JPS63162346A - 自動車用シ−トのウオ−クイン装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 且つシートクッションを前方へ移動させるための自動車
用のウオークイン装置に関する。

従来の技術 自動車用のウオークイン装置の従来の代表例が、実開昭
６０−７２３４号公報に示されるが、を固定し、このロ
アレール２にアッパレール４を摺動自在に嵌合させる。

これらレール２．４は、シート５の両側に位置する。ア
ッパレール４にロックレバ−ブラケット６を固定し、こ
のブラケット６にロックレバ−γを枢支させる。

ロックレバ−７をロックプレート３に係合させることで
、両レール２．４は固定関係を保ち、ロックレバ−７を
ロックプレート３から解放すると、アッパレール４はロ
アレール２に対し前後方向に摺動自在となる。両口ツク
レバ−７をワイヤー８で連結し、一方のロックレバ−７
をケーブル９を介してシートバック１０に連結させるう
ウオークインペダル１１が、シートバック１０のフレー
ムとアッパレール４に固定されとロアアーム１２との固
定関係が解除され、シートバック１０の前倒しが可能と
なる。それ故、ウオークインペダル１１を踏込んだまま
、シートバック１０を矢印Ａ方向に前倒しすると、ケー
ブル９が引張られることになり、ワイヤ８で結合された
ロックレバ−７が矢印Ｂ方向へとピン１３まわりに回動
する。この結果、ロックレバ−７がロックプレート３か
ら解放され、アッパレール４がロアレール２に対し、摺
動自在となる。かくして、シート５を矢印Ｃ方向へと移
動させ、シート５と後席との間の幅が拡がり、乗員の後
席への乗降が容易となる。

本発明が解決しようとする問題点 後席への乗降が終了した後、シート５を後方へ戻し、シ
ートバック１０を後方へ適宜倒す。

これにより、ケーブル９が再びロックレバ−７をロック
プレート３に係合させ、両レール２．４が固定関係とな
る。

しかしながら、シート５の後方への戻し量及びシートバ
ック１０の後倒し量は、感でなし、乗員がシート５に着
席した後、シート５の前後方向の位置、並びにシートバ
ック１０のリクライニング量を再調整する必要があった
。

勿論、再調整を必要としないようにするために、メモリ
ー機構をウオークイン装置に組込むことは可能である。

しかし、メモリー機構の組込みは、コスト高を招くこと
になる。それ故に、コスト高とならず、しかも、シート
の前述した如き再調整を必要しない装置が望まれている
。

本発明は、このような装置を提供することを解決すべき
課題とする。

問題点を解決するための手段 本発明は、前述した問題点を解決するために、アツノや
レールに対しロアアームを回動可能に支、　この概念ヲ
、車体側に固定されたロアレール、該ロアレールに対し
摺動可能であり且つシートを支持するアッパレール、前
方部を前記アッパレールに枢支し且つ後方部を係脱機構
を介してＫａ　記アツ／ぐレールに保持させたロアアー
ム、該ロアアームに結合されたシートバック用のアッパ
レール、シートクッション用のシートパンの前方部を前
記アッパレールに連結するリンク、および前記シートパ
ンの後方部を前記ロアアームに枢支させる装置を有し、
前記係脱機構により前記ロアアームと前記アッパレール
との保持を解放させると前記リンク及び前記ロアアーム
が前記アツノやレールに対し回動自在となり、前記シー
トパンク及びシートクッションを回転させながら前方へ
移動可能なことを特徴とする自動車用シートのウオーク
イン装置を提供することで、具体化させるものである。

作用 後席に対する乗降に際しては、係脱機構を介してロアア
ームとアッパレールとの固定関係を解除する。この状態
でシートバックを前方へ倒すと、シートクッションがリ
ンクにより、又、ロアアームがその前方部を中心に回動
することになり、第１図に仮想線で示す位置にシートを
移動でき、後席に対する乗降は容易となる。シートを戻
すと、シートは必ず、第１図の実線で示す元の位置に復
帰する。即ち、前述した操作では、リクライニング機構
及びアッパレールをロアレールに対し摺動させる機構を
動かしていないので、シートは必ず原位置に戻ることに
なる。

実施例 第１−４図を参照する。車体側に固定された対のロアレ
ール１４に、アラｔ９　Ｌ／−ル１５を嵌合させる。両
レール１４．１５のロック及びそのレリース機構の説明
及び図示は省略する。アツノ４１／−ル１５の前方部に
ブラケット１６を固定し、ブラケット１６とクッション
パン２９との間にリンク１７の両端を夫々枢支させる。

そして、シートの左右何れか一方のアッパレール側のブ
ラケット１６と、他方のアッパレール側のリンク１７と
の間に、リンク１γを前方へ回動付勢するトーションバ
ー３３が配設される。

シートハック３５を支持するアッパアーム１９に、公知
のリクライニング機構２０を介して連結されるロアアー
ム２１の前方部を、アッパレール１５に固定されたヒン
ジプレート２２にピン２３を用いて枢支させる。第３図
に示すように、アツノやレール１５の後方部にロックピ
ン２４を固定したサポートブラケット３２を固着する。

連結棒２５の両端に支持されたヒンジピン２６を各ロア
アーム２１に枢支させる。このピン２６の一方に、ウオ
ークインレバー２７とラチェット２８を固定させる。又
、このピン２６ニクツシヨンノやン（又はフレーム）　
２９　ヲ！支させる。ピン２６に固定されたスプリング
フック３０に一端を係止させたスプリング３１の他端を
ロアアーム２１の適所に固定させる。

図示した状態では、ラチェット２８とロックビン２４と
力係合しているので、ロアアーム２１がアッパレール１
５に対して固定関係となっており、シート３４は着座自
在となっている。

後席に対する乗降が必要の時には、ウオークインレバー
２７を引張り、ヒンジビン２６をスプリング３１の附勢
力に抗して回動させ、ラチェット２８も同時に回動させ
る。ラチェット２８の回動は、やがては、ピン２４とラ
チェット２８との係止を解放し、ロアアーム２１をピン
２３を中心忙して回動可能とさせる。

ラチェット２８とロックビン２４との係合が解放された
後、トーションバー３３の付ｅ力により、シート３４が
前方へ倒れる。

この結果、第４図の仮想で示す如く、ロアアーム２１が
ピン２３まわりに、又、シートクッション３６の前方部
がリンク１γによりその位置を変え、シートバック３４
とシートクッション３６は夫々回転しながら前方へ移動
し、前席と後席との間を広くさせる。

後席に対する乗降が終了後、シートツクツク３５を後方
へ倒す。シートバック３５の後方への倒しは、ロアアー
ム２１及びリンク１７も回動し、シートバック３５及び
シートクッション３６を元の位置に復帰させ且つスプリ
ング３１の附勢力を受けたピン２６が回動しラチェット
２８をロックビン２４に係合させる。かくして、ロアア
ーム２１がアッパレール１５に再び固定される。即ち、
第４図の実線で示す位置にシート３４が戻ることになる
。このようなシート３４の動きの際、リクライニング機
構２０及びアッパレール１５は全く動きを示さない。従
って、シート３４は常に、元の位置に戻ることになる。

効果 本発明では、シートクッションをロアアームに対し保持
させているので、シートバックの前倒し時に、シートク
ッションも前方へ移動することになる。このため、乗降
時の定まわりスペースが広くなる。たとえば、このこと
は、シートクッションを移動させない場合を想定すると
良く理解できよう。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一例の斜視図、第２図はロックピンま
わりの部分拡大図、第３図は第２図の矢視■−■よりみ
た断面図、第４図はシートの移動を示す側面図、第５図
は従来例を示す側面図、および第６図は従来のロックレ
バ−を示す正面図である。 図中：１４・・・ロアレール、１５・・・アッパレール
、１７・・・リンク、１９・・・アッパアーム、２１・
・・ロアアーム、２３・・・ヒンジビン、２４・・・ロ
ックピン、２６・・・ピン、２７・・・ウオークインレ
バー、２８・・・ラチェット、３５・・・シートバック
、３６・・・シートクッション。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 車体側に固定されたロアレール、該ロアレールに対し摺
   動可能であり且つシートを支持するアッパレール、前方
   部を前記アッパレールに枢支し且つ後方部を係脱機構を
   介して前記アッパレールに保持させたロアアーム、該ロ
   アアームに結合されたミートバック用のアッパレール、
   シートクッション用のシートパンの前方部を前記アッパ
   レールに連結するリンク、および前記シートパンの後方
   部を前記ロアアームに枢支させる装置を有し、前記係脱
   機構により前記ロアアームと前記アッパレールとの保持
   を解放させると前記リンク及び前記ロアアームが前記ア
   ッパレールに対し回動自在となり、前記シートバック及
   びシートクッションを回転させながら前方へ移動可能な
   ことを特徴とする自動車用シートのウォークイン装置。