JPS63165877A - シート脱熱・搬送装置 - Google Patents

シート脱熱・搬送装置

Info

Publication number
JPS63165877A
JPS63165877A JP62310800A JP31080087A JPS63165877A JP S63165877 A JPS63165877 A JP S63165877A JP 62310800 A JP62310800 A JP 62310800A JP 31080087 A JP31080087 A JP 31080087A JP S63165877 A JPS63165877 A JP S63165877A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
hollow cylinder
heat
vacuum
conveying
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP62310800A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0670722B2 (ja
Inventor
アーサー エム グーレイ
ピー シーゲル ロバート
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Xerox Corp
Original Assignee
Xerox Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Xerox Corp filed Critical Xerox Corp
Publication of JPS63165877A publication Critical patent/JPS63165877A/ja
Publication of JPH0670722B2 publication Critical patent/JPH0670722B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/20Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat
    • G03G15/2003Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Fixing For Electrophotography (AREA)
  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
  • Feeding Of Articles By Means Other Than Belts Or Rollers (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、一般には、加熱された像支持材を一定の通路
に沿って搬送し、冷却する装置、詳細には、加熱定着装
置から出てきた定着されたトナー像を支持しているコピ
ーシートを搬送し、冷却すると同時に、コピーシートの
表裏の水分勾配を減じる装置に関するものである。
発明が解決しようとする問題点 通常は、原稿書類を照明して、その光像を光導電性部材
の上に投影するか、または電子的手段によるかして、光
導電性部材表面に原稿書類に対応する静電潜像が形成さ
れる。その静電潜像を可溶性粒子で現像して可視トナー
像が形成され、そのトナー像が、支持材たとえばコピー
シートへ転写される。未定着トナー像は、支持材を、少
なくとも一方が加熱された一対、のローラーのニップに
通すことにより、熱と圧力で支持材へ定着させることが
できる。ローラーのニップから出てきた支持材は、加熱
ローラーで加熱され、粘着状態である。
また支持材は、定着処理における乾燥とローラーのニッ
プの湾曲とによって、カールする傾向がある。このカー
ルは、水分が再びシートに入る速度に関連している。し
たがって、カールをできるだけ少なくし、かつ支持材が
出力トレーの中で互いにくっつくのを防ぐには、支持材
が定着装置を出た後、冷却することが望ましい、また高
温のシーi・は、低温のシートより大きな速度で水分を
吸収することがわかっている。
主として定着装置によって発生する複写機内の熱レベル
を低くするために、いろいろな方法が試みられてきた。
たとえば、ゼロックス1075複写機の場合は、定着装
置より上の領域を、定着装置を冷却する高性能の軸流フ
ァンで冷却している。
しかし、定着装置の上には、反転器が配置されているの
で、ファンからの空気が薄葉紙をばたばたさせて、反転
器の動作を妨げる可能性がある。また、定着装置によっ
てコピーシートに生じたカールを処理するのに、カール
除去装置が使用されている。米国特許第3,914,0
97号および同第4,545.671号は、共に、平ら
な有孔伝熱表面を使用してシートを冷却することを目指
している。真空源は、孔を通じて吸引し冷却空気をシー
トへ提供し、かつシートを熱伝導性表面に吸い付は保持
する。米国特許第3,827,855号に記載されてい
るトナ一定着用の有孔加熱ドラムは、一部の孔を通して
空気を吸い込み、シートをドラムの一部分に吸い付は保
持する真空源と、他の孔から空気を吹き出し、シートを
ドラムから離す加圧空気源を備えている。
真空と加圧空気は、共に、中心コアを通してドラムへ供
給される。米国特許第4,191,465号には、有孔
表面に真空が供給されるようになっているシート送りロ
ーラーが記載されている。送りローラーの中心の大部分
は、中心コアで満たされているようである。
問題点を解決するための手段 本発明は、定着装置から出てきたコピーシートから熱を
放散させ、かつ次の処理のためコピーシートを搬送する
ために用いる多孔表面をもつ熱伝導性中空シリンダを提
供するものである。シートは、絶縁性反射バッフル部材
によってシリンダの周囲に案内される。空気は、真空送
風機によってシリンダに吸い込まれ、複写機の外へ排出
される。
シリンダの外壁の近くに高速空気流を生じさせて、コピ
ーシートから効率良く熱を奪うために、シリンダの内部
に、環部材を配置することができる。
次に、発明とその特徴および利点について説明するが、
添付図面を参照し、以下に述べる好ましい実施例の詳し
い説明を読まれれば、一層明らかになるはずである。
実施例 以下、好ましい実施例について本発明を説明するが、発
明をそれらの実施例に限定するつもりのないことは理解
されるであろう0反対に、特許請求の範囲で明示した発
明の精神および範囲に含めることができるすべての代替
物、修正物、均等物に、保護の範囲が及ぶべきものと考
える。
本発明の諸特徴の一般的な理解のために、図面を参照し
て説明するが、全図を通じて、同じ部品は、同じ参照番
号を使用して表示しである。第1図は1本発明の脱熱・
搬送装置を組み入れた電子写真式複写機の各種構成要素
を略図で示す。
電子写真式複写技術は周知であるから、以下、第1図の
複写機に用いられているいろいろな処理ステーションを
略図で示し、それらの作用を簡単に説明する。
第1図に示すように、典型的な電子写真式複写機は、光
導電性表面を有するベルト10を用いている。光導電性
表面は、セレン合金から作られたものが好ましい、ベル
ト10は、矢印12の方向に動いて光導電性表面の連続
する部分を進め、その移動通路の周囲に配置されたいろ
いろな処理ステーションを順次通過させる。
最初に、ベルト10の一部分が帯電ステーションAを通
過する。帯電ステーションAでは、コロナ発生装置が光
導電性表面を比較的高い一様な電位に帯電させる。
次に、光導電性表面の帯電した部分は、露光ステーショ
ンBを通過する。露光ステーションBでは、原稿取扱装
置15が原稿書類16を表を下にして露光装置17の上
に置く、露光装置17のランプ20は、透明プラテン1
8の上に置かれた原稿書類16を照明する。原稿書類1
6から反射した光線は、レンズ22を透過する。レンズ
22は、原稿書類16の光像をベルト10の光導電性表
面の帯電した部分の上に結像させ、光導電性表面上の電
荷を選択的に消去する。
これにより、原稿書類に含まれている情報領域に対応す
る静電潜像が光導電性表面の上に記録される。続いて、
ベルト10は、光導電性表面に記録された静電潜像を現
像ステーションCへ進める。プラテン18は、移動可能
に取り付けられており、複写する原稿書類の倍率を調整
するため、矢印24の方向に動くようになっている。レ
ンズ22は、原稿書類16の光像がベルト10の光導電
性表面の帯電した部分の上に結像するように、プラテン
18と同期して動く。
原稿取扱装置15は、オペレータが丁合された通常の正
順で、原稿保持トレー内に置いた原稿書類のスタックか
ら、原稿書類を順次給送する。原稿書類は、原稿保持ト
レーから連続的にプラテン18へ給送される。原稿取扱
装置は、原稿書類を再循環させてトレーに支持されたス
タックの上に戻す。
原稿取扱装置は、複写す乞情報が記載されている各種サ
イズおよび坪量の紙またはプラスチックの原稿書類を連
続的に、順次、給送するように構成されている。原稿保
持トレーに置かれた原稿書類およびコピーシートは、サ
イズが測定される。
原稿取扱装置の場合を述べたが、原稿書類のサイズは、
原稿取扱装置内でなくプラテン上でも測定できることは
理解されるであろう、これは、原稿取扱装置を搭載して
いない複写機や印刷機の場合、あるいは原稿取扱装置を
プラテンから持ち上げなければならないような^3(1
1″×17″)サイズの原稿書類やプラテンの上に手差
したオバーサイズの原稿書類のコピーを作成するときに
必要である。
第1図の説明を続けると6、現像ステーションCでは、
一対の磁気ブラシ現像ローラー26.28が現像剤を運
んで静電潜像に接触させる。静電潜像は、現像剤のキャ
リヤ粒子からトナー粒子を引き付けて、ベルトlOの光
導電性表面の上にトナー粉末像を形成する。
ベルト10の光導電性表面に記録された静電潜像が現像
された後、ベルト10は、トナー粉末像を転写ステーシ
ョンDへ進める。転写ステーションDでは、運ばれてき
たコピーシート40がトナー粉末像に接触する。転写ス
テーションDには、コピーシートの裏面にイオンを散布
するコロナ発生装置30が設置されている。このイオン
散布によりベルト10の光導電性表面からトナー粉末像
がシートへ引き付けられる。転写後、コンベヤ32がシ
ートを定着ステーションEへ運ぶ。
コピーシートは、給紙トレー34から転写ステーション
Dへ給送される。トレー34は、コピーシートのサイズ
を検知して、そのサイズを表す電気信号を制御器38内
のマイクロプロセッサへ送る。同様に、原稿取扱装置1
5の原稿保持トレーに設置されたスイッチが原稿書類の
サイズを検知して、そのサイズを表す電気信号を発生し
、制御器38のマイクロプロセッサへ送る。
定着ステーションEには、転写されたトナー粉末像をコ
ピーシートへ永久的に固着させる定着装置40が設置さ
れている。定着装置40は、加熱された定着ローラー4
2とバックアップ・ローラー44から成るものが好まし
い。シートが定着ローラー42とバックアップ・ローラ
ー44の間を通過するとき、トナー粉末像が定着ローラ
ー42に接触する。このようにして、トナー粉末像が、
シートに永久的に固着される。
定着後、脱熱・搬送装置200が、反転選択器の作用を
するゲート48ヘシートを搬送する。ゲート48の位置
に従って、コピーシートは、シート反転器50に偏向さ
れるか、反転器50をバイパスして直接第2の決定ゲー
ト52へ送られる。したがって、反転器50をバイパス
するコピーシートは、ゲート52に達する前にシート通
路内の90°コーナをまわる。ゲート48は、シートを
表を上向きにするので、転写され、定着された像面が上
向きになる。
反転器50が選択された場合は、上記の反対になる、す
なわち最後に印刷された面が下向きになる。第2の決定
ゲート52は、シートを直接出力トレー54へ偏向する
か、またはシートを反転せずに第3の決定ゲート56へ
運ぶ搬送通路へ偏向する。決定ゲ−?−56は、シート
を直接反転せずに複写機の出力通路へ送り込むか、シー
トを両面複写用反転ロール搬送装置58へ偏向する。ゲ
ート56がシートを反転搬送装ra58へ偏向すると、
反転搬送装置58は、両面複写するシートを反転し、両
面複写用トレー60の中に積み重ねる。両面複写用トレ
ー60は、片面が印刷され、次にその反対面に像が印刷
されるシート、すなわち両面複写されるコピーシートの
中間すなわち緩衝保管場所になる。シートは、ローラー
58で反転されるので、これらの中間セットのシートは
、両面複写用トレー60の中に上向きに積み重ねられ、
また複写される順序で、順次上に積み重ねられる。
シートの反対面にトナー粉末像を転写し両面複写を完了
するために、トレー60内の片面複写されたシートは、
底面給送装置52によって連続的にコンベヤ59へ送り
出され、コンベヤ59によって転写ステーションDへ戻
される0両面複写給送装置の故障率は、定着された片面
複写済シートのカールの度合い非常に敏感である。コン
ベヤ100と66は、反転を生じさせる通路に沿ってシ
ートを進めるが、両面複写用トレー60からは一番下の
シートが給送されるので、転写ステーションDでは、コ
ピーシートの正しい面すなわち白紙面がベルト10に接
触し、トナー粉末像がその白紙面に転写される。そのあ
と、両面複写済シートは、片面複写済シートと同じ通路
を通って、複写機から取り出すためのトレー54に積み
重ねられる。
ここで複写機の動作に戻ると、コピーシートがベルト1
0の光導電性表面から分離された後、必ず、若干の残留
粒子がベルト10に付着して残っている。
これらの残留粒子は、清掃ステーションFにおいて、光
導電性表面12から除去される。清掃ステーションFに
は、ベルト10の光導電性表面に接触して回転する繊維
ブラシ68が取り付けられている。
粒子は、接触して回転するブラシ68によって光導電性
表面から清掃される。清掃後、次の連続する像形成サイ
クルの帯電処理の前に、放電ランプ(図示せず)が、光
導電性表面を投光照明し、表面に残っている残留静電荷
を消去する。
複写機における熱上昇の問題を引き起こす定着装置の要
因の大部分は、定着されたコピーシート内の顕著な熱と
して運ばれる熱エネルギーと、その随伴対流境界層であ
る。このエネルギーは、複写機内で放熱されるか、コピ
ーシートに水分消失に起因するカールを生じさせるので
、そのあとシートからカールを除去しなければならない
、この熱エネルギーをコピーシートから周囲環境へ有効
に伝達すれば、熱上昇の問題が緩和され、カールを除去
する必要が少なくなるか、または無くなる。
第2図に、これを実行する脱熱・搬送装置200を示す
、装置200は、適当な材料たとえばデルリン(Del
rin)で作られた絶縁反射性バッフル部材220と共
に、搬送装置として使用される熱伝導性中空シリンダ2
05を有する脱熱・搬送ロールで構成されている。シリ
ンダの一端に結合された送風機により、シリンダのコア
およびシリンダの表面を貫通している多数の孔207を
通して、空気が吸い込まれる。送風機の作用は、シリン
ダのエンドキャップおよびシリンダ表面の孔を通して、
冷却空気を吸い込み、定着装置を離れた直後のコピーシ
ートをシリンダの表面に引き付けることである。エンド
キャップにあるフィンは、シリンダ内に吸引される空気
の量を調整する。熱伝導性シリンダと送風機によってコ
ピーシートから吸い出された高温の空気は、シリンダの
反対側のエンドキャップを通して複写機の外へ排出され
る。シリンダを通過する空気流量は、コピーシートから
シリンダへの熱伝達が十分であり、かつ生じた真空レベ
ルが熱の放散およびコピーシートの搬送を助けるように
選ばれる。シリンダの直径は、コピーシートに大きな接
触領域を提供するように選ばれる。また、シリンダのイ
ンピーダンスは、真空が生じる程度に高く、しかし妥当
なサイズの送風機でよい程度に低い。
定着装置から出た直後のシートから解放された水分は、
シートの温度に比例する速度で、急速に吸収される傾向
があり、カールの原因になる。シートは小さい半径で丸
くなるので、カールの形成は、シートの温度に大いに関
係がある。そこで、カールを防止するには、急速に冷却
することが不可欠である。
シリンダ205の表面は、狙い高摩擦搬送表面として最
大限に利用され、またフィンとして働く隆起要素206
によって有効表面が増加するので、熱伝導性が高められ
た表面としても働く、また、この粗さは、コピーシート
をシリンダ表面に吸着させるのに使われる低圧領域を広
げるので、したがってコピーシートの取扱いを確実にす
る上でかなり役立っている。また、第5A図および第5
B図に示すように、シート通路に方向の変化を生じさせ
ずに、カールが始まる前に熱伝達/水分平衡プロセスが
起きるのを許す搬送装置として、シリンダを熱伝導性ベ
ルトで置き換えることができると考えられる。真空シリ
ンダ205を使用する利点は、コピーシートの片面だけ
を接触させればよいことである。シリンダに吸着させる
ときシートの非像面を使用すれば、トナーが粘着する可
能性がないので、シートが定着装置を離れた直後、シー
トに作用させることができる。これにより、カールが減
るばかりでなく温度勾配が最適になる。この脱熱・搬送
袋f200を使用すれば、第1図のカール除去装置を省
くことができる。
本脱熱・搬送装置200の性能は、第4図に示すように
、シリンダ205の内部に固体部材250を置いて環状
断面を生じさせることによって高められる。
この環状断面により、全流量を増さずに、対流熱伝達の
ため、外壁の近くに高速度を得ることができる。この構
造で、20 cfm以下の流量を使用して容易に得るこ
とができる3 m/sの軸速度で、非常に高いヌッセル
ト(Nusselt)数(対流熱伝達係数)が実証され
た。
固体部材250すなわち挿入体とシリンダ壁の間の環状
領域内の対流は11回転するシリンダ壁と固定された挿
入体との間の相対的接線運動で非常に高められる6強制
対流の環境を生み出すほかに、この相対的接線運動は、
熱境界層をじよう乱させ、壁の所で非常に有効な乱流に
よる熱伝達を生じさせる作用をする0周囲空気は、熱く
なった半径方向の流入空気と混合され、一様な壁温を維
持して、熱伝導性を高める。
第5A図と第5B図に、本発明の別の実施例を示す、脱
熱装置300は、脱熱装置としてのほかに、カール除去
装置としても有効であり、金属材料で製作可能な一連の
平らな熱伝導性ベルト305で構成されている。ベルト
は、高い摩擦係数を有し、一対のゴム被覆ロール310
.312のまわりに架は渡されている。ベルトの内側に
配置された真空充気室330は、真空源に接続されてい
る。真空源は、ベルトの多数の孔315を通して、空気
を真空充気室330の孔335に吸い込み、その作用で
、シートは、ベルトの表面に吸着され、ベルトによって
搬送される。真空充気室330の孔335は、真空充気
室の上面全体に図示されているが、ベルl−305の下
にだけあることが好ましい、真空源によってベルトの周
囲に生じた高速空気流による冷却は、ベルトの孔を通る
乱流によって高められる。この装置は、シートを急速に
冷却し、カールが始まる前にシート内の水分を消散させ
る。
発明の効果 以上の説明から、熱および圧力を加えて処理されたシー
トのカールを防止することが可能な脱熱・搬送ロール装
置が提供されたことは明らかである。
本装置は、シート搬送機能を行い、かつ環状通路内の軸
方向流と接線方向流の双方を使用することによって非常
に高い対流熱伝達を行う、また搬送ロールに粗い表面を
用いることによって、熱伝達およびシートの取扱いが改
善され、シートの水分を制御する圧力勾配が得られてい
る0発明の好ましい実施例について詳細に説明したが、
特許請求の範囲に記載した発明の精神および範囲の中で
、いろいろな修正、変更を行うことができることは理解
されるであろう。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の好ましい実施例を組み入れた複写機
の略正面図、 第2図は、明確にするため回転して示した第1図の脱熱
・搬送ロールの拡大正面図、 第3A図と第3B図は、それぞれ、熱伝導性中空シリン
ダの正面図と側面図、 第4図は、追加された挿入部材と、空気の流れを矢印で
示した第3図のシリンダの断面図、第5A図は、シート
搬送装置および冷却用脱熱装置としてベルトを用いた本
発明の別の実施例の正面図、 第5B図は、第5A図のベルトの平面図である。 符号の説明 ^・・・帯電ステーション、 B・・・露光ステーショ
ン、C・・・現像ステーション、 D・・・転写ステー
ション、E・・・定着ステーション、 F・・・清掃ス
テーション、10・・・ベルト、     12・・・
移動方向、15・・・原稿取扱装置、  16・・・原
稿書類、17・・・露光装置、    18・・・透明
プラテン、20・・・ランプ、     22・・・レ
ンズ、24・・・移動方向、 26.28・・・磁気ブラシ現像ローラー、30・・・
コロナ発生装置、 32・・・コンベヤ、34・・・ト
レー、     38・・・制御器、40・・・定着装
置、    42・・・定着ローラー、44・・・バッ
クアップ・ローラー、 48・・・ゲート、      50・・・シート反転
器、52・・・ゲート、      54・・・出力ト
レー、56・・・ゲート、 58・・・両面複写用反転ロール搬送装置、59・・・
コンベヤ、    60・・・両面複写用トレー、66
・・・コンベヤ、    68・・・繊維ブラシ、10
0・・・コンベヤ、   200・・・脱熱・搬送装置
、205・・・熱伝導性中空シリンダ、 206・・・隆起要素、   207・・・孔、220
・・・絶縁反射性バッフル部材、250・・・挿入部材
、   300・・・脱熱装置、305・・・熱伝導性
ベルト、310,312・・・ゴム被覆ロール、330
・・・真空充気室、  335・・・孔。

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)現像された像を支持しているシートを処理する装
    置であって、前記装置は、シートを受け取り、熱と圧力
    を加えて前記現像された像を永久的にシートに固着させ
    る定着装置と、前記定着装置によってシートに与えられ
    た熱を放散させる手段とを備えており、前記熱放散手段
    は、次の処理のため前記定着装置からシートを搬送する
    と同時に、シート内の熱を放散させるように構成された
    熱伝導性搬送手段、および 前記搬送手段に隣接して配置され、前記搬送手段と共同
    してシートから熱を放散させるように構成された絶縁反
    射性バッフル部材、 を備えていることを特徴とする装置。
  2. (2)前記搬送手段は、外面と内面に多数の貫通孔が設
    けられた中空シリンダであることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項記載の装置。
  3. (3)前記中空シリンダは、多数の隆起要素を持つ粗面
    の高摩擦シート接触表面を有し、前記シート接触表面は
    、前記隆起要素でもたらされた有効表面面積の増加によ
    って、強化された伝熱表面として作用することを特徴と
    する特許請求の範囲第2項記載の装置。
  4. (4)前記搬送手段に対し部分真空を生じさせる真空手
    段を備えていることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載の装置。
  5. (5)前記中空シリンダの内部に部分真空を生じさせて
    、前記中空シリンダの外面にシートを吸着するために、
    前記中空シリンダに通じた真空手段を備えていることを
    特徴とする特許請求の範囲第2項記載の装置。
  6. (6)前記真空手段は、前記中空シリンダの一端に結合
    された真空送風機と、前記中空シリンダの他端に設けら
    れた一部が開いた囲いとで構成され、前記真空送風機に
    よって、連続冷却空気流が大気圧以下の圧力で前記中空
    シリンダの外面を通過して吸引されることを特徴とする
    特許請求の範囲第5項記載の装置。
  7. (7)シートからの熱伝達を高めるために、前記中空シ
    リンダの断面を狭くして前記外面の近くに大きな速度を
    生じさせる形材が、前記中空シリンダの内部に挿入され
    ていることを特徴とする特許請求の範囲第2項記載の装
    置。
  8. (8)前記中空シリンダの内部に通じ、前記内部に部分
    真空を生じさせるようになっている真空手段を備えてい
    ることを特徴とする特許請求の範囲第7項記載の装置。
  9. (9)シートを前記中空シリンダの外面に吸着して確実
    に搬送する低圧領域が前記中空シリンダの外面に広がる
    のを促進し、かつシート内に水分平衡をもたらす一様な
    圧力勾配がシートの下に生じるのを促進するために、前
    記中空シリンダの外面は、粗面になっていることを特徴
    とする特許請求の範囲第8項記載の装置。
  10. (10)前記バッフル部材は、前記中空シリンダの外面
    から間隔をおいて、前記外面を補完する凹部を有してい
    ることを特徴とする特許請求の範囲第2項記載の装置。
  11. (11)定着装置から伸びている通路に沿って移動する
    熱せられたコピーシートを搬送し、冷却する装置であっ
    て、 次の処理のため前記定着装置からコピーシートを搬送す
    ると同時に、コピーシート内の熱を放散させるように構
    成された熱伝導性搬送手段と、 コピーシートを前記搬送手段に吸着させるように構成さ
    れた真空手段、 を備えていることを特徴とする装置。
  12. (12)前記搬送手段は、その表面に、前記真空手段に
    よって吸引される空気が通過する孔が設けられた中空シ
    リンダから成ることを特徴とする特許請求の範囲第11
    項記載の装置。
  13. (13)前記中空シリンダと共同してコピーシートから
    熱を放散させるように構成された絶縁反射性バッフル部
    材を備えていることを特徴とする特許請求の範囲第12
    項記載の装置。
  14. (14)前記中空シリンダの内部に配置され、コピーシ
    ートからの対流熱伝達を高めるために前記中空シリンダ
    の外面の近くに高い軸速度を生じさせるように構成され
    た環手段を備えていることを特徴とする特許請求の範囲
    第13項記載の装置。
  15. (15)前記中空シリンダは、高摩擦表面を有している
    ことを特徴とする特許請求の範囲第14項記載の装置。
  16. (16)前記中空シリンダの前記高摩擦外面には、多数
    のフィンが設けられていることを特徴とする特許請求の
    範囲第15項記載の装置。
  17. (17)現像された像を支持しているシートを処理する
    装置であって、 前記装置は、シートを受け取り、熱と圧力を加えて前記
    現像された像を永久的にシートに固着させる定着装置と
    、前記定着装置によってシートに与えられた熱を放散さ
    せる手段とを備えており、前記熱放散手段は、 次の処理のため前記定着装置からシートを搬送すると同
    時に、シート内の熱を放散させるように構成された熱伝
    導性搬送手段、 前記搬送手段に隣接して配置され、前記搬送手段と共同
    してシートから熱を放散させるように構成された絶縁反
    射性バッフル部材、 前記定着装置によってシートから追い出された水分を除
    去する対流手段、および シート搬送を確実にし、かつシートから前記熱伝導性搬
    送手段への熱伝達を高めるため、粗面にされた前記熱伝
    導性搬送手段の外面、 を備えていることを特徴とする装置。
  18. (18)前記熱伝導性搬送手段は、中空シリンダである
    ことを特徴とする特許請求の範囲第17項記載の装置。
  19. (19)前記中空シリンダの内部に配置され、真空手段
    によって生じた前記中空シリンダ内部の空気流の速度を
    高めるように構成された手段を備え、前記真空手段は、
    前記中空シリンダを通して空気を吸引し、シートを前記
    中空シリンダの外面に吸着させるように構成されている
    ことを特徴とする特許請求の範囲第18項記載の装置。
JP62310800A 1986-12-19 1987-12-08 シート脱熱・搬送装置 Expired - Fee Related JPH0670722B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US06/943,465 US5032875A (en) 1986-12-19 1986-12-19 Heat extraction transport roll with annulus
US943465 1986-12-19

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63165877A true JPS63165877A (ja) 1988-07-09
JPH0670722B2 JPH0670722B2 (ja) 1994-09-07

Family

ID=25479712

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62310800A Expired - Fee Related JPH0670722B2 (ja) 1986-12-19 1987-12-08 シート脱熱・搬送装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5032875A (ja)
JP (1) JPH0670722B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0465365U (ja) * 1990-10-19 1992-06-05

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3028241B2 (ja) * 1990-11-07 2000-04-04 株式会社サトー 電子写真装置における熱定着装置
JPH04240681A (ja) * 1991-01-23 1992-08-27 Canon Inc 画像形成装置における排紙搬送装置
US5221947A (en) * 1992-02-20 1993-06-22 Eastman Kodak Company Internally heated roller assembly for toner image fixing apparatus
US5913268A (en) * 1998-02-17 1999-06-22 Xerox Corporation Pneumatic rollers and paper handling arrangements
US20030219666A1 (en) * 2002-05-22 2003-11-27 Tomoe Kitani Toner for developing static image, producing method therefor and image forming method using it
JP3944056B2 (ja) * 2002-11-08 2007-07-11 キヤノン株式会社 シート搬送装置及びこれを備えた画像形成装置
US7182334B2 (en) * 2003-11-21 2007-02-27 Xerox Corporation Air diffusing vacuum transport belt
JP5104197B2 (ja) * 2007-10-22 2012-12-19 富士ゼロックス株式会社 記録材冷却装置、及びこれを用いた画像形成装置
JP6447555B2 (ja) * 2016-03-22 2019-01-09 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 放電部材及びそれを備えた除電装置並びに画像形成装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6173979A (ja) * 1984-09-20 1986-04-16 Fuji Xerox Co Ltd 定着用紙の搬送装置

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3827855A (en) * 1971-10-12 1974-08-06 Electroprint Inc Toner fixing method and apparatus
US4252307A (en) * 1978-06-28 1981-02-24 International Business Machines Corporation Sheet feed and transport
US4191465A (en) * 1978-07-03 1980-03-04 Eastman Kodak Company Apparatus for producing simplex of duplex copies
US4618240A (en) * 1982-03-16 1986-10-21 Canon Kabushiki Kaisha Heating device having a heat insulating roller
JPS59171977A (ja) * 1983-03-18 1984-09-28 Ricoh Co Ltd 定着装置
JPH0623904B2 (ja) * 1983-11-11 1994-03-30 松下電器産業株式会社 定着装置
US4545671A (en) * 1983-12-02 1985-10-08 Eastman Kodak Company Apparatus for guiding and cooling a heated image-carrying support
DE3520070A1 (de) * 1984-06-06 1985-12-12 Valmet Oy, Helsinki Papierbahntrockenverfahren und -trockenpartien

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6173979A (ja) * 1984-09-20 1986-04-16 Fuji Xerox Co Ltd 定着用紙の搬送装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0465365U (ja) * 1990-10-19 1992-06-05

Also Published As

Publication number Publication date
US5032875A (en) 1991-07-16
JPH0670722B2 (ja) 1994-09-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5138379A (en) Image forming apparatus having temperature and humidity detecting means
JPS62244065A (ja) 複写・印刷機の熱遮断空気循環装置
JPH06242701A (ja) 定着装置
JPS63165877A (ja) シート脱熱・搬送装置
JPH0738096B2 (ja) シート清掃装置
JPH05341601A (ja) 画像形成装置
JP2002132076A (ja) 像加熱装置及びこの装置を有する画像形成装置
JPH0934321A (ja) 画像形成装置
JP3780786B2 (ja) 定着装置
JP2010197580A (ja) 画像形成装置
JP2007065090A (ja) 画像形成装置
JP2001282033A (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP2001075391A (ja) 像加熱装置及び画像形成装置
JP7243353B2 (ja) 画像読取装置、及び画像形成装置
JPH01172981A (ja) 電子複写機の用紙冷却装置
CA1106900A (en) Coanda effect paper transport
JP2002287445A (ja) シート搬送装置、多段排出シート積載装置、画像形成装置及び定着装置
JP2004037685A (ja) 画像形成装置
JP4639667B2 (ja) 画像形成装置
JP4019581B2 (ja) 画像形成装置
JPH08160789A (ja) 電子写真系プリンタの定着装置
JPH1195641A (ja) 画像形成装置
JP2023001590A (ja) 送風装置及び画像形成装置
JP3835051B2 (ja) 画像形成装置
JP2000098858A (ja) 画像形成装置の冷却装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees