JPS63165485A - ケロシンおよび/またはガス油の製造方法 - Google Patents

ケロシンおよび/またはガス油の製造方法

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JPS63165485A
JPS63165485A JP62311168A JP31116887A JPS63165485A JP S63165485 A JPS63165485 A JP S63165485A JP 62311168 A JP62311168 A JP 62311168A JP 31116887 A JP31116887 A JP 31116887A JP S63165485 A JPS63165485 A JP S63165485A
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catalytic
gas oil
distillation
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JP62311168A
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ヘンリカス・ヨハネス・アントニウス・ヴアン・ヘルデン
ニールズ・フアブリシウス
ウオウザラス・マテウス・マリエ・デツカーズ
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Shell Internationale Research Maatschappij BV
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C10PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
    • C10GCRACKING HYDROCARBON OILS; PRODUCTION OF LIQUID HYDROCARBON MIXTURES, e.g. BY DESTRUCTIVE HYDROGENATION, OLIGOMERISATION, POLYMERISATION; RECOVERY OF HYDROCARBON OILS FROM OIL-SHALE, OIL-SAND, OR GASES; REFINING MIXTURES MAINLY CONSISTING OF HYDROCARBONS; REFORMING OF NAPHTHA; MINERAL WAXES
    • C10G69/00Treatment of hydrocarbon oils by at least one hydrotreatment process and at least one other conversion process
    • C10G69/02Treatment of hydrocarbon oils by at least one hydrotreatment process and at least one other conversion process plural serial stages only
    • C10G69/04Treatment of hydrocarbon oils by at least one hydrotreatment process and at least one other conversion process plural serial stages only including at least one step of catalytic cracking in the absence of hydrogen
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C10PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
    • C10GCRACKING HYDROCARBON OILS; PRODUCTION OF LIQUID HYDROCARBON MIXTURES, e.g. BY DESTRUCTIVE HYDROGENATION, OLIGOMERISATION, POLYMERISATION; RECOVERY OF HYDROCARBON OILS FROM OIL-SHALE, OIL-SAND, OR GASES; REFINING MIXTURES MAINLY CONSISTING OF HYDROCARBONS; REFORMING OF NAPHTHA; MINERAL WAXES
    • C10G65/00Treatment of hydrocarbon oils by two or more hydrotreatment processes only
    • C10G65/02Treatment of hydrocarbon oils by two or more hydrotreatment processes only plural serial stages only
    • C10G65/12Treatment of hydrocarbon oils by two or more hydrotreatment processes only plural serial stages only including cracking steps and other hydrotreatment steps

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  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ケ調シンおよび/またはガス油の改良し丸製
造方法および該製造方法により製造されたケロシン訃よ
びガス油に関する。
発明の背景 ケロシンおよびガス油のような石油製品は、いくりかの
例をあげると物理的方法たとえば溶剤脱アスフアルト化
および熱処理たとえば熱分解および熱Vスプレーキング
から、接触処理たとえば接触分解、水素化処理および水
素化分解に及ぶさまざまな方法により原油または(半)
合成供給原料から製造できる。処理されるべき供給原料
および製造すべき製品または製品スレートの性質に依存
して前記の方法の一つまたはそれ以上の組合せを用いて
原油から石油製品を製造することが通常行なわれている
たとえば溶剤脱アスフアルト化、水素化処理および熱分
解からなる組合せにより脱アスファルト化油および/ま
たは留出物のような石油留分の製造はそれ自体欧州特許
第♂J、J″j1号、同♂2.jJ″3号、同ざり、7
07号、同り0,1A37号および同りO9伴1号に詳
しく記載されている。前記の処理の1つまたはそれ以上
と組み合わせた2段階溶剤脱アスフアルト化処理を含む
方法が欧州特許第タタ、/≠1号および同/23,70
り号に記載されている。
溶剤脱アスフアルト化により良品質の製品が、かなシの
収量で得られるが、特に多量の溶剤を必要とする点から
、この処理を扱いに<<シエネルギーを消費させるさま
ざまな温度と圧力のサイクルで操作される固有の欠点を
持っている。したがってこの処理は、温度と圧力のレベ
ルで最小の変化での最大の融通性に向けた方向で一体化
することが困難である。
ある種残油変換法を行なった減圧残油からの重質材料が
ケロシンおよび/またはガス油の製造での供給原料とし
て使用できることが、明らかとされた。そのような材料
の使用は、与えられた量の原油から、製造すべきケロシ
ンとガス油の量のかなシの向上を可能とする。
すなわち本発明は、炭化水素供給原料を水素の存在下で
高められた温度と圧力で接触処理し、得られる材料を蒸
留処理するケロシンおよび/またはガス油の製造方法に
おいて、接触残油変換法により製造したフラツシユド留
出物(flasheddistillat・)を含む炭
化供給原料が用いられることを脱蝋処理するケロシンお
よび/またはガス油の製造方法に関する。
ケロシンおよびガス油の製造での接触変換された減圧残
油から得られるフラツシユド留出物を使用することによ
り、低品質材料が、精製断操作の融通性を本質的に拡大
する高価値生成物に変えられる。
変換された減圧残油(マaeuum reaidu・)
から得られるフラツシユド留出物の他に、変換プロセス
にかけてないフラツシユド留出物たとえば減圧蒸留法で
通常得られるフラツシユド留出物をかなシの量で含む供
給原料を使用することが可能である。
また、常圧蒸留法で通常得られるフラツシユド留出物を
使用すること、または常圧蒸留法で得られたフラツシユ
ド留出物と、接触水素化処理への供給原料の一部として
減圧蒸留法で得られる7ラツシユド留出物との両者を含
む混合物を使うこともできる。フラツシユド留出物を得
た減圧残油の量は、接触水素化処理に対する供給原料と
して用いられる全量の7ラツシユド留出物の10〜60
容量−の範囲に好ましくはある。
本発明に従う製造方法で使用されるべき供給原料は、残
油変換法で得られるフラツシユド留出物に基づいている
;すなわち、供給原料は、残油変換法からの流出物の一
部または全てを蒸留処理して、特に減圧下で蒸留処理し
て得られる沸点範囲320℃〜600℃、特に3J−0
℃〜320℃を有する蒸留生成物を含んでいる。残油変
換・法のための供給原料は、常圧残油を減圧下で蒸留し
てフラツシユド留出物(これは、本発明に従う製造方法
で共に処理されてもよい)と、該残油変換法の供給原料
となる減圧残油とを製造することKより適切に得られる
本発明に従うケロシンおよび/またはガス油の製造で供
給原料として使用されるフラツシユド留出物を製造する
接触残油変換法は、供給原料の少なくとも10重量%が
低沸点材料に変換される水素変換法(hydroeon
version process )のような接触変換
法を好ましくは含んでいる。
アスファルテン含有減圧残油中に存在する重金属、特に
ニッケルおよびバナジウムの量および/または硫黄の量
および減圧残油中の低程度の窒素を実質的に下げる7回
またはそれ以上の前処理と組合わせて行なわれ得る接触
残油変換法は、通常、適当な支持された触媒を用い、温
度300℃〜!OO℃、特に3!O℃〜≠30℃、圧力
!O〜300i〜−ル、特に7J″〜200パール、空
間速度0.02〜10kli一時 ・h 、特にo、i
〜、2kl?・ゆ ・h 、水素/供給原料比100−
j0ONt/kll  、特に!0O−200ONt/
kg−’で水素の存在下で行なわれる。
このような水素変換法を行なうための適当な触媒は、ニ
ッケルとコバルトとによ多形成される群から選択される
少なくともlS類の金属およびこれに加え、タングステ
ンおよびモリブデンによ多形成された群から選択される
少なくとも1種の金属をキャリヤー、特に相当量のアン
モニアたとえば少なくとも≠O重量%のアンモニアを含
むキャリヤーに担持させて含む触媒である。
水素変換法で使用される適当な金属の量は、広い幅で変
化してよく、本分野の当業者に公知である。
ニック°ルおよびバナジウムの含量がj Oppmwを
超えるアスファルテン含有炭化水素残油は、好ましくは
脱金属処理を行なうようにするととが注目されるべきで
ある。このような処理は、相当量たとえば少なくとも1
0重量%、のシリカを含む触媒を用いて水素の存在下で
適切に行なわれる。
れ以上の金属または金属化合物たとえばニッケルおよび
/またはバナジウムを脱金属触媒に存在させてもよい。
このような接触脱金属および水素変換法は、同じ条件下
で行なってよいので、λつのプロセスが、’/)tたは
それ以上の水素変換触媒床の上に位置させた7つまたは
それ以上の脱金属触媒床を有する同一の反応器内で非常
に適切に行なわれ得る。
接触残油変換法により得た7ラツシユド留出物は、接触
残油変換法Kかけなかった常圧残油(atmosph*
rie r@5idu@)の減圧下での蒸留処理から得
られるフラツシユド留出物と好ましくは共に、水素の存
在下での接触処理を受けるようにする。水素の存在下で
の接触処理は、さまざまなプロセス条件下で行なわれ得
る。主に水素化である処理から主に水素化分解である処
理まで幅のある範囲での処理の厳密性は、処理すべきフ
ラツシユド留出物の性質および製造すべき生成物の種類
に依存しよう。好ましくは、水素の存在下での接触処理
は、フラツシユド留出物の水素化分解を有利にするよう
な条件下で行なわれる。
適用すべき適当な水素化分解法の条件は、温度範囲を2
jO℃〜jOO℃、圧力を300パール以下、空間速度
を供給原料o、1−iok#i触媒lt/時とする。ガ
ス/供給材料比はlOO〜!0OON t /供給原料
/kfが、適切に用いられ得る。好ましくは、水素化分
解処理は、温度を300℃〜≠30℃、圧力を2j〜2
00パール、空間速度を供給材料0.2〜J’kl/触
媒/1/時として行なう、好ましくは、ガス/供給材料
比は、よで〜2000を適用する。
十分に確立し九非晶質水素化分解触媒は、ゼオライト系
水素化分解触媒(ゼオライ)K基づく水素化分解触媒の
性能を向上させるため、各種の■焼とアンモニウムイオ
ン交換のような方法により適合するようにされていても
よい)と同様に適切に適用できる。
水素化分解触媒の製造用の出発材料として特に吻工9 
+j 上s= j L l+$−八ky+ /F%Δ−
」−4ノL V −Isよびそのよシ最近の改良種たと
えば各種の超安定(ultra−stable )ゼオ
ライトYを含む、使用ゼオライトが、少なくともrmの
直径を有する相当量の孔からなる孔容積を有する改良Y
系水素化分解触媒の使用が好ましい、ゼオライト系水素
化分解触媒は、他の活性成分たとえば、シリカ−アルミ
ナならびにバインダー材料たとえばアルミナを含んでい
てもよい。
水素化分解触媒は、■族金属を含んでなる少なくとも1
つの水素化成分および/または■族金属を含んでなる少
なくとも1つの水素化成分を含んでいる。適切には、触
媒組成物は、ニッケルおよび/またはコバルトを含んで
なる7種またはそれ以上の成分およびモリブデンおよび
/またはタングステンを含んでなる/10またはそれ以
上の成分または白金および/またはI4ラジウムを含ん
でなる1種またはそれ以上の成分を包含してなる。触媒
組成物中の水素化成分の量は、全触媒の100重量部当
シの金属として計算して、適切には、■族金属成分0.
0 j −10重量係および■族金属成分2〜弘0重量
−の範囲である。触媒組成物中の水素化成分は、酸化物
の形態および/または硫化物の形態であってよい、少な
くとも■族と■族の金属成分の組合せが、(混合した)
酸化物として存在するなら、この組合せは、水素化分解
での適切な使用に先立って硫化物化(sulphldi
ng )処理を受ける。
所望なら、本発明に従う製造方法で、単一の水素化分解
反応器を使用するととができ、この場合。
残油変換法を受けてない常圧残油の減圧蒸留で得たフラ
ツシユド留出物も共に処理され得る。残油変換法で製造
したフラツシユド留出物を含む供給原料を、第2の水素
化分解器で、常圧残油の減圧留出物から得たフラツシユ
ド留出物を含む供給原料と並行して処理することも可能
である。水素化分解器は、同一のプロセス条件または異
なるプロセス条件で操作してよく、流出物は、さらに処
理する前に一緒にしてよい。
水素化接触処理で得たガス油の少なくとも一部は、その
性質、特にその流動点を向上させるため蝋の両者とも適
切に適用できる。
水素接触処理した( hydrocatalytica
llytr@at・d)流出物のいくらかを、溶剤脱蝋
し、いくらかは、特に高沸点流出物は、接触脱塩するこ
とも可能である。
一体化したプロセスの観点から、多量の溶剤を加熱し、
冷却し、運搬することに起因する溶剤脱蝋での多大なエ
ネルギー費用の点で、接触脱蝋処理が好ましいことが認
識されよう。接触脱塩は、水素存在下で、水素化接触処
理からの流出物の一部または全てを、適当な触媒と水素
の存在下で接触させることKよシ適切に行なわれる。適
当な触媒は、結晶性珪酸アルミニウムたとえばZSM−
jおよび関連化合物、たとえば、ZSM−tr 、ZS
M−// 、ZEJM−23およびZSM−33さらに
フェリエライト形化合物を含も各種結晶構造が存在する
と思われる複合結晶性珪酸アルミニウムを用いて良好な
結果が得られる。通常、接触脱塩触媒は、■族および/
または■族化合物のような金属化合物を含んでなるであ
ろう。
接触水素脱蝋(eatalytie hydrot@v
axing )は、温度を2jO℃〜J−00℃、水素
圧力をJ″〜200〜200パールをo、i〜J″k1
0/供給材料/1/時および水素/供給材料比を/ 0
0−2!j’0ONt/供給材料1kgとして非常に適
切に行なわれよう。
好ましくは、接触水素脱蝋は、温度を27j℃〜≠30
℃、水素圧力を10〜/10パール、空間速度を0.2
〜3kl/l/時および水素/供給材料比を、200−
2,00ONt /供給材料/に9として行なわれる。
接触脱塩は、同一の条件下または異なる条件下で操作し
てよい1つまたはそれ以上の接触脱塩ユニット内で行な
われ得る。
生成物の品質をさらに向上させる点で、接触脱蝋処理か
らの流出物をさらに水素化処理することが好都合であろ
う。との追加の水素化処理は、脱塩済材料に存在する不
晶分を主に水素化するために、温度λJ″O℃〜37!
℃、圧力4LJ′〜2jO−J  w−噌鴬卸1r仁4
 J−、Jq L  憤輛^壷審ル繍項−適切に適用さ
れる触媒は、適当な支持体たとえばシリカまたはシリカ
−アルミナに支持させた■族金属、特に■原資金属を含
む、好ましい触媒系は、シリカ−アルミナに支持させた
白金を含んでなる。
本発r!AK従う製造方法は次の点で特に有利でおる:
使用されるべき供給原料(すなわち、供給原料として減
圧残油を用い残油変換法により得たフラツシユド留出物
)に対し給源として働くばかシではなく共に処理される
べき追加の7ラツシユド留出物(残油変換法により得た
ものでない)に対する給源としても働く常圧残油からの
直接的な高収量のケロシンおよびガス製造への一体的な
方法を可能とする。
用いた接触水素化処理の厳密性が、得られるケロシンと
ガス油との比を左右するであろうことに注目されたい。
接触水素化処理を、比較的穏和な条件下で行なうと、圧
倒的にガス油が少量のケロシンと共に生ずるであろう、
水素化処理の厳密性を増すと、沸点範囲の付加的な減少
がみられ、ケロシンが主生酸物で、実質的にガス油が生
じないことを示す。
支配的な水素化処理条件下で少量のナフサが共に生ずる
であろう。
蒸留ユニットの?トム留分の少なくとも一部を、変換の
程度を上げるように接触水素化処理ユニットへ再循環さ
せることが有利であろう。生じたガス油の一部を接触水
素化処理ユニットへ再循環させることも可能である。こ
のことは(接触)脱蝋処理をすることを必要としないか
、または所望するとしても非常に穏和な(接触)脱蝋処
理だけである比較的軽質のガス油の製造をもたらすであ
ろうO 接触水素化処理後の蒸留ユニットの?トム留分の品質を
上げるもう7つの可能性は、供給原料として得られる留
出物の重質部分と任意には一緒に、さらに任意には他の
重質成分と一緒に該ボトム留分の使用をエチレン分解装
置(ethylene cracker)(これKよシ
該供給原料は、化学工業に対し非常に価値ある供給材料
であるエチレンに蒸気の存在下で変換される)に対して
含むようにする。エチる。
本発明に従う方法の融通性は、接触水素分解からの流出
物を2つのガス油留分−軽質ガス油と重質ガス油でsb
その少なくとも一部は接触水素分解段階へ再循環させて
生成物の品質を向上させる−を得るように蒸留を行なう
とさらに増すことができる。
本発明を/〜≠図によりさらに説明することにする。
第1図は接触残油変換法により得た7ラツシユド留出物
の接触水素化処理によるケロシンとガス油の製造および
このようにして得た生成物の蒸留のプロセスを示してい
る。
第2図は、接触水素化分解用の供給材料を製造する接触
残油変換ユニットが使用されていて、製造されるガス油
の一部が接触脱塩され、得られる脱塩済材料を水素化処
理するようになっているプロセスを示している。
第3図は、減圧残油から出発するケロシンおよび/また
はガス油の製造のた。めのもう/っのプロセスの具体例
を示しである。
第≠図は、原油から出発するケロシンおよび/またはガ
ス油の製造のための一体化したプロセスの構成を示して
いる。とのプロセスでは、2つの接触水素化処理と2つ
の接触脱塩ユニットが用いられている。
好ましくは、本発明に従う製造方法は原油を常圧蒸留し
て、ケロシンおよび/またはガス油の製造に適する1種
類またはそれ以上の種類の常圧留出物と、常圧残油とを
製造し、該常圧残油は、減圧下で蒸留してガス油の製造
に適する軽質留出物と、水素の存在下の接触(分解)処
理を受けるよ゛うにしてもよいフラツシユド留出物と、
所望なら1種類またはそれ以上の種類のガス油および水
素の存在下での接触(分解)処理にかけることKなるフ
ラツシユド留出物を製造する接触残油変換法で少なくと
も一部が供給原料として用いられる減圧残油とを製造す
るものであシ、一方?トム留分の一部または全てを残油
変換ユニットに再循環させてよいものであり、接触処理
済材料は、蒸留処理をしてケロシンおよび1種類または
それ以上の種類のガス油を得るようにして行なわれる。
好ましくは、得られるガス油の少なくとも一部は脱蝋処
理を行なってもよい。本発明に従う製造方法が、軽質ガ
ス油と重質ガス油とを製造するような条件下で行なわれ
たとき、重質ガス油の少なくとも一部は接触脱塩させる
。製造されたガス油の一部は接触処理ユ;ットヘ再循猿
させてもよい。
減圧下での蒸留により得たフラツシユド留出物と接触残
油変換法により得たフラツシユド留出物とを同じ反応器
で水素の存在下に接触分解処理をすることはさらに好ま
しい、好ましくは、減圧下で蒸留して得たフラツシユド
留出物と、接触残油変換により得たフラツシユド留出物
とは、異なる条件下で操作され、得られる流出物を別個
の蒸留処理にかける並行した反応器内で水素の存在下で
接触分解させる。別個の蒸留処理で得られたガス油の一
部を同一または異なる脱塩および水素化処理ユニットで
接触脱塩および水素化処理をしてもよい。
第1図では、水素化分解ユニット10と蒸留ユニット2
0とを含むプロセスが示しである。接触残油変換法によ
り製造したフラツシユド留出物は、ラインlを介して水
素化分解ユニット10へ送られる。水素化分解ユニット
10からの流出物(気体物質を除くための処理を受けて
もよい)はライン2を介して蒸留ユニット20へ導入さ
れる。蒸留ユニット20からはライン3を介してケロシ
ンが得られ、ライン≠を介してガス油が得られる。
ライン!を介して蒸留ユニットIOの2トム留分が引き
出されて他の目的、たとえば燃料として、接触水素化処
理への再循環用としてまたは潤滑ペース油の製造用供給
材料として用いられる。
第2図では、水素化分解ユニット10、蒸留ユニット2
0、接触残油変換ユニット30.蒸留ユニット1ILO
1接触脱蝋ユニツトtoおよび水素化処理ユニット乙O
を含むプロセスが示されている。
減圧残油は、後述するようなライン13,7からの再循
環した蒸留残油と好ましくは混合した後に、ライン乙お
よびライン♂を介して残油変換ユニット30に導入され
る。残油変換ユニットからの流出物(気体物質を除くた
めの処理を受けてもよい)はラインタを介して蒸留ユニ
ットtl−Oにかけて、ライン/lを通じたガス油留分
(所望の場合)、ライン/2を介して水素化分解ユニッ
ト10に送られるフラツシユド留出物およびライン7を
介して一部残油変換ユニットへ再循環させてもよくまた
ライン/≠を介して他の目的に使用されてもよい蒸留残
油/3を製造する。残油変換ユニット30により製造さ
れたフラツシユド留出物は、ライン3./6を介した再
循環させた蒸留残油と任意には混合させた後、水素化分
解ユニット10へ導入される。
水素化分解ユニット10からの流出物(気体物質を除く
処理を受けてもよい)はラインコを介して蒸留ユニット
20へ導入し、ライン3を介するケロシン留分、ライン
≠を介するガス油留分およびライン/lを介して一部水
素化分解ユニットIOへ再循環させてもよくまたライン
/!を介して他の目的に使用してもよい蒸留残油を製造
する。
ライン≠から得られるガス油は接触脱塩ユニット!Oへ
送られ、一方ガス油の一部はライン17を介して接触脱
塩処理に先だって引き出される。接触脱塩二二ツ)J″
0からの流出物(気体物質を除く処理を受けてもよい)
はライン/rを介して水素化処理ユニット乙Oで水素化
処理される。最終生成物はラインlりを介して得られる
第3図では、水素化分解ユニットIO1蒸留ユニッ)、
2(7,接触残油変換ユニット30.蒸留ユニッ)!(
7,常圧蒸留S=ニット0および減圧蒸留ユニット♂O
を含んでなるプロセスが示しである。原油は、ライン2
/を介して常圧蒸留ユニツ23を介してケロシン留分が
得られ、ラインλ弘を介してガス油留分が得られ、また
ライン2jを介して減圧蒸留ユニットtoへ送られる常
圧残油が得られ、この減圧蒸留ユニット♂Oからはライ
ン2乙を介してもう1つの留分が得られ、また後述する
水素化分解を受けるフラツシユド留出物留分がライン1
7を介して得られ、さらにライン3♂を介して減圧残油
が得られる。ライン乙の減圧残油は、ライン7を介する
再循環類°留残油と一緒にされてライン♂を介して残油
変換ユニット30へ送られる。所望ならば、残油変換ユ
ニットへの供給材料の一部く再循環材料との混合の前ま
たは後にシはシステムから引き出されてもよい(図示せ
ず)、残油変換ユニット30から流出物(気体物質を除
く処理を受けてもよい)はラインタを介して蒸留ユニッ
ト≠Oで蒸留して、望むなら、ライン//を介して第■
のガス油留分、ライン12を介して水素化分解を受ける
ことになるフラツシユド留出物および一部またけ全部が
残油変換ユニット30へ再循環される蒸留残油/3を製
造する。この蒸留残油の一部の除去は、ライン/lを介
して行われる。ライン、27を介するフラツシユド留出
物と2イン12を介するフラツシユド留出物とは、−緒
にされてライン/を介して水素化分解ユニットIOへ送
られる。第1図に示した一連のプロセスはケロシンとガ
ス油の製造をもたらす。
第弘図では、λつの水素化分解装R101゜10B、、
2つ(7)蒸留3−ニラ)、20A 、20B、残油変
換ユニット30.蒸留ユニット’A0,2つの接触脱蝋
ユニットjOAおよびJOB (この為ニットは、この
図で示しであるようにこのプロセスで任意に用いてもよ
い)、2つの水素化分解w=ニットOAおよびl、OB
(このユニットは、この図で示してろゐようにこのプロ
セスで任意に用いてもよい)、常圧蒸留ユニット70お
よび減圧蒸留ユニット♂Oを含むプロセスが示しである
。残油変換ユニットioh、ioBのための供給原料の
製造は、第3図に示しであるように行なわれる。
接触残油変換法で得られるフラッジニド留出物は、ライ
ン/Aを介して水素化分解装置IOAへ導入され、減圧
蒸留で得られるフラッジニド留出物はライン/Aを介し
て水素化分解装置10Bに導入される。ライン21が用
いられてフラッジニド留出物が、ライン12,2g、/
Bを介して水素化分解装置10Bへ送られるかまたはフ
ラッジニド留出物がライン27,2♂、/Aを介して水
素化分解装置IOAへ送られる。水素化分解装置/(7
Aからの流出物(気体物質を除く処理を受けてもよい)
はライン2人を介して、蒸留ユニットλOAへ送られる
。水素化分解装置10Bからの流出物(気体物質を除く
処理を受けてもよい)はライン、2Bを介して、蒸留ユ
ニット20Bへ送られる。
所望ならば、水素化分解装R10Aからの流出物の一部
は、ライン2人、2り、2Bを介して蒸留ユニット20
Bへ送ってもよく、また水素化分解装置/θBからの流
出物の一部は、ライン、2B。
λり1.2人を介して蒸留ユニットIOAへ送ってもよ
い、蒸留ユニット20kからもう1つのケロシン留分が
ライン3Aを介し得られ、もう7つのガス油留分がライ
ン≠Aを介して得られる。蒸留ユニット20Bからもう
1つのケロシン留分がライン3Bを介して得られ、もう
7つのガス油留分がラインtI−Bを介して得られる。
第弘図に示すようなプロセスが、2つの接触脱蝋ユニッ
トzoh。
JOBを用いて行われるとき、蒸留ユニット10Aから
得られるガス油は、ライン≠Aを介して接触脱蝋ユニッ
トzohへ送られる。このガス油の一部は、接触脱蝋ユ
ニットsohへ送られる。このガス油の一部は、接触脱
蝋に先だって、ライン31から引き出されてもよい、蒸
留ユニット〃Bから得られるガス油は、ライン≠Bを介
して接触脱蝋ユニットJOBへ送られる。このガス油の
一部は、接触脱蝋に先だって、ライン32を介して引き
出されてもよい。所望ならば、蒸留ユニットλθAから
得られるガス油の一部はライン4I−A。
33、μBを介して接触脱蝋ユニットJOBへ送られて
もよく、また蒸留ユニット20Bで得られるガス油の一
部は、ライン’l−B、33.≠Aを介して接触脱蝋ユ
ニットjOAへ送られてもよい。
移送ライン2♂、2り、33の適切な使用により、本発
明に従う製造方法の融通性は、単一系列操作から完全な
並行系列操作にわたシ実質的に増加する。接触脱蝋ユニ
ットjOA 、JOBからの流出物はラインirh、i
♂B(これらは移送ラインによって持続されていてもよ
い)を介して、水素化処理:Lニット1sOA、tOB
へ送られ、ライン15;’A、15;’Bを介して所望
の生成物が製造される。単−系列方法訃よび並行系列方
法を拡大して接触脱塩段階および/または水素化処理段
階を含むよう忙してよいことが明らかであろう。
以下、本発明を次の例によりさらに説明する。
例!: 合成フラッジニド留出物のケロシンおよびガス
油への変換 中東産の常圧残油を、以下に記載するラインおよびユニ
ットは第3図の説明で示したものと同じ意味を有する実
質的に以下のプロセス構成を用いてケロシンとガス油に
変換した。この例にしたがう具体例は、供給原料をライ
ン2jを介して直接減圧蒸留ユニット♂0に導入して行
ない、留出物27をさらに処理することなく、また蒸留
残油を接触残油変換ユニット30へ再循環させることな
く行なわれることに注目されたい、中束産の常圧残油<
ioo重量部)をライン2!を介して減圧蒸留ユニット
rOへ送シ≠OJ重量部の7ラツシエド留出物と37.
3重量部の減圧残油とを製造した。この減圧残油をライ
ンt、♂を介して接触残油変換ユニット30へ送った。
接触残油変換ユニットは、モリブデンをシリカに担持さ
せた変換触媒を用いてlA3!;Cで水素分圧ljOパ
ールで操作した。変換は空間速度0.30 kg/kg
・tで行ない接触変換段階の間コ、≠重量部の酸素を使
用した。
接触残油変換ユニット30からの流出物は、常圧蒸留段
階と減圧蒸留段階とを含む蒸留ユニット110へライン
タを介して送シ、3.3重量部の硫化水素とアンモニア
、3.j重量部のナフサの沸点範囲未満で沸騰する生成
物(ナフサ−マイナスと呼)) 、 j、J−重量部の
ナフサ、/2.3重量部のケロシン、l乙、7重量部の
ガス油(ライン//から得られる)、6重量部の減圧残
油(ライン/3から除かれる)および12.6重量部の
合成フラツシユド留出物(ライン/2.lを介して接触
水素化処理ユニットIQでの接触水素化処理用の供給原
料として送られるものである)を製造する接触残油層ユ
ニットIOで供給原料として使用される合成フラツシユ
ド留出物の性質を次に示す:密度(/ j、I/L) 
: 0−タ3;水素含量=//、り重量%;硫黄含量:
0.6重量%;窒素含量二〇、λ/重量%;コンラドソ
ン炭素残留物:<O,S重量%および供給原料の中間沸
点(mid boiling point ) : ’
!’i’j℃。
材料は、アルミナに担持させたニッケル/タングステン
に基づいた触媒を使用してユニット10で接触水素化処
理をした。接触水素化処理は、温度posc、水素分圧
730パールおよび空間速度O0r弘に#/kg・hで
行なった接触水素化処理ユニット10からの流出物はラ
イン2を介して常圧蒸留ユニット、20へ送シ、O0/
重量部の硫化水素とアンモニア、0.6重量部のナフサ
−マイナス。
2.7重量部のナフサ、3.1重量部のケロシン(2イ
ン3から)および≠、!重量部のガス油(ライン弘から
)を製造した。
他の点では同じ条件として<3..2M量部の水素を残
油変換段階の間使用)接触残油変換ユニット30に対す
る供給原料として中東産常圧残油lo。
重量部を直接使用して実験したとき1.24.7重量部
の合成フラツシユド留出物が得られ、辷れは接触水素化
処理段階(ここでは0.7重量部の水素を使用した)の
後に、硫化水素およびアンモニア0.2重量部、す7サ
ーマイナス/、3重量部、ナフサ3.7重量部、ケロシ
ン/ 0.♂重量部およびガス油り、lA重量部を生じ
た。
留出物のケロシンおよびガス油への変換減圧蒸留ユニッ
ト♂Oにより得たフラツシユド留出物をライン/2から
得た合成フツツシエド留出物と一緒にして接触水素化処
理ユニットIOのための一緒にした供給原料(ラインl
を介する)とするようにすることを別として、例IK記
載したのと同じユニットを使用して例tVc記載したよ
うな実験をくシ返した。中束産の常圧残油(100重量
部)をラインー〇を介して減圧蒸留ユニット10へ送シ
弘O03重量部のフラツシユド留出物とjり、J′重量
部の減圧残油を製造した。得た減圧残油を例IK記載し
たように処理して(2,≠重量部の水素を使用した)、
12.6重量部の合成フラツシユド留出物(例■に記載
したような生成物と共に)を得た。この合成フラツシユ
ド留出物をラインコアを経て送った減圧蒸留によって得
たフラツシユド留出物と一緒にした後、ライン/2./
を介して接触水素化処理ユニットIOへ送った。接触水
素化処理ユニットIOに使用する一緒にしたフラツシユ
ド留出物供給原料の性質を次に示す。
密度(/!/10−) : 0.り3;水素含量:/2
.2重量%;硫黄含量: 、2.4を重量%;窒素含量
=0.oり重量%;コンラドノン炭素残留物: (0,
3重量%および供給原料の中間沸点:IAIAJ”C。
材料は例iに示したような条件下でユニット10での接
触水素化処理を行なった。接触水素化処理ユニット10
からの流出物をライン2を介して常圧蒸留ユニット、2
0へ送シ/、≠重量部の硫化水素とアンモニア、2.6
重量部のナフサ−マイナス、//、7重量部のナフサ、
2/、1重量部のケロシン(ライン3から)および/ 
f、≠重量部のガス油(ライン弘から)を製造した。
作での変換 ライン/3から得た減圧残油の一部をライン7を介して
接触残油変換ユニット30へ再循環させることを別とし
て前回の例に記載したように実験をくシ返した。中東量
の常圧残油(ioo重量部)をライン2夕を介して減圧
蒸留ユニット♂Oへ送り、ライン27./を介して接触
水素化処理ユニット10へ送ることになるフラツシユド
留出物11、o、zxx部と、ライン2.♂を介して後
記して定めるような減圧残油/2重量部と共に接触残油
変換ユニット30へ送った減圧残油32.3重量部とを
製造した。この変換プロセスの間、2.3重量部の水素
を使用した。
接触残油変換ユニット30からの流出物は、常圧蒸留段
階と減圧蒸留段階とを含む蒸留ユニット≠0ヘラインタ
を介して送り、3.≠重量部の硫化水素とアンモニア、
3.2重量部のナフサーマイナン、/1..3重量部の
ガス油(ライン//から得られる)、/♂重量部の減圧
残油(その72重量部を前記したようにライン7を介し
接触残油変換ユニット30へ再循環させた)および/ 
j、4’重量部の合成フラツシユド留出物くライン/2
./を介して接触水素化処理ユニット10へ送った〉を
製造した。
接触水素化処理ユニットIO用の一緒にしたフラツシユ
ド留出物と合成フラツシユド留出物の性質を次に示す:
密度(/j/弘):0.り3;水素含量: / 2.l
 10量チ;硫黄台−i: 2夕重量%;窒素含量:0
.0り重j!にチコンラドソン炭素残留物:(0,3″
重量%および供給原料の中間沸点=4tI/lj℃。
材料は例Iに記載したような条件下でユニット10で接
触水素化処理をした。処理の間7.7重量部の水素を用
いた。接触水素化処理ユニット10からの流出物は、ラ
イン12を介し常圧蒸留ユニット20へ送り/、ll−
重量部の硫化水素およびアンモニア、コ、ざ重量部のナ
フサ−マイナス、//、7重量部のナフサ1.2.2.
3重量部のケロシン(ライン3よシ)および/り、μ重
量部のガス油(:フイン弘から)を製造した。
出発材料の減圧蒸留の後に得た7ラツシユド留出物を別
個の接触水素化処理ユニット(第≠図に示しであるよう
に/□B)で接触水素化処理をしたことを別として、前
の例に記載したような実験をくシ返した。中東量の常圧
留出物<ioo重量部)をライン、2!を介して減圧蒸
留ユニット10へ送シ、接触水素化ユニット10Bへラ
イン27゜/Bを介して送るべきフラツシユド留出物1
10.;重量部と、後述して定めるような減圧残油7.
2重量部と共にライン乙、♂を介して接触残油変換ユニ
ット30へ送った減圧残油!り、J′重量部とを製造し
た。変換プロセスの間、2.3重量部の水素を使用した
接触残油変換ユニット30からの流出物は、常圧蒸留段
階と減圧蒸留段階とを含む蒸留ユニット弘Oヘラインタ
を介して送シ、3.≠重量部の硫化水素とアンモニア、
3.′P重量部のナフサ−マイナス、3.0重量部のナ
フサ、/ /、♂重量部のケロシン、76.3重量部の
ガス油(ラインl/から得られる)、l♂重量部の減圧
残油(その/、2重量部を前記したようにライン/3,
7を介し接触残油変換ユニット30へ再循環させた)お
よび/ j、lA重量部の合成フラツシユド留出物(ラ
イン/2゜/Aを介して接触水素化処理ユニットIOA
へ送った)を製造した。
接触水素化処理ユニットIOAで変換されるべき合成フ
ラツシユド留出物の性質は次に示す:密度(/に/IA
”) : 0.り3;水素含量://、り重量%;硫黄
含量=0.7重量%;窒素含量”、0.23重量%;;
ンラドソン炭素残留物: < O,S重量%および供給
原料の中間沸点=ll−1It3℃。
接触水素化反応−器10Bで変換されるべき7ラツシユ
ド留出物の性質を次に示す:密度C/J−/10):O
oり2乙;水素含量: / 、l!、J’重量%;硫黄
含量:コ、乙り重量%;窒素含量: O,OS重量%:
コンラドソン炭素残留物:<0.1重量%およびフラツ
シユド留出物の中間沸点1A4t3℃。
合成フラツシユド留出物は、例Iに記載したような条件
下で接触水素化処理ユニットIOAで接触水素化処理を
した。この処理の間、0.!;重量部の水素を用いた。
接触水素化処理ユニットIOAからの流出物はライン2
人を介し常圧蒸留ユニット20Aへ送シ、0.2重量部
の硫化水素および、アンモニア、0.♂重量部のナフサ
−マイナス、3.3重量部のナフサ、乙0.2重量部の
ケロシン(ライン3Aよシ)および!、り重量部のガス
油(ラインlAAよ1))を製造した。
フラツシユド留出物は、接触水素化処理ユニットIOA
で支配的であるのと同様な条件下で、接触水素化処理ユ
ニット10Bで接触水素化処理をした。この処理の間、
/、7重量部の水素を用いた。
接触水素化処理ユニットlOBからの流出物はライン2
Bを介して常圧蒸留ユニット20Bへ送シ、置部のナフ
サ−マイナス♂、17ti置部のナフサ、73.7重量
部のケロシン(ライン3Bよ#))および/ 41.0
重士部のガス油(ライン14Bより)を製造した。
【図面の簡単な説明】
第1図は接触残油変換法により得たフラツシユド留出物
の接触水素化処理によるケロシンとガス油の製造および
どのようにして得た生成物の蒸留のプロセスを示してい
る。 第2図は、接触水素化分解用の供給材料を製造する接触
残油交換ユニットが使用されていて製造されるガス油の
一部が接触脱塩され、得られる脱塩済材料を水素化処理
するようKなっているプロセスを示している。 第3図は、減圧残油から出発するケロシンおよび/また
はガス油の製造のためのもう7つのプロセスの具体例を
示しである。 第弘図は、原油から出発するケロシンおよび/またはガ
ス油の製造のための一体化したプロセスの構成を示して
いる。 10.101,10B・・・接触水素化処理ユニット、
20・・・常圧蒸留ユニット、30・・・接触残油変換
ユニット、tAo・・・蒸留ユニット、SO・・・接触
脱塩ユニット、乙θ・・・水素化処理エニン)、70・
・・常圧蒸留ユニット、♂0・・・減圧蒸留ユニット。

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)炭化水素供給原料を水素の存在下で高められた温
    度と圧力で接触処理し、得られる材料を蒸留処理するケ
    ロシンおよび/またはガス油の製造方法において、接触
    残油変換法により製造したフラツシユド留出物を含む炭
    化水素供給原料が用いられることを特徴とするケロシン
    および/またはガス油の製造方法。
  2. (2)使用供給原料が、接触残油変換法により製造した
    フラツシユド留出物10〜60容量%を含む特許請求の
    範囲第1項記載の製造方法。
  3. (3)供給原料の10重量%が低沸点材料に変換される
    接触残油水素化法により製造したフラツシユド留出物が
    使用される特許請求の範囲第1項または第2項記載の製
    造方法。
  4. (4)接触残油変換法が、温度300℃〜500℃、圧
    力50〜300バール、空間速度0.02〜10kg・
    kg^−^1・h^−^1で行われる特許請求の範囲第
    3項記載の製造方法。
  5. (5)接触残油変換法がニッケルおよびコバルトにより
    形成される群から選択された少なくとも1種類の金属と
    、これに加えモリブデンおよびタングステンにより形成
    される群から選択された少なくとも1種類の金属とをキ
    ャリヤーに担持させて含む触媒の存在下で行われる特許
    請求の範囲第3項または第4項に記載の製造方法。
  6. (6)常圧残油の減圧蒸留により得たフラツシユド留出
    物を含む供給原料が用いられる特許請求の範囲第1項〜
    第5項のいずれか1項に記載の製造方法。
  7. (7)炭化水素供給原料の接触処理が水素の存在下での
    接触分解を含む特許請求の範囲第1項〜第6項のいずれ
    か1項に記載の製造方法。
  8. (8)接触残油変換法により、製造したフラツシユド留
    出物を含む供給原料が、常圧残油の減圧蒸留により得た
    フラツシユド留出物を含む供給原料と並行して接触処理
    される特許請求の範囲第1項記載の製造方法。
  9. (9)得られるガス油の少なくとも一部を脱蝋する特許
    請求の範囲第1項〜第8項のいずれか1項に記載の製造
    方法。
  10. (10)接触脱蝋処理が用いられる特許請求の範囲第9
    項記載の製造方法。
  11. (11)脱蝋処理により得た材料の一部または全てを水
    素化処理する特許請求の範囲第9項または第10項記載
    の製造方法。
  12. (12)蒸留ユニットのボトム留分の少なくとも一部を
    接触処理ユニットに再循環する特許請求の範囲第1項〜
    第8項のいずれか1項に記載の製造方法。
  13. (13)得られるガス油の一部を接触処理ユニットに再
    循環する特許請求の範囲第12項記載の製造方法。
  14. (14)蒸留により軽質ガス油と重質ガス油とが製造さ
    れ、重質ガス油の少なくとも一部が、接触処理ユニット
    へ再循環される特許請求の範囲第13項記載の製造方法
  15. (15)蒸留ユニットのボトム留分の少なくとも一部が
    、エチレン分解装置供給原料として用いられる特許請求
    の範囲第12項記載の製造方法。
  16. (16)常圧残油を減圧下で蒸留して、接触残油変換法
    用の供給原料として使用する減圧残油およびフラツシユ
    ド留出物を製造する特許請求の範囲第1項〜第15項の
    いずれか1項に記載の製造方法。
  17. (17)原油を常圧蒸留して、ケロシンおよび/または
    ガス油の製造に適する1種類またはそれ以上の種類の常
    圧留出物と、常圧残油とを製造し、該常圧残油は、減圧
    下で蒸留して、水素の存在下の接触(分解)処理を受け
    るようにしてもよいフラツシユド留出物と、所望なら1
    種類またはそれ以上の種類のガス油および水素の存在下
    での接触(分解)処理にかけることになるフラツシユド
    留出物を製造する接触残油変換法で少なくとも一部が供
    給原料として用いられる減圧残油とを製造するものであ
    り、一方ボトム留分の一部または全てを残油変換ユニッ
    トに再循環させてよいものであり、接触処理済材料は、
    蒸留処理をしてケロシンおよび1種類またはそれ以上の
    種類のガス油を得るようにする特許請求の範囲第1項〜
    第16項のいずれか1項に記載の製造方法。
  18. (18)得られるガス油の少なくとも一部を脱蝋処理す
    る特許請求の範囲第17項記載の製造方法。
  19. (19)蒸留により軽質ガス油と重質ガス油とが製造さ
    れ、重質ガス油の少なくとも一部が接触脱蝋される特許
    請求の範囲第18項記載の製造方法。
  20. (20)製造されるガス油が、接触処理ユニットへ再循
    環される特許請求の範囲第17項記載の製造方法。
  21. (21)減圧下の蒸留により得たフラツシユド留出物と
    接触残油変換法により得たフラツシユド留出物とを同じ
    反応器で水素の存在下で接触分解させる特許請求の範囲
    第17項記載の製造方法。
  22. (22)減圧下の蒸留により得たフラツシユド留出物と
    接触残油変換法により得たフラツシユド留出物とを異な
    る条件下で操作してもよい並行にした反応器中で水素の
    存在下で接触分解し、得られる流出物を別個の蒸留処理
    にかける特許請求の範囲第17項記載の製造方法。
  23. (23)別個の蒸留処理により得たガス油の一部を同じ
    または異なる脱蝋および水素化処理ユニットで接触脱蝋
    および水素化処理をする特許請求の範囲第22項記載の
    製造方法。
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