JP2000269997A - Lan中継交換装置 - Google Patents

Lan中継交換装置

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JP2000269997A
JP2000269997A JP7367299A JP7367299A JP2000269997A JP 2000269997 A JP2000269997 A JP 2000269997A JP 7367299 A JP7367299 A JP 7367299A JP 7367299 A JP7367299 A JP 7367299A JP 2000269997 A JP2000269997 A JP 2000269997A
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queue
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JP7367299A
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Hiroaki Kago
浩昭 籠
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L47/00Traffic control in data switching networks
    • H04L47/50Queue scheduling

Abstract

(57)【要約】 【課題】多数のLAN伝送路を収容するLAN中継交換
装置に関し、一部の伝送路で発生した輻輳を他の正常な
状態にある伝送路に波及することを抑止する。 【解決手段】制御部16が、キュー管理モジュール部22,
23に含まれるキュー部の出力待ち合わせ行列が予め設定
された閾値を越えたデータを入力した終端部20に対して
データ伝送を制限するフロー制御を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はLAN中継交換装置
に関し、特に多数のLAN伝送路を収容するLAN中継
交換装置に関する。近年、LAN伝送路は高速大容量化
しおり、多数のLAN伝送路が集中するLAN中継交換
装置は、一部の伝送路で発生した障害が他の正常な状態
にある伝送路に波及することを抑止することが要求され
ている。
【0002】
【従来の技術】図10は、従来のLAN中継交換装置の構
成例を示している。この中継交換装置は、伝送路を終端
する入力側及び出力側の終端部20と、入力側の終端部20
からのデータを交換して出力側の終端部20に与えるスイ
ッチ部14と、このスイッチ部14の入力側及び出力側にそ
れぞれ配置されてデータを一時記憶するキュー部60a〜6
0c及びキュー部60d〜60fと、から成っている。
【0003】この構成例では、入力側の終端部20は、2
つのIEEE802.3準拠の終端部と1つのATM終端部で構成さ
れており異なるインタフェースの終端部が混在してい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このようなIEEE802.3
準拠の物理インタフェース終端部を持つ従来のLAN中
継交換装置では、例えば出力側の伝送路で発生した輻輳
状態は、この伝送路を終端する終端部20の手前に置か
れた出力キュー部60dに溢れ状態を発生させる。そし
て、この溢れ状態は、キュー部60dにデータを送る入
力側のキュー部60a〜60cに溢れ状態を発生させる。
【0005】この場合、終端部20がIEEE802.3準拠のも
のであれば、入力側のキュー部60a,及び60bの溢れ状態
を検出して、IEEE802.3xやIEEE802.3zで規定するフロ
ー制御を行い溢れ状態の要因であるデータを抑止す
る。一方、入力側のキュー部60cの溢れ状態は、入力
側の終端部20がATM終端部であるのでIEEE802.3xやIEEE8
02.3zに相当するフロー制御が無く、従って溢れ状態
の要因となるデータを送出する装置に対して、選択的に
データの送出を抑止することができない。このため、入
力側のキュー部60cで溢れたセルは、廃棄されてしま
うという問題点があった。
【0006】従って本発明は、多数のLAN伝送路を収
容するLAN中継交換装置において、一部の伝送路で発
生した輻輳を他の正常な状態にある伝送路に波及するこ
とを抑止することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、請求項1に係る本発明のLAN中継交換装置は、外
部装置からデータを入力する複数の終端部と、該データ
のスイッチ部に対する入出力管理を行うキュー部と、該
キュー部の出力待ち合わせ行列に予め設定された閾値を
越えた際にデータを入力した該終端部に対してデータ伝
送を制限するフロー制御を行う制御部と、を備えたこと
を特徴としている。
【0008】すなわち、外部装置からのデータは、終端
部を介してキュー部に入力されスイッチ部でパスが確立
するまで待ち合わせ後、確立されたパスを経由して出力
側のキュー部に送られる。出力側の伝送路が輻輳してい
る場合、データは出力側のキュー部で待ち合わせを行
う。この待ち合わせ行列が、設定された閾値を超えたと
き、制御部は閾値を越えたデータを入力した終端部に対
してデータ伝送を制限するフロー制御を行う。
【0009】これにより、輻輳の要因となるデータの伝
送を制限してキュー部においてデータが溢れ出て消失す
ることが無くなる。また、請求項2に係る本発明におい
て、該制御部は、該閾値を越えたデータに含まれるMA
Cアドレスに基づき該物理層終端部を識別することがで
きる。
【0010】すなわち、制御部は、閾値を越えたデータ
に含まれるMACアドレスに基づいてデータが送られて
きた終端部を識別し、識別した終端部に対してデータ伝
送を制限する。また、請求項3に係る本発明において、
該制御部は、該閾値を越えたデータに含まれるIPアド
レスに基づき該物理層終端部を識別することができる。
【0011】さらに、請求項4に係る本発明において、
該制御部は、該閾値を越えたデータに含まれるプロトコ
ル種別情報に基づき該物理層終端部を識別することがで
きる。また、請求項5に係る本発明のLAN中継交換装
置は、外部装置からデータを入力する複数の終端部と、
該データのスイッチ部に対する入出力管理を行うキュー
部と、該キュー部の出力待ち合わせ行列が予め設定され
た閾値を越えた該終端部からの特定のデータフローを制
限するフロー制御を行う制御部と、を備えることが可能
である。
【0012】すなわち、請求項1の本発明と同様に出力
キュー部の待ち合わせ行列が閾値を越えた時点で、制御
部はデータのフロー制御を行うが、請求項1の本発明と
異なり、フロー制御を行う対象は閾値を越えた時点の特
定のデータフローである。これによっても、輻輳の要因
となる特定のデータフローの伝送を制限して出力側のキ
ュー部においてデータが溢れ出て消失するこが無くな
る。
【0013】また、請求項6に係る本発明において、該
制御部は、該特定のデータフローをMACアドレスに基
づき識別することができる。また、請求項7に係る本発
明において、該制御部は、該特定のデータフローをIP
アドレスに基づき識別することが可能である。
【0014】また、請求項8に係る本発明において、該
制御部は、該特定のデータフローをプロトコル種別情報
に基づき識別することが可能である。また、請求項9に
係る本発明において、該制御部は、該特定のデータフロ
ーをTCP及びUDPのいずれかのポート番号に基づき
識別することができる。
【0015】また、請求項10に係る本発明において、該
制御部は、該特定のデータフローをIPv6におけるフ
ローラベルに基づき識別することができる。さらに、請
求項11に係る本発明において、該制御部は、該特定のデ
ータフローをATMにおけるVPI及びVCI情報のい
ずれかに基づき識別することができる。
【0016】すなわち、請求項6〜11に係る本発明で
は、それぞれ、制御部は、伝送を制限する特定のデータ
フローを、該閾値を越えた時点のデータフローが含むM
ACアドレス、IPアドレス、プロトコル種別情報、ポ
ート番号、フローラベル、VPI及びVCI情報のいず
れかに基づいて識別することができる。
【0017】また、請求項12に係る本発明において、該
制御部は、予め設定された複数の閾値のいずれかを越え
た時点で該特定のデータフローを制限するフロー制御を
行うことも可能である。すなわち、請求項1の発明で
は、出力キュー部に設定した閾値は1つであったが、本
発明においては、複数個の閾値を設定する。これによ
り、制御部は、データフローがいずれかの閾値を越えた
時点で、特定のデータフローを段階的に制限することに
より細かなフロー制御を行うことが可能となる。
【0018】また、請求項13に係る本発明のLAN中継
交換装置は、外部装置からデータを入力する複数の終端
部と、該データのスイッチ部に対する入出力管理を行う
キュー部と、該キュー部の出力待ち合わせ行列が予め設
定された複数の閾値を越えた時点のデータに含まれるア
ドレス情報に基づき該終端部を識別し、いずれかの閾値
を超えた時点で該識別した終端部に対してトラヒック量
の統計情報に基づきデータ伝送を制限するフロー制御を
行う制御部と、を備えたことを特徴としている。
【0019】すなわち、本発明では、請求項1の本発明
と同様に、輻輳の要因となるデータフローを受信する終
端部を識別し、この終端部に対してフロー制御を行う
が、請求項1の本発明と異なる点は、閾値を複数設定
し、いずれかの閾値を越えたとき、トラヒック量の統計
情報に基づいて当該終端部が収容する伝送路の帯域容量
をより効率的に利用するようにフロー制御を行うことで
ある。
【0020】これにより、制御部はより細かなフロー制
御が可能となる共に、効率の良く伝送路を利用すること
が可能となる。また、請求項14に係る本発明のLAN中
継交換装置は、外部装置からデータを入力するATM終
端部を含む複数の終端部と、該データのスイッチ部に対
する入出力管理を行うキュー部と、該キュー部の出力待
ち合わせ行列が予め設定された閾値を越えた時点のデー
タフローが該ATM終端部からの特定のデータフローで
ある場合、該ATM終端部からの該データフローを制限
するためのRM(Resource Management)セルを送出する
制御部と、を備えたことを特徴としている。
【0021】本発明は、請求項5の発明において、該特
定のデータフローを入力する終端部がATM終端部であ
る場合のLAN中継交換装置に対応したものである。す
なわち、制御部は、輻輳の要因となる特定のデータフロ
ーを送出する装置に対してデータフローの帯域を制限す
るRMセルをATM終端部から送出してデータフロ−量
を抑止する。
【0022】これにより、制御部は、ATM終端部から
のデータフローに対してもフロー制御を行うことが可能
となり、セル廃棄の発生を抑止することができる。さら
に、請求項15に係る本発明のLAN中継交換装置におい
ては、該RMセルを受信した該制御部は、該特定のデー
タフローを送出する該キュー部の待ち合わせ行列が所定
の閾値を越えたとき、該特定のデータフローがIEEE802.
3準拠の終端部からのデータフローである場合、このデ
ータフローを一時停止するようにフロー制御を行うこと
ができる。
【0023】本発明は、請求項14に係る本発明のLAN
中継交換装置からRMセルを受信したLAN中継交換装
置に関するものである。すなわち、RMセルを受信した
制御部は、RMセルが指定する特定のデータフロを入力
する終端部がIEEE802.3準拠の終端部である場合、この
終端部から該特定のデータフローの送信を一時停止する
フロー制御を行う。
【0024】これにより、制御部は、ATM終端部に接
続された伝送路の輻輳の起因となる、IEEE802.3準拠の
終端部からのデータフローに対してもフロー制御を行う
ことが可能となる。さらに、請求項16に係る本発明のL
AN中継交換装置において、該RMセルを受信した該制
御部は、該特定のデータフローを送出する該キュー部の
待ち合わせ行列が所定の閾値を越えたとき、該特定のデ
ータフローのセルのCLP(Cell Loss Priority)ビット
を非優先に設定するフロー制御を行うことが可能であ
る。すなわち、請求項14に係る本発明のLAN中継交換
装置からRMセルを受信した制御部は、該特定のデータ
フローを送出する該キュー部の待ち合わせ行列が所定の
閾値を越えたとき、該特定のデータフローのセルのCL
Pビットを非優先に設定し、RMセルを送信してきたL
AN中継交換装置に送る。
【0025】このLAN中継交換装置は、CLPビット
が非優先に設定されている該セルが輻輳の要因となる可
能性のあるとき廃棄する。また、請求項17に係る本発明
のLAN中継交換装置において、該閾値が複数あり、該
制御部は、該待ち合わせ行列が該複数の閾値のいずれか
を越えたとき、該閾値に対応して該CLPビットを非優
先に設定することが可能である。
【0026】すなわち、上記の請求項16の発明におい
て、キュー部に複数の閾値を設定する。そして、制御部
は、該特定のデータフローが閾値のいずれかを越えたと
き、その閾値に対応した段階で該特定のデータフローの
セルのCLPビットを非優先に設定する。
【0027】これにより、請求項16の発明の場合のフロ
ー制御と比較してより多くのCLPビットに基づいたセ
ル廃棄が可能となるので細かな制御が可能となる。
【0028】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係るLAN中継
交換装置100の実施例を示している。この実施例では、
LAN中継交換装置100は、概略的には、インタフェー
ス部10〜13と、スイッチ部14と、周辺I/O部15と、CP
Uなどで構成される制御部16と、これら各部に共通接続
されたバス17と、で構成されている。
【0029】インタフェース部10〜13は各種のトラヒッ
クやプロトコル等に対応して複数(この場合は4個)設け
られたものであり、それぞれ、終端部20とルーティング
・エンジンモジュール部21とキュー管理モジュール部22,
23と出力処理モジュール部24とで構成されている。
【0030】この内、終端部20は、伝送路が光ファイバ
ーの場合は伝送路から送られて来た光信号パケットを電
気信号に変換し、このパケットを装置100内で電気信号
として処理できるようにするものである。また、この終
端部20は、物理層またはデータリンク層における外部装
置(図示せず)とのインタフェースを構成し、伝送路上で
使用されるフレームが伝送路途中で発生するエラー検出
などのために装置内で処理するMACフレームやIPフレー
ム等との形式が異なることを解消するため、装置100内
で処理するフレーム形式にフォーマット変換を行う機能
も備えている。
【0031】ルーティング・エンジンモジュール部21
は、送信側伝送路を決定するため、送られて来たフレー
ムのMACアドレスやIPアドレスの情報をキーにして内蔵
するルーティング情報のテーブル(図示せず)を検索し、
送信すべき伝送路を決定するものである。
【0032】キュー管理モジュール部22は、決定された
送信側伝送路が存在するインタフェース部へのパスを確
立するまでの待ち合わせを行うためのフレームを保持し
ておくものである。この場合、パスを確立するためには
パス確立要求をスイッチ部14に送る必要がある。
【0033】このパス確立要求は、キュー管理モジュー
ル部22が後述するキュー部内のフレームに基づいて送る
ことができるが、このモジュール部22に 送信側インタ
フェース分のキュー部を別途用意しておき、送信側のキ
ュー管理モジュール部23が、決められた契機で受信側の
キュー管理モジュール部22のキュー部を見に行くことに
よって確立することも可能である。なお、このパス確立
の方法は種々知られており、本発明では特にその方法に
限定されない。
【0034】また、スイッチ部14は、受信側のキュー管
理モジュール部22から、送信側のキュー管理モジュール
部23へフレームを伝送するためのパスを確立するための
ものである。送信側のキュー管理モジュール部23は、受
信側のキュー管理モジュール部22からのフレームを受け
るとともに、送信側伝送路にフレームを送信できるよう
になったら出力処理モジュール部24にフレームを送るも
のである。
【0035】出力処理モジュール24はフィルタリングや
アドレス書き換えなど、MACフレームやIPフレームなど
に対する処理を行って終端部20に与えると、終端部20で
は伝送路上のフレーム形式にフォーマット変換して送り
出す。また周辺I/O部15は、フロッピーディスクなど
の外部記憶部29と、システムコンソール部30と、LEDな
どの表示部31とで構成されている。
【0036】さらに制御部16は、上記の終端部20及びモ
ジュール部21〜24をそれぞれ制御するルーティングプロ
トコル処理部25とルーティングテーブル管理部26と各種
レジスタ設定部27と装置構成設定部28とで構成されてい
る。図2は、図1に示したキュー管理モジュール部22及
び23の実施例を示したものである。この実施例では、キ
ュー管理モジュール部22, 23は、フロー識別部50とメモ
リ51とアドレス管理部52とキュー選択部53とキュー長管
理部54と読出タイミング計算部55とキュー部60と選択部
56, 57と読出制御部58とで構成されている。
【0037】この内、フロー識別部50は、一つの送信先
に対して複数のキューを割り当てる場合、上記のルーテ
ィング・エンジンモジュール部21などで決定された送信
先以外のデータフロー情報を識別するためのものであ
る。また、メモリ51は、フロー識別部50から受信したフ
レーム71本体をフレーム72として送信できるまで格納す
るものである。
【0038】アドレス管理部52は、メモリ51の空きアド
レスや使用アドレスの管理と、フレームを書き込んだア
ドレス77をキュー選択部53に通知を行うものである。キ
ュー選択部53は、フロー識別部50で識別されたデータフ
ロー情報に基づいてフレーム本体が格納されているメモ
リ51のアドレスやフレームの長さなどの情報を管理する
ためのキュー長管理部54のいずれか、すなわちキュー部
60中のキュー部61〜65のいずれかを決定するものであ
る。
【0039】また、選択部53は、キュー長管理部54から
閾値オーバ通知86を受信したとき、オーバしたデータフ
ローのフロー情報の中の発信元に関する情報をフレーム
情報85として制御部16(図1参照)に送信する。キュー
長管理部54は、キュー選択部53からの書込アドレス/フ
レーム長の信号78に基づいてキュー部61〜65の管理を行
うものである。各キュー部61〜65が閾値を越えた場合、
閾値オーバ通知86をキュー選択部53及び制御部16に与え
る。なお、閾値は各キュー部61〜65毎に設定することも
可能である。
【0040】読出タイミング計算部55は、一つの送信先
に複数のキューを割り当てる場合、そのキューが取り扱
うフレームの重要度などに応じて出力タイミングを計算
してキュー毎の読出タイミングを発生させるものであ
る。キュー部60は、フレーム71が書き込まれたアドレス
80をフレーム71が属するデータフロー毎に記憶するキュ
ー部61〜65で構成されている。
【0041】選択部56は、キュー部61〜63に記憶された
書込アドレス80を読出アドレス83として読出タイミング
計算部55からの読出タイミング87によって読み出すもの
であり、選択部57は選択部56からの読出アドレス83とキ
ュー部64及び65からの読出アドレスを、予め決めた順
(図示の例では上から順)に優先的に出力するように設定
されている。
【0042】また、読出制御部58は、選択部57からの読
出アドレス83を受けて、メモリ51のフレーム72を次段の
スイッチ部14または出力処理モジュール部24に送信し、
送信が完了した時点で読出アドレス82の解放を解放アド
レス76としてアドレス管理部52に指示するものである。
【0043】制御部16は、以下に述べるように、受信し
たフレーム情報85及び閾値オーバ通知86に基づいて輻輳
が発生した伝送路とその緊急度の度合いを判断し、フロ
ー制御(輻輳制御)を行う範囲を決定してフロー制御信
号を発信する。以下、図1及び図2に示した本発明に係る
LAN中継交換装置のフロー制御例(1)〜(5)をそれぞ
れ図3〜図7により説明する。
【0044】なお、これらの図には、図1で示した終端
部20及び入力側及び出力側のキュー管理モジュール部2
2,23に含まれるキュー部60(図2参照)に対応するキ
ュー部60a〜60f、及びスイッチ部14のみが示されてお
り、他の機能部は説明の便宜上省略されている。
【0045】フロー制御例(1)を示す図3において、例
えば、アドレスデータ(以下、単にデータと称する)Aを
入力するインタフェース部10(図1参照)の終端部20
は、このデータAを入力側のキュー管理モジュール部22
に含まれるキュー部60aに与え、このキュー部60aは、デ
ータAをスイッチ部14に設定されたパスを介して、例え
ばインタフェース部13に送る。
【0046】このインタフェース部13において、データ
Aを出力側のキュー管理モジュール部23に含まれるキュ
ー部60eが受信し、終端部20を介して所定の伝送路から
送出する。なお、インタフェース部10の入力側の終端部
20及びインタフェース部13の出力側の終端部20を、後述
する如く、それぞれ異なるインタフェースの、例えばAT
M終端部及びIEEE802.3準拠の終端部とすることも可能で
ある。
【0047】同図において、インタフェース部10〜12の
終端部20から入力されたデータA,B,及びCは、キュー
部60a,60b,及び60cでキューイングされた後、スイッ
チ部14でスイッチングされてインタフェース部13のキュ
ー部60eに図示の如くデータA,B,C,A,Bの順に一時記
憶され、終端部20を介して伝送路に順次送出される。
【0048】今、この伝送路が輻輳状態になり、キュ
ー部60eにおいて、データBの待ち合わせ行列が、予め設
定された閾値92を越える。これをキュー長管理部54
(図2参照)が検出し、データBのフレーム情報85及び
閾値オーバ通知86が制御部16(図1参照)に送られる。
【0049】制御部16は、フレーム情報85に基づいてデ
ータBを送ったデータフローを識別し、このデータフロ
ーを入力した終端部20を特定する。そして、終端部20が
IEEE802.3準拠の終端部である場合には、対応するフロ
ー制御信号を送出し、ATM終端部である場合には、RM
セルを送出する。
【0050】このフロー制御信号又はRMセルを受信した
前段の外部装置(LAN中継交換装置)は当該データフロー
の送出を抑止する。この結果、キュー部60eから送出さ
れるデータ量が少なくなり、伝送路の輻輳状態が解除さ
れる。図8及び図9は、フロー識別部50(図2参照)
が、データフローを識別するため参照するフィールド例
を示している。
【0051】図8は、MACフレームのフォーマット例を
示しており、同図(1)〜(4)は、それぞれタグ付きのIEEE
802.2/802.3形式、タグ無しのIEEE802.2/802.3形式、タ
グ付きのイーサネット形式、及びタグ無しのイーサネッ
ト形式フォーマットを示している。
【0052】フロー識別部50は、タグ無しフォーマット
の場合は、宛先MACアドレス40、送信元MACアドレス41、
及びプロトコル種別44のデータフィールドのいずれかに
基づきアドレスやデータフローを識別する。タグ付きの
フォーマットの場合は、さらにプロトコル識別子42及び
制御情報43のいずれかに基づきアドレスやデータフロー
の識別を行う。
【0053】このフレーム情報85を受信した制御部16
は、例えば送信元アドレス41の内容により送信元を特定
することが可能であり、特定された送信元が接続されて
いる終端部を求め、この終端部のみにデータ伝送を抑止
する信号を送るフロー制御を行うことが可能である。
【0054】また、大型計算機、パーソナルコンピュー
タ、及びワークステーション等が混在する環境において
は、制御部16は、プロトコル種別44に基づき大型計算
機、パーソナルコンピュータ、及びワークステーション
の通信を区別することが可能である。
【0055】例えば、特定のプロトコルのデータフロー
を入力する全ての終端部にデータ伝送抑止の信号を送
り、該特定のプロトコルでデータ伝送を相互に行ってい
るパーソナルコンピュータ群のデータに起因する輻輳を
解消することも可能である。さらに、宛先及び送信元ア
ドレス40及び41のアドレスフィールドを組み合わせてデ
ータフローを識別することも可能である。
【0056】図9は、IPv4フレーム形式のフォーマット
例を示している。このIPv4フレーム形式の基本的なフォ
ーマットが同図(1)に示されている。IPv4フレームは、
データ部37を同図(2)及び(3)に拡大して示すフォーマッ
トにより、それぞれTCP形式及びUPD形式のフレームに分
類される。
【0057】フロー識別部50は、IPv4フレームの識別子
33、プロトコルタイプ34、宛先IPアドレス35、送信元IP
アドレス36、送信元ポート番号38、及び宛先ポート番号
39のいずれかに基づき、データフロー、終端部、ポート
番号等を識別することが可能となる。
【0058】なお、図示していないが、ATMセルのVPI及
びVCIフィールドを参照することにより仮想パス(VPI)及
び仮想コネクション(VCI)のいずれかに基づいて識別す
ることも可能である。次に、複数の閾値を用いた本発明
のフロー制御例(2)を図4で説明する。
【0059】この例では、キュー部60a〜60cの入力側の
終端部20は、それぞれ、IEEE802.3準拠の終端部、IEEE8
02.3準拠の終端部、及びATM終端部である。キュー部60a
〜60cからのデータは、スイッチ部14によってスイッチ
ングされて出力側のキュー部60d〜60fに送られた後、各
終端部20から送出される。
【0060】キュー部60d〜60fには、それぞれ2つの閾
値91,92、閾値93,94、及び閾値95,96が設定されてい
る。今、キュー部60dの出力伝送路に輻輳が発生した
場合、まず、キュー部60dの待ち合わせ行列は閾値91を
越える。この状態をフレーム情報85及び閾値オーバ通
知で認識した制御部16は、入力側のIEEE802.3準拠の終
端部20にフロー制御の信号を送出するように通知する。
通知を受けた終端部20は、IEEE802.3x及びIEEE802.3zで
定義されているフロー制御を行う。
【0061】これにより、輻輳の主な起因となるデー
タフローを抑止して、輻輳を解消又は緩和することが可
能となる。この解消又は緩和によって、輻輳に関与しな
いデータフローのデータは正常に伝送することが可能と
なる。フロー制御にも関わらず、輻輳が解消しない
場合、キュー部60dの待ち合わせ行列は、閾値92を越え
る。この状態を認識した制御部16は、さらに、キュー
部60dにデータを送出している入力側のIEEE802.3準拠の
別の終端部20に、フロー制御信号を送出するように通
知し、ATM終端部20には、RMセルを送出するように通
知する。
【0062】これにより、輻輳の起因となるデータフロ
ーを、一層抑止して、輻輳を解消することが可能とな
る。図5は、本発明のフロー制御例(3)を示している。
この制御例は、図3に示すフロー制御例(1)を具体的に示
したもので、ATMのABR(Available Bit Rate)サービスに
おいて、RMセルのER(Explicit Rate:明示的なレート情
報)フィールドを用いて仮想コネクション単位で帯域制
御を行っている。なお、ABR(Available BitRate)サービ
スは、ネットワークの輻輳状態に応じてPCR(Peak Cell
Rate)を規制するサービスである。
【0063】同図(1)は、正常時のデータフローを示し
ており、同一のインタフェース部10のATM終端部20に収
容された仮想コネクション(Virtual Connection)VC1,V
C2,及びVC3のPCRとして、それぞれ1000セル/秒、50000
セル/秒、及び10000セル/秒が申告されている。
【0064】合計61000セル/秒のデータは、スイッチ部
14及びキュー部60dを介して出力伝送路に送出されてい
る。同図(2)は、出力伝送路に輻輳状態が発生した場
合を示している。この輻輳状態により、キュー部60d
の待ち合わせ行列が、閾値91を越える。これを検出した
キュー管理モジュール22は、閾値91を越えた後のデータ
フローのフレーム情報85を制御部16に与える。
【0065】制御部16は、当該フレームがATM終端部が
収容する仮想コネクションから入力されたものであるこ
とを装置構成情報に基づいて知る。そして、該当する仮
想コネクションVC2及びVC3に対してそれぞれRMセルの
ERフィールドにセル転送速度=1000セル/秒を設定して
送出する。
【0066】これにより、キュー部60dに送出される合
計の転送速度=3000セル/秒となり、輻輳状態を解消
することが可能となる。なお、このフロー制御例では、
出力側の終端部20が、IEEE802.3準拠の終端部及びATM終
端部のいずれであってもよい。
【0067】図6は、本発明のフロー制御例(4)を示し
ている。この制御例は、図4に示したフロー制御例(2)の
具体例を示しており、図5で示したERフィールドでセル
転送速度(=出力帯域幅)を指定したRMセルを、出力側
のATM終端部で受信したLAN中継交換装置における制御例
である。
【0068】同図(1)において、この装置の制御部16
は、RMセルを受信した出力側のATM終端部の帯域幅
を、受信したERフィールドで指定された帯域幅=10000
セル/秒に設定する。同図(2)において、出力側のATM終
端部の出力帯域幅が狭くなったため、キュー部60dの待
ち合わせ行列は閾値91を越える()。
【0069】制御部16は、キュー部60dにデータを送出
する入力側のIEEE802.3準拠の終端部20に対してフレー
ムを100msだけ送信停止を指示するPause(ポーズ)フレー
ムを送出するように通知する。終端部20は伝送路に対し
てPauseフレームを送出するフロー制御を実行する。
【0070】これにより、出力側の伝送路の輻輳が解消
される。同図(3)は、上記のフロー制御で輻輳が緩和さ
れない場合のフロー制御を示している。この場合、キュ
ー部60dの待ち合わせ行列は、閾値92を越える()。
制御部16は、100msの送信停止では輻輳が解消できない
ことを認識し、さらに、1secだけ送信停止を指示するP
auseフレームを送出するように通知する。終端部20は伝
送路に対してPauseフレームを送出するフロー制御を
実行する。
【0071】これにより、出力側の伝送路の輻輳は、よ
り確実に解消されることになる。また、閾値に対応し
て、送信停止時間を調整することにより伝送路で発生す
る輻輳発生時間を短縮することが可能となり、ネットワ
ークを効率的に利用することが可能となる。
【0072】図7は、本発明のフロー制御例(5)を示し
ている。この制御例は、図6にしめしたフロー制御例
(4)の変形例を示したもので、フロー制御例(4)と同様に
出力側の終端部20が出力帯域幅を指定するRMセルを受信
した場合を示している。但し、制御例(4)と異なり、入
力側の終端部20に対してPauseフレームを送ってデータ
を抑止する代わりに、出力するデータセルの優先度を設
定することにより、このセルを廃棄するか否かを受信し
たLAN中継交換装置側に委ねている。
【0073】図7(1)において、キュー部60a〜60cは、セ
ルの優先度を示すセルフォーマット中のCLPフィールド
に0=“優先”設定してキュー部60dにスイッチ部14を
介して送出している。CLP=“優先”に設定されている
セルは、廃棄してはいけないセルであること示してい
る。
【0074】出力側のATM終端部20が、セル転送速度=1
00000セル/秒を指定するRMセルを受信すると、制御部
16は、終端部20のセル転送速度(帯域幅)=100000セル
/秒を設定する。同図(2)において、出力側の帯域幅が制
限されたLAN中継交換装置内で輻輳が発生し、キュー
部60dの待ち合わせ行列が閾値91を越える()。
【0075】これを検出した制御部16は、キュー部60a
から送出するセルのCLPフィールドに“1=非優先”を
設定し、キュー部60b,60cから送出するセルのCLPは
“優先”のままで送出する。これらのセルを受信した次
段のLAN中継交換装置は、輻輳が発生した場合、CLP
=“非優先”のセルを廃棄し輻輳状態を解消する。
【0076】同図(3)において、この制御によっても、
輻輳状態が解消しない場合、次段のLAN中継交換装置
は当該中継交換装置にRMセルを送信する。装置内の輻
輳が解消しないため、キュー部60dの行列は、閾値92を
越える()。これを検出して制御部16は、さらに、キ
ュー部60dから送出するセルのCLPフィールドを“1=非
優先”に設定して送出する。
【0077】これにより、次段のLAN中継交換装置
は、輻輳が発生した場合、CLP=“非優先”である、よ
り多くのセルを廃棄することが可能となり輻輳状態を解
消する可能性が高くなる。なお、この制御例では、終端
部20毎にCLPの設定を変更しているが、特定の終端部20
におけるIP又はMACアドレス単位でセルのCLPを設定変更
してもよい。
【0078】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るLAN
中継交換装置によれば、制御部が、キュー部の出力待ち
合わせ行列が予め設定された閾値を越えたデータを入力
した終端部に対してデータ伝送を制限するフロー制御を
行うように構成したので、一部の伝送路で発生した輻輳
を他の正常な状態にある伝送路に波及することを抑止す
ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るLAN中継交換装置の実施例を示
したブロック図である。
【図2】本発明に係るLAN中継交換装置のキュー管理
モジュール部の実施例を示したブロック図である。
【図3】本発明に係るLAN中継交換装置におけるフロ
ー制御例(1)を示した図である。
【図4】本発明に係るLAN中継交換装置におけるフロ
ー制御例(2)を示した図である。
【図5】本発明に係るLAN中継交換装置におけるフロ
ー制御例(3)を示した図である。
【図6】本発明に係るLAN中継交換装置におけるフロ
ー制御例(4)を示した図である。
【図7】本発明に係るLAN中継交換装置におけるフロ
ー制御例(5)を示した図である。
【図8】MACフレームにおける終端部/データフロー
を識別する情報を示したフォーマット図である。
【図9】IPフレームにおける終端部/データフローを
識別する情報を示したフォーマット図である。
【図10】従来のLAN中継交換装置のフロー制御例を示
した図である。
【符号の説明】
10〜13 インタフェース部 14 スイッチ部 15 周辺I/O部 16 制御部 17 バス 20 終端部 21 ルーティング・エンジンモジュール部 22,23 キュー管理モジュール部 24 出力処理モジュール部 25 ルーティングプロトコ
ル処理部 26 ルーティングテーブル管理部 27 各種レジスタ設定部 28 装置構成設定部 29 外部記憶部 30 システムコンソール部 31 表示部 33 識別子 34 プロトコルタイプ 35 宛先IPアドレス 36 送信元IPアドレス 37 データ 38 送信元ポート番号 39 宛先ポート番号 40 宛先MACアドレス 41 送信元MACアドレス 42 プロトコル識別子 43 制御情報 44 プロトコル種別 50 フロー識別部 51 メモリ 52 アドレス管理部 53 キュー選択部 54 キュー長管理部 55 読出タイミング計算部 56,57 選択部 58 読出制御部 60,60a〜60f キュー部 70〜72 フレーム 73 フロー情報/フレーム
長 74,81 フレーム長 75 獲得アドレス 76 解放アドレス 77,80 書込アドレス 78 書込アドレス/フレーム長 82,83 読出アドレス 85 フレーム情報 86 閾値オーバ通知 87 読出タイミング 図中、同一符号は同一又は相当部分を示す。
フロントページの続き Fターム(参考) 5K030 HB14 HB18 HD03 HD07 JA11 JT03 KX11 KX29 LA03 LC01 MB15 5K032 CB05 CC05 CC12 DA06 DB26 5K034 DD03 EE11 FF11 HH21 HH50 HH64 JJ24 KK27 MM11 MM21 9A001 BB04 CC08 CC09 JJ18

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外部装置からデータを入力する複数の終端
    部と、 該データのスイッチ部に対する入出力管理を行うキュー
    部と、 該キュー部の出力待ち合わせ行列に予め設定された閾値
    を越えた際にデータを入力した該終端部に対してデータ
    伝送を制限するフロー制御を行う制御部と、 を備えたことを特徴とするLAN中継交換装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、 該制御部が、該閾値を越えたデータに含まれるMACア
    ドレスに基づき該物理層終端部を識別することを特徴と
    したLAN中継交換装置。
  3. 【請求項3】請求項1において、 該制御部が、該閾値を越えたデータに含まれるIPアド
    レスに基づき該物理層終端部を識別することを特徴とし
    たLAN中継交換装置。
  4. 【請求項4】請求項1において、 該制御部が、該閾値を越えたデータに含まれるプロトコ
    ル種別情報に基づき該物理層終端部を識別することを特
    徴としたLAN中継交換装置。
  5. 【請求項5】外部装置からデータを入力する複数の終端
    部と、 該データのスイッチ部に対する入出力管理を行うキュー
    部と、 該キュー部の出力待ち合わせ行列が予め設定された閾値
    を越えた該終端部からの特定のデータフローを制限する
    フロー制御を行う制御部と、 を備えたことを特徴とするLAN中継交換装置。
  6. 【請求項6】請求項5において、 該制御部が、該特定のデータフローをMACアドレスに
    基づき識別することを特徴としたLAN中継交換装置。
  7. 【請求項7】請求項5において、 該制御部が、該特定のデータフローをIPアドレスに基
    づき識別することを特徴としたLAN中継交換装置。
  8. 【請求項8】請求項5において、 該制御部が、該特定のデータフローをプロトコル種別情
    報に基づき識別することを特徴としたLAN中継交換装
    置。
  9. 【請求項9】請求項5において、 該制御部が、該特定のデータフローをTCP及びUDP
    のいずれかのポート番号に基づき識別することを特徴と
    したLAN中継交換装置。
  10. 【請求項10】請求項5において、 該制御部が、該特定のデータフローをIPv6における
    フローラベルに基づき識別することを特徴としたLAN
    中継交換装置。
  11. 【請求項11】請求項5において、 該制御部が、該特定のデータフローをATMにおけるV
    PI及びVCI情報のいずれかに基づき識別することを
    特徴としたLAN中継交換装置。
  12. 【請求項12】請求項5において、 該制御部が、予め設定された複数の閾値のいずれかを越
    えた時点で該特定のデータフローを制限するフロー制御
    を行うことを特徴としたLAN中継交換装置。
  13. 【請求項13】外部装置からデータを入力する複数の終端
    部と、 該データのスイッチ部に対する入出力管理を行うキュー
    部と、 該キュー部の出力待ち合わせ行列が予め設定された複数
    の閾値を越えた時点のデータに含まれるアドレス情報に
    基づき該終端部を識別し、いずれかの閾値を超えた時点
    で該識別した終端部に対してトラヒック量の統計情報に
    基づきデータ伝送を制限するフロー制御を行う制御部
    と、 を備えたことを特徴とするLAN中継交換装置。
  14. 【請求項14】外部装置からデータを入力するATM終端
    部を含む複数の終端部と、 該データのスイッチ部に対する入出力管理を行うキュー
    部と、 該キュー部の出力待ち合わせ行列が予め設定された閾値
    を越えた時点のデータフローが該ATM終端部からの特
    定のデータフローである場合、該ATM終端部からの該
    データフローを制限するためのRMセルを送出する制御
    部と、 を備えたことを特徴とするLAN中継交換装置。
  15. 【請求項15】請求項14において、 該RMセルを受信した該制御部は、該特定のデータフロ
    ーを送出する該キュー部の待ち合わせ行列が所定の閾値
    を越えたとき、該特定のデータフローがIEEE80
    2.3準拠の終端部からのデータフローである場合、こ
    のデータフローを一時停止するようにフロー制御を行う
    ことを特徴とするLAN中継交換装置。
  16. 【請求項16】請求項14において、 該RMセルを受信した該制御部は、該特定のデータフロ
    ーを送出する該キュー部の待ち合わせ行列が所定の閾値
    を越えたとき、該特定のデータフローのセルのCLPビ
    ットを非優先に設定するフロー制御を行うことを特徴と
    するLAN中継交換装置。
  17. 【請求項17】請求項16において、 該閾値が複数あるとき、該制御部は、該待ち合わせ行列
    が該複数の閾値のいずれかを越えたとき、該閾値に対応
    して該CLPビットを非優先に設定することを特徴とし
    たLAN中継交換装置。
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