JPS6316905Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6316905Y2 JPS6316905Y2 JP1981051958U JP5195881U JPS6316905Y2 JP S6316905 Y2 JPS6316905 Y2 JP S6316905Y2 JP 1981051958 U JP1981051958 U JP 1981051958U JP 5195881 U JP5195881 U JP 5195881U JP S6316905 Y2 JPS6316905 Y2 JP S6316905Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnets
- lower case
- vibration
- yoke
- fixed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 229920001875 Ebonite Polymers 0.000 claims description 3
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 3
- 238000013016 damping Methods 0.000 description 3
- 239000000696 magnetic material Substances 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000004907 flux Effects 0.000 description 1
- 238000002955 isolation Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Vibration Prevention Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は磁極間の反撥力及びエアーのダンパー
作用を利用した防振装置の改良に関するものであ
る。
作用を利用した防振装置の改良に関するものであ
る。
本出願人は先に実開昭55−112140号公報に示す
ような防振装置を考案した。しかし乍ら上記考案
は下部磁石3を弾性リング2上に載置し、上下磁
石9,3の反撥作用と、弾性リング2のダンパー
作用によつて振動を遮断しているが振動減衰量が
少いという問題点があつた。
ような防振装置を考案した。しかし乍ら上記考案
は下部磁石3を弾性リング2上に載置し、上下磁
石9,3の反撥作用と、弾性リング2のダンパー
作用によつて振動を遮断しているが振動減衰量が
少いという問題点があつた。
本考案は磁石の反撥力による振動系と弾性体に
よる振動系とを直列に連結し、更にエアーのダン
パー作用を併用して振動減衰量を大にして従来技
術の問題点を解決することを目的としている。
よる振動系とを直列に連結し、更にエアーのダン
パー作用を併用して振動減衰量を大にして従来技
術の問題点を解決することを目的としている。
以下、添付図面に基づいて一実施例を具体的に
説明する。1はリング状の下部磁石であつて、図
示のようにその軸方向に着磁されている。下部磁
石1は磁性体で構成された皿形の下部ヨーク3の
底部3a上に密着固定されており、その外周面は
リング状の非磁性体のスペーサ2を介して環状部
3bに対向している。4は下部磁石1の中央孔内
に固定された弾性体であつて、その中心部にスリ
ーブ5が固定されている。
説明する。1はリング状の下部磁石であつて、図
示のようにその軸方向に着磁されている。下部磁
石1は磁性体で構成された皿形の下部ヨーク3の
底部3a上に密着固定されており、その外周面は
リング状の非磁性体のスペーサ2を介して環状部
3bに対向している。4は下部磁石1の中央孔内
に固定された弾性体であつて、その中心部にスリ
ーブ5が固定されている。
硬質ゴム製の下部ケース6の底面上に金属環板
7、環状クツシヨン8を重合載置し、その上に下
部ヨークの下半部を嵌合し、環状クツシヨン8の
外周に対向した下部ケース6内面に凹部9を形成
してある。10は下部ケース6の中央開口を塞ぐ
キヤツプであつて、金属環板7に螺着され密閉室
24を形成している。キヤツプ10は必要に応じ
て、取付ねじと交換され、それによつて下部ケー
ス6を床面等に固定する。
7、環状クツシヨン8を重合載置し、その上に下
部ヨークの下半部を嵌合し、環状クツシヨン8の
外周に対向した下部ケース6内面に凹部9を形成
してある。10は下部ケース6の中央開口を塞ぐ
キヤツプであつて、金属環板7に螺着され密閉室
24を形成している。キヤツプ10は必要に応じ
て、取付ねじと交換され、それによつて下部ケー
ス6を床面等に固定する。
11はリング状の上部磁石であつて、図示のよ
うにその軸方向に着磁されており、皿形の磁性体
で構成された上部ヨーク13内に、非磁性体のス
ペーサ12を介して固定され、その中央部に弾性
体14を介してスリーブ15を保持している。上
部ヨーク13は硬質ゴム製の上部ケース16に密
嵌され、その中央口に螺合する非磁性体のキヤツ
プ20によつて上部ケース16に固定される。
うにその軸方向に着磁されており、皿形の磁性体
で構成された上部ヨーク13内に、非磁性体のス
ペーサ12を介して固定され、その中央部に弾性
体14を介してスリーブ15を保持している。上
部ヨーク13は硬質ゴム製の上部ケース16に密
嵌され、その中央口に螺合する非磁性体のキヤツ
プ20によつて上部ケース16に固定される。
上部ケース16は、上部磁石11の磁極面を下
部磁石1の磁極面に対向するようにして、下部ケ
ース6の上方に配置される。両磁石1,11は互
に同極が対向するように配置されている。
部磁石1の磁極面に対向するようにして、下部ケ
ース6の上方に配置される。両磁石1,11は互
に同極が対向するように配置されている。
21は磁性体のシヤフトであつて、スリーブ
5,15を摺動自在に貫通している。シヤフト2
1の上端部には鍔片22が固定されており、それ
がキヤツプ20に形成した円筒部23内に嵌合さ
れている。
5,15を摺動自在に貫通している。シヤフト2
1の上端部には鍔片22が固定されており、それ
がキヤツプ20に形成した円筒部23内に嵌合さ
れている。
次に前記装置の作用を説明する。
下部ケース6を床面に載置し、上部ケース16
上に防振を必要とする機器を載置すると、上部ケ
ース16は両磁石1,11間に作用する反撥力に
よつて図示のように浮遊状態に支持されるので、
その上に載置された機器は床面から浮遊した状態
となり、床面からの垂直振動の伝達が阻止され
る。上下両磁石11,1は水平方向のずれに対す
る復元力を発生しないので、そのままでは両磁石
11,1の対向状態が維持できない。この状態を
維持するために設けたのがシヤフト21である。
シヤフト21は上下両磁石11,1が同軸位置に
あるように、それらの水平位置を規制する。
上に防振を必要とする機器を載置すると、上部ケ
ース16は両磁石1,11間に作用する反撥力に
よつて図示のように浮遊状態に支持されるので、
その上に載置された機器は床面から浮遊した状態
となり、床面からの垂直振動の伝達が阻止され
る。上下両磁石11,1は水平方向のずれに対す
る復元力を発生しないので、そのままでは両磁石
11,1の対向状態が維持できない。この状態を
維持するために設けたのがシヤフト21である。
シヤフト21は上下両磁石11,1が同軸位置に
あるように、それらの水平位置を規制する。
両ヨーク3,13は、両磁石1,11の磁束が
外部に漏洩するのを防止すると共に、反撥力増大
の役目を果す。すなわち、両ヨーク3,13の環
状部3b,13bの端面はそれぞれS極となり、
それらの間にも互に反撥力が生じるので、これが
両磁石1,11のN極同志の反撥力に加わる。
外部に漏洩するのを防止すると共に、反撥力増大
の役目を果す。すなわち、両ヨーク3,13の環
状部3b,13bの端面はそれぞれS極となり、
それらの間にも互に反撥力が生じるので、これが
両磁石1,11のN極同志の反撥力に加わる。
ところで本考案は、1対の上下部磁石11,1
間の反撥力による振動系と、クツシヨン8の弾性
による振動系とが直列に連結され2個の共振点を
有するので、下部ケース6が振動すると前記2個
の共振点により下部ケース6の振動はその減衰量
が上部磁石11,1間の反撥力のみ又はクツシヨ
ン8の弾性体のみの振動系と比較して大きくな
り、特に本考案は環状クツシヨン8が押圧されて
側方にふくらみ環状凹部9のエアーを押圧し、又
密閉室24のエアーも押圧され大きな振動減衰作
用を得ることができる。
間の反撥力による振動系と、クツシヨン8の弾性
による振動系とが直列に連結され2個の共振点を
有するので、下部ケース6が振動すると前記2個
の共振点により下部ケース6の振動はその減衰量
が上部磁石11,1間の反撥力のみ又はクツシヨ
ン8の弾性体のみの振動系と比較して大きくな
り、特に本考案は環状クツシヨン8が押圧されて
側方にふくらみ環状凹部9のエアーを押圧し、又
密閉室24のエアーも押圧され大きな振動減衰作
用を得ることができる。
図は本考案の一実施例正断面図である。
1……下部磁石、3……下部ヨーク、6……下
部ケース、8……クツシヨン、9……凹部、11
……上部磁石、13……上部ヨーク。
部ケース、8……クツシヨン、9……凹部、11
……上部磁石、13……上部ヨーク。
Claims (1)
- 軸方向に着磁した1対のリング状磁石を互に同
極を対向させて上下に配置し、前記両磁石を底部
中央に開口を有する皿形のヨークにそれぞれ固定
した防振装置に於て、両磁石中心孔にスリーブを
固定してシヤフトを摺動自在に貫通し、硬質ゴム
製の下部ケース底板上に金属環板と環状クツシヨ
ンを重合載置し、その上に下部ヨークを嵌合し、
環状クツシヨン外周に対向した下部ケース内面に
環状凹部を形成してなる防振装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981051958U JPS6316905Y2 (ja) | 1981-04-13 | 1981-04-13 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981051958U JPS6316905Y2 (ja) | 1981-04-13 | 1981-04-13 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57164340U JPS57164340U (ja) | 1982-10-16 |
JPS6316905Y2 true JPS6316905Y2 (ja) | 1988-05-13 |
Family
ID=29848669
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1981051958U Expired JPS6316905Y2 (ja) | 1981-04-13 | 1981-04-13 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6316905Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007046287A (ja) * | 2005-08-09 | 2007-02-22 | Bridgestone Corp | 緩衝装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5918182Y2 (ja) * | 1979-02-02 | 1984-05-26 | 「国」華工業株式会社 | 磁石の反発力を利用した磁気スプリング |
-
1981
- 1981-04-13 JP JP1981051958U patent/JPS6316905Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57164340U (ja) | 1982-10-16 |
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