JP2001350843A - 介護情報処理システム - Google Patents

介護情報処理システム

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JP2001350843A
JP2001350843A JP2000168959A JP2000168959A JP2001350843A JP 2001350843 A JP2001350843 A JP 2001350843A JP 2000168959 A JP2000168959 A JP 2000168959A JP 2000168959 A JP2000168959 A JP 2000168959A JP 2001350843 A JP2001350843 A JP 2001350843A
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nursing
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English (en)
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Yasumasa Hamanaka
泰眞 浜中
Toshiyuki Okabashi
俊行 岡橋
Shizue Michinaga
志津江 道永
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NEC Platforms Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】迅速な介護情報の作成とその有効利用を図る介
護情報処理システムを提供する。 【解決手段】被介護者からの聞き取り調査情報を、所定
のコード化態様に従って端末装置を介してコード化して
データベース化すること、データベース化されコード化
された聞き取り調査情報を読み出し、読み出した情報に
基づいて介護サービス計画(ケアプラン)を立案、作成
し、作成されたケアプランをコード化してデータベース
化すること、データベース化されたケアプランに基づい
て最適な介護指示項目を生成すること、実施された前記
介護指示項目に対応する介護結果をコード化してデータ
ベース化すること、上記介護結果に基づいて上記介護指
示項目を更新することをベース処理項目とし、コード化
された介護実施結果を、所定のフォーマットで介護保険
請求書に出力し、前記データベース化された情報の集
計、計算及び分析等の処理を実施して介護日誌を生成し
て書式、フォーマットの統一化を図り、迅速処理、情報
の共有化を可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は介護情報処理システ
ムに関し、特に迅速な介護情報の作成とその有効利用を
図る介護情報処理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】高齢化社会を間近に控える現状において
は、保険、福祉、介護分野における抜本的な改善が求め
られている。特に、身体的不自由を抱える人々にとって
は、医療分野や介護サービスの一層の充実が求められて
いる。
【0003】一方、介護サービスを受ける人(被介護
者)を介護する家族等の親近者の肉体的、精神的な苦労
は並大抵なものではなく、これらの苦痛を軽減して、親
近者のより余裕をもった介護を可能とするための公的、
私的な介護サービスの重要性は益々増大している。
【0004】ところで、介護サービスを受け、介護保険
を受けるためには、所定の手続きが必要となる。すなわ
ち、被介護者個人からの介護認定の申請を受けて、区市
町村等の介護保険者の調査員による訪問調査を行なって
要介護情報を取得し、得られた調査結果(要介護情報)
としての「意見書」が介護認定委員会に提出され、この
介護認定委員会での審査を経て自立、要支援、要介護等
の認定がなされる。
【0005】こうして得られた介護認定委員会による自
立、要支援、要介護等の認定(以下、認定と称する)に
基づいて介護サービス計画(ケアプラン)が介護サービ
ス提供事業者により作成される。そして、作成された介
護サービス計画に従った援助や介護が実施される。
【0006】介護サービス計画の作成段階においては、
介護に関する課題を分析するアセスメント作業が必要で
あり、上述の如く、被介護者から調査項目に対応した内
容について聞き取り調査を実行する。得られた調査情報
に基づいて調査票を作成した後に調査票の内容をキーボ
ードやOCR等の入力手段を用いて入力し、認定会議の
資料とし、ケアプランが立案、作成される。
【0007】ケアプラン作成に当たっても、アセスメン
トの調査結果を調査票に記録してその内容をキーボード
やOCR等の入力手段を用いて入力し、ケアプラン作成
システムでケアプランを作成して介護概要の確認を行
う。または、別のシステムを利用して介護項目をキーボ
ードやOCR等の入力手段を用いて作成する。
【0008】こうして作成された資料情報に従って施設
側では介護を実施し、介護実施に関する日誌を作成し、
必要であればコンピュータのキーボード等から文章形式
で入力する。この日誌は、後日必要な時にプリンタによ
り紙上に印刷、出力される。
【0009】また、介護サービスに関する保険請求は、
具体的介護内容を忠実に反映したものではなく、一律に
介護度に応じた請求を行っている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の介護情
報処理システムは、次のような問題点または課題を有す
る。
【0011】すなわち、従来の介護情報処理システムで
は、アセスメントとしての介護度の認定作業において、
利用者から調査項目を確認し、調査票に記録した後に、
調査票を目視確認しながらコンピユータに入力する(デ
ータベースへの入力)という無駄な時間、作業が必要と
なり、効率が悪い。
【0012】また、従来の介護情報処理システムでは、
介護サービス業者によるケアプラン作成時においても、
アセスメント調査結果を目視確認しながらコンピュータ
を用いてケアプランを作成している。しかしながら、ケ
アプランは作成されても、当該ケアプランに最適な介護
内容が定められているわけではなく、作成されたケアプ
ランに適合する介護項目を再度検討して決定しなければ
ならず、迅速な介護サービス内容が得られない。
【0013】更に、介護サービス業者は介護日誌を作成
するが、それぞれの介護サービス業者独自の文章形式で
の表現であるため、介護内容の表現に共通性が無く、他
の介護サービス業者に介護サービスが引き継がれた場合
には、その表現形式の変換が必要となり、介護内容の確
認、作業の引継ぎに多大な時間を必要とし、正しい介護
サービスの理解や引継ぎができない。
【0014】更にまた、介護サービス業者が保険請求す
る際に発行する保険請求書(レセプト)には具体的な介
護内容が記載されておらず、実際に実施された介護内容
が確認できないためケアプランに基づく正しい介護がな
されたか否かを確認できない。
【0015】また、介護情報は、各介護サービス業者毎
に独自の表現で記載されているため、上記他の施設は勿
論、施設内であっても、上記介護情報をそのまま利用で
きず、異なる施設間で継続的な利用もできない。
【0016】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
め、本発明による介護情報処理システムは、次のような
特徴的な構成を採用している。
【0017】(1)被介護者からの聞き取り調査情報
を、所定のコード化態様に従って端末装置を介してコー
ド化してデータベース化し、前記データベース化されコ
ード化された聞き取り調査情報を読み出し、読み出した
情報に基づいて介護サービス計画(ケアプラン)を立
案、作成し、作成されたケアプランをコード化してデー
タベース化し、前記データベース化されたケアプランに
基づいて最適な介護指示項目を生成し、実施された前記
介護指示項目に対応する介護結果をコード化してデータ
ベース化し、前記介護結果に基づいて前記介護指示項目
を更新する介護情報処理システム。
【0018】(2)前記コード化された介護実施結果
を、所定のフォーマットで介護保険請求書に出力し、前
記データベース化された情報の集計、計算及び分析等の
処理を実施して介護日誌を生成する上記(1)の介護情
報処理システム。
【0019】(3)前記介護内容は、大、中、小項目に
分類整理したツリー構造でデータベース化されている上
記(1)の介護情報処理システム。
【0020】(4)前記ケアプランと介護指示項目は、
それぞれが対応付けられたテーブル形式でデータベース
化され、設定されたケアプランの入力に応答して、当該
ケアプランに最適な介護指示項目をディスプレイまたは
プリンタに表示、出力する上記(1)乃至(3)のいず
れかの介護情報処理システム。
【0021】(5)前記データベース化されている介護
情報は、前記コード化を適用可能な他の任意の介護サー
ビス業者においても利用可能とした上記(1)乃至
(4)のいずれかの介護情報処理システム。
【0022】(6)複数の施設間における前記データベ
ース化されている介護情報の授受は、通信回線(公衆回
線を含む)やインターネットを介して行なわれる上記
(5)の介護情報処理システム。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明による介護情報処理
システムの好適実施形態例を添付図を参照して詳細に説
明する。
【0024】本発明による介護情報処理システムの一実
施形態における処理手順を、図1に示すフローチャート
を参照しながら説明する。
【0025】先ず、調査員による訪問調査、介護認定審
査委員会の審査、認定を経て、介護サービス業者が介護
サービス計画(ケアプラン)を立案する際の介護に関す
る課題を分析するアセスメント作業が実行される。
【0026】そのため、被介護者から調査項目に対応し
た内容について聞き取り調査を実行し、得られた調査情
報をデータベース化して入力する(ステップS1)。こ
の入力は、調査場所に携帯可能な端末装置を用いて簡単
に行なうことができる。その際、入力する調査情報は予
め定められたコード情報によりコード化しておく。介護
内容は、ツリー構造のデータベースとして、大、中、小
項目(メイン、サブ、具体的事項)に分類整理しておけ
ば、特にディスプレイ上では情報の迅速な把握が可能と
なる。
【0027】続いて、データベースに入力され、コード
化された聞き取り調査結果を読み出し、読み出した情報
に基づいてケアプランを立案、作成する。この立案、作
成は、専門家による検討に基づいて行なわれても良い
し、予め調査結果の各調査項目及びその組み合わせとケ
アプラン項目を対応付けておき、コンピュータ処理によ
り対応付けられたケアプランを出力するようにしても良
い。作成されたケアプランは、ケアプランのサービス担
当者会議(ケアカンファレンス)で利用され、介護概要
の確認やケアプランの詳細決定の際の資料として利用さ
れる。このケアプランは、上記と同様に予め定められた
コード情報に基づいて標準化されてデータベース化され
る(ステップS2)。
【0028】次に、データベース化されたケアプランに
基づいて最適な介護指示項目が得られる。このとき、ケ
アプランと介護指示項目との間には対応付けがなされて
おり、この対応付けはデータベース内でテーブル化され
ている。設定されたケアプランが入力されると、自動的
にそのケアプランに最適な介護指示項目がディスプレイ
やプリンタに表示、出力される(ステップS3)。尚、
具体的な介護指示項目の実施にあたっては医師等の判断
が必要となることは勿論である。
【0029】こうして得られたケアプランに基づく最適
な介護指示項目に対応する援助(介護)を実施する。具
体的には、寮母、ヘルパー、看護婦、看護士は上記介護
指示項目に従った介護を実施し、実施した介護実施結果
を、同様にコード化してデータベースに入力する(ステ
ップS4)。
【0030】コード化された介護実施結果は、所定のフ
ォーマットで介護保険請求書(レセプト)に記載され、
出力される(ステップS5)。この介護保険請求書は、
介護情報が明確に記載されるようなフォーマットをも
ち、介護度に応じた正しい介護がなされているか否かの
判断が可能となる。
【0031】上述の如く実施された介護実施結果は、デ
ータベースにまとめて入力されており、入力情報に基づ
く情報の集計、計算及び分析等の処理が実施され、必要
に応じて、介護結果の集計と分析に基づいて介護日誌が
作成される(ステップS6)。この介護日誌の作成は、
データベース化されているコード化情報に基づく処理に
より行なわれる。
【0032】かくして得られた介護日誌等に書かれた介
護情報は、コード化されているため、当該コード化シス
テムが同じである限り、同一介護サービス業者だけでな
く他の任意の介護サービス業者でも利用が可能であり、
汎用性がある。
【0033】また、上記介護結果に基づいて最適な介護
指示項目を更新し、常に最適な介護指示項目を得ること
ができる(ステップS7)。介護結果は、定期的に統計
分析して次回のケアプランに入力または、介護方法の検
討の際に継続的に使用することができる。すなわち、次
回の介護サービス計画(ケアプラン)の見直しと利用も
容易となる。
【0034】上記介護結果に基づく最適な介護指示項目
の更新は、例えば、被介護者が急に発熱したりして状態
が変化した場合には、その変化に応じた最適な介護指示
項目を設定する場合が挙げられる。具体的には、上記発
熱による変化に対しては、最初に設定された介護指示項
目のうち体温の検温が1日3回であったとしても、1日
6回に検温回数を増やしてより事態に即した介護を行な
う。また、状況に応じて脈拍測定回数、時間の変更や、
床ずれがひどいときにはその対応回数を増やす。
【0035】上記データベース化された介護情報は、同
様なコード化に対応可能な地域施設間で共用可能となる
ので、利用施設が変わったとしても常に最適な介護サー
ビスが受けられる。データベース化された介護サービス
情報の授受は、例えば、通信回線(公衆回線)やインタ
ーネット等を用いて行なわれる。
【0036】図2には本発明による介護情報処理システ
ムのシステム構成図が示されている。被介護者を介護す
る複数の施設1A〜1Mがネットワークを介して接続さ
れており、このネットワークには自治体等のシステムが
接続されており、被介護者に対して行なった聞き取り調
査結果データが当該被介護者を介護する所定の施設(例
えば、施設1A)にデータ伝送される。施設としては、
病院、居宅、老人ホーム等の各種のタイプの施設があ
る。各施設では、ケアプラン作成等の種々の具体的介護
に関する提案を行なう事業者である介護サービス提供事
業者のアドバイスを受けて介護サービスを提供する。す
なわち、受信した被介護者からの聞き取り調査のデータ
ベースに基づいてケアプランがデータベースとして作成
される。作成されたケアプランに基づく最適な介護指示
項目等は、ディスプレイに表示されたり、プリンタで印
刷出力される。各施設では、この介護指示項目に従った
介護を実施し、実施した介護実施結果をも同様にデータ
ベース化される。
【0037】コード化された介護実施結果は、所定のフ
ォーマットで介護保険請求書(レセプト)として出力さ
れ、国の保険請求担当部署に、ネットワークを介して、
または任意の手段で送られる。介護保険請求書には、標
準化された介護実施内容(サマリー)が記載されるよう
にして介護度に応じた正しい介護がなされているか否か
の判断を可能としている。
【0038】上述の如く実施された介護実施結果は、デ
ータベースにまとめて入力されており、入力情報に基づ
く情報の集計、計算及び分析等の処理が実施され、必要
に応じて、介護結果の集計と分析に基づいて介護日誌が
作成される(ステップS6)。この介護日誌の作成は、
データベース化されているコード化情報に基づく処理に
より行なわれる。
【0039】施設で作成されたケアプランや介護日誌情
報は、データベース化されており、このデータベースを
処理できる設備をもつ施設は、これらケアプランや介護
日誌情報を共用でき、ネットワークを介して授受され
る。
【0040】ケアプランと介護内容との関係は、前述の
ように、大、中、小項目に分類整理したツリー構造のデ
ータベースとして記憶しておけば、タッチパネルを有す
るディスプレイ上の所望のタッチパネルを順次接触する
ことにより、必要最小限の情報だけが順次表示されるの
で、操作性が改善される。
【0041】図3には、かかるツリー構造のデータベー
スの一例が示されている。本例では、利用者毎に定めら
れている複数のケアプログラムメイン(C1〜C4)の
各メインに対してN個のケアプログラムサブ(CS1〜
CSN)の関係が記憶されている。各ケアプログラムサ
ブは具体的介護項目が関連付けられており、各具体的介
護項目にはM個の介護記録が対応付けられている。ケア
プログラムメインとしては、風邪の援助、頭痛の援助、
食事援助、更衣援助、入浴援助等があり、ケアプログラ
ムサブ、具体的介護項目としては、顔色の観察、発熱の
観察、咳の観察、意識の観察等があり、更に、介護記録
としては、顔色観察に対しては顔色蒼白、顔色赤白、顔
色青白等がある。
【0042】次に、本発明の実施形態におけるケアプロ
グラム作成をタッチパネルを有する端末装置を使って行
なう例について図4を参照して説明する。
【0043】図4はケアプログラム作成についての表示
画面例を示す。図4の表示画面において、タッチパネル
としての“利用者ボタン”により、利用者(被介護者)
のリストである利用者マスタが表示され、このマスタを
見ながら利用者の選択を行なう。“メインテーマボタ
ン”により、メインテーマのリストであるメインテーマ
マスタを表示させて、利用者に割り当てるメインテーマ
を選択する。“開始日時ボタン”は、ケアプログラムの
指示を出す日時を入力するためのボタンである。“現行
のメインテーマ一覧ボタン”により、選択されている利
用者に現時点で行なっているメインテーマを参照表示す
る。“状況状態ボタン”は、作成しているメインテーマ
に関して利用者の状態を入力するためのボタンであり、
“サブプログロムボタン”は、サブプログラム、具体的
介護割り当てを行なう画面を表示するためのボタンであ
る。“登録ボタン”により、作成したケアプログラムを
データベースケアプログラムテーブルに登録する。“削
除ボタン”及び“メニューボタン”は、一旦作成したケ
アプログラムをデータベースから削除するためのボタン
及び当該システムのメニュー画面を表示するためのボタ
ンである。
【0044】図5には、画面において前画面で作成され
たケアプログラムにサブテーマ、具体的介護項目を割り
当てるときの画面例が示されている。
【0045】図5において、“サブテーマボタン”によ
り、ケアプログラムに割り当てる具体的介護項目に関す
るテーマを入力する。“具体的介護項目ボタン”は、ケ
アプログラムに割り当てる介護内容で、具体的介護マス
タから参照選択するためのボタンである。“ケアプログ
ラムに割り当てられている具体的介護項目一覧ボタン”
により、ケアプログラムにこの画面で割り当てた具体的
介護項目を一覧表示させる。“介護記録ボタン”は、具
体的介護項目に割り当てる介護内容でデータ入力時に選
択する。本例では、一つの具体的介護項目に7つまで割
り当てられるようにしている。“追加ボタン”及び“削
除ボタン”は、具体的介護項目をケアプランに割り当て
るためのボタン及びケアプログラムに割り当てられた具
体的介護項目を削除するためのボタンである。“ケアプ
ログラムボタン”により、ケアプログラム作成画面に戻
る。
【0046】以上、本発明の介護情報処理システムの好
適実施形態例を説明したが、これは単なる例示にすぎ
ず、特定用途に応じて種々の変形変更が可能であること
勿論である。
【0047】
【発明の効果】上述の如く、本発明の介護情報処理シス
テムによれば以下のような顕著な効果が得られる。
【0048】介護認定調査項目やケアプラン作成の為の
アセスメント項目の入力が、コンピュータ等の端末装置
を介してその場で行なえるので、入力作業の効率化、迅
速化が可能となるだけでなく、得られた調査情報に基づ
いて生成されたケアプラン、そのケアプランに基づいて
最適な介護指示項目の生成が可能となる。当該介護指示
項目に従って実行した介護内容(介護結果)とともに所
定の形態でコード化しているので、入力作業の効率化、
迅速化も可能となり、介護内容を標準化(共通の表現:
標準語やコード)できるため、介護の引継ぎ、介護の標
準化が可能となる。
【0049】介護内容がコード化されているので介護結
果の統計分析が可能となる。従って、次回のケアプラン
作成時には、過去データとして入カし、最適ケアプラン
の更新と介護指示の更新が可能となる。
【0050】介護内容(介護項目)がディスプレイやプ
リンタで自動表示、出力されるので、介護項目の実施忘
れを管理できる。
【0051】介護保険請求書(レセプト)には、標準化
された介護実施内容(サマリー)を記載するようにして
いるので、介護度に応じた正しい介護がなされているか
否かの判断が可能となる。
【0052】介護指示、介護結果がコード化されたこと
により利用者が、介護施設を移動した場合でも継続して
介護指示、介護結果のデータを利用可能となり、最適な
介護の提供を受けられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による介護情報処理システムの一実施形
態における処理手順を示すフローチャートである。
【図2】本発明による介護情報処理システムのシステム
構成図である。
【図3】本発明の実施形態で用いられるツリー構造のデ
ータベースの一例を示す図である。
【図4】本発明の実施形態で用いられるケアプログラム
作成についての表示画面例を示す図である。
【図5】本発明の実施形態で用いられる前画面で作成さ
れたケアプログラムにサブテーマ、具体的介護項目を割
り当てるときの画面例を示す図である。
【符号の説明】
1A〜1M 施設
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 道永 志津江 川崎市高津区北見方2−6−1 日通工株 式会社内 Fターム(参考) 5B049 BB41 CC11 CC32 CC36 DD01 DD02 DD05 EE02 FF02 FF03 FF04 FF09 GG04 GG07

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被介護者からの聞き取り調査情報を、所定
    のコード化態様に従って端末装置を介してコード化して
    データベース化し、 前記データベース化されコード化された聞き取り調査情
    報を読み出し、読み出した情報に基づいて介護サービス
    計画(ケアプラン)を立案、作成し、作成されたケアプ
    ランをコード化してデータベース化し、 前記データベース化されたケアプランに基づいて最適な
    介護指示項目を生成し、 実施された前記介護指示項目に対応する介護結果をコー
    ド化してデータベース化し、 前記介護結果に基づいて前記介護指示項目を更新するこ
    とを特徴とする介護情報処理システム。
  2. 【請求項2】前記コード化された介護実施結果を、所定
    のフォーマットで介護保険請求書に出力し、前記データ
    ベース化された情報の集計、計算及び分析等の処理を実
    施して介護日誌を生成することを特徴とする請求項1に
    記載の介護情報処理システム。
  3. 【請求項3】前記介護内容は、大、中、小項目に分類整
    理したツリー構造でデータベース化されていることを特
    徴とする請求項1に記載の介護情報処理システム。
  4. 【請求項4】前記ケアプランと介護指示項目は、それぞ
    れが対応付けられたテーブル形式でデータベース化さ
    れ、設定されたケアプランの入力に応答して、当該ケア
    プランに最適な介護指示項目をディスプレイまたはプリ
    ンタに表示、出力することを特徴とする請求項1乃至3
    のいずれかに記載の介護情報処理システム。
  5. 【請求項5】前記データベース化されている介護情報
    は、前記コード化を適用可能な他の任意の介護サービス
    業者においても利用可能としたことを特徴とする請求項
    1乃至4のいずれかに記載の介護情報処理システム。
  6. 【請求項6】複数の施設間における前記データベース化
    されている介護情報の授受は、通信回線(公衆回線を含
    む)やインターネットを介して行なわれることを特徴と
    する請求項5に記載の介護情報処理システム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7596608B2 (en) * 2005-03-18 2009-09-29 Liveprocess Corporation Networked emergency management system
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WO2018030340A1 (ja) * 2016-08-08 2018-02-15 セントケア・ホールディング株式会社 ケアプラン作成支援システム、記憶媒体、ケアプラン作成支援方法およびケアプラン作成支援プログラム

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