JPS63168479A - 突板化粧加工用接着剤 - Google Patents

突板化粧加工用接着剤

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JPS63168479A
JPS63168479A JP31018686A JP31018686A JPS63168479A JP S63168479 A JPS63168479 A JP S63168479A JP 31018686 A JP31018686 A JP 31018686A JP 31018686 A JP31018686 A JP 31018686A JP S63168479 A JPS63168479 A JP S63168479A
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片岡 優子
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野1 本発明は、突板化粧加工用接着剤に関するものである。
詳しくは、突板表面の干割れ抵抗性にすぐれ、かつ、突
板表面への接着剤の滲み出し汚染が生じない、突板化粧
合板用接着剤に関するものである。
[従来の技術及びその問題点l 従来、突板化粧合板用接着剤として、アミノ樹脂と小麦
粉;アミノ樹脂とホモ酢酸ビニル樹脂と小麦粉;アミノ
樹脂とエチレン−酢酸ビニル樹脂と小麦粉の混合品が供
されているが、これら接着剤では、突板の干割れ、接着
剤の突板表面への滲み出しが発生する。これらを改良し
た接着剤として、特公昭5B−34196号公報には、
ブタジェン又はイソプレンの共役ジエンとこれらと共重
合するビニルモノマーと7ミノ基やN−メチロール基な
どと反応する反応性モノマーとを共重合した変性合成ゴ
ムラテックスとアミノ樹脂との混合物接着剤が提案され
ている。
しかし、この変性合成ゴムラテックスとアミノ樹脂との
混合物接着剤においても、突板の干割れ防止は末だ十分
ではない面がある。一方。
特公昭40−22480号公報及び特公昭47−292
91号公報などには、突板と台板の間に織物、紙などを
介在させ、アミノ樹脂と酢酸ビニル樹脂と小麦粉、及び
変性合成ゴムラテックスと小麦粉とアミノ樹脂との混合
物で接着し、突板の干割れを防止するという特許がみら
れ、現にその製品は市販され、優れた評価を得ている。
しかしながら、突板と合板合板との間に織物や紙を介在
させる突板化粧合板の製造方法では、合板合板の表面に
接着剤を塗布し、織物、紙を接着した後、織物(紙)の
上に再度接着剤を塗布し、突板と織物(紙)と合板合板
とを接着する方法のため、工程上2回も接着剤を塗布し
なければならず、接着工程が煩雑化し、更に織物、紙を
使用することにより大幅なコストアップになる事は明ら
かである。又、突板と織物、紙と合板合板を同時接着し
ようとする場合、その安定したMM性を得る為めには接
着剤の塗布量を多くするため、突板表面への接着剤の滲
み出し現象が発生し、実用上支障が出る。
そのため、突板表面への接着剤の滲み出し汚染を防止す
るために、アミノ樹脂と酢酸ビニルエマルジョン接着剤
、及び変性合成ゴムラテックスと7ミノ樹脂温合品接着
剤を合板合板に塗布した後、接着剤が半乾燥の状態の時
に熱圧を行うようにしなければならない、変性合成ゴム
ラテックスとアミノ樹脂の混合接着剤は、アミノ樹脂単
独又はアミノ樹脂とホモ酢酸ビニルエマルジョン混合接
着剤と比べると、突板表面への接着剤の滲み出し量は少
なく、干割れ発生は少ないが、未だ実用−に十分満足さ
れていない。
本発明はかかる従来技術の有する問題点を解消した突板
化粧加工用接着剤を提供することを目的とし、突板の干
割れ抵抗性の向上が織物や紙を介在することなく接着剤
のみで解決出来、更に、突板表面への接着剤の滲み出し
が、接着剤を敢えて半乾燥する様な作業工程を行なわな
くても実用上満足出来るようなものを提供することを目
的とする。
E問題点を解決するための手段] 本発明は、酢酸ビニル、N−メチロールアクリルアミド
およびアクリル酸類を共重合したエマルジョン樹脂とア
ミノ系樹脂とから成る突板化粧加工用接着剤に存する。
本発明で使用される、酢酸ビニル、N−メチロールアク
リルアミドおよびアクリル酸類を共重合せしめてなるエ
マルジョン樹脂の好ましい例は、0.5〜20重量%の
N−メチロールアクリルアミドと、 0.1〜8重量%
のアクリル酸類と、残りが酢酸ビニルの組成のものであ
る。
上記共重合するアクリル酸類の例としては、アクリル酸
、アクリル酸エステル(アクリル酸メチルエステル、ア
クリル酸エチルエステル、アクリル酸ブチルエステル、
アクリル酸アミノエステルなど)、メタクリル酸エステ
ル(メタクリル酸メチルエステル、メタクリル酸エチル
エステル、メタクリル酸プロピルエステル、メタクリル
酸ブチルエステル、メタクリル酸アミノエステルなど)
、イタコン酸、クロトン酸、マレイン酸、フマル酸等が
あげられる。
これらのアクリル酸類は、単独で使用出来また併せて用
いることが出来る。
アクリル酸類の量は0.1〜8%重量%が適当である。
アクリル酸類の量が、0.1%未満では、接着剤層の弾
性が乏しくなり、突板の干割れ発生が多く、保存安定性
(分離、粗粒子の発生)の良好なN−メチロールアクリ
ルアミド−アクリル酸類−酢醜ビニル共重合エマルジ重
ンが得られ難い。
一方、アクリル酸類の量が、8重量%を超える場合には
、接着剤が突板表面へ滲み出しし、汚染を生じやすい。
N−メチロールアクリルアミドの量は0.5〜20重量
%が適当である。
N−メチロールアクリルアミドが0.5i i%未溝の
場合は、接着剤の耐水性、耐熱性が乏しくなり、当該加
工製品の製造工程中熱圧(80〜120°0)にて接着
を行うと、パンク、ふくれ等の不良を生じる。
一方、N−メチロールアクリルアミドが21重量%を超
える場合には、 接着剤層の弾性が乏しくなり、干割れ
が発生しやすく、実用上不充分となる。
本発明で使用されるアミノ系樹脂としては、公知の尿素
、メラミン、グアナミン類等のアミノ系化合物の1種も
しくは2種以上とホルムアルデヒドとの縮合樹脂、又は
、これらの樹脂をフェノール類、ポリビニルアルコール
、フリフリルアルコール等で一部変性した変性樹脂が例
示され、前記樹脂においてそれらモル比がホルムアルデ
ヒド/アミノ系化合物=1.5〜3.0で固形分35〜
100重量%の樹脂が好ましい例として例示される。
本発明の酢酸ビニルとN−メチロールアクリルアミドお
よびアクリル酸類を共重合したエマルジョン樹脂とアミ
ノ系樹脂との混合比率は、固形分換算でN−メチロール
アクリルアミド−アクリル酸類−酢酸ビニル共重合体エ
マルジョン樹脂/アミノ系樹脂=100部/1〜200
部重贋比であるが、実用上は、この比が100部/10
〜100部重量比(固形部換算)であることが好ましい
この比が、100/1部未満よりアミノ系樹脂が少ない
場合は、耐水性、耐熱性が悪く、熱圧(80〜 120
℃)にて接着するときパンク、フクレ現象による接着不
良を起こしやすい。
この比が、+oo /200部よりアミノ系樹脂が多い
場合は、本発明の目的である突板表面への滲み出し汚染
と干割れ防止が茶十分となる。
本発明の接着剤に、従来の合板製造用、突板製造用の接
着剤に配合される充填剤、増量剤としての物質例えば小
麦粉、澱粉類、脱脂大豆粉、血粉、クルミ穀等の有機質
系、クレー、カオリン、ゼオライト等の酸性無機系物質
が使用し得るが、このうち小麦粉、澱粉類が、冷水では
糊化が少なく、接着時の加熱によって、糊化、粘〉出液
となるので、より好ましい。
充填剤、増量剤の配合割合は、通常、粘度が50〜50
0ポイズ/25℃になる畦である。
また、本発明の組成物には、ポリビニルアルコールメチ
ルセルローズ、カルボキシメチルセルローズ、ヒドロオ
キシエチルセルローズ、ポリエチレンオキド、アルギン
酸等の水性増粘剤を配合することが出来る。
さらに、本発明において、アミノ系樹脂を硬化させる為
めに使用する塩化アンモニウム、酸類の塩酸、蓚酸、パ
ラトルエンスルフォン酸、酒石酸、無水フタル酸の如き
公知の硬化剤を接着剤とともに併用してもよい。
本発明の酢酸ビニルとN−メチロールアクリルアミドお
よびアクリル酸系とを共重合したエマルジョン樹脂は例
えば次の方法により得ることができる。
ポリビニルアルコール 純     水 酢酸ビニル単量体 アンモニア水 硫酸第一鉄アンモニウム よりなる混合物を窒素中で加熱。
次に、触媒を加え重合を開始。
次の各モノマー液を別々に同時に連続的に混合液に加え
る。
七ツマー液 I N−メチロールアクリルアミド 純   水 モノマー液 2 酢酸ビニル単量体 アクリル酸 tert−ブチルヒドロキシルオキシドモノマー液1及
び2添加終了後、熟成し、冷却を行ない酢酸ビニルとN
−メチロールアクリルアミドおよびアクリル酸とを共重
合した二でルジオンを得る。
[実施例1 実施例1 酢酸ビニルとN−メチロールアクリルアミドとアクリル
酸とを共重合したエマルジョン樹脂(酢酸ビニル82.
1重量%、N−メチロールアクリルアミド 6.9重量
%、アクリル酸1.0 重量%、以下AA−N−MAM
−VACと略す)100部(重量、以下同じ)に尿素−
メラミン共重合樹脂(モル比:ホルムアルデヒド/尿素
−メラミン=2.2固形分52重量%)20部を添加混
合した組成物を得た。この組成物100重量部に対しコ
ンスターチ23重捕部を添加混合して、粘  ・度 1
10P/25°Cの突板化粧合板用接着剤を得た。
実施例2 AA−N−MAM−VAC100部に対し尿素−メラミ
ン共重合樹脂(モル比:ホルムアルデヒド/尿素−メラ
ミン−2,2固形分52重量%)30部を添加混合した
組成物を得た。
この組成物 100重量部に対して小麦粉18重量部、
水7重量部添加混合して粘度200P/25℃の突板化
粧合板用接着剤を得た。
実施例3 酢酸ビニルとN−メチロールアクリルアミドとアクリル
酸エチルエステルとを共重合したエマルジョン樹脂(酢
酸ビニル92.1重量%、N−メチロールアクリルアミ
ド8.8重量%、アクリル酸エチルエステル1.0重量
%)100部に尿素−メラミン共重合樹脂(モル比:ホ
ルムアルデヒド/尿素−メラミン−2,2固形分52重
量%)30部を添加混合した組成物を得た。
この組成物100重量部に対して小麦粉18重量部、水
7重量部添加混合して粘度200P/25℃の突板化粧
合板用接着剤を得た。
実施例4 AA−N−MAM−VAC100部に対して尿素樹脂、
及び尿素−メラミン共重合樹脂として4−1ホルムアル
デヒド/尿素=1.’3 30部4−2ホルムアルデヒ
ド/尿素=]、230部4−3ホルムアルデヒド/尿素
−メラミン=2.2  30部 4−4ホルムアルデヒド/尿素・メラミン=2.5  
30部 を各々添加混合し組成物を得た。
この各々の組成物 100部に対して小麦粉18重量部
、水7重量部添加混合して粘度200P/25℃の突板
化粧合板用接着剤を得た。
比較例1 酢酸ビニルエマルジョン(固形分45部粘度600P/
30℃)樹脂 100部に尿素樹脂(モル比:ホルムア
ルデヒド/尿素=1,9固形分73%粘度25ρ/25
℃)30重量部を添加混合して接着剤組成物を得た。こ
の組成物100重量部に対して小麦粉18重量部水10
重量部添加し混合して粘度200P/25℃の突板化粧
合板用接着剤を得た。
比較例2 カルボキシ変性したスチレン−ブタジェン合成ゴムラテ
ックス(固形分50重量%(日本合成ゴム (株)) 100重量部に尿素樹脂(モル比:ホルムアルデヒド/
尿素=1.8固形分54%)50重量部を添加混合し接
着剤組成物を得た。
この組成物 100重量部に対して小麦粉28重量部水
15重量部を添加し混合して粘度200P/25℃の突
板化粧合板用接着剤を得た。
このようにして得られた突板化粧合板用接着剤を次記作
業条件に示す、表面の厚さ0.7m/sの5プライ12
m/w厚ラワン合板に、塗付量90g/rr+’および
 150 g / m’塗付し、0.2m/m厚の、楯
 ケヤキ米松、タモ突板の4種類毎に上記の配合糊を塗
付した12+++/m厚ラワン合板上に突板を重ね、2
0℃で1分間と10分間の堆積時間をとった後熱圧条件
110℃ 7〜8 kg/cm’  60秒で接着した
上記、接着した突板化粧合板の干割れ程度を、特殊合板
の日本農林規格の寒熱繰り返しB試験と、乾湿くり返し
試験及び高温繰り返し試験により行った。
又、上記、接着した突板化粧合板の接着性の評価は、普
通合板の日本農林規格の二類浸せきはくり5サイクル試
験により行った。
上記接着した突板化粧合板の滲み出し汚染は、肉眼によ
り汚染程度を観察した。
これらの試験結果を第1表および第2表に示した。
1 作業条件 台  板: 12m/s厚 表裏0.7謬1l15プラ
イラワン合板 突板単板: 0.2m/m厚 40〜60%含水、ケヤ
キ、米松、タモ 塗布量: 90g/rn’と 150g/rn’堆  
積:開放堆積時間  30秒以内720℃閉鎖堆積時間
  1分と10分 熱  圧:100℃ 7〜8 kg/crn’  80
秒2 試験方法 2−1干割れ試験方法 a〉熱くり返しB試験 15c+a平方の試験片の周囲を金属枠で固定し80±
3℃の恒温器中に2時間放置した後、−20±3℃の恒
温器中に2時間放置する工程を1サイクルとし、12サ
イクル繰り返し、室温に達するまで放置し、割れの個数
、を肉轍で調べる。
b〉乾湿繰り返し試験 2.5 X20Cゴの試験片を20±2℃、90〜98
%RHの恒温恒湿器中に6時間放置後、60±3℃恒温
器中に1日放置する工程を1サイクルとし5サイクル繰
り返し、室温に達するまで放置し、割れの個数を肉眼で
調べる。
C〉高温繰り返し試験 2.5 X20cm”の試験片を40±2℃の 電器中
に30分間放置後、80±3℃の恒温器中に 150分
放置する工程を1サイクルとして、4サイクル繰り返し
、室温に達するまで放置し、割れの個数を肉眼で調べる
2−2〉滲み出し汚染試験方法 30X 30cmの試験片にワイピング塗装を行ない、
塗装のはじきによりしみ出しの有無を目視において判定
する。
2−3〉接着性能 二類浸漬はくり5サイクル試験 一片が75mmの正方形状の試験片を70±3℃の温水
中に2時間浸せきした後、60±3℃の温水で3時間乾
燥する工程を5サイクル行い接着層のはくり長さをil
+一定する。
比較例3 酢酸ビニルエマルジョン(固形分45%、粘度800 
F/30℃、樹脂100部に尿素樹脂(モル比尿素/ホ
ルムアルデヒド=1.9固形分73%粘度25P/25
℃) 30重量部添加混合して、接着剤組成物を得た。
この組成物100重量部に対して小麦粉18重量部水1
2重量部添加し混合して粘度150p/25℃の突板化
粧合板用t1着剤を得た。
この得られた突板化粧合板用接着剤を用い、表面の厚さ
0.7m/sの5プライ12m/腸厚ラワン合板にこの
突板化粧合板用接着剤を120g/m″塗布した後、3
1g/m″の非サイジング−クラフト紙をゴムロールで
仮接着し、 40℃の乾燥器中で15分乾燥する。
指触乾燥完了後、平盤プレスにより10kg/ c m
”100℃、60秒熱圧する。
オ窃、ケヤキ、米松、タモ突板の4種類毎に上記の接着
剤を塗布したクラフト紙合板の上に突板を重ね、20℃
で1分間と10分間の堆積時間をとった後、熱圧条件1
10℃、7〜8kg/rn”、60秒で平盤プレスにて
接着した。
前記と同様の試験方法に基ずく、干割れ、接着性の評価
および滲み出し汚染の試験結果を第1表および第2表に
示した。
、7/ 、、、、、/ 7・″ 、、、、、/ 、、、7 【発明の効果1 (1)本発明によれば、上記実施例にも示すように、突
板の干割れ防止性に優れた接着剤を得ることができた。
合板に美観を目的として突板単板を貼発着してなる突板
化粧合板において、突板表面の美観はその高量価値を高
める上で極めて重要であり、突板単板の干割れにより突
板表面の美観を損うことは防止されねばならない0本発
明にぞよれば突板化粧加工製造工程における熱圧直後の
みならず、製造後の日時の経過によって突板表面の干割
れ現象を防止した突板化粧合板の提供を可能とする。
(2)本発明によれば、当該干割れを、織物や紙の介在
を必要とせずに、#1c着剤の使用のみで解決でき、突
板化粧合板の製造工程を簡略化し、コストの低減を果す
ことができた。
(3)本発明接着剤によれば突板表面への滲み出し汚染
が回避される。
突板単板にあっては、原木の歩出り向上の観点等から増
々薄くなる傾向にあるが1本発明によればかかる薄手の
突板単板を使用する場合にあっても、突板表面への滲み
出しを防止することができ、前述したような、突板化粧
合板における商品価値を左右する美観を損うことが回避
された。
(4)本発明によれば、従来のごとく、その滲を出しを
防止するために、接着剤をあえて半乾燥するような作業
工程を必ずしも必要とせずに実用上満足できる突板化粧
合板を得ることができた。
(5)本発明によれば、突板単板の材種の変更に対して
も広く、上記滲み出し汚染や干割れ防止をはたすことが
できた。
(6)本発明によれば、このように、干割れ抵抗性に優
れ、しかも、突板表面への滲み出し汚染が防止される他
に、本発明の接着剤は耐水性、耐熱性は良く、かつ熱圧
(特に高温下)にて接着する際に、パンク、フクレ現象
を生じ難い優れた突板化粧加工用の接着剤を提供するこ
とができた。
以上の説明では主として本発明者によってなされた発明
をその背景となった利用分野である、合板上に突板単板
を貼着する突板化粧合板に適用した場合について説明し
たが、それに限定されずに、当該合板に代えてパーティ
クルボードやファイバーボード等のごとき木質加工台板
に突板単板を貼着する場合、あるいは、必要としないが
紙や織物を貼着させるような場合等広く突板化粧加工の
分野に適用することができる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 酢酸ビニル、N−メチロールアクリルアミドおよびアク
    リル酸類を共重合したエマルジョン樹脂とアミノ系樹脂
    とから成る突板化粧加工用接着剤。
JP61310186A 1986-12-29 1986-12-29 突板化粧加工用接着剤 Expired - Lifetime JPH0717881B2 (ja)

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