JPS63165917A - 画像処理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明はＮＴＳＣ方式やＰＡＬ方式などの映像信号の
電気的な信号処理のための画像処理装置、詳しくはライ
トペンのような光学的信号検出手段を備えた装置に関す
るものである。

［従来の技術］ ライトペン等の光学的信号検出手段を用いてモニター画
面中の座標を検知命指定する場合、モニター画面は一定
値以上の明るさが必要である。

第４図は従来のライトペンを用いた画面処理装置の一例
を示すものである。

同図において、（１）は入力される映像信号、（４）は
映像信号（１）と白ラスター発生器（８）からの信号が
切替スイッチ（８）を介して選択的に入力される多重回
路、（５）はライトペン信号処理回路、（６）は多重回
路（４）に接続されたテレビジョンモニター、（７）は
上記モニター〔８）の画面中の座標を検知・指定するラ
イトペンで、その出力は前記ライトペン信号処理回路（
５）にλカされるようになっている。

つぎに、動作について説明する。

ライトペン（７）を使用しない時は、切替スイッチ（８
）がＡ側に切り替えられており、映像信号（１）は多重
回路（４）を通過した後、テレビジョンモニター（θ）
に入力され、画像として映し出される。

ライトヘン（７）を使用する時には、テレビジョンモニ
ター（８）の画面を一定値以上の明るさにする必要があ
るために、切替スイッチ（８）がＢ側に切り替えられ、
白ラスター発生器（３）の映像信号が多重回路（４）を
通過した後、テレビジョンモニター（８）に入力される
。この白ラスクー画面に向けてライトペン（７）を使用
する。この例では、自ラスターにてテレビジョンモニタ
ー（６）の画面の明るさを上げたが、他の適当な映像パ
ターンでも代替できる。

［発明が解決しようとする問題点］ 従来の画像処理装置は、以上のように構成されており、
ライトペン（７）の使用時にはテレビジョンモニター（
８）に白ラスター等の映像ハターンを映し出してやる必
要があった。したがって、テレビジョン信号やビデオカ
メラの信号にて映し出された画面に向って直接、座標や
領域を指定したり、記入したりする場合には、いったん
白ラスター画面に切替わるため、精度の高い座標指定−
記入ができないなどの問題点があった。

この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、テレビジョン信号やビデオカメラによる信号
によって表示されているテレビジョン画面に対して直接
、座標・領域を指定・記入できる画像処理装置を得るこ
とを目的とする。

［問題点を解決するための手段］ この発明に係る画像処理装置は、光学的信号検出手段の
使用時に映像信号を黒レベルが白レベルに近づいた信号
に変換させるセットアツプアンプを設けたものである。

［作用］ この発明における画像処理装置は、ライトペンのような
光学的信号検出手段を使う時に映像信号ノ黒レベルが自
レベルに近づき、画面の暗い部分が明るくなるため、テ
レビ信号やビデオカメラによる信号の画面であっても、
これに対して直接上記ライトペンを使用して高精度に座
標の指定・記入が行なえる。

［発明の実施例］ 以下、この発明の一実施例を図面にしたがって説明する
。

第１図はこの発明に係る画像処理装置の一例を示すブロ
ック図であり、従来のものと同一部所には同一符号を付
して説明を省略する。

同図において、（２）は後述するセットアツプアンプ（
３）に並列接続された開閉スイッチ、（３）は映像信号
（１）を黒レベルが白レベルに近づいた信号に変換して
多重回路（４）に入力させるセットアツプアンプである
。

第２図は入力映像信号（１）をセットアンプしない原映
像信号を示し、第３図は第２図に示す原映像信号（１）
を時間Ｔｓの間だけ、セットアツプした信号を示したも
ので、セラアップ量は（ｖ２／Ｖ１）で表わされる。

つぎに、動作について説明する。

ライトペン（７）を使用しない時には、開閉スイッチ（
２）が閉成されており、入力された映像信号（１）はセ
ットアツプアンプ（３）を通らず、第２図に示す原信号
のままで直接、多重回路（４）に入力され、この多重回
路（４）を経てテレビジョンモニター（６）入力されて
画像となる。

一方、ライトペン（７）を使用する場合には、開閉スイ
ッチ（２）が開放され、入力された映像信号（１）は第
３図のようにセットアツプアンプ（３）にて時間Ｔ、の
間、黒レベルを白レベルに近づけた信号に変換されて多
重回路（４）に入力されるため、テレビジョンモニター
（８）にて白っぽい画像が映し出される。したがって１
本来、暗すぎてライトペン（７）にて検知できない部分
でも、原画像がそのままテレビジョンモニター（６）に
白っぽく表示されることにより、ライトペン（７）で検
知することができる。たとえばライトペン（７）にてテ
レビジョンモニター（６）の画面中にマークを付けると
いう装置であれば、マークが多重回路（４）にて映像信
号（１）に加算されて出力されるわけであり、自ラスタ
ーに切り替る従来のものに比して精度の高い記入が行な
える。

なお、上記実施例ではセットアツプアンプ（３）のＯＮ
１０　Ｆ　Ｆを開閉スイッチ（２）にて行なわせである
が、ライトペン（７）からの信号と連動させて自動的切
替動作を行なわせるように構成してもよい。

さらに、上記実施例では、多重回路（４）を設けてテレ
ビジョンモニター（６）の画面上でマークを付けるシス
テムを想定したものであるが、この多重回路（４）を省
略して単に座標の指定だけに使用することもできる。

また、上記実施例のセットアツプアンプ（３）のセット
アツプ期間ｒｓは映像有効期間のほぼ全体に相当するも
のがあるが、部分的に設定してもよい。

［発明の効果］ 以上のようにこの発明によれば、ライトペン等の光学的
信号検出手段の使用時にセットアツプアンプで映像信号
の黒レベルを自レベルに近づけさせるようにしたから、
ビデオカメラ等からの映像信号を画面表示させたまま、
この画面に対して上記光学的信号検出手段を直接使用で
き、原映像信号に応じて精度の高い座標の指定Φ記入が
可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例による画像処理装置のブロ
ック図、第２図は原映像信号を示す図、第３図は第２図
の原映像信号を一定期間Ｔ５だけセットアツプさせた信
号を示す図、第４図は従来の画像処理装置を示すブロッ
ク図である。 （１）・・・映像信号、（３）・・・セットアツプアン
プ、（６）・・・テレビジョンモニター、（７）・・・
光学的信号検出手段。 なお、図中、同一符号は同一もしくは相当部分を示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）入力された映像信号が映出されるテレビジョンモ
   ニターの画面中の座標を光学的信号検出手段により検知
   ・指定する画像処理装置において、上記光学的信号検出
   手段の使用時に上記映像信号を黒レベルが白レベルに近
   づいた信号に変換させるセットアップアンプを具備した
   ことを特徴とする画像処理装置。