JPS63169016A - 電解コンデンサ駆動用電解液 - Google Patents

電解コンデンサ駆動用電解液

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JPS63169016A
JPS63169016A JP76987A JP76987A JPS63169016A JP S63169016 A JPS63169016 A JP S63169016A JP 76987 A JP76987 A JP 76987A JP 76987 A JP76987 A JP 76987A JP S63169016 A JPS63169016 A JP S63169016A
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JP
Japan
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electrolytic capacitor
salt
driving
diazabicyclo
electrolytic solution
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JP76987A
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秀樹 島本
良夫 宮崎
恒次 力
久雄 長柄
啓治 森
▲吉▼田 真吾
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は電解コンデンサに関するものであり、詳しく言
えば、アルミ電解コンデンサ駆動用電解液に関するもの
である。
従来の技術 従来、電解コンデンサ駆動用電解液としては、エチレン
グリコールにイオノゲンを溶解した電解液が用いられて
いる。この種の電解コンデンサは低温における特性を悪
化させる。以上のような欠点を改良するため、特開昭6
1−70711号公報にみられるように、γ−ブチロラ
クトンを溶媒とし、フタル酸のトリエチルアミン塩を用
いる例や、特開昭54−7564号公報にみられるよう
に、r−ブチロラクトンとエチレングリコールの混合溶
媒にマレイン酸のアミン塩を用いる例がある。
発明が解決しようとする問題点 しかし、従来の問題点として、γ−ブチロラクトンを溶
媒とし、フタル酸のトリエチルアミン塩を用いた場合、
比電導度が低く、また105°C中では高い安定性を示
すが、126°C中ではあまり安定でないという欠点が
ある。また、r−ブチロラクトンとエチレングリコール
の混合溶媒にマレイン酸のアミン塩を用いた場合、比電
導度は十分高い値が得られるが、高温での安定性に欠け
106°C中でも安定性は低いという欠点がある。
本発明はこのような従来の欠点を解決するもので、高電
導度で、高温劣化の小さい電解液を提供し、電解コンデ
ンサの損失特性の改善、並びに高温で長寿命化を図るこ
とを目的とする。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために、本発明はγ−ブチロラク
トンを主体とする溶媒に、フタル酸のジアザビシクロア
ルケン類塩を溶解して溶質とし、さらにアルキルリン酸
エステルもしくはその塩および/またはP−ニトロ安息
香酸もしくはその塩を添加剤として用いる電解コンデン
サ駆動用電解液である。
ジアザビシクロアルケン類のうち、好ましくは1.8−
ジアザビシクロ(s、4.o)ウンデセン−7,1,5
−ジアザビシクロ〔4.3.0〕ノネン−5,1,8−
ジアザビシクロ(s、3゜0〕デセン−7,1,4−ジ
アザビシクロ〔3゜3.0〕オクテン−4,1o−メチ
ル−1,8−ジアザビシクロ(5,4,0〕ウンデセン
−7゜3−メチル−1,5−ジアザビシクロ(4,3゜
0〕ノネン−6およびこれらの2種以上の混合物であり
、特に好ましくは1.8−ジアザビシクロ(E5.4.
0)ウンデセン−7および1.5−ジアザビシクロ〔4
,3,0〕ノネン−5である。
アルキルリン酸エステルのアルキル基はどのようなもの
を用いても効果は認められるが、好ましくハ、モノエチ
ルリン酸エステル、モノプロピルリン酸エステル、モノ
ブチルリン酸エステル、モノペンチルリン酸エステル、
ジエチルリン酸エステル、ジプロピルリン酸エステル、
ジプチルリン酸エステル、ジベンチルリン酸エステルお
よびこれらの塩である。
作用 ジアザビシクロアルケン類は、通常のアミンが持ってい
ない電子が非局在化したH−C″:Nのアミジン構造を
持っており、イオンになった場合、プロトンが共鳴安定
化され、強い塩基性を示すと考えられる。このため弱酸
の解離を促進し、高い比電導度が得られると思われる。
また、環状構造であるため、高温においても分解しに<
<、長時間安定であると考えられる。
さらにアルキルリン酸エステル、あるいはP−二トロ安
息香酸がアルミニウム電極箔表面に吸着し、誘電体酸化
皮膜を保護することにより、静電容量の減少及びtan
δの増加が大幅に抑制できるものと考えられる。
実施例 以下、本発明による実施例について述べる。
表1に本発明の実施例及び従来の電解液組成例、並びに
常温における比電導度を示す。
(以下余白) 表 1 実施例並びに従来例の電解液組成及び比電導度
衣1から明らかなように、従来の電解液と比較して高い
比電導度を得ることができる。
表2に、表1の従来例1、従来例2、実施例1、実施例
2、実施例3および実施例6の電解液を用いたコンデン
サの初期特性を示す。試料コンデンサはe、3V 10
00 pF  (φ10X12.5 )(7)フルミ電
解コンデンサである。
表2  初期特性比較 表2から明らかなように、実施例は従来例と比較してt
anδを低くすることができる。
第1図〜第3図に、表2で示したアルミ電解コンデンサ
の125°Cにおける特性経時変化を示している。第1
図は定格電圧印加における静電容量変化、第2図は定格
電圧印加における損失角の正接変化、第3図は電圧印加
なしにおける漏れ電流変化を示す図である。
この第1図〜第3図から明らかなように、高温中におい
ても特性変化はきわめて小さく、信頼性の高いコンデン
サを得ることができる。
発明の効果 以上のように本発明によれば、従来の電解液と比較して
、損失特性を改善でき、しかも125°Cという高温中
でもきわめて安定な信頼性の高い電解コンデンサを提供
でき、工業的価値の大なるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図はそれぞれ従来の電解液および本発明の
電解液を用いた定格8,3 V 10001IF(φ1
0X12.5)のアルミ電解コンデンサの126°Cに
おける特性経時変化を示したものであり、第1図は定格
電圧印加における静電容量変化、第2図は定格電圧印加
における損失角の正接変化、第3図は電圧印加なしにお
ける漏れ電流変化を示した特性図である。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)γ−ブチロラクトンを主体とする溶媒に、ジアザ
    ビシクロアルケン類のフタル酸塩を溶解して溶質とし、
    アルキルリン酸エステルもしくはその塩および/または
    P−ニトロ安息香酸もしくはその塩を添加したことを特
    徴とする電解コンデンサ駆動用電解液。
  2. (2)ジアザビシクロアルケン類が、1.8−ジアザビ
    シクロ〔5.4.0〕ウンデセン−7である特許請求の
    範囲第1項記載の電解コンデンサ駆動用電解液。
  3. (3)ジアザビシクロアルケン類が、1.5−ジアザビ
    シクロ〔4.3.0〕ノネン−5である特許請求の範囲
    第1項記載の電解コンデンサ駆動用電解液。
  4. (4)アルキルリン酸エステルもしくはその塩が、次の
    A、Bのような化学構造のものである特許請求の範囲第
    1項記載の電解コンデンサ駆動用電解液。 (A)▲数式、化学式、表等があります▼ (B)▲数式、化学式、表等があります▼ (Rはアルキル基)
JP76987A 1987-01-06 1987-01-06 電解コンデンサ駆動用電解液 Expired - Lifetime JPH0782965B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016176938A1 (zh) * 2015-05-04 2016-11-10 深圳新宙邦科技股份有限公司 铝电解电容器用电解液及使用该电解液的铝电解电容器

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WO2016176938A1 (zh) * 2015-05-04 2016-11-10 深圳新宙邦科技股份有限公司 铝电解电容器用电解液及使用该电解液的铝电解电容器

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JPH0782965B2 (ja) 1995-09-06

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