JPS63165955A - デ−タ処理システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） 本発明は、任意の西暦年月日を和暦年月日に変換する日
付変換モードを有したデータ処理システムに関する。

（従来の技術） 従来から、例えば病院等においては、診察券やカルテを
コンピュータで管理するデータ処理システムが用いられ
ている。

このようなシステムでは、個人の生年月日をデータの１
つとして汲っているが、一般に生年月日は和暦で管理し
た方が都合よい場合が）い０例えば、 ｒ１９２３年６月５日」 という生年月日は、 「大正１２年６月５日」 という和暦で表現する方が分り易い。

このため従来のデータ処理システムは、西暦年月日を和
暦年月日に変換する専用プログラムを備えている。

ところで現在の元号（すなわち「昭和」）が新たな元号
に代った場合には、前記プログラムを書き換えなければ
ならないが、この処理は一般のユーザにとっては困難で
あり、メーカ側のサービス要員が現場に出向いて行なう
必要がある。

しかしながら元号の交代は不定期的であるため、特にシ
ステムの数が多く、しかも点在している場合等には、短
期間にこの処理を完了させることが極めて困難であり、
現場業務に支障をきたす可能性が高いという問題がある
。

（発明が解決しようとする問題点） 本発明は上述したような事情によりなされたもので、新
たな元号への対応化処理をユーザ側で容易に行なうこと
ができるデータ処理システムの提供を目的としている。

［発明の構成］ （問題点を解決するための手段） 本発明のデータ処理システムは、複数の和暦元号と、各
和暦元号が施行された西暦年月日とがそれぞれ対応付け
られつつ登録され、かつ新たな和暦元号とそれが施行さ
れる西暦年月日とを会話処理により追加登録可能なテー
ブルを格納しているファイルを備え、任意の西暦年月日
を前記テーブルに登録されている各西暦年月日と順次比
較して和暦年月日に変換する日付変換モードを有したも
のである。

（作　用） 本発明のデータ処理システムでは、複数の和暦元号と、
各和暦元号が施行された西暦年月日とがそれぞれ対応付
けられつつ登録されたテーブルを格納しているファイル
を備え、前記テーブルの内容が会話処理により追加９＃
！可能にされているため、メーカ側のサービス要員が現
場に出向いてプログラムを変更する作業が不要になる。

（実施例） 以下、本発明の実施例の詳細を図面に基づいて説明する
。

第１図は本発明の一実施例を示す図である。

本実施例のシステムは複数の和暦元号と、各和暦元号が
施行された西暦年月日とがそれぞれ対応付けられつつ登
録され、かつ新たな和暦元号とそれが施行される西暦年
月日とを会話処理により追加登録可能なテーブルを格納
しているファイルを備えている。

第１図において１は前記テーブルの項目（以下パラメー
タと称する）を新たに会話処理で作成するために必要な
プログラムが書込まれている質問マスタ（フロッピーデ
ィスク）、２はパラメータを登録するために必要な質問
メツセージを表示するＣＲ’Ｉ’ディスプレイ、３は入
力されたテーブルのパラメータを格納するユーザパラメ
ータファイルである。

そして本実施例システムは、前記テーブルに基づいて任
意の西暦年月日を和暦年月日に変換する日付変換モード
を有している。

第２図はこの日付変換モードにおける処理の流れを示す
図である。

同図においてＡはユーザパラメータファイル３から読取
った変換テーブル、Ｂは和暦年月日に変換すべき西暦年
月日、Ｃはこの西暦年月日と変換テーブルＡの各パラメ
ータとを比牧する処理、Ｄは和暦元号と和暦年を算出す
る演算処理、Ｅは求められた和暦年月日である。

本実施例システムでは、メーカ側が提供する質問マスタ
１のプログラムにより、ＣＲＴディスプレイ２に表示さ
れる質問メツセージに従って、新たな和暦元号およびそ
の元号が施行される西暦年月日を変換テーブルＡの新た
なパラメータとして、登録する。

なお「昭和」までの和暦元号および各元号が施行された
西暦年月日は、標準パラメータとしてメーカ側で予め登
録されている。

そして本実施例システムにおける日付変換モードでは、
西暦年月日Ｂの西暦年を、変換テーブルＡに登録されて
いる各西暦年月日の西暦年と順次比較し、西暦年月日Ｂ
の西暦年よりも新しい西暦年を見出し、この見出した西
暦年よりも変換テーブルＡ上で１段古い西暦年を西暦年
月日Ｂの西暦年から減算して値１を加え、さらに前記１
段古い西暦年に対応する和暦元号と結合し、さらに西暦
年月日Ｂの月日の部分を結合する処理が行なわれる。

例えば変換すべき西暦年月日Ｂが、 ｒ１９２３年６月５日」 の場合、この西暦年月日Ｂの西暦年ｒ　１．９２３　Ｊ
を変換テーブルの各パラメータにおける西暦年と順に比
較し、前記西暦年ｒ１９２３」よりも新しい西暦年、す
なわちｒ１９２６．をもつパラメータを見つけた段階で
、それよりも１段古いパラメータ「大正」のインデック
ス値「２」を元号コードとし、さらに元号「大正」が施
行された西暦年ｒ１９１２．を前記西暦年「１９２３」
から減算し、あたい「１」を加える。すなわち、１９２
３−１９１２＋１＝１２ という演算を行なって和暦年を算出し、元号コード十和
暦年月日 ＝２＋１２０６０５　（１２年６月５日）＝大正１２年
６月５日 を得る。

なお変換テーブルＡのエンドは図示したようにｒ９９９
９９９９」 をセットしておく。

かくして本実施例によれば、ユーザが会話処理により変
換テーブルＡのパラメータとして新たな元号とその元号
が施行される西暦年月日を追加登録するだけで、新たな
元号への対応化処理が完了するので、メーカのサービス
要員が現場に出向く必要がなくなる。

なお本実に例では本発明を生年月日を管理するシステム
に適用しているが、本発明は西暦年月日を和暦年月日に
変換する他のシステムにも幅広く適用することができる
。

［発明の効果］ 以上説明したように本発明のデータ処理システムは、複
数の和暦元号と、各和暦元号が施行された西暦年月日と
がそれぞれ対応付けられつつ登録されたテーブルを格納
しているファイルを備え、前記テーブルの内容が会話処
理により追加登録可能にされているため、新たな元号へ
の対応化処理をユーザ側で極めて容易に行なうことがで
きる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示ずブロック図、第２図は
同実施例の日付変換モードにおける処理の流れを示す図
である。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）複数の和暦元号と、各和暦元号が施行された西暦
   年月日とがそれぞれ対応付けられつつ登録され、かつ新
   たな和暦元号とそれが施行される西暦年月日とを会話処
   理により追加登録可能なテーブルを格納しているファイ
   ルを備え、任意の西暦年月日を前記テーブルに登録され
   ている各西暦年月日と順次比較して和暦年月日に変換す
   る日付変換モードを有していることを特徴とするデータ
   処理システム。
2. （２）日付変換モードが、任意の西暦年月日の西暦年と
   、テーブルに登録されている西暦年月日の西暦年とを順
   次比較し、前記任意の西暦年よりも新しい西暦年を見出
   し、この見出した西暦年よりも前記テーブル上で１段古
   い西暦年を前記任意の西暦年から減算して値１を加え、
   前記１段古い西暦年に対応する和暦元号と結合し、さら
   に前記任意の西暦年月日の月日の部分を結合する処理に
   より実現される特許請求の範囲第１項または第２項記載
   のデータ処理システム。