JPS6316593A - 流体加熱用正特性サ−ミスタ - Google Patents

流体加熱用正特性サ−ミスタ

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Publication number
JPS6316593A
JPS6316593A JP15946486A JP15946486A JPS6316593A JP S6316593 A JPS6316593 A JP S6316593A JP 15946486 A JP15946486 A JP 15946486A JP 15946486 A JP15946486 A JP 15946486A JP S6316593 A JPS6316593 A JP S6316593A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature coefficient
positive temperature
coefficient thermistor
fluid heating
fluid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP15946486A
Other languages
English (en)
Inventor
誠 松井
清文 鳥井
若林 浅己
高畑 晴雄
高岡 祐一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Murata Manufacturing Co Ltd filed Critical Murata Manufacturing Co Ltd
Priority to JP15946486A priority Critical patent/JPS6316593A/ja
Publication of JPS6316593A publication Critical patent/JPS6316593A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Control Of Combustion (AREA)
  • Resistance Heating (AREA)
  • Thermistors And Varistors (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は流体加熱用正特性サーミスタに関し、特にた
とえば温風発生装置などに用いられる、流体加熱用正特
性サーミスタに関する。
(従来技術) 第5図は従来の流体加熱用正特性サーミスタを示す平面
図である。従来の流体加熱用正特性サーミスタ1は、平
板状の正特性サーミスタ素子2を含みその素子2の両端
に電極3が形成されている。
このような流体加熱用正特性サーミスタ1では、これを
たとえば温風発生装置などに用いる場合、その両電極間
に電圧を印加して熱を発生させ、さらに、その素子2の
主面に平行する方向(第5図の矢印A)に空気を送って
その空気を加熱して温風を得ていた。
(発明が解決しようとする問題点) 従来の流体加熱用正特性サーミスタでは、送られてきた
空気はその両主面に沿って移動する。そのため、その素
子の風上側部分では風下側部分よりも空気に奪われる熱
量が多くなり、その温度分布が偏ってくる。つまり、流
体加熱用正特性サーミスタの風上側部分の温度が低く、
風下側部分の温度が高くなる。したがって、流体加熱用
正特性サーミスタの風上側部分ではその電気抵抗が小さ
くなり、風下側部分ではその電気抵抗が大きくなる。そ
のため、流体加熱用正特性サーミスタの電圧分布は、第
6図に示すように風下側部分に集中したものとなる。風
下側部分に電気抵抗および電圧が集中すると、流体加熱
用正特性サーミスタの風下側部分における発熱量が大部
分を占め、風上側部分は空気などの加熱にあまり寄与し
なくなる。
そのため、流体加熱用正特性サーミスタの全面で発熱す
る場合に比べて、その出力は小さくなる。
それゆえに、この発明の主たる目的は、両主面の全体で
平均的に発熱し、それによって大きな出力を得ることが
できる、流体加熱用正特性サーミスタを堤供することで
ある。
(問題点を解決するための手段) この発明は、正特性サーミスタ素子と、正特性サーミス
タ素子の両端に形成される電極とを含み、正特性サーミ
スタ素子の両主面に沿って流れる流体を加熱するための
流体加熱用正特性サーミスタにおいて、正特性サーミス
タ素子は、その厚みが流体の流れの上流側から下流側に
向かうに従って徐々に大きく形成されたことを特徴とす
る、流体加熱用正特性サーミスタである。
(作用) 流体加熱用正特性サーミスタの厚みが、流体の流れの上
流側から下流側に向かうに従って大きくなっているため
、正特性サーミスタの両主面の風下側にも多くの流体が
当たる。そのため、流体に奪われる熱量は、正特性サー
ミスタの両主面の全体で平均化される。
(発明の効果) この発明によれば、温度分布の偏りが小さくなり、した
がって、流体加熱用正特性サーミスタの電気抵抗の分布
が平均化され、それに従って、第2図に示すように電圧
分布も平均化される。これにより、流体加熱用正特性サ
ーミスタの全体が発熱し、その全出力が大きくなる。ま
た、発熱量が局部的に大きくならないため、銀などを電
極材料として使用しても、マイグレーションが発生しに
くい。さらに、流体加熱用正特性サーミスタの電圧分布
が平均化されるため、局部的な高電圧によるサーミスタ
素子の破壊が少なくなり、そのため寿命が長くなる。ま
た、電圧分布の平均化により、局部的な高電圧による破
損が無くなるため、流体加熱用正特性サーミスタの耐電
圧を大きくすることができる。
この発明の上述の目的、その他の目的、特徴および利点
は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明から
一層明らかとなろう。
(実施例) 第1図はこの発明の一実施例を示す斜視図である。この
流体加熱用正特性サーミスタIOは正特性サーミスタ素
子12を含む。正特性サーミスタ素子12は、その−万
端から他方端に向かうに従って徐々にその厚みが大きく
なるように形成されている。正特性サーミスタ素子12
の一方端には、たとえば銀などを焼き付けることにより
電極14aが形成され、同様に正特性サーミスタ素子1
2の他方端にも電極14bが形成される。
この流体加熱用正特性サーミスタ10をたとえば温風発
生装置などに使用する場合、流体加熱用正特性サーミス
タ10の一方端側から他方端側に向かって送風される。
流体加熱用正特性サーミスタ10は一方端から他方端に
向かうに従ってその厚みが徐々に大きくなっているため
、正特性サーミスタ素子12の両主面の風下側にも多く
の空気が当たる。そのため、正特性サーミスタ素子12
の両主面で平均的に空気に熱を奪われ、両主面の温度分
布が平均化される。
発明者等の実験によると、幅IQms、長さ20韻、厚
さ2flの従来の板状の流体加熱用正特性サーミスタを
30枚並べ、電極間に100Vの電圧を印加し、風速3
m/secで送風したところ、その出力は350Wであ
り、その耐電圧は1200vであった。また、幅10m
m、長さ20mmで、この発明に従ってその一方端の厚
さ1.5mm、他方端の厚さ2.5鶴に形成された流体
加熱用正特性サーミスタを30枚並べ、電極間に100
vの電圧を印加し、風速3m/secで送風したところ
、その出力は435Wであり、その耐電圧は1600V
であった。このように、この発明による流体加熱用正特
性サーミスタでは、従来のものより出力が24%増加し
、有風下における耐電圧も33%大きくなった。
さらに、この発明による流体加熱用正特性サーミスタで
は、局部的な電圧集中による破損や局部的な高温による
マイグレーションが抑制され、その寿命は従来のものの
約2倍に伸びた。
第3図および第4図はこの発明の変形例である。
第3図実施例では、正特性サーミスタ素子12の一方端
から他方端に向かって、円弧状にその厚みが大きくなっ
ている。また、第4図実施例では、正特性サーミスタ素
子の一方端から他方端付近まで円弧状にその厚みが大き
くなっている。この例では、素子の最も電圧集中の起こ
り易い部分の肉厚を最も大きくしているのである。この
ように、流体の流れの上流側から下流側に向かうに従っ
て厚みが大きくなる形状であれば、正特性サーミスタの
形状は任意に変更可能である。
なお、この発明による流体加熱用正特性サーミスタの製
造方法は従来のものと同一であるため、コストアップに
はつながらない。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す斜視図である。 第2図は第1図実施例の流体加熱用正特性サーミスタの
一方端から他方端に向かって送風した場合の電圧分布を
示す図である。 第3図はこの発明の変形例を示す斜視図である。 第4図はこの発明のもう1つの変形例を示す斜視図であ
る。 第5図は従来の流体加熱用正特性サーミスタを示す平面
図である。 第6図は従来の流体加熱用正特性サーミスタの一方端か
ら他方端に向かって送風した場合の電圧分布を示す図で
ある。 図において、10は流体加熱用正特性サーミスタ、12
は正特性サーミスタ素子、14aおよび14bは電極を
示す。 特許出願人 株式会社 村田製作所 代理人 弁理士 岡 1) 全 啓 (ばか1名) 第5図     。 第6図 風上4′1力゛らのI丘に 第・3 図 4a

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  正特性サーミスタ素子と、前記正特性サーミスタ素子
    の両端に形成される電極とを含み、前記正特性サーミス
    タ素子の両主面に沿って流れる流体を加熱するための流
    体加熱用正特性サーミスタにおいて、 前記正特性サーミスタ素子は、その厚みが流体の流れの
    上流側から下流側に向かうに従って徐々に大きく形成さ
    れたことを特徴とする、流体加熱用正特性サーミスタ。
JP15946486A 1986-07-07 1986-07-07 流体加熱用正特性サ−ミスタ Pending JPS6316593A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15946486A JPS6316593A (ja) 1986-07-07 1986-07-07 流体加熱用正特性サ−ミスタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15946486A JPS6316593A (ja) 1986-07-07 1986-07-07 流体加熱用正特性サ−ミスタ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6316593A true JPS6316593A (ja) 1988-01-23

Family

ID=15694334

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15946486A Pending JPS6316593A (ja) 1986-07-07 1986-07-07 流体加熱用正特性サ−ミスタ

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0465975U (ja) * 1990-10-22 1992-06-09

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51133837A (en) * 1975-05-14 1976-11-19 Hitachi Ltd Heat source of thermistor with positive property

Patent Citations (1)

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