JPS6316744A - パケツト交換方式 - Google Patents
パケツト交換方式Info
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- JPS6316744A JPS6316744A JP61159735A JP15973586A JPS6316744A JP S6316744 A JPS6316744 A JP S6316744A JP 61159735 A JP61159735 A JP 61159735A JP 15973586 A JP15973586 A JP 15973586A JP S6316744 A JPS6316744 A JP S6316744A
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Landscapes
- Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
- Communication Control (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、パケット交換方式に関し、特に高速のパケッ
ト交換方式に関するものである。
ト交換方式に関するものである。
従来のパケット交換方式におけるバケフトフォ−マット
の一例を第4図に示す。フォーマット40はO3Iの参
照モデル レイヤ2でのフレームフォーマットであり、
隣接局間9局・端末間の各伝送回線での伝送形式である
。フォーマット47はパケット端末間を伝送されるパケ
ットフォーマットであり(O3I参照モデル レイヤ3
)、フレーム40の情報フィールド44で各回線上に伝
送される。
の一例を第4図に示す。フォーマット40はO3Iの参
照モデル レイヤ2でのフレームフォーマットであり、
隣接局間9局・端末間の各伝送回線での伝送形式である
。フォーマット47はパケット端末間を伝送されるパケ
ットフォーマットであり(O3I参照モデル レイヤ3
)、フレーム40の情報フィールド44で各回線上に伝
送される。
フレーム40は、伝送フレームの始まりと終わりを識別
するフラグ(F) 41.46と、送受信装置の識別を
行うアドレスフィールド(A)42と、送受信装置間で
のフロー制御、再送制御を行うための制御フィールド(
C)43と、情報フィールド44と、各フレームの誤り
検出を行うためのフレームチェックシーケンス(Fe2
)45とから構成される。
するフラグ(F) 41.46と、送受信装置の識別を
行うアドレスフィールド(A)42と、送受信装置間で
のフロー制御、再送制御を行うための制御フィールド(
C)43と、情報フィールド44と、各フレームの誤り
検出を行うためのフレームチェックシーケンス(Fe2
)45とから構成される。
一方、パケット47は、経路選択、フロー制御等の交換
処理を行うためのパケットヘッダ48と、ユーザデータ
49とから構成される。
処理を行うためのパケットヘッダ48と、ユーザデータ
49とから構成される。
従来のパケット交換方式では、以下のようにパケットの
伝送・交換処理を行う。まず各伝送回線でのレイヤ2処
理から説明する。隣接局間あるいは局・端末間で伝送さ
れるフレームは、フラグ41゜46でフレームの始まり
と終わりが検出され受信される。各受信フレームに対し
てFC345によりビット誤り検出が行われる。誤りフ
レームは制御フィールド43を用いた再送手順によって
各隣接局間あるいは隣接局端末間で再送される。また、
各伝送回線の受信装置内バッファあぶれを防ぐためのフ
ロー制御も制御フィールド43を用いて行われる。
伝送・交換処理を行う。まず各伝送回線でのレイヤ2処
理から説明する。隣接局間あるいは局・端末間で伝送さ
れるフレームは、フラグ41゜46でフレームの始まり
と終わりが検出され受信される。各受信フレームに対し
てFC345によりビット誤り検出が行われる。誤りフ
レームは制御フィールド43を用いた再送手順によって
各隣接局間あるいは隣接局端末間で再送される。また、
各伝送回線の受信装置内バッファあぶれを防ぐためのフ
ロー制御も制御フィールド43を用いて行われる。
上記レイヤ2の処理の後、パケット47は各交換局ある
いは端末によって受信され、次にレイヤ3の処理に入る
。まず、パケットヘッダ48を解析し、呼制御パケット
とデータパケットとの識別、宛先アドレスの解析、出回
線の識別等の処理が行われる。このような解析の後、パ
ケットは目的出回線へ転送される。出回線への送信では
、フレームフォーマット40に従ったレイヤ2処理が施
される。
いは端末によって受信され、次にレイヤ3の処理に入る
。まず、パケットヘッダ48を解析し、呼制御パケット
とデータパケットとの識別、宛先アドレスの解析、出回
線の識別等の処理が行われる。このような解析の後、パ
ケットは目的出回線へ転送される。出回線への送信では
、フレームフォーマット40に従ったレイヤ2処理が施
される。
以上の伝送・交換処理において、レイヤ2の誤り検出、
再送制御及びフロー制御によって、各伝送回線での高信
頼度のフレーム伝送が実現できる。
再送制御及びフロー制御によって、各伝送回線での高信
頼度のフレーム伝送が実現できる。
しかしながら、これらの制御は状態数が極めて多く、C
PU等によるソフトウェア制御に頼らざる得ないもので
ある。従って、制御そのものにかかる処理時間が大きい
ため高速なパケット転送が困難となり、高々1〜2Mb
ps程度のスループットしか得られない。さらに再送処
理はパケットの伝送遅延を大幅に増加させてしまうため
、音声、動画等の遅延条件の厳しいパケットを伝送する
ことは不可能となる。即ち、動画等の数+Mbps以上
のスループットを要求されるサービスを行うことは従来
技術では困難であった。
PU等によるソフトウェア制御に頼らざる得ないもので
ある。従って、制御そのものにかかる処理時間が大きい
ため高速なパケット転送が困難となり、高々1〜2Mb
ps程度のスループットしか得られない。さらに再送処
理はパケットの伝送遅延を大幅に増加させてしまうため
、音声、動画等の遅延条件の厳しいパケットを伝送する
ことは不可能となる。即ち、動画等の数+Mbps以上
のスループットを要求されるサービスを行うことは従来
技術では困難であった。
次に上記の第1の従来技術の問題点を解決しようとした
第2の従来技術(I E E E Go+w+1un
icatton Magazine 1984 Vol
、22.No、10 Application 。
第2の従来技術(I E E E Go+w+1un
icatton Magazine 1984 Vol
、22.No、10 Application 。
f Burst−5witching Technol
ogy to the DefenceCommuni
cation System)について説明する。
ogy to the DefenceCommuni
cation System)について説明する。
第5図は第2の従来技術におけるパケットフォーマット
を示す。フォーマット50は伝送回線上の“バースト”
と呼ばれるフレームである。このパケットフォーマット
50は、フレームの始めと終わりを示すフラグ501.
506と目的地アドレス(DA)502と、情報フィー
ルド505と、この情報フィールドの内容が音声かデー
タか制御信号かを示す識別コード(1”) 503と、
DA502と1503に対するエラー検出のためのヘッ
ダ誤り検出用コード(CKH)504 とから構成され
る。
を示す。フォーマット50は伝送回線上の“バースト”
と呼ばれるフレームである。このパケットフォーマット
50は、フレームの始めと終わりを示すフラグ501.
506と目的地アドレス(DA)502と、情報フィー
ルド505と、この情報フィールドの内容が音声かデー
タか制御信号かを示す識別コード(1”) 503と、
DA502と1503に対するエラー検出のためのヘッ
ダ誤り検出用コード(CKH)504 とから構成され
る。
各交換局でのこのフレームに対する交換処理について簡
単に述べる。各局は、先頭フラグ501から始まるフレ
ームを受信すると、DA502と1503のヘッダ部に
対しCKH504によってエラー検出を行う、エラーが
あればそのフレームは捨てられる。上記ヘッダ部にエラ
ーがなければ、最終フラグ506までのフレームに対す
る交換処理を行う。
単に述べる。各局は、先頭フラグ501から始まるフレ
ームを受信すると、DA502と1503のヘッダ部に
対しCKH504によってエラー検出を行う、エラーが
あればそのフレームは捨てられる。上記ヘッダ部にエラ
ーがなければ、最終フラグ506までのフレームに対す
る交換処理を行う。
DA502は転送すべき目的アドレスであり、これを用
いて出回線へ転送する。I 503により音声パケット
とデータパケットとコマンドパケットを識別し、優先制
御等を行う。
いて出回線へ転送する。I 503により音声パケット
とデータパケットとコマンドパケットを識別し、優先制
御等を行う。
網内交換局での処理は上記のヘッダ処理のみに限られて
いる。つまりエラー回復のための再送処理は省略され、
それは端末間が行う。従って、網内パケット転送の大幅
高速化が可能となる。
いる。つまりエラー回復のための再送処理は省略され、
それは端末間が行う。従って、網内パケット転送の大幅
高速化が可能となる。
次に端末間を転送されるパケットのフォーマット5L5
2.53について説明する。端末間を転送されるパケッ
トはフレーム50の情報フィールド505で転送される
。その種類は音声パケット51とデータパケット52と
コマンドパケット53の3種類である。
2.53について説明する。端末間を転送されるパケッ
トはフレーム50の情報フィールド505で転送される
。その種類は音声パケット51とデータパケット52と
コマンドパケット53の3種類である。
データパケット52には発信アドレス(SA)521と
送信シーケンス番号(P (S) ) 522及び受信
シーケンス番号(P (R) > 523及びユーザデ
ータ524から成り、さらにこれらに対する情報部誤り
検出用コード(CKI)525が付加される。
送信シーケンス番号(P (S) ) 522及び受信
シーケンス番号(P (R) > 523及びユーザデ
ータ524から成り、さらにこれらに対する情報部誤り
検出用コード(CKI)525が付加される。
コマンドパケット53はデータパケット52からP(S
)、P (R)を除いた形であり、発信アドレス(SA
)531及びコマンドデータ532から成り、これらに
対する情報部誤り検出用コード(CKI)533が付加
される。データパケット52.コマンドパケット53に
対する情報部誤り検出用コード(CK 1 ) 525
,533は、送信端末において付加され、着信端末での
みチェックされる。着信端末で誤りが検出されると端末
間で再送制御が行われる。P(S) 522. P (
R) 523は端末の再送及びフロー制御で用いられる
。伝送回線として高速高品質のディジタル回線を用いれ
ば、上記のように端末間で再送を行っても、品質劣化は
少ない。一方、音声パケット51は遅延条件が厳しいが
、反面ある程度のデータの誤りも許される。従って、音
声パケットに対しては、端末間でのエラー検出、再送処
理は省略される。
)、P (R)を除いた形であり、発信アドレス(SA
)531及びコマンドデータ532から成り、これらに
対する情報部誤り検出用コード(CKI)533が付加
される。データパケット52.コマンドパケット53に
対する情報部誤り検出用コード(CK 1 ) 525
,533は、送信端末において付加され、着信端末での
みチェックされる。着信端末で誤りが検出されると端末
間で再送制御が行われる。P(S) 522. P (
R) 523は端末の再送及びフロー制御で用いられる
。伝送回線として高速高品質のディジタル回線を用いれ
ば、上記のように端末間で再送を行っても、品質劣化は
少ない。一方、音声パケット51は遅延条件が厳しいが
、反面ある程度のデータの誤りも許される。従って、音
声パケットに対しては、端末間でのエラー検出、再送処
理は省略される。
このように、第2の従来技術においては、網内ではヘッ
ダ部のみの誤り検出を行い、かつ網内の各伝送回線毎の
再送は行わないことにより、高速網内伝送が実現されて
いる。しかしながら、第2の従来技術では各伝送回線毎
の再送処理が省略されると同時に、各伝送回線の受信装
置のバッファあぶれを防止するフロー制御処理も省略さ
れている。従って受信装置のバッファがあふれても、そ
の事態は送信側に伝えられず、フレームは次々に受信側
へ転送され、大幅なバッファあぶれが生じる可能性があ
るという問題点を有している。さらには受信側に一次的
な異常が発生しても、その状況を送信側に伝えるための
制御フィールドがフレーム50にはないため、無駄に送
信されるフレームが大量に発生する可能性がある。
ダ部のみの誤り検出を行い、かつ網内の各伝送回線毎の
再送は行わないことにより、高速網内伝送が実現されて
いる。しかしながら、第2の従来技術では各伝送回線毎
の再送処理が省略されると同時に、各伝送回線の受信装
置のバッファあぶれを防止するフロー制御処理も省略さ
れている。従って受信装置のバッファがあふれても、そ
の事態は送信側に伝えられず、フレームは次々に受信側
へ転送され、大幅なバッファあぶれが生じる可能性があ
るという問題点を有している。さらには受信側に一次的
な異常が発生しても、その状況を送信側に伝えるための
制御フィールドがフレーム50にはないため、無駄に送
信されるフレームが大量に発生する可能性がある。
以上のように第1の従来方式であるパケット交換方式に
おいては、再送制御とフロー制御を各伝送回線毎に行う
ため高速なパケット転送が困難である。さらにそれを改
良した第2の従来方式においては、高速なパケット転送
が可能ではあるが、各伝送回線で何らのフロー制御、再
送制御を行わないため、各伝送回線毎の受信装置バッフ
ァのあふれ等を防ぐことが困難となる。
おいては、再送制御とフロー制御を各伝送回線毎に行う
ため高速なパケット転送が困難である。さらにそれを改
良した第2の従来方式においては、高速なパケット転送
が可能ではあるが、各伝送回線で何らのフロー制御、再
送制御を行わないため、各伝送回線毎の受信装置バッフ
ァのあふれ等を防ぐことが困難となる。
本発明は上記従来技術の欠点を解決しようとするもので
あり、高速な網内パケット転送を実現せしめ、かつ各伝
送回線の受信装置のバッファあぶれを防ぎ、さらには伝
送回線の送受信装置の動作監視を行うことを可能ならし
めることを目的とする。
あり、高速な網内パケット転送を実現せしめ、かつ各伝
送回線の受信装置のバッファあぶれを防ぎ、さらには伝
送回線の送受信装置の動作監視を行うことを可能ならし
めることを目的とする。
高速転送を行うためには、第1の従来技術における各伝
送回線毎のフロー制御を省略せざるを得ないが、反面こ
の処理を省けば各伝送回線の受信装置のバッファあぶれ
の防止や動作監視が困難となる。本発明は、この相反す
る2つの要求を同時に満足させることを目的としている
。
送回線毎のフロー制御を省略せざるを得ないが、反面こ
の処理を省けば各伝送回線の受信装置のバッファあぶれ
の防止や動作監視が困難となる。本発明は、この相反す
る2つの要求を同時に満足させることを目的としている
。
本発明は、複数のパケット端末と少なくとも一つのパケ
ット交換局を含む交換網におけるパケット交換方式にお
いて、 各伝送回線上を伝送される伝送フレームは、伝送回線及
び伝送回線の送受信装置の動作監視を行うための監視フ
ィールドと、情報フィールドとを有し、 各パケット端末間を転送されるパケットは、各伝送回線
上を前記伝送フレームの前記情報フィールドで伝送され
、 前記パケットは、パケットの交換処理に用いるヘッダ情
報部と、こ、のヘッダ情報部のみに対する誤り検出を行
うための第1の誤り検出部と、ユーザ情報部とから成り
、 前記ユーザ情報部に対する誤り制御を必要とするパケッ
トのユーザ情報部は、ユーザ情報部のみに対する誤り検
出を行うための第2の誤り検出部を含み、 各交換局は、受信パケットに対して、パケットの前記第
1の誤り検出部により前記ヘッダ情報部の伝送誤りのみ
を検出し、 各パケット端末は、受信パケットに対して、パケットの
前記第1の誤り検出部による前記ヘッダ情報部に対する
誤り検出を行い、 パケットのユーザ情報部に対する誤り制御が必要か否か
を識別し、 ユーザ情報部に対する誤り制御を必要とするパケットに
対しては、前記第2の誤り検出部によるユーザ情報部に
対する誤り検出を行うことを特徴としている。
ット交換局を含む交換網におけるパケット交換方式にお
いて、 各伝送回線上を伝送される伝送フレームは、伝送回線及
び伝送回線の送受信装置の動作監視を行うための監視フ
ィールドと、情報フィールドとを有し、 各パケット端末間を転送されるパケットは、各伝送回線
上を前記伝送フレームの前記情報フィールドで伝送され
、 前記パケットは、パケットの交換処理に用いるヘッダ情
報部と、こ、のヘッダ情報部のみに対する誤り検出を行
うための第1の誤り検出部と、ユーザ情報部とから成り
、 前記ユーザ情報部に対する誤り制御を必要とするパケッ
トのユーザ情報部は、ユーザ情報部のみに対する誤り検
出を行うための第2の誤り検出部を含み、 各交換局は、受信パケットに対して、パケットの前記第
1の誤り検出部により前記ヘッダ情報部の伝送誤りのみ
を検出し、 各パケット端末は、受信パケットに対して、パケットの
前記第1の誤り検出部による前記ヘッダ情報部に対する
誤り検出を行い、 パケットのユーザ情報部に対する誤り制御が必要か否か
を識別し、 ユーザ情報部に対する誤り制御を必要とするパケットに
対しては、前記第2の誤り検出部によるユーザ情報部に
対する誤り検出を行うことを特徴としている。
本発明は、網内転送を高速に行い、かつ各伝送回線及び
各伝送回線の送受信装置の動作監視を可能にし、さらに
は端末間で通信メディアの性質に応じて柔軟な誤り制御
を行うことができるように構成される。
各伝送回線の送受信装置の動作監視を可能にし、さらに
は端末間で通信メディアの性質に応じて柔軟な誤り制御
を行うことができるように構成される。
即ち、各回線上を伝送されるフレームには、各伝送回線
及び送受信装置の動作監視を行うための監視フィールド
と、実際に情報を転送するのに用いる情報フィールドが
設けられる。この監視フィールドは、送受信装置アドレ
ス、送受信装置の動作状況の表示ならびにフレームのビ
ットエラー検出等が可能な構成となっている。この監視
フィールドにより、例えば受信装置のバッファオーバー
フローの防止は以下のように実現できる。各伝送回線の
受信側は、その受信装置アドレスと共に受信装置のバッ
ファ占有率に応じて受信可、受信不可等の情報を監視フ
ィールドによって送信側に伝える。受信側に動作異常を
一時的にきたした場合も、このフィールドで受信不可信
号を送信側に伝える。送信側は受信不可フレームを受信
した場合、受信可フレームを受信するまでフレームの送
信を一時中断する。
及び送受信装置の動作監視を行うための監視フィールド
と、実際に情報を転送するのに用いる情報フィールドが
設けられる。この監視フィールドは、送受信装置アドレ
ス、送受信装置の動作状況の表示ならびにフレームのビ
ットエラー検出等が可能な構成となっている。この監視
フィールドにより、例えば受信装置のバッファオーバー
フローの防止は以下のように実現できる。各伝送回線の
受信側は、その受信装置アドレスと共に受信装置のバッ
ファ占有率に応じて受信可、受信不可等の情報を監視フ
ィールドによって送信側に伝える。受信側に動作異常を
一時的にきたした場合も、このフィールドで受信不可信
号を送信側に伝える。送信側は受信不可フレームを受信
した場合、受信可フレームを受信するまでフレームの送
信を一時中断する。
この制御は従来技術のような各回線毎の再送手順を含ま
ないため簡単に実現でき、従ってハードウェアのみによ
る高速制御も可能である。即ち高速転送を妨げることな
く、受信装置の動作監視を可能としている。さらには、
フレームのビットエラー検出を従来技術のFe2により
行い(但し、エラーを検出しても情報フィールドは捨て
ない)、伝送回線のビットエラーを監視することも可能
である。
ないため簡単に実現でき、従ってハードウェアのみによ
る高速制御も可能である。即ち高速転送を妨げることな
く、受信装置の動作監視を可能としている。さらには、
フレームのビットエラー検出を従来技術のFe2により
行い(但し、エラーを検出しても情報フィールドは捨て
ない)、伝送回線のビットエラーを監視することも可能
である。
端末間を伝送されるパケットは、前記各伝送回線上のフ
レームの情報フィールドで転送される。
レームの情報フィールドで転送される。
このパケットは、交換処理に用いるヘッダ情報部、これ
に対する第1の誤り検出部及びユーザ情報部からなる。
に対する第1の誤り検出部及びユーザ情報部からなる。
各交換局では、ヘッダ部にエラーがないかを第1の誤り
検出部で調べ、エラーがなければ交換制御情報に従って
交換、転送制御を行う。
検出部で調べ、エラーがなければ交換制御情報に従って
交換、転送制御を行う。
網内交換局は、各回線毎のフレーム転送における簡単な
フロー制御に加え、上記のパケットルーチング処理のみ
行えばよい。伝送エラーに対する制御はヘッダ部のみの
誤り検出だけが実行され、情報部のエラー検出ならびに
誤り回復処理は端末側にまかされる。従って、網内の交
換局における処理は、大幅に簡略化されるため高速なパ
ケ・ノド転送が実現できる。
フロー制御に加え、上記のパケットルーチング処理のみ
行えばよい。伝送エラーに対する制御はヘッダ部のみの
誤り検出だけが実行され、情報部のエラー検出ならびに
誤り回復処理は端末側にまかされる。従って、網内の交
換局における処理は、大幅に簡略化されるため高速なパ
ケ・ノド転送が実現できる。
一方、各パケット端末は誤り検出の必要なパケットの送
信に際しては、ユーザ情報部に第2の誤り検出部を付加
する。パケット送受信端末は各パケット毎にユーザ情報
部に対する誤り制御が必要か否かを調べ、必要に応じて
誤り検出、再送を行う。即ち、端末は通信する情報の性
質に応じて誤り制御を行ったり、省略したりできる。従
って、端末は通信メディアに応じて柔軟な誤り制御が可
能となる。
信に際しては、ユーザ情報部に第2の誤り検出部を付加
する。パケット送受信端末は各パケット毎にユーザ情報
部に対する誤り制御が必要か否かを調べ、必要に応じて
誤り検出、再送を行う。即ち、端末は通信する情報の性
質に応じて誤り制御を行ったり、省略したりできる。従
って、端末は通信メディアに応じて柔軟な誤り制御が可
能となる。
本発明によるパケット交換方式におけるパケットフォー
マットの一例を第1図に示す。
マットの一例を第1図に示す。
各伝送回線上のフレームを10に示す。以後、このフレ
ームの送受信処理をレイヤ2と呼ぶ。レイヤ2のフレー
ムは開始デリミタ(SD)101と終了デリミタ(ED
)106によって識別され、監視フィールドと可変長の
情報フィールド104に大きく分かれる。監視フィール
ドはアドレス部(A)102、受信装置動作表示部(R
R/RNR)103及びフレームチェックシーケンス(
Fe2)105から構成される。
ームの送受信処理をレイヤ2と呼ぶ。レイヤ2のフレー
ムは開始デリミタ(SD)101と終了デリミタ(ED
)106によって識別され、監視フィールドと可変長の
情報フィールド104に大きく分かれる。監視フィール
ドはアドレス部(A)102、受信装置動作表示部(R
R/RNR)103及びフレームチェックシーケンス(
Fe2)105から構成される。
11は端末間で転送されるパケットのフォーマットであ
り、レイヤ2フレーム10の情報フィールド104で各
伝送回線上を伝送される。パケット11はフォーマット
識別子(GFI)111と、論理チャネル番号(LCN
) 112 、第1の誤り検出部(CKH)113及び
ユーザ情報部114からなる。網内交換局は上記ヘッダ
部のLll、112,113のみによりパケットの交換
処理を行う。この処理をレイヤ3下位と呼ぶ。
り、レイヤ2フレーム10の情報フィールド104で各
伝送回線上を伝送される。パケット11はフォーマット
識別子(GFI)111と、論理チャネル番号(LCN
) 112 、第1の誤り検出部(CKH)113及び
ユーザ情報部114からなる。網内交換局は上記ヘッダ
部のLll、112,113のみによりパケットの交換
処理を行う。この処理をレイヤ3下位と呼ぶ。
フォーマット12と13は、それぞれデータ通信を行う
場合と音声や動画通信を行う場合におけるユーザ情報部
114の構成を示している。フォーマット(データ情報
部)12には、ヘッダ部121とデータ部122に加え
、ユーザ情報に対する第2の誤り検出部(CKI)12
3が含まれている。一方、音声、動画といった冗長性の
ある通信を行うためのフォーマット(音声・動画情報部
)13には、ヘッダ部131と音声・動画データ部13
2が含まれており、CKIは含まれていない。これらの
ヘッダ部121、131ならびに第2の誤り検出部12
3に対する処理は端末だけが行い、交換局は関与しない
。この処理をレイヤ3上位と呼ぶ。
場合と音声や動画通信を行う場合におけるユーザ情報部
114の構成を示している。フォーマット(データ情報
部)12には、ヘッダ部121とデータ部122に加え
、ユーザ情報に対する第2の誤り検出部(CKI)12
3が含まれている。一方、音声、動画といった冗長性の
ある通信を行うためのフォーマット(音声・動画情報部
)13には、ヘッダ部131と音声・動画データ部13
2が含まれており、CKIは含まれていない。これらの
ヘッダ部121、131ならびに第2の誤り検出部12
3に対する処理は端末だけが行い、交換局は関与しない
。この処理をレイヤ3上位と呼ぶ。
まず、上記レイヤ2.レイヤ3下位、レイヤ3上位の処
理の概略を述べる。
理の概略を述べる。
第2図はレイヤ2.レイヤ3下位、レイヤ3上位の関係
を示すものである。PT21.24はパケット端末であ
り、PS22,23は交換局を示す。
を示すものである。PT21.24はパケット端末であ
り、PS22,23は交換局を示す。
レイヤ2処理は各伝送回線をはさんだ隣接局間(例えば
PS22とPS23)及びパケット端末と交換局(例え
ばPT21とPS22)でそれぞれ行われる。その機能
は各伝送回線上でのフレームの転送及び監視フィールド
を用いた各伝送回線の監視ならびに簡単なフロー制御で
ある。
PS22とPS23)及びパケット端末と交換局(例え
ばPT21とPS22)でそれぞれ行われる。その機能
は各伝送回線上でのフレームの転送及び監視フィールド
を用いた各伝送回線の監視ならびに簡単なフロー制御で
ある。
レイヤ3下位は発信端末から着信端末までパケットを転
送するための交換処理である。本実施例ではデータパケ
ットを転送する前に端末間に論理チャネルを設定するバ
ーチャルサーキット方式を採用した場合をとり上げてい
る。ここでは、PT21とPT24の間に論理チャネル
が設定されている。
送するための交換処理である。本実施例ではデータパケ
ットを転送する前に端末間に論理チャネルを設定するバ
ーチャルサーキット方式を採用した場合をとり上げてい
る。ここでは、PT21とPT24の間に論理チャネル
が設定されている。
この場合PT21とPT24の間の呼に対して各伝送回
線毎に論理チャネル番号LCNが割り当てられる。例え
ば、PT21→PT24の呼の回線251 (1)では
LCN=0、回線252 +1)ではLCN=2、回線
253 (1)ではLCN=1と割り当てられている。
線毎に論理チャネル番号LCNが割り当てられる。例え
ば、PT21→PT24の呼の回線251 (1)では
LCN=0、回線252 +1)ではLCN=2、回線
253 (1)ではLCN=1と割り当てられている。
交換局ではこのLCNにより各々の呼を識別し、交換処
理を行うことが可能となる。
理を行うことが可能となる。
レイヤ3上位は端末間プロトコル処理であり、網内交換
局はその処理に関与しない。その機能は端末間フロー制
御、エラー検出及び再送処理等である。
局はその処理に関与しない。その機能は端末間フロー制
御、エラー検出及び再送処理等である。
次に本実施例における呼制御について述べる。
本実施例において呼制御情報は、データパケットとは別
のチャネルで転送されることを前提とする。
のチャネルで転送されることを前提とする。
第2図の261 、262.263はPT21. PS
22. PS23、 PT24間に張られた呼制御用
のチャネルを示している。呼制御用チャネルとデータ転
送用チャネルは、予め時分割多重されている場合、前記
の論理チャネルを呼制御用に常時設定してLCNで区別
する場合及び第1図のGFIIIIで呼制御パケットを
区別する場合が考えられるが、本実施例ではそのいずれ
の場合でも適用可能である。呼制御パケットは、呼制御
用チャネルにおいて、各伝送回線毎に誤り制御、フロー
制御を行って網内を転送される。
22. PS23、 PT24間に張られた呼制御用
のチャネルを示している。呼制御用チャネルとデータ転
送用チャネルは、予め時分割多重されている場合、前記
の論理チャネルを呼制御用に常時設定してLCNで区別
する場合及び第1図のGFIIIIで呼制御パケットを
区別する場合が考えられるが、本実施例ではそのいずれ
の場合でも適用可能である。呼制御パケットは、呼制御
用チャネルにおいて、各伝送回線毎に誤り制御、フロー
制御を行って網内を転送される。
次に本実施例で、どのようにデータパケットの網内高速
転送を実現し、かつレイヤ2の伝送回線毎のフロー制御
も同時に行い、しかも端末間で柔軟な誤り検出を行うか
について、第1図のフォーマット及び第2図を用いて説
明する。
転送を実現し、かつレイヤ2の伝送回線毎のフロー制御
も同時に行い、しかも端末間で柔軟な誤り検出を行うか
について、第1図のフォーマット及び第2図を用いて説
明する。
PS22からPS23にフレームを転送する場合を例に
、回線252のレイヤ2の処理を説明する。
、回線252のレイヤ2の処理を説明する。
PS22は回線252 (2)の受信装置の受信動作状
況ならびにバッファ占有数からPS23からのフレーム
を受信可か否かを監視する。PS22はフレームを回線
252 (1)を介してPS23へ伝送する際、第1図
のフレーム10のフォーマットに従って情報を転送する
。この際、PS22のアドレスを監視フィールドのアド
レス部102に、受信装置の動作の可・不可を監視フィ
ールドの受信装置動作表示部103に書き込む。さらに
、フレーム全体の誤り検出を行うため、監視フィールド
のフレーム誤り検出部F CS 105を情報フィール
ド104の後に付加し、PS23にフレームを転送する
。一方、このフレームを受信したPS23は、102,
103のフィールドからPS22の受信動作状況を知る
。F CS 105によりこのフレームが誤りであった
場合、フィールド102、103の内容は無視される。
況ならびにバッファ占有数からPS23からのフレーム
を受信可か否かを監視する。PS22はフレームを回線
252 (1)を介してPS23へ伝送する際、第1図
のフレーム10のフォーマットに従って情報を転送する
。この際、PS22のアドレスを監視フィールドのアド
レス部102に、受信装置の動作の可・不可を監視フィ
ールドの受信装置動作表示部103に書き込む。さらに
、フレーム全体の誤り検出を行うため、監視フィールド
のフレーム誤り検出部F CS 105を情報フィール
ド104の後に付加し、PS23にフレームを転送する
。一方、このフレームを受信したPS23は、102,
103のフィールドからPS22の受信動作状況を知る
。F CS 105によりこのフレームが誤りであった
場合、フィールド102、103の内容は無視される。
このようにしてPS23はPS22の受信装置の動作状
況を知り、もし受信不可ならば、受信可を示すフレーム
を受信するまでPS23からPS22への送信を一時中
断する。
況を知り、もし受信不可ならば、受信可を示すフレーム
を受信するまでPS23からPS22への送信を一時中
断する。
このように伝送回線の受信側のバッファ占有状況及び一
時的な動作異常が発生しているかを、受信側から伝送さ
れてきたフレーム内の監視フィールドにより送信側が知
ることにより、各伝送回線でのパケットのバッファオー
バーフローや、受信動作の一時的な異常等によりパケッ
トが大幅に紛失するのを防止できる。しかも上記の制御
は、送信を中断、再開するといった単純なフロー制御に
より実現できるものなので、高速制御が可能である。
時的な動作異常が発生しているかを、受信側から伝送さ
れてきたフレーム内の監視フィールドにより送信側が知
ることにより、各伝送回線でのパケットのバッファオー
バーフローや、受信動作の一時的な異常等によりパケッ
トが大幅に紛失するのを防止できる。しかも上記の制御
は、送信を中断、再開するといった単純なフロー制御に
より実現できるものなので、高速制御が可能である。
一方、監視フィールドのフレーム誤り検出部FC310
5は、フレーム全体の誤り検出を行うことによって各伝
送回線のピットエラー発生を監視するためにも使われる
(但しFe2によってフレーム誤りが検出されても、情
報フィールド104は捨てられずレイヤ3下位の処理を
うける)。これは、フレーム全体の誤り検出を行って回
線の監視を行うことにより、できるだけ早(回線の異常
を検知するためである。
5は、フレーム全体の誤り検出を行うことによって各伝
送回線のピットエラー発生を監視するためにも使われる
(但しFe2によってフレーム誤りが検出されても、情
報フィールド104は捨てられずレイヤ3下位の処理を
うける)。これは、フレーム全体の誤り検出を行って回
線の監視を行うことにより、できるだけ早(回線の異常
を検知するためである。
なお、監視フィールドのアドレス部(A) 102は第
3図のようにバス30に複数のパケット端末PT32.
33.34が接続されている場合に、パケット交換局3
1が各PTの受信装置の動作状況を知るために使われる
ものである。
3図のようにバス30に複数のパケット端末PT32.
33.34が接続されている場合に、パケット交換局3
1が各PTの受信装置の動作状況を知るために使われる
ものである。
即ち、各PTはその受信装置の動作状況を第1図のフレ
ーム10を用いて交換局PS31に通知する場合、Al
O2にそのPTのアドレスをつけてフレームをPS31
に伝送する。PS31はバス30からフレームを受信し
た際に、どのPTからのものなのか知り、かつそのPT
の受信装置の動作状況を同時に知ることができるのであ
る。
ーム10を用いて交換局PS31に通知する場合、Al
O2にそのPTのアドレスをつけてフレームをPS31
に伝送する。PS31はバス30からフレームを受信し
た際に、どのPTからのものなのか知り、かつそのPT
の受信装置の動作状況を同時に知ることができるのであ
る。
以上、アドレス部102.受信装置動作表示部103及
びフレームチェックシーケンス105からなる監視フィ
ールドの機能について説明した。
びフレームチェックシーケンス105からなる監視フィ
ールドの機能について説明した。
以上のレイヤ2の処理は、再送処理が省略されており、
受信可/不可情報による簡単なフロー制御を実行するこ
とによって、各回線の受信バッファあぶれを防ぐことが
でき、かつ各回線及び各回線の動作監視が可能である。
受信可/不可情報による簡単なフロー制御を実行するこ
とによって、各回線の受信バッファあぶれを防ぐことが
でき、かつ各回線及び各回線の動作監視が可能である。
しかも上記の処理は従来の再送処理、フロー制御より極
めて単純なので、高速なパケット転送が可能である。
めて単純なので、高速なパケット転送が可能である。
次にレイヤ3下位の処理について説明する。レイヤ3下
位のパケット11はレイヤ2で検出されたフレーム10
の情報フィールド104で転送されるものである。各交
換局及び端末は受信したパケットのヘッダ部111.1
12について、第1の誤り検出部113によって誤りが
ないかどうかを調べる。誤りがある場合、そのパケット
は捨てられる。これは正しい交換処理がなされずに他の
呼の端末へ悪影響を及ぼすことを避けるためである。
位のパケット11はレイヤ2で検出されたフレーム10
の情報フィールド104で転送されるものである。各交
換局及び端末は受信したパケットのヘッダ部111.1
12について、第1の誤り検出部113によって誤りが
ないかどうかを調べる。誤りがある場合、そのパケット
は捨てられる。これは正しい交換処理がなされずに他の
呼の端末へ悪影響を及ぼすことを避けるためである。
各交換局における処理を説明する。
ヘッダ部111.112に誤りがなかった場合、そのパ
ケットに対する交換処理が実行される。本実施例におい
てGFIIIIはユーザ情報部114に対する誤り検出
制御の有無を示す識別子を含んでいる。
ケットに対する交換処理が実行される。本実施例におい
てGFIIIIはユーザ情報部114に対する誤り検出
制御の有無を示す識別子を含んでいる。
ここで、誤り検出制御の有無を調べるのは、各パケット
端末のみであり、交換局はこれに関与しない。LCN1
12は前述したように各交換局がパケットを交換するた
めの情報である。各交換局は、このLCNによりそのパ
ケットを送出する出回線を求め、さらにその出回線上で
の新たなLCNを求めて、LCNのつけ替えを行う。従
ってヘッダ誤り検出部(CKH)113は、各交換局”
i’LCN112がつけ変わるたびに生成、付加さる。
端末のみであり、交換局はこれに関与しない。LCN1
12は前述したように各交換局がパケットを交換するた
めの情報である。各交換局は、このLCNによりそのパ
ケットを送出する出回線を求め、さらにその出回線上で
の新たなLCNを求めて、LCNのつけ替えを行う。従
ってヘッダ誤り検出部(CKH)113は、各交換局”
i’LCN112がつけ変わるたびに生成、付加さる。
このようにして各交換局ではレイヤ3下位パケットの簡
単なルーチング処理のみに専念し、ユーザ情報部114
のエラーに対する再送処理を行わない。従って高速な網
内パケット転送を実現することが可能である。
単なルーチング処理のみに専念し、ユーザ情報部114
のエラーに対する再送処理を行わない。従って高速な網
内パケット転送を実現することが可能である。
一方、パケット端末はレイヤ3下位のパケット11を受
信すると、GFIIIIによりユーザ情報部114に対
する誤り検出が必要か否か調べる。例えばデータパケッ
ト12の場合、誤り検出部123が付加される。一方、
音声動画等のようにある程度ビットエラーが許される場
合、誤り制御は省略される。誤り制御が必要なパケット
に関しては、レイヤ3下位の処理において、レイヤ3下
位ヘッダ121を用いた端末間再送処理による誤り回復
制御が実行される。
信すると、GFIIIIによりユーザ情報部114に対
する誤り検出が必要か否か調べる。例えばデータパケッ
ト12の場合、誤り検出部123が付加される。一方、
音声動画等のようにある程度ビットエラーが許される場
合、誤り制御は省略される。誤り制御が必要なパケット
に関しては、レイヤ3下位の処理において、レイヤ3下
位ヘッダ121を用いた端末間再送処理による誤り回復
制御が実行される。
本発明では高速高信頼度のディジタル伝送回線によって
網が構成されることを前提としており、このように端末
間の再送処理を行っても品質劣化は殆ど無視できる。従
って交換局でのパケット転送処理を前記のように簡略化
することにより、高スルーブツトのパケット転送が可能
となるのである。
網が構成されることを前提としており、このように端末
間の再送処理を行っても品質劣化は殆ど無視できる。従
って交換局でのパケット転送処理を前記のように簡略化
することにより、高スルーブツトのパケット転送が可能
となるのである。
ここで、ユーザ情報部114に対する誤り検出の有無を
識別する手段として、パケットヘッダのGFllllを
用いたが、下記のような別の手段も考えられる。
識別する手段として、パケットヘッダのGFllllを
用いたが、下記のような別の手段も考えられる。
本実施例においては、データ転送を行う前に、論理チャ
ネルを設定している。そこで各パケット端末は、論理チ
ャネルの設定時にユーザ情報に対する誤り制御が必要か
否かを予め打ち合わせしておき、その論理チャネル番号
と共にメモリに記憶しておく。従って、端末はパケット
を受信した際に、そのパケットの論理チャネル番号を知
り、上記メモリを読み出して上記誤り制御を行うか否か
を知ることができる。
ネルを設定している。そこで各パケット端末は、論理チ
ャネルの設定時にユーザ情報に対する誤り制御が必要か
否かを予め打ち合わせしておき、その論理チャネル番号
と共にメモリに記憶しておく。従って、端末はパケット
を受信した際に、そのパケットの論理チャネル番号を知
り、上記メモリを読み出して上記誤り制御を行うか否か
を知ることができる。
このようにユーザ情報部に対する誤り制御を行うか否か
を選択的にすることで、次のようなことも可能となる。
を選択的にすることで、次のようなことも可能となる。
例えば、音声メールや画像メール等の蓄積型のサービス
の場合、遅延条件が比較的悪い。そこで、データパケッ
トと同様な誤り制御を行い高品質の通信を行うこともあ
りえる。つまり音声、動画パケットに対しても誤り制御
を行うことがある。従って、誤り制御を通信情報の品質
や、利用者の要求に応じて柔軟に行えるようにすると非
常に多くの通信に適応できることになる。
の場合、遅延条件が比較的悪い。そこで、データパケッ
トと同様な誤り制御を行い高品質の通信を行うこともあ
りえる。つまり音声、動画パケットに対しても誤り制御
を行うことがある。従って、誤り制御を通信情報の品質
や、利用者の要求に応じて柔軟に行えるようにすると非
常に多くの通信に適応できることになる。
また本実施例では、パケット転送方式としてバーチャル
サーキット方式を前提とし、各パケットのヘッダの論理
チャネルを使って経路選択を行う方式を説明した。
サーキット方式を前提とし、各パケットのヘッダの論理
チャネルを使って経路選択を行う方式を説明した。
一方、論理チャネルを設定せず、網内の絶対アドレスを
パケットヘッダに設けることによって経路選択を行うデ
ータグラム形式に対して本発明を適用することが考えら
れる。その場合、第1図のLCN112を絶対アドレス
に置き換えればよい。
パケットヘッダに設けることによって経路選択を行うデ
ータグラム形式に対して本発明を適用することが考えら
れる。その場合、第1図のLCN112を絶対アドレス
に置き換えればよい。
さらにその場合、ヘッダ部111.02は網内で付は替
えられることはないので、CKH113も各交換局で付
は替えする必要はな(、パケット送信端末のみが付加す
ればよい。
えられることはないので、CKH113も各交換局で付
は替えする必要はな(、パケット送信端末のみが付加す
ればよい。
以上のように、本発明によれば誤り制御に関する再送処
理を端末に実行させ、網内交換局は簡単なパケット転送
処理に専念することにより高速なバケツHM内転送が可
能となる。
理を端末に実行させ、網内交換局は簡単なパケット転送
処理に専念することにより高速なバケツHM内転送が可
能となる。
さらにまた、各パケットに対する誤り制御の有無の識別
をパケット端末は各パケット毎に行えるので端末間の誤
り制御は、情報の性質や利用品質の要求により柔軟に対
応できる。
をパケット端末は各パケット毎に行えるので端末間の誤
り制御は、情報の性質や利用品質の要求により柔軟に対
応できる。
かつまた、各伝送回線毎に送受信装置及び伝送回線の動
作監視を行う機能を持つため、無駄なパケット紛失を防
止することができる。この動作監視は容易に制御できる
ため、上記網内パケットの高速転送を妨げることはない
。
作監視を行う機能を持つため、無駄なパケット紛失を防
止することができる。この動作監視は容易に制御できる
ため、上記網内パケットの高速転送を妨げることはない
。
即ち、本発明により、網内転送を高速に行い、かつ各伝
送回線毎に回線及び送受信装置の動作監視を可能にし、
さらには端末間で通信メディアの性質に応じて柔軟な誤
り制御を行うことができる。
送回線毎に回線及び送受信装置の動作監視を可能にし、
さらには端末間で通信メディアの性質に応じて柔軟な誤
り制御を行うことができる。
従って、音声データ画像を含む極めて広いサービスをサ
ポートすることができる高速・高スループツトのパケッ
ト交換方式が実現できる。
ポートすることができる高速・高スループツトのパケッ
ト交換方式が実現できる。
第1図は本発明によるバケット交換方式におけるパケッ
トフォーマットの一例を示す図、第2図は本発明による
パケット交換方式におけるプロトコルレイヤの説明図、 第3図は本発明によるパケット交換方式においてバスに
複数の端末が接続される場合の説明図、第4図は第1の
従来のパケット交換方式におけるパケットフォーマット
の一例を示す図、第5図は第2の従来のパケット交換方
式におけるパケットフォーマットの一例を示す図である
。 10・・・・・伝送回線上のフレーム 101 ・・・・開始デリミタ(SD)102 ・
・・・アドレス部(A) 103 ・・・・受信装置動作表示部 (RR/RNR) 104 ・・・・情報フィールド 105 ・・・・フレームチェックシーケンス(Fe
2) 106 ・・・・終了デリミタ(E D)11・・・
・・パケットのフォーマット111 ・・・・フォー
マット識別子(GFI)112 ・・・・論理チャネ
ル番号(LCN)113 ・・・・第1の誤り検出部
(CKH)114 ・・・・ユーザ情報部 12・・・・・データ情報部 121 ・・・・ヘッダ部 122 ・・・・データ部 123 ・・・・第2の誤り検出部(CKI)13・・
・・・音声・動画情報部 131 ・・・・ヘッダ部
トフォーマットの一例を示す図、第2図は本発明による
パケット交換方式におけるプロトコルレイヤの説明図、 第3図は本発明によるパケット交換方式においてバスに
複数の端末が接続される場合の説明図、第4図は第1の
従来のパケット交換方式におけるパケットフォーマット
の一例を示す図、第5図は第2の従来のパケット交換方
式におけるパケットフォーマットの一例を示す図である
。 10・・・・・伝送回線上のフレーム 101 ・・・・開始デリミタ(SD)102 ・
・・・アドレス部(A) 103 ・・・・受信装置動作表示部 (RR/RNR) 104 ・・・・情報フィールド 105 ・・・・フレームチェックシーケンス(Fe
2) 106 ・・・・終了デリミタ(E D)11・・・
・・パケットのフォーマット111 ・・・・フォー
マット識別子(GFI)112 ・・・・論理チャネ
ル番号(LCN)113 ・・・・第1の誤り検出部
(CKH)114 ・・・・ユーザ情報部 12・・・・・データ情報部 121 ・・・・ヘッダ部 122 ・・・・データ部 123 ・・・・第2の誤り検出部(CKI)13・・
・・・音声・動画情報部 131 ・・・・ヘッダ部
Claims (1)
- (1)複数のパケット端末と少なくとも一つのパケット
交換局を含む交換網におけるパケット交換方式において
、 各伝送回線上を伝送される伝送フレームは、伝送回線及
び伝送回線の送受信装置の動作監視を行うための監視フ
ィールドと、情報フィールドとを有し、 各パケット端末間を転送されるパケットは、各伝送回線
上を前記伝送フレームの前記情報フィールドで伝送され
、 前記パケットは、パケットの交換処理に用いるヘッダ情
報部と、このヘッダ情報部のみに対する誤り検出を行う
ための第1の誤り検出部と、ユーザ情報部とから成り、 前記ユーザ情報部に対する誤り制御を必要とするパケッ
トのユーザ情報部は、ユーザ情報部のみに対する誤り検
出を行うための第2の誤り検出部を含み、 各交換局は、受信パケットに対して、パケットの前記第
1の誤り検出部により前記ヘッダ情報部の伝送誤りのみ
を検出し、 各パケット端末は、受信パケットに対して、パケットの
前記第1の誤り検出部による前記ヘッダ情報部に対する
誤り検出を行い、 パケットのユーザ情報部に対する誤り制御が必要か否か
を識別し、 ユーザ情報部に対する誤り制御を必要とするパケットに
対しては、前記第2の誤り検出部によるユーザ情報部に
対する誤り検出を行うことを特徴とするパケット交換方
式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61159735A JPS6316744A (ja) | 1986-07-09 | 1986-07-09 | パケツト交換方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61159735A JPS6316744A (ja) | 1986-07-09 | 1986-07-09 | パケツト交換方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6316744A true JPS6316744A (ja) | 1988-01-23 |
JPH058897B2 JPH058897B2 (ja) | 1993-02-03 |
Family
ID=15700125
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61159735A Granted JPS6316744A (ja) | 1986-07-09 | 1986-07-09 | パケツト交換方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6316744A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0555998A2 (en) * | 1992-02-14 | 1993-08-18 | AT&T Corp. | A packet framer |
JPH06169325A (ja) * | 1992-07-31 | 1994-06-14 | Internatl Business Mach Corp <Ibm> | データ及び音声両フレームを送信するフレーム中継システム及びその処理方法 |
JPH07283835A (ja) * | 1994-04-13 | 1995-10-27 | Nec Commun Syst Ltd | データ交換機におけるデータチェック方式 |
US6098188A (en) * | 1992-02-14 | 2000-08-01 | Lucent Technologies Inc. | Packet framer |
USRE41497E1 (en) | 1998-01-23 | 2010-08-10 | Sony Corporation | Radio transmission method and radio transmission device |
US11270823B2 (en) | 2010-05-16 | 2022-03-08 | Gooper Hermetic Ltd | Flexible magnetic sealing apparatus |
-
1986
- 1986-07-09 JP JP61159735A patent/JPS6316744A/ja active Granted
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