JPS63162592A - 焼酎蒸留廃液を原料とする固体状有価物及びその製法 - Google Patents

焼酎蒸留廃液を原料とする固体状有価物及びその製法

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JPS63162592A
JPS63162592A JP61308203A JP30820386A JPS63162592A JP S63162592 A JPS63162592 A JP S63162592A JP 61308203 A JP61308203 A JP 61308203A JP 30820386 A JP30820386 A JP 30820386A JP S63162592 A JPS63162592 A JP S63162592A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
solid
waste liquid
quicklime
distillation waste
shochu distillation
Prior art date
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Pending
Application number
JP61308203A
Other languages
English (en)
Inventor
加納 浩輔
鬼丸 博章
圓田 森男
兼光 賢二
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NANSATSU NORIN KK
Original Assignee
NANSATSU NORIN KK
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Publication date
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A40/00Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
    • Y02A40/10Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
    • Y02A40/20Fertilizers of biological origin, e.g. guano or fertilizers made from animal corpses

Landscapes

  • Soil Conditioners And Soil-Stabilizing Materials (AREA)
  • Fertilizers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は焼酎蒸溜廃液を原料とする固体状有価物及びそ
の製法に関する。
[従来の技術] 焼酎の製造においては、アルコール発酵後に最終工程と
して蒸留工程があり、アルコール酸からアルコールが分
離濃縮されるが、この蒸留工程において蒸留釜に残留す
る所謂釜残を焼酎蒸溜廃液と称している。この焼酎蒸溜
廃液は一般的には水分90〜98重最%の他に固形分6
〜7%、粗蛋白1〜2%、可溶性無窒素物3〜5%、1
%以下の粗m維等を含有しており、BOD、38が高い
ためこれを工業廃水として廃棄する場合には所定の浄化
処理が必要となる。しかしこの焼酎蒸溜廃液には米や甘
藷等の澱粉質原料、麹菌、酵母菌等より由来する豊富な
栄養素が含有されているので、これを有効利用してかっ
てはそのまま飼料または肥料として取引されていた。と
ころが現今Cは焼酎製造数量の増加に伴ない焼酎蒸溜廃
液量も莫大に増加し、需要を越えた余剰廃液の処理が問
題となり、海洋投棄すらされるようになった。
[発明が解決しようとする問題点] 焼酎蒸溜廃液は豊富な栄養素を含有しているので、飼料
または肥料として有用なものであるが、水分が901i
 量%以上と高く、貯蔵、輸送及び取扱いの点で問題が
ある。
しかし、外部から熱エネルギーを加えてこれを乾燥粉末
化することは設備費、運転費両面で多大のコストを要し
、経済的には不利であり、また高温にさらすことは栄養
素の破壊につながるので好ましくない。
そこで、本発明は焼酎蒸溜廃液を低コストで固体状に転
換すると共に、付加価値の高い固体状有価物を提供する
ことを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 上記目的を達成するため鋭意研究した結果、本発明各は
焼酎蒸溜廃液と生石灰とを混合することにより低エネル
ギーで有効に固体状となすことができ、しかも、得られ
た固体状有価物が肥料または土壌改良剤として付加価値
の高いものであることを見い出し、本発明に到達した。
すなわち、本発明にかかる有価物は、焼酎蒸溜廃液と生
石灰とを混合して固体状となしたもので、澱粉質原料、
麹菌、酵母菌等に由来する焼酎蒸溜廃液中の有効成分と
、生石灰と水との反応生成物である消石灰とを主要成分
とするものである。
また、本発明にかかる有価物の製造法は、焼酎蒸溜廃液
と生石灰とを、反応熱により混合物温度が水の沸点以上
に上昇する条件にて混合する方法である。
なお、本発明において固体状とは粉末状、顆粒状、椀状
等、脱水化されて液状態を脱した状態を意味するものと
する。
本発明は生石灰と水との反応により水を消費すると共に
、この反応による発熱を水の蒸発に有効利用したもので
、低エネルギー、低コストで焼酎蒸溜廃液を固体状、好
ましくは粉末状となすものである。したがって焼酎蒸溜
廃液への生石灰の添加量は最終生成物が固体状となる範
囲であれば特に限定されないが、他に水分除去手段を用
いない場合は焼酎蒸溜廃液100重は部に対して少なく
とも5重量部の生石灰を添加する必要がある。
本発明は生石灰と水との反応による発熱で水の蒸発を促
進させるので、生成熱を効率的に利用するために混合は
できるだけ短時間(好ましくは5分以内)で行うことが
望ましい。また、混合物の温度は水の沸点以上、すなわ
ち常圧条件下では100℃以上に維持するが、この温度
は生石灰の添加量を多めにすることで外部から熱エネル
ギーを加えることなく容易に達成することができる。好
ましくは混合物温度は水の沸点よりも10℃以上高くし
、十分撹拌して混合物の内部からの水分の蒸発を助長す
るようにする。混合物温度を水の沸点以上に維持するの
に反応熱では十分でない場合に他の加熱手段を用いても
よいが、外部より熱エネルギーを加えるのは有利な方法
ではなく、好ましくは焼酎製造の蒸留工程において高温
面に加熱され、未だ冷えていない状態の焼酎蒸溜廃液を
用いる。
両者の添加混合はバッチ式でも流通式でもよいが、水分
が蒸発し得る開放条件下または真空ポンプ等により吸引
した条件下で混合を行なう。
なお、生石灰は石灰石の熱分解によって得られたものが
一般的であるが、化学品としての高純度の酸化カルシウ
ムを用いてもよいことは勿論である。
[作用] 焼酎蒸溜廃液に生石灰を添加混合すると、生石灰と水と
の反応により水が消費されると共にこの反応による発熱
によって水の蒸発が促進される。
これにより外部から熱エネルギーを加えることなく、焼
酎蒸溜廃液を短時間で固体状に転換することができる。
得られた固体状り価物は、生石灰と水との反応物である
消石灰を含有しているので、アルカリ剤として有用であ
るが、DH4〜5の酸性の焼酎蒸溜廃液によって一部中
和されているので、これを肥料または土壌改良剤として
用いた場合に植物に対するアリカリ阻害が少ないという
効果がある。また、焼酎蒸溜廃液に由来するミネラル、
アミノ酸、さらにリボフラビン、パントテン酸、ビオチ
ンなどのビタミンを含有しているので、肥料または土壌
改良剤として付加価値の高いものとなる。特に、本発明
方法によれば焼酎蒸溜廃液中の微生物を工程中に死滅さ
せることができるが、一方、前記各栄a素は損うことな
く固体状に転化することができる。
L実施例] 以下本発明の詳細な説明する。
実施例1 tj藷焼酎を製造してVlられた表1に示す組成の焼酎
蒸溜廃液(90℃、  l)84.1) 28kgを混
合容器に入れ、これに生石灰(15℃)20kaを投入
し、100100rp攪拌混合を行った。混合開始30
秒後より激しく反応し、混合物の温度は150℃に上冒
した。混合開始5分後に完全に反応が終了し、遊離水分
30重置火の消石灰粉末40kaが得られた。
表1 [発明の効果] 以上説明した通り本発明によれば、焼酎蒸溜廃液を低コ
スト、低エネルギーで固体状に転換することができ、し
かも得られたものは肥1”l、土壌改良剤として付加価
値の高いものとなるため極めて効果的に廃液を利用する
ことができる。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)焼酎蒸留廃液と生石灰とを混合して固体状となし
    たことを特徴とする焼酎蒸留廃液を原料とする固体状有
    価物。
  2. (2)前記固体状有価物が粉末状である特許請求の範囲
    第(1)項に記載の固体状有価物。
  3. (3)前記固体状有価物が顆粒状である特許請求の範囲
    第(1)項に記載の固体状有価物。
  4. (4)前記固体状有価物が塊状である特許請求の範囲第
    (1)項に記載の固体状有価物。
  5. (5)焼酎蒸留廃液と生石灰とを、反応熱により混合物
    温度が水の沸点以上に上昇する条件にて混合することを
    特徴とする、焼酎蒸溜廃液を原料とする固体状有価物の
    製造法。
  6. (6)焼酎蒸留廃液100重量部に対して5重量部以上
    の生石灰を添加混合する特許請求の範囲第(5)項に記
    載の製造法。
  7. (7)常圧条件下で混合温度を100℃以上とする特許
    請求の範囲第(5)項または第(6)項に記載の製造法
  8. (8)前記所定量の生石灰を5分以内に添加混合する特
    許請求の範囲第(5)項乃至第(7)項のいずれかに記
    載の製造法。
JP61308203A 1986-12-26 1986-12-26 焼酎蒸留廃液を原料とする固体状有価物及びその製法 Pending JPS63162592A (ja)

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Cited By (5)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008088008A (ja) * 2006-09-29 2008-04-17 Taiheiyo Material Kk 焼酎蒸留廃液の処理物を原料とした混和材料および膨張材
JP2008088007A (ja) * 2006-09-29 2008-04-17 Taiheiyo Material Kk 焼酎蒸留廃液の処理物を原料としたセメントおよびセメント組成物
JP2008086883A (ja) * 2006-09-29 2008-04-17 Taiheiyo Material Kk 焼酎蒸留廃液の処理方法および処理物
JP2009171932A (ja) * 2008-01-28 2009-08-06 Kagoshima Univ 水生生物用固形化材料、その製造方法及びアミノ酸固形化材料の製造方法
JP2012046403A (ja) * 2010-08-24 2012-03-08 Takuichiro Kendo 有機質入り消石灰の製造法

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JPS50121061A (ja) * 1974-02-28 1975-09-22
JPS5575988A (en) * 1978-11-30 1980-06-07 Kyowa Hakko Kogyo Kk Treatment of fermentation waste liquid

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