JPS63163183A - モ−タ測定用取付け装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） 本発明は、例えばフロッピーディスク装置のスピンドル
モータの測定を行なう際に使用されるモータ測定用取付
は装置に関する。

（従来の技術） 従来、例えばフロッピーディスク装置に使用されるスピ
ンドルモータ（ＤＣモータ等）の回転特性等の各種測定
を行なうためのモータ測定装置がある。モータ測定装置
は、通常では第５図に示すように、取付は装置１１によ
〕伝達される測定対象モータ１０の回転動作に基づいて
各種測定を行なうよりに構成されている。

取付は装置１１は、軸１２を一体化した中空構造の本体
１３からなシ、この本体１３の中空部に測定対象モータ
１０のグーリ１４が挿入されるように構成されている。

本体１３には複数の固定用螺子１５が取付けられておシ
、この固定用螺子１５によシプーリ１４が本体１３に固
定されることになる。モータ測定装置には、取付は装置
１ノの軸１２を通じて測定対象モータ１０の回転動作嘉
伝達される。

しかしながら、前記のような取付は装置１１では、測定
対象モータ１０を固定するために、複数の固定用螺子１
５をドライノ骨等を使用して締付けた）、緩めたシする
ための煩わしい作業が必要であシ、ドライ・ぐ等の工具
を用意する必要がある。

また、プーリ１４は通常ではアルミニューム材質である
ため、固定用螺子１５で締付ける際に傷が付き易い点が
ある。さらに、複数の固定用螺子１５をドライバ等を使
用してそれぞれ締付けるため、螺子締付は力にばらつき
が発生して、結果的に一定の測定精度を得ることが困難
となる。

（発明が解決しようとする問題点） 従来のモータ測定用取付は装置では、煩わしい螺子締め
作業及びドライバ等の工具を必要とするため、取付は作
業性に難点がある。また、螺子締付けによシ測定対象モ
ータのプーリに傷を付は易い。さらに、螺子締付は力の
ばらつきが発生し易く、これによシ一定の測定精度を得
ることが困難である。

本発明の目的は、測定対象モータ１０の各種測定におい
て、取付は作業性の向上、測定対象モータに対する傷付
けなどの不都合の防止及び一定の測定精度による安定な
測定を実現することが可能なモータ測定用取付は装置を
提供することにある。

［発明の構成コ （問題点を解決するための手段と作用）本発明は１本体
、複数の固定ピン、回転機構及び軸部を備えたモータ測
定用取付は装置である。

本体は、モータのロータ部を固定するための中空部を有
する。複数の固定ピンは、本体の中空部の近傍に設けら
れておシ、中空部に挿入されたロータ部を各先端部が接
触して中空部で固定するための部材である。回転機構は
、本体の周囲を回転する回転体を備え、回転体の回転動
作で複数の固定ピンの各先端部を中空部内に挿入された
ロータ部に対して接触又は離脱させるための機構である
。

軸部は、本体に結合されてお夛、中空部に挿入されたロ
ータ部の回転動作をモータ測定装置へ伝達するための部
材である。

このような取付は装置であれば、簡単な作業で測定対象
モータを取付けることができる。また、螺子の締付けで
はなく、複数の固定ピンの接触によシ測定対象モータを
固定するため、測定対象モータに対して傷を付けるよう
な事態を防止できる。

さらに、安定に測定多少モータを固定できるため、一定
の測定精度を得ることが可能となる。

（実施例） 以下図面を参照して本発明の詳細な説明する。第１図及
び第２図は同実施例のモータ測定用取付は装置の構成を
示す図で、第１図は側面断面図、第２図は正面断面図で
ある。第１図に示すように、装置本体２０はほぼ円柱形
状からなシ、測定対象モータ１０のプーリ１４を固定す
るための中空部２１を有する。装置本体２０は、中空部
２１の所定の円周線上に所定の間隔を以て各先端部が突
出するように設けられた複数の固定ピン２２ａ〜２２ｅ
を備えている。各固定ピン２２１〜２２ｅは、それぞれ
例えば樹脂又はゴム材質からなル、装置本体２０の側面
部から中空部２１の方向へ直線移動可能なようにスプリ
ング２３ａ〜２３Ｃにより保持されている。

装置本体２０の外側の側面にはリング形状の回転体２４
が取付けられている。回転体２４は、し１Ｒ−２５の操
作によシ装置本体２０の側面に添って回転するように構
成されている。回転体２４は、その内壁が段差構造にな
るように形成されておシ、凸部２６１〜２６ｃが各固定
ピン２２ａ〜２２ｃの後端部に対応する位置まで回転す
ると、各固定ピン２２１Ｌ〜２２ｅを中空部２１側へ押
圧するように構成されている・ ｉ置本体２０の固定ピン２２＆〜２２ｅの近傍には、第
２図に示すように、ストンｉＪ？２７が設けられている
。ストッパ２７は、第３図に示すように、可動ストッパ
ピン２８とスプリング２９からなシ、回転体２４の凸部
２６ａ〜２６ｃが固定ピン２２ａ〜２２ｅの後端部に対
応する位置まで移動した際に、その位置に凸部２６ａ〜
２６ｅを保持するための部材である。装置本体２０には
、第２図に示すように、測定対象モータの回転を伝達す
るための軸部３０が一体化されている。

次に、同実施例の作用効果を説明する。先ず、第４図に
示すように、取付は装置の装置本体２０を接続部材３１
を介在してモータ測定装置３２に接続する。次に、測定
対象モータ１０を芯出し調整台３３に載置して、測定対
象モータ１０のプーリ１４が装置本体２０に挿入できる
位置になるように芯出し調整台３３の高さを調整する。

この場合、測定対象モータ１０は、芯出し調整台３３の
支持板３４にストッパ３５によシ固定されている。

さらに、芯出し調整台３３の水平方向の位置を調整して
、測定対象モータ１０のプーリ１４を装置本体２０の中
空部２１に挿入させる。この状態でレノぐ−２５を回転
させる。

レバー２５の回転により、第１図に示すように、回転体
２４が矢印の方向へ回転する。回転体２４は、その凸部
２６ＩＬ〜２６ｃが各固定ピン２２ｔ〜２２ｅの後端部
に対応する位置まで回転すると、ストツノ４２７によシ
その位置に固定される。各固定ピン２２１〜２２ｃは、
それぞれ凸部２６ｈ〜２６ｃによシ中空部２ノの方向へ
押圧される。そこで、中空部２１に挿入されたプーリ１
４は、各固定ピン２２１〜２２ｅの先端部が接触し、中
空部２１内で固定されることになる。即ち、第４図に示
すように、プーリ１４は装置本体２０に固定されること
になる。

この状態で、測定対象モータ１０を回転させると、プー
リ１４、装置本体２０、軸部３０、及び接続部材３１の
それぞれを通じて、測定対象モータ１０の回転動作がモ
ータ測定装置３２へ伝達される。これによシ、モータ測
定装置３２は、測定対象モータ１０の回転特性等を測定
することになる。

モータ測定装置３２の測定が終了すると、レバー２５を
元の位置まで回転させる。これにより、回転体２４は第
１図の矢印とは反対方向へ回転し、凸部２６ａ〜２６ｃ
が各固定ピン２２　ａ　〜２２　ｃの後端部に対応する
位置から離れる。このため、各固定ピン２２ａ〜２２Ｃ
はそれぞれスプリング２３ａ〜２３ｃによシ、中空部２
１内のプーリ１４から離脱することになる。このため、
プーリ１４は固定状態から解除される。この状態で、芯
出し調整台３３の水平方向の位置を調整することで、測
定対象モータ１０のプーリ１４を装置本体２０の中空部
２１から取出すことができる。

このようにして、レバー２５の回転操作によシ、測定対
象モータ１０のプーリ１４を装置本体２０の中空部２１
に固定又は離脱する作業を容易に行なうことができる。

この場合、各固定ピン２２ａ〜２２ｃが螺子締付けのよ
うな動作ではなく、直線的な移動によシ先端部が接触し
て測定対象モータ１０のプーリ１４を固定する。このた
め、アルミニューム等からなるプーリ１４の表面に傷を
付けるような事態を大幅に防止することができる。

この場合、各固定ピン２２ｈ〜２２ａの材質を樹脂等で
形成することによシ、傷付けの防止の効果を高めること
ができる。

さらに、回連体２４の回転動作により、中空部２１内の
プーリ１４に対して、各固定ピン２２ａ〜２２ｅが接触
する際の各抑圧力にばらつきが発生することを防止し、
はぼ一定にすることができる。したがって、測定対象モ
ータ１０の回転力を正確にモータ測定装置３２へ伝達す
ることができる。これにより、一定の測定精度による正
確な測定が可能となる。

［発明の効果コ 以上詳述したように本発明によれば、簡単な操作で測定
対象モータのプーリ等のロータ部を、傷付けなどの不都
合なしに確実に装置本体に取付けることができる。この
ため、取付は作業を簡単化でき、測定作業の効率化を図
ることができる。

また、測定対象モータのロータ部を固定する際の支持力
をほぼ一定にすることができるため、モータ測定装置に
対して変動の少ない正確な回転運動の伝達を行なうこと
ができる。これによシ、一定の測定精度による正確なモ
ータ回転特性等の測定を行なうことができるものである
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例に係わるモータ測定用取付は装
置の構成を示す側面断面図、第２図は同実施例の正面断
面図、第３図は同実施例の部分的構成を示す断面図、第
４図は同実施例の作用効果を説明するための図、第５図
は従来のモータ測定用取付は装置の構成を示す正面断面
図である。 １０・・・測定対象モータ、Ｚ４・・・プーリ、２ｏ・
・・装置本体、２１・・・中空部、２２ａ〜２２ｃ・・
・固定ピン、２３ａ〜２３ｅ・・・スプリング、２４・
・・回転体、２５・・・レバー　、ｊ　７・・・ストッ
パ。 出願人代理人　　弁理士　鈴　江　武　彦第３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 測定対象モータのロータ部を固定するための中空部を有
   する本体と、この本体の前記中空部の近傍に設けられて
   前記中空部に挿入された前記ロータ部を各先端部が接触
   して前記中空部で固定する複数の固定ピンと、前記本体
   の周囲を回転する回転体を備え前記回転体の回転動作で
   前記複数の固定ピンの各先端部を前記中空部内に挿入さ
   れた前記ロータ部に対して接触又は離脱させるための回
   転機構と、前記本体に結合されて前記中空部に挿入され
   た前記ロータ部の回転動作をモータ測定装置へ伝達する
   ための軸部とを具備したことを特徴とするモータ測定用
   取付け装置。