JPS63167558A - レ−ザ記録装置 - Google Patents

レ−ザ記録装置

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JPS63167558A
JPS63167558A JP61310246A JP31024686A JPS63167558A JP S63167558 A JPS63167558 A JP S63167558A JP 61310246 A JP61310246 A JP 61310246A JP 31024686 A JP31024686 A JP 31024686A JP S63167558 A JPS63167558 A JP S63167558A
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light
circuit
signal
semiconductor laser
intensity
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JP61310246A
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Takashi Shiyouji
たか志 荘司
Takenori Tomita
富田 武憲
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、画像信号に基づいて変調されたレーザビーム
を感光材料上に走査させて連続調画像を記録するレーザ
記録装置、特に詳細にはレーザビームの光強度をアナロ
グ的に変調して高階調の画像を記録できるようにしたレ
ーザ記録装置に関するものである。
(従来の技術) 従来より、光ビームを光偏向器により偏向して感光材料
上に走査させ、該感光材料に画像を記録する光走査記録
H置が広く実用に供されている。
このような光走査記録装置において光ビームを発生する
手段の1つとして、半導体レーザが従来から用いられて
いる。この半導体レーザは、ガスレーザ等に比べれば小
型、安価で消費電力も少なく、また駆e雷流を変えるこ
とによって直接変調が可能である等、数々の長所を有し
ている。
しかしながら、その反面この半導体レーザは、第2図に
示すように駆動電流に対する光出力特性が、LED領域
(自然発光領域)とレーザ発振領域とで極端に変わるの
で、連続調画偉の記録には適用困難であるという問題が
有る。すなわち上記の駆動電流対光出力特性が線形であ
るレーザ発振領域のみを利用して強度変調を行なうと、
光出力のダイナミックレンジがたかだか2桁程度しかと
れない。周知のように、この程度のダイナミックレンジ
では高品位の連続調画像を得ることは不可能である。
そこで例えば特開昭56−115077号、同56−1
52372号等に示されるように、半導体レーザの光出
力は一定とするとともに、該半導体レーザを連続的に0
N−OFFさせて走査ビームをパルス光とし、このパル
スの数あるいは幅を各画素毎に制御して走査光量を変化
させることにより連続調画像を記録する試みもなされて
いる。
ところが上記のようなパルス数変調あるいはパルス幅変
調を行なう場合には、例えば画素クロック周波数がIM
Hzのとき、濃度スケールすなわち走査光量の分解能を
10bit(約3桁)確保しようとすると、パルスの周
波数は少なくとも1GHzと極めて高く設定しなければ
ならない。半導体レーザ自体はこの程度の周波数で0N
−OFFすることも可能であるが、パルス数制御あるい
はパルス幅制御のためのパルスカウント回路等はこのよ
うな高周波数に対応して作動し得ず、結局は画素クロッ
ク周波数を上記の値よりも大幅に下げなければならない
。従って装置の記録速度を大巾に下げざるをえない。
さらに上記の方法にあっては、各画素の記録期間中に出
力されるパルスの数あるいは幅に依存して半導体レーザ
チップの発熱量が変化し、そのために半導体レーザの駆
動電流対光出力特性が変化し、1パルス当りの露光量が
変動してしまうこともある。こうなると記録両会の階調
にズレが生じ、高品位の連続調画像を得ることは不可能
となる。
一方、例えば特開昭56−71374号に示されるよう
に、上記パルス数変調あるいはパルス幅変調と、前述し
た光強度変調とを組み合わせて高階調画像を記録する方
法も提案されている。しかしこの場合にも、上記のよう
にパルスの数あるいは幅に依存して半導体レーザチップ
の発熱量が変化し、その結果1パルス当りの露光量が変
動してしまうという問題が同様に生じる。
上記のことを鑑みると、例えば1m度スケール1Qbi
tつまり1024階調程度の高1@調画像を記録するに
は、前述の第2図に示したLED領域とレーザ発振領域
とに亘りて光強度変調を行なって、光出力のダイナミッ
クレンジを3桁程度確保可能とすることが望まれる。し
かし上記2つの領域に亘ると、半導体レーザの駆動電流
対光出力特性は当然線形ではなくなるので、高階調画像
を容易かつ#1度良く記録できるように画像信号の一定
吊変化に対して等濃度間隔で画像濃度を制御可能とする
ためには、上記の特性を何らかの方法で補償して半導体
レーザの発光レベル指令信号と光出力との関係を線形に
変える必要がある。
上記半導体レーザの発光レベル指令信号と光出力との関
係を線形にする回路として従来より、レーザビームの光
強度を検出し、この検出された光強度に対応する帰還信
号を半導体レーザの発光レベル指令信号にフィードバッ
クさせる光出力安定化回路(以下、APC回路と称する
)が知られている。第3図はこのAPC回路の一例を示
すものであり、以下、この第3図を参照してAPC回路
について説明する。半導体レーザ1の発光強度を指令す
る発光レベル指令信号y refは、加算点2を通して
電圧−電流変換アンプ3に入力され、該アンプ3はこの
指令信号V rafに比例した駆1llJ電流を半導体
レーザ1に供給する。半導体レーザ1から前方に出射さ
れた光ビーム4は、図示しない走査光学系を通して感光
材料走査に利用される。
一方半導体レーザ1の後方側に出射された光ビーム5の
強度は、例えば半導体レーザのケース内に設置された光
示モニタ用のピンフォトダイオード6によって検出され
る。こうして検出される光ビーム5の強度は、実際に両
会記録に利用される上記光ビーム4の強度と比例関係に
ある。該光ビーム5の強度、すなわち光ビーム4の強度
を示すフォトダイオード6の出力電流は、電流−電圧変
換アップ7によって帰還信号(電圧信号)Vpdに変換
され、該帰還信号Vpdは前述の加算点2に入力される
。この加算点2からは、上記発光レベル指令信号V r
efと帰還信号Vpdとの偏差を示す偏差信号■eが出
力され、該偏差信号■eは前記電圧−電流変換アンプ3
によって電流に変換され、半導体レーザ1を駆動する。
上述の加算点2から電圧−電流変換アンプ3、半導体レ
ーザ1、フォトダイオード6、電流−電圧変換アンプ7
を経て加算点2に戻るループで構成されるAPC回路の
ループゲインが十分大きく確保されれば、発光レベル指
令信号対半導体レーザ光出力の関係は線形となる。
(発明が解決しようとする問題点) 上記のようなフィードバックループで構成されているA
PC回路においては、半導体レーザの発光応答性は、帯
域が広いほど高く、狭いほど低くなる。またLDは利得
変化素子であり、APC回路は光出力が高いほど帯域が
広がり応答性が上がる。つまり応答性が低くて問題とな
るのは低出力のときで鮮鋭度が劣化してしまう。APC
回路の帯域を全光φレベルにてアップできれば問題はな
いが、現実にはオペアンプの高周波特性、光検出器の接
合容量等で制限を受ける。
このような不具合を無くすため、APC回路のカットオ
フ周波数をできるだけ高くとって低出力での応答性を上
げるように回路設計することも考えられるが、そのよう
にすると今度はAPC回路のループゲインを高く取れず
、発光レベル指令信号対半導体レーザ光出力の関係を線
形に補正することが困難になる。
本発明は上記のような事情に鑑みてなされたものであり
、APC回路のループゲインを低下させることなく半導
体レーザの発光応答性を高めて、鮮鋭度の高い画像を記
録することができるレーザ記録装置を提供することを目
的とするものである。
(問題点を解決するための手段) 本発明のレーザ記録装置は、半導体レーザと、該半導体
レーザから射出された光ビームを感光材料上に走査させ
るビーム走査系と、画像信号に対応した発光レベル指令
信号を生成し、該信号に基づいて前記半導体レーザの駆
vJt流を制御してレーザビームの光強度を変調するレ
ーザ動作制御回路とを備えたレーザ記録装置において、
上記レーザ動作制御回路に、前述したAPC回路を設け
るとともに、このAPC回銘の前段において発光レベル
指令信号を通過させるように配され、APC回路のカッ
トオフ周波数近辺から高域側に向かってゲインが次第に
高くなるように形成されたフィルタ回路を設けたことを
特徴とするものである。
上述のフィルタ回路としては、例えばリードラグフィル
タを用いることができる。
(作  用) 上記のようなフィルタ回路とAPC回路とを含めた系の
帯域は、APC回路のみの帯域と比較すると、より広い
ことになる。
(実 施 例) 以下、図面に示す実施例に基づいて本発明の詳細な説明
する。
第1図は本発明の一実施例によるレーザ記録装置を示す
ものである。画像信号発生器10は、連続調画像を担持
する画像信号S1を発生する。この画像信号S1は一例
として10bitの濃度スケールの連続調画像を示すデ
ジタル信号である。画像信号発生器10は後述するライ
ンクロックS2に基づいて1主走査ライン分の信号を切
り換え、また画素クロックS3に基づいて各画素毎の画
像信号S1を出力する。本例において画素クロック周波
数はI M Hz 、換言すれば1画素記録時間は1μ
sec  (秒)に設定される。
上述の画僚信号S1はマルチプレクサ11を通し、RA
Mからなる補正テーブル40において後述する補正を受
けて、例えば15bitの発光レベル指令信号S5に変
換される。この発光レベル指令信@S5はマルチプレク
サ15を介してD/A変換器16に入力され、ここでア
ナログの電圧信号からなる発光レベル指令信号V re
fに変換される。この発光レベル指令信号V rcfは
、APC回路8の加算点2に入力される。APC回路8
の電圧−電流変換アンプ3、半導体レーザ1、フォトダ
イオード6、電流−電圧変換アンプ7はそれぞれ、先に
説明した第3図の回路における電圧−電流変換アンプ3
、半導体レーザ1、フォトダイオード6、電流−電圧変
換アンプ7と同様に作動するものであり、したがって半
導体レーザ1からは発光レベル指令信号Vrafに対応
したくつまり画像信号S1に対応した)強度の光ビーム
4が発せられる。
なお本装置においては加算点2の前段に、発光レベル指
令信号V refを通過させるリードラグフィルタ50
が配置されているが、これの作用については後に説明す
る。
上記光ビーム4はコリメータレンズ17に通されて平行
ビームとされ、次に例えばポリゴンミラー等の光偏向器
18に入射してそこで反04偏向される。
こうして偏向された光ビーム4は、通常fθレンズから
なる集束レンズ19に通されて感光材料20上において
微小なスポットに集束し、該感光材料20上をX方向に
走査(主走査)する。感光材料20は図示しない移送手
段により、上記主走査方向Xと略直角なY方向に移送さ
れ、それによって光ビーム4の副走査がなされる。こう
して感光材料20は光ビーム4によって2次元的に走査
され、感光する。前述したように光ビーム4は画像信号
S1に基づいて強度変調されているので、この感光材料
20上には、画像信号S1が担持する連続調画像が写真
潜像として記録される。なお上記のように光ビーム4が
感光材料20上を走査するとき、主走査の始点を該ビー
ム4が通過したことが光検出器21によって検出され、
該光検出器21が出力する始点検出信号S6がクロック
ジェネレータ36に入力される。クロックジェネレータ
36はこの始点検出信号S6の入力タイミングに同期さ
せて、前述のラインクロックS2および画素りOツクS
を出力する。
次に感光材料20は現lII機22に通されて、そこで
現像処理を受ける。それにより感光材料20上には、上
記連続調画像が可視像として記録される。
ここで、前述の補正テーブル40における画像信号S1
の補正について説明する。該補正テーブル40は階調補
正テーブル12、逆log変換テーブル13゜および半
導体レーザ1の発光レベル指令信号対光出力特性を線形
に補正する補正テーブル(以下、V−P特性補正テーブ
ルと称する)14からなる。
上記階調補正テーブル12は、感光材料20およびその
現像処理系の階調特性を補正する公知のものである。こ
の階調補正テーブル12は、補正特性が固定のものが用
いられてもよいが、本実77i例においては、感光材料
20の階調特性が0ツト毎に変化したり、あるいは現像
@22中の現像液特性が経時変化すること等を考慮して
、実際の階調特性に対応して補正特性を適宜修正可能に
構成されている。
すなわちテストパターン発生回路26からは、感光材料
20上における何段階か(例えば16段階)の画像濃度
を担持するテストパターン信号S4が出力され、該信号
S4はマルチプレクサ11に入力される。この際マルチ
プレクサ11は、前述のように画像信号S1を補正テー
ブル40に入力させる画像記録時の状態から切り換えら
れて、上記テストパターン信号S4を補正テーブル40
に入力させる状態とされる。半導体レーザ1はこのテス
トパターン信号S4に基づいて前述のように駆動され、
したガって光ビーム4が強度変調される。それにより感
光材′4420上には、段階的に濃度が変化する例えば
16個のステップウェッジ(テストパターン)が写真潜
像として記録される。この感光材′P420は現@機2
2に送られ、上記ステップウェッジが現像される。現体
後この感光材料20は濃度計23にセットされ、上記ス
テップウェッジの各々の光学濃度が測定される。こうし
て測定された光学m度は、各ステップウェッジと対応付
けて濃度値入力手段24に入力され、該濃度値入力手段
24からは各ステップウェッジの光学濃度を示す濃度信
号S7が出力される。この濃度信号S7はテーブル作成
手段37に入力され、該テーブル作成手段37はこの濃
度信号S7と前記テストパターン信号S4とに基づいて
、所定の画像信号S1の値によって所定の画ti11度
が得られる階調補正テーブルを作成する。
この階調補正テーブルは前述のように16段階程度の両
件信号値をそれぞれ所定の画像濃度値に対応させるもの
である。この階調補正テーブルを示すデータS8はデー
タ補間手段38に入力され、ここで補間処理がなされて
、1024段階(=10bit)の画像信@$1に対応
できる階調補正テーブルが得られる。この階調補正テー
ブルを示すデータS9に基づいて、前述の階調補正テー
ブル12が形成される。
画像信号S1に基づく画像記録時には、マルチプレクサ
11を介して階調補正テーブル12に入力された画像信
号S1が、このIII調補正補正テーブル12って信号
81’に変換され、次いで逆log変換テーブル13に
より発光レベル指令信@S1”に変換される。
次に■−P特性補正テーブル14について説明する。A
PC回路8において、帰還信号Vpdを加算点2にフィ
ードバックさせても、発光レベル指令信号と光ビーム4
の強度との関係を理想的なもの(第4図の実線表示の関
係)とすることは困難である。すなわちこの理想的な関
係を得るためには、APC回路8のループゲインを70
dB程度と極めて高く設定することが必要であるが、現
状ではこのような高いループゲインを実現することは極
めて難しい。v−P特性補正テーブル14は、上記の理
想的な関係を得るために設けられている。すなわち、発
光レベル指令信号V refと半導体レーザ1の光出力
との理想的な関係を第5図にaで示す直線とし、実際の
関係を同じく第5図にbで示す曲線とすると、V−P特
性補正テーブル14は、発光レベル指令信号81″がそ
のままD/A変換された場合の電圧値がVinであった
と仮定すると、この電圧値VinをVなる値に変換する
ように形成されている。つまり発光レベル指令信号Vr
efの値がVinであったとすると、P′の光強度しか
得られないが、上記の変換がなぎれていれば、電圧値V
inに対してPoの光強度が得られる。すなわち発光レ
ベル指令信号S1nに対応する電圧値■inと光出力P
fどの関係は、線形なものとなる。
このようになっていれば、画像信号S1を所定量変化さ
せることにより、感光材料20における濃度を等間隔で
制御できる。また第5図の特性曲線すは、前述したよう
に半導体レーザ1をそのLED領域とレーザ発振領域に
亘って駆動させた場合のものであり、このようにすれば
3桁程度の光出力ダイナミックレンジが確保されるから
、前述のように1024段階程度の高p1!i調画像を
、容易にかつ高精度で記録できるようになる。
以上述べたように、半導体レーザ1の駆動電流対光出力
特性が非線形であることに起因する発光レベル指令信号
対レーザ光出力特性の非線形性を、V−P特性補正テー
ブル14によって線形に補正すれば、電圧−電流変換ア
ンプ3、半導体レーザ1、フ゛4トダイオード6、電流
−電圧変換アンプ7から加算点2に戻る系で構成される
APC回路8のループゲインには、上記非線形性を補正
するのに必要なゲインを含まなくて済むようになる。す
なわちこのループゲインは、半導体レーザ1の動作中に
生じる過渡的温度変化、あるいは半導体レーザ1のケー
ス温度一定化制御の誤差やハンチングによる半導体レー
ザ1の駆動電流対光出力特性からのズレを補正するため
、さらにはアンプ等のドリフトを補正するために必要な
だけ確保されていればよい。具体的には、例えば画素ク
ロック周波数がIMI−12で、半導体レーザ1が光出
力3mWで作動している状態において、上記ループゲイ
ンは30dB程度確保されていれば十分である。この程
度のループゲインは、現在の技術水準で容易に確保可能
である。
ここで上記V−P特性補正テーブル14の作成について
説明する。第1図の装置には、テーブル作成装置35が
適宜接続されつるようになっている。
このテーブル作成装置35は、テスト信号発生回路27
、テーブル作成回路28およびメモリ29からなる。
V−P特性補正テーブル14を作成する際には、上記テ
スト信号発生回路27からレベル可変のデジタルテスト
信号S10が出力され、マルチプレクサ15に入力され
る。この際該マルチプレクサ15は、前述のように発光
レベル指令信@S5を0/A変換器16に送る両会記録
時の状態から切り換えて、テスト信号810をD/A変
換器16に送る状態とされる。またテーブル作成回路2
8は、APC回路8の電流−電圧変換アンプ7が出力す
る帰還信号Vpdが入力されるように接続される。テス
ト信号810は、段階的にレベルが増大あるいは減小す
るように出力される。そしてこのときテーブル作成回路
28は、内蔵するレベル可変信号発生器から、まず最低
の光出力に対応する基準信号を発生させ、該基準信号と
帰11@号Vpdとを比較する。この基準信号は、第5
図における電圧値vinを有するものである。そしてテ
ーブル作成回路28は、これら両信号が一致したときの
テスト信号S10の値をラッチする。このラッチされた
テスト信号S10が示す電圧値は、第5図における電圧
値Vに相当するものであるから、上記電圧値VinとV
との関係が分かる。テーブル作成回路28は上記基準信
号の値を1024通りに変えて、それぞれの場合の電圧
値VinとVとの関係を求める。それにより、先に述べ
たように1024段階の電圧値vinをVに変換する補
正テーブルが作成される。こうして作成された補正テー
ブルはメモリ29に−たん記憶された後、V−P特性補
正テーブル14として設定される。
こうしてV−P特性補正テーブル14を作成した後、テ
ーブル作成装置35はAPC回路8から切り離される。
次に、前記リードラグフィルタ50の作用について説明
する。このリードラグフィルタ50は具体的には、例え
ば第6図に回路を示すパッシブフィルタから構成されて
いる。このリードラグフィルタ50のゲインは、第7図
(b)に示すように、周波数f、まではフラットで、該
周波数f1を超えると次第に増大し、周波数f2を超え
ると再びフラットになるように設定されている。なお第
6図の回路構成においては、 f、=□ 2πRI C f2=□ 2π(Rs Rz / <R1+Rz ))Cである。
一方APC回路8のゲインは第7図(a)に示すように
なっている。すなわち前述した理由により、高域側で帯
域が制限されている。このように形成されたAPC回路
8のカットオフ周波数をfcとすると、上記リードラグ
フィルタ50はほぼf1=fcとなるように構成されて
いる。なおAPC回路8のカットオフ周波数fcは、半
導体レーザ1のゲインとなる微分吊子効率がその光出力
によって変動することにより変動するが、上記周波t 
f tは、最も低いカットオフ周波数、つまり半導体レ
ーザ1の光出力が最低のときのカットオフ周波数fcと
ほぼ等しくなるように設定されている。
APC回路8の前段に上記のようなリードラグフィルタ
50が設けられていることにより、該り−ドラグフィル
タ50からAPC回路8までの系のゲインは第7図(C
)に示すようなものとなる。つまりこの系のカットオフ
周波数はfC’(=fz)となって、APC回路8のカ
ットオフ周波数fcよりも高域側にシフトし、その帯域
がAPC回路8の帯域よりも広がることになる。したが
って半導体レーザ1の発光応答性は、リードラグフィル
タ50が設けられない場合と比べると、上記のようにし
て帯域が広がった分だけ向上する。こうして半導体レー
ザ1の発光応答性が高くな、ると、前述のようにして感
光材料20に記録される画像の鮮鋭度が向上する。
なお上記実施例においては、発光レベル指令信丹S1″
対光出力pfの関係を線形にするV−P補正テーブル1
4が設けられているが、APC回路8のゲインを例えば
70dB程度と十分に大きく確保できれば、このAPC
回路8のみにより第4図の実線で示す理想的な関係が得
られるから、特に上記のようなV−P補正テーブル14
を設ける必要はない。
また、光ビーム4を走査させるビーム走査系には、入射
光強度射光透過率特性み非線形な光学素子、例えば偏光
フィルタや干渉フィルタ、あるいは開口制限板等が設け
られることがあるが、このような場合にはV−P補正テ
ーブル14を、上記非線形性も補償するように形成する
のが好ましい。
(発明の効果) 以上詳細に説明した通り本発明のレーザ記録装置におい
ては、半導体レーザの発光応答性を高めることができる
ので、鮮鋭度の高い良質の連続調画像を記録可能となる
。しかも上記発光応答性を改善する効果は、APC回路
の前段に配したフィルタ回路によって得られるものであ
り、この効果を得るためにAPC回路のループゲインが
低下することがない。したがって本発明装置によれば、
半導体レーザの発光レベル指令信号対光出力の関係を線
形に保ち、′a度分解能の優れた精細な連続調画像を記
録可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例によるレーザ記録装置を示す
概略図、 第2図は半導体レーザの駆動電流対光出力特性を示すグ
ラフ、 第3図は半導体レーザ光出力安定化回路の一例を示すブ
ロック図、 第4図は発光レベル指令信号と半導体レーザ光出力との
関係を示すグラフ、 第5図は上記実施例@置における■−P特性補正テーブ
ルの作用を説明するグ、ラフ、第6図は上記実施例@置
に用いられたリードラグフィルタの回路図、 第7図は上記リードラグフィルタの作用を説明する利得
線図である。 1・・・半導体レーザ   2・・・加算点3・・・電
圧−電流変換アンプ 4.5・・・光ビーム   6・・・フォトダイオード
7・・・電流−電圧変換アンプ 8・・・APC回路    10・・・画像信号発生器
14・・・V−P特性補正テーブル 16・・・D/A変換器   17・・・コリメータレ
ンズ18・・・光偏向器     19・・・集束レン
ズ20・・・感光材料     35・・・テーブル作
成装置50・・・リードラグフィルタ $1・・・画像信号 S5、yrer・・・発光レベル指令信号Vpd・・・
帰還信号    ■e・・・偏差信号第2図 第31」 第4図 第5図 (J       Vin  V     logVr
ef第6図 第7図 町;j仮 (自 発〉手続ンF13 、iE書 特許庁長官 殿           昭和62年2月
9日特願昭61−310246号 2、発明の名称 レーザ記録装置 3、補正をする者 事件との関係    特許出願人 4、代理人

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 光ビームを発する半導体レーザと、 前記光ビームを感光材料上に走査させるビーム走査系と
    、 画像信号に対応した発光レベル指令信号を生成し、該信
    号に基づいて前記半導体レーザの駆動電流を制御して前
    記光ビームの強度を変調するレーザ動作制御回路とを有
    するレーザ記録装置において、 前記レーザ動作制御回路に、前記光ビームの強度を検出
    し、この検出された光強度に対応する帰還信号を前記発
    光レベル指令信号にフィードバックさせる光出力安定化
    回路と、 この光出力安定化回路の前段において前記発光レベル指
    令信号を通過させるように配され、前記光出力安定化回
    路のカットオフ周波数近辺から高域側に向かつてゲイン
    が次第に高くなるように形成されたフィルタ回路とが設
    けられていることを特徴とするレーザ記録装置。
JP61310246A 1986-12-29 1986-12-29 レ−ザ記録装置 Granted JPS63167558A (ja)

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EP87119035A EP0273361B1 (en) 1986-12-29 1987-12-22 Laser beam recording method and apparatus
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05167169A (ja) * 1991-12-17 1993-07-02 Fuji Photo Film Co Ltd レーザ記録装置

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JPH05167169A (ja) * 1991-12-17 1993-07-02 Fuji Photo Film Co Ltd レーザ記録装置

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