JPS63164127A - スイツチの製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈発明の分野〉 この発明はスライド操作式のディツブスイッチ等に適用
されるスイッチの製造方法に関するものである。

〈従来技術とその問題点〉 たとえばスライド操作式のディツブスイッチとして、第
５図に示すように外ブロック１０１と内ブロック１０２
からなる電気絶縁性ベース１０８に固着される１対の固
定接触片１０４．　１０５のうちの一方の固定接触片１
０４の内端側に可動接触片１０６を一体形成するととも
に、この可動接触片１０６を他方の固定接触片１０５の
内端部１０５ａに対向配設し、上記ベース１０３に嵌着
されたカバー１０７の内側に案内孔１０８にガイドされ
るスライド操作ボタン１０９を配設Ｌ１このスライド操
作ボタン１０９のＯＮ・ＯＦＦ操作で弾性部材１１０を
芥して上記可動接触片１０６を他方の固定接触片１０５
に接離させるようにしたものがある。

上記ベース１０３の部分は、内ブロック１０２に両固定
接融片１０４．　　ｌ　０５を載置したのち、外ブロッ
ク１０１を表着して上記固定接触片１０４゜１０５を両
ブロック１０１，１０２間に挟着同定し、駆１こ両固足
償触片挾漬部、つまりベースｌυ８からの導出部をシー
ル材１１１，１１２でシールして製作される。

しかるに、この従来のものは、ベース１０３が外ブロッ
ク１０１と内ブロック１０２の分割構成のため、両固定
接触片１０４，１０５の固定には、上記両ブロック１０
１，１０２の組み付けが必要なうえ、両ブロック１０１
，１０２の固定接触片挾着部をシール材１１１，１１２
でシールしなければならず、組立の作業性が忌いばかり
か、部品点数も多くなる。

〈発明の目的〉 この発明は上記従来のものの不具合を解消するためにな
されたもので、可動接触片を一体成形した一方の固定接
触片と他方の固定接触片とを１つの電気絶縁性ベースに
同時にインサート成形させること◆こより、製造の聞易
化が図れ、シール性にも優れたスイッチの製造方法を提
供することを目的としている。

〈発明の構成と効果〉 この発明に係るスイッチの製造方法は、内端部に可動接
触片を一体形成した一方の固定接触片との絶縁距離を確
保するための電気絶縁性合成研刀口製のスペーサを他方
の固定接触片の内端にインサート成形し、上記一方の固
定接触片が設定された成形金型内に他方の固定接触片を
、スペーサが上記−万の固定接触片の内端に当接する状
態に挿入した後、上記金型内にベースを構成する電気絶
縁性合成樹脂を充填して上記両固定接触片を上記ベース
に同時にインサート成形したものである。

この発明によれば、可動接触片を一体化した一方の固定
接触片と他方の固定接触片がインサート成形でベースに
一体に固定されるから、両固定汝触片のベースへの固定
がインサート成形と同時に達成され、したがって、自立
組立がしやすく、生産性の向上が図れるうえ、スペーサ
を介して両固定接触片間の絶縁距離もばらつきなく確保
できる。

また、両固定接触片がベースをこ植設されるため、両固
定接触片のベースからの導出部分に別途シール部材を設
ける必要はなく、このままで良好なシール性能を得るこ
とができる。

〈実施例の説明〉 以Ｆ１　この発明の一実施例を図面にしたかつ【説明す
る。

第１図および第２図はそれぞれこの発明の製造方法で得
られたディツブスイッチの一例を示す断面図および分解
斜視図である。同図において、１は電気絶縁性の合成樹
脂からなる長方形のベースであり、前後方向において複
数の凹所２が一定間隔毎に形成されている。上記ベース
１には、上記各凹所２に対応して左右両側にそれぞれ１
対の固定接触片８，４が植設され【おり、一方の固定接
触片８の内端側８ａには、他方の固定接触片４の内端部
４ａに対向する略への字形の可動接触片５が一体形成さ
れている。６は他方の固定接触片４の内端に形成された
電気絶縁性のスペーサで、一方の固定接触片３との絶縁
空間を確保するためのものである。

７は耐熱性フィルムからなり、上記凹所２を覆うシール
部材であり、周辺部７ａがベース１の開口端部１ａ上に
スクリーン印刷法などで塗布された熱硬化性接層剤で接
合されている。８は上記ベース１にＦＣ７ｔｔされた合
成樹脂製のカバー、９はカバー８に形成された案内孔で
ある。１０は上記カバー８の内面側で左右方向へスライ
ド可能に設定されたスライド操作ボタンで、上記シール
部材７の各門人部７ｂに位置決めされており、上面をこ
は上記案内孔９にガイドされる操作部１０ａが突設され
ている。上記スライド操作ボタン１０の下向には、凸部
１１ａおよび凹部１１１）を有し、該ボタン１０のＯＮ
操作で前記可動接触片５を他方の固定接触片４の内端部
４ａに接融させ、ＯＦＦ操作で離間させるカム郡１１が
形成されてい・５゜上記スライド操作ボタン１０の上面
には、ＯＮおよびＯＦＦ操作位置でカバー８の内面の突
条部１２゜１３にそれぞれ係脱可能に係合する節度用の
溝部１４．１５が形成されている。

上記構成において、スライド操作スイッチ１゜を第１図
の位置から右方向へスライドさせてＯＮ操作位置に設定
すれば、カム部１１における凸部１１ａによりｇＴ動接
触片５の中央屈曲状突部５ａが押し下けられるため、可
動接触片５の先端５ｂが他方の固定接触片４の内端部４
ａ上に接触し、ＯＮ状態となる。逆にこの位置から上記
スライド操作スイッチ１０を左方向へスライドさせてＯ
ＦＦ操作位置に設定すれば、上記可動接触片５の突部５
ａがカム部１１の凸部１１ａによる押圧から解放されて
四部１１ｂに入り込むため、可動接触片６の先端５ｂは
他方の固定接触片４の内端部４ａから離間し、ＯＦＦ状
態となる。

つぎに、上記スイッチにおけるベース１の部分の製造方
法について説明する。

内端部４ａが固定接点として構成される固定接触片４を
連続状フープ材からプレス手段等で型取りした後、この
固定接触片４の内端にＰＰ８のような電気絶縁性合成樹
脂を用いてスペーサ６をインサート成形する。

一方、可動接触片５を一体形成した固定接触片８をフー
プ材からプレス手段等で型ｊｌＪＬ、これを第８図に示
すような上下２枚の設定凹所Ｍ　ａ　。

Ｍｂを有する成形金型Ｍの下段の設定凹所Ｍａ内に挿入
設定する。さらに上記スペーサ６をインサート成形した
固定接触片４を、該スペーサ６が一方の固定接触片４の
内端部８ａに当接するように上記偵型Ｍの上段設定凹所
Ｍｂ内に挿入設定する。

この状態で、ＰＰ８のような電気絶縁性の合成樹脂を上
記金型Ｍ内に充填してこれを硬化させれはｋＡ４図のよ
うにベース１が形成されるとともに、肉固定接触片８，
４が上記ベース１にインサート成形される。この成形後
、両固定接触片３．４の外端部８ｂ、４ｂのベース１か
ら導出している部分は外部端子として所定形状に曲げ加
工する。

ここで、ｉＪ’ｍ接層を片５を一体形成した一方の固定
接触片８と他方の固定接触片４を同時にインサート成形
で電気絶縁性のベース１に植設するから、従来の分割構
成のもののような分割されたベースブロックを組み付け
る手間もなくベースｌに両固定接触片８，４を同定でき
、自動化で作り易くなる。しかもこれら両固定接触片８
，４の固定と同時に、スペーサ６により両固定接触片８
，４間の所定の相線空間も高精度に確保される。また、
上記両一定接触片８，４がベース１に植設されるため、
これら両固定接触片８．４の外部導出部分に別途シール
構造を設ける必要もなく、フラックスや洗浄液等に対し
てシール性の高いスイッチを得ることができる。

なお、上記実施例では、ディップスイッチを例に説明し
たが、単体のスイッチであってもよく、またスライド操
作するものに限らず、たとえばシーソ一式の操作ボタン
で可動接触片５を固定＠胆汁４に接離させるものであっ
ても適用可能である。

【図面の簡単な説明】

第１図および第２図はそれぞれこの発明に係るスイッチ
の製造方法で得られたディップスイッチの一例を示す断
面図および分解斜視図、第８図および第４図は同スイッ
チの製造方法の説明図、第５図は従来の装造方法による
スイッチの断面図である、 １・・・ベース、８，４・・・固定接触片、８ａ、４ａ
・・・内端部、５・・・可動接触片、６・・・スペーサ
、ＩＯ・・・操作ボタン、Ｍ・・・成形金型。 特許出願人　立石′ｒｔ機株式会社 代理人　弁理士　　難　波　国　英（外１名）第１図 に　ベース ６：　スペーサ １ｏ：　　読作ホ゛クン 第２− 第３図 第４図 第５図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）電気絶縁性ベースに固定される１対の固定接触片
   のうち一方の固定接触片の内端に、他方の固定接触片の
   内端部に対向する可動接触片を一体形成し、この可動接
   触片の上方に配設されて操作ボタンのＯＮ・ＯＦＦ操作
   で上記可動接触片を他方の固定接触片の内端部に接離さ
   せるスイッチの製造方法において、上記他方の固定接触
   片の内端に一方の固定接触片との絶縁距離を確保するた
   めの電気絶縁性合成樹脂製のスペーサをインサート成形
   し、上記一方の固定接触片が設定された成形金型内に上
   記スペーサ付固定接触片を、上記スペーサが一方の固定
   接触片の内端部に当接する状態に挿入設定した後、上記
   金型内に電気絶縁性ベース形成用の合成樹脂を充填して
   上記両固定接触片を上記ベースにインサート成形するこ
   とを特徴とするスイッチの製造方法。