作装置は、器具本体側に設けられるコン
トローラ（Ｃ）と、台所や洗面所、浴槽等に設けられる
複数のリモートコントローラ（ＲＡ）　、　（ＲＢ）の
それぞれとを２線式の送受信ケーブル（ＣＡ）　、　（
ＣＢ）で接続するとともに、送受信用の定電流の直流電
源（１Ａ）　、　（ＩＢ）と、送受信用の第２電源とし
ての定電流の全波整流電源（２）とを設けてなり、通電
の有無、電圧値、極性、電源の種類を制御信号とするも
のである。

前記コントローラ（Ｃ）は、前述した直流電源（１Ａ）
　、　（ＩＢ）と金波整流電源（２）とに加えて、通電
検出回路（３）と、第１、第２の温度調節信号検出回路
（４Ａ）　、　（４Ｂ）と、優先検出回路（５）と、燃
焼検出回路（６）と、制御回路（７）とを備えている。

前記通電検出回路（３）は、一方の直流電源（１Ａ）に
接続する一方の送受信ケーブル（ＣＡ）の通電の有無を
検出し、有検出時には運転信号を、無検出時には運転停
止信号をそれぞれ制御回路（７）に出力するものである
。

前記第１温度調節信号検出回路（４Ａ）は、一方の送受
信ケーブル（ＣＡ）の電圧値を温度調節信号として検出
して前記制御回路（７）に出力するものである。

前記第２温度調節信号検出回路（４Ｂ）は、他方の送受
信ケーブル（ＣＢ）の電圧値を温度調節信号として検出
して前記制御回路（７）に出力するものである。

前記優先検出回路（５）は、他方の直流電源（ＩＢ）に
接続する他方の送受信ケーブル（ＣＢ）の電圧値が温度
調節用の範囲外にあるか否かを検出し、範囲内のとき可
逆的に優先信号を前記制御回路（７）に出力するもので
ある。

前記燃焼検出回路（６）は、極性切替手段の一例であっ
て、バーナの燃焼の有無を検出し、有検出時に、送受信
ケーブル（ＣＡ）　、　（ＣＢ）それぞれの極性を切替
える極性切替スイッチ（８Ａ）　、　（８Ｂ）を第２状
態に、無検出時に第１状態に切替えるものである。

前記制御回路（７）は、 〔１〕前記通電検出回路（３）からの運転信号によって
給湯器を燃焼可能な運転状態に、運転停止信号によって
運転停止状態にし、 〔２〕前記優先検出回路（５）からの優先信号の入力に
より、第１温度調節信号検出回路（４Ａ）からの温度調
節信号に基づく温度制御状態から第２温度調節信号検出
回路（４Ｂ）からの温度調節信号に基づく温度制御状態
に可逆的に切替わるとともに、前記一方の送受信ケーブ
ル（ＣＡ）を直流電源（１Ａ）と全波整流電源（２）と
に択一的に接続させる電源切替スイッチ（９）を全波整
流電源（２）側に可逆的に切替えるものである。つまり
、制御回路（７）と電源切替スイッチ（９）とから、一
方の送受信ケーブル（ＣＡ）を全波整流電源（２）と直
流電源（１Ａ）とに択一的に接続させる電源切替手段や
形成されている。

前記一方のリモートコントロ〒う（ＲＡ）は、主リモー
トコントローラであって、送受信ケーブル（ＣＡ）の電
圧値を変更する温度調節用の可変抵抗器（ＩＯＡ）と、
この可変抵抗器（ＩＯＡ）の送受信ケブル（ＣＡ）への
接続、つまり、可変抵抗器（ＩＯＡ）の通電を０Ｎ−Ｏ
ＦＦする運転スイッチ（Ｉ１Ａ）と、この運転スイッチ
（Ｉ１Ａ）のＯＮで点灯し、ＯＦＦで消灯するＬＥＤ利
用の運転表示器（１２）および優先表示器（１３Ａ）と
、極性切替スイッチ（８Ａ）が第１状態にあるときの極
性ではＬＥＤ利用の燃焼表示器（１４ａ）を消灯させ、
第２状態にあるときの極性では燃焼表示器（１４ａ）と
点灯させるダイオードブリッジ利用の燃焼表示回路（１
４Ａ）　（作動装置の一例）と、通電が全波整流のとき
前記優先表示器（１３Ａ）に並列接続させたトランジス
タ（Ｔｒ）を通電させて優先表示器（１３Ａ）を可逆的
に消灯させる交流検出回路（１５）とを備えている。

前記他方のリモートコントローラ（ＲＢ）は、副リモー
トコントローラであって、前記主リモートコントローラ
（ＲＡ）と同様な温度調節用の可変抵抗器（ＩＯＢ）と
、スイッチ（ＩＩＢ）と、優先表示器（１３Ｂ）と、燃
焼表示回路（１４Ｂ）とを備え、がっ、通電保証回路（
１６）を備えている。

前記両リモートコントローラ（ＲＡ）　、　（ＲＢ）の
燃焼表示回路（１４Ａ）　、　（１４Ｂ）について詳述
すると、極性切替スイッチ（８Ａ）　、　（８Ｂ）が第
１状態にあるとき、第１ダイオ−Ｆ：（ＤＡＩ）、　（
ＤＢＩ）、可変抵抗器（ＩＯＡ）　、　（１０Ｂ）、第
２ダイオード（ｏａｔ）　、　（ｎｕｔ）と通電させ、
極性切替スイッチ（８Ａ）　、　（８Ｂ）が第２状態に
あるとき、第３ダイオード（ＤＡ３）　、（ＤＢｓ）、
燃焼表示器（１４ａ）　、　（１４ｂ）、可変抵抗器（
１６Ａ）　。

（１６Ｂ）、第４ダイオード（ＤＡＤ）　、　（ＤＢ４
）と通電させるように構成されている。

前記スイッチ（ＩＩＢ）は、前記可変抵抗器（ＩＯＢ）
への給電をＯＮ・ＯＦＦするとともに、ＯＮによって前
記コントローラ（Ｃ）の制御を主リモートコントローラ
（ＲＡ）から副リモートコントローラ（ＲＢ）に移す運
転スイッチ兼用の優先スイッチである。具体的に言うと
、この優先スイッチ（ＩＩＢ）は、燃焼表示回路（１４
Ｂ）の第、１ダイオード（ＤＢυの可変抵抗器（ＩＯＢ
）への接続線に介装した第１スイツチ（Ｓ、）と、前記
燃焼表示回路（１４Ｂ）の第３ダイオード（ＤＢｓ）、
燃焼表示器（１４ｂ）の可変抵抗器（ＩＯＢ）への接続
線に介装した第２不イツチ（Ｓ２）とを連動させて構成
されている。かつ、前記通電保証回路（１６）は、前記
可変抵抗器（ＩＯＢ）よりも大なる抵抗値の抵抗器（Ｒ
）を備え、一端において第１ダイオード（ＤＢ　＋　）
と第４ダイオード（ＤＢｓ）との接続的に接続し、他端
において、ＯＦＦした第２スイツチ（Ｓ２）を介して燃
焼表示器（１４ｂ）に接続するように設けられている。

つまり、通電保証回路（１６）は、可変抵抗器（ＩＯＢ
）に並列接続されており、優先スイッチ（ＩＩＢ）は、
可変抵抗器（ＩＯＢ）と通電保証回路（１６）とを送受
信ケーブル（ＣＢ）に択一的に接続させる切替スイッチ
に構成されている。

次に動作を説明する。

主リモートコントローラ（ＲＡ）の運転スイッチ（Ｉ１
Ａ）のＯＮにより、その主リモートコントローラ（ＲＡ
）の可変抵抗器（ＩＯＡ）、運転表示器（１２）、優先
表示器（１３Ａ）に燃焼表示器（１４ａ）を通さずに通
電され、運転表示器（１２）、優先表示器（１３Ａ）が
点灯するとともに、コントローラ（Ｃ）の通電検出回路
（３）から運転信号が、第１温度調節信号検出回路（４
Ａ）から可変抵抗器（ＩＯＡ）の抵抗値に応じた温度調
節信号がそれぞれ、制御回路（７）に出力され、燃焼可
能な状態となる。

このとき、副リモートコントローラ（ＲＢ）においては
、優先スイッチ（ＩＩＢ）がＯＦＦであれば、可変抵抗
器（ＩＯＢ）および優先表示器（１３Ｂ）の通電が断た
れており、通電保証回路（１６）によって送受信ケーブ
ル（ＣＢ）の端部同士が接続されているものの、第３ダ
イオード（ＤＢ、）によって送受信ケーブル（ＣＢ）の
通電が断たれている。その結果、コントローラ（Ｃ）に
おいては、優先検出回路（５）によって電圧値最大、つ
まり、温度調節用の範囲外であると検出され、第１温度
調節信号検出回路（ＩＯＡ）からの温度調節信号に基づ
いて温度制御を行う体制となる。

この状態で、水栓の開等によって燃焼が開始されると、
燃焼検出回路（６）が作動して送受信ケーブル（ＣＡ）
　、　（ＣＢ）の極性が入れ替わる。そして、主リモー
トコントローラ（ＲＡ）においては、可変抵抗器（ＩＯ
Ａ）、運転表示器（１２）、優先表示器（１３Ａ）への
通電状態が燃焼表示器（１４ａ）を通しての状態に切替
わって、可変抵抗器（ＩＯＡ）による送受信ケーブル（
ＣＡ）を介する温度調節のための制御信号に送信が維持
されるとともに、燃焼表示器（１４ａ）が点灯する。他
方、副すモートコ′ントローラ（ＲＢ）においては、第
３ダイオード（ＤＢりでの電流の流れ方向が順方向とな
って、燃焼表示器（１４ｂ）に通電保証回路（１６）を
通して通電され、燃焼表示器（１４ｂ）が点灯する。こ
のとき、第２温度調節検出信号出力回路（４Ｂ）から送
受信ケーブル（ＣＢ）の電圧値に応じて温度調節信号が
制御回路（７）に出力されるものの、通電保証回路（１
６）の抵抗器（Ｒ）の存在により、前記の電圧値が温度
調節用の範囲外に保持され、優先検出回路（５）から優
先信号が出力されないため、主リモートコントローラ（
ＲＡ）の可変抵抗器（ＩＯＡ）による温度調節が維持さ
れる。つまり、主、副いずれのリモートコントローラ（
ＲＡ）　、　（ＲＢ）においても、燃焼表示器（１４ａ
）　、　（１４ｂ）の点灯をもって燃焼を確認できるの
である。

そして、燃焼していない状態で副リモートコントローラ
（ＲＢ）の優先スイッチ（ＩＩＢ）をＯＮすると、燃焼
表示器（１４ｂ）を通さずに優先表示器（１３Ｂ）、可
変抵抗器（ＩＯＢ）に通電され、コントローラ（Ｃ）の
優先検出回路（５）が温度調節用の範囲内の電圧値を検
出して優先信号が制御回路（７）に出力する。これによ
り、第２温度調節信号検出回路（４Ｂ）からの温度調節
信号に基づいて温度制御を行う体制となると同時に、電
源切替スイッチ（９）が作動して一方の送受信ケーブル
（ＣＡ）が全波整流電源（２）に接続する。その結果、
主リモートコントローラ（ＲＡ）においては、そのこと
が交流検出回路（１５）で検出されてトランジスタ（Ｔ
、）がＯＮＬ、優先表示器（１３Ａ）の通電が断たれて
優先表示器（１３Ａ）が消灯する。

、この状態で燃焼が開始されると、前述と同様に、燃焼
検出回路（６）によって送受信ケーブル（ＣＡ）　、　
（ＣＢ）の極性が切り替わり、副リモートコントローラ
（ＲＢ）においては、可変抵抗器Ｃｌ０Ｂ）、優先表示
器（１３Ｂ）への通電状態が燃焼表示器（１４ｂ）を通
しての状態に切替わって、可変抵抗器（１０８）による
送受信ケーブル（ＣＢ）を介する温度調節のための制御
信号の送信が維持されるとともに、燃焼表示器（１４ｂ
）が点灯する。他方、主リモートコントローラ（ＲＡ）
においても、全波“整流が燃焼表示器（１４ａ）を通し
て流れ、燃焼表示器（１４ａ）が点灯するとともに、通
電検出回路（３）での通電検出が保証され、運転信号の
出力が保持される。

また、燃焼時において、副リモートコントローラ（ＲＢ
）の優先スイッチ（ＩＩＢ）をＯＮにした場合であって
も、燃焼表示器（１４ｂ）を通しての優先表示器（１３
Ｂ）、可変抵抗器（１０Ｂ）の通電が行われて、優先表
示器（１３Ｂ）が点灯するとともに、優先検出回路（５
）′から優先信号が出力され、前述と同様に、第２温度
調節信号検出回路（４Ｂ）からの温度調節信号に基づい
て温度制御する体制に切替わるとともに、主リモートコ
ントローラ（ＲＡ）の優先表示器（１３Ａ）が消灯する
。

〔別実施例〕

以下、本発明の別実施例を示す。

〔１〕上記実施例においては、第２電源（２）として、
全波整流電源を示したが、第２電源（２）としでは、交
流成分を重畳させた直流を発生するものであっても良い
。要するに、極性の切替えが行え、かつ、直流と区別で
きる電流を発生するものである。

〔２〕上記実施例では、主リモートコントローラ（ＲＡ
）とコントローラ（Ｃ）との間での送受信用の直流電源
（１＾）と、副リモートコントローラ（ＲＢ）とコント
ローラ（Ｃ）との間での送受信用の直流電源（ＩＢ）と
を別々に設けたが、これらは１つの直流電源から兼用構
成しても良い。

【図面の簡単な説明】

図面は零発、明に係る遠隔操作装置の実施例を示す回路
図である。 （１Ａ）・・・・・・直流電源、（Ｃ）　、　（ＲＡ）
・・・・・・コントローラ、（ＣＡ）・・・・・・送受
信ケーブル、（６）・・・・・・極性切替手段、（１４
Ａ）・・・・・・作−動装置、（２）・・・・・・第２
電源。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 送受信用の直流電源（１Ａ）を備えた第１のコントロー
   ラ（Ｃ）と、第２のコントローラ（ＲＡ）とを２線式の
   送受信ケーブル（ＣＡ）で接続し、前記２つのコントロ
   ーラ（Ｃ）、（ＲＡ）のうちの一方のコントローラ（Ｃ
   またはＲＡ）に送受信ケーブル（ＣＡ）の極性を切替え
   る極性切替手段（６）を設けるとともに、他方のコント
   ローラ（ＲＡまたはＣ）に前記送受信ケーブル（ＣＡ）
   の極性を制御信号として作動する作動装置（１４Ａ）を
   設けてある遠隔操作装置であって、前記第１のコントロ
   ーラ（Ｃ）に、交流成分を重畳させた直流または全波整
   流を発生する送受信用の第２電源（２）を設け、この第
   ２電源（２）と前記直流電源（１Ａ）とを前記送受信ケ
   ーブル（ＣＡ）に択一的に接続させる電源切替手段を設
   けてある遠隔操作装置。